JPH11291381A - 透明導電性フィルム - Google Patents

透明導電性フィルム

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JPH11291381A
JPH11291381A JP10103152A JP10315298A JPH11291381A JP H11291381 A JPH11291381 A JP H11291381A JP 10103152 A JP10103152 A JP 10103152A JP 10315298 A JP10315298 A JP 10315298A JP H11291381 A JPH11291381 A JP H11291381A
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JP
Japan
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transparent conductive
film
conductive film
resin layer
transparent
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Application number
JP10103152A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Hikita
敏彦 疋田
Yasuo Fushiki
八洲男 伏木
Sadao Fujii
貞男 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スティッキング(電極間の貼り付き)がな
く、摺動筆記特性に優れ、高い光線透過率をもち、文字
ぼけもないなどの特性を維持しつつ、ギラツキを抑えた
透明導電性フィルムを開発する。 【解決手段】 透明プラスチックフィルム上に樹脂層を
設け、さらにそのうえに透明導電層を形成してなる透明
導電性フィルムにおいて、前記樹脂層の透明導電層を形
成した側の面が、平均密度100〜5000個/mm2
の点状の突起が形成された面であり、かつ該透明導電性
フィルムの透過像鮮明度が、0.125mmの光学くし
を用いたときに70%以上である透明導電性フィルムに
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明導電性フィル
ム、たとえば高精細カラーディスプレー上に搭載される
抵抗膜方式透明タッチパネル電極に適した透明導電性フ
ィルムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、画像表示素子として液晶表示素子が注目され、その
用途として、携帯用の電子手帳や情報端末の入力装置が
あげられる。前記液晶表示素子を携帯用の電子手帳や情
報端末の入力装置として用いるばあい、液晶表示素子上
に透明タッチパネルを載せたもの、とくに価格などの点
から抵抗膜方式透明タッチパネルを載せたものが一般に
用いられている。
【0003】前記抵抗膜方式透明タッチパネルは、透明
導電性フィルムと透明導電性ガラスが適当なギャップで
隔てられた構造のものが一般的である。
【0004】前記の抵抗膜方式透明タッチパネル用透明
導電性フィルムに関して、これまでスティッキング性の
改善や打鍵寿命の向上を目的とした技術が報告されてい
る。たとえば、透明フィルムにフィラーを含むアンダー
コート層を積層させ、そのうえに透明導電層を形成する
方法が提案されており、フィラー添加による曇価の上昇
や光線透過率の低下に対する技術も合わせて報告されて
いる(特開平5−338088号公報)。曇価について
は20%以下、光線透過率(550nm)については8
0%以上で、にじみもなく実用に供しうる明るさをうる
ことができると記載されている。
【0005】しかし、前記曇価の上昇に関しては、表示
素子の画質の点で問題があり、フィラー粒子による光の
散乱のために表示体が文字ぼけをおこし、著しく視認性
をわるくするものである。また、前記光線透過率の低下
に関しては、低消費電力が要求される携帯用情報端末機
器に光線透過率の低い透明導電性フィルムを用いて作っ
た透明タッチパネルを搭載するばあい、画面が暗くなる
という問題がある。
【0006】さらに、情報端末機器などの表示素子の高
精細化・カラー化により新たな課題が生じている。すな
わち、前記技術を用いた透明導電性フィルムからなる透
明タッチパネルを、高精細なカラー表示素子に組み込ん
だばあい、表示されている文字などの背景となる白など
の明るい表示画面がぎらつくという問題が新たに生じて
いる(以下、このような状態のことをギラツキと表現す
る)。このような状態で長時間表示画面を注視すること
はかなりの苦痛を伴う。このギラツキが、フィラーを除
いた透明導電性フィルムのばあいには全く見られないこ
とから、フィラーによりおこることは明らかである。
【0007】しかしながら、フィラーを全く添加しない
と、透明タッチパネルとして要求される特性、すなわち
スティッキング対策や摺動筆記特性を満足することがで
きないため、このような特性を満足しつつギラツキを改
善した透明導電性フィルムが望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、表示素子
の高精細化が進む現状に鑑み、スティッキング(電極間
の貼り付き)がなく、摺動筆記特性に優れ、高い光線透
過率をもち、文字ぼけもないなどの従来の技術によりえ
られている特性を維持しつつ、ギラツキを極力抑えた透
明導電性フィルムを開発するために鋭意研究を重ねた結
果、フィラー入り樹脂の塗工後に行なう予備乾燥工程に
おいて、適当な乾燥条件を設定することにより、良好な
摺動筆記特性を維持し、スティッキングがなく、摺動筆
記特性に優れ、80%以上の光線透過率をもち、文字ぼ
けもないなどの従来の技術によりえられている特性を維
持したまま、ギラツキを改善した透明導電性フィルムが
えられること、とくにカラー表示のできる高精細な表示
素子上に搭載されるタッチパネル用電極として好適であ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち本発明は、透明プラスチックフィ
ルム上に樹脂層を設け、さらにそのうえに透明導電層を
形成してなる透明導電性フィルムにおいて、前記樹脂層
の透明導電層を形成した側の面が、平均密度100〜5
000個/mm2の点状の突起が形成された面であり、
かつ該透明導電性フィルムの透過像鮮明度が、0.12
5mmの光学くしを用いたときに70%以上であること
を特徴とする透明導電性フィルム(請求項1)、前記樹
脂層の厚さが1.0〜10.0μmであり、また、該樹
脂層表面に存在する突起が平均粒子径0.5〜5.0μ
mのフィラーを含む樹脂を塗工することにより形成され
ている請求項1記載の透明導電性フィルム(請求項
2)、前記透明導電層が、DCマグネトロンスパッタ法
により成膜された酸化インジウムまたはこれと酸化スズ
との複合酸化物からなる層である請求項1または2記載
の透明導電性フィルム(請求項3)、前記透明プラスチ
ックフィルムが位相差フィルムである請求項1、2また
は3記載の透明導電性フィルム(請求項4)、前記透明
プラスチックフィルムが光学等方フィルムである請求項
1、2または3記載の透明導電性フィルム(請求項5)
および前記透明導電性フィルムが抵抗膜方式透明タッチ
パネルに用いられる請求項1、2、3、4または5記載
の透明導電性フィルム(請求項6)に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の透明導電性フィルムは、
透明プラスチックフィルムの一方の面上に樹脂層、さら
にそのうえに透明導電層が形成されている透明導電性フ
ィルムである。前記透明プラスチックフィルムのもう一
方の面についてはとくに制限はなく、樹脂層があっても
なくてもよく、またその面に点状の突起があってもなく
てもよい。
【0011】前記透明プラスチックフィルムとしては、
透明導電性フィルムの製造に使用されるものであればと
くに限定なく使用することができる。その具体例として
は、溶液キャスト法、溶融キャスト法、押出し・延伸法
によりえられたものなどがあげられる。これらのなかで
は溶液キャスト法により製造されたものが、押出し・延
伸法などによるフィルムに比べて表面の平滑性が高い点
から好ましい。
【0012】前記透明プラスチックフィルムを形成する
樹脂としては、ポリエチレンテレフタレートなどのポリ
エステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアリレ
ート系樹脂、ポリサルホン系樹脂、ポリエーテルサルホ
ン系樹脂、変成ポリオレフィン系樹脂などの透明性を有
する樹脂であればとくに制限はない。これらのなかで
は、ポリカーボネート系樹脂、ポリアリレート系樹脂、
ポリサルホン系樹脂、とくにポリアリレート系樹脂、ポ
リサルホン系樹脂が溶液キャスト法による成膜が容易な
点および耐熱性、耐溶剤性など化学的、物理的特性に優
れている点から好ましい。
【0013】前記透明プラスチックフィルムの膜厚とし
ては、一般に30〜200μm、さらには40〜150
μmのものが好ましい。前記範囲内の厚さのばあいに
は、透明導電性フィルムを製造して透明タッチパネルに
用いることを想定したとき、ペン入力時の書き味を考慮
すると極力薄いものが好ましいが、一方、あまり薄いも
のは耐久性やタッチパネル化工程のハンドリングなどに
問題が生じるおそれがあるという相反する要望を満足さ
せやすい点から好ましい。
【0014】前記位相差フィルムとしては、前記透明プ
ラスチックフィルムのうち非晶質タイプのフィルムを延
伸処理したものなどがあげられ、延伸処理の技術として
は特開平2−42406号公報に記載の方法などがあげ
られる。
【0015】前記位相差フィルムの具体例としては、た
とえば特開平7−52271号公報および特開平2−1
2205号公報などに記載のポリカーボネート系樹脂フ
ィルム、特開平1−270004号公報などに記載のポ
リアリレート系樹脂フィルム、特開平2−42406号
公報などに記載のポリサルホン系樹脂フィルムならびに
特開平7−287122号公報などに記載のポリノルボ
ルネン系樹脂フィルムなど公知の位相差フィルムがあげ
られる。また、特開平2−285303号公報などに記
載されている、フィルムの三次元複屈折率を制御した位
相差フィルムなども好ましく用いることができる。これ
らのうちでは、ポリアリレート系樹脂やポリサルホン系
樹脂からなる位相差フィルムが、耐熱性、耐溶剤性など
の化学的、物理的特性に優れているという点から好まし
い。
【0016】前記位相差フィルムの厚さと複屈折の積で
表わされる位相差(R0)にはとくに限定はなく、目的
に応じて適宜選べばよいが、通常20〜2000nmで
あるのが好ましい。
【0017】前記光学等方フィルムとしては、公知の実
質的に位相差を有しないフィルム、すなわち、位相差
(R0)が20nm未満、さらには10nm以下、とく
には5nm以下のフィルムがあげられる。
【0018】また、前記光学等方フィルムの位相差(R
0)とフィルム平面内の光軸に対して直交する方向へ4
5°傾けて測定したときの位相差(R45)との比(R45
/R0)は、1に近いものが好ましく、あまり大きな値
を示すと位相差値の視野角依存性が大きくなり、斜めか
ら見たばあいの位相差値が大きくなり、表示特性の低下
を招きやすくなる。前記位相差の比(R45/R0)とし
ては5以下、さらには3以下であるのが好ましい。
【0019】さらに、前記光学等方フィルムの光軸のバ
ラツキとしては、±10°以下、さらには±5°以下で
あるのが好ましい。
【0020】前記光学等方フィルムの具体例としては、
ポリカーボネート系樹脂フィルム、ポリアリレート系樹
脂フィルム、ポリサルホン系樹脂フィルム、ポリエーテ
ルサルホン系樹脂フィルムからなる光学等方フィルムな
どがあげられる。これらのうちでは、ポリアリレート系
樹脂やポリサルホン系樹脂からなる光学等方フィルム
が、耐熱性、耐溶剤性などの化学的、物理的特性に優れ
ているという点から好ましい。
【0021】前記透明プラスチックフィルムの一方の面
上に形成される樹脂層は、キズ防止のために形成される
層であり、該樹脂層の透明導電層を形成した側の平坦面
のうえには、良好な摺動筆記特性をもたせ、さらにステ
ィッキング防止の作用をする平均密度100〜5000
個/mm2の点状の突起が形成されている。
【0022】前記点状の突起が、平坦面のうえに平均密
度100〜5000個/mm2、好ましくは150〜3
000個/mm2形成されているため、タッチパネルに
したときのスティッキング防止、さらに摺動筆記特性の
向上という効果がえられる。突起の数が100個/mm
2未満のばあいには、透明導電性フィルムを透明タッチ
パネルとして用いたばあい、ペン入力時に透明導電性フ
ィルムが下の電極面に貼り付くなど問題が生じる。また
突起の数が5000個/mm2をこえるばあいには、表
示素子上に置いたばあい、光散乱のために文字などがぼ
やけてしまい実用に供しえない。すなわち、100〜5
000個/mm2からなる突起により、スティッキング
を防止しつつ摺動筆記特性を格段に向上させることがで
きる。またこの程度の突起の数では、表示体の文字ぼけ
をおこすこともない。
【0023】なお、突起の個数は、前記樹脂とフィラー
との混合比および膜厚により100〜5000個/mm
2の範囲に制御することができる。
【0024】前記樹脂層の厚さ(透明プラスチックフィ
ルム表面から平坦面までの間隔)としては、透明導電層
を形成する工程での残留溶剤の影響を避けるため、また
樹脂層の可撓性を考慮すると10μm以下が好ましい。
また、あまり薄いと塗工の際に塗りむらがみられるため
厚さ1μm以上のコート層が好ましい。さらに樹脂層の
充分な硬化を確保することとコーティング時の生産性を
両立させるためには、膜厚1〜5μmがより好ましい。
【0025】前記樹脂層は、熱可塑性樹脂または硬化性
樹脂のいずれからなるものでもよいが、硬化性樹脂から
なる樹脂層であるのが、キズが付きにくく、透明タッチ
パネル用材料として適しているという点から好ましい。
【0026】前記硬化性樹脂の特性としては、透明性の
ほか、耐溶剤性、透明プラスチックフィルム、透明導電
層との密着性などが要求される。これらの要求を満足す
るものであるかぎり、とくに限定されない。前記特性を
満たすものとしては、ウレタンアクリレート系樹脂やエ
ポキシアクリレート系樹脂、シリコーンアクリレート系
樹脂などがあげられるが、透明導電層との密着性という
点から、とくにエポキシアクリレート系樹脂が好まし
い。
【0027】前記硬化性樹脂から樹脂層を形成する方法
としては、たとえば硬化性樹脂を有機溶剤などで希釈溶
解し、透明プラスチックフィルム上にロールコーターや
グラビアコーターなど、樹脂を均一に塗工できる方法で
塗工し、硬化させる方法があげられる。
【0028】樹脂粘度とコーターとの相性をよくするた
めに硬化性樹脂を溶剤に溶解希釈するばあいがあるが、
溶剤の硬化膜中への残留を避けるためには、揮発性の高
いものが好ましい。一般的にはトルエン、酢酸エチル、
メチルエチルケトン、イソプロパノールなどが単独でま
たは2種以上組み合わせて用いられる。
【0029】前記硬化性樹脂の硬化方法としては、熱硬
化、光硬化、電子線硬化などとくに限定はないが、光硬
化、とくに紫外線硬化が、生産性、取り扱いの容易さな
どの点から好ましい。
【0030】前記熱可塑性樹脂から樹脂層を形成する方
法としては、たとえば熱可塑性樹脂を有機溶剤に希釈溶
解し、透明プラスチックフィルム上に、ロールコーター
やグラビアコーターなど樹脂を均一に塗工できる方法で
塗工し、乾燥硬化させる方法があげられる。
【0031】前記樹脂層と透明プラスチックフィルムと
の密着性が不足するばあいには、アンカーコートを施し
たのちに樹脂層を形成させてもよい。
【0032】前記樹脂層表面の突起を形成する方法とし
ては、サンドブラスト法、エンボス加工法、樹脂にフィ
ラーを混練する方法などがあげられるが、突起の形状、
個数を容易に制御できるという点から樹脂にフィラーを
混練する方法が好ましい。
【0033】前記フィラーとしては、球状または真球状
のものが、透明導電性フィルムの良好な摺動筆記特性を
確保するという点から好ましい。
【0034】前記フィラーの平均粒径には、とくに限定
はないが、0.5〜10.0μm、さらには0.5〜
5.0μmであるのが、樹脂層の厚さとの関係から好ま
しい。
【0035】フィラーの平均粒径が樹脂層の厚さの50
〜100%程度であるのが塗りむらのない良好な塗工面
ができ、フィラーが樹脂層にうもれてしまわないという
点から好ましい。
【0036】前記フィラーとしては、シリカ、アルミナ
などの無機系フィラー、アクリル系、シリコーン系、ベ
ンゾグアナミン系、ナイロン系などの有機系フィラーな
どがあげられるが、樹脂層に練り込む際の分散性、、屈
折率が樹脂、たとえば硬化性樹脂の屈折率と近いという
点から、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ベンゾグ
アナミン系樹脂などからの有機系フィラーが好ましい。
【0037】前記樹脂層を形成する樹脂100部(重量
部、以下同様)に対する前記フィラーの添加量として
は、通常0.05〜2部であるのが、低曇価であるため
文字ぼけをおこしにくいという点から好ましい。
【0038】前記樹脂層の平坦面のうえに形成されてい
る点状の突起の数は光学顕微鏡により観察することがで
き、その形状は突起の核となる微粒子の表面を塗工樹脂
が覆っている形になっている。また、フィラーを練り込
んだ樹脂をフィルムに塗工するため、突起と平坦部は滑
らかにつながっている。
【0039】本発明の透明導電性フィルムは、前記のご
とく、透明プラスチックフィルム上に、表面に点状の突
起を有する樹脂層が設けられたもののうえに、さらに透
明導電層が設けられている。
【0040】前記透明導電層を形成する透明導電性材料
には特別な限定はなく、一般に透明導電性フィルムの透
明導電層の形成に使用されるものであれば使用すること
ができる。
【0041】前記透明導電性材料の具体例としては、た
とえば金、銀、アルミニウムなどの金属、酸化インジウ
ム、酸化インジウムと酸化スズとの複合酸化物などがあ
げられる。これらのうちでは酸化インジウム、酸化イン
ジウムと酸化スズとの複合酸化物が導電性、透明性、パ
ターニングの容易さの点から好ましい。
【0042】前記透明導電層の膜厚としては、一般に1
0〜50μmのものが使用される。膜厚が前記範囲内の
ばあいには、透明導電性フィルムにまげなどの応力がか
かっても、透明導電膜がわれにくい点から好ましい。
【0043】前記透明導電層の形成方法としては、DC
マグネトロンスパッター法、EB蒸着法、CVD法など
があげられる。これらのなかではDCマグネトロンスパ
ッタ法が抵抗安定性、フィルムに対する密着性が良好で
ある点から好ましい。
【0044】本発明の透明導電性フィルムの厚さとして
は、30〜200μm、さらには40〜150μm、と
くには、50〜120μmであるのが好ましい。透明タ
ッチパネルに用いることを想定したばあい、ペン入力時
の書き味を考慮すると極力薄いものが好ましいが、30
μm未満のばあいには、耐久性や透明タッチパネル化工
程のハンドリングなどに問題が生じるおそれがあり、2
00μmをこえるばあいには、タッチパネルにしたとき
のペン入力時の書き味がわるくなる傾向がある。
【0045】前記透明プラスチックフィルムとして位相
差フィルムを用いて透明導電性フィルムを製造したばあ
い、透明タッチパネル搭載型液晶表示素子の部材簡略化
および新機能付与という利点がある。このような位相差
一体型透明導電フィルムの用途にはとくに制限はない
が、たとえば、STN方式の液晶表示素子の補償用フィ
ルム(特開平3−121523号公報)、あるいはTN
方式の液晶表示素子のばあいには、外光反射防止用の1
/4波長板(特願平9−326092号公報)などがあ
げられる。
【0046】本発明の透明導電性フィルムを用いた透明
タッチパネルを高精細カラーディスプレーに搭載したば
あいにみられるギラツキは、幅0.125mm以下の光
学くしで測定した透明導電性フィルムの透過像鮮明度が
70%以上であればほとんど目立たない。好ましくは7
5%以上、より好ましくは80%以上であればよい。こ
のような透過像鮮明度を有するフィルムは、フィラー入
りの樹脂、たとえば硬化性樹脂の透明プラスチックフィ
ルムへ塗布後に行なう予備乾燥条件の最適化によってえ
られる。本発明者らの結果によれば、予備乾燥装置の能
力により温度や滞留時間などの設定条件は異なるもの
の、概ね75℃以下で、10〜60秒、さらには10〜
45秒の予備乾燥条件を採用することによって、ギラツ
キを抑えることができる。
【0047】
【実施例】つぎに、本発明の透明導電性フィルムを実施
例および比較例に基づいてさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
【0048】なお、実施例および比較例で使用した原材
料を以下にまとめて示す。
【0049】厚さ60μmのポリアリレートフィルム:
エルメック(鐘淵化学工業(株)製) 厚さ80μmのポリアリレートフィルム:エルメック
(鐘淵化学工業(株)製) 厚さ60μmのポリサルホンフィルム:スミライト(住
友ベークライト(株)製) 厚さ80μmのポリサルホンフィルム:スミライト(住
友ベークライト(株)製) アクリレート系UV硬化型コート剤1:セイカビームE
XY−26(大日精化(株)製) アクリレート系UV硬化型コート剤2:フジハードVB
2103U(藤倉化成(株)製) 平均粒径の1μmアクリル系フィラー:PMMA 平均粒径の2μmアクリル系フィラー:PMMA 平均粒径の4μmアクリル系フィラー:PMMA
【0050】また、実施例および比較例で行なった評価
方法を以下にまとめて示す。
【0051】(シート抵抗)透明導電層のシート抵抗
(Ω/□)を抵抗率計(三菱化学(株)製)を用いて測
定した。
【0052】(突起の数)光学顕微鏡を用いて表面上の
突起を数えた。
【0053】(ギラツキ)えられた透明導電性フィルム
を図1に示すような構成のタッチパネルに組み込み、ド
ットピッチ0.25mmのカラー表示体に取り付けてギ
ラツキの程度を観察し、以下の4段階で評価した。な
お、図1中、1は支持体、2は透明プラスチックフィル
ム、3は樹脂層、4は透明導電層、5はスペーサー、6
は透明導電性フィルムを示す。
【0054】◎:全く観察されない ○:目を凝らすと観察される △:確認できるもののあまり気にならない ×:はっきりと確認できる
【0055】(透過像鮮明度)JIS K 7105の
6.6記載の方法で測定した。この測定で用いた光学く
しの幅は2mm、1mm、0.5mmおよび0.125
mmの4種あるが、ここでは0.125mmの光学くし
を用いたときの透過像鮮明度のみを示した。
【0056】(光線透過率)ASTM E275−67
に準じて550nmで測定した。
【0057】(摺動筆記特性)えられた透明導電性フィ
ルムを図1に示すような構成のタッチパネルに組み込ん
だ。さらに以下の条件で摺動筆記試験を行ない、異常な
しまたはダメージありで評価した。
【0058】 ペン :ポリアセタール製(先端0.5R) ペン加重:250gf 摺動速度:3回/秒 摺動回数:10万回
【0059】(スティッキング性)えられた透明導電性
フィルムを図1に示すような構成のタッチパネルに組み
込み、以下の条件でスティッキング性を観察し、下記基
準で評価した。
【0060】 ペン :ポリアセタール製(先端0.5R) ペン加重:250gf 摺動速度:3回/秒
【0061】<評価基準> ○:はりつかなかった ×:はりついた
【0062】(文字ぼけ)えられた透明導電性フィルム
を図1のような構成のタッチパネルに組み込み、表示体
に取りつけ、文字ぼけの程度を観察した。
【0063】○:文字ぼけが観察されなかった ×:文字ぼけが観察された
【0064】実施例1 厚さ60μmのポリアリレートフィルムの片面に、アク
リレート系UV硬化型コート剤1 100部、トルエン
100部、平均粒径2μmのアクリル系粒子0.10部
からなる塗液をロールコーターにより塗布し、70℃の
乾燥ゾーンの中で20秒間の乾燥を行なったのち、高圧
水銀ランプ(160W/cm×1灯)を10cmの高さ
から通過速度10m/分の条件で照射し、樹脂層を硬化
させた。形成された樹脂層の厚さは2μmであった。
【0065】つぎに、前記樹脂層が形成されたフィルム
のうえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ2
0nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO
膜のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□
であった。
【0066】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0067】実施例2 厚さ80μmのポリサルホンフィルムの片面に、アクリ
レート系UV硬化型コート剤1 100部、トルエン1
00部、平均粒径2μmのアクリル系フィラー0.50
部からなる塗液をロールコーターにより塗布し、70℃
の乾燥ゾーン中で20秒間の乾燥を行なったのち、高圧
水銀ランプ(160W/cm×1灯)を10cmの高さ
から通過速度10m/分の条件で照射し、樹脂層を硬化
させた。形成された樹脂層の厚さは2μmであった。
【0068】つぎに、前記樹脂層が形成されたフィルム
のうえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ2
0nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO
膜のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□
であった。
【0069】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0070】実施例3 厚さ80μmのポリアリレートフィルムの片面に、アク
リレート系UV硬化型コート剤2 100部、トルエン
40部、酢酸エチル60部、平均粒径2μmのアクリル
系フィラー0.10部からなる塗液をロールコーターに
より塗布し、室温中(23℃)で1分間以上放置したの
ち、高圧水銀ランプ(160W/cm×1灯)を10c
mの高さから通過速度10m/分の条件で照射し、樹脂
層を硬化させた。形成された樹脂層の厚さは2μmであ
った。
【0071】つぎに前記樹脂層が形成されたフィルムの
うえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ20
nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO膜
のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□で
あった。
【0072】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0073】実施例4 厚さ60μmのポリサルホンフィルムの片面に、アクリ
レート系UV硬化型コート剤2 100部、トルエン4
0部、酢酸エチル60部、平均粒径1μmのアクリル系
フィラー0.10部からなる塗液をロールコーターによ
り塗布し、70℃の乾燥ゾーン中で20秒間の乾燥を行
なったのち、高圧水銀ランプ(160W/cm×1灯)
を10cmの高さから通過速度10m/分の条件で照射
し、樹脂層を硬化させた。形成された樹脂層の厚さは2
μmであった。
【0074】つぎに、前記樹脂層が形成されたフィルム
のうえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ2
0nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO
膜のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□
であった。
【0075】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0076】実施例5 厚さ60μmのポリアリレートフィルムの片面に、アク
リレート系UV硬化型コート剤1 100部、トルエン
40部、酢酸エチル60部、平均粒径4μmのアクリル
系フィラー0.20部からなる塗液をロールコーターに
より塗布し、70℃の乾燥ゾーン中で20秒間の乾燥を
行なったのち、高圧水銀ランプ(160W/cm×1
灯)を10cmの高さから通過速度10m/分の条件で
照射し、樹脂層を硬化させた。形成された樹脂層の厚さ
は2μmであった。
【0077】つぎに、前記樹脂層が形成されたフィルム
のうえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ2
0nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO
膜のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□
であった。
【0078】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0079】比較例1 厚さ60μmのポリサルホンフィルムの片面に、アクリ
レート系UV硬化型コート剤1 100部、トルエン1
00部、平均粒径2μmのアクリル系フィラー0.10
部からなる塗液をロールコーターにより塗布し、80℃
の乾燥ゾーン中で20秒間の乾燥を行なったのち、高圧
水銀ランプ(160W/cm×1灯)を10cmの高さ
から通過速度10m/分の条件で照射し、樹脂層を硬化
させた。形成された樹脂層の厚さは2μmであった。
【0080】つぎに前記樹脂層が形成されたフィルムの
うえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ20
nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO膜
のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□で
あった。
【0081】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0082】比較例2 厚さ60μmのポリアリレートフィルムの片面に、アク
リレート系UV硬化型コート剤2 100部、トルエン
100部、平均粒径2μmのアクリル系フィラー0.1
0部からなる塗液をロールコーターにより塗布し、10
0℃の乾燥ゾーン中で20秒間の乾燥を行なったのち、
高圧水銀ランプ(160W/cm×1灯)を10cmの
高さから通過速度10m/分の条件で照射し、樹脂層を
硬化させた。形成された樹脂層の厚さは2μmであっ
た。
【0083】つぎに、前記樹脂層が形成されたフィルム
のうえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ2
0nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO
膜のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□
であった。
【0084】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0085】比較例3 厚さ80μmのポリアリレートフィルムの片面に、アク
リレート系UV硬化型コート剤1 100部、トルエン
100部、平均粒径2μmのアクリル系フィラー1.0
部からなる塗液をロールコーターにより塗布し、80℃
の乾燥ゾーン中で20秒間の乾燥を行なったのち、高圧
水銀ランプ(160W/cm×1灯)を10cmの高さ
から通過速度10m/分の条件で照射し、樹脂層を硬化
させた。形成された樹脂層の厚さは2μmであった。
【0086】つぎに、前記樹脂層が形成されたフィルム
のうえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ2
0nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO
膜のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□
であった。
【0087】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0088】比較例4 厚さ80μmのポリアリレートフィルムの片面に、アク
リル系UV硬化型コート剤2 100部、トルエン10
0部、平均粒径2μmのアクリル系フィラー0.02部
からなる塗液をロールコーターにより塗布し、70℃の
乾燥ゾーン中で20秒間の乾燥を行なったのち、高圧水
銀ランプ(160W/cm×1灯)を10cmの高さか
ら通過速度10m/分の条件で照射し、樹脂層を硬化さ
せた。形成された樹脂層の厚さは2μmであった。
【0089】つぎに、前記樹脂層が形成されたフィルム
のうえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ2
0nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO
膜のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□
であった。
【0090】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0091】比較例5 厚さ80μmのポリアリレートフィルムの片面に、アク
リル系UV硬化型コート剤1 100部、トルエン10
0部からなる塗液をロールコーターにより塗布し、70
℃の乾燥ゾーン中で20秒間の乾燥を行なったのち、高
圧水銀ランプ(160W/cm×1灯)を10cmの高
さから通過速度10m/分の条件で照射し、樹脂層を硬
化させた。形成された樹脂層の厚さは2μmであった。
【0092】つぎに前記樹脂層が形成されたフィルムの
うえに、DCマグネトロンスパッタ法により、厚さ20
nmのITO膜の成膜を行なった。形成されたITO膜
のシート抵抗を測定したところ、400±10Ω/□で
あった。
【0093】えられた透明導電性フィルムの特性をしら
べ、透明タッチパネル化後の評価を行なった。結果を表
1に示す。
【0094】
【表1】
【0095】表1の結果から、フィラー入り光硬化型コ
ート剤を塗工後直ちに行なう予備乾燥を適当な条件で行
なうことにより、透過像鮮明度70%以上を満たす透明
導電性フィルムを製造することができることがわかる。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、摺動筆記特性およびス
ティキング性に優れ、高い光線透過率を維持したまま、
ギラツキを大幅に改善した透明導電性フィルムを提供す
ることができ、この透明導電性フィルムは、高精細ディ
スプレイに搭載される抵抗膜方式透明タッチパネル用電
極として好適に使用されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例の評価方法で用いたタッチパネル
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 透明プラスチックフィルム 3 樹脂層 4 透明導電層 5 スペーサー 6 透明導電性フィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明プラスチックフィルム上に樹脂層を
    設け、さらにそのうえに透明導電層を形成してなる透明
    導電性フィルムにおいて、前記樹脂層の透明導電層を形
    成した側の面が、平均密度100〜5000個/mm2
    の点状の突起が形成された面であり、かつ該透明導電性
    フィルムの透過像鮮明度が、0.125mmの光学くし
    を用いたときに70%以上であることを特徴とする透明
    導電性フィルム。
  2. 【請求項2】 前記樹脂層の厚さが1.0〜10.0μ
    mであり、また、該樹脂層表面に存在する突起が平均粒
    子径0.5〜5.0μmのフィラーを含む樹脂を塗工す
    ることにより形成されている請求項1記載の透明導電性
    フィルム。
  3. 【請求項3】 前記透明導電層が、DCマグネトロンス
    パッタ法により成膜された酸化インジウムまたはこれと
    酸化スズとの複合酸化物からなる層である請求項1また
    は2記載の透明導電性フィルム。
  4. 【請求項4】 前記透明プラスチックフィルムが位相差
    フィルムである請求項1、2または3記載の透明導電性
    フィルム。
  5. 【請求項5】 前記透明プラスチックフィルムが光学等
    方フィルムである請求項1、2または3記載の透明導電
    性フィルム。
  6. 【請求項6】 前記透明導電性フィルムが抵抗膜方式透
    明タッチパネルに用いられる請求項1、2、3、4また
    は5記載の透明導電性フィルム。
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