JPH11291539A - 像露光手段の組立て方法及び画像形成装置 - Google Patents

像露光手段の組立て方法及び画像形成装置

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JPH11291539A
JPH11291539A JP9742198A JP9742198A JPH11291539A JP H11291539 A JPH11291539 A JP H11291539A JP 9742198 A JP9742198 A JP 9742198A JP 9742198 A JP9742198 A JP 9742198A JP H11291539 A JPH11291539 A JP H11291539A
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ultraviolet
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州太 ▲浜▼田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像形成体に対し、光学支持体上の像露光手段
により像露光を行う画像形成装置で、高精度での像露光
手段の組立て方法。 【解決手段】 像露光手段(12)を光学支持体(12
0)上に固着するのに紫外線硬化性樹脂を用いて接着
し、モニターにより像露光手段(12)による露光位置
を把握しながら行い、硬化中の像露光手段(12)の位
置ずれをキャンセルする方向に紫外線の照射バランス
(300A,300B)を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等の画像形成装置で、像形成体の周辺に帯電
手段、像露光手段及び現像手段を配置して画像形成を行
う電子写真方式の画像形成装置及び画像形成装置におけ
る像露光手段の組立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
の1つとして、1つの像形成体の一回転以内に各色毎の
帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を形
成するカラー画像形成装置が知られている。
【0003】しかし前記のカラー画像形成装置は、多色
のカラー画像を形成する方法としては、高速の画像形成
を可能とするものの、感光体の一回転内に帯電手段、像
露光手段及び現像手段を複数組配設する必要があるこ
と、像露光手段が近接する現像手段から洩れるトナーに
よって汚れて画質を損なうおそれがあり、これを避ける
ため像露光手段と現像手段の間隔を大きくとる必要があ
ることから必然的に感光体の径が大きくなって装置を大
型化する欠点がある。この欠点を避ける目的から、感光
体の基体を透光性の素材によって形成し、その内部に複
数の像露光手段を収容して、画像を前記基体を通してそ
の外周に形成した感光体層に露光する形態の装置が、例
えば、特開平5−307307号公報によって提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の提案による画像
形成装置は、その内部に複数の像露光手段を収容するた
めに小型の像露光手段が必要とされ、像露光手段に小型
の露光素子が用いられる。そのため、発光素子として複
数のLED(発光ダイオード)を基板上に線状に配列し
た像露光手段が特に多く用いられる。かかる光学系内包
型露光手段を有する画像形成装置は、各ライン状発光手
段による集光位置が、前記像形成体の周面の像形成面に
正確に一致し、かつ該各ライン状発光手段の各配置位置
が所定の間隔で正確に平行配置されていなければならな
い。このため、従来は各ライン状露光光学系を光学系支
持体に仮装着し、更に像形成体内に装填した画像形成装
置を用いて、カラー画像プロセスを実行し、形成された
画質をチェックして、各ライン状発光手段の取付け位置
の修正を行っていた。この位置修正のための調整作業は
熟練と時間を要し、装置組立て上の問題点となってい
た。或いは、各ライン状露光光学系を光学系支持体に装
着し、位置調整及びピント調整を光学系組立て治具を用
いて行ったのち、光学系支持体に固定し、更に、像形成
体及び位置規制部材を取付けたのち、画像形成装置内の
所定位置に装着していた。しかし上記の従来の調整で
は、前記光学系組立て治具で正確に調整しても、実機で
ある画像形成装置に装着したとき、位置規制部材の精度
や組み立て誤差等により、光学系のピント精度や主走査
方向位置精度や副走査方向位置精度が低下するという問
題があり、実機への装着後に再調整を行う必要が発生す
る。
【0005】本発明は、光学系内包型露光手段を有する
画像形成装置において、ライン状露光光学系の光学系支
持体への取付け位置精度を向上させるとともに、取付け
調整作業時間の短縮と作業の容易化を達成し良好な画像
が得られる画像形成装置及びかかる画像形成装置におけ
る像露光手段の高精度での組立て方法を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的とする像露光
手段の組立て方法は、回転する像形成体に対し、支持体
上の像露光手段により像露光を行う画像形成装置で、複
数組の像露光手段を支持体上に固着するのに紫外線硬化
性樹脂を用いて接着し、前記接着は前記像露光手段によ
る露光位置を把握しながら紫外線照射を行うことによっ
てなされることを特徴とする像露光手段の組立て方法に
よって達成される。(請求項1に係わる発明) 上記の目的とする画像形成装置は、副走査方向に回動す
る像形成体に対し、複数組の像露光手段を支持体上の所
定位置に固着し、主走査方向に像露光を行う画像形成装
置において、前記像露光手段は紫外線硬化性樹脂が用い
られて前記支持体上に接着されており、前記接着に当た
っては前記像露光手段による露光位置を把握しながら紫
外線照射を行って固着されていることを特徴とする画像
形成装置によって達成される。(請求項3に係わる発
明)
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の画像
形成装置について説明する。なお、本願の記載は請求項
の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。ま
た、以下の、本発明の実施の形態における断定的な説明
は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の
意義や技術的範囲を限定するものではない。
【0008】本実施の形態のカラー画像形成装置は、像
形成体として透明の基体の外周面に導電層と感光体層と
が設けられた感光体ドラムが用いられ、感光体ドラムに
対し内部に像露光装置が、また外側に帯電器、現像器、
転写器、除電器、クリーニング装置等の画像形成プロセ
ス手段が配置された構造である。
【0009】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、透明アクリル樹脂の透明部材によって形成される円
筒状の基体を内側に設け、透明の導電層、a−Si層或
いは有機感光層(OPC)等の感光層を該基体の外周に
形成したものであり、接地された状態で図1に示す反時
計方向に回転される。
【0010】本実施の形態では、感光体ドラムの光導電
体層において適性なコントラストを付与できる露光光量
を有していればよい。従って、本実施例における感光体
ドラムの透明基体の光透過率は、100%である必要は
なく、露光ビームの透過時にある程度の光が吸収される
ような特性であっても構わない。透光性基体の素材とし
ては、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエステル
モノマーを用い重合したものが、透明性、強度、精度、
表面性等において優れており好ましく用いられるが、そ
の他一般光学部材などに使用されるアクリル、フッ素、
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフ
タレート、などの各種透光性樹脂が使用可能である。ま
た、透光性導電層としては、インジウム・スズ・酸化物
(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化
銅や、Au、Ag、Ni、Alなどからなる透光性を維
持した金属薄膜が用いられ、製膜法としては、真空蒸着
法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CV
D法、浸漬塗布法、スプレー塗布法などが利用される。
また、光導電体層としては、アモルファスシリコン(a
−Si)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層
や、各種有機感光層(OPC)が使用可能である。
【0011】帯電手段であるスコロトロン帯電器11
(Y),11(M),11(C),11(K)はイエロ
ー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、感光体ド
ラム10の前述した有機感光体層に対し所定の電位に保
持された制御グリッドと放電ワイヤによるコロナ放電と
によって帯電作用を行い、感光体ドラム10に対し一様
な電位を与える。
【0012】12(Y),12(M),12(C),1
2(K)は、感光体ドラム10の軸方向に直線状に配列
した発光素子と、等倍結像素子としての集光性ファイバ
ーレンズアレイ(セルフォックレンズ)とから構成され
たライン状の像露光手段(像露光装置)である。これら
の像露光手段12(Y),12(M),12(C),1
2(K)は後に説明する調整が行われて光学支持体12
0に取付けられ、別体の画像読取装置によって読み取ら
れた各色の画像信号がメモリより順次取り出されて、前
記各露光装置12(Y),12(M),12(C),1
2(K)にそれぞれ電気信号として入力される。
【0013】各色毎の現像手段である現像器13
(Y),13(M),13(C),13(K)は、イエ
ロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の一成分或いは二成分の現像剤をそれぞれ収容
し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙
を保って同方向に回転する現像スリーブ130を備えて
いる。
【0014】前記の各色毎の現像器13(Y,M,C,
K)は、前述したスコロトロン帯電器11(Y,M,
C,K)による帯電と、像露光装置12(Y,M,C,
K)とによる像露光とによって形成される感光体ドラム
10上の静電潜像を現像バイアス電圧の印加による非接
触現像法により非接触の状態で反転現像する。
【0015】原稿画像は本装置とは別体の画像読取装置
の撮像素子により読み取られた画像或いは、コンピュー
タで編集された画像を、Y,M,C及びKの各色別の画
像信号として一旦メモリに記憶し格納する。
【0016】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータが回動され感光体ドラム10を図1の反時計
方向へ回転し、同時に感光体ドラム10の右方に配置さ
れたスコロトロン帯電器11Yの帯電作用により感光体
ドラム10に電位の付与が開始される。
【0017】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、像露光装置12(Y)において第1の色信号すなわ
ちYの画像信号に対応する電気信号による露光が開始さ
れ感光体ドラム10の回転走査によってその表面の感光
層に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像を形成す
る。
【0018】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ130上の現像剤が非接触の状態で反転現像さ
れ感光体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナ
ー像が形成される。
【0019】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、更に感光体ドラム10の右方
でYの上部に配置したスコロトロン帯電器11(M)の
帯電作用により電位を付与され、露光装置12(M)の
第2の色信号すなわちMの画像信号に対応する電気信号
による露光が行われ、現像器13(M)による非接触の
反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー像の上
にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて形成さ
れる。
【0020】同様のプロセスにより感光体ドラム10の
上部に配置したスコロトロン帯電器11(C)、像露光
装置12(C)及び現像器13(C)によって更に第3
の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、また感
光体ドラム10の右方でC画像形成手段の下部に配置し
たスコロトロン帯電器11(K)、像露光装置12
(K)及び現像器13(K)によって第4の色信号に対
応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成さ
れ、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラ
ーのトナー像が形成される。
【0021】これ等像露光装置12(Y),12
(M),12(C),12(K)による感光体ドラム1
0の有機感光層に対する露光は感光体ドラム10の内部
より前述した透明の基体を透して行われる。従って第
2,第3及び第4の色信号に対応する画像の露光は何れ
も先に形成されたトナー像の影響を全く受けることなく
行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の静電潜像
を形成することが可能となる。
【0022】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は一旦中間転写手段として設け
た中間転写ベルト14の周面に転写される。
【0023】中間転写体としての中間転写ベルト14は
厚さ0.5〜2.0mmの無端状のゴムベルトで、シリ
コンゴム或いはウレタンゴムの108〜1012Ω・cm
の抵抗値をもつ半導電性基体と、ゴムの基体の外側にト
ナーフィルミング防止層として抵抗値1010〜1016Ω
・cmで、厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行
った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好ま
しい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5m
mの半導電性のポリエステルやポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート等を使用することも
できる。中間転写ベルト14がローラ14A,14B,
14C及び14Dの間に張架され、ローラ14Dに伝達
される動力により感光体ドラム10の周速度に同期して
時計方向に循環して搬送される。
【0024】前記の中間転写ベルト14はローラ14A
とローラ14Bの間のベルト面を感光体ドラム10の周
面に接し、一方ローラ14C外周のベルト面を転写部材
である転写ローラ15に接していてそれぞれの接点にお
いてトナー像の転写域を形成している。
【0025】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト14と
の間の接点においてローラ14Bへのトナーと反対極性
のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト14の
周面側に転写される。即ちドラム上のカラートナー像は
接地したローラ14Aの案内によりトナーを散らすこと
なく転写域へと搬送され、ローラ14Bに対する1〜3
kVのバイアス電圧の印加によって中間転写ベルト14
側に効率良く転写される。
【0026】一方、給紙カセット(図示せず)の給紙ロ
ーラ17の作動により転写材としての転写紙Pが搬出さ
れてタイミングローラ18に給送され、中間転写ベルト
14上のカラートナー像の搬送に同期して転写ローラ1
5の転写域へと給紙される。
【0027】転写ローラ15は前記中間転写ベルト14
の周速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙
された転写紙Pは転写ローラ15と前記の接地状態にあ
るローラ14Cの間のニップ部の形成する転写域におい
て中間転写ベルト14上のカラートナー像に密着され転
写ローラ15への1〜2kVのトナーと反対極性のバイ
アス電圧の印加により順次カラートナー像は転写紙P上
に転写される。
【0028】カラートナー像の転写を受けた転写紙Pは
除電され、搬送板19を介して定着装置91に搬送さ
れ、熱ローラ91Aと圧着ローラ91Bとの間に挟着搬
送して加熱され、トナーを溶着して定着がなされたのち
排紙ローラ92を介して装置外部に排出される。
【0029】前述した感光体ドラム10及び中間転写ベ
ルト14にはそれぞれクリーニング手段としてのクリー
ニング装置100及び140が設置され、それぞれの備
えるブレードが常時圧接されていて、残留した付着トナ
ーの除去がなされて周面は常に清浄な状態に保たれてい
る。
【0030】一般に感光体ドラム10としては装置の規
模及び感光体ドラム10の外周面に設置される複数のス
コロトロン帯電器11、複数の現像器13やクリーニン
グ装置100等による制約に応じて外径が50mmない
し200mmの間の径を有したドラムが好ましく使用さ
れるが、その場合剛性を保つ目的から感光体ドラム10
の基体の厚さはドラム径に対応して2mmないし10m
mとされ、一方これ等の感光体ドラム10を支持する前
記の光学支持体120としては、像露光装置12とその
結像距離分だけ小径となり、円筒パイプの場合で外径を
20mmないし160mm、支持部材20の厚さを外径
に対応して0.5mmないし5mmにとることにより、
強度が充分でかつ前記の各像露光装置12を余裕をもっ
て光学支持体120上に設置することが可能となる。
【0031】図2(A)は前記像露光装置の要部断面図
であり、図2(B)は図2(A)の斜視図である。各像
露光装置12(Y),12(M),12(C),12
(K)は同一構造をなすから、以下、像露光装置12と
称して説明する。図2に示すように、各色毎の像露光手
段としての露光装置12は、感光体ドラム10の軸方向
に配列されたFL(蛍光体発光),EL(エレクトロル
ミネッセンス),PL(プラズマ放電),LED(発光
ダイオード)等の発光素子をアレイ状に並べた線状の露
光素子や、LISA(光磁気効果光シャッタアレイ),
PLZT(透過性圧電素子シャッタアレイ),LCS
(液晶シャッタ)等の光シャッタ機能をもつ素子を並べ
た線状の露光素子等による露光光を発光する発光素子1
2aと、等倍結像素子としての集光性ファイバーレンズ
アレイ(セルフォックレンズ)12bとが、発光素子1
2aと、等倍結像素子としてのセルフォックレンズ12
bとを保持する保持部材12cに取付けられたユニット
として構成され、感光体ドラム10に内包して設けられ
た露光装置を固定保持する円筒パイプ状又は中空の多角
柱状の光学支持体120に後述する方法にて取付けられ
ており、メモリに記憶された各色の画像信号がメモリよ
り順次読み出されて各色毎の像露光装置12にそれぞれ
電気信号として入力される。この実施の形態において使
用される発光素子12aの発光波長は600〜900n
mの範囲のものである。
【0032】発光素子12aは例えばLEDを線状に配
列したアレイであり、例えばセラミックス、パイレック
スガラス等を用いた基板12d上に形成されている。更
に、セルフォックレンズ12bが図示黒小丸で、また発
光素子12aの基板12dが接着剤によって保持部材1
2cに固定され、像露光装置12が構成される。各色毎
の像露光装置12が、後述の組立治具を用いて後に説明
する組立て方法により所定の位置に保持され光学支持体
120に取付け固定される。
【0033】上記の各像露光装置12の共通支持体であ
る光学支持体120には、例えばアルミニウムやステン
レス等の軽金属材料から形成される薄肉の中空部材、好
ましくは円筒パイプや角パイプ等が使用されていて、そ
れによって金属性の中空部材を用いた光学支持体120
の軽量化と低熱容量化が図られると共に、画像形成部の
重量が軽減されかつ熱容量が小さく熱伝導性も良好で、
温度調節の効率が高められている。又、円筒や角柱パイ
プは力学的な変形にも強い。
【0034】光学支持体120として用いられる金属製
の中空部材としては、例えばアルミニウム材やステンレ
ス材や鋼材等の金属部材が用いられるが、一方発光素子
12aの金属ケーシング12e部材としても、例えば鋼
材やアルミニウム材やステンレス材の金属部材が用いら
れる。更に調整用のブロック部材である金属製のスペー
サ122の部材としても、例えばアルミニウム材やステ
ンレス材や鋼材等の金属部材が用いられる。3者に用い
られる金属部材としては、その他ニッケル材及びニッケ
ル合金や熱膨張の少ないインバール合金等が利用可能で
ある。3者に金属製の部材を用いることにより、露光素
子12a部で発生した熱が速やかに金属製の保持部材1
2cとスペーサ122を通して光学支持体120に伝
達、拡散され、熱膨張に起因する露光素子12a間の位
置ずれや光量変動に影響を与える、露光素子12aの不
均一な温度分布や温度上昇が防止される。
【0035】図3は、像形成体10を取り付ける前の、
像露光装置12(Y,M,C,K)を光学支持体120
に取り付けた状態を示す図であり、図3(A)は像露光
装置の側面図であり、図3(B)は図3(A)の正面図
である。x軸方向(主走査方向)は、感光体ドラム10
の移動方向に直交し、感光体ドラム10軸と平行に像露
光装置12に設けられた線状の発光素子12aを位置出
しする方向を示し、y軸方向(副走査方向)は感光体ド
ラム10の移動方向移動を示す。z軸方向(焦点位置方
向)は像露光装置12の感光体ドラム10の直径方向移
動を示し、前記のスペーサ122を用いてのセルフォッ
クレンズ12bの合焦点位置の調整方向を示す。
【0036】図4は、像露光装置12(Y,M,C,
K)を内包した像形成体10を、画像形成装置の装置本
体固定側板1A,1B間に装着した状態を示す断面図で
ある。図5(A)は像露光装置12(Y,M,C,K)
を内包した像形成体10を、前記固定側板1A,1B間
に装着する前の状態を示す断面図であり、図5(B)は
そのA−A断面図、図5(C)はB−B断面図、図5
(D)はC−C断面図である。図6(A)は像露光装置
12(Y,M,C,K)を位置決め調整する状態を示す
断面図であり、図6(B)はそのA−A断面図である。
【0037】前記光学支持体120は、像露光装置12
(Y,M,C,K)の両端部を支持する左右の2個の光
学支持体120A,120Bに分割されていて、何れも
中心軸であるシャフト121に挿入され支持されてい
る。光学支持体120は一体であってその両端部120
A,120Bにおいて像露光装置12(Y,M,C,
K)を支持する構成であっても差し支えない。前記像露
光装置12(Y,M,C,K)の両端部は、前記光学支
持体120A,120Bの外周面に取り付けられ固定さ
れる。該シャフト121には2本のピン121a,12
1bが所定位置に植設されていて、前記像露光装置12
(Y,M,C,K)を前記シャフト121に挿入したの
ち、右側のピン121bに、図示右側の光学支持体12
0Bの右側面のV字型溝を当接させて、左側のピン12
1aに、図示左側の光学支持体120Aの右側面を当接
させ、軸方向の位置決めが行われる。
【0038】なお、前記光学支持体120は、前記光学
支持体120A,120B、シャフト121が初めから
一体で形成されているなら、上記の作業は必要なくな
る。
【0039】像露光装置12(Y,M,C,K)の両端
部を支持し取り付ける前記光学支持体120A,120
Bの支持部120a,120bは、多角柱状(図示した
形状は正六角柱状)の側面をなしていて、該支持部12
0a,120bは予め定盤上で同一平面状になるように
設置されている。上記像露光装置12(Y,M,C,
K)は、後述の位置調整を行ったのち、楔状のスペーサ
122を介して固定される。個々の部材の精度が充分保
持されているとき、スペーサ122を用いないこともあ
る。
【0040】前記光学支持体120Aの他端部(図示左
側の端部)は、シャフト121と同心の円筒面部120
bを形成していて、該円筒面部120bに玉軸受部材
(位置規制部材)123の内輪部が圧入される。該玉軸
受部材123の外輪部は前記像形成体10の図示左端の
内径部に圧入される。
【0041】前記光学支持体120Bの他端部(図示右
側の端部)は、シャフト121と同心の円筒面部120
cを形成していて、該円筒面部120cに玉軸受部材
(位置規制部材)124の内輪部が圧入される。該玉軸
受部材124の外輪部は像形成体駆動部材125の内径
部に圧入される。該像形成体駆動部材125は前記像形
成体10の内径部に嵌合し固定される。
【0042】前記シャフト121の図示最左端部には、
左側板取付部材126の内径部が嵌合し、該左側板取付
部材126のフランジ部は画像形成装置の左側板1Aに
位置決め固定される。また前記シャフト121の図示最
右端部には、右側板取付部材127の内径部が嵌合し、
該右側板取付部材127のフランジ部は画像形成装置に
右側板1Bに当接し、シャフト121の最右端部に螺合
するネジによって右側板1Bに位置決め固定される。な
お、シャフト121の右端近傍のピン121cは、前記
右側板取付部材127の内径部に設けた図示しない取付
基準溝に嵌合し、シャフト121の回転方向の位置決め
をする。
【0043】以上のような構成により、図6に示す像露
光手段12(Y,M,C,K)の位置調整後には、像露
光手段12(Y,M,C,K)の各取り付け位置と、玉
軸受部材123,124の各外径部とは、一体に固定さ
れ同軸をなすから、相対位置の誤差は生じない。したが
って、この状態で像形成体10を装着して図5に示すよ
うに組み立て、更に図4に示すように実機である画像形
成装置本体に装着すれば、前記位置調整時の精度を維持
して正確に設置することができる。
【0044】図7は、像露光手段12(Y,M,C,
K)の位置を調整する露光光学系の組立調整装置200
の平面図、図8は該組立調整装置200の正面図、図9
は該組立調整装置200の調整制御手段を示すブロック
図である。
【0045】組立調整装置200による像露光手段12
(Y,M,C,K)の組立調整に当たっては、先ず像露
光手段12(Y,M,C,K)を支持する光学支持体1
20A,120Bの各端部を、玉軸受部材123,12
4を介して、定盤上の支持部材128A,128Bに嵌
合し、回動可能に支持がなされ、光学支持体120A,
120Bを貫通するシャフト121は水平となるよう調
整・架設がなされる。シャフト121の一方の軸端に
は、ロータリーエンコーダ206のスケール板が取付け
られていて、各像露光手段12(Y),12(M),1
2(C),12(K)の取付け固定時における回転方向
(副走査方向y)の精密位置決めを行う。
【0046】取付け調整時における像露光手段12の両
端部付近には左右2組の微動ステージ201A,201
Bに設けた把持部202A,202Bがあって、像露光
手段12の両端部付近は把持部202A,202Bによ
って把持される。該微動ステージ201A,201B
は、固定台203上に設置され、前記把持部202A,
202Bを三次元方向(x,y,z方向)に微動させる
ことによって像露光手段12の取付け位置の10μm以
下の微調整が行われる。なお把持部202A,202B
の先端把持部は円筒状の樹脂部材等が用いられ、像露光
手段12を傷つけることなくかつスリップすることがな
いよう把持される。
【0047】前記固定台203上に固定した支柱204
の上端には、前記像露光手段12Yのライン状のセルフ
ォックレンズ12bの両端部に対向する側に、光検出手
段(光検出センサ)205A,205Bが配設されてい
る。該光検出手段205A,205Bは例えば二次元C
CDセンサから成り、基準の像形成体10を用いた露光
光学系12による結像位置、即ち基準の像形成体10の
外周面の像形成基準位置に相等する位置(屈折率が空気
と異なるアクリル樹脂製の透明基体をLED光は通過す
るため)に予め設定されている。そして、前記ライン状
発光素子12aの両端部の特定の画素を点灯させた状態
で、光検出手段205A,205Bで検出しながら該像
露光手段12のx,y位置やピント位置zを調整する。
光検出手段205A,205Bは、例えば500×50
0画素から成る二次元CCDセンサであり、1画素のサ
イズは5〜10μmである。前記微動ステージ201
A,201Bにより像露光手段12をX,Y,Z方向に
微小移動させて、点灯している特定のLEDの結像位置
を、二次元CCDセンサ205A,205Bのエリア内
の特定された画素に一致したか否かの状態を検出し、検
出した状態を表示手段(CRTモニター)208に表示
する。
【0048】像露光手段12の光学支持体120への取
付け位置の調整は表示手段208の表示を観察しながら
x,y,z位置について行われる。z位置の調整につい
ては光検出手段205A,205Bで受光される点灯し
た特定画素の結像状態(照度又はスポット径)によって
検出し、楔状のスペーサ122を露光手段12と光学支
持体120の間に挿入し位置固定することによって行わ
れる。
【0049】本発明は、特に像露光手段12の光学支持
体120へのx,y方向の調整後の固着に当たって、固
着手段として紫外線硬化性樹脂を用い、ライン状発光素
子12aの両端部の特定の画素を点灯させた状態でCR
Tモニター208によって露光位置を把握しながら紫外
線照射を行い固着するもので、接着剤として紫外線硬化
性樹脂を用いる理由は、位置調整がなされた時点で紫外
線照射を行うことで調整された位置に接着・固定するか
らである。しかし本発明者の検討によれば、紫外線照射
によって接着・固定するには紫外線の照射量にもよるが
1〜2分程度の照射時間を必要とする。紫外線硬化性樹
脂は主に嫌気硬化性が付与されたものを用いている。こ
の嫌気硬化性は空気が遮断されることにより効力を発す
る。紫外線硬化性樹脂は像露光手段12の側面にはみ出
すように塗布され、この部分に紫外線が照射され硬化す
ることにより空気が遮断されて内部の紫外線が照射され
ない部位も硬化する。特にこの側面にはみ出した紫外線
硬化性樹脂の、紫外線照射による硬化の際の収縮のた
め、硬化する間に照射方向に向かって100μm近く位
置ずれが発生することもある。
【0050】本発明は像露光手段12の光学支持体12
0への取付け固定に当たっては、像露光手段12の位置
をCRTモニター208でモニターしながら紫外線硬化
性樹脂塗布位置に紫外線の照射を行う。接着・固定がな
される過程で像露光手段12の位置がずれて行く傾向が
認められたときは、照射する紫外線の照射バランスを変
更し、像露光手段12の位置ずれを0の方向に矯正する
もので、かかる紫外線硬化性樹脂を用いてのモニターを
行いながらの接着・固定を行うことによって像露光手段
12は所定の調整位置からのずれを0〜20μmの範囲
内に抑えて固定することが可能となる。
【0051】次に像露光手段12の光学支持体120へ
の取付け固定について具体例を用いて説明する。
【0052】図10は第1の具体例を示したもので、図
10(a)は平面図、図10(b)は側面図を示してい
る。像露光手段12の保持部材12cのx方向の両側底
面には傾斜面が設けられていて、同じ傾斜角度をもった
楔状のスペーサ122Aによってz方向(ピント位置方
向)の位置調整を行う。スペーサ122Aの保持部材1
2cに対向する傾斜面とスペーサ122Aが光学支持体
120に対向した面には紫外線硬化性樹脂を塗布し、
(図上では塗布面をBをもって示す)像露光手段12の
位置をモニターしながら所定位置に調整し、x方向の対
向した2方向から例えばオプチカルファイバを用いた紫
外線照射器300A,300Bによって紫外線照射を行
う。
【0053】かかる紫外線照射を行いながらモニターを
行うと、接着・固定する間にy方向(副走査方向)の位
置ずれは抑えられるが、像露光手段12はx方向(主走
査方向)に位置ずれが生じることが多い。この場合には
紫外線照射器300A,300Bによる照射バランスを
上記の位置ずれを解消する方向に変更し、位置ずれの矯
正を行いながら紫外線照射を続け、像露光手段12が完
全光学支持体120に固着するよう組立て調整を行うも
ので、かかる調整・固定法によって所定位置からの位置
ずれは20μm以内に抑えることが可能となる。
【0054】図11は第2の具体例を示したもので、図
11(a)は平面図、図11(b)は側面図を示してい
る。像露光手段12のz方向(ピント位置方向)の位置
調整を行うのに、同じ傾斜角度をもった2つの楔状のス
ペーサ122B,122Cを1組として組み合わせ保持
部材12cのx方向の両側底面に設け、x,y方向と併
せてz方向の位置調整を行う。保持部材12cとスペー
サ122B,122Cと光学支持体120のそれぞれの
接触する面には紫外線硬化性樹脂を塗布し、(図上では
塗布面をBをもって示す)把持部202A,202Bの
微調によって所定位置へのセットを行う。ついでモニタ
ーを行いながら図示したように4方向の紫外線照射器3
00C,300D,300E,300Fからの紫外線照
射を行い、照射バランスを変化させることによってx方
向(主走査方向)及びy方向(副走査方向)の微調を行
いながら接着・固定を行う。
【0055】例えば紫外線照射中に像露光手段12がx
方向の位置ずれが生じたときは、紫外線照射器300
C,300Dによる合計した紫外線照射量と紫外線照射
器300E,300Fによる合計した紫外線照射量との
照射バランスを上記の位置ずれを解消する方向に変更
し、位置ずれの矯正を行いながら紫外線照射を行う。ま
た紫外線照射中に像露光手段12がy方向の位置ずれが
生じたときは、紫外線照射器300C,300Eによる
合計した紫外線照射量と紫外線照射器300D,300
Fによる合計した紫外線照射量との照射バランスを上記
の位置ずれを解消する方向に変更し、位置ずれの矯正を
行いながら紫外線照射を行う。またx方向、y方向に位
置ずれが生じたときは、x方向の位置ずれが生じたとき
の照射バランスの変更とy方向の位置ずれが生じたとき
の照射バランスの変更とを組み合わせた形で紫外線照射
を続け、像露光手段12が完全に光学支持体120に固
着するようモニターを行いながら組み立て調整を行うこ
とによってx方向、y方向の位置ずれは何れも20μm
以下に抑えることが可能になる。
【0056】図12は第3の具体例を示したもので、図
12(a)は平面図、図12(b)は側面図を示してい
る。部品精度が充分保持されていてz方向についてはス
ペーサを用いての位置調整を必要としない例で、像露光
手段12の保持部材12cを光学支持体120に直接紫
外線硬化性樹脂を用いて接着・固定する。本具体例にお
いては、像露光手段12のx方向の中央部底面に紫外線
硬化性樹脂を塗布し、(図上では塗布面Bをもって示
す)把持部202A,202Bの微調によって所定位置
へのセットを行う。
【0057】ついでモニターを行いながら前記中央部の
y方向の対向する紫外線照射器300G,300Hから
紫外線照射を行う。接着・固定に至る間にx方向(主走
査方向)の位置ずれは抑えられるが、像露光手段12は
y方向(副走査方向)に位置ずれが生じることが多い。
この場合には紫外線照射器300G,300Hによる照
射バランスを上記の位置ずれを解消する方向に変更し、
位置ずれの0方向へと矯正を行いながら紫外線照射を続
け、像露光手段12が完全に光学支持体120に固着す
るよう組立て調整を行うことによって所定位置からの位
置ずれは20μm以内に抑えることが可能となる。
【0058】以上のようにして像露光手段12(Y)の
光学支持体120への取付けが終了すると、ロータリー
エンコーダ206によって回転角度の検知を行いながら
光学支持体120の所定角度の回転を行い、像露光手段
12(M),12(C),12(K)の位置調整が順次
になされ、紫外線硬化性樹脂を用いてモニターを行いな
がらの高精度の接着・固定が行われる。
【0059】像露光手段12(Y,M,C,K)の調整
接着・固定を終えた光学支持体120には玉軸受け部材
123,124と、像形成体10、像形成体駆動部材1
25が順次装着される(図5参照)。
【0060】実機である画像形成装置1の固定側板1
A,1B間に、上記像露光手段12(Y,M,C,K)
を内包した像形成体10を挿入し、左側板取付部材12
6及び右側板取付部材127をシャフト121に軸着
し、ネジ等を用いて装置本体固定側板1A,1Bに固定
し、組立てを完了する。
【0061】また、像露光手段12を像形成体10の外
部に置いた場合や、像露光手段12にレーザ露光系ユニ
ットを用いた場合でも、同じ手法で同等の効果を得るこ
とができる。
【0062】
【発明の効果】本発明によるときは、像露光手段を光学
支持体上に固着するのに紫外線硬化性樹脂を用いて位置
調整がなされたところで、紫外線照射を行って接着・固
定を行うが、紫外線照射がなされた部位から収縮しなが
ら硬化していくことから、像露光手段は光学支持体に対
し位置ずれが生じることとなるのでモニターによって監
視しながら照射バランスを変更することによって極めて
高精度に調整された形で接着固定がなされることとなっ
た(請求項1,2)。
【0063】請求項1,2の像露光手段の組立て方法に
よって組立てられた像露光手段を固着した光学支持体を
像形成体内に組み込むことによって形成されるカラー画
像では色ずれやぼけが全く認められない画像形成装置が
提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における画像形成装置として好適
なカラー画像形成装置の断面構成図。
【図2】像露光装置の要部断面図及び斜視図。
【図3】像露光装置を光学支持体に取付けた状態を示す
側面図及び正面図。
【図4】像露光装置を内包した像形成体を、画像形成装
置の固定側板間に装着した状態を示す断面図。
【図5】(A)は像露光装置を内包した像形成体を、固
定側板間に装着する前の状態を示す断面図、(B)はA
−A断面図、(C)はB−B断面図、(D)はC−C断
面図。
【図6】(A)は像露光装置の位置決め調整時の状態を
示す断面図、(B)はA−A断面図。
【図7】像露光手段の位置を調整する組立調整装置の平
面図。
【図8】上記組立調整装置の正面図。
【図9】像露光手段の調整制御手段を示すブロック図。
【図10】像露光手段の取付け固定を行う第1の具体
例。
【図11】像露光手段の取付け固定を行う第2の具体
例。
【図12】像露光手段の取付け固定を行う第3の具体
例。
【符号の説明】
1 画像形成装置 10 像形成体(感光体ドラム) 12,12(Y,M,C,K) 像露光手段(像露光装
置) 12a 発光素子 12b 等倍結像素子(集光性ファイバーレンズアレ
イ、セルフォックレンズ) 12c 保持部材 120,120A,120B 光学支持体 121 シャフト 122 スペーサ 200 組立調整装置 201,201A,201B 微動ステージ 202A,202B 把持部 205A,205B 光検出手段(光検出センサ、二次
元CCDセンサ) 206 ロータリーエンコーダ 207 制御手段 208 表示手段(CRTモニター) 300 紫外線照射器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する像形成体に対し、支持体上の像
    露光手段により像露光を行う画像形成装置で、複数組の
    像露光手段を支持体上に固着するのに紫外線硬化性樹脂
    を用いて接着し、前記接着は前記像露光手段による露光
    位置を把握しながら紫外線照射を行うことによってなさ
    れることを特徴とする像露光手段の組立て方法。
  2. 【請求項2】 前記像露光手段の固着に当たっては、前
    記像露光手段による露光位置の変動に応じて対称方向か
    ら照射する紫外線の照射バランスを変更して照射するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の像露光手段の組立て方
    法。
  3. 【請求項3】 副走査方向に回動する像形成体に対し、
    複数組の像露光手段を支持体上の所定位置に固着し、主
    走査方向に像露光を行う画像形成装置において、前記像
    露光手段は紫外線硬化性樹脂が用いられて前記支持体上
    に接着されており、前記接着に当たっては前記像露光手
    段による露光位置を把握しながら紫外線照射を行って固
    着されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像露光手段の固着に当たっては、前
    記像露光手段による露光位置の変動に応じて対称方向か
    ら照射する紫外線の照射バランスを変更して照射するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005162937A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Ricoh Co Ltd 位置制御型接着接合方法およびその装置並びに接着接合構造体
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JP2005300976A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学部品の接合方法
JP2006250964A (ja) * 2005-03-07 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 偏心調整組み立て部品、偏心調整組み立て方法、偏心調整組み立て装置、及び画像形成装置
US7918963B2 (en) 2002-09-20 2011-04-05 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for adhering parts maintaining adjusted position

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