JPH11295560A - 光通信用モジュール及びその検査方法 - Google Patents

光通信用モジュール及びその検査方法

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JPH11295560A
JPH11295560A JP9751298A JP9751298A JPH11295560A JP H11295560 A JPH11295560 A JP H11295560A JP 9751298 A JP9751298 A JP 9751298A JP 9751298 A JP9751298 A JP 9751298A JP H11295560 A JPH11295560 A JP H11295560A
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JP
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semiconductor laser
optical
electrode
communication module
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JP9751298A
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Inventor
Toru Nishikawa
透 西川
Masahiro Mitsuta
昌弘 光田
Tomoaki Uno
智昭 宇野
Kenichi Matsuda
賢一 松田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザ素子の温度をパッケージの外部
から制御できると共に、光通信用モジュールの低価格化
及び小型化を実現できるようにする。 【解決手段】 パッケージ100の底部にはペルチェ素
子101が設けられ、ペルチェ素子101の上にはベー
ス102が固定されている。ベース102の上には半導
体レーザ素子103及びモニター用受光素子104が固
定されている。ベース102の上面には断面V字状の凹
状溝が光軸方向に延びるように形成され、該凹状溝には
光ファイバ105の入射部105aが嵌め込まれてい
る。ベース102の上側には、断面台形状の凹状溝を有
するファイバ押さえ部材106が固定されており、光フ
ァイバ105の入射部105aはベース102とファイ
バ押さえ部材106とにより狭持されている。ベース1
02には光軸と垂直な方向に延びる切欠き部107が形
成されており、切欠き部107の半導体レーザ素子10
3側の壁面に光ファイバ105の左端面が当接してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】光信号を光ファイバで双方向
に伝送する光伝送システムに使用される光通信用モジュ
ール及びその検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、センター局からデータや多チャン
ネルの映像情報等の光信号を加入者である一般家庭又は
その付近(電柱又は数戸の住宅の間)まで光ファイバを
用いて伝送する光加入者システムが提案され、検討され
ている。この光加入者システムに用いられる光通信用モ
ジュールは屋内だけでなく電柱等の屋外でも使用される
と考えられる。従って、屋内と比較して厳しい屋外の温
度条件下でも、光通信用モジュールを安定して動作させ
る必要がある。光通信用モジュールの光出力特性は温度
依存性が大きいので、環境温度に関係なく安定した光出
力特性を得るためには、光通信用モジュールの温度を一
定に保つ必要がある。
【0003】従って、光加入者システムに用いられる光
通信用モジュールにおいては、レーザ光を出射する半導
体レーザ素子の温度をパッケージの外部から制御できる
ことが好ましい。
【0004】そこで、光加入者システムに用いられる光
通信用モジュールとして、特開平9−21929号に記
載され、図11に示す構造のものが提案されている。
【0005】以下、従来の光通信用モジュールについて
図11を参照しながら説明する。
【0006】パッケージ10の底部にはペルチェ素子1
1が設けられており、該ペルチェ素子11の上には金属
製のレンズマウント12が載置されている。レンズマウ
ント12の上における中央部にはレーザマウント13が
固定され、該レーザマウント13は半導体レーザ素子1
4を保持している。レンズマウント12におけるレーザ
マウント13の右側には、半導体レーザ素子14から出
射されるレーザ光を集光する非球面レンズ15が設けら
れている。
【0007】パッケージ10の出射部10aには光アイ
ソレータ16が設けられていると共に、パッケージ10
の出射部10aにおける光アイソレータ16の内側には
気密用ガラス板17が固定されている。また、パッケー
ジ10の出射部10aには円筒状のファイバ固定部材1
8が固定され、該ファイバ固定部材18は光ファイバ1
9の一端に固定されたフェルール20を保持している。
【0008】レンズマウント12の上におけるレーザマ
ウント13の左側にはモニターマウント21が固定さ
れ、該モニターマウント21は、半導体レーザ素子14
から出射されるレーザ光をモニターするモニター用受光
素子22を保持している。また、レーザマウント12の
上におけるモニターマウント21の左側には、レンズマ
ウント12の温度を検出する温度検出器23が設けられ
ている。
【0009】パッケージ10は前述した各部材が収納さ
れた状態でキャップ24によって気密封止される。この
場合、パッケージ10の内部を長期間に亘って気密状態
に保つためにパッケージ10とキャップ24とは溶接さ
れていると共に、気密用ガラス17の周囲には金属膜が
形成され、該金属膜とパッケージ10とは半田により固
定されている。また、光アイソレータ16とパッケージ
10の出射部10aとの間も気密封止されている。
【0010】前記従来の光通信用モジュールにおいて
は、半導体レーザ素子14から出射されたレーザ光は非
球面レンズ15により光ファイバ19の一端部に結合し
た後、光ファイバ19を伝搬して該光ファイバ19の他
端部から出力信号光として出力される。
【0011】また、半導体レーザ素子14から出射され
るレーザ光の光出力をモニター用受光素子22によりモ
ニターすることによって、半導体レーザ素子14の光出
力が制御されると共に、レンズマウント12の温度は温
度検出器23及びペルチェ素子11によって制御され
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、光加入者システムに用いられる光通信用モジュー
ルにおいては、レーザ光を出射する半導体レーザ素子の
温度をパッケージの外部から制御できることが好ましい
と共に、光加入者システムの普及に伴って、光通信用モ
ジュールの低価格化及び小型化が望まれる。
【0013】ところが、前記従来の光通信用モジュール
においては、部品点数が多いので、低価格化及び小型化
が制約されるという問題がある。
【0014】前記に鑑み、本発明は、半導体レーザ素子
の温度をパッケージの外部から制御できると共に、光通
信用モジュールの低価格化及び小型化を実現できるよう
にすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る光通信用モジュールは、内部が気密に
保持されるパッケージと、パッケージの底部に固定さ
れ、外部から温度制御される冷却手段と、冷却手段の上
に固定されたベースと、ベースの上に固定され、レーザ
光を出射する半導体レーザ素子と、ベースの上に固定さ
れ、半導体レーザ素子から出射されたレーザ光の光出力
を検出するモニター用受光素子と、ベースの上に固定さ
れ、一端部に半導体レーザ素子から出射されたレーザ光
が入射され、他端部から出力信号光を出力する光ファイ
バとを備えている。
【0016】本発明の光通信用モジュールによると、冷
却手段の上に固定されたベースの上に半導体レーザ素子
が直接に固定されているため、半導体レーザ素子に発生
した熱はベースを介して冷却手段に直接に伝わると共に
ベースと半導体レーザ素子との間に半導体レーザ素子を
保持するレーザマウントが不要になる。また、半導体レ
ーザ素子から出射されたレーザ光は光ファイバに直接に
入射するため、半導体レーザ素子から出射されたレーザ
光を集光する集光レンズが不要になる。
【0017】本発明の光通信用モジュールは、ベースに
設けられ、光ファイバの他端部から入力された後、光フ
ァイバ内を伝搬する入力信号光を上方へ導く光分岐器
と、ベースの上に固定され、光分岐器により上方へ導か
れた入力信号光を受ける受信用受光素子とをさらに備え
ていることが好ましい。
【0018】本発明の光通信用モジュールは、ベースに
設けられ、光ファイバ内を伝搬する入力信号光が半導体
レーザ素子に進入することを阻止するインライン型の光
アイソレータをさらに備えていることが好ましい。
【0019】本発明の光通信用モジュールは、ベースに
設けられ、光ファイバの半導体レーザ素子に対する位置
を規制する光ファイバ位置決め手段をさらに備えている
ことが好ましい。
【0020】この場合、光ファイバ位置決め手段は、ベ
ースに光軸方向へ延びるように形成され、光ファイバが
嵌合されることにより光ファイバの光軸と垂直な方向の
位置を規制する凹状溝と、ベースに光軸と垂直な方向へ
延びるように形成され、半導体レーザ素子側の壁面に光
ファイバの一端部が当接することにより光ファイバの光
軸方向の位置を規制する切り込み溝とを有していること
が好ましい。
【0021】本発明の光通信用モジュールは、冷却手段
に設けられ、ベースの冷却手段に対する位置を規制する
ベース位置決め手段をさらに備えていることが好まし
い。
【0022】この場合、ベース位置決め手段は、冷却手
段の上面に形成され、ベースが嵌合可能な形状を有する
凹部であることが好ましい。
【0023】また、この場合、ベース位置決め手段は、
冷却手段の上面に形成されたアライメントマークである
ことが好ましい。
【0024】本発明の光通信用モジュールにおいて、冷
却手段はペルチェ素子であることが好ましい。
【0025】本発明の光通信用モジュールにおいて、半
導体レーザ素子は、分布帰還型のレーザ素子、ポンプレ
ーザ、狭放射角レーザ素子又はスポットサイズ変換レー
ザ素子であることが好ましい。
【0026】本発明の光通信用レーザ素子において、光
ファイバは、半導体レーザ素子のスポット径とほぼ等し
いコア径を有する単一モードの光ファイバであることが
好ましい。
【0027】本発明の光通信用モジュールにおいて、半
導体レーザ素子はベースに、鉛を有しない鉛フリー半田
によって固定されていることが好ましい。
【0028】本発明の光通信用モジュールにおいて、ベ
ースは冷却手段に、鉛を有しない熱伝導性ペーストによ
って固定されていることが好ましい。
【0029】本発明の光通信用モジュールにおいて、ベ
ースの下面には金属蒸着層が形成されていることが好ま
しい。
【0030】本発明の光通信用モジュールは、ベースの
上面に形成されており、ベースの上面に形成され半導体
レーザ素子の下部電極と直接に接続された第1の外部電
極と電気的に接続されている第1の検査用電極と、ベー
スの上面に形成されており、ベースの上面に形成され半
導体レーザ素子の上部電極とボンディングワイヤにより
接続された第2の外部電極と電気的に接続されている第
2の検査用電極と、ベースの上面に形成されており、ベ
ースの上面に形成されモニター用受光素子の下部電極と
直接に接続された第3の外部電極と電気的に接続されて
いる第3の検査用電極と、ベースの上面に形成されてお
り、ベースの上面に形成されモニター用受光素子の上部
電極とボンディングワイヤにより接続された第4の外部
電極と電気的に接続されている第4の検査用電極とをさ
らに備えていることが好ましい。
【0031】本発明に係る光通信用モジュールの検査方
法は、ベースの上に固定され、レーザ光を出射する半導
体レーザ素子と、ベースの上に固定され、半導体レーザ
素子から出射されたレーザ光の光出力を検出するモニタ
ー用受光素子と、ベースの上に固定され、一端部に半導
体レーザ素子から出射されたレーザ光が入射され、他端
部から出力信号光を出力する光ファイバと、ベースの上
面に形成され、半導体レーザ素子の下部電極と電気的に
接続された第1の検査用電極と、ベースの上に形成さ
れ、半導体レーザ素子の上部電極と電気的に接続された
第2の検査用電極と、ベースの上面に形成され、モニタ
ー用受光素子の下部電極と電気的に接続された第3の検
査用電極と、モニター用受光素子の上部電極と電気的に
接続された第4の検査用電極とを有する光通信用モジュ
ールの検査方法であって、第1の検査用電極に第1のプ
ローブ針を接触させると共に第2の検査用電極に第2の
プローブ針を接触させ、第1のプローブ針と第2のプロ
ーブ針との間に検査用電流を印加する電流印加工程と、
第3の検査用電極に第3のプローブ針を接触させると共
に第4の検査用電極に第4のプローブ針を接触させ、第
3のプローブ針と第4のプローブ針との間に流れる電流
を検出する電流検出工程と、電流検出工程において検出
された電流に基づき、半導体レーザ素子の電気特性を検
査する検査工程とを備えている。
【0032】本発明の光通信用モジュールの検査方法に
よると、第1のプローブ針と第2のプローブ針との間に
検査用電流を印加することにより、第1の検査用電極と
第2の検査用電極との間ひいては半導体レーザ素子の下
部電極と上部電極との間に検査用電流を印加することが
できると共に、第3のプローブ端子と第4のプローブ端
子との間の電流を検出することにより、第3の検査用電
極と第4の検査用電極との間に流れる電流ひいてはモニ
ター用受光素子の下部電極と上部電極との間に流れる電
流を検出することができる。
【0033】本発明の光通信用モジュールの検査方法に
おいて、第1の検査用電極は、ベースの上に形成され半
導体レーザ素子の下部電極と直接に接続された第1の外
部電極と電気的に接続されており、第2の検査用電極
は、ベースの上に形成され半導体レーザ素子の上部電極
とボンディングワイヤにより接続された第2の外部電極
と電気的に接続されており、第3の検査用電極は、ベー
スの上に形成されモニター用受光素子の下部電極と直接
に接続された第3の外部電極と電気的に接続されてお
り、第4の検査用電極は、ベースの上に形成されモニタ
ー用受光素子の上部電極とボンディングワイヤにより接
続された第4の外部電極と電気的に接続されていること
が好ましい。
【0034】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係る光通信用モジュールについて図
1〜図4を参照しながら説明する。図1は光通信用モジ
ュールの側方断面図、図2はキャップを取り除いた状態
の光通信用モジュールの平面図、図3は図1におけるII
I−III 線の断面図、図4は図1におけるVI−VI線の断
面図である。
【0035】パッケージ100の底部には冷却手段とし
てのペルチェ素子101が設けられており、該ペルチェ
素子101の上には方形板状のベース102が固定され
ている。ベース102をペルチェ素子101に固定する
方法としては、半田付け又は樹脂等の接着剤が挙げられ
が、鉛が含まれていない鉛フリー半田又は鉛フリーペー
ストを用いると、人体に対する悪影響を防止できる。
【0036】また、ベース102をペルチェ素子101
に熱伝導性ペーストによって固定したり、ベース102
の下面に金属蒸着層を形成したりすると、ベース102
とペルチェ素子101との間の熱伝導性を向上させるこ
とができる。
【0037】ベース102の上における図1及び図2の
左側には、例えば波長1.3μm帯のレーザ光を出射す
る半導体レーザ素子103と、該半導体レーザ素子10
3から出射されるレーザ光の強度をモニターするフォト
ダイオードからなるモニター用受光素子104とが画像
認識により高精度に搭載されている。
【0038】ベース102の上面における半導体レーザ
素子103が搭載されている部分よりも右側には、図4
に示すように、断面V字状の凹状溝が光軸方向に延びる
ように形成されており、該凹状溝には単一モードの光フ
ァイバ105の入射部105aが嵌め込まれている。
【0039】ベース102の中央部の上側には、断面台
形状の凹状溝を有するファイバ押さえ部材106が固定
されており、光ファイバ105の入射部105aは、ベ
ース102の凹状溝の両壁面とファイバ押さえ部材10
6の底面との3点によって狭持されている。
【0040】ベース102における半導体レーザ素子1
03が搭載されている部分の右側には、光軸と垂直な方
向に延びる切欠き部107が形成されている。切欠き部
107の半導体レーザ素子103側の壁面に光ファイバ
105の左端面(入射端面)が当接しており、これによ
って、半導体レーザ素子103と光ファイバ105の左
端面(入射端面)との距離が規制されている。
【0041】光ファイバ105の入射部105aが3点
によって狭持されていること及び光ファイバ105の入
射端面が切欠き部107の壁面に当接していることによ
って、パッシブアライメント方式でサブミクロンオーダ
ーの光軸調整が可能になっている。
【0042】ベース102の上面における切欠き部10
7よりも左側には、半導体レーザ素子103に電流を印
加したり又はモニター用受光素子104に生じる電流を
検出したりするための外部電極108が設けられてお
り、該外部電極108は外部リード109とボンディン
グワイヤ110によって電気的に接続されている。ま
た、ペルチェ素子101と外部リード109ともボンデ
ィングワイヤ110によって電気的に接続されている。
【0043】パッケージ100における右側の壁部には
光ファイバ105を保持するための筒状部111がパッ
ケージ100と一体に設けられており、該筒状部111
に挿通されている光ファイバ105のジャケット部10
5bは筒状部111に固定用樹脂112によって固定さ
れている。尚、パッケージ100の内部の気密性を向上
させるためには、光ファイバ105のジャケット105
bの表面に金属層(図示は省略している。)を形成し、
該金属層と筒状部111とを半田によって固定すること
が好ましい。
【0044】モジュール100の内部に前述した各部材
を搭載した後、モジュール100の上部開口部はキャッ
プ113によって気密封止されている。キャップ113
をモジュール100に固定する手段としては、溶接、半
田付け又は樹脂等の接着剤が挙げられ、溶接、半田付け
及び接着剤の順に、気密性は劣るがコスト的には有利に
なる。この場合、鉛が含まれていない鉛フリー半田又は
鉛フリーペーストを用いると、人体に対する悪影響を防
止できる。
【0045】ところで、ベース102の上に半導体レー
ザ素子103、モニター用受光素子104及び光ファイ
バ105を高精度に実装するために、ベース102の上
には画像認識用のアライメントマーク(図示は省略して
いる。)及び断面V字状の凹状溝を高精度に加工する必
要がある。また、半導体レーザ素子103から発生する
熱をベース102を介してペルチェ素子101に効率良
く放散させる必要がある。
【0046】従って、ベース102を構成する材料とし
ては、加工が容易で且つ熱伝導率の良いシリコンの単結
晶が好ましい。シリコンの単結晶は、フォトリソグラフ
ィー、異方性エッチング及び金属蒸着等の半導体プロセ
スを駆使して非常に高精度な形状に加工することができ
る。また、シリコンの単結晶は熱伝導性が良いため、半
導体レーザ素子103のヒートシンクとしても十分な役
割を果たすことができる。
【0047】半導体レーザ素子103としては、レーザ
光を光ファイバ105の入射端面に高い結合効率で結合
するために、狭放射角レーザ素子のようにスポットサイ
ズが大きいものが好ましい。
【0048】通常のスポットサイズを持つ半導体レーザ
素子103を用いる場合には、半導体レーザ素子103
のスポットサイズと同程度のコア径を持つ光ファイバ1
05を使用して、レーザ光を光ファイバ105の入射部
105aに直接に結合させることにより、高い結合効率
を得ることができる。例えば、光ファイバ105のコア
部の径と半導体レーザ素子103のスポットサイズとの
差を約3.0μm以下にすると、80%程度の結合効率
が得られる。
【0049】また、半導体レーザ素子103としては、
光通信用モジュールが波長多重システムの光信号出力源
として用いられ単一波長で発振する必要がある場合に
は、狭放射角機能を有するDFB(分布帰還型)レーザ
素子が好ましく、光通信用モジュールがファイバアンプ
等のように非常に高い出力が求められる場合には、長い
共振器長を有するポンプレーザ素子が好ましい。
【0050】モニター用受光素子104としては、導波
路型又はエッチング面取ミラー型等の端面入射型のフォ
トダイオードを用いることが好ましい。
【0051】(第1の実施形態の第1変形例)ところ
で、パッケージ100の内部の気密性を向上させるため
には、筒状部111と光ファイバ105のジャケット1
05bとの隙間は小さい方が好ましく、該隙間を小さく
するためには、ベース102を高精度でペルチェ素子1
01に実装する必要がある。
【0052】そこで、第1の変形例においては、図5に
示すように、ペルチェ素子101の上部にベース102
が嵌合可能な大きさの位置決め用凹部120が設けられ
ていると共に、位置決め用凹部120の底面に画像認識
用のアライメントマーク121が形成されている。
【0053】尚、図示は省略したが、パッケージ100
の底部にペルチェ素子101が嵌合可能な大きさの位置
決め用凹部を設けたり、画像認識用のアライメントマー
クを設けたりしてもよい。
【0054】このようにすると、ベース102のパッケ
ージ100に対する位置精度が向上するため、パッケー
ジ100の筒状部111と光ファイバ105のジャケッ
ト105bとの隙間を小さくして、パッケージ100の
内部の気密性を向上させることができる。
【0055】(第1の実施形態の第2変形例)ところ
で、第1の実施形態に係る光通信用モジュールにおいて
は、光ファイバ105のピッグテールがパッケージ10
0から突出している。このため、光ファイバ105のピ
ッグテールがパッケージ100から突出した状態で、光
ファイバ105の入射部105aをベース102に固定
する作業が必要になるので、生産性が損なわれたり、ま
た、光通信用モジュールの占有面積が大きくなって量産
性が損なわれる等の問題がある。
【0056】そこで、第2変形例においては、図6に示
すように、ジャケット105bを有しない第1の光ファ
イバ105A(光通信用モジュールを構成する光ファイ
バ)におけるパッケージ100の筒状部111に挿入さ
れる部分に第1のフェルール131を固定すると共に、
ジャケット105bを有する第2の光ファイバ105B
(光伝送路を構成する光ファイバ)におけるジャケット
105bが取り除かれた先端部に第2のフェルール13
2を固定し、第1のフェルール131と第2のフェルー
ル132とを割スリーブ133によって固定している。
また、第2の光ファイバ105Bと第2のフェルール1
32とは筒状の連結部材134によって一体化されてい
る。
【0057】このようにすると、第1の光ファイバ10
5Aの入射部105aをベース102に固定する際に
は、第1の光ファイバ105Aと第2の光ファイバ10
5Bとを分離しておくことができるため、生産性が向上
すると共に、光通信用モジュールの占有面積が小さくな
るので量産性も向上する。
【0058】また、第1の光ファイバ105Aに固定さ
れた第1のフェルール131と第2の光ファイバ105
Bに固定された第2のフェルール132とは割スリーブ
133によって一体化されているため、0.3dB以下
の低い損失で第1の光ファイバ105Aと第2の光ファ
イバ105Bとを接続することができる。
【0059】従って、第2変形例によると、光通信用モ
ジュールの生産ラインの省スペース化が可能になると共
に、光通信用モジュールのハンドリングが容易になるた
め生産ラインの自動化率を向上させることができる。
【0060】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係る光通信用モジュールについて図7を参照
しながら説明する。図7は光通信用モジュールの側方断
面図であるが、図7においては、パッケージ及びキャッ
プは図示を省略している。
【0061】第2の実施形態に係る光通信用モジュール
は、信号光を出力する光送信機能と信号光が入力される
光受信機能とを併せ持つ複合機能型の光通信用モジュー
ルである。
【0062】第2の実施形態においても、第1の実施形
態と同様、ペルチェ素子201の上には方形板状の送信
用ベース202が設けられており、該送信用ベース20
2の上には半導体レーザ素子203及びモニター用受光
素子204が高精度に搭載されている。また、送信用ベ
ース202の上面には断面V字状の凹状溝が光軸方向に
延びるように形成されており、該凹状溝には単一モード
の光ファイバ205が嵌め込まれている。送信用ベース
202の中央部の上側には、断面台形状の凹状溝を有す
るファイバ押さえ部材206が固定されており、光ファ
イバ205は送信用ベース202の凹状溝の両壁面とフ
ァイバ押さえ部材206の底面との3点によって狭持さ
れている。さらに、送信用ベース202における半導体
レーザ素子203が搭載されている部分の右側には、光
軸と垂直な方向に延びる切欠き部207が形成されてお
り、該切欠き部207の半導体レーザ素子203側の壁
面に光ファイバ205の左端面(入射端面)が当接して
いる。
【0063】第2の実施形態の特徴として、ペルチェ素
子201の上には受信用ベース210が搭載されてお
り、該受信用ベース210の中央部には光ファイバ20
5に対して所定角度を持つように光分岐器211が挿入
されている。光分岐器211は、半導体レーザ素子20
3から出射された後、光ファイバ205のコア部を左方
から右方に伝搬する出力信号光を通過させる一方、光フ
ァイバ205の右端部から入射された後、光ファイバ2
05のコア部を右方から左方に伝搬する入力信号光を上
方に導く。受信用ベース210の上面における光分岐器
211の上側には、光分岐器211によって上方へ導か
れた入力信号光を受光する受信用受光素子212が設け
られている。
【0064】また、受信用ベース202における右側部
分にはインライン型の小型アイソレータ213が挿入さ
れており、光ファイバ205を伝搬する入力信号光が半
導体レーザ素子203に進入することが防止されてい
る。光ファイバ205の伝送経路にインライン型の小型
アイソレータ213を挿入することは、半導体レーザ素
子203として、外部から入射する光の影響を受けやす
いDFBレーザ素子を用いる場合に特に有効である。
【0065】第2の実施形態においては、入力信号光の
波長、出力信号光の波長及び光分岐器211の種類を選
択することによって、各種の用途に対応できる光通信用
モジュールを実現することができる。以下、光通信用モ
ジュールの用途、入力信号光及び出力信号光の波長並び
に光分岐器211の種類について説明する。
【0066】(1) 波長1.3μm帯の信号光を送信する
送信機機能と、波長1.55μm帯の信号光を受信する
受信機能とを併せ持つ光通信用モジュールの場合には、
半導体レーザ素子203の発振波長を1.3μm帯と
し、受信用受光素子212の受信波長を1.55μm帯
とし、光分岐器212としては1.3μm帯の光を通過
させる一方、1.55μm帯の光を反射させるWDM型
フィルター(多重伝送型フィルター)を用い、小型アイ
ソレータ213としては半導体レーザ素子203から出
射される光が外部に出射されるような透過方向を有して
おればよい。また、受信用受光素子212としては、
1.55μm帯の光を感じないパスバンド型であること
が好ましい。
【0067】(2) 波長1.55μm帯の信号光を送信す
る送信機機能と、波長1.3μm帯の信号光を受信する
受信機能とを併せ持つ光通信用モジュールの場合には、
半導体レーザ素子203の発振波長を1.55μm帯と
し、受信用受光素子212の受信波長を1.3μm帯と
し、光分岐器212としては1.55μm帯の光を通過
させる一方、1.3μm帯の光を反射させるWDM型フ
ィルターを用い、小型アイソレータ213としては半導
体レーザ素子203から出射される光が外部に出射され
るような透過方向を有しておればよい。
【0068】(3) 波長1.3μm帯の信号光を送信する
送信機機能と、波長1.3μm帯の信号光を受信する受
信機能とを併せ持つ光通信用モジュールの場合には、半
導体レーザ素子203の発振波長を1.3μm帯とし、
受信用受光素子212の受信波長も1.3μm帯とし、
光分岐器212としては1.3μm帯の光を所定割合だ
け通過させ且つ所定割合だけ反射するハーフミラーを用
い、小型アイソレータ213としては半導体レーザ素子
203から出射される光が外部に出射されるような透過
方向を有しておればよい。
【0069】(4) 波長1.55μm帯の信号光を送信す
る送信機機能と、波長1.55μm帯の信号光を受信す
る受信機能とを併せ持つ光通信用モジュールの場合に
は、半導体レーザ素子203の発振波長を1.55μm
帯とし、受信用受光素子212の受信波長も1.55μ
m帯とし、光分岐器212としては1.55μm帯の光
を所定割合だけ通過させ且つ所定割合だけ反射するハー
フミラーを用い、小型アイソレータ213としては半導
体レーザ素子203から出射される光が外部に出射され
るような透過方向を有しておればよい。
【0070】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態に係る光通信用モジュールの検査方法について
図8〜図10を参照しながら説明する。図8は光通信用
モジュールの部分平面図、図9は検査方法を示す部分拡
大斜視図、図10は検査方法を示す全体斜視図である。
【0071】まず、第3の実施形態に係る検査方法が適
用される光通信用モジュールの平面構造について説明す
る。
【0072】第3の実施形態においても、第1の実施形
態と同様、図示を省略したペルチェ素子の上に設けられ
た方形板状のベース302の上には半導体レーザ素子3
03及びモニター用受光素子304が高精度に搭載され
ている。また、ベース302の上面には断面V字状の凹
状溝305が光軸方向に延びるように形成されており、
該凹状溝305には図示しない単一モードの光ファイバ
が嵌め込まれる。ベース302における半導体レーザ素
子303が搭載されている部分の右側には、光軸と垂直
な方向に延びる切欠き部307が形成されており、該切
欠き部307の半導体レーザ素子303側の壁面には図
示しない単一モードの光ファイバの左端面が当接する。
【0073】ベース302の上面における切欠き部30
7よりも左側には、半導体レーザ素子303の下部電極
に直接に接続された第1の外部電極308A、半導体レ
ーザ素子303の上部電極に第1のボンディングワイヤ
309により接続された第2の外部電極308B、モニ
ター用受光素子304の下部電極に直接に接続された第
3の外部電極308C及びモニター用受光素子304の
上部電極に第1のボンディングワイヤ309により接続
された第4の外部電極308Dがそれぞれ設けられてい
る。
【0074】第3の実施形態の特徴として、ベース30
2の上面における切欠き部307よりも右側には、第1
の外部電極308Aと第2のボンディングワイヤ311
により接続された第1の検査用電極310A及び第2の
外部電極308Bと第2のボンディングワイヤ311に
より接続された第2の検査用電極310Bがそれぞれ設
けられ、ベース302の上面における第3の外部電極3
08Cの外側には該第3の外部電極308Cと第2のボ
ンディングワイヤ311により接続された第3の検査用
電極310Cが設けられ、ベース302の上面における
第4の外部電極308Dの外側には該第4の外部電極3
08Dと第2のボンディングワイヤ311により接続さ
れた第4の検査用電極310Dが設けられている。
【0075】以下、第3の実施形態に係る光通信用モジ
ュールの検査方法について図9及び図10を参照しなが
ら説明する。
【0076】図9及び図10に示すように、検査用基板
320にはベース302が挿入可能な大きさの位置決め
用凹部321が形成されており、該位置決め用凹部32
1にはベース302が配置されている。尚、図10にお
いては位置決め用凹部321は一次元的に形成されてい
るが、位置決め用凹部321は二次元的に形成されてい
てもよい。
【0077】図示を省略した検査装置(スクリーニング
装置)の所定の位置に検査用基板320をセットした
後、スクリーニング用のフォトディテクタ322を該フ
ォトディテクタ322の受光部322aが半導体レーザ
素子303の光軸と一致するように接近させる。次に、
半導体レーザ素子303に検査用電流を印加する駆動用
回路に接続された第1のプローブ針323A及び第2の
プローブ針323Bを第1の検査用電極310A及び第
2の検査用電極310Bにそれぞれ接触させると共に、
モニター用受光素子304から出力されるモニター電流
を検出する検査用回路に接続された第3のプローブ針3
23C及び第4のプローブ針323Dを第3の検査用電
極310C及び第4の検査用電極310Dにそれぞれ接
触させる。次に、第1のプローブ針323A及び第2の
プローブ針323Bから半導体レーザ素子303の下部
電極及び上部電極の間に検査用電流を印加した状態で、
第3のプローブ針323Cと第4のプローブ針324D
との間に流れる電流を検出し、検出された電流に基づい
て半導体レーザ素子303の電気的特性を検査する。こ
のようにすると、光通信用モジュールの構造の複雑化を
招くことなく、半導体レーザ素子303の電気的特性を
検査することができる。
【0078】尚、第3の実施形態においては、半導体レ
ーザ素子303から出射されるレーザ光の出力をモニタ
ー用受光素子304により検出したが、半導体レーザ素
子303から出射されるレーザ光の出力をモニター用受
光素子304及びフォトディテクタ322により検出し
てもよい。このようにすると、半導体レーザ素子303
及びモニター用受光素子304の電気的特性を同時に検
査することができる。
【0079】
【発明の効果】本発明の光通信用モジュールによると、
半導体レーザ素子に発生した熱はベースを介して冷却手
段に直接に伝わるので、放熱性が向上すると共に半導体
レーザ素子の温度を冷却手段によって直接に制御するこ
とができる。また、ベースと半導体レーザ素子との間に
半導体レーザ素子を保持するレーザマウントが不要にな
ると共に半導体レーザ素子から出射されたレーザ光を集
光する集光レンズが不要になるため、光通信用モジュー
ルの低価格化及び小型化を図ることができる。
【0080】本発明の光通信用モジュールが、ベースに
設けられ、光ファイバの他端部から入力された後、光フ
ァイバ内を伝搬する入力信号光を上方へ導く光分岐器
と、ベースの上に固定され、光分岐器により上方へ導か
れた入力信号光を受ける受信用受光素子とを備えている
と、光分岐器により上方へ導かれた入力信号光を受信用
受光素子により受信できるので、双方向伝送システムに
用いられる光通信用モジュールの小型化を図ることがで
きる。
【0081】本発明の光通信用モジュールが、ベースに
設けられ、光ファイバ内を伝搬する入力信号光が半導体
レーザ素子に進入することを阻止するインライン型の光
アイソレータを備えていると、光ファイバの他端部から
入力された入力信号光は半導体レーザ素子に進入しな
い。従って、半導体レーザ素子として、外部から入射す
る光の影響を受けやすいDFBレーザ素子を用いること
が可能になる。
【0082】本発明の光通信用モジュールが、ベースに
設けられ、光ファイバの半導体レーザ素子に対する位置
を規制する光ファイバ位置決め手段を備えていると、光
ファイバの半導体レーザ素子に対する位置を光軸調整を
行なうことなく機械的な精度のみで規制できるので、パ
ッシブアライメント方式により光ファイバを実装するこ
とができる。
【0083】この場合、光ファイバ位置決め手段が、ベ
ースに光軸方向へ延びるように形成され、光ファイバが
嵌合されることにより光ファイバの光軸と垂直な方向の
位置を規制する凹状溝と、ベースに光軸と垂直な方向へ
延びるように形成され、半導体レーザ素子側の壁面に光
ファイバの一端部が当接することにより光ファイバの光
軸方向の位置を規制する切り込み溝とを有していると、
半導体レーザ素子から出射されるレーザ光の光軸と光フ
ァイバのコア部の中心軸とを一致させることが容易にな
ると共に半導体レーザ素子と光ファイバの一端部との距
離を規制することができるので、パッシブアライメント
方式により実装された光ファイバの一端部における結合
効率を一層向上させることができる。
【0084】本発明の光通信用モジュールが、冷却手段
に設けられ、ベースの冷却手段に対する位置を規制する
ベース位置決め手段を備えていると、ベースの冷却手段
に対する位置を正確に規制することができる。
【0085】ベース位置決め手段が、冷却手段の上面に
形成され、ベースが嵌合可能な形状を有する凹部である
と、ベースの冷却手段に対する位置を簡易且つ正確に規
制することができる。
【0086】また、ベース位置決め手段が、冷却手段の
上面に形成されたアライメントマークであると、画像認
識によってベースの冷却手段に対する位置を一層に規制
することができる。
【0087】本発明の光通信用モジュールにおいて、冷
却手段がペルチェ素子であると、ベースの温度ひいては
半導体レーザ素子の温度を外部から容易且つ正確に制御
することができる。
【0088】本発明の光通信用モジュールにおいて、半
導体レーザ素子が分布帰還型のレーザ素子であると、出
力信号光の波長及び出力を広い温度範囲において安定さ
せるさせることができ、半導体レーザ素子がポンプレー
ザであると、出力信号光の出力を増大することができ、
半導体レーザ素子が狭放射角レーザ素子又はスポットサ
イズ変換レーザ素子であると、半導体レーザ素子から出
射されるレーザ光を高い結合効率で光ファイバの一端部
に結合させることができる。
【0089】本発明の光通信用レーザ素子において、光
ファイバが、半導体レーザ素子のスポット径とほぼ等し
いコア径を有する単一モードの光ファイバであると、半
導体レーザ素子から出射されるレーザ光を高い結合効率
で光ファイバの一端部に結合させることができる。
【0090】本発明の光通信用モジュールにおいて、半
導体レーザ素子がベースに鉛フリー半田によって固定さ
れていると、製造工程における人体への悪影響を防止す
ることができる。
【0091】本発明の光通信用モジュールにおいて、ベ
ースは冷却手段に熱伝導性ペーストによって固定されて
いると、半導体レーザ素子に発生する熱をベースを介し
て冷却手段に効率良く放散することができる。
【0092】本発明の光通信用モジュールにおいて、ベ
ースの下面に金属蒸着層が形成されていると、ベースと
冷却手段との間の熱交換効率が向上するので、半導体レ
ーザ素子に発生する熱をベースを介して冷却手段に効率
良く放散することができる。本発明の光通信用モジュー
ルが第1、第2、第3及び第4の検査用電極を備えてい
ると、第1の検査用電極と第2の検査用電極との間に検
査用電流を印加すると共に、第3の検査用電極と第4の
検査用電極との間に流れる電流を検出することにより、
半導体レーザ素子の電気特性を容易に検査することがで
きる。この場合、第1〜第4の検査用電極はベースの上
面に形成されているので、光通信用モジュールの小型化
を妨げることなく、半導体レーザ素子の電気特性を検査
することができる。
【0093】本発明の光通信用モジュールの検査方法に
よると、第1のプローブ針と第2のプローブ針との間に
検査用電流を印加することにより、半導体レーザ素子の
下部電極と上部電極との間に検査用電流を印加すること
ができると共に、第3のプローブ端子と第4のプローブ
端子との間の電流を検出することにより、モニター用受
光素子の下部電極と上部電極との間に流れる電流を検出
することができるので、半導体レーザ素子の電気的特性
を容易且つ確実に検査することができる。
【0094】本発明の光通信用モジュールの検査方法に
おいて、第1の検査用電極と第1の外部電極、第2の検
査用電極と第2の外部電極、第3の検査用電極と第3の
外部電極、及び第4の検査用電極と第4の外部電極とが
それぞれ電気的に接続されていると、第1及び第2の検
査用電極と半導体レーザ素子の下部電極及び上部電極と
の電気的接続並びに第3及び第4の検査用電極とモニタ
ー用受光素子の下部電極及び上部電極との電気的接続を
簡易に行なうことができるので、光通信用モジュールの
小型化を妨げることなく、半導体レーザ素子の電気特性
を検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る光通信用モジュールを示
す側方断面図である。
【図2】第1の実施形態に係る光通信用モジュールのキ
ャップを取り除いた状態を示す平面図である。
【図3】第1の実施形態に係る光通信用モジュールを示
す、図1におけるIII −III 線の断面図である。
【図4】第1の実施形態に係る光通信用モジュールを示
す、図1におけるVI−VI線の断面図である。
【図5】第1の実施形態の第1変形例に係る光通信用モ
ジュールの組立工程を示す斜視図である。
【図6】第1の実施形態の第2変形例に係る光通信用モ
ジュールを示す側方断面図である。
【図7】第2の実施形態に係る光通信用モジュールを示
す側方断面図である。
【図8】第3の実施形態に係る光通信用モジュールの検
査方法を示す部分平面図である。
【図9】第3の実施形態に係る光通信用モジュールの検
査方法を示す部分拡大斜視図である。
【図10】第3の実施形態に係る光通信用モジュールの
検査方法を示す全体斜視図である。
【図11】従来の光通信用モジュールを示す側方断面図
である。
【符号の説明】
100 パッケージ 101 ペルチェ素子 102 ベース 103 半導体レーザ素子 104 モニター用受光素子 105 光ファイバ 105A 第1の光ファイバ 105B 第2の光ファイバ 105a 入射部 105b ジャケット部 106 ファイバ押さえ部材 107 切欠き部 108 外部電極 109 外部リード 110 ボンディングワイヤ 111 筒状部 112 固定用樹脂 113 キャップ 120 位置決め用凹部 121 アライメントマーク 131 第1のフェルール 132 第2のフェルール 133 割スリーブ 134 連結部材 201 ペルチェ素子 202 送信用ベース 203 半導体レーザ素子 204 モニター用受光素子 205 光ファイバ 206 ファイバ押さえ部材 207 切欠き部 210 受信用ベース 211 光分岐器 212 受信用受光素子 213 小型アイソレータ 302 ベース 303 半導体レーザ素子 304 モニター用受光素子 305 凹状溝 307 切欠き部 308A 第1の外部電極 308B 第2の外部電極 308C 第3の外部電極 308D 第4の外部電極 309 第1のボンディングワイヤ 310A 第1の検査用電極 310B 第2の検査用電極 310C 第3の検査用電極 310D 第4の検査用電極 320 検査用基板 321 位置決め用凹部 322 フォトディテクタ 322a 受光部 323A 第1のプローブ針 323B 第2のプローブ針 323C 第3のプローブ針 323D 第4のプローブ針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 賢一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が気密に保持されるパッケージと、 前記パッケージの底部に固定され、外部から温度制御さ
    れる冷却手段と、 前記冷却手段の上に固定されたベースと、 前記ベースの上に固定され、レーザ光を出射する半導体
    レーザ素子と、 前記ベースの上に固定され、前記半導体レーザ素子から
    出射されたレーザ光の光出力を検出するモニター用受光
    素子と、 前記ベースの上に固定され、一端部に前記半導体レーザ
    素子から出射されたレーザ光が入射され、他端部から出
    力信号光を出力する光ファイバとを備えていることを特
    徴とする光通信用モジュール。
  2. 【請求項2】 前記ベースに設けられ、前記光ファイバ
    の他端部から入力された後、前記光ファイバ内を伝搬す
    る入力信号光を上方へ導く光分岐器と、 前記ベースの上に固定され、前記光分岐器により上方へ
    導かれた入力信号光を受ける受信用受光素子とをさらに
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の光通信用
    モジュール。
  3. 【請求項3】 前記ベースに設けられ、前記光ファイバ
    内を伝搬する入力信号光が前記半導体レーザ素子に進入
    することを阻止するインライン型の光アイソレータをさ
    らに備えていることを特徴とする請求項2に記載の光通
    信用モジュール。
  4. 【請求項4】 前記ベースに設けられ、前記光ファイバ
    の前記半導体レーザ素子に対する位置を規制する光ファ
    イバ位置決め手段をさらに備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の光通信用モジュール。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバ位置決め手段は、 前記ベースに光軸方向へ延びるように形成され、前記光
    ファイバが嵌合されることにより前記光ファイバの光軸
    と垂直な方向の位置を規制する凹状溝と、 前記ベースに光軸と垂直な方向へ延びるように形成さ
    れ、前記半導体レーザ素子側の壁面に前記光ファイバの
    一端部が当接することにより前記光ファイバの光軸方向
    の位置を規制する切り込み溝とを有している請求項4に
    記載の光通信用モジュール。
  6. 【請求項6】 前記冷却手段に設けられ、前記ベースの
    前記冷却手段に対する位置を規制するベース位置決め手
    段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の光通信用モジュール。
  7. 【請求項7】 前記ベース位置決め手段は、前記冷却手
    段の上面に形成され、前記ベースが嵌合可能な形状を有
    する凹部であることをことを特徴とする請求項6に記載
    の光通信用モジュール。
  8. 【請求項8】 前記ベース位置決め手段は、前記冷却手
    段の上面に形成されたアライメントマークであることを
    特徴とする請求項6に記載の光通信用モジュール。
  9. 【請求項9】 前記冷却手段はペルチェ素子であること
    を特徴とする請求項1に記載の光通信用モジュール。
  10. 【請求項10】 前記半導体レーザ素子は、分布帰還型
    のレーザ素子、ポンプレーザ、狭放射角レーザ素子又は
    スポットサイズ変換レーザ素子であることを特徴とする
    請求項1に記載の光通信用レーザ素子。
  11. 【請求項11】 前記光ファイバは、前記半導体レーザ
    素子のスポット径とほぼ等しいコア径を有する単一モー
    ドの光ファイバであることを特徴とする請求項1に記載
    の光通信用モジュール。
  12. 【請求項12】 前記半導体レーザ素子は前記ベース
    に、鉛を有しない鉛フリー半田によって固定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信用モジュー
    ル。
  13. 【請求項13】 前記ベースは前記冷却手段に、鉛を
    有しない熱伝導性ペーストによって固定されていること
    を特徴とする請求項1に記載の光通信用モジュール。
  14. 【請求項14】 前記ベースの下面には金属蒸着層が形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の光通信
    用モジュール。
  15. 【請求項15】 前記ベースの上面に形成されており、
    前記ベースの上面に形成され前記半導体レーザ素子の下
    部電極と直接に接続された第1の外部電極と電気的に接
    続されている第1の検査用電極と、 前記ベースの上面に形成されており、前記ベースの上面
    に形成され前記半導体レーザ素子の上部電極とボンディ
    ングワイヤにより接続された第2の外部電極と電気的に
    接続されている第2の検査用電極と、 前記ベースの上面に形成されており、前記ベースの上面
    に形成され前記モニター用受光素子の下部電極と直接に
    接続された第3の外部電極と電気的に接続されている第
    3の検査用電極と、 前記ベースの上面に形成されており、前記ベースの上面
    に形成され前記モニター用受光素子の上部電極とボンデ
    ィングワイヤにより接続された第4の外部電極と電気的
    に接続されている第4の検査用電極とをさらに備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の光通信用モジュー
    ル。
  16. 【請求項16】 ベースの上に固定され、レーザ光を出
    射する半導体レーザ素子と、前記ベースの上に固定さ
    れ、前記半導体レーザ素子から出射されたレーザ光の光
    出力を検出するモニター用受光素子と、前記ベースの上
    に固定され、一端部に前記半導体レーザ素子から出射さ
    れたレーザ光が入射され、他端部から出力信号光を出力
    する光ファイバと、前記ベースの上面に形成され、前記
    半導体レーザ素子の下部電極と電気的に接続された第1
    の検査用電極と、前記ベースの上に形成され、前記半導
    体レーザ素子の上部電極と電気的に接続された第2の検
    査用電極と、前記ベースの上面に形成され、前記モニタ
    ー用受光素子の下部電極と電気的に接続された第3の検
    査用電極と、前記モニター用受光素子の上部電極と電気
    的に接続された第4の検査用電極とを有する光通信用モ
    ジュールの検査方法であって、 前記第1の検査用電極に第1のプローブ針を接触させる
    と共に前記第2の検査用電極に第2のプローブ針を接触
    させ、前記第1のプローブ針と前記第2のプローブ針と
    の間に検査用電流を印加する電流印加工程と、 前記第3の検査用電極に第3のプローブ針を接触させる
    と共に前記第4の検査用電極に第4のプローブ針を接触
    させ、前記第3のプローブ針と前記第4のプローブ針と
    の間に流れる電流を検出する電流検出工程と、 前記電流検出工程において検出された電流に基づき、前
    記半導体レーザ素子の電気特性を検査する検査工程とを
    備えていることを特徴とする光通信用モジュールの検査
    方法。
  17. 【請求項17】 前記第1の検査用電極は、前記ベース
    の上に形成され前記半導体レーザ素子の下部電極と直接
    に接続された第1の外部電極と電気的に接続されてお
    り、前記第2の検査用電極は、前記ベースの上に形成さ
    れ前記半導体レーザ素子の上部電極とボンディングワイ
    ヤにより接続された第2の外部電極と電気的に接続され
    ており、前記第3の検査用電極は、前記ベースの上に形
    成され前記モニター用受光素子の下部電極と直接に接続
    された第3の外部電極と電気的に接続されており、前記
    第4の検査用電極は、前記ベースの上に形成され前記モ
    ニター用受光素子の上部電極とボンディングワイヤによ
    り接続された第4の外部電極と電気的に接続されている
    ことを特徴とする請求項16に記載の光通信用モジュー
    ルの検査方法。
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