JPH11287193A - 液体ポンプ装置 - Google Patents
液体ポンプ装置Info
- Publication number
- JPH11287193A JPH11287193A JP9001598A JP9001598A JPH11287193A JP H11287193 A JPH11287193 A JP H11287193A JP 9001598 A JP9001598 A JP 9001598A JP 9001598 A JP9001598 A JP 9001598A JP H11287193 A JPH11287193 A JP H11287193A
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- JP
- Japan
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- pump
- liquid
- ejector
- priming
- pipe
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- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポンプを緊急にあるいは随時起動する際にお
いても、ポンプの空気抜き及び呼び水を確実に行なうこ
とができて、ポンプの自動起動を可能とするとともに、
装置が小型コンパクト、かつ低コストとなる液体ポンプ
装置を提供する。 【解決手段】 複数のポンプを備えた液体ポンプ装置に
おいて、一端が上記各ポンプの内部に接続される吸気管
の他端にエゼクタを接続し、同エゼクタの駆動液体入口
を、上記ポンプの吐出管から分岐されたエゼクタ吸入管
に接続するとともに上記液槽内の液体を汲み上げ送給す
るプライミングポンプの吐出管に接続し、上記エゼクタ
吸入管及びプライミングポンプの吐出管を開閉する開閉
弁を設ける。
いても、ポンプの空気抜き及び呼び水を確実に行なうこ
とができて、ポンプの自動起動を可能とするとともに、
装置が小型コンパクト、かつ低コストとなる液体ポンプ
装置を提供する。 【解決手段】 複数のポンプを備えた液体ポンプ装置に
おいて、一端が上記各ポンプの内部に接続される吸気管
の他端にエゼクタを接続し、同エゼクタの駆動液体入口
を、上記ポンプの吐出管から分岐されたエゼクタ吸入管
に接続するとともに上記液槽内の液体を汲み上げ送給す
るプライミングポンプの吐出管に接続し、上記エゼクタ
吸入管及びプライミングポンプの吐出管を開閉する開閉
弁を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は水ポンプ等の液体ポ
ンプの起動時における空気抜き及び呼び水用の吸気装置
に関する。
ンプの起動時における空気抜き及び呼び水用の吸気装置
に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】図３は水ポンプを備え
た給水設備の構成図を示す。図３において、１はポンプ
（水ポンプ）、２は水槽、３は吸込管、４は吐出管であ
り、上記ポンプ１が起動されると、同ポンプ１は水槽２
内の水を吸込管３を通して吸入加圧して吐出管４から給
水先に供給する。
た給水設備の構成図を示す。図３において、１はポンプ
（水ポンプ）、２は水槽、３は吸込管、４は吐出管であ
り、上記ポンプ１が起動されると、同ポンプ１は水槽２
内の水を吸込管３を通して吸入加圧して吐出管４から給
水先に供給する。
【０００３】２０は上記ポンプ１が水槽２の水面よりも
高位置にあるときに装備される真空ポンプであり、同真
空ポンプ２０の吸入口は吸気管５を介して上記ポンプ１
に接続されている。然して、上記ポンプ１の起動時に
は、上記真空ポンプ２０を起動してポンプ１内の空気を
抜き出し呼び水を行なう。
高位置にあるときに装備される真空ポンプであり、同真
空ポンプ２０の吸入口は吸気管５を介して上記ポンプ１
に接続されている。然して、上記ポンプ１の起動時に
は、上記真空ポンプ２０を起動してポンプ１内の空気を
抜き出し呼び水を行なう。
【０００４】しかしながら、上記従来のシステムにあっ
ては、上記ポンプ１を自動起動しようとする場合におい
ては、先ず真空ポンプ２０を起動してポンプ１の空気の
抜き出しを完了した後でなければ、上記ポンプの起動が
できず、また、ポンプ１から呼び水がなされた後は真空
ポンプ２０を停止する必要があるため、ポンプ１の自動
運転は実質的に不可能となる。
ては、上記ポンプ１を自動起動しようとする場合におい
ては、先ず真空ポンプ２０を起動してポンプ１の空気の
抜き出しを完了した後でなければ、上記ポンプの起動が
できず、また、ポンプ１から呼び水がなされた後は真空
ポンプ２０を停止する必要があるため、ポンプ１の自動
運転は実質的に不可能となる。
【０００５】また、水ポンプの起動時にポンプの空気を
抜き出して呼び水を行なう技術として、実公平７−５５
３５２号の考案、特開平８−２８４８６８号の発明等が
提案されている。
抜き出して呼び水を行なう技術として、実公平７−５５
３５２号の考案、特開平８−２８４８６８号の発明等が
提案されている。
【０００６】実公平７−５５３５２号のものは、ポンプ
本体と同軸に空気抜き用の呼び水ポンプを設けている。
しかしながら、この考案のものにあっては、呼び水ポン
プをポンプと同軸に設けているため、ポンプの全長が長
くなって装置が大型化するとともに、装置コストも高く
なる。
本体と同軸に空気抜き用の呼び水ポンプを設けている。
しかしながら、この考案のものにあっては、呼び水ポン
プをポンプと同軸に設けているため、ポンプの全長が長
くなって装置が大型化するとともに、装置コストも高く
なる。
【０００７】また、特開平８−２８４８６８号のもの
は、ポンプの吸気管に接続されるエゼクタを設け、同エ
ゼクタに圧縮空気を通して、ポンプの空気を吸い出して
いる。しかしながら、この発明のものにあっては、起動
時に一時的に圧縮空気をエゼクタに通してポンプの空気
の抜き出しを行ない呼び水をするもので、自動起動時に
常時呼び水を行なうことは機構上不可能であり、また圧
縮空気設備を必要とするため、装置が大型化かつ高コス
トとなる。
は、ポンプの吸気管に接続されるエゼクタを設け、同エ
ゼクタに圧縮空気を通して、ポンプの空気を吸い出して
いる。しかしながら、この発明のものにあっては、起動
時に一時的に圧縮空気をエゼクタに通してポンプの空気
の抜き出しを行ない呼び水をするもので、自動起動時に
常時呼び水を行なうことは機構上不可能であり、また圧
縮空気設備を必要とするため、装置が大型化かつ高コス
トとなる。
【０００８】本発明の目的は、ポンプを緊急にあるいは
随時起動する際においても、ポンプの空気抜き及び呼び
水を確実に行なうことができて、ポンプの自動起動を可
能とするとともに、装置が小型コンパクト、かつ低コス
トとなるポンプの吸気装置を提供することにある。
随時起動する際においても、ポンプの空気抜き及び呼び
水を確実に行なうことができて、ポンプの自動起動を可
能とするとともに、装置が小型コンパクト、かつ低コス
トとなるポンプの吸気装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決するものでその要旨とする第１の手段は、液
槽内の液体を複数台のポンプにより、吸込管を介して吸
入し、吐出管を介して使用先に送給するようにした液体
ポンプ装置において、一端が上記各ポンプの内部に接続
される吸気管の他端にエゼクタを接続し、同エゼクタの
駆動液体入口を、上記ポンプの吐出管から分岐されたエ
ゼクタ吸入管に接続するとともに上記液槽内の液体を汲
み上げ送給するプライミングポンプの吐出管に接続し、
上記エゼクタ吸入管及びプライミングポンプの吐出管を
開閉する開閉弁を設けたことを特徴とする液体ポンプ装
置にある。
題点を解決するものでその要旨とする第１の手段は、液
槽内の液体を複数台のポンプにより、吸込管を介して吸
入し、吐出管を介して使用先に送給するようにした液体
ポンプ装置において、一端が上記各ポンプの内部に接続
される吸気管の他端にエゼクタを接続し、同エゼクタの
駆動液体入口を、上記ポンプの吐出管から分岐されたエ
ゼクタ吸入管に接続するとともに上記液槽内の液体を汲
み上げ送給するプライミングポンプの吐出管に接続し、
上記エゼクタ吸入管及びプライミングポンプの吐出管を
開閉する開閉弁を設けたことを特徴とする液体ポンプ装
置にある。
【００１０】また、第２の手段は、上記第１の手段に加
えて、上記ポンプの内部の液体レベルを検知するレベル
検知器を設け、同レベル検知器にて検知された上記液体
レベルが所定レベル以下のとき、上記プライミングポン
プからの液体を上記エゼクタの駆動液体として供給可能
に構成してなる。
えて、上記ポンプの内部の液体レベルを検知するレベル
検知器を設け、同レベル検知器にて検知された上記液体
レベルが所定レベル以下のとき、上記プライミングポン
プからの液体を上記エゼクタの駆動液体として供給可能
に構成してなる。
【００１１】上記手段によれば、複数台のポンプのうち
の１台目のポンプを起動する際においては、同ポンプ内
の液体レベルが所定レベル（満水）以下のときには、プ
ライミングポンプを運転してエゼクタに駆動液体を送給
し、同エゼクタから吸気管を介して１台目のポンプの空
気抜きを行なう。
の１台目のポンプを起動する際においては、同ポンプ内
の液体レベルが所定レベル（満水）以下のときには、プ
ライミングポンプを運転してエゼクタに駆動液体を送給
し、同エゼクタから吸気管を介して１台目のポンプの空
気抜きを行なう。
【００１２】そして、１台目のポンプの空気抜きが完全
になされ上記の液体レベルが所定レベルに達したら同ポ
ンプを起動し、これの吐出液体を吐出管からエゼクタ吸
入管を経てエゼクタ駆動液体としてエゼクタに送る。こ
れにより、同エゼクタは上記駆動液体により２台目以降
のポンプ空気抜きを吸気管を介して行ない、２台目以降
のポンプの自動起動運転が可能となる。
になされ上記の液体レベルが所定レベルに達したら同ポ
ンプを起動し、これの吐出液体を吐出管からエゼクタ吸
入管を経てエゼクタ駆動液体としてエゼクタに送る。こ
れにより、同エゼクタは上記駆動液体により２台目以降
のポンプ空気抜きを吸気管を介して行ない、２台目以降
のポンプの自動起動運転が可能となる。
【００１３】このように、上記手段によれば、エゼクタ
によって複数台のポンプの空気抜きを行なうとともに、
１台目のポンプの起動時にはプライミングポンプの吐出
液体をエゼクタの駆動液体として使用しこれの空気抜き
を行なうことができるので、１台目のポンプの空気抜き
をプライミングポンプとエゼクタにより行なえば、２台
目以降のポンプの空気抜きは既に運転されているポンプ
の吐出液体をエゼクタの駆動液体とすることにより自動
的になされることとなり、複数のポンプの自動起動を随
時行なうことができる。
によって複数台のポンプの空気抜きを行なうとともに、
１台目のポンプの起動時にはプライミングポンプの吐出
液体をエゼクタの駆動液体として使用しこれの空気抜き
を行なうことができるので、１台目のポンプの空気抜き
をプライミングポンプとエゼクタにより行なえば、２台
目以降のポンプの空気抜きは既に運転されているポンプ
の吐出液体をエゼクタの駆動液体とすることにより自動
的になされることとなり、複数のポンプの自動起動を随
時行なうことができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下図１〜図２を参照して本発明
の実施形態につき詳細に説明する。図１は本発明の実施
形態に係る水ポンプ装置の構成図、図２は同水ポンプ装
置の要部を示す構成図である。
の実施形態につき詳細に説明する。図１は本発明の実施
形態に係る水ポンプ装置の構成図、図２は同水ポンプ装
置の要部を示す構成図である。
【００１５】本発明の実施形態においては、図２に示す
ように、ポンプ１の空気抜き用の吸気管５にエゼクタ６
を配設するとともに、同エゼクタ６の駆動水を供給する
ための水中ポンプ式のプライミングポンプ９を設けてい
る。
ように、ポンプ１の空気抜き用の吸気管５にエゼクタ６
を配設するとともに、同エゼクタ６の駆動水を供給する
ための水中ポンプ式のプライミングポンプ９を設けてい
る。
【００１６】かかる実施形態の詳細を示す図１におい
て、１，１はポンプ（水ポンプ）であり、この例では２
台装備（複数台で可）している。２は水槽、３は上記ポ
ンプ１の吸込管、４は吐出管である。６は上記ポンプ
１，１の空気抜き及び呼び水を行なうためのエゼクタ
で、上記各ポンプ１，１の内部に吸気管５，５を介して
接続されている。
て、１，１はポンプ（水ポンプ）であり、この例では２
台装備（複数台で可）している。２は水槽、３は上記ポ
ンプ１の吸込管、４は吐出管である。６は上記ポンプ
１，１の空気抜き及び呼び水を行なうためのエゼクタ
で、上記各ポンプ１，１の内部に吸気管５，５を介して
接続されている。
【００１７】９はプライミングポンプで、上記水槽２の
水中に設置された水中ポンプである。１０は上記プライ
ミングポンプ９の吐出口と上記エゼクタ６の駆動水入口
とを接続するプライミング管である。また７は上記各ポ
ンプ１−１の吐出管４，４から分岐されて上記エゼクタ
６の駆動水入口に接続されるエゼクタ吸入管、８は同エ
ゼクタ８の排出管である。
水中に設置された水中ポンプである。１０は上記プライ
ミングポンプ９の吐出口と上記エゼクタ６の駆動水入口
とを接続するプライミング管である。また７は上記各ポ
ンプ１−１の吐出管４，４から分岐されて上記エゼクタ
６の駆動水入口に接続されるエゼクタ吸入管、８は同エ
ゼクタ８の排出管である。
【００１８】１５，１５は上記ポンプ１，１内の水レベ
ルを検知するレベル検知器で、このレベル検知器１５，
１５の出力は上記各ポンプ１，１及び後述する自動弁１
４，１４に伝送され、上記ポンプ１内が所定レベル以上
満水でない場合には同ポンプ１は起動できないようにな
っている。１４，１４は上記吸気管５、５に設けられて
同管路を開閉する自動弁である。
ルを検知するレベル検知器で、このレベル検知器１５，
１５の出力は上記各ポンプ１，１及び後述する自動弁１
４，１４に伝送され、上記ポンプ１内が所定レベル以上
満水でない場合には同ポンプ１は起動できないようにな
っている。１４，１４は上記吸気管５、５に設けられて
同管路を開閉する自動弁である。
【００１９】１１は上記吸込管の開閉弁、１２及び１３
は上記吐出管の逆止弁、及び開閉弁である。２３は上記
エゼクタ吸入管７を開閉する開閉弁、２２は上記プライ
ミングポンプ管１０を開閉する開閉弁である。また、１
８は上記プライミング管１０の逆止弁、１９は上記エゼ
クタ吸入管の逆止弁である。上記逆止弁１２はポンプ１
から吐出先へ向かう流れのみを許容し、逆止弁１８はプ
ライミングポンプ９からエゼクタ６へ向かう流れのみを
許容し、逆止弁１９は吐出管４からエゼクタ６へ向かう
流れのみを許容するようになっている。
は上記吐出管の逆止弁、及び開閉弁である。２３は上記
エゼクタ吸入管７を開閉する開閉弁、２２は上記プライ
ミングポンプ管１０を開閉する開閉弁である。また、１
８は上記プライミング管１０の逆止弁、１９は上記エゼ
クタ吸入管の逆止弁である。上記逆止弁１２はポンプ１
から吐出先へ向かう流れのみを許容し、逆止弁１８はプ
ライミングポンプ９からエゼクタ６へ向かう流れのみを
許容し、逆止弁１９は吐出管４からエゼクタ６へ向かう
流れのみを許容するようになっている。
【００２０】上記のように構成された水ポンプ装置の起
動時において、１台目のポンプ１の起動ボタンを押した
際、レベル検知器１５により同ポンプ１内のレベルが満
水状態にないことが検知された際には同ポンプ１は起動
されない。そこでプライミング管１０の開閉弁２２を開
き、水中にあるプライミングポンプ９を運転し、エゼク
タ６に駆動水を供給する。このとき吸気管５の自動弁１
４及び開閉弁１９は開いており、上記エゼクタ６の作用
によってポンプ１内の空気が吸気管５を通って抜かれ水
レベルが上昇し満水状態となる。
動時において、１台目のポンプ１の起動ボタンを押した
際、レベル検知器１５により同ポンプ１内のレベルが満
水状態にないことが検知された際には同ポンプ１は起動
されない。そこでプライミング管１０の開閉弁２２を開
き、水中にあるプライミングポンプ９を運転し、エゼク
タ６に駆動水を供給する。このとき吸気管５の自動弁１
４及び開閉弁１９は開いており、上記エゼクタ６の作用
によってポンプ１内の空気が吸気管５を通って抜かれ水
レベルが上昇し満水状態となる。
【００２１】レベル検知器１５がポンプ１の満水状態を
検知すると、自動弁１４を閉じるとともに１台目のポン
プ１を起動する。同ポンプ１が運転され開閉弁１３及び
２３を開くと、吐出管４及びエゼクタ吸入管７を経た水
がエゼクタ６に駆動水として供給され、同エゼクタ６は
吸気管５を介して２台目のポンプのエア抜きを行なう。
上記１台目のポンプ１起動後はプライミングポンプ９を
停止し、開閉弁２２を閉じる。
検知すると、自動弁１４を閉じるとともに１台目のポン
プ１を起動する。同ポンプ１が運転され開閉弁１３及び
２３を開くと、吐出管４及びエゼクタ吸入管７を経た水
がエゼクタ６に駆動水として供給され、同エゼクタ６は
吸気管５を介して２台目のポンプのエア抜きを行なう。
上記１台目のポンプ１起動後はプライミングポンプ９を
停止し、開閉弁２２を閉じる。
【００２２】従って２台目のポンプ１は、上記のように
１台目のポンプ１の吐出水を駆動水として作動するエゼ
クタ６によって空気抜きがなされてポンプ１内は満水状
態となり、随時自動起動が可能となる。
１台目のポンプ１の吐出水を駆動水として作動するエゼ
クタ６によって空気抜きがなされてポンプ１内は満水状
態となり、随時自動起動が可能となる。
【００２３】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
本発明によれば、エゼクタによって複数台のポンプの空
気抜きを行なうとともに、１台目のポンプの起動時には
プライミングポンプの吐出液体をエゼクタの駆動液体と
して使用しこれの空気抜きを行なうことができるので、
１台目のポンプの空気抜きをプライミングポンプとエゼ
クタにより行なえば、２台目以降のポンプの空気抜きは
既に運転されているポンプの吐出液体をエゼクタの駆動
液体とすることにより自動的になされることとなる。こ
れにより、複数のポンプの空気抜き及び呼び水を確実に
行なうことができるとともに、自動起動を随時行なうこ
とができる。
本発明によれば、エゼクタによって複数台のポンプの空
気抜きを行なうとともに、１台目のポンプの起動時には
プライミングポンプの吐出液体をエゼクタの駆動液体と
して使用しこれの空気抜きを行なうことができるので、
１台目のポンプの空気抜きをプライミングポンプとエゼ
クタにより行なえば、２台目以降のポンプの空気抜きは
既に運転されているポンプの吐出液体をエゼクタの駆動
液体とすることにより自動的になされることとなる。こ
れにより、複数のポンプの空気抜き及び呼び水を確実に
行なうことができるとともに、自動起動を随時行なうこ
とができる。
【００２４】また、エゼクタ及び小型の水中式プライミ
ングポンプを設けるのみで上記のような複数台のポンプ
の空気抜き及び自動起動を可能とするので、従来の真空
ポンプ、圧縮空気等を設けるものに較べて装置が小型コ
ンパクトとなるとともに低コストの装置とすることがで
きる。
ングポンプを設けるのみで上記のような複数台のポンプ
の空気抜き及び自動起動を可能とするので、従来の真空
ポンプ、圧縮空気等を設けるものに較べて装置が小型コ
ンパクトとなるとともに低コストの装置とすることがで
きる。
【図１】本発明の実施形態に係る水ポンプ装置の構成
図。
図。
【図２】上記実施形態における水ポンプ装置の要部を示
す構成図。
す構成図。
【図３】従来の水ポンプ装置の構成図。
１ ポンプ（水ポンプ） ２ 水槽 ３ 吸込管 ４ 吐出管 ５ 吸気管 ６ エゼクタ ７ エゼクタ吸入管 ８ エゼクタ排出管 ９ プライミングポンプ（水中ポンプ） １０ プライミング管 １４ 自動弁 １５ レベル検知器 ２２，２３ 開閉弁
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ０４Ｄ 15/00 Ｆ０４Ｄ 15/00 Ｈ Ｆ０４Ｆ 5/20 Ｆ０４Ｆ 5/20 Ａ
Claims (2)
- 【請求項１】 液槽内の液体を複数台のポンプにより、
吸込管を介して吸入し、吐出管を介して使用先に送給す
るように液体ポンプ装置において、一端が上記各ポンプ
の内部に接続される吸気管の他端にエゼクタを接続し、
同エゼクタの駆動液体入口を、上記ポンプの吐出管から
分岐されたエゼクタ吸入管に接続するとともに上記液槽
内の液体を汲み上げ送給するプライミングポンプの吐出
管に接続し、上記エゼクタ吸入管及びプライミングポン
プの吐出管を開閉する開閉弁を設けたことを特徴とする
液体ポンプ装置。 - 【請求項２】 上記ポンプの内部の液体レベルを検知す
るレベル検知器を設け、同レベル検知器にて検知された
上記液体レベルが所定レベル以下のとき、上記プライミ
ングポンプからの液体を上記エゼクタの駆動液体として
供給可能に構成してなる請求項１記載の液体ポンプ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9001598A JPH11287193A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 液体ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9001598A JPH11287193A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 液体ポンプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11287193A true JPH11287193A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13986882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9001598A Withdrawn JPH11287193A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 液体ポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11287193A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101042676B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2011-06-20 | 서울특별시 | 무동력으로 초기 기동가능한 펌프 시스템 |
| CN102797682A (zh) * | 2011-05-24 | 2012-11-28 | 杨丽萍 | 一种组合式污水自吸泵 |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP9001598A patent/JPH11287193A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101042676B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2011-06-20 | 서울특별시 | 무동력으로 초기 기동가능한 펌프 시스템 |
| CN102797682A (zh) * | 2011-05-24 | 2012-11-28 | 杨丽萍 | 一种组合式污水自吸泵 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |