JPH11289383A - サーバおよび記録媒体 - Google Patents

サーバおよび記録媒体

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JPH11289383A
JPH11289383A JP10090326A JP9032698A JPH11289383A JP H11289383 A JPH11289383 A JP H11289383A JP 10090326 A JP10090326 A JP 10090326A JP 9032698 A JP9032698 A JP 9032698A JP H11289383 A JPH11289383 A JP H11289383A
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JP
Japan
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telephone
connection device
address
telephone number
information
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JP10090326A
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English (en)
Inventor
Sumio Iwase
純夫 岩瀬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットに通常の電話を接続する。 【解決手段】 電話機1のプッシュボタンが操作されて
入力された電話番号は、接続装置2、ルータ3、およ
び、インターネット4を介して、サーバ10に伝送され
る。サーバ10の受信手段10aは伝送されてきた電話
番号を受信し、検索手段10bと、使用状況管理手段1
0dに供給する。検索手段10bは、電話番号に対応す
るIPアドレスを記憶手段10cから取得する。また、
使用状況管理手段10dは、電話機の使用状況を示す
(通話中か否かを示す)情報を取得する。送信手段10
eは、使用状況管理手段10dから供給された情報を参
照して、所望の電話機が通話中でない場合には、接続装
置2に対してIPアドレスを送信する。その結果、接続
装置2は、通話相手である接続装置との間で通信回線を
閉結して通話処理を行う。なお、書き込み手段10fと
情報変更手段10gは、記憶手段10cに対して情報を
書き込んだり、更新する処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバに関し、特
に、接続装置を介してネットワークに接続された電話機
から送信された電話番号を、対応するIPアドレスに変
換するサーバ、および、そのような処理をコンピュータ
に実行させるプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットへの接続を行うプ
ロバイダなどのサービスの拡充に伴って、インターネッ
トを介した情報の伝送が盛んになりつつある。
【0003】インターネットへの接続サービスは、イン
ターネットを使用した量(主に使用時間)に応じて課金
される従量料金制と、所定の料金を支払うだけで無制限
に使用可能な固定料金制の2種類に大別される。
【0004】最近では、前述の固定料金制による料金シ
ステムを採用するとともに、インターネットに常時接続
した形態を採る接続サービスが普及しつつある。ところ
で、このような固定料金制の接続サービスを利用する場
合には、インターネットの使用の多寡に拘わらず一定の
料金を請求されるため、接続サービスを有効に活用する
ためには、できる限り多くの情報を伝送することを利用
者は求める。
【0005】その方向では、コンピュータのデータだけ
でなく、例えば、ファクシミリや音声などの情報も伝送
するようにすることが考えられる。後者の音声を伝送す
る方法としては、例えば、インターネット電話とよばれ
るシステムが提唱されており、パーソナルコンピュータ
にマイクとスピーカを接続し、「インターネット電話」
専用のソフトウエアをインストールすることにより、パ
ーソナルコンピュータを用いて通常の電話と同様に通話
することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインターネット電話では、通話相手のIP(Intern
et Protocol )アドレスを入力する必要があるので、パ
ーソナルコンピュータの操作になれていない人にとって
は、操作が煩雑であるという問題点があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、接続装置を介してネットワークに接続された
通常の電話機に対して、所定の情報を供給することによ
り、従来の電話と同等のサービスを提供することが可能
なサーバを提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、接続装置を介してネットワークに接続さ
れた電話機の電話番号と、それに対応するIPアドレス
とを関連付けて記憶する記憶手段と、前記接続装置から
送信されたデータを受信する受信手段と、前記受信手段
によって、前記接続装置から、所定の電話番号に対応す
るIPアドレスの検索要求が受信された場合には、対応
するIPアドレスを前記記憶手段から検索する検索手段
と、前記検索手段によって検索されたIPアドレスを、
前記接続装置に対して送信する送信手段と、を有するこ
とを特徴とするサーバが提供される。
【0009】ここで、記憶手段は、接続装置を介してネ
ットワークに接続された電話機の電話番号と、それに対
応するIPアドレスとを関連付けて記憶する。受信手段
は、接続装置から送信されたデータを受信する。検索手
段は、受信手段によって、接続装置から、所定の電話番
号に対応するIPアドレスの検索要求が受信された場合
には、対応するIPアドレスを記憶手段から検索する。
送信手段は、検索手段によって検索されたIPアドレス
を、接続装置に対して送信する。
【0010】例えば、記憶手段は、接続装置を介してネ
ットワークに接続されている電話機の電話番号と、接続
装置に付与されたグローバルアドレスであるIPアドレ
スとを関連付けて記憶する。受信手段は、接続装置から
送信されたデータを受信する。検索手段は、電話機のプ
ッシュボタン等が操作されて入力された電話番号を受信
した場合には、その電話番号に対応するIPアドレスを
検索する。送信手段は、検索の結果得られたIPアドレ
スを電話番号を送信してきた接続装置に対して送信す
る。その結果、接続装置は取得されたIPアドレスを有
する所望の接続装置との間でインターネットを介して回
線を閉結し、通話を行うことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態の構
成例を示す原理図である。
【0012】この図において、電話機1は、通常の電話
機であり、通話相手の電話番号が入力されるプッシュボ
タンまたはダイアル、および、ユーザの音声を音声信号
に変換するとともに通話相手から送られてきた音声信号
を音声に変換するハンドセットなどから構成されてい
る。
【0013】接続装置2は、電話機1のプッシュボタン
などが操作された場合には、入力された電話番号をサー
バ10に送信し、その電話番号に対応するIPアドレス
の送信を要請する。そして、送信されてきたIPアドレ
スを受信した場合には、そのIPアドレスを有する通信
相手に対して、TCP/IPプロトコルに従って回線を
閉結する。そして、電話機1から入力された音声信号
(アナログ信号)をディジタル信号に変換し、TCP/
IPプロトコルに従って通信相手に対して送信するとと
もに、通信相手から送られてきた音声データをアナログ
信号に変換して電話機1に供給する。
【0014】ルータ3は、接続装置2をインターネット
4に対して接続し、これらの間でデータの授受が可能と
なるようにする。なお、電話機1、接続装置2、およ
び、ルータ3(または、電話機8、接続装置7、およ
び、ルータ6)は、クライアント側の装置を構成してお
り、以下では、これらを単にクライアントと呼ぶ。
【0015】インターネット4は、ほぼ全世界にまたが
るコンピュータネットワークの集合体であり、電話網に
次ぐ巨大な通信インフラである。サーバ10は、受信手
段10a、検索手段10b、記憶手段10c、使用状況
管理手段10d、送信手段10e、書き込み手段10
f、および、情報変更手段10gによって構成されてい
る。
【0016】受信手段10aは、クライアントから伝送
されてきたデータを受信する。検索手段10bは、クラ
イアントから伝送されてきた電話番号(通信を行おうと
する相手の電話番号)に対応するIPアドレスを記憶手
段10cから検索する。
【0017】使用状況管理手段10dは、取得したIP
アドレスを有する電話機の現在の使用状況(話し中であ
るか否か)を、記憶手段10cから取得する。送信手段
10eは、使用状況管理手段10dの検索の結果、通話
を行おうとする相手(着呼側)の電話機が通話中でない
場合にのみ、検索手段10bによって取得されたIPア
ドレスを、要求を行ったクライアントに送信する。
【0018】書き込み手段10fは、新たなクライアン
トから電話番号とIPアドレスとを登録する要請があっ
た場合に、これらのデータを記憶手段10cの所定の領
域に対して書き込む。
【0019】情報変更手段10gは、登録されている情
報を変更する要請がクライアントからなされた場合に
は、対応する情報を変更する処理を行う。また、場合に
よっては、登録されている情報を削除する。
【0020】なお、ルータ6、接続装置7、および、電
話機8は、ルータ3、接続装置2、および、電話機1と
それぞれ同様の構成であるのでその説明は省略する。サ
ーバ10は、電話番号とIPアドレスの対応表を記憶し
ており、例えば、電話機1が電話機8を通話相手として
呼び出す場合において、電話機1から入力された電話機
8の電話番号に対応するIPアドレスを検索して供給す
るように構成されている。また、各電話機が通話中であ
るか否かを示す情報も管理しており、IPアドレスとと
もに、この情報も同時に供給する。
【0021】なお、IPアドレスは、接続装置2に対し
て付与されており、ユニークなアドレスである。次に、
以上の原理図の動作について説明する。
【0022】電話機1のハンドセットがオフフックの状
態とされ、プッシュボタンから通話相手の電話番号が入
力されると、この電話番号は接続装置2に供給される。
接続装置2は、供給された電話番号を対応するデータ列
に変換してパケット化した後、インターネット4を介し
てサーバ10に向けて送信する。
【0023】サーバ10の受信手段10aは、接続装置
2から送信されてきた電話番号を受信し、検索手段10
bに供給する。検索手段10bは、受信手段10aから
供給された電話番号に対応するIPアドレスを記憶手段
10cから検索する。そのとき、使用状況管理手段10
dは、記憶手段10cから、その電話番号を有する電話
機の使用状況を示す情報を読み出す。
【0024】送信手段10eは、使用状況管理手段10
dから供給された使用状況に関する情報を取得し、着呼
側となる電話機が現在通話中ではない場合には、検索手
段10bによって取得されたIPアドレスをインターネ
ット4を介して要求を行ったクライアントに対して送信
する。
【0025】IPアドレスを受信したクライアントは、
そのIPアドレスを有する電話機(着呼側の電話機)に
対して接続処理を行い、呼び出し処理を開始する。その
結果、着呼側のクライアントの電話機から呼び出し音が
発生するので、着呼側のユーザがハンドセットをオフフ
ック状態とすると、通信回線が閉結されて通話が可能と
なる。
【0026】次に、図2を参照して、図1に示す実施の
形態を含む通信システムの全体構成例について説明す
る。この図において、パーソナルコンピュータ5a〜5
cは、ルータ3を介してインターネット4に接続されて
いる。電話機1は、接続装置2およびルータ3を介して
インターネット4に接続されている。なお、コンピュー
タ5a〜5cおよび電話機1はLAN(Local Area Net
work)を形成している。
【0027】ルータ3は、パーソナルコンピュータ5a
〜5cおよび電話機1によって構成されるLANと、パ
ーソナルコンピュータ9a〜9cおよび電話機8によっ
て構成されるLANとを相互に接続するために必要な処
理を行う。即ち、このルータ3は、ISO(Internatin
al Organization for Standardization :国際標準化機
構)が規定するOSI(Open System Interconnection
:開放型システム間相互接続)の7層のうち、下位3
層(物理層、データリンク層、および、ネットワーク
層)に対応する処理を行う。
【0028】なお、ルータ3,6の代わりに、ハブ(集
線装置)を用いるようにしてもよい。ルータ6、接続装
置7、電話機8、および、パーソナルコンピュータ9a
〜9cは、ルータ3、接続装置2、電話機1、および、
パーソナルコンピュータ5a〜5cとそれぞれ同様の構
成であるのでその説明は省略する。
【0029】サーバ10は、この図の例では、電話機1
および電話機8の電話番号と、そのIPアドレスとを対
応付けて記憶しており、接続装置2,7から電話番号が
送信された場合には、対応するIPアドレスを検索して
返送する。もちろん、電話機が3つ以上存在する場合に
対しても対応可能であり、その場合にはそれぞれの電話
機の電話番号とIPアドレスとが対応付けられて記憶さ
れる。
【0030】次に、図3を参照して図2に示す接続装置
の構成例について説明する。この構成例では、図面を簡
略化するために、接続装置2に係わる部分のみを図示し
てある。
【0031】この図において、制御部2aは、CPU
(Central Processing Unit )などによって構成されて
おり、装置の各部を制御する。メモリ2bは、RAM
(RandomAccess Memory)やROM(Read Only Memor
y)等によって構成されており、制御部2aが実行する
プログラムを格納しているとともに、制御部2aが所定
の演算処理等を実行する際に生ずる演算途中のデータ等
を格納する。
【0032】タイマ2cは、電話機1から入力されたP
B信号やDP信号を制御部2aが処理する際に、信号の
入力が完了したか否かを判定する際に基準となる時間を
測定する。
【0033】電話機制御部2dは、電話機1のハンドセ
ットがオフフックされたことを検出するオフフック検出
回路、呼び出し信号(±75V/16Hzの信号)を発
生する呼び出し信号発生回路、および、発信音や呼び出
し音などを発生する発信音/呼び出し音発生回路などに
よって構成されており、電話機1から供給される制御信
号を入力して所定の処理を実行するとともに、電話機1
に対して制御信号を供給して所定の処理を実行させる。
また、電話機制御部2dは、電話機1のハンドセットが
オンフックの状態であるかまたはオフフックの状態であ
るかを検出してサーバ10へ通知する。
【0034】スイッチ2eは、電話機1がプッシュボタ
ン式の場合(または、電話機1から出力される信号がP
B信号である場合)にはその接続を右側とし、また、電
話機1がダイアル式の場合(または、電話機1から出力
される信号がDP信号である場合)には、その接続を左
側に変更する。なお、このスイッチ2eの接続は、制御
部2aによって変更される。
【0035】DP信号デコード部2fは、スイッチ2e
を介して電話機1から供給されたDP信号を入力して、
対応するコードに変換する。PB信号デコード部2g
は、スイッチ2eを介して電話機1から供給されたPB
信号を入力して、対応するコードに変換する。
【0036】A/D変換部2hは、電話機1から出力さ
れた音声信号を対応するディジタル信号に変換して、音
声信号処理部2jに供給する。D/A変換部2iは、音
声信号処理部2jから供給された(通話相手から送信さ
れた)ディジタル信号を音声信号に変換して、電話機1
に対して出力する。
【0037】音声信号処理部2jは、A/D変換部2h
から供給されたディジタル化された音声信号に対して、
例えば、ADPCM(Adaptive Differential Pulse Co
de Modulation )などを施して圧縮するとともに、TC
P/IPインタフェース部2kから供給されたディジタ
ル信号(圧縮処理が施されたディジタル信号)に対して
伸長処理を施す。
【0038】TCP/IPインタフェース部2kは、音
声信号処理部2jおよび制御部2aから供給されたディ
ジタル信号を、TCP/IPに対応するデータ列に変換
してルータ3を介してインターネット4に対して送出す
るとともに、ルータ3を介して伝送されてきたデータ列
をディジタル信号に変換して音声信号処理部2jに供給
する。
【0039】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、以上の実施の形態の動作について説明する。なお、
このフローチャートは、新たなクライアントが情報の登
録を行ったり、既に登録を行っているクライアントがサ
ーバ10の記憶手段10cに記憶されている情報を変更
する場合に実行される処理である。なお、クライアント
からの情報は、例えば、接続装置と同一のLANに接続
されているパーソナルコンピュータから送信される。
【0040】このフローチャートが開始されると、以下
の処理が実行されることになる。 [S1]受信手段10aは、クライアントから新たな情
報の登録要求がなされたか否かを判定する。その結果、
登録要求があったと判定した場合には、ステップS2に
進み、それ以外の場合にはステップS7に進む。 [S2]送信手段10eは、クライアントに対してユー
ザ名を入力するように促す情報を送信し、受信手段10
aは、その結果として伝送されてきたユーザ名を受信す
る。
【0041】例えば、新たに登録しようとするユーザの
ユーザ名が「中田利雄」であったとすると、受信手段1
0aは、この「中田利雄」を受信する。 [S3]送信手段10eは、クライアントに対して電話
番号を入力するように促す情報を送信し、受信手段10
aは、その結果として伝送されてきた電話番号を受信す
る。
【0042】例えば、新たに登録しようとするユーザの
電話番号が「03−3333−4444」であったとす
ると、受信手段10aは、この「03−3333−44
44」を受信する。 [S4]送信手段10eは、クライアントに対してIP
アドレスを入力するように促す情報を送信し、受信手段
10aは、その結果として伝送されてきたIPアドレス
を受信する。
【0043】例えば、新たに登録しようとするユーザの
IPアドレスが「23.125.32.1」であったと
すると、受信手段10aは、この「23.125.3
2.1」を受信する。 [S5]送信手段10eは、クライアントに対して住所
を入力するように促す情報を送信し、受信手段10a
は、その結果として伝送されてきた住所を受信する。
【0044】例えば、新たに登録しようとするユーザの
住所が「東京都渋谷区神南1−2−3」であったとする
と、受信手段10aは、この「東京都渋谷区神南1−2
−3」を受信する。 [S6]書き込み手段10fは、ステップS2〜ステッ
プS5の処理によって受信された、ユーザ名、電話番
号、IPアドレス、および、住所を記憶手段10cの所
定の領域に書き込んで登録する処理を実行する。
【0045】例えば、前述の例では、受信された「中田
利雄」、「03−3333−4444」、「23.12
5.32.1」、および、「東京都渋谷区神南1−2−
3」が相互に関連付けられて記憶手段10cの所定の領
域に書き込まれる。
【0046】以上の処理によって、例えば、図5に示す
ような電話番号とIPアドレスの変換テーブルが作成さ
れる。 [S7]受信手段10aは、クライアントが過去に登録
した情報を変更する処理の要請がなされたか否かを判定
し、要請がなされたと判定した場合にはステップS8に
進み、それ以外の場合には処理を終了する。 [S8]送信手段10eは、クライアントに対してユー
ザ名を入力するように促す情報を送信し、受信手段10
aは、その結果として伝送されてきたユーザ名を受信す
る。
【0047】例えば、ユーザ名として「中田利雄」がク
ライアントから送信されたとすると、受信手段10a
は、「中田利雄」を受信する。 [S9]情報変更手段10gは、ステップS8において
受信されたユーザ名に対応する登録情報を、記憶手段1
0cから取得する。
【0048】例えば、ステップS8において取得された
「中田利雄」に対応する情報が取得されることになる。 [S10]情報変更手段10gは、受信手段10aを介
して、新たな情報を受信し、ステップS9において取得
された情報と新たな情報とを比較して、変更がなされて
いる部分に関しては更新を行う。
【0049】例えば、ユーザ「中田利雄」の電話番号を
「03−3333−4444」から「03−3333−
5555」に変更する場合には、記憶手段10cに記憶
されている「中田利雄」に関する情報の電話番号の項目
が変更されることになる。
【0050】以上の処理によれば、新たなクライアント
がその電話番号と電話機のIPアドレスとを登録するこ
とが可能となるとともに、既に登録されている情報を変
更することが可能となる。
【0051】なお、以上の情報以外に、ユーザのパスワ
ードを登録しておき、情報の変更を行う場合には、この
パスワードによって本人であるか否かの認証を行ってか
ら変更処理を行うようにしてもよい。そのようにするこ
とで、情報が不正に変更されることを防止することがで
きる。
【0052】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て、クライアントが発呼を行う場合の処理の一例につい
て説明する。図6は、図3に示す実施の形態の接続装置
2において実行される処理の一例を説明するフローチャ
ートである。この処理は、電話機1のハンドセットがオ
フフックの状態とされた場合に実行される。このフロー
チャートが開始されると、以下の処理が実行されること
になる。 [S21]電話機制御部2dは、電話機1に対してダイ
アルトーン信号を出力する。その結果、電話機1のハン
ドセットのスピーカからは発信音が出力される。 [S22]DP信号デコード部2fまたはPB信号デコ
ード部2gは、電話機1から出力された電話番号(通話
相手の電話番号)を入力する。
【0053】なお、スイッチ2eは、電話機1から出力
される信号のタイプに応じて制御部2aによってその接
続が予め切り替えられているので、電話機1から出力さ
れた電話番号は、対応するデコード部に供給される。 [S23]制御部2aは、電話機1から出力されてDP
信号デコード部2fまたはPB信号デコード部2gによ
ってデコードされた電話番号を入力し、電話番号の入力
が完了したか否かを判定する。
【0054】なお、この処理の詳細は図5を参照して後
述する。 [S24]制御部2aは、メモリ2bに記憶されている
サーバ10のIPアドレスを取得し、このIPアドレス
と入力された電話番号とをTCP/IPインタフェース
部2kに供給する。TCP/IPインタフェース部2k
は、供給された電話番号にサーバ10のIPアドレスを
IPヘッダとして付加し、ルータ3およびインターネッ
ト4を介してサーバ10に送信する。
【0055】その結果、サーバ10は、受信したデータ
から電話番号を抽出し、この電話番号に対応するIPア
ドレスを取得して、接続装置2に対して返送する。な
お、サーバ10が行うこのような処理の詳細については
後述する。 [S25]制御部2aは、サーバ10から返送された通
話相手のIPアドレスをTCP/IPインターフェース
部2kを介して取得する。 [S26]制御部2aは、取得した通話相手のIPアド
レスに対して、呼び出し音発生用制御コードを送信す
る。
【0056】例えば、通話相手が図2に示す電話機8で
ある場合には、この電話機8に対して呼び出し音発生用
制御コードが送信される。その結果、電話機8側の接続
装置7では、TCP/IPインタフェース部がこのデー
タを受信し、制御部がこの制御コードに応じて電話機制
御部を制御することにより、電話機8が呼び出し音を発
生することになる。 [S27]制御部2aは、電話機制御部2dから出力さ
れる信号を参照して、電話機1がオンフックの状態(切
断された状態)とされたか否かを判定し、切断された場
合には処理を終了し、また、切断されていない場合には
ステップS28に進む。
【0057】例えば、通話相手が電話に出ないので、電
話機1側のユーザがハンドセットをオンフックの状態と
すると処理が終了することになる。 [S28]制御部2aは、通話相手から応答があったか
否かを判定し、応答があった場合にはステップS29に
進み、それ以外の場合にはステップS27に戻って同様
の処理を繰り返す。
【0058】即ち、呼び出し音に注意を喚起された電話
機8側のユーザが、ハンドセットをオフフックの状態と
した場合には、電話機8側の制御部がTCP/IPイン
タフェース部を介して受信した電話機1のIPアドレス
を抽出し、このIPアドレスに対して応答を示す所定の
制御コードを送信する。送信された制御コードは、電話
機1側の接続装置2によって受信され、ステップS28
においてYESと判定されることになる。 [S29]制御部2aは、装置の各部を適宜制御して通
信処理を行う。
【0059】即ち、電話機1から出力された音声信号
は、A/D変換部2hによってディジタル信号に変換さ
れた後、音声信号処理部2jによって圧縮処理が施さ
れ、TCP/IPインタフェース部2kを介して電話機
8側へ送信される。また、電話機8から伝送されてきた
データ列は、TCP/IPインタフェース部2kによっ
て受信され、音声信号処理部2jによって伸長処理が施
される。そして、伸長処理が施されたディジタル信号
は、D/A変換部2iによってアナログ信号に変換され
た後、電話機1に供給されて再生されることになる。 [S30]制御部2aは、TCP/IPインタフェース
部2kが受信するデータを参照し、通話相手側が回線を
切断したことを示す切断コードを送信したか否かを判定
する。その結果、切断コードを受信したと判定した場合
には処理を終了し、それ以外の場合にはステップS31
に進む。
【0060】即ち、通話相手のユーザが電話を切るため
にハンドセットをオンフックの状態にした場合には、接
続装置7の制御部が切断コードを送信するので、電話機
1側の制御部2aはこの信号を受信し、処理を終了す
る。 [S31]制御部2aは、電話機1のハンドセットがオ
ンフックの状態とされた場合にはステップS32に進
み、それ以外の場合にはステップS29に戻り、前述の
場合と同様の処理を繰り返す。
【0061】即ち、電話機1側のユーザが電話を切るた
めに、電話機1のハンドセットをオンフックの状態とし
た場合には、ステップS32に進む。 [S32]制御部2aは、TCP/IPインタフェース
2kを介して電話機8側へ切断コードを送信する。
【0062】次に、図7を参照して、図6に示す「デー
タの終了判定処理」の詳細について説明する。このフロ
ーチャートが開始されると、以下の処理が実行されるこ
とになる。 [S51]制御部2aは、タイマ2cを参照してタイム
オーバか否かを判定し、タイムオーバである場合にはス
テップS56に進み、それ以外の場合にはステップS5
2に進む。
【0063】即ち、制御部2aは、電話機1のプッシュ
ボタンなどが最後に操作されてから所定の時間(例え
ば、3秒)が経過したか否かを判定し、所定の時間が経
過した場合にはステップS56に進む。
【0064】例えば、電話番号の入力が終了して、3秒
が経過した場合には、ステップS56に進むことにな
る。 [S52]制御部2aは、電話機1から電話番号(デー
タ)が入力された場合にはステップS53に進み、それ
以外の場合にはステップS51に戻って前述の場合と同
様の処理を繰り返す。 [S53]制御部2aは、電話機1から入力された電話
番号(データ)をDP信号デコード部2fまたはPB信
号デコード部2gから取得し、そのデータが数字である
か否かを判定し、数字である場合にはステップS54に
進み、それ以外の場合にはステップS56に進む。
【0065】例えば、いま、電話番号の入力が終了した
ことを示すために、記号“#”や“*”などが入力され
た場合には、ステップS56に進む。 [S54]制御部2aは、入力されたデータを、メモリ
2bの所定の領域に確保されているバッファに格納す
る。 [S55]制御部2aは、次に入力されるデータを格納
するために、バッファの格納位置を所定の値だけインク
リメントした後、ステップS51に戻り、前述の場合と
同様の処理を繰り返す。 [S56]制御部2aは、入力された電話番号が正常で
あるか否かを判定する。その結果、正常であると判定し
た場合にはステップS57に進み、それ以外の場合には
処理を終了する。
【0066】例えば、入力された電話番号の桁数が5桁
以下であったり、または、11桁以上である場合には異
常と判定して処理を終了する。 [S57]制御部2aは、電話機1から入力された電話
番号の確定処理を行う。
【0067】即ち、制御部2aは、入力された電話番号
をTCP/IPインタフェース部2kに対して供給す
る。 [S58]制御部2aは、メモリ2bの所定の領域に確
保してあったバッファの内容をクリアする。そして、図
4の処理に復帰(リターン)する。
【0068】以上の処理によれば、電話機1のプッシュ
ボタン等を操作して通話相手の電話番号を入力した後に
ボタン“#”やボタン“*”などを続けて操作すること
により、電話番号の入力が終了したことを接続装置2の
制御部2aに認知させることができる。また、電話番号
を入力した後に、所定の時間以上操作を行わないように
することによっても、同様の結果を得ることができる。
【0069】次に、図8を参照して、図6のステップS
24の処理によってクライアントから送信された電話番
号を受信した結果、サーバ10が実行する処理の一例に
ついて説明する。 [S71]サーバ10の受信手段10aは、クライアン
トから電話番号を受信したか否かを判定し、受信した場
合にはステップS72に進み、それ以外の場合には、ス
テップS71に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0070】例えば、図6のステップS24において、
クライアントから電話番号「0426−20−123
4」が送信されたとすると、YESと判定されてステッ
プS72に進む。 [S72]受信手段10aは、他のクライアントからも
同一の電話番号に対するアクセス(バッティング)が発
生しているか否かを判定し、発生している場合にはステ
ップS73に進み、それ以外の場合にはステップS74
に進む。
【0071】例えば、他のクライアントからも前述の電
話番号「0426−20−1234」が送信されたとす
ると、YESと判定されてステップS73に進む。 [S73]送信手段10eは、最初にアクセスしたクラ
イアント以外に対しては、「BUSY」を送信する。
【0072】即ち、バッティングが発生した場合には、
最初にアクセスしたクライアント以外には、話し中であ
ることを示す「BUSY」を送信する。 [S74]検索手段10bは、記憶手段10cを検索
し、受信された電話番号に対応する情報が登録されてい
るか否かを判定し、登録されている場合にはステップS
75に進み、それ以外の場合にはステップS76に進
む。 [S75]検索手段10bは、記憶手段10cからIP
アドレスを取得する。
【0073】例えば、いまの例では、図5の第2番目の
項目(電話番号「0426−20−1234」に対応す
る項目)であるIPアドレス「230.25.23.
1」が取得されることになる。 [S76]送信手段10eは、送信された電話番号が未
登録であることを示すために、例えば、音声データ「お
かけになった電話番号は、登録されておりません。」な
どをクライアント側に送信する。
【0074】その結果、クライアント側の電話機では、
前述した音声データに対応する音声がハンドセットから
発生することになる。 [S77]使用状況管理手段10dは、受信した電話番
号を有する電話機が現在使用中であるか否かを示すBU
SYフラグを取得する。
【0075】なお、このBUSYフラグは、以下のよう
にして生成される。即ち、接続装置2の電話機制御部2
dは、電話機1のハンドセットの状態を監視しており、
ハンドセットがオフフックされるか、または、オンフッ
クされた場合には、サーバ10に対してそのことを通知
する。サーバ10は、接続装置2から送信された情報に
応じて、図5に示すBUSYフラグを変化させる。例え
ば、ハンドセットがオフフックされている場合にいは、
BUSYフラグは、“1”とされ、オンフックされてい
る場合には“0”とされる。 [S78]使用状況管理手段10dは、BUSYフラグ
が立っているか否かを判定し、フラグが立っている場合
にはステップS79に進み、それ以外の場合にはステッ
プS80に進む。
【0076】例えば、いまの例において、電話番号「0
426−20−1234」を有する電話機がオンフック
された状態である場合には、フラグが立っていないと判
定されてステップS80に進む。 [S79]使用状況管理手段10dは、電話番号を送信
したクライアントに対して、話し中であることを示す制
御コードを送信する。
【0077】その結果、例えば、接続装置2の電話機制
御部2dは、電話機1のハンドセットから、話し中であ
ることを示す話中信号を発生させる。 [S80]送信手段10eは、取得されたIPアドレス
を、要求を行ったクライアントに対して送信する。
【0078】その結果、図6に示すステップS25にお
いて、IPアドレスが取得されるので、それ以降の処理
により通話が可能となる。以上の実施の形態によれば、
クライアントから電話番号が送信された場合には、その
電話番号を有する電話機が現在通話中であるか否かが判
定され、話し中ではない場合には、その電話番号に対応
するIPアドレスがサーバによって検索されて送信され
ることになる。従って、クライアントは、受信したIP
アドレスを有する電話機に対して接続処理を行うことに
より、所望のユーザと通話を行うことが可能となる。
【0079】また、サーバ10によって、全てのクライ
アントが統合的に管理されることになるので、交換機に
よってネット全体が管理されている電話機と同様の機能
を、インターネットにより実現することが可能となる。
その結果、電話番号を入力することにより、所望の相手
との間で通話を行うことが可能となる。
【0080】更に、BUSYフラグによって、各電話機
が通話中か否かを管理するようにしたので、通話中のク
ライアントに対して、他のクライアントから音声データ
が送信されて混信などが発生するような事態を回避する
ことが可能となる。
【0081】更にまた、電話番号とIPアドレスの対応
テーブルを、サーバ10が一括して管理するので、クラ
イアント側の負担を軽減する必要が可能となる。なお、
以上の実施の形態においては、着呼側が話し中である場
合には、IPアドレスを送信しないようにしたが、例え
ば、IPアドレスとともに話し中であることを示す制御
コードを送信するようにしてもよい。その場合、発呼側
は、話し中であることを示す制御コードを受信したとき
は、接続処理を行わないようにすればよい。
【0082】また、同一の電話機に対して複数の発呼の
要求がなされた場合には、最初にアクセスを行ったクラ
イアントにはIPアドレスだけを送信し、他のクライア
ントに対しては、IPアドレスとともに話し中であるこ
とを示す制御コードを送信するようにしてもよい。
【0083】更に、以上の実施の形態においては、サー
バ10は、電話機から入力された電話番号に対応するI
Pアドレスを検索して送信するようにしたが、例えば、
クライアント側のパーソナルコンピュータから送信され
た検索キーに対応する情報を検索して送信するようにし
てもよい。
【0084】例えば、クライアントから、情報の検索要
求がなされた場合には、サーバ10がクライアントのパ
ーソナルコンピュータ5aに対して、図9に示すような
画面を表示させ、この画面上から入力された検索キーに
対応する情報を、サーバ10が検索して送信するように
してもよい。
【0085】この例では、第1番目のボックスには、検
索キーが入力される。また、第2番目のボックスには、
検索結果が表示される。更に、「検索開始」ボタンは、
検索を開始する場合に操作される。
【0086】例えば、いま、検索キーとして電話番号
「303−441−1234」が入力され、「検索開
始」ボタンが操作されると、ルータ3を介してサーバ1
0側に、入力された検索キー(電話番号「303−44
1−1234」)が送信される。
【0087】サーバ10は、受信手段10aによってこ
の検索キーを受信し、検索手段10bが対応する情報を
検索する。送信手段10eは、取得された情報を、要求
を行ったクライアントに向けて送信する。
【0088】その結果、パーソナルコンピュータ5a
は、検索結果である情報を受信し、図9の第2番目のボ
ックス内に表示する。この例では、電話番号「303−
441−1234」に対応する情報が第2番目のボック
ス内に表示されている。
【0089】このような処理によれば、ユーザ名から相
手の住所や電話番号およびIPアドレスを取得すること
が可能となるので、サーバ10に格納されている情報を
有効に活用することが可能となる。
【0090】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、サーバが有す
べき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な
記録媒体に記録されたプログラムに記述されており、こ
のプログラムをコンピュータで実行することにより、上
記処理がコンピュータで実現される。コンピュータで読
み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体
メモリ等がある。
【0091】市場に流通させる場合には、CD−ROM
(Compact Disk Read Only Memory)やフロッピーディス
ク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させ
たり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの
記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコ
ンピュータに転送することもできる。コンピュータで実
行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等
にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードし
て実行するようにすればよい。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、接続装
置を介してネットワークに接続された電話機から送信さ
れてきた電話番号を受信し、その電話番号に対応するI
Pアドレスを送信するようにしたので、通常の電話のよ
うに、電話番号を入力するだけで通信相手との間で通信
回線を閉結することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1に示す実施の形態を含む通信システムの全
体構成例を示す図である。
【図3】図2に示す接続装置の構成例を示す図である。
【図4】図1に示す実施の形態において実行される処理
の一例を説明するフローチャートである。
【図5】電話番号とIPアドレスの変換テーブルの一例
を示す図である。
【図6】クライアントから発呼を行う場合の処理の一例
を説明するフローチャートである。
【図7】図6に示す「データの終了判定処理」の詳細を
説明するフローチャートである。
【図8】送信された電話番号を受信した結果、サーバが
実行する処理の一例について説明するフローチャートで
ある。
【図9】クライアント側のパーソナルコンピュータから
検索キーを送信して、対応する情報を検索する場合に、
パーソナルコンピュータの表示装置に表示される画面の
表示例である。
【符号の説明】
1……電話機,2……接続装置,3……ルータ,4……
インターネット,6……ルータ,7……接続装置,8…
…電話機,10……サーバ,10a……受信手段,10
b……検索手段,10c……記憶手段,10d……使用
状況管理手段,10e……送信手段,10f……書き込
み手段,10g……情報変更手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続装置を介してネットワークに接続さ
    れた電話機の電話番号と、それに対応するIPアドレス
    とを関連付けて記憶する記憶手段と、 前記接続装置から送信されたデータを受信する受信手段
    と、 前記受信手段によって、前記接続装置から、所定の電話
    番号に対応するIPアドレスの検索要求が受信された場
    合には、対応するIPアドレスを前記記憶手段から検索
    する検索手段と、 前記検索手段によって検索されたIPアドレスを、前記
    接続装置に対して送信する送信手段と、 を有することを特徴とするサーバ。
  2. 【請求項2】 前記接続装置側から新たな電話番号とそ
    れに対応するIPアドレスの登録要求が発生した場合に
    は、前記記憶手段に対して、前記電話番号と前記IPア
    ドレスとを記録する書き込み手段を更に有することを特
    徴とする請求項1記載のサーバ。
  3. 【請求項3】 前記接続装置側から前記記憶手段に記憶
    されている情報に対する変更要求が発生した場合には、
    前記記憶手段に記憶されている情報を変更する情報変更
    手段を更に有することを特徴とする請求項1記載のサー
    バ。
  4. 【請求項4】 前記接続装置に接続された前記電話機の
    ハンドセットのオフフックまたはオンフックの状態に応
    じて送信されてくる所定の情報を参照して、接続装置に
    接続されている前記電話機の使用状況を管理する使用状
    況管理手段を更に有し、 前記接続装置から検索要求がなされた場合には、前記I
    Pアドレスとともに、前記使用状況に関する情報を送信
    することを特徴とする請求項1記載のサーバ。
  5. 【請求項5】 前記接続装置に接続された前記電話機の
    ハンドセットのオフフックまたはオンフックの状態に応
    じて送信されてくる所定の情報を参照して、接続装置に
    接続されている前記電話機の使用状況を管理する使用状
    況管理手段を更に有し、 前記接続装置から検索要求がなされた場合であって、検
    索の対象となる電話機が通話中でない場合には前記IP
    アドレスを送信し、通話中である場合にはIPアドレス
    を送信しないことを特徴とする請求項1記載のサーバ。
  6. 【請求項6】 複数の接続装置から同一の電話番号に対
    する検索要求が発生した場合には、最初に検索要求を行
    った接続装置以外に対しては、前記電話番号を有する電
    話機が使用中である旨の情報を送信することを特徴とす
    る請求項4記載のサーバ。
  7. 【請求項7】 複数の接続装置から同一の電話番号に対
    する検索要求が発生した場合には、最初に検索要求を行
    った接続装置に対してのみ、前記電話番号に対応するI
    Pアドレスを送信することを特徴とする請求項5記載の
    サーバ。
  8. 【請求項8】 コンピュータを、 接続装置を介してネットワークに接続された電話機の電
    話番号と、それに対応するIPアドレスとを関連付けて
    記憶する記憶手段、 前記接続装置から送信されたデータを受信する受信手
    段、 前記受信手段によって、前記接続装置から、所定の電話
    番号に対応するIPアドレスの検索要求が受信された場
    合には、対応するIPアドレスを前記記憶手段から検索
    する検索手段、 前記検索手段によって検索されたIPアドレスを、前記
    接続装置に対して送信する送信手段、 として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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