JPH11292431A - エレベーターのかごドア開閉装置 - Google Patents

エレベーターのかごドア開閉装置

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JPH11292431A
JPH11292431A JP8305698A JP8305698A JPH11292431A JP H11292431 A JPH11292431 A JP H11292431A JP 8305698 A JP8305698 A JP 8305698A JP 8305698 A JP8305698 A JP 8305698A JP H11292431 A JPH11292431 A JP H11292431A
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JP
Japan
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door
driving
rope
drum
pulley
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8305698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ito
秀樹 伊藤
Kikuyuki Egami
喜久行 江上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP8305698A priority Critical patent/JPH11292431A/ja
Publication of JPH11292431A publication Critical patent/JPH11292431A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅の小さいかごドアの走行挙動を安定させ、
またドアが車椅子に衝突してもドアの駆動機構に悪影響
を与えないようにすること。 【解決手段】 駆動プーリ17および従動プーリ18を
回転駆動するモータ31と、前記駆動プーリおよび従動
プーリによってそれぞれ回転させられる駆動シャフト2
0および従動シャフト21と、この駆動シャフトおよび
従動シャフトに設けられ第1ロープ22a,23a,2
7a,28aが巻き付けられた第1ドラム22,23,
27,28および第2ロープ29a,30a,24a,
25aが巻き付けられた第2ドラム29,30,24,
25とを備え、前記第1ロープおよび第2ロープの先端
をドア1,2に止着し、モータ31によって駆動プーリ
17および従動プーリ18を回転させて、第1ロープを
第1ドラムに巻き取るか、または第2ロープを第2ドラ
ムに巻き取るかして、ドア1,2を開閉するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのか
ごドアを安定して走行させるようにしたかごドア開閉装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターのかごドア開閉装置
として、例えば図4に示すようなものがある。同図にお
いて、かごの出入口にはかごドア101,102が開閉
自在に配設され(他のドアは省略)、このドア101,
102にはハンガー103,104が設けられ、このハ
ンガー103,104にはローラ105,106および
107,108が取り付けられている。ローラ105,
106および107,108はドアレール109に転動
自在に係合しており、このドアレール109に沿ってド
ア101,102は走行する。
【0003】ドア101,102はハンガー103,1
04を介してベルト110に止着され、このベルト11
0は駆動シーブ111と従動シーブ112とに掛けら
れ、駆動シーブ111をモータ113によって回転させ
ると、ベルト110によってドア101,102は引張
られて開閉する。このとき、ドア101,102に取り
付けられたローラ105,106および107,108
はドアレール109上を転動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のかご
ドア開閉装置にあっては、ドア101,102の上端側
がベルト110によって引張られる形となっている。こ
こで、ドアの幅が小さく縦に細長い形状となっている
と、ローラ105,106および107,108の間隔
も小さくなっている。このため、ローラ105,106
および107,108の間隔が小さいドア101,10
2を、上側の一本のベルト109によって引っ張ってド
アレール109上を走行させると、このドア101,1
02の走行挙動が安定しなくなり、ドア101,102
がスムーズに開閉しない虞れが生じるという問題点があ
った。
【0005】ところで、このかごドア開閉装置が設けら
れたエレベーターを車椅子の人が利用する際に、かごに
乗り込んでしまわないうちに車椅子に閉作動中のドア1
01,102が衝突することがある。そうすると、この
ドア101,102を開閉作動させるベルト110、駆
動シーブ111、および従動シーブ112等の駆動機構
に衝突の際の衝撃は直接伝わってこの駆動機構に悪影響
を与える虞が生じる。
【0006】本発明は、幅の小さいかごドアの走行挙動
を安定させ、またドアが車椅子等に衝突してもドアの駆
動機構に悪影響を与えないようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、かごの出入口に開閉自在
に配設されたドアと、ベルトによって同時に回転させら
れる駆動プーリおよび従動プーリと、この駆動プーリお
よび従動プーリを回転駆動する駆動手段と、前記駆動プ
ーリおよび従動プーリによってそれぞれ回転させられる
駆動シャフトおよび従動シャフトと、この駆動シャフト
および従動シャフトに設けられ第1ロープが巻き付けら
れた第1ドラムおよび第2ロープが巻き付けられた第2
ドラムとを備え、前記第1ロープおよび第2ロープの先
端をドアに止着し、駆動手段によって駆動プーリおよび
従動プーリを回転させて、第1ロープを第1ドラムに巻
き取るか、または第2ロープを第2ドラムに巻き取るか
して、ドアを開閉するようにした構成としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1ないし図3は本発明に係るエレベーターの
かごドア開閉装置の一実施例を示す図である。
【0009】図1において、符号1,2はエレベーター
のかご側出入口に開閉自在に配設された両開き式の一対
のドアであり、ドアの幅が小さく縦に細長い形状となっ
ている。このドア1,2とともに他のドア(図示せず)
も配設され、このドアはドア連動手段によって前記ドア
1,2に連動して開閉するようになっている。
【0010】ドア1,2の上端側にはハンガー3,4が
それぞれ設けられ、このハンガー3,4にはローラ5,
6および7,8が取り付けられている。ローラ5,6お
よび7,8はドアレール9に転動自在に係合しており、
このことによりドア1,2はドアレール9に沿って走行
する。また、ハンガー3,4にはドア1,2がドアレー
ル9から外れないようにするために、固定ローラ10,
11および12,13が取り付けられている。
【0011】ドア1,2の下端側にはドアシューとして
のドアローラ14,15が回転自在に取り付けられてお
り、このドアローラ14,15はかご側敷居16の案内
溝16a内を転動する。ドアローラ14,15が案内溝
16a内を転動することによって、ドア1,2の走行を
案内している。
【0012】かごの出入口の上方側には、駆動プーリ1
7と従動プーリ18とが配設されており、この駆動プー
リ17と従動プーリ18とにはベルト19が掛けられて
いる。駆動プーリ17および従動プーリ18にはそれぞ
れ駆動シャフト20および従動シャフト21とが設けら
れ、この駆動シャフト20と従動シャフト21は前記出
入口の両側に鉛直方向に向けて配設されている。
【0013】駆動シャフト20の上下側には第1ドラム
22,23がそれぞれ取り付けられ、従動シャフト21
の上下側には第2ドラム24,25がそれぞれ取り付け
られている。第1ドラム22,23には第1ロープ22
a,23aが巻き付けられており、この第1ロープ22
a,23aの先端はドア1の上下側に止着されている。
第2ドラム24,25には第2ロープ24a,25aが
巻き付けられており、この第2ロープ24a,25aの
先端はドア1の上下側に止着部3a,26を介して止着
されている。
【0014】また、従動シャフト21の上下側にも第1
ロープ27a,28aを有する第1ドラム27,28が
取り付けられ、駆動シャフト20の上下側にも第2ロー
プ29a,30aを有する第2ドラム29,30が取り
付けられている。第1ロープ27a,28aの先端はド
ア2の上下側に止着され、第2ロープ29a,30aの
先端はドア2の上下側に止着部4a,32を介して止着
されている。
【0015】モータ31が正転すると、駆動プーリ17
および駆動シャフト20は時計方向に回転し、また従動
プーリ18および従動シャフト21は反時計方向に回転
する。そうすると、図2に示すように、駆動シャフト2
0と従動シャフト21とによって、駆動側の第2ドラム
29,30と従動側の第2ドラム24,25とが時計方
向と反時計方向とにそれぞれ回って、それぞれ第2ロー
プ29a,30aおよび24a,25aを巻き取り、ド
ア1,2を閉作動させる。
【0016】モータ31が逆転すると、駆動プーリ17
および駆動シャフト20は反時計方向に回転し、また従
動プーリ18および従動シャフト21は時計方向に回転
する。そうすると、図3に示すように駆動シャフト20
と従動シャフト21とによって、駆動側の第1ドラム2
2,23と従動側の第1ドラム27,28とが反時計方
向と時計方向とにそれぞれ回り、それぞれ第1ロープ2
2a,23aおよび27a,28aを巻き取り、ドア
1,2を開作動させる。
【0017】このとき、ドア1,2は上下の第1ドラム
22,23および27,28の第1ロープ22a,23
aおよび27a,28aと、上下の第2ドラム29,3
0および24,25の第2ロープ29a,30aおよび
24a,25aによって引張られるので、ドア1,2の
幅が小さくとも、すなわちローラ5,6および7,8の
間隔が小さくとも、ドア1,2の走行挙動は安定する。
【0018】一方、かごには車椅子の人も乗ることもあ
り、ややもすると車椅子の人がかごに乗り込んでしまわ
ないうちに、ドア1,2が閉じることがあり、そうする
と、ドア1,2は車椅子に衝突することになる。ここ
で、ドア1,2は第2ロープ29a,30aおよび24
a,25aによって引っ張られて閉作動しているが、こ
の第2ロープ29a,30aおよび24a,25aは第
2ドラム29,30および24,25に巻き取られてい
るので、前記衝突の際の衝撃は第2ドラム29,30お
よび24,25によって受け止められる。したがって、
前記衝撃は駆動機構としての駆動シーブ17,従動シー
ブ18およびベルト19には直接伝わらない。
【0019】なお、前記実施例にあっては両開き式のド
アについて説明したが、本発明を片開き式のドアに適用
してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1ロープおよび第2ロープの先端をドアに止着し、駆
動手段によって駆動プーリおよび従動プーリを回転させ
て、第1ロープを第1ドラムに巻き取るか、または第2
ロープを第2ドラムに巻き取るかして、ドアを開閉する
ようにしたので、このドアはこの走行挙動が安定して、
スムーズに開閉することになる。
【0021】また、ドアが車椅子等に衝突しても、この
衝突の際の衝撃は第1ドラムは第2ドラムに受け止めら
れる。したがって、駆動機構としての駆動シーブ,従動
シーブおよびベルト等には直接伝わらず、悪影響を与え
る虞はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベーターのかごドア開閉装置
の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1中A−A線断面図。
【図3】図1中B−B線断面図。
【図4】従来のかごドア開閉装置の斜視図。
【符号の説明】
1,2…ドア、17…駆動プーリ、18…従動プーリ、
20…駆動シャフト、21…従動シャフト、22,2
3,27,28…第1ドラム、22a,23a,27
a,28a…第1ロープ、29,30,24,25…第
2ドラム、29a,30a,24a,25a…第2ロー
プ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江上 喜久行 神奈川県川崎市高津区坂戸3−2−1 日 本オーチス・エレベータ株式会社 オーチ ス技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごの出入口に開閉自在に配設されたド
    アと、ベルトによって同時に回転させられる駆動プーリ
    および従動プーリと、この駆動プーリおよび従動プーリ
    を回転駆動する駆動手段と、前記駆動プーリおよび従動
    プーリによってそれぞれ回転させられる駆動シャフトお
    よび従動シャフトと、この駆動シャフトおよび従動シャ
    フトに設けられ第1ロープが巻き付けられた第1ドラム
    および第2ロープが巻き付けられた第2ドラムとを備
    え、前記第1ロープおよび第2ロープの先端をドアに止
    着し、駆動手段によって駆動プーリおよび従動プーリを
    回転させて、第1ロープを第1ドラムに巻き取るか、ま
    たは第2ロープを第2ドラムに巻き取るかして、ドアを
    開閉するようにしたことを特徴とするエレベーターのか
    ごドア開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記第1ドラムおよび第2ドラムを駆動
    シャフトおよび従動シャフトのそれぞれの上下側に設
    け、上側の第1ドラムの第1ロープおよび第2ドラムの
    第2ロープのそれぞれの先端をドアの上端に止着し、下
    側の第1ドラムの第1ロープおよび第2ドラムの第2ロ
    ープのそれぞれの先端をドアの下端に止着したことを特
    徴とする請求項1記載のエレベーターのかごドア開閉装
    置。
JP8305698A 1998-03-30 1998-03-30 エレベーターのかごドア開閉装置 Withdrawn JPH11292431A (ja)

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