JPH11297101A - 可搬式ライト - Google Patents

可搬式ライト

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JPH11297101A
JPH11297101A JP9735898A JP9735898A JPH11297101A JP H11297101 A JPH11297101 A JP H11297101A JP 9735898 A JP9735898 A JP 9735898A JP 9735898 A JP9735898 A JP 9735898A JP H11297101 A JPH11297101 A JP H11297101A
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JP
Japan
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generator
light
light emitting
dynamo
capacitor
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Application number
JP9735898A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Inoue
上 潔 井
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Ishifuku Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Ishifuku Metal Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高効率で発光する可搬式ライトを提供する。 【解決手段】 発電機の回転部の慣性を小さくし、高速
度で発電機を回転させると共に、交流発電機と発光素子
の間に、整流器と蓄電器を挿入して高効率で発光するよ
う構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動又は自転車のリ
ム、更には門扉の開閉操作などによって、エネルギーを
供給するようにした発光器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、交流のまま電球などの発光素子
と接続していたので能率が低く、長時間の利用が困難で
あった。即ち、発光のため2.5V、200 mA、即ち0.5W程度
の出力を要するのに対し、0.8 〜1W 程度の機械入力を
必要とし、特に手操作式のものは操作に相当の握力を要
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】軽量で、軽快に操作で
き、高効率で発光する可搬式ライトを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】発電機を駆動する装置と
して、高効率、低摩擦樹脂製のギヤを用い、特に手動型
のものにあっては、増速ギヤの段数を4段程度とし、回
転駆動速度を50倍〜100 倍程度に増大させると共に、例
えばボール型とかローラ型の高効率のワンウェークラッ
チを用いて、高速度で発電機を回転させると共に、交流
発電機と発光素子の間に、整流器と蓄電器を直列に挿入
して高効率で発光するよう構成する。即ち、発電機を高
速で回転させ、高周波交流を発電し、その出力を整流し
てから充分に蓄電器に充電する回路を設ける。
【0005】
【作用】従来方式の機械的な発電機回転子を含む質量を
Mとしたとき、機械的な回転運動体のエネルギーの総和
は、
【数1】 ここで、ω:角速度、 I:慣性能率(質量MがZ軸よりLなる距離のとき I
=ML2 ) θ:剛体の回転角
【0006】即ち、角速度と慣性モーメントでエネルギ
ーを蓄えるものである。このときエネルギーを大きくす
るために回転部の質量Mを大きくする必要があり、フラ
イホイールを設けるなどのため、重量が重くなってい
た。一方、電気的に蓄えられるエネルギーをEe とすれ
ば、
【数2】 ここで、C:静電容量、V:蓄電器充電電圧
【0007】指などによる入力エネルギーをどのように
蓄えるかという点に関しては、式1相当の機械的なエネ
ルギーで蓄えても、電気的エネルギーとして式2で蓄え
ても同じ結果である。然しながら、電気的にエネルギー
を蓄えたときは、機械的にエネルギーを蓄えるときより
も装置が軽く、しかも瞬発力を利用することが容易とな
るばかりでなく、急速回転したときも安全にエネルギー
を蓄えられ、発光器に対しても過電流等の抑制が容易に
なるという効果もある。又、高性能磁石を利用して、発
電機を小型化し、その慣性能率を小さくしてもエネルギ
ーの貯蓄には支障がなく、然も発電機を高速回転せしめ
得るようになるので、発光効率が向上する。
【0008】本発明によれば、 (1) 軽量化が計れる。 (2) 高性能磁石を利用するため発電機が小型にな
り、装置もコンパクトにできる。 (3) 光源として一定パワー特性のものを用いるの
で、高効率となり、装置全体の効率が向上する。一定光
度としたとき、約10倍の効率向上となった。
【0009】特に前(3)項について言えば、光源とし
て半導体発光素子を用いたとき、その半導体発光エレメ
ントの端面の反射率を少なくとも10〜5程度%まで低く
し、傾斜ストライブ構造や端面部に電流を注入しない
で、端面において光を吸収するようにして、低コヒーレ
ンス性で発振(発光)させるようにすることが重要とな
る。光パワーと入力電流との比において、計算によれば
550 nm波長で60mAの電流により1.5 mWの出力が得られ
た。更に、100 mAの電流で4mWの光出力となる。
【0010】即ち、発光させて光増幅作用を行うように
したもので、GaAs、GaAlAsのnとpとWindow regionを
組み合わせたものを利用することができる。更にまた、
焼結樹脂マグネットについては、主として希土類系のも
のを用いることが推奨される。即ち、SmCo5 系、Sm2Co
17 系更にNdPd系、NdFdB系等の磁石基材が用いられ、
それらを結合する樹脂としてはナイロン6 、ナイロン6
6、ポリエチレン、ポリエチレンテフタレート、エポキ
シ、ポリエステル、ポリフェニレン等々が用いられ、こ
れらは混合して150 ℃〜200 ℃の温度で成形する。
【0011】樹脂混合率は重量比で8〜12%程度、容積
比で30〜50%することが望まし。また、成形時に縦磁界
を印加したとき、12〜14 MGO、横磁界の場合、14〜16 M
GO程度のエネルギープロダクツとなり、従来のフェライ
ト系の1〜4 MGOに比べて極めて有利で、1/3 程度にロ
ーターを小型化することができる。同方性無磁界成形で
得られるものは、7 〜10 MGO程度である。
【0012】以下、図面により本発明の実施例に就いて
説明する。図1は、波長560 nmで、光度2cdを得るため
の、異なった3種の発光素子の所要電力比を示すグラフ
であり、図2は本発明の係る手動式ライトの全体構成を
示す説明図、図3はその回路図である。図1に於いて、
横軸は点灯後の経過時間、縦軸は所要電力を示す。MGO
3.6で800Gのバリウムフェライト系磁石を有する発電機
を、通常のハンド駆動より駆動した(1Hz)。発電機の
回転数は 500〜1000 rpmとなり、20〜50Hzの交流出力が
得られた。蓄電器は5.5V、2000μF の容量のものを用い
て、3種のランプをテストしたところ、図1の特性が得
られた。而して、図中の曲線A、B及びCは以下のラン
プの特性を示すものである。 A:冷陰極放電管 B:白熱ランプ C:550 nmを中心とするガウス分布特性を有するGaAs系
半導体 但し、本発明ではランプの種類は限定されるものではな
い。
【0013】図2はレバー操作式の手持ランプの構成を
示す図、図3はその回路図であり、図中、Aは出力回
路、Bは発電機、Cはケースであり、更に、1は豆電
球、1aは豆電球1の入力端子、2は集光レンズ、3は
発電機Bのステーターコイル、、3aは共振用蓄電器、
3bは整流器、3cは電力蓄積用の蓄電器、4は発電機
のローター、即ち回転発電磁石、5は発電機3の出力軸
に同軸に設けられたピニオンギア、6は発電機3の出力
軸とピニオンギア5の間に設けられるワンウェイクッラ
チ、7は反射鏡、8は駆動用レバー、8aはaレバー8
に取り付けられたセグメント、9はレバー復帰バネ、10
は枢軸、11は電気制御部、12はスイッチング回路であ
る。
【0014】このライトを点灯するときは、ケースCを
手に持ち、レバー8に指を掛け、レバー8を往復回動さ
せ、ピニオンギア5を回転させる。レバー8が手指に押
され、レバー復帰バネ9の弾性力に抗して図中反時計方
向に回転するときは、ピニオンギア5の回転はワンウェ
イクッラチ6を介して発電機Bのローター4に伝達さ
れ、それを回転させる。レバー8が一方の移動終端に達
し、解放されると、レバー8は、レバー復帰バネ9の弾
性力により押し戻され、時計方向に回動するが、このと
きのピニオンギア5の回転トルクは、ローター4には伝
達されない。ローター4は慣性によって回転を続け、再
びレバー8が押され、図中反時計方向に回転するとき、
加速されることになる。
【0015】発電機Bのステーターコイル3には、共振
用蓄電器3aが直列に接続されており、このため発電機
Bからは高電圧電流が得られる。この出力電流は整流器
3bにより直流に変換され、電力蓄積用の蓄電器3cは
この整流器3bの出力電流により充電される。スイッチ
ング回路12がオンとされると、豆電球1は点灯される。
スイッチング回路12には、蓄電器3cの電圧に対応して
出力電流を一定に保つチョッパー回路を設けておくこと
が望ましい。そのようにしておくと、豆電球1が常に一
定の定格電流で点灯されることになるので、常時定格の
光度が得られると共に、過電流が流れなくなるので、豆
電球1が規定された一定の使用時間確実に使用できるよ
うになり、好都合である。
【0016】
【実施例1】上記図1に示したデータを得るため用いた
発電機Bのステーターコイル3の出力側に共振用蓄電池
として0.48μF50V耐圧フィルムコンデンサを挿入したと
き、出力電圧は6.5Vとなり、共振用コンデンサを使用し
ない場合の約2倍に上昇させることができた。蓄積エネ
ルギーは4倍となった。
【0017】
【実施例2】見掛けの容積百分比で、#100 のポリエチ
レン樹脂パウダー33%と、#800 のSmCo5 パウダー67%
とを混合し、180 ℃で放電焼結して4極磁石を得、これ
により発電機を組み立てたところ、同一出力のバリウム
フェライト系磁石を用いた発電機に比して約1/2.5 の体
積とすることができた。このとき、この磁気エネルギー
は12MGO であった。
【0018】本発明は叙上の如く構成されるから、本発
明によるときは、極めて軽量で効率の良い可搬式ライト
を提供できるものである。尚、本発明の構成は、叙上の
実施例に限定されるものでなく、その用途も、例えば、
門扉の開閉などに応じて点灯するようにしたり、各種の
インテリア、エクステリア用の光源とすることができ、
又、手動以外の力を利用し、多数の発光素子を並列化し
て大光源とする方式にも利用することができ、発電機や
その駆動方法、整流器やコンデンサー、光源、スイッチ
等は公知のものを採用して自由に設計変更し得るもので
あって、本発明はそれらの総てを包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、波長560 nmで、光度2cdを得るため
の、異なった3種の発光素子の所要電力比を示すグラフ
である。
【図2】図2は本発明の係る手動式ライトの全体構成を
示す説明図である。
【図3】図3は、図2に示した手動式ライトの回路図で
ある。
【符号の説明】
A 出力回路 B 発電機 C ケース 1 豆電球 1a 入力端子 2 集光レンズ 3 ステーターコイル 3a 共振用蓄電器 3b 整流器 3c 電力蓄積用蓄電器 4 ローター 5 ピニオンギヤ 6 ワンウェイクラッチ 7 反射鏡 8 駆動用レバー 8a セグメント 9 レバー復帰バネ 10 枢軸 11 電気制御部 12 スイッチング回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流発電機と、その回転駆動装置と、発
    光素子とを備えた可搬式ライトに於いて、交流発電機と
    発光素子の間に、整流器と蓄電器を直列に挿入して成る
    上記の可搬式ライト。
  2. 【請求項2】 手動発電式の手持型ライトであり、か
    つ、その交流発電機の回転駆動装置が、枢軸により一定
    の角度範囲内で往復回動自在に支承された手動式の駆動
    レバーと、駆動レバーに駆動回転方向とは逆方向の回転
    トルクを与えるスプリングと、駆動レバーに設けられた
    セグメントと、セグメントと噛み合い回転駆動されるピ
    ニオンギヤと、ピニオンギヤと交流発電機の駆動軸の間
    に設けられるワンウエイクラッチとから成る、請求項1
    に記載の可搬式ライト。
  3. 【請求項3】 自転車用のライトであり、かつ、その交
    流発電機の回転駆動装置が、発電機の主軸に取り付けら
    れ、自転車のリムに接触し回転駆動される摩擦輪である
    請求項1に記載の可搬式ライト。
  4. 【請求項4】 発光素子が豆電球である、請求項1ない
    し3の何れか一に記載の可搬式ライト。
  5. 【請求項5】 発光素子が半導体発光素子である、請求
    項1ないし3の何れか一に記載の可搬式ライト。
  6. 【請求項6】 発電機に希土類磁石や希土類系磁石の合
    成樹脂固化磁石、あるいは高エネルギーバリュームフェ
    ライト等の多極磁石を用いた請求項1ないし5の何れか
    一に記載の可搬式ライト。
JP9735898A 1998-04-09 1998-04-09 可搬式ライト Pending JPH11297101A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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