JPH11290162A - 挿着装置 - Google Patents

挿着装置

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JPH11290162A
JPH11290162A JP8685698A JP8685698A JPH11290162A JP H11290162 A JPH11290162 A JP H11290162A JP 8685698 A JP8685698 A JP 8685698A JP 8685698 A JP8685698 A JP 8685698A JP H11290162 A JPH11290162 A JP H11290162A
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JP
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insertion member
hole
projection
locking
cylindrical wall
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JP8685698A
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English (en)
Inventor
Hajime Hattori
肇 服部
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相対的な位置ずれをある程度許容しつつ、正
確かつ強固に相互固着できる一対の挿着部材を備えた挿
着装置を提供する。 【解決手段】 挿着装置10は、互いに差込式に係合可
能な帯状の第1挿着部材12及び第2挿着部材14を備
える。第1挿着部材12は、基部16に所定間隔で突設
される複数の挿入突子18と、各挿入突子18の突設長
さ方向先端及び中央に形成される係止片20とを備え
る。第2挿着部材14は、基部22に所定間隔で配置さ
れる複数の受容部24を備える。各受容部24は、第1
挿着部材12の1つの挿入突子18を受容可能な貫通孔
26を画成する筒状壁28を備える。挿入突子18を貫
通孔26に挿入すると、係止片20と筒状壁28との少
なくとも一方が弾性変形し、その結果、係止片20がそ
の係止面20bにて筒状壁28の肩面28dにスナップ
式に係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの物体を相互
に固定的に連結するための連結構造に関し、特に、挿入
突子を備えた第1挿着部材と、挿入突子を受容する受容
部を備えた第2挿着部材とを具備し、挿入突子が受容部
に係止されることにより第1及び第2挿着部材が相互に
固定的に連結されるように構成された挿着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】椅子、ベッド、自動車座席等、弾性体か
らなるパッド芯材と、パッド芯材の表面を被覆する表皮
材とを備えた物品において、パッド芯材に表皮材を強固
に固定的に被着するために、クリップや面ファスナー等
の相互係合式の固定手段を使用することは知られてい
る。
【0003】例えば実開平6−82968号公報は、自
動車座席の表皮材を座席フレームに固定するためのクリ
ップを開示する。このクリップは、複数の弾性係止片を
備えた板状の脚部と、脚部の一端から脚部に略直交して
延長される板状の取付部とを備える。脚部は、座席フレ
ームに形成された係止溝に挿入される。このとき、弾性
係止片が係止溝の壁に弾性的に当接され、それによりク
リップが座席フレームに固定される。クリップは、取付
部に表皮材の一端縁を巻付けて縫着することにより、表
皮材に取付けられる。
【0004】また実開平5−60398号公報及び実開
平5−70397号公報は、自動車座席のヘッドレスト
の表皮材の両端縁を、面ファスナーを用いて相互に又は
パッド芯材に接合する接合構造を開示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
るクリップは、表皮材に引張力が加わったときにも脚部
が係止溝から抜け出すことなく、比較的強固に座席フレ
ームに固定されるので、座席のパッド芯材に表皮材を安
定的に被着することができる。しかしクリップは、脚部
及び弾性係止片と係止溝との間の摩擦力により座席フレ
ームに固定されるので、クリップを強固に座席フレーム
に固定するためには、脚部を係止溝の所定深さまで完全
に挿入する必要がある。
【0006】また、表皮材をパッド芯材に適正に、かつ
外観を損なわずに取付けるためには、クリップを表皮材
の所定位置に予め正確に縫着しておかなければならな
い。表皮材へのクリップの縫着位置が不正確な場合に
は、表皮材をパッド芯材に被着したときにクリップが係
止溝に届かなかったり、不完全な挿入しかできなかった
りする不具合が生じる。或いはクリップを係止溝に完全
に挿入できたとしても、表皮材が余って弛んでしまう場
合がある。このような不具合を排除すべく、クリップを
表皮材の所定位置に正確に縫着することは、実際には容
易でなく、それを実現しようとすると座席の製造工程が
煩雑になり、製造コストが上昇する危惧がある。
【0007】他方、面ファスナーを用いた表皮材接合構
造では、一対のファスナー部材を相互に面接触させて、
それらの接触面に設けた多数の係合要素同士を係合させ
るだけで、表皮材の両端縁を相互に又はパッド芯材に接
合することができる。このとき、接触面の一部分の係合
要素同士が係合するだけでも、ある程度の固着力を得る
ことができるので、クリップを使用する場合のような表
皮材に対する高い位置決め精度は要求されない。
【0008】しかし、一般に面ファスナーは、繰返して
脱着自在であることを前提としている場合が多いので、
固着強度に若干劣る傾向がある。また、各ファスナー部
材の接触面をパッド芯材や表皮材の表面に平行に配置し
た状態で、それら接触面に立設した係合要素同士を係合
させる形態であるから、2個のファスナー部材の合計厚
みが直接的に接合部の外観に影響を及ぼすことになる。
その結果、パッド芯材に表皮材を取付けた後に、座席の
外観が特に表皮材接合部で損なわれる危惧がある。
【0009】本発明の目的は、相対的な位置ずれをある
程度許容しつつ、正確かつ強固に相互固着できる一対の
挿着部材を備えた挿着装置を提供することにある。本発
明の他の目的は、物体にその外面を覆う被覆材を固定的
に被着するために使用できる一対の挿着部材を備えた挿
着装置において、表皮材に対する挿着部材の位置決め精
度を要することなく確実に相互固着でき、しかも物体を
被覆したときの被覆材の外観を損なうことがない挿着装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、挿入突子を備えた第1
挿着部材と、第1挿着部材の挿入突子を受容する受容部
を備えた第2挿着部材とを具備し、挿入突子が受容部に
係止されることにより第1及び第2挿着部材が相互に固
定的に連結されるように構成された挿着装置において、
第1挿着部材は、基部と、基部に所定の離間配置で突設
される複数の挿入突子と、それら挿入突子の各々の突設
長さ方向所定位置に突出形成される係止片とを備え、第
2挿着部材の受容部は、第1挿着部材の少なくとも1つ
の挿入突子を受容する貫通孔を画成する筒状壁を備え、
挿入突子を筒状壁の貫通孔の一方の開口部から貫通孔に
挿入したときに、挿入突子と筒状壁との少なくとも一方
が弾性的に変形し、それにより、貫通孔の他方の開口部
を画成する筒状壁の外方端面に係止片がスナップ式に係
止されること、を特徴とする挿着装置を提供する。
【0011】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の挿着装置において、複数の挿入突子の各々の係止片
が、挿入突子の突設長さ方向の先端位置と、先端位置と
基部に隣接する基端位置との間の少なくとも1つの中間
位置とに形成される挿着装置を提供する。
【0012】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の挿着装置において、第2挿着部材が、第1挿
着部材の複数の挿入突子の各々を個別に受容する複数の
受容部を備える挿着装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。各図面において、同
一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付す。図1
は、本発明の一実施形態による挿着装置を概略で示す。
挿着装置10は、互いに差込式に係合可能な帯状の第1
挿着部材12及び第2挿着部材14を備える。第1挿着
部材12は、帯状に延びる断面矩形の基部16と、基部
16の長手方向に沿って所定間隔で配置され、基部16
の一表面16aから同一方向へ略直立状に突設される複
数の挿入突子18と、それら挿入突子18の各々の突設
長さ方向所定位置に突出形成される係止片20とを備え
る。
【0014】第2挿着部材14は、帯状に延びる断面矩
形の基部22と、基部22の長手方向に沿って所定間隔
で配置され、基部22の一表面22aに形成される複数
の受容部24とを備える。各受容部24は、第1挿着部
材12の挿入突子18を1つだけ受容し得る寸法を有し
た貫通孔26を備える。各貫通孔26は、基部22の一
表面22aに突設される筒状壁28によって画成され
る。
【0015】このように、図示実施形態による挿着装置
10は、第1挿着部材12の各挿入突子18が第2挿着
部材14の各受容部24に1つずつ個別に受容され、か
つ係止される(後述する)ことにより、第1及び第2挿
着部材12、14が相互に固定的に連結される構成を有
する。この場合、挿入突子18及び受容部24の個数は
同一でも異なっていてもよい。
【0016】図1、図2及び図4(a)に示すように、
第1挿着部材12の各挿入突子18は、一端で基部16
に固定的に連結される平板状の支持部30を備える。各
挿入突子18の係止片20は、支持部30の一表面30
aにおいて、挿入突子18の突設長さ方向の先端位置と
略中央位置とに形成される。各係止片20は略三角形断
面を有し、挿入突子18の受容部24への挿入方向に関
して前面に傾斜した導入面20aを、同後面に支持部3
0の一表面30aに略直交する係止面20bを備える。
【0017】また図1、図3(a)、(b)及び図4
(b)に示すように、第2挿着部材14の各受容部24
の筒状壁28は、矩形断面の貫通孔26を画成する略ロ
字状断面を有し、基部22の一部を成す底壁28aと、
基部22の一表面22aから直立状に立設される一対の
側壁28bと、基部22に平行に延びて両側壁28bの
上端同士を連結する頂壁28cとを一体に備える。各貫
通孔26は、第1及び第2の開口部26a、26bの間
で直線状に延びる。各貫通孔26の少なくとも第1の開
口部26aを画成する筒状壁28の外方端面には、後述
するように、第1挿着部材12の各挿入突子18の係止
片20をその係止面20bにてスナップ式に係止する肩
面28dが形成される。
【0018】上記構成において、第1挿着部材12の基
部16、挿入突子18及び係止片20は、好ましくは同
一の高分子材料から一体的に形成される。また、第2挿
着部材14の基部22及び受容部24は、好ましくは同
一の高分子材料から一体的に形成される。
【0019】第1挿着部材12の基部16上での挿入突
子18の配置間隔P(すなわち隣接する挿入突子18の
基部長手方向における対応部位の間の距離)及び第2挿
着部材14の基部22上での受容部24の配置間隔P′
(すなわち隣接する受容部24の基部長手方向における
対応部位の間の距離)は、各挿入突子18を各受容部2
4に挿入する作業を困難にしない範囲で設定される。図
示実施形態では、PとP′とは同一である。また、第1
挿着部材12の各挿入突子18の寸法及び形状、並びに
第2挿着部材14の受容部24の筒状壁28の寸法及び
形状は、各挿入突子18を各受容部24に挿入する作業
を困難にしないだけでなく、各挿入突子18を各受容部
24に強固に係止できるような範囲で設定される。
【0020】以下、第1挿着部材12と第2挿着部材1
4との相互挿着手順を、図5(a)、(b)を参照して
説明する。まず、第1挿着部材12の複数の挿入突子1
8を、第2挿着部材の複数の受容部24の貫通孔26
に、その第2の開口部26bから個別に或いは実質的同
時に挿入する。ここで貫通孔26の高さHは、支持部3
0の厚みH′より大きく、かつ支持部30の厚みH′と
係止片20の突出高さH″とを合わせた挿入突子18の
有効高さEよりも小さく設定されている(図4(a)、
(b))。したがって挿入時には、最初に挿入突子18
の先端の係止片20の傾斜した導入面20aが、貫通孔
26の第2の開口部26bを画成する筒状壁28の頂壁
28cの縁に当接される(図5(a))。
【0021】また、貫通孔26の幅D(すなわち筒状壁
28の両側壁28b間の距離)は、挿入突子18の支持
部30の幅W(すなわち基部長手方向に沿った長さ)よ
りも大きく設定されている。したがって図5(a)の状
態から、挿入突子18を貫通孔26内に強制的に押込む
と、挿入突子18の先端係止片20が、その導入面20
aで筒状壁28の頂壁28cを押し拡げつつ貫通孔26
内に進入する。このとき、主として筒状壁28の両側壁
28b及び頂壁28cが弾性変形して貫通孔26の高さ
Hが増加し、挿入突子18の先端部分が貫通孔26内に
受容される。
【0022】さらに挿入突子18を貫通孔26内に押込
むと、先端係止片20が貫通孔26を通り抜けて第1の
開口部26aから外方へ突出する。それにより、筒状壁
28が弾性復原し、挿入突子18の先端係止片20の係
止面20bが筒状壁28の肩面28dにスナップ式に係
止される(図5(b))。この状態で、貫通孔26の高
さHは挿入突子18の有効高さEよりも小さい本来の高
さに復帰しているので、挿入突子18を受容部24の貫
通孔26から引き抜こうとする力が両挿着部材12、1
4に加わっても、先端係止片20の係止面20bと筒状
壁28の肩面28dとが密接して抵抗し、挿入突子18
を受容部24に強固に係止する。全ての挿入突子18が
このようにして受容部24に係止されることにより、第
1挿着部材12と第2挿着部材14とが相互に固定的に
連結される。
【0023】なお、本明細書で「スナップ式」とは、上
記したように、挿入突子18が受容部24の貫通孔26
内に強制的に押込まれて、挿入突子18と筒状壁28と
の少なくとも一方が弾性変形し、さらに挿入突子18の
係止片20が貫通孔26を通り抜けたときに、弾性変形
していた部材が弾性復原することにより、係止片20の
係止面20bが筒状壁28の肩面28dに自動的に係止
される形態を説明するものである。
【0024】上記構成において、各挿入突子18の有効
高さEが、各受容部24の非変形時の貫通孔26の高さ
Hよりも大きければ、挿入突子18を貫通孔26から引
き抜こうとする力に対する抵抗力すなわち係止力が得ら
れる。しかし、EがHよりも大き過ぎると、挿入突子1
8を貫通孔26に挿入するのに大きな力を要するように
なる。これら係止力及び挿入力を適切な範囲で獲得する
ために、挿入突子18の有効高さEと貫通孔26の高さ
Hとを、好適には1.1H≦E≦2H、特に好適には
1.2H≦E≦1.8Hの関係で設定することが有利で
ある。
【0025】さらに図示実施形態では、挿入突子18の
先端係止片20が受容部24の貫通孔26の第1の開口
部26aから突出して先端係止片20の係止面20bと
筒状壁28の肩面28dとが密接しているときに、挿入
突子18の中央係止片20がその傾斜した導入面20a
で、貫通孔26の第2の開口部26bを画成する筒状壁
28の頂壁28cの縁に当接された状態に置かれるよう
に構成される。このような構成においては、各挿入突子
18における2つの係止片20の間の最短距離L′と、
各受容部24の貫通孔26の奥行き(すなわち第1の開
口部26aと第2の開口部26bとの間の距離)Lとの
関係を、次式で表すことができる。
【0026】L=L′+(H―H′)/tanθ ただし、θは、係止片20の平坦な導入面20aと支持
部30の平坦な一表面30との成す鈍角。
【0027】このような構成によれば、挿入突子18を
受容部24に係止した状態(図5(b))で、貫通孔2
6内での挿入突子18の突設長さ方向及び高さ方向のが
たつきを可及的に抑止することができる。或いは、この
ようながたつき抑止効果が不要な場合は、L≦L′+
(H―H′)/tanθの関係、又は単純にL≦L′の
関係に設定することもできる。また、L>L′+(H―
H′)/tanθの場合は、挿入突子18の先端係止片
20の係止面20bと筒状壁28の肩面28dとが密接
しているときに、挿入突子18の中央係止片20が貫通
孔26に押し込まれて筒状壁28が弾性変形した状態に
なる。それにより、がたつき抑止効果は向上するもの
の、両挿着部材12、14を相互に挿着する際に過大な
挿入力が必要となる点で、あまり好ましくない。
【0028】両挿着部材12、14を相互に挿着する際
に必要な挿入突子18の受容部24への挿入力は、挿入
突子18の有効高さEと貫通孔26の高さHとの差が小
さいほど、また貫通孔26の幅Dと挿入突子18の幅W
との差が大きいほど、低減することができる。また、両
挿着部材12、14を相互に挿着する際の相対的位置ず
れをある程度許容するためにも、貫通孔26の幅Dと挿
入突子18の幅Wとの差が大きいことが好ましい。しか
し、挿入力が低減されると必然的に係止力も低減し、挿
着使用中に挿入突子18が受容部24から脱落する危惧
が生じるので、挿入突子18の有効高さEと貫通孔26
の高さHとの寸法関係や、挿入突子18及び筒状壁28
の材料弾性率等を考慮して、貫通孔26の幅Dと挿入突
子18の幅Wとの関係を適切に設定することが好まし
い。図示実施形態では、好適にはW<D≦2W、特に好
適には1.1W≦D≦1.5Wである。
【0029】挿着装置10では、図5(b)に示す相互
挿着状態からさらに、第1挿着部材12の挿入突子18
を第2挿着部材14の受容部24の貫通孔26内に強制
的に押込むと、中央係止片20が先端係止片20と同様
にして筒状壁28を弾性変形させつつ貫通孔26に進入
する。そして中央係止片20が貫通孔26を通り抜けて
第1の開口部26aから外方へ突出する。それにより、
筒状壁28が弾性復原し、挿入突子18の中央係止片2
0の係止面20bが筒状壁28の肩面28dにスナップ
式に係止される。
【0030】このように挿着装置10によれば、第1挿
着部材12と第2挿着部材14とを異なる2つの挿着深
さ、つまり両者の基部16、22同士の間隔が異なる2
つの挿着位置で、互いに固定的に連結することができ
る。その結果、例えば後述するパッド芯材等の物体とそ
の外面を覆う表皮材等の被覆材との相互固着に挿着装置
10を適用したときに、2つの挿着深さのいずれかを選
択することにより、被覆材に適正な張力を加えた状態で
物体に被着することができる。したがって、被覆材への
挿着部材12、14の取付位置が不正確であった場合に
も、外観を損なうことなく被覆材を物体に被着すること
ができる。
【0031】図示実施形態では、第1挿着部材12にお
ける挿入突子18の中央係止片20と基部16との間の
最短距離は、先端係止片20と中央係止片20との間の
最短距離L′と同一に設定される。その場合、中央係止
片20と基部16との間でも上記したがたつき抑止効果
を得るために、図5に示すように基部16の一表面16
aの、各係止片20の導入面20aに対応する位置に、
斜面16bを形成することが有利である。なお、基部1
6と挿入突子18の先端係止片20との間には、中央係
止片20の代わりに、2個以上の中間係止片20を設置
することもできる。この場合、さらに多段階の挿着深さ
を有した挿着装置が提供される。
【0032】上記構成を有する挿着装置10は、例えば
図7に示すように、自動車用座席においてヘッドレスト
のパッド芯材32の外面を被覆する表皮材34をパッド
芯材32に固定的に取付けるために、好適に使用され
る。図示の例では、表皮材34の両端縁34aのそれぞ
れに第1挿着部材12及び第2挿着部材14が固定さ
れ、両挿着部材12、14の相互係合により表皮材34
の両端縁34a同士を強固に接合する。
【0033】図8に拡大して示すように、表皮材34は
その両端縁34aが内側すなわちパッド芯材32側に折
返され、それら折返し部分にそれぞれ第1挿着部材12
及び第2挿着部材14が例えば縫着により固定される。
この場合、第1挿着部材12は、基部16から挿入突子
18の反対側に延設された延長部36を介して、また第
2挿着部材14は、基部22から筒状壁28の肩面28
d側に延設された延長部38を介して、それぞれ表皮材
34の端縁34aに縫着して固定される。また図示の例
では、第1挿着部材12の挿入突子18には、1つの先
端係止片20と、3つの中間係止片20とが設けられ
る。
【0034】このような構成において、まずパッド芯材
32の外面を被覆するように表皮材34を取付け、表皮
材34の両端縁34aに固定した第1及び第2挿着部材
12、14を相互に挿着、係合する。ここで最初に、前
述したように第2挿着部材14の各受容部24の貫通孔
26の第2の開口部26bに第1挿着部材12の各挿入
突子18の先端係止片20の導入面20aを当接して、
両挿着部材12、14を互いに位置決めする。次いで各
挿入突子18を各受容部24に押込んで、所望位置の係
止片20をその係止面28bで筒状壁28の肩面28d
にスナップ式に係止する。
【0035】このとき、表皮材34に適正な張力、つま
り表皮材34が十分な摩擦力によってパッド芯材32に
固定的に被着されるとともに、被着後に表皮材34に弛
みが生じないような張力を加えた状態でパッド芯材32
に被着できるように、いずれかの係止片20すなわち挿
着装置10の挿着深さを選択することができる。したが
って、表皮材34への挿着部材12、14の取付位置精
度に関わらず、表皮材34をパッド芯材32に外観良く
かつ強固に被着することができる。
【0036】なお、第1及び第2挿着部材12、14
は、上記した縫着の代わりに、又は縫着に加えて、接着
剤により被覆材に固定することもできる。第1及び第2
挿着部材12、14の延長部36、38は、接着剤を使
用する際の接着代としても機能する。ただし縫着の場合
は、延長部36、38の厚みを可及的に薄くすることが
望ましい。
【0037】さらに挿着装置10は、図9に示すよう
に、例えば自動車用座席の座部のパッド芯材32を覆う
表皮材34を、その端縁部34aで座席フレーム40に
固定するためにも使用できる。この場合、座席フレーム
40に形成された溝42内に、予め第2挿着部材14
が、例えば接着剤により固定される。第1挿着部材12
は、表皮材34の一端縁に例えば縫着により固定され
る。
【0038】上記構成において、まずパッド芯材32の
外面を被覆するように表皮材34を取付け、表皮材34
の一端縁34aに固定した第1挿着部材12を、座席フ
レーム40の溝42内に挿入して、第2挿着部材14に
挿着、係合する。この場合も前述したように、各挿入突
子18を各受容部24に押込んで、所望位置の係止片2
0をその係止面28bで筒状壁28の肩面28dにスナ
ップ式に係止することができ、表皮材34に適正な張力
を加えた状態でパッド芯材32に被着できる。
【0039】このように挿着装置10では、第1及び第
2挿着部材12、14の双方を被覆材に固定して、被覆
材の端縁部を袋の口状に接合する使用法、並びに第1及
び第2挿着部材12、14の何れか一方を、被覆材によ
って被覆される物体側に固定し、他方を被覆材に固定し
て両者を接合する使用法の双方を実施することができ
る。特に後者の使用法の場合、第1及び第2挿着部材1
2、14は何れも、基部16、22の厚み方向、すなわ
ち第1挿着部材12においては挿入突子18の突設方向
に直交する方向、また第2挿着部材14においては貫通
孔26の貫通方向に直交する方向へ、比較的容易に撓曲
できるので、物体側の固定箇所(例えば上記した溝4
2)が曲面状に延びる場合にも、第1及び第2挿着部材
12、14を当該固定箇所に容易に設置でき、被覆材を
物体に強固に固定できる利点がある。
【0040】なお図9の例では、座席フレーム40の溝
42に第2挿着部材14を固定しているが、その代わり
に、座席フレーム40に溝42を形成する際に、溝42
の内壁に第2挿着部材14の受容部24を一体的に形成
することもできる。この場合、座席フレーム40の溝4
2自体を第2挿着部材14と見なすことができる。ま
た、特にこのような使用法の場合、第1挿着部材12の
複数の挿入突子18に対し、第2挿着部材14の受容部
24は、複数の挿入突子18の一部又は全てを受容可能
な1つの貫通孔26を備える構成とすることもできる。
【0041】上記構成を有する挿着装置10は、様々な
寸法を有することができる。好適な実施例では、第1挿
着部材12の複数の挿入突子18の配置間隔P及び第2
挿着部材14の複数の受容部24の配置間隔P′は、5
mm〜25mmの範囲である。P及びP′が5mm未満の場合
は、挿入作業が困難になる傾向があり、25mmを超える
場合は、挿着装置10の単位長さ当たりの挿着箇所(挿
入突子18が受容部24に係止される箇所)が少なくな
り、挿着装置10が発揮し得る係止力が低下する傾向が
ある。係止力が低下すると、例えば本発明を後述するパ
ッド芯材と表皮材との相互固着に適用したときに、パッ
ド芯材の表面に密着するように被覆した表皮材の両端部
同士の接合力が低下して、表皮材をパッド芯材の表面に
安定して強固に固定することができなくなり、使用中に
表皮材がパッド芯材から脱落するおそれが生じる。
【0042】第1挿着部材12の挿入突子18の支持部
30は、中間係止片20の寸法や数にもよるが、通常5
mm〜50mmの範囲の長さに基部16から突設される。ま
た、中間係止片20の数は、好ましくは1個〜10個で
ある。第2挿着部材14の受容部24の筒状壁28は、
その底壁28a、両側壁28b及び頂壁28cの厚み
が、例えば0.1mm〜2mm、好ましくは0.3mm〜1mm
で設定される。これら底壁28a、両側壁28b及び頂
壁28cの厚みは、全てが同一であるか、全てが異なる
か、又はそれらの一部が同一寸法を有するように設定で
きる。
【0043】挿入突子18の各係止片20の間の最短距
離L′は、中間係止片20の配置個数等によって適宜決
定されるが、通常2mm〜20mmである。また、受容部2
4の貫通孔26の高さHは、通常2mm〜5mm、貫通孔2
6の幅Dは、通常5mm〜15mmである。
【0044】各係止片20の導入面20aの傾斜角度θ
は、通常10°〜80°、好適には30°〜70°の範
囲である。傾斜角度θがこの範囲よりも小さいと、挿入
突子18の限られた突設長さの中で係止片20の高さを
十分に大きくできず、結果として係止力が低下する傾向
がある。傾斜角度θがこの範囲よりも大きいと、挿入突
子18を受容部24に挿入する際の抵抗力が過大にな
り、挿着作業が困難になる傾向がある。
【0045】第1挿着部材12の基部16の厚み(挿入
突子18の突設方向に直交する方向の寸法)は、例えば
2mm〜10mmである。また、第2挿着部材14の基部2
2の厚み(貫通孔26の貫通方向に直交する方向の寸
法)は、例えば0.3mm〜5mmである。第1及び第2挿
着部材12、14の延長部36、38の厚みは、例えば
0.1mm〜3mmである。
【0046】第2挿着部材14において、隣接する受容
部24の間の間隔Sは、第1挿着部材12の挿着作業を
困難にしない範囲で設定される。特に、第2挿着部材1
4を曲面状の物体表面に固定する場合、好適には0.3
mm〜10mmの範囲である。間隔Sがこの範囲よりも小さ
いと、第2挿着部材14を物体表面に沿って曲げること
が困難になる傾向がある。間隔Sがこの範囲よりも大き
いと、挿着装置10の単位長さ当たりに配置される挿着
箇所(挿入突子18が受容部24に係止される箇所)が
少なくなり、挿着装置10が発揮し得る係止力が低下す
る傾向がある。
【0047】本発明に係る挿着装置は、様々な変形が可
能である。例えば図10(a)に示すように、第1挿着
部材の挿入突子18は、支持部30の裏面30bの、先
端及び中央の各係止片20に対応する位置に突出形成さ
れた補助係止片44を備えることができる。補助係止片
44は、第1挿着部材12と第2挿着部材14との係止
力を効果的に高めることができる。
【0048】図10(b)に示す変形例では、第2挿着
部材の受容部24は、第1の開口部26aと第2の開口
部26bとの間で屈曲して延びる貫通孔26を備える。
この場合、挿入突子18の支持部30と受容部24の筒
状壁28との双方が、容易に弾性変形可能となってい
る。第2の開口部26bから貫通孔26に挿入された挿
入突子18は、先端の係止片20の導入面20aが貫通
孔26の屈曲した内壁26cに当接される。この状態か
らさらに挿入突子18を貫通孔26内に押込むと、筒状
壁28及び挿入突子18の支持部30が弾性変形しつ
つ、先端係止片20が第1の開口部26aを通り抜け、
先端係止片20の係止面20bが筒状壁28の肩面28
dにスナップ式に係止される。その結果、挿着装置の係
止力を効果的に高めることができる。
【0049】図10(c)に示す変形例では、第1挿着
部材の挿入突子18は、複数の矢尻状の係止片20′を
備える。矢尻状の係止片20′は、前述した三角形状の
係止片20に比べて、挿入突子18の有効高さを減ずる
方向へ容易に弾性変形できる一方で、受容部24に対し
十分な係止力を発揮することができる。したがって、受
容部24の貫通孔26の高さを可及的に小さくでき、そ
の結果、受容部24に係止された挿入突子18の高さ方
向の遊びを効果的に低減できる。
【0050】図11に示す変形例では、第1挿着部材の
挿入突子18は、支持部30の両側面30cに突出形成
された複数の矢尻状の係止片20′を備える。この変形
例によれば、第2挿着部材の受容部24の貫通孔26の
高さを支持部30の厚みと略同一にできるので、挿着装
置の高さを低減することができるとともに、受容部24
に係止された挿入突子18の高さ方向の遊びを実質的に
排除できる。
【0051】図12に示す変形例では、第2挿着部材の
受容部24は、筒状壁28の頂壁28cに、貫通孔26
に連通するスリット46が形成される。この場合、第2
の開口部26bから貫通孔26に挿入された挿入突子1
8は、先端の係止片20によりスリット46を拡張する
ように頂壁28cを弾性変形させるので、比較的小さな
力で挿入突子18を貫通孔26に挿入することができ
る。先端の係止片20が貫通孔26の第1の開口部26
aを通り抜けて筒状壁28にスナップ式に係止された後
は、係止片20の係止面20bはスリット46を拡張す
るようには作用しないので、筒状壁28が十分な係止力
を発揮することができる。また、受容部24の貫通孔2
6の高さを挿入突子18の支持部30の厚みと略同一に
できるので、挿着装置の高さを低減することができると
ともに、受容部24に係止された挿入突子18の高さ方
向の遊びを実質的に排除できる。
【0052】図13に示す変形例では、第2挿着部材1
4の基部22の、隣合う受容部24の間に位置する部分
に、基部22を横断する方向(貫通孔26の貫通方向)
に延びる切欠き48が設けられる。切欠き48は、第2
挿着部材14を基部22の一表面22aに平行な方向へ
撓曲することを容易にする。このような切欠きは、第1
挿着部材の基部の、隣合う挿入突子の間の位置に設ける
こともできる。それにより本発明に係る挿着装置は、物
体の三次元的曲面に容易に適用できるようになる。
【0053】さらに、図示しないが、本発明に係る挿着
装置は、上記した第1挿着部材12の帯状の基部16を
複数個互いに平行に配置して相互結合し、複数の列に配
置された挿入突子18を備える構成とすることもでき
る。
【0054】本発明にかかる挿着装置は、様々な材料か
ら形成することができる。特に、各挿着部材の所望部分
の変形性を向上させるためには、曲げ弾性率が好ましく
は9800N/cm2 〜245000N/cm2 、特に好ま
しくは49000N/cm2 〜196000N/cm2 の範
囲の材料から形成することが有利である。このような曲
げ弾性率を達成するために、各挿着部材の好適な材料と
して、ポリオキシメチレン、アクリル系ポリマー、ポリ
アミド(6−ナイロン(商標)、6,6−ナイロン(商
標)等)、ポリプロピレン、ポリエチレン、アイオノマ
ー、ポリアセタール、ポリエステル(ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリフェ
ニレンスルフィド、ポリエーテルケトン、ポリエーテル
エステル、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルイミ
ド、ポリサルフォン、ポリアリレート、等が挙げられ
る。このうち特に好適な材料は、ポリオキシメチレン、
6−ナイロン(商標)、6,6−ナイロン(商標)及び
ポリプロピレンである。
【0055】また、上記したポリマーに、カーボンブラ
ック、グラスファイバー、酸化チタン、酸化鉄等の充填
材を添加して、曲げ弾性率を好適な範囲に制御すること
もできる。特に好適な充填材はカーボンブラックであ
る。この場合、カーボンブラックの含有量は、100重
量部の樹脂に対して0.01〜10重量部であることが
好ましい。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、相対的な位置ずれをある程度許容しつつ、正
確かつ強固に相互固着できる一対の挿着部材を備えた高
性能の挿着装置が提供される。さらに本発明によれば、
物体にその外面を覆う被覆材を固定的に被着するために
使用できる一対の挿着部材を備えた挿着装置において、
表皮材に対する挿着部材の位置決め精度を要することな
く確実に相互固着でき、しかも物体を被覆したときの被
覆材の外観を損なうことがない挿着装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による挿着装置の第1及び
第2挿着部材の一部分を、相互に離脱した状態で示す斜
視図である。
【図2】図1の挿着装置の第1挿着部材の平面図であ
る。
【図3】(a)図1の挿着装置の第2挿着部材の平面
図、及び(b)同第2挿着部材の正面図である。
【図4】(a)図2の第1挿着部材の断面図、及び
(b)図3の第2挿着部材の断面図である。
【図5】図1の挿着装置の挿着段階を示す断面図で、
(a)第1挿着部材と第2挿着部材との相対位置決め時
の図、及び(b)第1挿着部材と第2挿着部材との係止
時の図である。
【図6】係止時の第1挿着部材と第2挿着部材との位置
関係を示す拡大部分断面図である。
【図7】本発明に係る挿着装置の一適用例を示す断面図
である。
【図8】図7の適用例における挿着装置を係止状態で示
す拡大断面図である。
【図9】本発明に係る挿着装置の他の適用例を係止状態
で示す拡大断面図である。
【図10】(a)第1挿着部材の一変形例を示す断面
図、(b)第2挿着部材の一変形例を示す断面図、及び
(c)第1挿着部材の他の変形例を示す断面図である。
【図11】第1挿着部材のさらに他の変形例を示す断面
図である。
【図12】第2挿着部材のさらに他の変形例を示す図
で、(a)断面正面図、及び(b)断面側面図である。
【図13】第2挿着部材のさらに他の変形例を示す平面
図である。
【符号の説明】
10…挿着装置 12…第1挿着部材 14…第2挿着部材 16、22…基部 18…挿入突子 20…係止片 20a…導入面 20b…係止面 24…受容部 26…貫通孔 26a…第1の開口部 26b…第2の開口部 28…筒状壁 28d…肩面 30…支持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入突子を備えた第1挿着部材と、該第
    1挿着部材の該挿入突子を受容する受容部を備えた第2
    挿着部材とを具備し、該挿入突子が該受容部に係止され
    ることにより該第1及び第2挿着部材が相互に固定的に
    連結されるように構成された挿着装置において、 前記第1挿着部材は、基部と、該基部に所定の離間配置
    で突設される複数の前記挿入突子と、それら挿入突子の
    各々の突設長さ方向所定位置に突出形成される係止片と
    を備え、 前記第2挿着部材の前記受容部は、前記第1挿着部材の
    少なくとも1つの前記挿入突子を受容する貫通孔を画成
    する筒状壁を備え、 前記挿入突子を前記筒状壁の前記貫通孔の一方の開口部
    から該貫通孔に挿入したときに、該挿入突子と該筒状壁
    との少なくとも一方が弾性的に変形し、それにより、該
    貫通孔の他方の開口部を画成する該筒状壁の外方端面に
    前記係止片がスナップ式に係止されること、を特徴とす
    る挿着装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の挿入突子の各々の前記係止片
    が、該挿入突子の突設長さ方向の先端位置と、該先端位
    置と前記基部に隣接する基端位置との間の少なくとも1
    つの中間位置とに形成される請求項1に記載の挿着装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2挿着部材が、前記第1挿着部材
    の前記複数の挿入突子の各々を個別に受容する複数の前
    記受容部を備える請求項1又は2に記載の挿着装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183286A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Toyota Boshoku Corp シートカバーの端末係止構造

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