JPH11292866A - アヘン誘導体の製造 - Google Patents
アヘン誘導体の製造Info
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- JPH11292866A JPH11292866A JP11064713A JP6471399A JPH11292866A JP H11292866 A JPH11292866 A JP H11292866A JP 11064713 A JP11064713 A JP 11064713A JP 6471399 A JP6471399 A JP 6471399A JP H11292866 A JPH11292866 A JP H11292866A
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- JP
- Japan
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- manganese dioxide
- salt
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D489/00—Heterocyclic compounds containing 4aH-8, 9 c- Iminoethano-phenanthro [4, 5-b, c, d] furan ring systems, e.g. derivatives of [4, 5-epoxy]-morphinan of the formula:
- C07D489/02—Heterocyclic compounds containing 4aH-8, 9 c- Iminoethano-phenanthro [4, 5-b, c, d] furan ring systems, e.g. derivatives of [4, 5-epoxy]-morphinan of the formula: with oxygen atoms attached in positions 3 and 6, e.g. morphine, morphinone
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は簡単且つ高収率及び高純度でコデイ
ノンを製造する方法の提供を課題とする。 【解決手段】 本発明は式(I)の化合物 【化1】 (式中、R1 は低級アルキル又は次の基 【化2】 ここでR4 は低級アルキル、ハロゲンもしくはフェニル
により置換された低級アルキル、フェニル又は置換化フ
ェニルであり;そしてR2 は低級アルキル、アリル又は
シクロアルキルにより置換された低級アルキルである)
の酸化を含んで成り、当該酸化を酸性環境において実施
することを特徴とするコデイノン又はその類似体の製造
方法に関する。
ノンを製造する方法の提供を課題とする。 【解決手段】 本発明は式(I)の化合物 【化1】 (式中、R1 は低級アルキル又は次の基 【化2】 ここでR4 は低級アルキル、ハロゲンもしくはフェニル
により置換された低級アルキル、フェニル又は置換化フ
ェニルであり;そしてR2 は低級アルキル、アリル又は
シクロアルキルにより置換された低級アルキルである)
の酸化を含んで成り、当該酸化を酸性環境において実施
することを特徴とするコデイノン又はその類似体の製造
方法に関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコデイノン(cod
einone)及びその類似体の製造のための新規の方
法に関連する。
einone)及びその類似体の製造のための新規の方
法に関連する。
【0002】
【従来の技術】コデイノンは幾多のモルヒノイド(mo
rphinoid)化合物の合成のための重要な中間体
である。従って、その製造のための単純で簡単、且つ安
価な方法が所望されている。
rphinoid)化合物の合成のための重要な中間体
である。従って、その製造のための単純で簡単、且つ安
価な方法が所望されている。
【0003】最近の研究において、コデイノンはセバイ
ン(thebaine)から、CH 2 Cl2 中のドライ
HBrによるその−25℃での処理、しかる後の水によ
る加水分解及び冷NaOHによる脱臭素により得られて
いる(Vesely, Z., Hodkova,J. and Trojanek J., Ces
k. Farm. 1986, 35, 222-6)。別の方法においては、セ
バインはHg(OAc)2 を含む水性HCO2 H中のコ
デイノン及びネオピノンの混合物へと変換されている
(米国特許第4,277,604号)。しかしながら、
セバインは非常に高価であり、そして当然に高収率では
得られないものである。従って、セバインからのコデイ
ノンの製造は魅力的な方法ではない。
ン(thebaine)から、CH 2 Cl2 中のドライ
HBrによるその−25℃での処理、しかる後の水によ
る加水分解及び冷NaOHによる脱臭素により得られて
いる(Vesely, Z., Hodkova,J. and Trojanek J., Ces
k. Farm. 1986, 35, 222-6)。別の方法においては、セ
バインはHg(OAc)2 を含む水性HCO2 H中のコ
デイノン及びネオピノンの混合物へと変換されている
(米国特許第4,277,604号)。しかしながら、
セバインは非常に高価であり、そして当然に高収率では
得られないものである。従って、セバインからのコデイ
ノンの製造は魅力的な方法ではない。
【0004】コデイノンの製造のための別の方法は様々
な試薬、例えば炭酸銀(Rapoport,H. and Reist, N.
H., J. Am. Chem. Soc .1995, 77, 490-491)及びJo
nes試薬(Findlay, J. W. A., Butz, R. F. and Jon
es, E. C., Clin. Chem. 1981,27, 1524-1535)を利用
してのコデインの直接酸化である。しかしながら、これ
らの試薬はコデイノンを低い収率でしか供さない。Op
penauer酸化(米国特許第2,654,756
号)のみがコデイノンを妥当な良好な収率及び高純度で
供している。しかしながら、これらの方法は全て欠点を
有する。炭酸銀による酸化は、その費用及び不完全な反
応を理由に好ましくなく、Jones酸化及びOppe
nauer酸化の場合生成物の単離が困難且つ複雑であ
る。
な試薬、例えば炭酸銀(Rapoport,H. and Reist, N.
H., J. Am. Chem. Soc .1995, 77, 490-491)及びJo
nes試薬(Findlay, J. W. A., Butz, R. F. and Jon
es, E. C., Clin. Chem. 1981,27, 1524-1535)を利用
してのコデインの直接酸化である。しかしながら、これ
らの試薬はコデイノンを低い収率でしか供さない。Op
penauer酸化(米国特許第2,654,756
号)のみがコデイノンを妥当な良好な収率及び高純度で
供している。しかしながら、これらの方法は全て欠点を
有する。炭酸銀による酸化は、その費用及び不完全な反
応を理由に好ましくなく、Jones酸化及びOppe
nauer酸化の場合生成物の単離が困難且つ複雑であ
る。
【0005】活性二酸化マンガン(Ninan, A. and Sain
sbury, M., Tetrahedron, 1992, 48, 6709)及びγ−二
酸化マンガン(Highet, R. J. and Wildman, W. C., J.
Am.Chem. Soc., 1955, 77, 4399)によるコデインの直
接酸化も報告されている。しかしながら、双方のケース
において、純粋なコデイノンは14β−ヒドロキシコデ
イノンの形成及び低い転換率を理由にごくわずかな収率
でしか得られていない。
sbury, M., Tetrahedron, 1992, 48, 6709)及びγ−二
酸化マンガン(Highet, R. J. and Wildman, W. C., J.
Am.Chem. Soc., 1955, 77, 4399)によるコデインの直
接酸化も報告されている。しかしながら、双方のケース
において、純粋なコデイノンは14β−ヒドロキシコデ
イノンの形成及び低い転換率を理由にごくわずかな収率
でしか得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コデ
イノン及びその類似体の製造のための簡単な方法であっ
て、なおかつ所望の生成物を高収率且つ高純度で供与す
る方法の提供にある。本発明者はコデイン又はその塩、
例えばそのリン酸塩の酸化を酸性pHで実施すると、今ま
でに開示されたどの方法によっても得られなかった高い
収率でコデイノンが得られることを発見した。
イノン及びその類似体の製造のための簡単な方法であっ
て、なおかつ所望の生成物を高収率且つ高純度で供与す
る方法の提供にある。本発明者はコデイン又はその塩、
例えばそのリン酸塩の酸化を酸性pHで実施すると、今ま
でに開示されたどの方法によっても得られなかった高い
収率でコデイノンが得られることを発見した。
【0007】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明は次式
(I)の化合物の製造のための新規の方法であって
(I)の化合物の製造のための新規の方法であって
【化4】 (式中、R1 は低級アルキルであるか、又は次の基であ
り
り
【化5】 ここで、R4 は低級アルキル、ハロゲンもしくはフェニ
ルにより置換された低級アルキル、フェニル又は置換化
フェニルであり;そしてR2 は低級アルキル、アリル、
又はシクロアルキルにより置換された低級アルキルであ
る) 次式(II)の化合物
ルにより置換された低級アルキル、フェニル又は置換化
フェニルであり;そしてR2 は低級アルキル、アリル、
又はシクロアルキルにより置換された低級アルキルであ
る) 次式(II)の化合物
【化6】 (ここでR1 及びR2 は前記の通りである)又はその塩
の酸化を含んで成り、かかる酸化を酸性環境において実
施することを特徴とする方法を提供する。
の酸化を含んで成り、かかる酸化を酸性環境において実
施することを特徴とする方法を提供する。
【0008】好ましくは、R1 及びR2 のそれぞれは同
一又は異なるものであってよく、そしてそれぞれは低級
アルキル、例えばC1-6 アルキル、例えばC1-4 アルキ
ル、例えばメチル又はエチル、そして好ましくはエチル
である。
一又は異なるものであってよく、そしてそれぞれは低級
アルキル、例えばC1-6 アルキル、例えばC1-4 アルキ
ル、例えばメチル又はエチル、そして好ましくはエチル
である。
【0009】式(II)の化合物が塩として存在している
なら、その塩はリン酸塩(H3 PO 4 )であることが好
ましい。
なら、その塩はリン酸塩(H3 PO 4 )であることが好
ましい。
【0010】適切には、当該酸化は0.1〜7のpHで実
施し;好ましくは当該酸化は0.8〜4.5のpHで実施
し;最も好ましくは当該酸化は0.8〜1.2のpHで実
施する。
施し;好ましくは当該酸化は0.8〜4.5のpHで実施
し;最も好ましくは当該酸化は0.8〜1.2のpHで実
施する。
【0011】この溶媒はかかる酸化反応において利用す
るのに適当な任意の溶媒であってよい。アセトンが所望
の生成物を高収率且つ高純度で供するための最も適当な
溶媒であると見い出された。その他の溶媒も極めて有用
であることが認められ、そして次の順序で好ましいとさ
れた:アセトン>THF>IPA>CH3 CN>NM
P。好ましくは、溶媒は50:50(v/v)の溶媒/
水混合物として使用する。
るのに適当な任意の溶媒であってよい。アセトンが所望
の生成物を高収率且つ高純度で供するための最も適当な
溶媒であると見い出された。その他の溶媒も極めて有用
であることが認められ、そして次の順序で好ましいとさ
れた:アセトン>THF>IPA>CH3 CN>NM
P。好ましくは、溶媒は50:50(v/v)の溶媒/
水混合物として使用する。
【0012】当該酸化試薬は適切には二酸化マンガン、
例えば活性化二酸化マンガン又はγ−二酸化マンガン、
好ましくはγ−二酸化マンガンである。適切には、当該
酸化試薬は式(I)の化合物に対して少なくとも3当量
又はそれより多くの量で存在させる。
例えば活性化二酸化マンガン又はγ−二酸化マンガン、
好ましくはγ−二酸化マンガンである。適切には、当該
酸化試薬は式(I)の化合物に対して少なくとも3当量
又はそれより多くの量で存在させる。
【0013】本発明を例示のためのみに以下に更に説明
する。
する。
【0014】
【発明の実施の形態】リン酸コデイン又はコデインから
のコデイノンの製造のための一般手順 コデイン又はリン酸コデインの溶液を適当な溶媒系の中
に溶かし、そして様々な濃度の特定容量の塩酸を添加し
た。二酸化マンガン(γ−二酸化マンガンから調製した
ばかりのもの又はAldrich社由来の活性化二酸化
マンガン)を加え、そしてこの反応混合物を周囲温度で
1.5〜4時間撹拌した。反応の進行をHPLCにより
モニターした。この反応混合物をセリートパッドで濾過
し、追加の溶媒又は水で洗い、そして水酸化アンモニウ
ムで中和した。その生成物を塩化メチレンで抽出し(3
×150ml)、そして合わせた抽出物を水で洗い、そし
て無水硫酸ナトリウムて乾かした。その有機層をエバポ
レーションし、コデイノンを得た。
のコデイノンの製造のための一般手順 コデイン又はリン酸コデインの溶液を適当な溶媒系の中
に溶かし、そして様々な濃度の特定容量の塩酸を添加し
た。二酸化マンガン(γ−二酸化マンガンから調製した
ばかりのもの又はAldrich社由来の活性化二酸化
マンガン)を加え、そしてこの反応混合物を周囲温度で
1.5〜4時間撹拌した。反応の進行をHPLCにより
モニターした。この反応混合物をセリートパッドで濾過
し、追加の溶媒又は水で洗い、そして水酸化アンモニウ
ムで中和した。その生成物を塩化メチレンで抽出し(3
×150ml)、そして合わせた抽出物を水で洗い、そし
て無水硫酸ナトリウムて乾かした。その有機層をエバポ
レーションし、コデイノンを得た。
【0015】全ての実験において、反応はHPLCによ
り追跡し、そして生成物の保持時間を標準品のそれと対
比された。あるケースにおいては、粗生成物を定量して
純度を得た。HPLC分析はシマヅ社のシステムで実施
した。使用したカラムはPhenomenex社のPr
odigy5μODS(3)100Å,250×4.6
mmとした。方法はイソクラチックとした。移動相は:水
(1450ml)+アセトニトリル(550ml)+Et3
N(2ml)+1.73gの1−オクタンスルホネート・
ナトリウム塩+pH3.5(85%のリン酸で調整)とし
た。生成物を単離する場合、それはその 1HNMRを標
準品のそれと対比させることによっても特性決定した:1 HNMR(CDCl3)δ1.85-1.92 (1H, m, 15α), 2.05-2.15
(1H, m, 16 α), 2.27-2.4(2H, m, 15 β, 10α), 2.45
(3H, s, N-CH3), 2.58-2.62 (1H, m, H16 β), 3.07-
3.14(1H, d, H10 β), 3.19-3.21 (1H, d, H9 α), 3.3
9-3.44 (1H, m,H14), 3.84 (3H, s, OCH3), 4.70 (1H,
s, H5β), 6.05-6.11 (1H, dd, H8), 6.59-6.70 (3H,
m, H1, H2, H7)。
り追跡し、そして生成物の保持時間を標準品のそれと対
比された。あるケースにおいては、粗生成物を定量して
純度を得た。HPLC分析はシマヅ社のシステムで実施
した。使用したカラムはPhenomenex社のPr
odigy5μODS(3)100Å,250×4.6
mmとした。方法はイソクラチックとした。移動相は:水
(1450ml)+アセトニトリル(550ml)+Et3
N(2ml)+1.73gの1−オクタンスルホネート・
ナトリウム塩+pH3.5(85%のリン酸で調整)とし
た。生成物を単離する場合、それはその 1HNMRを標
準品のそれと対比させることによっても特性決定した:1 HNMR(CDCl3)δ1.85-1.92 (1H, m, 15α), 2.05-2.15
(1H, m, 16 α), 2.27-2.4(2H, m, 15 β, 10α), 2.45
(3H, s, N-CH3), 2.58-2.62 (1H, m, H16 β), 3.07-
3.14(1H, d, H10 β), 3.19-3.21 (1H, d, H9 α), 3.3
9-3.44 (1H, m,H14), 3.84 (3H, s, OCH3), 4.70 (1H,
s, H5β), 6.05-6.11 (1H, dd, H8), 6.59-6.70 (3H,
m, H1, H2, H7)。
【0016】
【実施例】以下の実施例を表示の出発材料及び試薬を用
いて実施した。
いて実施した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】γ−二酸化マンガンの調製 硫酸(II)マンガン−水和物(140g)を2.66リ
ットルの水に溶かし、そして60℃に加熱した。1.8
5リットルの水中の過マンガン酸カリウム(97.3
g)を15分かけて加え、そして60℃で1時間、二酸
化マンガンが沈殿しなくなるまで撹拌した。その反応混
合物を濾過し、そしてその残渣を脱イオン水で硫酸イオ
ンが存在しなくなるまで洗った。その固形物を2時間か
けて吸引乾燥し、次いで70℃で真空乾燥させて定常重
量となるようにし(〜8日間)、115gのこげ茶色の
生成物が得られた。
ットルの水に溶かし、そして60℃に加熱した。1.8
5リットルの水中の過マンガン酸カリウム(97.3
g)を15分かけて加え、そして60℃で1時間、二酸
化マンガンが沈殿しなくなるまで撹拌した。その反応混
合物を濾過し、そしてその残渣を脱イオン水で硫酸イオ
ンが存在しなくなるまで洗った。その固形物を2時間か
けて吸引乾燥し、次いで70℃で真空乾燥させて定常重
量となるようにし(〜8日間)、115gのこげ茶色の
生成物が得られた。
Claims (9)
- 【請求項1】 次式(I)の化合物の製造方法であって 【化1】 (式中、R1 は低級アルキルであるか、又は次の基であ
り 【化2】 ここで、R4 は低級アルキル;ハロゲンもしくはフェニ
ルにより置換された低級アルキル;フェニル;又は置換
化フェニルであり、そしてR2 は低級アルキル;アリ
ル;又はシクロアルキルにより置換された低級アルキル
である) 次式(II)の化合物 【化3】 (ここでR1 及びR2 は前記の通りである)又はその塩
の酸化を含んで成り、かかる酸化を酸性環境において実
施することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 R1 及びR2 がそれぞれ同一又は異なる
ものであってよく、そしてそれぞれが低級アルキルであ
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 R1 及びR2 がそれぞれ同一又は異なる
ものであってよく、そしてメチル又はエチルである、請
求項2記載の方法。 - 【請求項4】 R1 及びR2 が共にエチルである、請求
項3記載の方法。 - 【請求項5】 前記式(II)の化合物が塩として存在
し、そして当該塩がリン酸塩である、請求項1〜4のい
ずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 前記酸化を0.1〜7のpHで実施する、
請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 前記酸化を0.8〜4.5のpHで実施す
る、請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 前記酸化を0.8〜1.2のpHで実施す
る、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 前記酸化において二酸化マンガンを酸化
試薬として使用する、請求項1〜8のいずれか1項記載
の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9805516:3 | 1998-03-17 | ||
GBGB9805516.3A GB9805516D0 (en) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | Preparation of opiates |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11292866A true JPH11292866A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=10828597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11064713A Pending JPH11292866A (ja) | 1998-03-17 | 1999-03-11 | アヘン誘導体の製造 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6235906B1 (ja) |
EP (1) | EP0943617B1 (ja) |
JP (1) | JPH11292866A (ja) |
AT (1) | ATE246688T1 (ja) |
DE (1) | DE69910101T2 (ja) |
ES (1) | ES2205711T3 (ja) |
GB (1) | GB9805516D0 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2001281599B2 (en) * | 2000-08-25 | 2007-07-12 | Glaxo Wellcome Australia Ltd | Chemical methods |
AUPQ968300A0 (en) * | 2000-08-25 | 2000-09-21 | Glaxo Wellcome Australia Ltd | Chemical methods |
CA2477739A1 (en) * | 2002-02-28 | 2003-09-12 | Mallinckrodt Inc. | Method and system for separation and purification of at least one narcotic alkaloid using reverse phase preparative chromatography |
US7323565B2 (en) * | 2002-11-11 | 2008-01-29 | Mallinckrodt Inc. | Method for the catalytic production of hydrocodone and hydromorphone |
US7399858B2 (en) * | 2002-11-11 | 2008-07-15 | Mallinckrodt Inc. | Method for the catalytic production of hydrocodone, hydromorphone, and derivatives thereof |
US7321038B2 (en) * | 2002-11-11 | 2008-01-22 | Mallinckrodt Inc. | Method for the catalytic production of hydrocodone and hydromorphone |
US6864370B1 (en) | 2003-06-05 | 2005-03-08 | Zhaiwei Lin | Process for manufacturing oxycodone |
TW201509943A (zh) | 2004-03-30 | 2015-03-16 | Euro Celtique Sa | 含有小於25ppm14-羥可待因酮之羥可酮鹽酸鹽之組成物、醫藥劑型、延遲釋出口服劑型及醫藥上可以接受的包裝 |
US6946556B1 (en) * | 2004-05-21 | 2005-09-20 | Acura Pharmaceuticals, Inc. | Preparation of opioid analgesics by a one-pot process |
US8115373B2 (en) | 2005-07-06 | 2012-02-14 | Rochester Institute Of Technology | Self-regenerating particulate trap systems for emissions and methods thereof |
TR2021022252A2 (tr) * | 2021-12-31 | 2022-01-21 | Toprak Mahsulleri Ofisi Genel Mueduerluegue | Kodei̇n kamphosulfonat üreti̇mi̇ne dai̇r yeni̇ bi̇r yöntem |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE408870C (de) * | 1923-09-11 | 1925-01-24 | Merck Chem Fab E | Verfahren zur Darstellung von Kodeienon |
US2654756A (en) * | 1949-10-20 | 1953-10-06 | Mallinckrodt Chemical Works | Process of preparing codeinone, dihydrocodeinone, and dihydromorphinone |
US4277604A (en) * | 1980-01-25 | 1981-07-07 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Facile synthesis of codeine precursors from thebaine |
-
1998
- 1998-03-17 GB GBGB9805516.3A patent/GB9805516D0/en not_active Ceased
-
1999
- 1999-02-24 AT AT99301361T patent/ATE246688T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-02-24 DE DE69910101T patent/DE69910101T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-02-24 ES ES99301361T patent/ES2205711T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-02-24 EP EP99301361A patent/EP0943617B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-11 JP JP11064713A patent/JPH11292866A/ja active Pending
- 1999-03-17 US US09/271,349 patent/US6235906B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-04-17 US US09/835,525 patent/US20010018519A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69910101D1 (de) | 2003-09-11 |
EP0943617B1 (en) | 2003-08-06 |
ES2205711T3 (es) | 2004-05-01 |
DE69910101T2 (de) | 2004-05-13 |
US20010018519A1 (en) | 2001-08-30 |
EP0943617A1 (en) | 1999-09-22 |
ATE246688T1 (de) | 2003-08-15 |
GB9805516D0 (en) | 1998-05-13 |
US6235906B1 (en) | 2001-05-22 |
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