JPH11284367A - 電子機器筐体 - Google Patents

電子機器筐体

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Publication number
JPH11284367A
JPH11284367A JP8179298A JP8179298A JPH11284367A JP H11284367 A JPH11284367 A JP H11284367A JP 8179298 A JP8179298 A JP 8179298A JP 8179298 A JP8179298 A JP 8179298A JP H11284367 A JPH11284367 A JP H11284367A
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JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
panel
reinforcing structure
reinforcing
device housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8179298A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Tani
尚記 谷
Kosuke Haraga
康介 原賀
Tokuji Obata
徳次 小畑
Satoshi Midorikawa
聡 緑川
Yoshinobu Nakajima
義信 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、多くの労力と時間を要せずし
て、金属パネルの周縁部に箱型構造を形成し、また金属
パネルの板厚を薄くする。 【解決手段】 この発明の電子機器筺体では、箱型構造
44は、金属板を折り曲げて形成された補強構造と、こ
の補強構造に締結具と接着剤とを併用した結合手段によ
り結合され、かつ補強構造を支える支持部材48とから
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器筐体に
関し、特に電子機器が搭載された電子機器ユニットを内
部に収容して搭載するための制御盤用筺体、配電盤等の
電子機器筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図25ないし図32は本出願人が既に出
願した電子機器筺体(特願平7−12172号、平成7
年5月19日出願)の例であり、図25は電子機器筐体
である制御盤用筺体の全体斜視図、図26ないし図31
は図25の制御盤用筺体の金属パネルの接合部分を示す
斜視図、図32は図31のXXXII−XXXII線に
沿った断面図である。
【0003】この制御盤用筺体は、全体としては、金属
板を折曲板金加工して製作した略矩形の金属パネルを組
み立てた直方体状の筐体であって、アングル材等により
形成された台座1と、この台座1上に支持された矩形の
底板金属パネル2と、底板金属パネル2から上方に延び
た2枚の平行な側板金属パネル3と、天板金属パネル9
と、背面に設けられた背面扉金属パネル4と、前面開口
5を開閉可能にする扉金属パネル6とを備えている。
【0004】筐体内部には、側板金属パネル3の内面に
一般にプレチャンと呼ばれる断面が略C字形の固定金具
11が、後述する締結具と接着剤とを併用した結合手段
により水平方向に延びて複数個取り付けられている。固
定金具11には垂直方向に延びたユニット取付金具12
が図示してない取付ネジにより取り付けられている。ユ
ニット取付金具12には、回路基板等の各種電子機器が
搭載された電子機器ユニット13が筐体の前面開口5か
ら挿入されて、ねじ14によりねじ止めされている。扉
パネル6は蝶番15により側板金属パネル3に回動可能
に取付られており、前面開口5が開閉自在となってい
る。
【0005】このような制御盤用筺体においては、各パ
ネルを一枚の平坦な板部材で構成することもできるが、
後に詳しく説明する、締結具と接着剤とを併用した結合
手段および剛性のためには、折曲板金加工により少なく
とも1つの辺で折曲られて補強されていることが望まし
い。
【0006】図26に一部を示すように、切断した金属
板7を用意し、2点鎖線で表す折り目に沿って折り曲げ
ることで、図27に示す底板金属パネル2が形成され
る。この底板金属パネル2は第1の補強構造16および
第2の補強構造17を有している。第1の補強構造16
は、底板金属パネル2のパネル本体18からその辺に沿
って直角に折り曲げられた立ち上がり部19と、この立
ち上がり部19からパネル本体18に沿って平行に内側
に折り曲げられた内向き折曲部20とを備えている。第
2の補強構造17は、パネル本体18から辺に沿って直
角に折り曲げられた立ち上がり部21と、この立ち上が
り部21からパネル本体18に沿って平行に外側に折り
曲げられた外向き折曲部22とを備えている。なお、天
板金属パネル9の構造は底板金属パネル2の構造と同様
であり、その説明は省略する。
【0007】図28に一部を示すように、切断した金属
板8を用意し、2点鎖線で表す折り目に沿って折り曲げ
ることで、図29に示す側板金属パネル3が形成され
る。この側板金属パネル3は底板金属パネル2と同様
に、パネル本体23の辺に沿って設けられて側板金属パ
ネル3の剛性を高めるための補強構造24を備えてい
る。補強構造24はパネル本体23の辺に沿って直角に
折り曲げられた立ち上がり部25と、この立ち上がり部
25からパネル本体23に沿って平行に内側に折り曲げ
られた内向き折曲部26とを備えている。内向き折曲部
26には、後に説明する目的でスリット27が形成され
ている。
【0008】このようにして形成された図27に示す底
板金属パネル2の補強構造16、17および図29に示
す側板金属パネル3の補強構造24には、リベット等の
締結具を貫通させるためのリベット穴28が形成されて
いる。このリベット穴28は図26に示す金属板7およ
び図28に示す金属板8の状態のときに形成することも
できるし、あるいは切り出しと同時に形成してもよい。
底板金属パネル2および側板金属パネル3を組み合わせ
たときの接合面となる面である、底板金属パネル2の第
2の補強構造17の立ち上がり部21の外面と、側板金
属パネル3の補強構造24の内向き折曲部26の外面と
の少なくともいずれか一方には接着剤が塗布(図30で
ハッチングされている)される。側板金属パネル3の内
向き折曲部26の縁26aに底板金属パネル2の外向き
折曲部22を被せるように乗せて、底板金属パネル2と
側板金属パネル3とを密着させることで、外向き折曲部
22は箱型閉断面構造の一部を構成している。
【0009】図30に示すように接着剤を塗布した(ハ
ッチングで表してある)L字形のコーナ金具29はスリ
ット27に挿入され、コーナ金具29の第1の脚部29
aが側板金属パネル3の内向き折曲部26の内面に接着
され、またコーナ金具29の第2の脚部29bは底板金
属パネル2の立ち上がり部19の内面に接着される(図
31参照)。コーナ金具29は互いに略直角に交わる第
1の脚部29aおよび第2の脚部29bを有する略L字
形の部材であり、この例では第1の脚部27aおよび第
2の脚部27bは互いに略直角な二平面内にある矩形の
平板である。このとき、リベット穴28をコーナ金具2
9のリベット穴30と一致させることは言うまでもな
い。
【0010】このようにして組み立てられた底板金属パ
ネル2および側板金属パネル3のリベット穴28、並び
にコーナ金具29のリベット穴30内に締結具であるリ
ベット31が挿入され、塑性変形により底板金属パネル
2と側板金属パネル3とは強固に締結される。図32に
はリベット31で締結した部分を断面で示してある。こ
の例で用いるリベット31は、締結すべき部材の一側か
らだけでもかしめることのできる、例えばモノボルト等
の型式のもので、先端が拡大し、途中に切り込みが入っ
たマンドレルに、中空で頭部を持つリベット本体が嵌合
したものであり、リベット・ガンに装着してリベット穴
にリベット本体を挿入し、マンドレルを強い力で引っ張
って締結するものである。リベット・ガンによりマンド
レルを引っ張ると、マンドレルの拡大された先端により
リベット本体の先端が塑性変形して拡張され、締結すべ
き部材がリベット頭部と拡張部との間でしっかりと締結
される。さらに、マンドレルを引っ張ると、マンドレル
が切り込み部分でちぎれ、リベット本体から除去され
る。
【0011】上記コーナ金具29は図25に示す六面体
の制御盤用筺体の角隅部に適用するのが望ましい。金属
パネル間の接合部ではあるが、角隅部以外の中間部につ
いては、コーナ金具29を用いずに、締結具と接着剤と
を併用した結合手段を適用する。この結合手段に関して
は、本出願人が既に提案(特願平第6−262303
号、平成6年10月26日出願)しているが、この結合
手段はリベット等の締結具と接着剤とを併用して2つの
部材を強固に接合するものである。この結合手段によれ
ば、接着剤の硬化まで次の工程を差し控える必要がな
く、接着剤注入器とリベット・ガンという操作に熟練を
必要としない工具を用いるだけでよいので、結合作業工
程が簡単であり、また溶接による変形が無いため修正作
業も不要となる等の利点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の制御盤用筺
体では、底板金属パネル2および側板金属パネル3を組
み合わせたときの接合面となる面である、底板金属パネ
ル2の第2の補強構造17の立ち上がり部21の外面
と、側板金属パネル3の補強構造24の内向き折曲部2
6の外面との少なくともいずれか一方に接着剤を塗布
し、その後側板金属パネル3の内向き折曲部26の縁2
6aに底板金属パネル2の外向き折曲部22を被せるよ
うに乗せて、底板金属パネル2と側板金属パネル3とを
密着させることで、底板金属パネル2の周縁部および側
板金属パネル3の周縁部は箱型閉断面構造となり、底板
金属パネル2および側板金属パネル3の機械的強度を増
大させている。しかしながら、この箱型閉断面構造は底
板金属パネル2と側板金属パネル3との共働により形成
され、面積および重量が大きい底板金属パネル2、側板
金属パネル3の互いの位置を確認しながら組立作業を進
めなければならず、組立作業に多くの時間と労力を要し
てしまうという問題点があった。
【0013】また、上記構成の制御盤用筺体では、底板
金属パネル2のパネル本体18および側板金属パネル3
のパネル本体23を機械的に補強する対策は取られてお
らず、どうしても板厚を厚くなり、製造コストが高くな
るという問題点があった。なお、箱型閉断面構造を形成
するのに多大な労力と時間を要すること、および板厚が
厚くせざるを得ない問題点を有しているのは、天板金属
パネルについても同様である。
【0014】この発明は、このような問題点を解決する
ことを課題とするものであって、多くの労力と時間を要
せずして、金属パネルの周縁部に箱型閉断面構造を形成
することができ、また金属パネルの板厚を薄くでき、製
造コストを低減することができる電子機器筺体を得るこ
とを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電子機器筺体では、金属パネルの箱型閉断面構造は、
金属板を折り曲げて形成された補強構造と、この補強構
造に締結具と接着剤とを併用した結合手段により結合さ
れかつ補強構造を支える支持部材とから構成されたもの
である。
【0016】また、請求項2に係る電子機器筺体では、
支持部材は、補強構造と結合された第1の片部と、この
第1の片部から略直角方向に折曲された第2の片部とか
ら構成されたものである。
【0017】また、請求項3に係る電子機器筺体では、
第2の片部は補強構造側に折曲されたものである。
【0018】また、請求項4に係る電子機器筺体では、
補強構造の端面には切欠部が形成され、支持部材には切
欠部と当接し補強構造に対して位置決めする突起部が形
成されたものである。
【0019】また、請求項5に係る電子機器筺体では、
支持部材に補強構造に支持部材を接合する際に用いられ
る取手穴が形成されたものである。
【0020】また、請求項6に係る電子機器筺体では、
支持部材は補強構造に不連続に結合されたものである。
【0021】また、請求項7に係る電子機器筺体では、
金属パネルは、パネル本体と、このパネル本体の対向す
る両辺に設けられたL字形状の補強構造と、この補強構
造間に締結具と接着剤とを併用した結合手段により前記
パネル本体および補強構造に結合され、かつ補強構造を
支えた補強部材とを備えたものである。
【0022】また、請求項8に係る電子機器筺体では、
金属パネルは、対向した補強構造の一方に補強構造に対
する補強部材を位置決めするための位置決め部が設けら
れ、他方の補強構造に前記位置決め部に対向しかつ前記
補強部材を固定した固定部が設けられたものである。
【0023】また、請求項9に係る電子機器筺体では、
補強部材は、長手方向に延びた平坦部と、この平坦部の
縁部から折曲され接着剤が塗布された接着部と、前記平
坦部の一端部に平坦部から突出して設けられているとと
もに位置決め部と当接する当接部と、前記平坦部の他端
部に平坦部から突出して設けられているとともに固定部
に固定された被固定部とを備えたものである。
【0024】また、請求項10に係る電子機器筺体で
は、固定部は、補強構造に形成され補強部材の端部を係
止した係止部と、前記補強部材の前記端部を固定した一
本の締結具とを備えたものである。
【0025】また、請求項11に係る電子機器筺体で
は、係止部の外表面と補強部材の外表面とは同一面であ
る。
【0026】また、請求項12に係る電子機器筺体で
は、位置決め部はコの字形状の切欠部である。
【0027】また、請求項13に係る電子機器筺体で
は、係止部はコの字形状の切欠部である。
【0028】また、請求項14に係る電子機器筺体で
は、位置決め部はスリットである。
【0029】また、請求項15に係る電子機器筺体で
は、係止部はスリットである。
【0030】また、請求項16に係る電子機器筺体で
は、締結具はリベットである。
【0031】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の制御盤用筺体の斜視図、図2は図1の要
部斜視図、図3は図2の側断面図である。
【0032】電子機器筐体であるこの制御盤用筺体は、
全体としては、金属板を折曲板金加工して製作した略矩
形のパネルを組み立てた直方体状の筐体であって、アン
グル材等により形成された台座1と、この台座1上に支
持された矩形の底板金属パネル40と、底板金属パネル
40から上方に延びた2枚の平行な側板金属パネル41
と、天板金属パネル42と、背面側に設けられた背面扉
パネル4と、前面開口5を開閉可能に閉じる扉パネル6
とを備えている。
【0033】制御盤用筺体の内部には、側板金属パネル
41の内面に一般にプレチャンと呼ばれる断面が略C字
形の固定金具11が、リベットと接着剤とを併用した結
合手段により水平方向に延びて複数個取り付けられてい
る。固定金具11には垂直方向に延びたユニット取付金
具12が図示してない取付ネジにより取り付けられてい
る。ユニット取付金具12には、回路基板等の各種電子
機器が搭載された電子機器ユニット13が筐体の前面開
口5から挿入されてねじ14によりねじ止めされてい
る。扉パネル6は蝶番15により側板金属パネル41に
回動可能に取付られており、前面開口5が開閉自在とな
っている。
【0034】図2は図1のイの箇所の斜視図であり、こ
の側板金属パネル41は、パネル本体43の辺に沿って
設けられて側板金属パネル41の剛性を高めるための箱
型閉断面構造44を備えている。箱型閉断面構造44
は、パネル本体43の辺に沿って直角に折り曲げられた
立ち上がり部45と、この立ち上がり部45からパネル
本体43に沿って平行に内側に折り曲げられた内向き折
曲部46と、この内向き折曲部46からさらに内側に折
り曲げられ一部が内向き折曲部46と重なった受け部4
7と、この受け部47と接合された支持部材48とを備
えている。受け部47にはリベット51を貫通させるた
めのリベット穴49が形成されている。支持部材48
は、断面L字形状であり、第1の片部48aと第2の片
部48bとから構成されている。第1の片部48aにも
リベット穴49と重なってリベット穴50が形成されて
いる。なお、立ち上がり部45、内向き折曲部46およ
び受け部47により補強構造を構成している。
【0035】上記の箱型閉断面構造44は、図4、図5
に示すように、支持部材48の外面に予め接着剤が塗布
された状態で(ハッチングで示されている)、締結具で
あるリベット51を各リベット穴49、50に二点鎖線
で示すように挿入し、塑性変形することで行われる。リ
ベット51は、締結すべき部材の一側からだけでもかし
めることのできる、例えばモノボルト等の型式のもの
で、先端が拡大し、途中に切り込みが入ったマンドレル
に、中空で頭部を持つリベット本体が嵌合したものであ
り、リベット・ガンに装着してリベット穴にリベット本
体を挿入し、マンドレルを強い力で引っ張って締結する
ものである。リベット・ガンによりマンドレルを引っ張
ると、マンドレルの拡大された先端によりリベット本体
の先端が塑性変形して拡張され、締結すべき部材をリベ
ット頭部と拡張部との間でしっかりと締結する。さらに
マンドレルを引っ張ると、マンドレルが切り込み部分で
ちぎれ、リベット本体から除去される。
【0036】上記構成の制御盤用筺体では、支持部材4
8の第1の片部48aを受け部47に押し当て、リベッ
ト51を用いて受け部47に固着することで、簡単に箱
型閉断面構造44を側板金属パネル41の両縁部に図6
に示すように形成することができる。なお、この制御盤
用筺体では、支持部材48の第1の片部48aの端面は
内向き折曲部46で隠れており、外部から見ることがで
きない。また、底板金属パネル40、天板金属パネル4
2の両縁部についても、上記箱型閉断面構造を有してい
るが、その説明は省略する。
【0037】上記のような構成の側板金属パネル41、
底板金属パネル40および天板金属パネル42を用意
し、側板金属パネル41と底板金属パネル40、および
側板金属パネル41と天板金属パネル42との接合を、
所定箇所に予め接着剤を塗布した状態で、リベット51
を各リベット穴に挿入し、塑性変形することで、剛性の
高い制御盤用筺体を製造することができる。
【0038】実施の形態2.図7は側板金属パネル52
の部分斜視図であり、この実施の形態では、側板金属パ
ネル52の両縁部の両側のみに支持部材53が固定され
ている。側板金属パネル52では縁部の両側が中央部と
比較して大きな剛性を必要とし、その両側のみに支持部
材53を用いることで、支持部材53の使用材料量を削
減することができる、
【0039】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3の要部斜視図、図9は図8の側断面図であり、この
側板金属パネル60は、パネル本体61の両縁部に沿っ
て設けられて側板金属パネル60自体の剛性を高めるた
めの箱型閉断面構造62を備えている。この補強構造6
2では支持部材63の形状が実施の形態1の支持部材4
8と異なる。この支持部材63は断面L字形状であり、
第1の片部63aと第1の片部63aから外向きに折曲
された第2の片部63bとから構成されている。第1の
片部63aにもリベット穴49と重なってリベット穴6
4が形成されている。
【0040】この箱型閉断面構造62は、図10、図1
1に示すように支持部材63の外面に予め接着剤が塗布
された状態で(図10ではハッチング、図11では太線
で示されている)、締結具であるリベット51を各リベ
ット穴49、64に二点鎖線で示すように挿入し、塑性
変形することで形成される。
【0041】上記の制御盤用筺体では、受け部47の端
面、支持部材63の第1の片部63aの端面、第2の片
部63bの端面は、外部から見ることができず、外観意
匠的に優れている。特に、金属パネルとしてプレコート
鋼板や塩ビフィルム貼り鋼板等の化粧板や、めっき鋼板
を塗装無しで用いたときには顕著である。
【0042】実施の形態4.図12は実施の形態4の制
御盤用筺体の要部斜視図、図13は図12の制御盤用筺
体の分解斜視図である。この側板金属パネル70は、パ
ネル本体71の両縁部に沿って設けられ側板金属パネル
70自体の剛性を高めるための箱型閉断面構造72を備
えている。この箱型閉断面構造72では支持部材73の
形状および実施の形態1の受け部47が無い点が実施の
形態1の箱型閉断面構造44と異なる。この箱型閉断面
構造72は、パネル本体71からはパネル本体71の辺
に沿って直角に折り曲げられた立ち上がり部77と、こ
の立ち上がり部77からパネル本体71に沿って平行に
内側に折り曲げられた内向き折曲部78と、この内向き
折曲部78に固定される支持部材73とを備えている。
なお、立ち上がり部77および内向き折曲部78により
断面L字形状の補強構造を構成している。
【0043】支持部材73は断面Z字形状であり、第1
の片部73aと、第1の片部73aから略直角に折曲さ
れた垂直部73bと、垂直部73bから略直角に内側に
折曲された第2の片部73cとから構成されている。第
1の片部73aにはリベット穴74および突起部75が
一対形成されている。垂直部73bには図14に示すよ
うに指が入る取手穴76が一対形成されている。内向き
折曲部78にはリベット穴74と重なって皿リベット用
のリベット穴79が形成されている。また、内向き折曲
部78の内側端面にはパネル本体71に対する支持部材
73の位置決め用の切欠部80が形成されている。
【0044】次に、この実施の形態の箱型閉断面構造7
2の製造手順について説明する。まず、支持部材73の
第1の片部73aおよび第2の片部73cの外面に予め
接着剤を塗布する(図12においてハッチング、図13
で太線で示されている)。次に、突起部75を図15に
示すように支持部材73を傾けて切欠部80に当接す
る。その後、突起部75を支点にして支持部材73を反
時計方向に回動させ、第1の片部73aの外面と内向き
折曲部78の内面とを面接触させ、また第2の片部73
cの外面とパネル本体71の内面とを面接触させる(図
16参照)。その後、リベット穴79、74に皿リベッ
ト81を挿入し、塑性変形することで、箱型閉断面構造
72が出来上がる。なお、支持部材73の内向き折曲部
78に対する位置決め、回動作業は取手穴76を用いて
行うことができ、作業を円滑に行うことができる。
【0045】実施の形態5.図18は実施の形態5の制
御盤用筺体の要部分解斜視図である。この制御盤用筺体
の側板金属パネル90は、両縁部に設けられた断面L字
形状の補強構造91および補強構造91間に渡って設け
られた補強部材92を有している。 補強構造91は、
側板金属パネル90のパネル本体93からその辺に沿っ
て直角に折り曲げられた第1の立ち上がり部94a、第
2の立ち上がり部94bと、立ち上がり部94a、94
bからパネル本体93に沿って平行に内側に折り曲げら
れた第1の内向き折曲部95a、第2の内向き折曲部9
5bとを備えている。第1の内向き折曲部95aには位
置決め部であるコ字形状の切欠部96が形成されてい。
第2の内向き折曲部95bには切欠部96に対向して係
止部であるコ字形状の切欠部97が形成されている。ま
た、第2の立ち上がり部94bにはリベット穴98が形
成されている。なお、係止部である切欠部97とリベッ
ト穴98に挿着されるリベット105とにより固定部を
構成している。断面がコ字形状の補強部材92は、一端
部に段状の当接部99が形成されており、他端部に被固
定部100が形成されている。被固定部100にはリベ
ット穴101が形成されている。
【0046】次に、この実施の形態の補強部材92をパ
ネル本体93に取り付ける手順について説明する。ま
ず、補強部材92のパネル本体93側の面に予め接着剤
を塗布する。次に、補強部材92の被固定部100側を
浮かした状態で当接部99を切欠部96に当接する(図
19参照)。その後、当接部96を支点にして補強部材
92を時計方向に回動させ、補強部材92の底面とパネ
ル本体93とを面接触させる(図20参照)。次に、補
強部材92の被固定部100の先端面が第2の立ち上が
り部94bの内面に当接するまで移動させる(図21参
照)。このときには、被固定部100の段部106が切
欠部97の端面107に当接して、補強部材92は、立
ち上がり部94bと内側折曲部95bとから構成された
補強構造91に係止されており、また補強部材92の端
面104と内向き折曲部95bの外側表面とは同一平面
上にある(図22参照)。最後に、互いに一致したリベ
ット穴98、101にリベット105を挿入し、塑性変
形することで、パネル本体93に補強部材92が強固に
取り付けられる。
【0047】上記の制御盤用筺体では、側板金属パネル
90の縁部は補強構造91で補強され、またパネル本体
93は補強部材92で補強されており、側板金属パネル
90の板厚を薄くすることができ、製造コストを大幅に
低減することができる。また、切欠部96は補強部材9
2の取り付け時の位置決めとして働き、組立作業性が向
上する。また、補強部材92は、被固定部100の段部
106が切欠部97の端面107に当接して、補強構造
91に係止されているので、補強部材92がパネル本体
93の長手方向には移動できないようになっており、補
強部材92を補強構造91にリベット105を用いて固
定する固定作業性が良い。また、補強部材92の端面1
04と内向き折曲部95bの外側表面とは同一平面上に
あり、美観が良く、安全である。また、補強部材92は
立ち上がり部94bに一本のリベットのみで固定されて
おり、補強部材92を簡単に補強構造91に固定するこ
とができる。
【0048】実施の形態6.図23はこの発明の実施の
形態6の制御盤用筺体の要部斜視図である。この実施の
形態では、側板金属パネル102の構造が実施の形態5
の側板金属パネル90と異なる。この側板金属パネル1
02は、位置決め部である切欠部96の代わりに位置決
め部であるスリット103が形成されており、係止部で
ある切欠部97の代わりに係止部であるスリット105
が形成されている。スリット103は、切欠部96と同
様に補強部材92の取り付け時の位置決めとして働き、
またスリット105は補強構造107を係止してパネル
本体93の長手方向に移動するのを防止している。
【0049】実施の形態7.図24はこの発明の実施の
形態7の制御盤用筺体の要部分解斜視図である。この実
施の形態では、補強部材110の構造が実施の形態4の
補強部材92と異なる。この補強部材110は、長手方
向に延びた平坦部111と、この平坦部111の縁部か
ら折曲され接着剤が塗布された接着部112と、平坦部
111の一端部に平坦部111から突出して設けられて
いるとともに切欠部96と当接する当接部113と、平
坦部111の他端部に平坦部111から突出して設けら
れているとともに立ち上がり部94bによりリベット1
05で固定された被固定部114とを備えている。
【0050】この実施の形態では、位置決め部96が補
強部材110の取り付け時の位置決めとして働き、また
被固定部114が切欠部97に係止されて、補強部材1
10がパネル本体93の長手方向には移動できないよう
になっている。また、補強部材110は立ち上がり部9
4bに一本のリベット105のみで固定されている。ま
た、立ち上がり部94a、94bの高さが変更されたと
きには、当接部113および被固定部114の高さ、リ
ベット穴115の位置のみを調整することで対処でき
る。
【0051】なお、上記各実施の形態では、何れも側板
金属パネルについて説明したが、この発明は天板金属パ
ネル、底板金属パネルにも適用することができるのは勿
論である。また、締結具として、例えばボルトとナット
とから構成されたものを用いてもよい。また、上記各実
施の形態では、電子機器筺体として制御盤用筺体につい
て説明したが、勿論このものに限定されるものではな
く、例えば配電盤用筺体にも適用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る電子機器筺体によれば、金属パネルの箱型閉断
面構造を、金属板を折り曲げて形成された補強構造と、
この補強構造に締結具と接着剤とを併用した結合手段に
より結合されかつ補強構造を支える支持部材とから構成
したので、多くの労力と時間を要せずして、金属パネル
の周縁部に箱型閉断面構造を簡単に形成することができ
る。
【0053】また、請求項2に係る電子機器筺体によれ
ば、支持部材は、補強構造と結合された第1の片部と、
この第1の片部から略直角方向に折曲された第2の片部
とから構成されているので、平板を折り曲げて簡単に支
持部材を形成することができる。
【0054】また、請求項3に係る電子機器筺体によれ
ば、パネル本体に結合された第2の片部は補強構造側に
折曲されているので、美観を損なう支持部材の端面は外
部から見えず、それだけ意匠性が優れている。
【0055】また、請求項4に係る電子機器筺体によれ
ば、補強構造の端面には切欠部が形成され、支持部材に
は切欠部と当接し補強構造に対して位置決めする突起部
が形成されているので、補強構造に支持部材を結合する
作業性が向上する。
【0056】また、請求項5に係る電子機器筺体によれ
ば、補強構造に支持部材を結合する際に用いられる取手
穴を支持部材に形成したので、補強構造に支持部材を結
合する作業性が向上する。
【0057】また、請求項6に係る電子機器筺体によれ
ば、支持部材は補強構造に不連続に結合されているの
で、高い剛性が要求される箇所を選んで支持部材を補強
構造に結合でき、支持部材の使用材料量を大幅に削減す
ることができる。
【0058】また、請求項7に係る電子機器筺体によれ
ば、金属パネルは、パネル本体と、このパネル本体の対
向する両辺に設けられたL字形状の補強構造と、この補
強構造間に締結具と接着剤とを併用した結合手段により
前記パネル本体および補強構造に結合され、かつ補強構
造を支えた補強部材とを備えたので、金属パネルの板厚
を薄くすることができ、製造コストを大幅に削減するこ
とができる。
【0059】また、請求項8に係る電子機器筺体によれ
ば、金属パネルは、対向した補強構造の一方に補強構造
に対する補強部材を位置決めするための位置決め部が設
けられ、他方の補強構造に前記位置決め部に対向しかつ
前記補強部材を固定した固定部が設けられているので、
補強構造に補強部材を簡単に結合することができる。
【0060】また、請求項9に係る電子機器筺体によれ
ば、補強部材は、長手方向に延びた平坦部と、この平坦
部の縁部から折曲され接着剤が塗布された接着部と、前
記平坦部の一端部に平坦部から突出して設けられている
とともに位置決め部と当接する当接部と、前記平坦部の
他端部に平坦部から突出して設けられているとともに固
定部に固定された被固定部とを備えたので、補強構造の
高さが異なる金属パネルに対しては、補強部材の当接部
および被固定部の高さを変えて対処することができ、小
さな設計変更で調整できる。
【0061】また、請求項10に係る電子機器筺体によ
れば、金属パネルの固定部は、補強構造に形成され補強
部材の端部を係止した係止部と、前記補強部材の前記端
部を固定した一本の締結具とを備えたので、補強部材は
補強構造に対して所定の位置に係止された状態で結合作
業を行うことができ、また一本の締結具で結合すること
ができるので、結合作業がよい。
【0062】また、請求項11に係る電子機器筺体によ
れば、補強構造の係止部の外表面と補強部材の外表面と
は同一面であるので、美観が良く、また安全である。
【0063】また、請求項12に係る電子機器筺体によ
れば、位置決め部はコの字形状の切欠部であるので、位
置決め部を簡単に形成することができる。
【0064】また、請求項13に係る電子機器筺体によ
れば、係止部はコの字形状の切欠部であるので、切欠部
を簡単に形成することができる。
【0065】また、請求項14に係る電子機器筺体によ
れば、位置決め部はスリットであるので、位置決め部を
簡単に形成することができる。
【0066】また、請求項15に係る電子機器筺体によ
れば、係止部はスリットであるので、係止部を簡単に形
成することができる。
【0067】また、請求項16に係る電子機器筺体によ
れば、締結具はリベットであるので、締結作業は簡単で
容易であるとともに、確実に結合され、接着剤の硬化を
待たずに次の工程に移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の制御盤用筺体の全
体斜視図である。
【図2】 図1の制御盤用筺体の箱型閉断面構造の要部
斜視図である。
【図3】 図2の制御盤用筺体の箱型閉断面構造の側断
面図である。
【図4】 図1の制御盤用筺体の箱型閉断面構造の要部
分解斜視図である。
【図5】 図4の制御盤用筺体の箱型閉断面構造の側断
面図である。
【図6】 図1の制御盤用筺体の箱型閉断面構造の全体
斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の制御盤用筺体の箱
型閉断面構造の全体斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態3の制御盤用筺体の箱
型閉断面構造の要部斜視図である。
【図9】 図8の制御盤用筺体の箱型閉断面構造の側断
面図である。
【図10】 図8の制御盤用筺体の箱型閉断面構造の要
部分解斜視図である。
【図11】 図11の制御盤用筺体の箱型閉断面構造の
側断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態4の制御盤用筺体の
箱型閉断面構造の要部分解斜視図である。
【図13】 図12の制御盤用筺体の箱型閉断面構造の
側断面図である。
【図14】 図12の制御盤用筺体の箱側補強構造の支
持部材の斜視図である。
【図15】 図12の支持部材を補強構造に結合する途
中の図である。
【図16】 図12の支持部材を補強構造に結合する途
中の図である。
【図17】 図12の支持部材が補強構造に結合したと
きの側断面図である。
【図18】 この発明の実施の形態5の制御盤用筺体の
側板金属パネルの要部分解斜視図である。
【図19】 図18の補強構造に補強部材を結合する途
中の図である。
【図20】 図18の補強構造に補強部材を結合する途
中の図である。
【図21】 図18の補強構造に補強部材を結合したと
きの側断面図である。
【図22】 図21の要部拡大図である。
【図23】 この発明の実施の形態6の制御盤用筺体の
側板金属パネルの要部斜視図である。
【図24】 この発明の実施の形態7の制御盤用筺体の
側板金属パネルの要部分解斜視図である。
【図25】 従来の制御盤用筺体の全体斜視図である。
【図26】 図25の底板金属パネルの材料である金属
板の一部を示す斜視図である。
【図27】 図25の底板金属パネルの一部を示す斜視
図である。
【図28】 図25の側板金属パネルの材料である金属
板の一部を示す斜視図である。
【図29】 図25の側板金属パネルの一部を示す斜視
図である。
【図30】 図25の制御盤用筺体の要部分解斜視図で
ある。
【図31】 図25の制御盤用筺体の底板金属パネルの
一部およびコーナ金具を示す斜視図である。
【図32】 図31のXXXII−XXXII線に沿う
断面図である。
【符号の説明】
40 底板金属パネル、41,52,60,70,9
0,102 側板金属パネル、42 天板金属パネル、
43,71 パネル本体、44,62,72,箱型閉断
面構造、48,53,63,73 支持部材、45,7
7,立ち上がり部、46,78 内向き折曲部、47
受け部、 73a 第1の片部、73c第2の片部、7
5 突起部、80,96,97 切欠部、76 取手
穴、92、110 補強部材、98,101 リベット
穴、99,113 当接部、100,114 被固定
部、105 リベット、103,105 スリット、1
07補強構造、111 平坦部、112 接着部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緑川 聡 長崎県長崎市丸尾町4番4号 長崎菱電テ クニカルサービス株式会社内 (72)発明者 中島 義信 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接合されて筐体を形成するととも
    に、少なくとも一辺部に箱型閉断面構造を有する金属パ
    ネルを備えた電子機器筺体であって、 前記箱型閉断面構造は、金属板を折り曲げて形成された
    補強構造と、この補強構造に締結具と接着剤とを併用し
    た結合手段により結合され、かつ補強構造を支える支持
    部材とから構成された電子機器筐体。
  2. 【請求項2】 支持部材は、補強構造と結合された第1
    の片部と、この第1の片部から略直角方向に折曲された
    第2の片部とから構成された請求項1に記載の電子機器
    筺体。
  3. 【請求項3】 第2の片部は補強構造側に折曲された請
    求項2に記載の電子機器筺体。
  4. 【請求項4】 補強構造の端面には切欠部が形成され、
    支持部材には切欠部と当接し補強構造に対して位置決め
    する突起部が形成された請求項1ないし請求項3の何れ
    かに記載の電子機器筺体。
  5. 【請求項5】 支持部材には補強構造に支持部材を接合
    する際に用いられる取手穴が形成された請求項1ないし
    請求項4の何れかに記載の電子機器筺体。
  6. 【請求項6】 支持部材は補強構造に不連続に結合され
    た請求項1ないし請求項5の何れかに記載の電子機器筺
    体。
  7. 【請求項7】 互いに接合されて筐体を形成する金属パ
    ネルを備えた電子機器筺体であって、 前記金属パネルは、パネル本体と、 このパネル本体の対向する両辺に設けられたL字形状の
    補強構造と、 この補強構造間に締結具と接着剤とを併用した結合手段
    により前記パネル本体および補強構造に結合され、かつ
    補強構造を支えた補強部材とを備えた電子機器筺体。
  8. 【請求項8】 金属パネルは、対向した補強構造の一方
    に補強構造に対する補強部材を位置決めするための位置
    決め部が設けられ、他方の補強構造に前記位置決め部に
    対向しかつ前記補強部材を固定した固定部が設けられた
    請求項7に記載の電子機器筺体。
  9. 【請求項9】 補強部材は、長手方向に延びた平坦部
    と、この平坦部の縁部から折曲され接着剤が塗布された
    接着部と、前記平坦部の一端部に平坦部から突出して設
    けられているとともに位置決め部と当接する当接部と、
    前記平坦部の他端部に平坦部から突出して設けられてい
    るとともに固定部に固定された被固定部とを備えた請求
    項7または請求項8に記載の電子機器筺体。
  10. 【請求項10】 固定部は、補強構造に形成され補強部
    材の端部を係止した係止部と、前記補強部材の前記端部
    を固定した一本の締結具とを備えた請求項8に記載の電
    子機器筐体。
  11. 【請求項11】 係止部の外表面と補強部材の外表面と
    は同一面である請求項10に記載の電子機器筺体。
  12. 【請求項12】 位置決め部はコの字形状の切欠部であ
    る請求項8ないし請求項10の何れかに記載の電子機器
    筺体。
  13. 【請求項13】 係止部はコの字形状の切欠部である請
    求項10または請求項11に記載の電子機器筺体。
  14. 【請求項14】 位置決め部はスリットである請求項8
    ないし請求項10の何れかに記載の電子機器筺体。
  15. 【請求項15】 係止部はスリットである請求項10ま
    たは請求項11に記載の電子機器筺体。
  16. 【請求項16】 締結具はリベットである請求項1ない
    し請求項15の何れかに記載の電子機器筐体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004296524A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Fujitsu Ltd 機器の架構造体
JP2013204902A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫

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