JPH11284609A - ピンポン伝送機器、及びピンポン伝送方法 - Google Patents

ピンポン伝送機器、及びピンポン伝送方法

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JPH11284609A
JPH11284609A JP10085403A JP8540398A JPH11284609A JP H11284609 A JPH11284609 A JP H11284609A JP 10085403 A JP10085403 A JP 10085403A JP 8540398 A JP8540398 A JP 8540398A JP H11284609 A JPH11284609 A JP H11284609A
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Japan
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transmission
reception
burst
unit
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Application number
JP10085403A
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English (en)
Inventor
Takashi Nishimura
崇 西村
Kazuyuki Washimi
一行 鷲見
Toru Ueda
徹 上田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器間の主従関係を前提としない対等で、か
つ、1バーストで送信できるデータ量を変化させること
が可能なピンポン伝送を提供する。 【解決手段】 各送信に当たり、該送信後に送信を終了
し相手機器に送信権を譲るか否かを示すフラグ(送信終
了フラグ)と送信するデータが固定長か否かを示すフラ
グ(固定長フラグ)の二つのフラグを付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つのメディア上
でピンポン伝送を行なう機器および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高速シリアルバスIEEE1394−1
995は、電気の信号線4本(2対のツイストペア線)
を用い、双方向のデータ伝送を実現している。また、将
来の規格に関する議論を行うIEEE1394.B会議
において、光ファイバ2本を用いた伝送方式について議
論が現在なされている。
【0003】IEEE1394の信号を光ファイバ1本
を用いて伝送したいが、1本の光ファイバ上で双方向通
信を実現するためには、時分割で伝送の方向を切替える
時分割多重方式や伝送の方向により異なる波長の光を用
いる周波数多重方式があるが、ここでは時分割多重につ
いて扱う。
【0004】時分割多重方式を用いた双方向通信の主な
手法に、ISDN等に用いられているピンポン伝送方式
(正式名称:時分割方向制御伝送方式)がある。従来の
ピンポン伝送は、図6に示すように、一定のピンポン周
期で決まったデータ量の送信と受信を行なうことを、繰
り返す方法である。しかし、この従来のピンポン伝送で
は伝送速度が半固定である問題があった。
【0005】伝送速度を可変にするピンポン伝送方式の
従来技術としては、特開平9−98200号公報に示さ
れているものがある。この従来技術では3つの方法が示
されている。
【0006】一つ目は、主局が送信状態から受信状態に
なり、従局が一定時間受信データがない場合に従局側か
ら固定量のデータを送信後、主局が送信側、従局が受信
側に戻る方法である。二つ目は、図7に示すように、主
局送信データの先頭にフラグを立てて、次のバースト時
間に送信側になるのが主局か従局を示す方法である。三
つ目は、図8に示すように、トレーニング期間を設け、
主局側が設定した送信・受信の比率に従局側を合わせる
方法である。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記のいずれの方法も局(機器)の固定もしくは半固定の
主従関係を前提にしているが、応用例によっては機器間
の主従関係を前提としない対等のピンポン伝送が望まし
い場合が多い。
【0008】特に、IEEE1394の場合には、決ま
ったセンターマシンが存在せず、またバスの構成が動的
に変化するので、機器間の主従関係を前提としない対等
のピンポン伝送が望ましい。
【0009】本発明が解決しようとする課題の1は、1
対1通信の場合に、機器間の主従関係を前提としない対
等の通信を提供することに有る。
【0010】また、上記いずれの方法も1バーストの時
間は固定であるが、応用例によっては1バーストの時間
を変えられるピンポン伝送が望ましい場合が多い。
【0011】特に、IEEE1394の場合には、デー
タ転送期間は一方向に多くのデータを高速な通信速度で
伝送するために1バーストの時間を長くする方が望まし
く、一方それ以外の期間は各々の機器の状態を表す信号
を頻繁にやりとりするため、1バーストの時間をできる
だけ短くする方が望ましい。
【0012】本発明が解決しようとする課題の2は、1
バーストで送信できるデータ量を変化させることが可能
なピンポン伝送を提供することに有る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に
係るピンポン伝送機器は、少なくとも2つの機器の間
で、少なくともヘッダ情報とデータとからなるバースト
データの送受信を行う送受信部と、該送受信部で受けた
受信バーストデータから、ヘッダ情報とデータとの抽出
を行うヘッダ・データ抽出部と、該ヘッダ・データ抽出
部で、抽出されたヘッダ情報とデータとから、前記受信
バースト信号の受信期間終了を判定する受信終了判定部
と、送信するデータを元にヘッダ情報を付加して送信バ
ーストデータを生成し、当該送信バーストデータを前記
送受信部に送る送信バーストデータ生成部と、を少なく
とも備えてなり、前記受信終了判定部で判定される受信
期間終了の判定結果を受けて、前記送受信部から、送信
バーストデータを他の機器に送信することにより、ピン
ポン伝送可能となり、これによって、上記課題を解決す
る。
【0014】この発明(請求項2)に係るピンポン伝送
機器は、前記送受信部と前記ヘッダ・データ抽出部との
間に、受信データマスク部を備え、該受信データマスク
部が、前記送信バーストデータ生成部が生成する出力期
間明示信号と、前記送受信部で受けた受信バーストデー
タとを受けて、該受信バーストデータに前記出力期間明
示信号をマスクして、自機器から送信された送信バース
トデータを受信した際、その受信バーストデータをヘッ
ダ・データ抽出部に送らないものであり、自機器の送信
したデータによって、誤動作することを防いでなり、こ
れによって、上記の課題を解決する。
【0015】この発明(請求項3)に係るピンポン伝送
機器は、前記ヘッダ・データ抽出部によって受信バース
トデータから抽出されたデータを保管する受信データバ
ッファと、前記送信バーストデータに送信するデータを
供給する送信データバッファと、を備え、該送信データ
バッファと、前記受信データバッファとは、高速シリア
ルバス制御部に接続されて、高速シリアルバスの信号を
扱ってなることにより、上記の課題を解決する。
【0016】この発明(請求項4)に係るピンポン伝送
機器、前記ヘッダ情報が、送信後に送信を終了し、他の
機器に送信権を譲るか否かを示すフラグ(送信終了フラ
グ)と、送信するバーストデータが固定長か否かを示す
フラグ(固定長フラグ)との、2つのフラグを含んでな
ることによって、上記の課題を解決する。
【0017】各送信に当たり、該送信後に送信を終了し
相手機器に送信権を譲るか否かを示すフラグ(送信終了
フラグ)と送信するデータが固定長か否かを示すフラグ
(固定長フラグ)を含むヘッダを添付し、これら二つの
フラグの組合せにより、以下の4種類を受信側に通知す
る。
【0018】(A)この送信データは固定長であり、こ
のデータ通信後も再度データ通信を行う。 (B)この送信データは固定長であり、このデータ通信
後は送信権を受信側に譲る。 (C)この送信データは可変長であり、このデータ通信
後も再度データ通信を行う。 (D)この送信データは可変長であり、このデータ通信
後は送信権を受信側に譲る。 (C)と(D)の場合には、送信データの終りを示すコ
ード(データ終了コード)を送信データの後に添付す
る。
【0019】この発明(請求項5)に係るピンポン伝送
方法は、少なくとも2つの機器の間で、少なくともヘッ
ダ情報とデータとからなるバーストデータの送受信を行
う送受信手段と、該送受信部で受けた受信バーストデー
タから、ヘッダ情報とデータとの抽出を行うヘッダ・デ
ータ抽出手段と、該ヘッダ・データ抽出手段で、抽出さ
れたヘッダ情報とデータとから、前記受信バースト信号
の受信期間終了を判定する受信終了判定手段と、送信す
るデータを元にヘッダ情報を付加して送信バーストデー
タを生成し、当該送信バーストデータを前記送受信手段
に送る送信バーストデータ生成手段と、を少なくとも備
えてなり、前記受信終了判定手段で判定される受信期間
終了の判定結果を受けて、前記送受信手段から、送信バ
ーストデータを他の機器に送信することにより、ピンポ
ン伝送可能となり、これによって、上記の課題を解決す
る。
【0020】この発明(請求項6)に係るピンポン伝送
方法は、前記送受信手段と前記ヘッダ・データ抽出手段
との間に、受信データマスク手段を備え、該受信データ
マスク手段が、前記送信バーストデータ生成手段が生成
する出力期間明示信号と、前記送受信手段で受けた受信
バーストデータとを受けて、該受信バーストデータに前
記出力期間明示信号をマスクして、自機器から送信され
た送信バーストデータを受信した際、その受信バースト
データをヘッダ・データ抽出手段に送らないものであ
り、自機器の送信したデータによって、誤動作すること
を防いでなり、これによって、上記の課題を解決する。
【0021】この発明(請求項7)に係るピンポン伝送
方法は、前記ヘッダ・データ抽出手段によって受信バー
ストデータから抽出されたデータを保管する受信データ
バッファ手段と、前記送信バーストデータに送信するデ
ータを供給する送信データバッファ手段と、を備え、該
送信データバッファと、前記受信データバッファとは、
高速シリアルバス制御手段に接続されて、高速シリアル
バスの信号を扱ってなることによって、上記の課題を解
決する。
【0022】以下、本発明の作用を記載する。
【0023】上記(A)フラグを受け取った受信側は自
らのデータ送信を控えるので送信側は任意のタイミング
でデータ送信を再開できる。
【0024】また、受信側はヘッダに続く固定長のデー
タを受信すれば良い。
【0025】上記(B)フラグを受け取った受信側は、
任意のタイミングでデータ送信を開始できる。送信側は
受信状態に移行する。
【0026】また、受信側はヘッダに続く固定長のデー
タを受信すれば良い。
【0027】上記(C)フラグを受け取った受信側は自
らのデータ送信を控えるので送信側は任意のタイミング
でデータ送信を再開できる。
【0028】また、受信側はヘッダに続くデータをデー
タ終了コードまで受信すれば良い。
【0029】上記(D)フラグを受け取った受信側は、
任意のタイミングでデータ送信を開始できる。送信側は
受信状態に移行する。
【0030】また、受信側はヘッダに続くデータをデー
タ終了コードまで受信すれば良い。
【0031】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1に、本発明第
1の実施例のブロック図を示す。
【0032】1および2はピンポン伝送機器である。内
部構成は両者とも同一であり、内部の詳細については後
述する。
【0033】3はピンポン伝送を行なうための伝送路で
ある。伝送路には、電線、光ファイバ、無線、赤外線な
どのメディアが考えられる。
【0034】10は送受信部であり、送信データ生成部
18から出力される送信バーストデータ21を伝送路3
を通じて相手機器に送信し、また、伝送路3を通じて相
手機器から送られてきた受信バーストデータ11をヘッ
ダ・データ抽出部12へ出力する。
【0035】また、送受信部10には伝送路3に応じて
送信バーストデータ21および受信バーストデータ11
を変換する機能が含まれるものとする。すなわち、例え
ば、伝送路が光ファイバの場合は電気信号と光信号の変
換を行なったり、変調/復調を行なったりする機能を含
む。伝送路3が他のメディアの場合も同様である。
【0036】11は受信バーストデータであり、送受信
部10から出力され、ヘッダ・データ抽出部12に入力
される。
【0037】12はヘッダ・データ抽出部であり、送受
信部10から出力された受信バーストデータ11から、
送信終了フラグと固定長フラグを含むヘッダ情報13と
データ14を抽出し、ヘッダ情報13を受信終了判定部
15へ、受信したデータ14を受信データバッファ15
と受信終了判定部16へ出力する。
【0038】13はヘッダ情報であり、ヘッダ・データ
抽出部12から出力され、受信終了判定部15へ入力さ
れる。
【0039】14は受信したデータであり、ヘッダ・デ
ータ抽出部12から出力され、受信データバッファ15
と受信終了判定部16へ入力される。
【0040】15は受信データバッファであり、ヘッダ
・データ抽出部12から出力された受信したデータ14
を記憶する。
【0041】受信データバッファ15からの出力は、ピ
ンポン伝送によってやりとりされるデータを利用する箇
所に入力される。
【0042】16は受信終了判定部であり、ヘッダ・デ
ータ抽出部12から出力されたヘッダ情報13と受信し
たデータ14から受信終了を判定し、送信開始信号17
を送信データ生成部20に出力する。
【0043】受信終了の判定は、ヘッダ情報13に含ま
れる送信終了フラグと固定長フラグの値により異なる。
【0044】図2に、上記の受信終了判定部16での処
理のフローチャートを示す。
【0045】ステップS1は送信終了フラグと固定長フ
ラグが含まれるヘッダ情報13が入力されるのを待つた
めのものである。
【0046】ステップS2では送信終了フラグが立って
いるか否かを判定する。
【0047】送信終了フラグが立っていない場合、すな
わち、相手機器が送信を継続することを表している場合
には、自機は引続き受信状態である必要があるため、送
信開始信号を出力することはない。そのため、処理を終
了する。終了フラグが立っている場合、すなわち、相手
機器が該送信後に送信を終了し、受信状態に移ることを
表している場合には、ステップS3へ移る。
【0048】ステップS3では固定長フラグが立ってい
るか否かを判定する。固定長フラグが立っている場合、
すなわち、送信されたデータが固定長であることを表し
ている場合にはステップS4へ移る。固定長フラグが立
っていない場合、すなわち、送信されたデータが可変長
であることを示している場合にはステップS7へ移る。
【0049】ステップS4では固定長のデータを規定量
だけを受信したか否かを判定する。規定量のデータを受
信した場合には、受信が完了したと判断しステップS6
へ移る。
【0050】規定量のデータを受信していない場合に
は、ステップS5へ移る。
【0051】ステップS5は次の受信データを待つため
のものである。新しいデータを受信後ステップS4へ移
る。
【0052】ステップS6では受信が完了したと判断さ
れたので、送信開始信号17を送信データ生成部20に
対して出力する。
【0053】ステップS7では可変長データを最後まで
受信したかを判定する。受信データがデータ終了を表す
コードである場合、最後まで受信したと判断し、ステッ
プS6へ移る。受信データがデータ終了を表すコードで
ない場合、ステップS8へ移る。
【0054】ステップS5は次の受信データを待つため
のものである。新しいデータを受信後ステップS7へ移
る。
【0055】17は送信開始信号であり、受信終了判定
部12から出力され、送信データ生成部20へ入力され
る。
【0056】18は送信データバッファであり、送信し
ようとするデータ19を送信データ生成部20へ出力す
る。
【0057】送信データバッファ18へは、ピンポン伝
送によってやりとりされるデータを利用する箇所から入
力される。
【0058】19は送信しようとするデータであり、送
信データバッファ18から出力され、送信データ生成部
20へ入力される。
【0059】20は送信データ生成部であり、受信終了
判定部12から出力される送信開始信号17が入力され
ると、送信しようとするデータ19に該送信に続けて送
信する必要があるか否かに応じて送信終了フラグを送信
データに付加し、また、該送信データが固定長であるか
否かに応じて固定長フラグを送信データに付加して、送
信バーストデータ21を入出力部10へ出力する。
【0060】送信終了フラグと固定長フラグを付加する
方法は、送信データの先頭に各々をフラグビットとして
付加しても良いし、2つのフラグを組み合わせてできる
4つの状態を各々表すコードを先頭に付加しても良い
し、送信しようとするデータ19に前記4つの状態のい
ずれかを表すコードが含まれていても良い。
【0061】21は送信バーストデータであり、送信デ
ータ生成部20から出力され、送受信部10に入力され
る。
【0062】上記の本発明の第1の実施例のピンポン伝
送の様子を示したのが、図3である。
【0063】便宜上この図では、送信終了フラグおよび
固定長フラグが立っている場合には「1」、立っていな
い場合には「0」と記しており、データ終了コードは
「E」と記している。
【0064】また、この図では、伝送路3での時間遅延
は省略してある。
【0065】図3に示すように、データに付加された送
信終了フラグが立っている場合には、該送信終了後、送
信側と受信側が入れ替わり、送信終了フラグが立ってい
ない場合には、該送信終了後、引続き送信側が送信を続
ける。
【0066】また、固定長フラグが立っている場合は、
送信されるデータは固定長であり、固定長フラグが立っ
ていない場合には、送信されるデータは可変長であり、
データ終了コードで終る。
【0067】以上の説明では、送信側から受信側に、送
信終了フラグと固定長フラグの2つのフラグの組合せに
よる、 (A)この送信データは固定長であり、このデータ通信
後も再度データ通信を行う。 (B)この送信データは固定長であり、このデータ通信
後は送信権を受信側に譲る。 (C)この送信データは可変長であり、このデータ通信
後も再度データ通信を行う。 (D)この送信データは可変長であり、このデータ通信
後は送信権を受信側に譲る、 の4種類の状態を伝えている場合について述べている
が、4種類の一部、例えば、上記のうち(B)と(C)
だけを使ってもよい。
【0068】(実施形態2)図4に、本発明第2の実施
例のブロック図を示す。
【0069】図4の中で、送受信部10、ヘッダ情報1
3、受信したデータ14、受信データバッファ15、受
信終了判定部16、送信開始信号17、送信データバッ
ファ18、送信しようとするデータ19、送信バースト
データ21に関しては、第1の実施例と同様である。
【0070】11は受信バーストデータであり、送信部
10から出力され、受信データマスク部23へ入力され
る。
【0071】12はヘッダ・データ抽出部であり、受信
データマスク部23から出力されたマスクされた受信バ
ーストデータ24から、送信終了フラグと固定長フラグ
を含むヘッダ情報13とデータ14を抽出し、ヘッダ情
報13を受信終了判定部15へ、受信したデータ14を
受信データバッファ15と受信終了判定部16へ出力す
る。
【0072】20は送信データ生成部であり、受信終了
判定部12から出力される送信開始信号17が入力され
ると、送信しようとするデータ19に該送信に続けて送
信する必要があるか否かに応じて送信終了フラグを送信
データに付加し、また、該送信データが固定長であるか
否かに応じて固定長フラグを送信データに付加して、送
信バーストデータ21を入出力部10へ出力する。
【0073】また、送信バーストデータ21を入出力部
10へ出力する際、現在自機が出力中であることを示す
信号、出力期間明示信号22を受信データマスク部23
へ出力する。
【0074】送信終了フラグと固定長フラグを付加する
方法は、第1の実施例と同様である。
【0075】22は出力期間明示信号であり、送信デー
タ生成部20から出力され、受信データマスク部23へ
入力される。
【0076】23は受信データマスク部であり、送受信
部10から出力された受信バーストデータ11を、送信
データ生成部20から出力された送信期間明示信号23
に基づきマスクして、マスクされた受信バーストデータ
24をヘッダ・データ抽出部12へ出力する。
【0077】この処理は、送受信部10に入力された送
信バーストデータ21が受信バーストデータ11として
出力される構成になっている場合に、自機の送信したデ
ータによって誤動作することを防止する。
【0078】24はマスクされた受信バーストデータで
あり、受信データマスク部23から出力され、ヘッダ・
データ抽出部12へ入力される。
【0079】以上の構成により、第1の実施例の場合に
加えて、自機の送信したデータを受信データとして受信
してしまう場合にも、誤動作を防止することが可能であ
る。
【0080】(実施形態3)図5に、本発明第3の実施
例のブロック図を示す。
【0081】1および2は、第1の実施例または第2の
実施例に記載のピンポン伝送機器であり、受信データバ
ッファ15、送信データバッファ18、および図では省
略してある、送受信部10、受信バーストデータ11、
ヘッダ・データ抽出部12、ヘッダ情報13、受信した
データ14、受信終了判定部16、送信開始信号17、
送信しようとするデータ19、送信バーストデータ生成
部20、送信バーストデータ21、受信バーストデータ
マスク部22、送信期間明示信号23、マスクされたバ
ースト信号24に関しては、第1の実施例または第2の
実施例と同様である。
【0082】25は受信IEEE1394バス信号コー
ドであり、受信データバッファ15から出力され、IE
EE1394バス制御部26へ入力される。
【0083】26はIEEE1394バス制御部であ
り、受信バッファ15から入力された受信IEEE13
94バス信号コード25を解釈し、送信IEEE139
4バス信号コード27を決定し、送信データバッファ1
8に出力する。
【0084】本実施例では、IEEE1394バス制御
部26へのIEEE1394バス信号コードの入力手段
および出力手段を1つずつしか有していないが、複数の
受信データバッファからの入力あるいは別のIEEE1
394バス信号入力手段を有し、かつ、複数の送信デー
タバッファへの出力あるいは別のIEEE1394バス
信号出力手段を有し、上記複数のIEEE1394バス
信号入力手段からの入力を解釈し、上記複数のIEEE
1394バス信号出力手段から出力しても良い。
【0085】また、本実施例では、IEEE1394バ
ス制御部26がピンポン伝送機器の内部にある様に書い
ているが、別の機器の中にあっても良い。この場合もI
EEE1394バス制御部26と受信データバッファ1
5および送信データバッファ18は何らかの手段でつな
がっている必要がある。
【0086】27は送信IEEE1394バス信号コー
ドであり、IEEE1394バス制御部26から出力さ
れ、送信データバッファ18へ入力される。
【0087】受信IEEE1394バス信号コード25
および送信IEEE1394バス信号コード27は、4
B5Bあるいは8B10Bと呼ばれる符号化を用いて、
バスの状態およびバスを使って送受信されるデータを符
号化したコードである。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項
1、2、3、4、5、6、7)によれば、主従関係を前
提とせず、かつ、1バーストで送信できるデータ量を変
化させることが可能なピンポン伝送を提供できる。
【0089】また、特に、本発明(請求項2、請求項
6)によれば、自機の送信したデータを受信することに
より誤動作することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の受信終了判定部の処理のフローチャー
トである。
【図3】本発明の送信終了フラグおよび固定長フラグを
用いた送受信切替を示した説明図である。
【図4】本発明第2の実施例のブロック図である。
【図5】本発明第3の実施例のブロック図である。
【図6】従来の時分割により送受信を行うピンポン伝送
方法を示す説明図である。
【図7】従来のフラグビットを用いた送受信切替を示し
た説明図である。
【図8】従来のトレーニング期間を設けた場合を示した
説明図である。
【符号の説明】 1,2 本発明の実施の形態に記載のピンポン伝送機器 3 ピンポン伝送を行なうための伝送路 10 送受信部 11 受信バーストデータ 12 ヘッダ・データ抽出部 13 ヘッダ情報 14 受信したデータ 15 受信データバッファ 16 受信終了判定部 17 送信開始信号 18 送信データバッファ 19 送信しようとするデータ 20 送信データ生成部 21 送信バーストデータ 22 受信データマスク部 23 送信期間明示信号 24 マスクされた受信バーストデータ 25 受信IEEE1394バス信号コード 26 IEEE1394バス制御部 27 送信IEEE1394バス信号コード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの機器の間で、少なくと
    もヘッダ情報とデータとからなるバーストデータの送受
    信を行う送受信部と、 該送受信部で受けた受信バーストデータから、ヘッダ情
    報とデータとの抽出を行うヘッダ・データ抽出部と、 該ヘッダ・データ抽出部で、抽出されたヘッダ情報とデ
    ータとから、前記受信バースト信号の受信期間終了を判
    定する受信終了判定部と、 送信するデータを元にヘッダ情報を付加して送信バース
    トデータを生成し、当該送信バーストデータを前記送受
    信部に送る送信バーストデータ生成部と、を少なくとも
    備えてなり、 前記受信終了判定部で判定される受信期間終了の判定結
    果を受けて、前記送受信部から、送信バーストデータを
    他の機器に送信することにより、ピンポン伝送可能なこ
    とを特徴とするピンポン伝送機器。
  2. 【請求項2】 前記送受信部と前記ヘッダ・データ抽出
    部との間に、受信データマスク部を備え、 該受信データマスク部が、前記送信バーストデータ生成
    部が生成する出力期間明示信号と、前記送受信部で受け
    た受信バーストデータとを受けて、該受信バーストデー
    タに前記出力期間明示信号をマスクして、自機器から送
    信された送信バーストデータを受信した際、その受信バ
    ーストデータをヘッダ・データ抽出部に送らないもので
    あり、 自機器の送信したデータによって、誤動作することを防
    いでなることを特徴とする請求項1に記載のピンポン伝
    送機器。
  3. 【請求項3】 前記ヘッダ・データ抽出部によって受信
    バーストデータから抽出されたデータを保管する受信デ
    ータバッファと、 前記送信バーストデータに送信するデータを供給する送
    信データバッファと、を備え、 該送信データバッファと、前記受信データバッファと
    は、高速シリアルバス制御部に接続されて、高速シリア
    ルバスの信号を扱ってなることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のピンポン伝送機器。
  4. 【請求項4】 前記ヘッダ情報は、送信後に送信を終了
    し、他の機器に送信権を譲るか否かを示すフラグ(送信
    終了フラグ)と、送信するバーストデータが固定長か否
    かを示すフラグ(固定長フラグ)との、2つのフラグを
    含んでなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載のピンポン伝送機器。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つの機器の間で、少なくと
    もヘッダ情報とデータとからなるバーストデータの送受
    信を行う送受信手段と、 該送受信部で受けた受信バーストデータから、ヘッダ情
    報とデータとの抽出を行うヘッダ・データ抽出手段と、 該ヘッダ・データ抽出手段で、抽出されたヘッダ情報と
    データとから、前記受信バースト信号の受信期間終了を
    判定する受信終了判定手段と、 送信するデータを元にヘッダ情報を付加して送信バース
    トデータを生成し、当該送信バーストデータを前記送受
    信手段に送る送信バーストデータ生成手段と、を少なく
    とも備えてなり、 前記受信終了判定手段で判定される受信期間終了の判定
    結果を受けて、前記送受信手段から、送信バーストデー
    タを他の機器に送信することにより、ピンポン伝送可能
    なことを特徴とするピンポン伝送方法。
  6. 【請求項6】 前記送受信手段と前記ヘッダ・データ抽
    出手段との間に、受信データマスク手段を備え、 該受信データマスク手段が、前記送信バーストデータ生
    成手段が生成する出力期間明示信号と、前記送受信手段
    で受けた受信バーストデータとを受けて、該受信バース
    トデータに前記出力期間明示信号をマスクして、自機器
    から送信された送信バーストデータを受信した際、その
    受信バーストデータをヘッダ・データ抽出手段に送らな
    いものであり、 自機器の送信したデータによって、誤動作することを防
    いでなることを特徴とする請求項5に記載のピンポン伝
    送方法。
  7. 【請求項7】 前記ヘッダ・データ抽出手段によって受
    信バーストデータから抽出されたデータを保管する受信
    データバッファ手段と、 前記送信バーストデータに送信するデータを供給する送
    信データバッファ手段と、を備え、該送信データバッフ
    ァと、前記受信データバッファとは、高速シリアルバス
    制御手段に接続されて、高速シリアルバスの信号を扱っ
    てなることを特徴とする請求項5又は6に記載のピンポ
    ン伝送方法。
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