JPH11285072A - Ｔｄｍａ方式の無線電話装置 - Google Patents
Ｔｄｍａ方式の無線電話装置Info
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- JPH11285072A JPH11285072A JP10086542A JP8654298A JPH11285072A JP H11285072 A JPH11285072 A JP H11285072A JP 10086542 A JP10086542 A JP 10086542A JP 8654298 A JP8654298 A JP 8654298A JP H11285072 A JPH11285072 A JP H11285072A
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- mode
- telephone device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トランシーバモードあるいは家庭モードによ
り子機の離間状態を報知させる。 【解決手段】 ベル１６と、相手の無線電話装置より送
信される確認信号を受信する受信回路４と、相手の無線
電話装置の受信電界強度に基づきベル１６により相手の
無線電話装置との離間状態を報知する制御回路１３を備
える。
り子機の離間状態を報知させる。 【解決手段】 ベル１６と、相手の無線電話装置より送
信される確認信号を受信する受信回路４と、相手の無線
電話装置の受信電界強度に基づきベル１６により相手の
無線電話装置との離間状態を報知する制御回路１３を備
える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＴＤＭＡ方式の無
線電話装置に関する。
線電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在市販されているＰＨＳ（Personal H
andyphone System）はＴＤＭＡ（TimeDivision Multipl
e Access）方式により図３に示すごとく、１フレームを
４つの送信スロットと４つの受信スロットで構成して時
分割で通信する。この通信は基地局と通信を行う（公衆
モード）だけでなく、ＰＨＳ対応機能を具備した親機に
子機登録することにより、親子電話の子機として使用す
ることもできる（家庭モード）。更に、この子機登録、
あるいはトランシーバ専用登録することにより、無料で
２台のＰＨＳ端末間で通信を行うことができる（トラン
シーバモード）。このトランシーバモードは家庭モード
あるいは公衆モードと待ち受けを併用することができ
る。
andyphone System）はＴＤＭＡ（TimeDivision Multipl
e Access）方式により図３に示すごとく、１フレームを
４つの送信スロットと４つの受信スロットで構成して時
分割で通信する。この通信は基地局と通信を行う（公衆
モード）だけでなく、ＰＨＳ対応機能を具備した親機に
子機登録することにより、親子電話の子機として使用す
ることもできる（家庭モード）。更に、この子機登録、
あるいはトランシーバ専用登録することにより、無料で
２台のＰＨＳ端末間で通信を行うことができる（トラン
シーバモード）。このトランシーバモードは家庭モード
あるいは公衆モードと待ち受けを併用することができ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のＰＨＳは、トラ
ンシーバモードや家庭モードで通話可能な距離は１００
ｍ程度であり、係る点に着眼した位置情報の報知機能が
なかった。
ンシーバモードや家庭モードで通話可能な距離は１００
ｍ程度であり、係る点に着眼した位置情報の報知機能が
なかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のＴＤＭＡ方式の
無線電話装置はかかる点に鑑みなされたもので、報知手
段と、前記相手の無線電話装置より送信される確認信号
を受信する受信手段と、前記相手の無線電話装置の受信
電界強度に基づき前記報知手段により相手の無線電話装
置との離間状態を報知する制御手段を備える。
無線電話装置はかかる点に鑑みなされたもので、報知手
段と、前記相手の無線電話装置より送信される確認信号
を受信する受信手段と、前記相手の無線電話装置の受信
電界強度に基づき前記報知手段により相手の無線電話装
置との離間状態を報知する制御手段を備える。
【０００５】また、報知手段と、前記相手の無線電話装
置より送信される確認信号を受信する受信手段と、前記
相手の無線電話装置と通話可能な電界強度範囲内の所定
の電界強度に基づき前記報知手段により相手の無線電話
装置との離間状態を報知する制御手段を備える。
置より送信される確認信号を受信する受信手段と、前記
相手の無線電話装置と通話可能な電界強度範囲内の所定
の電界強度に基づき前記報知手段により相手の無線電話
装置との離間状態を報知する制御手段を備える。
【０００６】また、報知手段と、離間報知モードと近接
報知モードを選択する選択手段と、前記相手の無線電話
装置より送信される確認信号を受信する受信手段と、前
記選択手段が離間モードを選択しているときは前記相手
の無線電話装置の受信電界強度に基づき前記報知手段に
より相手の無線電話装置が離間したことを報知し、前記
選択手段が近接モードを選択しているときは前記相手の
無線電話装置の受信電界強度に基づき前記報知手段によ
り相手の無線電話装置が近接したことを報知する制御手
段を備える。
報知モードを選択する選択手段と、前記相手の無線電話
装置より送信される確認信号を受信する受信手段と、前
記選択手段が離間モードを選択しているときは前記相手
の無線電話装置の受信電界強度に基づき前記報知手段に
より相手の無線電話装置が離間したことを報知し、前記
選択手段が近接モードを選択しているときは前記相手の
無線電話装置の受信電界強度に基づき前記報知手段によ
り相手の無線電話装置が近接したことを報知する制御手
段を備える。
【０００７】また、フレームが複数の送信スロットと複
数の受信スロットからなり、前記送信用スロットの一つ
と前記受信スロットの一つを使用して公衆モード、家庭
モードあるいはトランシーバモードで通話が可能なＴＤ
ＭＡ方式の無線電話装置に於いて、報知手段と、相手の
無線電話装置より家庭モードあるいはトランシーバモー
ドで送信される確認信号を通話に使用されるスロットに
隣接しない受信スロットを使用して家庭モードあるいは
トランシーバモードで受信する受信手段と、前記相手無
線電話装置の受信電界強度に基づき前記報知手段により
相手の無線電話装置との離間状態を報知する制御手段を
備える。
数の受信スロットからなり、前記送信用スロットの一つ
と前記受信スロットの一つを使用して公衆モード、家庭
モードあるいはトランシーバモードで通話が可能なＴＤ
ＭＡ方式の無線電話装置に於いて、報知手段と、相手の
無線電話装置より家庭モードあるいはトランシーバモー
ドで送信される確認信号を通話に使用されるスロットに
隣接しない受信スロットを使用して家庭モードあるいは
トランシーバモードで受信する受信手段と、前記相手無
線電話装置の受信電界強度に基づき前記報知手段により
相手の無線電話装置との離間状態を報知する制御手段を
備える。
【０００８】また、前記通話用の受信スロットと前記確
認用の受信スロットで使用される周波数を一つのＰＬＬ
で可変分周する。
認用の受信スロットで使用される周波数を一つのＰＬＬ
で可変分周する。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明する。第１の実施例の無線電話システムは互いにトラ
ンシーバ通信可能なＰＨＳ方式の第１の子機と第２の子
機とからなる。図１は第１の子機の要部の構成を示すブ
ロック図である。第２の子機は第１の子機と同一構成で
ある。
明する。第１の実施例の無線電話システムは互いにトラ
ンシーバ通信可能なＰＨＳ方式の第１の子機と第２の子
機とからなる。図１は第１の子機の要部の構成を示すブ
ロック図である。第２の子機は第１の子機と同一構成で
ある。
【００１０】図１において、（１）は送信回路であり、
後述のベースバンド部（６）からの信号を共用器（２）
とアンテナ（３）を介して第２の子機あるいは公衆用基
地局へ発信する。（４）は受信回路であり、アンテナ
（２）と共用器（２）を介して第２の子機あるいは公衆
用基地局からの電波を受信する。共用器（２）はアンテ
ナ（３）の接続を送信回路（１）あるいは受信回路
（４）に切り替える。（５）はＰＬＬ回路であり、受信
回路（４１）と送信回路（４３）の送受信周波数を変え
る。
後述のベースバンド部（６）からの信号を共用器（２）
とアンテナ（３）を介して第２の子機あるいは公衆用基
地局へ発信する。（４）は受信回路であり、アンテナ
（２）と共用器（２）を介して第２の子機あるいは公衆
用基地局からの電波を受信する。共用器（２）はアンテ
ナ（３）の接続を送信回路（１）あるいは受信回路
（４）に切り替える。（５）はＰＬＬ回路であり、受信
回路（４１）と送信回路（４３）の送受信周波数を変え
る。
【００１１】（６）はベースバンド部であり、モデム
（６１）とＴＤＭＡ処理回路（６２）と音声コーディッ
ク（６３）を具備する。
（６１）とＴＤＭＡ処理回路（６２）と音声コーディッ
ク（６３）を具備する。
【００１２】モデム（６１）はアナログとデジタルの変
換を行ったり、π／４シフトＱＰＳＫ変復調処理を行っ
たり、ダイバーシチ受信切換を行う。ＴＤＭＡ処理回路
（６２）は時分割多重接続、時分割複信、スクランブ
ル、誤り制御、タイミング検出を行う。音声コーディッ
ク（６３）は音声を圧縮（符号化）・伸張（復号化）し
たり、アナログとディジタルの変換を行う。
換を行ったり、π／４シフトＱＰＳＫ変復調処理を行っ
たり、ダイバーシチ受信切換を行う。ＴＤＭＡ処理回路
（６２）は時分割多重接続、時分割複信、スクランブ
ル、誤り制御、タイミング検出を行う。音声コーディッ
ク（６３）は音声を圧縮（符号化）・伸張（復号化）し
たり、アナログとディジタルの変換を行う。
【００１３】（７）は蓋（図示せず）が閉じた携帯状態
で使用されるスピーカであり、増幅回路（８）で増幅さ
れたベースバンド部（６）の電気信号を音声に変換す
る。（９）（１０）は蓋が開いた通常の通話状態で使用
されるスピーカとマイクロホンである。スピーカ（９）
は増幅回路（１１）で増幅されたベースバンド部（６）
の電気信号を音声に変換する。マイクロホン（１０）は
音声を電気信号に変換する。（１２）は増幅回路であ
り、マイクロホン（１０）の出力を増幅してベースバン
ド部（６）に出力する。
で使用されるスピーカであり、増幅回路（８）で増幅さ
れたベースバンド部（６）の電気信号を音声に変換す
る。（９）（１０）は蓋が開いた通常の通話状態で使用
されるスピーカとマイクロホンである。スピーカ（９）
は増幅回路（１１）で増幅されたベースバンド部（６）
の電気信号を音声に変換する。マイクロホン（１０）は
音声を電気信号に変換する。（１２）は増幅回路であ
り、マイクロホン（１０）の出力を増幅してベースバン
ド部（６）に出力する。
【００１４】（１３）はマイクロプロセッサからなる制
御回路であり、動作のプログラムを記憶したＲＯＭ（１
４）に基づき各部を制御する。（１５）はＲＡＭであ
り、制御回路（１３）の動作に必要な情報、例えば、第
２の子機の子機番号（１５１）、公衆電話番号（１５
２）、トランンシーバ番号（１５３）や迷子／待ち合わ
せモードの設定情報（１５４）を記憶する。（１６）は
ベルであり、着信時に呼出音を出力する。（１７）は液
晶の表示手段であり、電話番号などを表示する。（１
８）は入力手段であり、電話番号の入力等を行う。
御回路であり、動作のプログラムを記憶したＲＯＭ（１
４）に基づき各部を制御する。（１５）はＲＡＭであ
り、制御回路（１３）の動作に必要な情報、例えば、第
２の子機の子機番号（１５１）、公衆電話番号（１５
２）、トランンシーバ番号（１５３）や迷子／待ち合わ
せモードの設定情報（１５４）を記憶する。（１６）は
ベルであり、着信時に呼出音を出力する。（１７）は液
晶の表示手段であり、電話番号などを表示する。（１
８）は入力手段であり、電話番号の入力等を行う。
【００１５】次に本発明の動作について説明する。図２
は第１の子機（発信側）の制御回路（１３）の動作を示
すフローチャートであり、図３は第２の子機（受信側）
の制御回路（１３）の動作を示すフローチャートであ
る。尚、第２の子機は予め入力手段（１８）により迷子
モードＯＮか、待ち合わせモードＯＮか、いずれもＯＦ
Ｆかの設定操作がされ、その設定情報が第２の子機のＲ
ＡＭ（１５４）に記憶されている。
は第１の子機（発信側）の制御回路（１３）の動作を示
すフローチャートであり、図３は第２の子機（受信側）
の制御回路（１３）の動作を示すフローチャートであ
る。尚、第２の子機は予め入力手段（１８）により迷子
モードＯＮか、待ち合わせモードＯＮか、いずれもＯＦ
Ｆかの設定操作がされ、その設定情報が第２の子機のＲ
ＡＭ（１５４）に記憶されている。
【００１６】図３において、第２の子機の制御回路（１
３）は通話状態でなければ（Ｓ１１のＮ）、待機状態と
して基地局の制御チャネルにスロットの同期を合わせる
ようにする（Ｓ１２）。同期が合えば、第１の子機にト
ランシーバモードで同期信号を発信させ（Ｓ１３）、ス
テップＳ１５に進む。この制御チャネルに同期を合わせ
る方法について説明する。基地局の制御チャネルは１０
０ｍｓの周期で送信され、その送信データ（無線チャネ
ル情報報知メッセージ）の絶対スロット番号にどのスロ
ットで送信されたかのデータが２ビットで示されてい
る。第２の子機は制御チャネルを捕らえるまで連続的に
受信する。この制御チャネルの受信は設定されているモ
ードに応じて周波数を所定の周期で切り替えて行われ
る。例えば、公衆モード／迷子モードに設定されていれ
ば、公衆モードの周波数と迷子モード用のトランシーバ
モードの周波数を切り替える。制御チャネルを受信でき
れば確認のために所定回数１００ｍｓの周期で間欠的に
制御チャネルを受信し、以降は１．２秒の周期で間欠的
に制御チャネルを受信する。この間欠的な受信は省電力
のためである。このようにして、第２の子機は基地局の
制御チャネルと同期をとることができる。そして、絶対
スロット番号を読み取ることにより、何番目の受信スロ
ットに同期したかを知ることができる。
３）は通話状態でなければ（Ｓ１１のＮ）、待機状態と
して基地局の制御チャネルにスロットの同期を合わせる
ようにする（Ｓ１２）。同期が合えば、第１の子機にト
ランシーバモードで同期信号を発信させ（Ｓ１３）、ス
テップＳ１５に進む。この制御チャネルに同期を合わせ
る方法について説明する。基地局の制御チャネルは１０
０ｍｓの周期で送信され、その送信データ（無線チャネ
ル情報報知メッセージ）の絶対スロット番号にどのスロ
ットで送信されたかのデータが２ビットで示されてい
る。第２の子機は制御チャネルを捕らえるまで連続的に
受信する。この制御チャネルの受信は設定されているモ
ードに応じて周波数を所定の周期で切り替えて行われ
る。例えば、公衆モード／迷子モードに設定されていれ
ば、公衆モードの周波数と迷子モード用のトランシーバ
モードの周波数を切り替える。制御チャネルを受信でき
れば確認のために所定回数１００ｍｓの周期で間欠的に
制御チャネルを受信し、以降は１．２秒の周期で間欠的
に制御チャネルを受信する。この間欠的な受信は省電力
のためである。このようにして、第２の子機は基地局の
制御チャネルと同期をとることができる。そして、絶対
スロット番号を読み取ることにより、何番目の受信スロ
ットに同期したかを知ることができる。
【００１７】ステップＳ１１で通話状態であれば、基地
局の通話チャネルにスロットの同期を合わせるようにす
る（Ｓ１４）。同期が合えば、第１の子機にトランシー
バモードで同期信号を発信させ（Ｓ１３）、ステップＳ
１５に進む。この通話チャネルに同期を合わせる方法に
ついて説明する。第１の子機は、発呼側／被呼側いずれ
の場合もリンクチャネル確立要求を制御チャネルで送出
する。これを受信した基地局は使用するスロットを示し
たリンクチャネル割当を制御チャネルで送出する。これ
を受信した第２の子機は以降を指定されたスロットで通
話チャネルで通話の通信を行う。このようにして、第２
の子機は基地局の通信チャネルが何番目のスロットで使
用されるかを知ることができる。
局の通話チャネルにスロットの同期を合わせるようにす
る（Ｓ１４）。同期が合えば、第１の子機にトランシー
バモードで同期信号を発信させ（Ｓ１３）、ステップＳ
１５に進む。この通話チャネルに同期を合わせる方法に
ついて説明する。第１の子機は、発呼側／被呼側いずれ
の場合もリンクチャネル確立要求を制御チャネルで送出
する。これを受信した基地局は使用するスロットを示し
たリンクチャネル割当を制御チャネルで送出する。これ
を受信した第２の子機は以降を指定されたスロットで通
話チャネルで通話の通信を行う。このようにして、第２
の子機は基地局の通信チャネルが何番目のスロットで使
用されるかを知ることができる。
【００１８】このようにして、第２の子機は待機状態の
ときも、通話状態のときも現在使用されているスロット
を知ることができるために、このスロットと隣接しない
スロットを使用して他の信号の送受信を行うことができ
る。ここでは、待機中であれば第１の受信スロット（図
４のＲ１）を１．２Ｓの周期で使用し、通話中であれば
第１の受信スロット（図４のＲ１）と第１の送信スロッ
ト（図４のＴ１）を使用しているものとする。そうする
と、隣接しない受信スロットは第３の受信スロット（図
４のＲ３）である。ステップＳ１３で発信される同期信
号は隣接しない受信スロット（ここでは第３の受信スロ
ット）のタイミングを報知する信号である。
ときも、通話状態のときも現在使用されているスロット
を知ることができるために、このスロットと隣接しない
スロットを使用して他の信号の送受信を行うことができ
る。ここでは、待機中であれば第１の受信スロット（図
４のＲ１）を１．２Ｓの周期で使用し、通話中であれば
第１の受信スロット（図４のＲ１）と第１の送信スロッ
ト（図４のＴ１）を使用しているものとする。そうする
と、隣接しない受信スロットは第３の受信スロット（図
４のＲ３）である。ステップＳ１３で発信される同期信
号は隣接しない受信スロット（ここでは第３の受信スロ
ット）のタイミングを報知する信号である。
【００１９】次に、図２において第１の子機は、第２の
子機がステップＳ１３で発信した同期信号を受信すると
（Ｓ１のＹ）、第２の子機の第３の受信スロットに合わ
せて確認信号をトランシーバモードで１．２秒の周期で
発信する（Ｓ２）。
子機がステップＳ１３で発信した同期信号を受信すると
（Ｓ１のＹ）、第２の子機の第３の受信スロットに合わ
せて確認信号をトランシーバモードで１．２秒の周期で
発信する（Ｓ２）。
【００２０】第２の子機の制御回路（１３）はＲＡＭ
（１５４）の設定情報を読み取って、迷子モードがＯＮ
か（Ｓ１５）、待ち合わせモードがＯＮか（Ｓ１６）を
調べる。
（１５４）の設定情報を読み取って、迷子モードがＯＮ
か（Ｓ１５）、待ち合わせモードがＯＮか（Ｓ１６）を
調べる。
【００２１】迷子モードであれば（Ｓ１５のＹ）、第２
の子機の制御回路（１３）は、確認信号を受信するタイ
ミング、即ち、現在使用されているスロットと隣接しな
い第３の受信スロット（図３のＲ３）を使用して１．２
Ｓの周期（制御信号と同じ周期）で（Ｓ１７のＹ）、第
１の子機からの確認信号を２回中１回でも受信できたか
否かを調べる（Ｓ１８）。２回中１回でも確認信号を受
信した場合（Ｓ１８のＹ）、電界強度が図５に示す如
く、通話可能範囲内の所定値Ｌ２以下であれば（Ｓ１９
のＹ）、第１の子機が離間したとして、ベル（１６）を
鳴動させる（Ｓ２０）。また、確認信号を１．２秒の周
期で２回中１回すらも受信できない場合は（Ｓ１８の
Ｙ）、第１の子機が確認信号を受信できない程遠方に離
間したとして、あるいは第１の子機が異常状態にあると
して、ベル（１６）を鳴動させる（Ｓ２０）。
の子機の制御回路（１３）は、確認信号を受信するタイ
ミング、即ち、現在使用されているスロットと隣接しな
い第３の受信スロット（図３のＲ３）を使用して１．２
Ｓの周期（制御信号と同じ周期）で（Ｓ１７のＹ）、第
１の子機からの確認信号を２回中１回でも受信できたか
否かを調べる（Ｓ１８）。２回中１回でも確認信号を受
信した場合（Ｓ１８のＹ）、電界強度が図５に示す如
く、通話可能範囲内の所定値Ｌ２以下であれば（Ｓ１９
のＹ）、第１の子機が離間したとして、ベル（１６）を
鳴動させる（Ｓ２０）。また、確認信号を１．２秒の周
期で２回中１回すらも受信できない場合は（Ｓ１８の
Ｙ）、第１の子機が確認信号を受信できない程遠方に離
間したとして、あるいは第１の子機が異常状態にあると
して、ベル（１６）を鳴動させる（Ｓ２０）。
【００２２】ステップＳ１６で待ち合わせモードであれ
ば、第２の子機の制御回路（１３）は、確認信号を受信
するタイミング、即ち、現在使用されているスロットと
隣接しない第３の受信スロット（図３のＲ３）を使用し
て１．２Ｓの周期（制御信号と同じ周期）で（Ｓ２１の
Ｙ）、第１の子機からの確認信号を２回中１回でも受信
できたか否かを調べる（Ｓ２２）。２回中１回でも確認
信号を受信した場合（Ｓ２２のＹ）、電界強度が図５に
示す如く、通話可能範囲内の所定値Ｌ３以上であれば
（Ｓ２３のＹ）、第１の子機が近接したとして、ベル
（１６）を鳴動させる（Ｓ２４）。
ば、第２の子機の制御回路（１３）は、確認信号を受信
するタイミング、即ち、現在使用されているスロットと
隣接しない第３の受信スロット（図３のＲ３）を使用し
て１．２Ｓの周期（制御信号と同じ周期）で（Ｓ２１の
Ｙ）、第１の子機からの確認信号を２回中１回でも受信
できたか否かを調べる（Ｓ２２）。２回中１回でも確認
信号を受信した場合（Ｓ２２のＹ）、電界強度が図５に
示す如く、通話可能範囲内の所定値Ｌ３以上であれば
（Ｓ２３のＹ）、第１の子機が近接したとして、ベル
（１６）を鳴動させる（Ｓ２４）。
【００２３】上述の第１と第２の子機間の通信はトラン
シーバモードでオフフックをすることなく行われる。ま
た、図５に示す如く、第２の子機は通話用のスロットと
隣接しないトランシーバ用のスロットを使用して第１の
子機の確認信号を受信する。
シーバモードでオフフックをすることなく行われる。ま
た、図５に示す如く、第２の子機は通話用のスロットと
隣接しないトランシーバ用のスロットを使用して第１の
子機の確認信号を受信する。
【００２４】このようにして第２の子機は、迷子モード
にときは第１の子機が離間したことを報知することがで
き、待ち合わせモードのときは第１の子機が近接したこ
とを報知することができる。これらのモードは選択可能
である。
にときは第１の子機が離間したことを報知することがで
き、待ち合わせモードのときは第１の子機が近接したこ
とを報知することができる。これらのモードは選択可能
である。
【００２５】そして、第１の子機からの確認信号は通話
信号と隣接しないスロットで受信されるために、第２の
子機は、通話中であっても一つのＰＬＬで通話信号と確
認信号の受信を行うことができる。例えば、第２の子機
が第１スロットを使用して公衆モードで通話中であると
きは、第２のスロットの時間を利用して第１のスロット
の公衆モードのチャネルから第３のスロットのトランシ
ーバモードのチャネルに一つのＰＬＬで周波数変更する
ことができる。もし、確認信号が通話信号と隣接してい
れば、一つのＰＬＬでは通話の周波数と確認信号の周波
数を切り換える時間がなく、ＰＬＬが二つ必要になる。
信号と隣接しないスロットで受信されるために、第２の
子機は、通話中であっても一つのＰＬＬで通話信号と確
認信号の受信を行うことができる。例えば、第２の子機
が第１スロットを使用して公衆モードで通話中であると
きは、第２のスロットの時間を利用して第１のスロット
の公衆モードのチャネルから第３のスロットのトランシ
ーバモードのチャネルに一つのＰＬＬで周波数変更する
ことができる。もし、確認信号が通話信号と隣接してい
れば、一つのＰＬＬでは通話の周波数と確認信号の周波
数を切り換える時間がなく、ＰＬＬが二つ必要になる。
【００２６】尚、第１の実施例は確認信号を受信する側
の第２の子機より同期信号を発信したが、逆に、確認信
号を送信する側の第１の子機より同期信号を発信するよ
うにすれば、第１の子機は通話中でも第２の子機に確認
信号を送出することができる。図６，７はこれを第２の
実施例として示した第１の子機及び第２の子機の動作を
示すフローチャートである。
の第２の子機より同期信号を発信したが、逆に、確認信
号を送信する側の第１の子機より同期信号を発信するよ
うにすれば、第１の子機は通話中でも第２の子機に確認
信号を送出することができる。図６，７はこれを第２の
実施例として示した第１の子機及び第２の子機の動作を
示すフローチャートである。
【００２７】図８，９は第３の実施例を示す第１の子機
及び第２の子機の動作を示すフローチャートである。第
１の子機はトランシーバモードで、２０秒の周期で２．
５秒間所定のスロットで確認信号を送信する点が第１，
第２の実施例の第１の子機と動作が異なる。第２の子機
は第１の子機と同期をとったトランシーバモードで１．
２秒の周期で第１の子機の確認信号を受信する点が第
１，第２の実施例の第２の子機と動作が異なる。トラン
シーバモードは小ゾーンであり、２スロットを使用しな
くても離間情報を報知することができる。
及び第２の子機の動作を示すフローチャートである。第
１の子機はトランシーバモードで、２０秒の周期で２．
５秒間所定のスロットで確認信号を送信する点が第１，
第２の実施例の第１の子機と動作が異なる。第２の子機
は第１の子機と同期をとったトランシーバモードで１．
２秒の周期で第１の子機の確認信号を受信する点が第
１，第２の実施例の第２の子機と動作が異なる。トラン
シーバモードは小ゾーンであり、２スロットを使用しな
くても離間情報を報知することができる。
【００２８】また、迷子モードで最初に報知したときは
子機間の通話が可能な電界強度であるために、第２の子
機は第１の子機を呼び出して通話を行うことができる。
子機間の通話が可能な電界強度であるために、第２の子
機は第１の子機を呼び出して通話を行うことができる。
【００２９】また、上述の実施例はトランシーバモード
による子機間の通信であったが、小ゾーンである家庭モ
ードに適応させて子機の離間情報を親機で報知させるこ
とができる。
による子機間の通信であったが、小ゾーンである家庭モ
ードに適応させて子機の離間情報を親機で報知させるこ
とができる。
【００３０】
【発明の効果】基地局を介さない小ゾーンのトランシー
バモードあるいは家庭モードにより子機の離間状態を知
ることができる。
バモードあるいは家庭モードにより子機の離間状態を知
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の子機の要部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】第１の実施例の送信側の子機の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図３】第１の実施例の受信側の子機の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図４】子機のスロットを示す図である。
【図５】子機が動作する電界強度を示す図である。
【図６】第２の実施例の送信側の子機の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図７】第２の実施例の受信側の子機の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図８】第３の実施例の送信側の子機の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図９】第３の実施例の受信側の子機の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
１ 送信回路 ４ 受信回路 ６ ベースバンド部 １３ 制御回路 １５ ＲＡＭ １６ ベル １８ 入力手段
Claims (5)
- 【請求項１】 トランシーバモードあるいは家庭モード
によりＰＨＳ（登録商標）基地局を介することなく相手
の無線電話装置と直接無線通話が可能なＴＤＭＡ方式の
無線電話装置に於いて、 報知手段と、前記相手の無線電話装置より送信される確
認信号を受信する受信手段と、前記相手の無線電話装置
の受信電界強度に基づき前記報知手段により相手の無線
電話装置との離間状態を報知する制御手段を備えたこと
を特徴とするＴＤＭＡ方式の無線電話装置。 - 【請求項２】 トランシーバモードあるいは家庭モード
によりＰＨＳ基地局を介することなく相手の無線電話装
置と直接無線通話が可能なＴＤＭＡ方式の無線電話装置
に於いて、 報知手段と、前記相手の無線電話装置より送信される確
認信号を受信する受信手段と、前記相手の無線電話装置
と通話可能な電界強度範囲内の所定の電界強度に基づき
前記報知手段により相手の無線電話装置との離間状態を
報知する制御手段を備えたことを特徴とするＴＤＭＡ方
式の無線電話装置。 - 【請求項３】 トランシーバモードあるいは家庭モード
によりＰＨＳ基地局を介することなく相手の無線電話装
置と直接無線通話が可能なＴＤＭＡ方式の無線電話装置
に於いて、 報知手段と、離間報知モードと近接報知モードを選択す
る選択手段と、前記相手の無線電話装置より送信される
確認信号を受信する受信手段と、 前記選択手段が離間モードを選択しているときは前記相
手の無線電話装置の受信電界強度に基づき前記報知手段
により相手の無線電話装置が離間したことを報知し、前
記選択手段が近接モードを選択しているときは前記相手
の無線電話装置の受信電界強度に基づき前記報知手段に
より相手の無線電話装置が近接したことを報知する制御
手段を備えたことを特徴とするＴＤＭＡ方式の無線電話
装置。 - 【請求項４】 フレームが複数の送信スロットと複数の
受信スロットからなり、前記送信用スロットの一つと前
記受信スロットの一つを使用して公衆モード、家庭モー
ドあるいはトランシーバモードで通話が可能なＴＤＭＡ
方式の無線電話装置に於いて、 報知手段と、相手の無線電話装置より家庭モードあるい
はトランシーバモードで送信される確認信号を通話に使
用されるスロットに隣接しない受信スロットを使用して
家庭モードあるいはトランシーバモードで受信する受信
手段と、前記相手無線電話装置の受信電界強度に基づき
前記報知手段により相手の無線電話装置との離間状態を
報知する制御手段を備えたことを特徴とするＴＤＭＡ方
式の無線電話装置。 - 【請求項５】 前記通話用の受信スロットと前記確認用
の受信スロットで使用される周波数を一つのＰＬＬで可
変分周することを特徴とする請求項４に記載のＴＤＭＡ
方式の無線電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10086542A JPH11285072A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Ｔｄｍａ方式の無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10086542A JPH11285072A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Ｔｄｍａ方式の無線電話装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11285072A true JPH11285072A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13889902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10086542A Pending JPH11285072A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Ｔｄｍａ方式の無線電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11285072A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003102063A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-04 | Toshiba Corp | 無線通信機器及び他の携帯型無線通信機器の接近通知方法 |
| JP2014179974A (ja) * | 2014-01-29 | 2014-09-25 | Panasonic Corp | コードレス電話システムおよび安全管理装置 |
| US9008282B2 (en) | 2013-03-12 | 2015-04-14 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Cordless telephone system and monitoring system |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10086542A patent/JPH11285072A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003102063A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-04 | Toshiba Corp | 無線通信機器及び他の携帯型無線通信機器の接近通知方法 |
| US9008282B2 (en) | 2013-03-12 | 2015-04-14 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Cordless telephone system and monitoring system |
| JP2014179974A (ja) * | 2014-01-29 | 2014-09-25 | Panasonic Corp | コードレス電話システムおよび安全管理装置 |
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