JPH11287836A - 電源回路の複合型計測装置 - Google Patents

電源回路の複合型計測装置

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JPH11287836A
JPH11287836A JP10090051A JP9005198A JPH11287836A JP H11287836 A JPH11287836 A JP H11287836A JP 10090051 A JP10090051 A JP 10090051A JP 9005198 A JP9005198 A JP 9005198A JP H11287836 A JPH11287836 A JP H11287836A
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power
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measuring means
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JP10090051A
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Hideo Nakagawa
日出夫 中川
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NTT Power and Building Facilities Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相電流を計測でき、かつ漏電箇所からの漏洩
電流を回路を切断することなく計測できる実用性にすぐ
れた電源回路の複合型計測装置を提供する。 【解決手段】 電源線15r,15s,15tにそれぞ
れ変流器CTを設け、これら変流器CTの測定値をそれ
ぞれ相電流として捕らえるとともに、捕らえた各相電流
の総和を求め、総和が零以外のとき、総和を電源線15
r,15s,15tのいずれかまたは負荷14に生じた
漏電箇所からの漏洩電流として捕らえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源回路におけ
る各種計測を行なう複合型計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、3相3線式の電源回路では、図
6に示すように、3つの電源線のうちR,T相の2つに
それぞれ電流測定器たとえば変流器CTが設けられると
ともに、3つの電源線に電圧測定器たとえば計器用変圧
器PTが接続され、これら変流器CTおよび計器用変圧
器PTの出力がユニバーサルパワーモニタ1に供給され
ることにより、ユニバーサルパワーモニタ1において、
各相電流が計測されるとともに各電源線の線間電圧が計
測される。
【0003】ユニバーサルパワーモニタ1における各相
電流の計測の様子を示したのが図7および図8である。
すなわち、図7に示すように、電流計測手段2および接
続切換手段3があり、R相の変流器CTが電流計測手段
2に接続されることでR相電流が計測され、T相の変流
器CTが電流計測手段2に接続されることでT相電流が
計測される。また、図8に示すように、R相の変流器C
TとT相の変流器CTが直列に接続され、その直列回路
が電流計測手段2に接続されることで、S相電流が計測
される。
【0004】単相3線式の電源回路の場合は、3相3線
式の場合と同じく、3つの電源線のうち2つにそれぞれ
変流器CTが設けられ、かつ3つの電源線に計器用変圧
器PTが接続されることにより、電流および線間電圧が
計測される。
【0005】単相2線式の電源回路の場合は、図9に示
すように、3つの電源線のうちの1つに変流器CTが設
けられるとともに、2つの電源線に計器用変圧器PTが
接続され、これら変流器CTおよび計器用変圧器PTの
出力がユニバーサルパワーモニタ1に供給されることに
より、ユニバーサルパワーモニタ1において、電流およ
び電圧が計測される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電源回路において、各
電源線のいずれかまたは負荷に絶縁不良等による漏電が
生じた場合、その漏電箇所からアースに漏洩電流が流れ
る。この漏洩電流については、上記した変流器CT、計
器用変圧器PT、ユニバーサルパワーモニタ1では計測
が不可能である。
【0007】漏洩電流を計測する手段としては、回路
(電源線)を切断してそこに計測用電圧を印加し、流れ
る電流を監視するのが一般的な方法であるが、回路を切
断しなければならないという不具合がある。
【0008】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、相電流を計測でき、かつ漏電
箇所からの漏洩電流を回路を切断することなく計測でき
る実用性にすぐれた電源回路の複合型計測装置を提供す
ることにある。
【0009】また、この発明の目的は、相電流を計測で
き、かつ漏電箇所からの漏洩電流を回路を切断すること
なく計測でき、しかも漏電箇所における絶縁抵抗の計測
も可能な実用性にすぐれた電源回路の複合型計測装置を
提供することにある。
【0010】さらに、この発明の目的は、相電流を計測
でき、かつ漏電箇所からの漏洩電流を回路を切断するこ
となく計測でき、しかも漏電箇所における絶縁抵抗を計
測でき、さらには力率、有効電力、無効電力、皮相電
力、積算電力の計測も可能な実用性にすぐれた電源回路
の複合型計測装置を提供することにある。また、この発
明の目的は、計測結果を外部に知らせることができる電
源回路の複合型計測装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1)
の電源回路の複合型計測装置は、単相または複数相の電
源電圧を複数本の電源線により負荷に供給する電源回路
において、上記各電源線にそれぞれ設けた電流測定器
と、この各電流測定器の測定値をそれぞれ相電流として
捕らえる相電流計測手段と、この相電流計測手段で捕ら
えた各相電流の総和を求め、総和が零以外のとき、総和
を上記各電源線のいずれかまたは上記負荷に生じた漏電
箇所からの漏洩電流として捕らえる漏洩電流計測手段
と、を備えている。
【0012】第2の発明(請求項2)の電源回路の複合
型計測装置は、単相または複数相の電源電圧を複数本の
電源線により負荷に供給する電源回路において、上記各
電源線にそれぞれ設けた電流測定器と、この各電流測定
器の測定値をそれぞれ相電流として捕らえる相電流計測
手段と、この相電流計測手段で捕らえた各相電流の総和
を求め、総和が零以外のとき、総和を上記各電流測定器
の測定点よりも負荷側に生じた漏電箇所からの漏洩電流
として捕らえる漏洩電流計測手段と、を備えている。
【0013】第3の発明(請求項3)の電源回路の複合
型計測装置は、第1および第2の発明のいずれかにおい
て、さらに、上記各電源線における上記各電流測定器の
測定点に設けられ、各電源線の線間電圧を測定する電圧
測定器と、この電圧測定器の測定値および上記漏洩電流
計測手段で捕らえた漏洩電流に基づき上記漏電箇所にお
ける絶縁抵抗を求める絶縁抵抗計測手段と、を備える。
【0014】第4の発明(請求項4)の電源回路の複合
型計測装置は、第3の発明において、さらに、上記各電
流測定器の測定値および上記電圧測定器の測定値に基づ
き力率を求める力率計測手段と、上記各電流測定器の測
定値、上記電圧測定器の測定値、および上記力率計測手
段で求めた力率に基づき、上記測定点における有効電力
を求める有効電力計測手段と、上記各電流測定器の測定
値、上記電圧測定器の測定値、および上記力率計測手段
で求めた力率に基づき、上記測定点における無効電力を
求める無効電力計測手段と、上記有効電力計測手段で求
めた有効電力および上記無効電力計測手段で求めた無効
電力に基づき、上記測定点における皮相電力を求める皮
相電力計測手段と、上記有効電力計測手段で求めた有効
電力に基づき、上記測定点における積算電力を求める積
算電力計測手段と、を備える。
【0015】第5の発明(請求項5)の電源回路の複合
型計測装置は、第1ないし第4の発明のいずれかにおい
て、さらに、上記各計測手段の計測結果を報知する報知
手段を備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1に示すように、3相交
流電源10に電源変圧器11の1次側が接続され、その
電源変圧器11の2次側に主幹開閉器12および過電流
遮断器13を介して負荷(例えば電気使用機械器具)1
4が接続される。
【0017】負荷14は接地され、電源変圧器11の2
次巻線は第2種接地される。電源変圧器11から負荷1
4にかけての通電線路は、R,S,T相の3つの電源線
15r,15s,15tから成る。
【0018】このような構成の電源回路において、電源
変圧器11と主幹開閉器12との間の電源線15r,1
5s,15tの任意の箇所に、それぞれ電流測定器いわ
ゆる変流器CTが設けられる。
【0019】同じく電源変圧器11と主幹開閉器12と
の間の電源線15r,15s,15tにおいて、各変流
器CTの測定点に計器用変圧器PTが設けられる。計器
用変圧器PTは、電源線15r,15s,15tの線間
電圧を測定する。
【0020】そして、各変流器CTの出力および計器用
変圧器PTの出力が計測器20に供給される。各変流器
CT、計器用変圧器PT、および計測器20の具体的な
接続構成を図2に示している。
【0021】計測器20は、次の[1]〜[9]の機能
手段を備える。 [1]各変流器CTの測定値をそれぞれ相電流として捕
らえる相電流計測手段。
【0022】[2]相電流計測手段で捕らえた各相電流
の総和を求め、総和が零以外のとき、総和を各変流器C
Tの測定点よりも負荷側に生じた漏電箇所からの漏洩電
流として捕らえる漏洩電流計測手段。
【0023】[3]計器用変圧器PTの測定値および上
記漏洩電流計測手段で捕らえた漏洩電流に基づき、漏電
箇所における絶縁抵抗を求める絶縁抵抗計測手段。 [4]各変流器CTの測定値および計器用変圧器PTの
測定値に基づき力率を求める力率計測手段。
【0024】[5]各変流器CTの測定値、計器用変圧
器PTの測定値、および上記力率計測手段で求めた力率
に基づき、上記測定点における有効電力を求める有効電
力計測手段。
【0025】[6]各変流器CTの測定値、計器用変圧
器PTの測定値、および上記力率計測手段で求めた力率
に基づき、上記測定点における無効電力を求める無効電
力計測手段。
【0026】[7]上記有効電力計測手段で求めた有効
電力および上記無効電力計測手段で求めた無効電力に基
づき、上記測定点における皮相電力を求める皮相電力計
測手段。
【0027】[8]上記有効電力計測手段で求めた有効
電力に基づき、上記測定点における積算電力を求める積
算電力計測手段。 [9]各計測手段の計測結果を後述するリモート処理ユ
ニット31を介して外部に報知する報知手段。
【0028】一方、主幹開閉器12と過電流遮断器13
との間の電源線15r,15s,15tの任意の箇所
に、それぞれ変流器CTが設けられる。同じく主幹開閉
器12と過電流遮断器13との間の電源線15r,15
s,15tにおいて、各変流器CTの測定点に計器用変
圧器PTが設けられている。
【0029】そして、各変流器CTの出力および計器用
変圧器PTの出力が上記同じ構成の計測器20に供給さ
れる。各計測器20の計測結果は、リモート処理ユニッ
ト(ダイレクト・ディジタル・コントローラ;DDC)
31に送られ、そこから通信線32を介して監視装置3
3に送られる。監視装置33は、例えばパーソナルコン
ピュータであり、送られてくる計測結果、あるいはその
計測結果に基づく異常等をディスプレイ表示する。
【0030】つぎに、上記の構成の作用を説明する。電
源線15r,15s,15tに流れる電流がそれぞれ変
流器CTで測定され、その各測定値が計測器20におい
て相電流として計測される。
【0031】計測器20における各相電流の計測の様子
を示したのが図3である。すなわち、図3に示すよう
に、電流計測部21および接続切換部22があり、R相
の変流器CTが電流計測部21に接続されることでR相
電流が計測され、S相の変流器CTが電流計測部21に
接続されることでS相電流が計測され、T相の変流器C
Tが電流計測部21に接続されることでT相電流が計測
される。
【0032】電源線15r,15s,15tや負荷14
に漏電がない場合、計測される各相電流の総和が零とな
り、計測器20による漏洩電流の計測はなされない。い
ま、電源変圧器11と主幹開閉器12との間の電源線1
5r,15s,15tのうち、電源線15sのa点で絶
縁不良による漏電が生じたと仮定する。
【0033】この場合、漏電箇所aからアースに漏洩電
流Iaが流れ、その漏洩電流Iaがアースを通して電源
変圧器11の第2種接地に流れ込む。これに伴い、各相
電流の総和が零から外れて漏洩電流Iaに等しくなる。
計測器20では、各相電流の総和が零から外れたことに
より、その総和を漏洩電流として捕らえる。
【0034】計測器20における漏洩電流の計測の様子
を示したのが図4である。すなわち、図4に示すよう
に、R,S,T相のそれぞれ変流器CTが直列に接続さ
れ、その直列回路が電流計測部21に接続されること
で、各相電流の総和つまり漏洩電流が計測される。
【0035】こうして、漏洩電流Iaが計測されると、
その旨が計測点位置を含めて監視装置33で報知され
る。この報知を見た監視員は、漏電の発生を察知すると
ともに、漏電箇所が電源変圧器11と主幹開閉器12と
の間における各変流器CTの測定点よりも負荷側にある
ことを察知する。
【0036】また、負荷14のb点で絶縁不良による漏
電が生じた場合には、その漏電箇所bからアースに漏洩
電流Ibが流れ、その漏洩電流Ibがアースを通して電
源変圧器11の第2種接地に流れ込む。
【0037】これに伴い、各相電流の総和が零から外れ
て漏洩電流Ibに等しくなる。計測器20では、各相電
流の総和が零から外れたことにより、その総和を漏洩電
流として捕らえる。
【0038】こうして、漏洩電流Ibが計測されると、
その旨が計測点位置を含めて監視装置33で報知され
る。この報知を見た監視員は、漏電の発生を察知すると
ともに、漏電箇所が主幹開閉器12と過電流遮断器13
との間における各変流器CTの測定点よりも負荷側にあ
ることを察知する。
【0039】なお、a点およびb点の両方で漏電が生じ
た場合には、a点の漏洩電流Iaとb点の漏洩電流Ib
との合計値(Ia+Ib)が電源変圧器11の第2種接
地に流れ込む。
【0040】このように、相電流を計測できることはも
ちろん、漏電箇所からの漏洩電流を回路(電源線)を切
断することなく計測することができるので、電源回路の
保守が容易となる。
【0041】ところで、各計測器20では、漏洩電流の
計測時、各計器用変圧器PTの測定値(線間電圧)から
漏電箇所の対地電圧が判っており、その対地電圧が漏洩
電流で除算されることにより、漏電箇所における絶縁抵
抗が求められる。この絶縁抵抗も監視装置33で報知さ
れる。
【0042】また、各計測器20では、各相電流、漏洩
電流、線間電圧、絶縁抵抗の計測だけでなく、下記表1
に示す演算の実行により、力率、有効電力、無効電力、
皮相電力、積算電力などの計測も行なわれる。これら計
測値についても監視装置33で報知される。
【0043】
【表1】
【0044】なお、上記実施例では、3相3線式の電源
回路を例に説明したが、単相3線式や単相2線式の電源
回路にも同様に適用可能である。すなわち、単相3線式
の電源回路の場合は、3相3線式の場合と同じく、3つ
の電源線のそれぞれに変流器CTが設けられ、かつ3つ
の電源線に計器用変圧器PTが接続される。
【0045】単相2線式の電源回路の場合は、図5に示
すように、2つの電源線のそれぞれに変流器CTが設け
られ、かつ2つの電源線に計器用変圧器PTが接続され
る。また、上記実施例では、電源線15r,15s,1
5tの2箇所に測定点を設けたが、測定点の数について
限定はなく、電源回路の種類や規模などに応じて適宜に
設定可能である。その他、この発明は上記実施例に限定
されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実
施可能である。
【0046】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、各
電源線にそれぞれ電流測定器を設け、これら電流測定器
の測定値をそれぞれ相電流として捕らえるとともに、捕
らえた各相電流の総和を求め、総和が零以外のとき、総
和を各電源線のいずれかまたは負荷に生じた漏電箇所か
らの漏洩電流として捕らえる構成としたので、相電流を
計測でき、かつ漏電箇所からの漏洩電流を回路を切断す
ることなく計測できる実用性にすぐれた電源回路の複合
型計測装置を提供できる。
【0047】また、この発明によれば、上記の構成に加
え、各電源線における各電流測定器の測定点に電圧測定
器を設け、この電圧測定器の測定値および上記捕らえた
漏洩電流に基づいて上記漏電箇所における絶縁抵抗を求
める構成としたので、相電流を計測でき、かつ漏電箇所
からの漏洩電流を回路を切断することなく計測でき、し
かも漏電箇所における絶縁抵抗の計測も可能な実用性に
すぐれた電源回路の複合型計測装置を提供できる。
【0048】さらに、この発明によれば、上記の構成に
加え、各電流測定器の測定値および電圧測定器の測定値
に基づいて力率を求める力率計測手段と、各電流測定器
の測定値、電圧測定器の測定値、および上記力率計測手
段で求めた力率に基づいて上記測定点における有効電力
を求める有効電力計測手段と、各電流測定器の測定値、
電圧測定器の測定値、および上記力率計測手段で求めた
力率に基づいて上記測定点における無効電力を求める無
効電力計測手段と、上記有効電力計測手段で求めた有効
電力および上記無効電力計測手段で求めた無効電力に基
づいて上記測定点における皮相電力を求める皮相電力計
測手段と、上記有効電力計測手段で求めた有効電力に基
づいて上記測定点における積算電力を求める積算電力計
測手段とを設けたので、相電流を計測でき、かつ漏電箇
所からの漏洩電流を回路を切断することなく計測でき、
しかも漏電箇所における絶縁抵抗を計測でき、さらには
力率、有効電力、無効電力、皮相電力、積算電力の計測
も可能な実用性にすぐれた電源回路の複合型計測装置を
提供できる。
【0049】また、この発明によれば、上記の構成に加
え、各計測結果を報知する報知手段を備えたので、計測
結果を外部に知らせることができる電源回路の複合型計
測装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例および電源回路の構成を示す図。
【図2】一実施例における各変流器、計器用変圧器、計
測器の具体的な接続構成を示す図。
【図3】一実施例の計測器における各相電流の計測の様
子を示す図。
【図4】一実施例の計測器における漏洩電流の計測の様
子を示す図。
【図5】他の実施例における各変流器、計器用変圧器、
計測器の具体的な接続構成を示す図。
【図6】従来装置の構成の一例を示す図。
【図7】図6におけるR相電流,T相電流の計測の様子
を示す図。
【図8】図6におけるS相電流の計測の様子を示す図。
【図9】従来装置の構成の他の例を示す図。
【符号の説明】
10…3相交流電源 11…電源変圧器 12…主幹開閉器 13…過電流遮断器 14…負荷 15r,15s,15t…電源線 CT…変流器(電流測定器) PT…計器用変圧器 20…計測器 21…電流計測部 22…接続切換部 33…監視装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01R 27/18 G01R 27/18 31/08 31/08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相または複数相の電源電圧を複数本の
    電源線により負荷に供給する電源回路において、 前記各電源線にそれぞれ設けた電流測定器と、 この各電流測定器の測定値をそれぞれ相電流として捕ら
    える相電流計測手段と、 この相電流計測手段で捕らえた各相電流の総和を求め、
    総和が零以外のとき、総和を前記各電源線のいずれかま
    たは前記負荷に生じた漏電箇所からの漏洩電流として捕
    らえる漏洩電流計測手段と、 を具備したことを特徴とする電源回路の複合型計測装
    置。
  2. 【請求項2】 単相または複数相の電源電圧を複数本の
    電源線により負荷に供給する電源回路において、 前記各電源線にそれぞれ設けた電流測定器と、 この各電流測定器の測定値をそれぞれ相電流として捕ら
    える相電流計測手段と、 この相電流計測手段で捕らえた各相電流の総和を求め、
    総和が零以外のとき、総和を前記各電流測定器の測定点
    よりも負荷側に生じた漏電箇所からの漏洩電流として捕
    らえる漏洩電流計測手段と、 を具備したことを特徴とする電源回路の複合型計測装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2のいずれかに記
    載の電源回路の複合型計測装置において、 前記各電源線における前記各電流測定器の測定点に設け
    られ、各電源線の線間電圧を測定する電圧測定器と、 この電圧測定器の測定値および前記漏洩電流計測手段で
    捕らえた漏洩電流に基づき前記漏電箇所における絶縁抵
    抗を求める絶縁抵抗計測手段と、 をさらに具備したことを特徴とする電源回路の複合型計
    測装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電源回路の複合型計測
    装置において、 前記各電流測定器の測定値および前記電圧測定器の測定
    値に基づき力率を求める力率計測手段と、 前記各電流測定器の測定値、前記電圧測定器の測定値、
    および前記力率計測手段で求めた力率に基づき、前記測
    定点における有効電力を求める有効電力計測手段と、 前記各電流測定器の測定値、前記電圧測定器の測定値、
    および前記力率計測手段で求めた力率に基づき、前記測
    定点における無効電力を求める無効電力計測手段と、 前記有効電力計測手段で求めた有効電力および前記無効
    電力計測手段で求めた無効電力に基づき、前記測定点に
    おける皮相電力を求める皮相電力計測手段と、 前記有効電力計測手段で求めた有効電力に基づき、前記
    測定点における積算電力を求める積算電力計測手段と、 をさらに具備したことを特徴とする電源回路の複合型計
    測装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の電源回路の複合型計測装置において、 前記各計測手段の計測結果を報知する報知手段をさらに
    具備したことを特徴とする電源回路の複合型計測装置。
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