JPH11289208A - アンテナ昇降装置 - Google Patents

アンテナ昇降装置

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Publication number
JPH11289208A
JPH11289208A JP8856098A JP8856098A JPH11289208A JP H11289208 A JPH11289208 A JP H11289208A JP 8856098 A JP8856098 A JP 8856098A JP 8856098 A JP8856098 A JP 8856098A JP H11289208 A JPH11289208 A JP H11289208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
waveguide
rotation
rotary joint
rotation axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP8856098A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kobayashi
小林  実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8856098A priority Critical patent/JPH11289208A/ja
Publication of JPH11289208A publication Critical patent/JPH11289208A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のアンテナ昇降装置は回転機構によって
回転する際、導波管に曲げの応力がかかり、導波管が疲
労により損傷するという問題があった。 【解決手段】 導波管経路中のアンテナ回転軸上に回転
軸を同じくするロータリジョイントを備え導波管にかか
る応力をなくし、疲労による損傷を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばヘリコプ
タ等の航空機に搭載されたアンテナ昇降装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5はアンテナ昇降装置の運用を示す概
略図である。ヘリコプタ等の航空機で取得した映像等の
情報を電波MによりアンテナAから地上局Eへ伝送して
地上にて確認できるシステムを示す。また、逆に地上か
らの情報をヘリコプタ等の航空機Hへ伝送する場合もあ
る。機体の影響により電波が遮られることを防止するた
めに、アンテナを機体下方に降ろして送信あるいは受信
を行い、着陸時は上方に引き上げる。
【0003】図6に従来のアンテナ昇降装置の構成例を
示す。電波を送信あるいは受信するアンテナ1と、送信
機あるいは受信機TRからアンテナ1までの伝送経路で
ある導波管2と、前記導波管2を内包するパイプ3と、
前記アンテナ1と前記導波管2とパイプ3を回転させる
回転機構4と、前記回転機構4を保持し機体に取りつけ
るための取付具5から構成される。
【0004】着陸時には図6の実線で描かれた形態でア
ンテナ1が地面と接触しない位置に上げられている。離
陸後、電波を送信あるいは受信する際に図5の二点鎖線
のように回転機構4の軸Oを中心に回転してアンテナ1
を降下させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなアンテナ
昇降装置には下記に述べるような課題があった。回転機
構4によって回転する際、導波管2には曲げの応力がか
かる。導波管2は通常フレキシブルなものを使用するが
昇降動作を繰り返すことで疲労により導波管が損傷する
という問題があった。
【0006】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたものであり、導波管の損傷を回避するアンテナ
昇降装置を実現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のアンテナ昇
降装置は、送信機または受信機からアンテナまでの伝送
経路である導波管と、上記アンテナと導波管を回転させ
る回転機構と、アンテナ回転軸の中心に設けられたロー
タリージョイントとを備えることによって導波管に加わ
る応力をなくし、疲労による導波管の破損を防止する。
【0008】第2の発明のアンテナ昇降装置は回転機構
として、回転式アクチュエータ、モータ・ギアによる減
速機または伸縮式アクチュエータによるリンク機構を用
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す図である。図において1〜5は上記
従来装置と同一のものである。6はロータリージョイン
トであり、ロータリージョイント6の回転軸は回転機構
4の回転軸Oと一致させて取付具7によりポール3に固
定される。
【0010】図2はロータリージョイント6の構造を示
すものである。14はロータリージョイント回転部、1
5は同軸線、16はベアリング、17はアンテナ側に固
定する部分であるロータリージョイント固定部、18は
同軸線を固定する同軸線保持部を示す。導波管は電波を
矩形断面形状により伝送させているが、ロータリジョイ
ントは回転中心部分で同軸線を使用して伝送を行う構造
をとっているため回転を可能にしている。
【0011】この発明にかかるアンテナ昇降装置は上記
のように構成され、従来装置と同様に動作する。図1の
二点鎖線で示された部分はアンテナを降下させた状態を
示す。
【0012】実施の形態2.図1において回転機構4を
回転式アクチュエータにより実現するものである。
【0013】この発明にかかるアンテナ昇降装置は上記
のように構成され、実施の形態1と同様に動作する。
【0014】実施の形態3.図3は実施の形態3を示す
図で図1の回転機構4の部分をモータ及びギアによる減
速機により実現するものである。図3で8はモータ、9
および10はギアを示す。
【0015】この発明にかかるアンテナ昇降装置は上記
のように構成され、図3におけるモータ8に取付られた
ギア9がモータ8の回転により回転し、ギア9の回転は
パイプ3に取りつけられたギア10に伝達してアンテナ
1を回転させることができるので、実施の形態1と同様
に動作する。
【0016】実施の形態4.図4は実施の形態4を示す
図で図1の回転機構4の部分をリンク機構により実現す
るものである。図4で11は伸縮式アクチュエータ、1
2及び13はアームであり、11、12、13によりリ
ンク機構を構成する。
【0017】この発明にかかるアンテナ昇降装置は上記
のように構成され、伸縮式アクチュエータ11は可動部
を矢印a1方向に可動させることによりアンテナ1を矢
印a2方向に可動させ、また可動部を矢印b1方向に可
動させることによりアンテナ1を矢印b2方向に可動さ
せることができるので、実施の形態1と同様に動作す
る。
【0018】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果がある。
【0019】この発明によれば、導波管経路途中のアン
テナ回転軸上に回転軸を同じくするロータリジョイント
を備えることにより、導波管にかかる応力を小さくする
ため、疲労による損傷を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるアンテナ昇降装置の実施の形
態1及び実施の形態2を示す図である。
【図2】 ロータリージョイントの構造を示す図であ
る。
【図3】 この発明による実施の形態3を示す図であ
る。
【図4】 この発明による実施の形態4を示す図であ
る。
【図5】 アンテナ昇降装置の運用概要を示す図であ
る。
【図6】 従来のアンテナ昇降装置を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 導波管、3 パイプ、4 回転機
構、5 取付具、6 ロータリージョイント、7 取付
具、8 モータ、9 ギア、10 ギア、11伸縮式ア
クチュエータ、12 アーム、13 アーム、14 ロ
ータリージョイント回転部、15 同軸線、16 ベア
リング、17 ロータリージョイント固定部、18 同
軸線保持部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘリコプタ等の航空機に搭載され、アン
    テナを回転により昇降させるアンテナ昇降装置におい
    て、電波を送信または受信するアンテナと、送信機また
    は受信機から上記アンテナまでの伝送経路である導波管
    と、上記アンテナと導波管を回転させる回転機構と、上
    記導波管の回転部分に配置されたロータリージョイント
    とを備えることを特徴とするアンテナ昇降装置。
  2. 【請求項2】 回転機構として回転式アクチュエータ、
    モータ・ギアによる減速機または伸縮式アクチュエータ
    によるリンク機構を用いることを特徴とする請求項1記
    載のアンテナ昇降装置。
JP8856098A 1998-04-01 1998-04-01 アンテナ昇降装置 Pending JPH11289208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8856098A JPH11289208A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 アンテナ昇降装置

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JP8856098A JPH11289208A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 アンテナ昇降装置

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Publication Number Publication Date
JPH11289208A true JPH11289208A (ja) 1999-10-19

Family

ID=13946265

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8856098A Pending JPH11289208A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 アンテナ昇降装置

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Cited By (3)

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WO2002071539A1 (fr) * 2001-03-02 2002-09-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Antenne
CN107192987A (zh) * 2017-07-27 2017-09-22 南京俊禄科技有限公司 一种船用雷达收发机装置
CN110165357A (zh) * 2018-03-28 2019-08-23 浙江龙游新西帝电子有限公司 一种壁挂式天线

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