JPH11279078A - 癌転移抑制剤 - Google Patents
癌転移抑制剤Info
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- JPH11279078A JPH11279078A JP1405999A JP1405999A JPH11279078A JP H11279078 A JPH11279078 A JP H11279078A JP 1405999 A JP1405999 A JP 1405999A JP 1405999 A JP1405999 A JP 1405999A JP H11279078 A JPH11279078 A JP H11279078A
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Abstract
剤に関する。 【解決手段】 一般式(I)又は一般式(II)で表され
る化合物又はその薬理上許容される塩を含有する癌転移
性疾患の予防又は抑制剤。 【化1】 R:H、ハロゲン、アルキル;R1 :アルキル、NH
2 、−NHRa ;R2 :<A>及び<B>で置換可のフ
ェニル;R3 :H、ハロゲン、<A>で置換可のアルキ
ル;R4 :H、アルキル、<A>で置換可のアルキル、
シクロアルキル、<A>及び<B>で置換可のアリー
ル、<A>及び<B>で置換可のアラルキル <A>:OH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ。 <B>:アルキル、アルカノイルオキシ、SH、アルカ
ノイルチオ、アルキルスルフィニル、<A>で置換され
たアルキル、シクロアルキルオキシ、ハロゲノアルコキ
シ、アルキレンジオキシ。
Description
ルピロール誘導体を含有する癌転移抑制剤に関する。
式(I)又は一般式(II)を有する化合物は、シクロ
オキシゲナーゼ−2(COX−2)選択的阻害活性、炎
症性サイトカイン(特にIL−1及びTNFα)産生抑
制作用、ロイコトリエン(特にLTB4 )産生抑制作
用、骨吸収抑制作用、鎮痛作用、抗炎症作用及び解熱作
用を有することが知られている(欧州特許公開第799
823号公報)。
制効果についての報告は知られていない。
−2選択的阻害剤、特に、1,2−ジフェニルピロール
誘導体が、優れた癌転移抑制作用、特に、優れた癌肺転
移抑制作用を示し、更に、COX−2選択的阻害剤であ
るために、COX−1に由来する副作用がないことを見
い出し、本発明を完成した。
抑制剤は、COX−2選択的阻害剤を含有し、好適に
は、一般式(I)又は一般式(II)
は低級アルキル基を示し、R1 は、低級アルキル基、ア
ミノ基又は式−NHRa (式中、Ra は、生体内で除去
される基を示す。)を有する基を示し、R2 は、フェニ
ル基、或いは、<置換基群A>及び<置換基群B>より
選択される基により置換されたフェニル基を示し、R3
は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、又は<
置換基群A>より選択される基により置換された低級ア
ルキル基を示し、R4 は、水素原子、低級アルキル基、
<置換基群A>より選択される基により置換された低級
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、<置換基
群A>及び<置換基群B>より選択される基により置換
されたアリール基、アラルキル基、或いは、<置換基群
A>及び<置換基群B>より選択される基により置換さ
れたアラルキル基を示す。〕で表される化合物又はその
薬理上許容される塩を含有し、より好適には、(1)R
は、水素原子、フッ素原子、塩素原子又はメチル基であ
り、更に好適には、水素原子であり、(2)R1 は、メ
チル基、アミノ基又はアセチルアミノ基であり、更に好
適には、アミノ基又はアセチルアミノ基であり、(3)
R2 は、フェニル基、或いは、<置換基群A1>及び<
置換基群B1>より選択される基により置換されたフェ
ニル基であり、更に好適には、フェニル基、或いは、<
置換基群A1>及び<置換基群B2>より選択される基
により置換されたフェニル基であり、より好適には、フ
ェニル基の置換基数が、1乃至3個であり、(4)R3
は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、又は、
<置換基群A1>より選択される基により置換された低
級アルキル基であり、更に好適には、水素原子、ハロゲ
ン原子、低級アルキル基、又はハロゲン原子により置換
された低級アルキル基であり、(5)R4 は、水素原
子、低級アルキル基、<置換基群A>より選択される基
により置換された低級アルキル基、シクロアルキル基、
アリール基、<置換基群A1>及び<置換基群B3>よ
り選択される基により置換されたアリール基、アラルキ
ル基、或いは、<置換基群A1>及び<置換基群B3>
より選択される基により置換されたアラルキル基であ
り、更に好適には、水素原子、低級アルキル基、<置換
基群A2>より選択される基により置換された低級アル
キル基、シクロアルキル基、アリール基、<置換基群A
2>及び<置換基群B4>より選択される基により置換
されたアリール基、アラルキル基、或いは、<置換基群
A2>及び<置換基群B4>より選択される基により置
換されたアラルキル基であり、更により好適には、以下
で表される化合物又はその薬理上許容される塩を含有す
る癌転移抑制剤である。
−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、4−
メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−(4−スル
ファモイルフェニル)ピロール、1−(4−フルオロフ
ェニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル、1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、5−フルオ
ロ−1−(4−フルオロフェニル)−2−(4−メチル
スルホニルフェニル)ピロール、2−(4−メトキシフ
ェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェ
ニル)ピロール、1−(4−メトキシフェニル)−4−
メチル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル、4−エチル−2−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、2−(4−
クロロフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモ
イルフェニル)ピロール、4−メチル−2−(4−メチ
ルチオフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニ
ル)ピロール、2−(4−エトキシフェニル)−4−メ
チル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、
2−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、2
−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、4
−メチル−2−フェニル−1−(4−スルファモイルフ
ェニル)ピロール、2−(3,4−ジメチルフェニル)
−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピ
ロール、2−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−
4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール、4−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、5−ク
ロロ−1−(4−メトキシフェニル)−2−(4−スル
ファモイルフェニル)ピロール、1−(3,4−ジメチ
ルフェニル)−4−メチル−2−(4−スルファモイル
フェニル)ピロール、5−クロロ−1−(4−エトキシ
フェニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール、5−クロロ−1−(4−メチルチオフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、1−
(4−エチルチオフェニル)−4−メチル−2−(4−
スルファモイルフェニル)ピロール、2−(3,5−ジ
メチルフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモ
イルフェニル)ピロール、1−(4−メルカプトフェニ
ル)−4−メチル−2−(4−スルファモイルフェニ
ル)ピロール、1−(4−アセチルチオフェニル)−4
−メチル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロー
ル、1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−
4−メチル−2−(4−メトキシフェニル)ピロール、
1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−4−
メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)ピロール。
その薬理上許容される塩を含有する癌転移抑制剤であ
る。
−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、2−
(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−ス
ルファモイルフェニル)ピロール、2−(3,4−ジメ
チルフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイ
ルフェニル)ピロール、4−メチル−1−(4−メチル
チオフェニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)
ピロール、1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニ
ル)−4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)
ピロール。
級アルコキシ基及び低級アルキルチオ基。
コキシ基及び低級アルキルチオ基。
び低級アルコキシ基。
イルオキシ基、メルカプト基、アルカノイルチオ基、低
級アルキルスルフィニル基、<置換基群A>より選択さ
れる基により置換された低級アルキル基、シクロアルキ
ルオキシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基、及び低級アル
キレンジオキシ基。
プト基、アルカノイルチオ基、<置換基群A1>より選
択される基により置換された低級アルキル基、ハロゲノ
低級アルコキシ基及び低級アルキレンジオキシ基。
プト基、アルカノイルチオ基、ハロゲン原子により置換
された低級アルキル基、ハロゲノ低級アルコキシ基及び
低級アルキレンジオキシ基。
基群A>より選択される基により置換された低級アルキ
ル基、及びシクロアルキルオキシ基。
ン原子により置換された低級アルキル基、及びシクロア
ルキルオキシ基。
いて、R、R3 、<置換基群A>、<置換基群A1>及
び<置換基群A2>の定義における「ハロゲン原子」、
並びに、<置換基群B2>及び<置換基群B4>の定義
における「ハロゲン原子により置換された低級アルキル
基」の「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩素原子、
臭素原子又は沃素原子を示し、好適には、フッ素原子、
塩素原子及び臭素原子である。
<置換基群B1>、<置換基群B2>、<置換基群B3
>及び<置換基群B4>の定義における「低級アルキル
基」;R3 、R4 、<置換基群B>、<置換基群B1>
及び<置換基群B3>の定義における「<置換基群A>
より選択される基により置換された低級アルキル基」の
「低級アルキル基」;並びに、<置換基群B2>及び<
置換基群B4>の定義における「ハロゲン原子により置
換された低級アルキル基」の「低級アルキル基」とは、
例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチ
ル、イソペンチル、2−メチルブチル、ネオペンチル、
1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、4−メ
チルペンチル、3−メチルペンチル、2−メチルペンチ
ル、1−メチルペンチル、3,3−ジメチルブチル、
2,2−ジメチルブチル、1,1−ジメチルブチル、
1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、
2,3−ジメチルブチル、2−エチルブチルのような炭
素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキル基を示し、好
ましくは、炭素数1乃至4個の直鎖又は分枝鎖アルキル
基であり、更に好ましくはメチル、エチルである。更
に、R、R1 及びR4 においては、特に好ましくは、メ
チルである。
イルオキシ基」の「アルカノイル基」;並びに<置換基
群B>、<置換基群B1>及び<置換基群B2>の定義
における「アルカノイルチオ基」の「アルカノイル基」
とは、例えば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバ
ロイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、
ノナノイル、デカノイル、ウンデカノイル、ラウロイ
ル、トリデカノイル、ミリストイル、パルミトイル、ス
テアロイル、アイコサノイル、ドコサノイル、ペンタコ
サノイルのような炭素数1乃至25個の直鎖又は分枝鎖
アルカノイル基を示し、好ましくは、炭素数1乃至12
個のアルカノイル基であり、更に好ましくは、炭素数1
乃至6個のアルカノイル基であり、特に好ましくは、炭
素数1乃至4個のアルカノイル基であり、最も好ましく
は、アセチル、プロピオニルである。
とは、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオ
クチルのような炭素数3乃至8個のシクロアルキル基を
示し、好ましくは、炭素数3乃至7個のシクロアルキル
基であり、更に好ましくは、炭素数3乃至6個のシクロ
アルキル基であり、特に好ましくは、シクロプロピルで
ある。
び、「<置換基群A>及び<置換基群B>より選択され
る基により置換されたアリール基」の「アリール基」と
は、フェニル、インデニル、ナフチル、フェナンスレニ
ル、アントラセニルのような炭素数6乃至14個の芳香
族炭化水素基を示し、好ましくはフェニル、ナフチルで
あり、更に好ましくは、フェニルである。
10個のシクロアルキル基と縮環していてもよく、例え
ば、2−インダニルのような基を挙げることができる。
び、「<置換基群A>及び<置換基群B>より選択され
る基により置換されたアラルキル基」の「アラルキル
基」とは、ベンジル、フェネチル、3−フェニルプロピ
ル、4−フェニルブチル、1−ナフチルメチル、2−ナ
フチルメチル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチ
ル、1−ナフチルジフェニルメチル、9−アンスリルメ
チルのような1乃至3個の「アリ−ル基」で置換された
「低級アルキル基」を示し、好ましくは、炭素数6乃至
10個のアリール基で1個置換された炭素数1乃至4個
のアルキル基である。
換基群A2>の定義における「低級アルコキシ基」と
は、前記「低級アルキル基」が酸素原子に結合した基を
示し、そのような基としては、例えば、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブ
トキシ、s−ブトキシ、t−ブトキシ、ペンチルオキ
シ、イソペンチルオキシ、2−メチルブトキシ、ネオペ
ントキシ、1−エチルプロポキシ、ヘキシルオキシ、イ
ソヘキシルオキシ、4−メチルペンチルオキシ、3−メ
チルペンチルオキシ、2−メチルペンチルオキシ、1−
メチルペンチルオキシ、3,3−ジメチルブトキシ、
2,2−ジメチルブトキシ、1,1−ジメチルブトキ
シ、1,2−ジメチルブトキシ、1,3−ジメチルブト
キシ、2,3−ジメチルブトキシ、2−エチルブトキシ
のような炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ
基を挙げることができ、好ましくは、炭素数1乃至4の
直鎖又は分枝鎖アルコキシ基であり、特に好ましくは、
メトキシ、エトキシである。
における「低級アルキルチオ基」とは、前記「低級アル
キル基」が硫黄原子に結合した基を示し、そのような基
としては、例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピル
チオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブチルチ
オ、s−ブチルチオ、t−ブチルチオ、ペンチルチオ、
イソペンチルチオ、2−メチルブチルチオ、ネオペンチ
ルチオ、1−エチルプロピルチオ、ヘキシルチオ、イソ
ヘキシルチオ、4−メチルペンチルチオ、3−メチルペ
ンチルチオ、2−メチルペンチルチオ、1−メチルペン
チルチオ、3,3−ジメチルブチルチオ、2,2−ジメ
チルブチルチオ、1,1−ジメチルブチルチオ、1,2
−ジメチルブチルチオ、1,3−ジメチルブチルチオ、
2,3−ジメチルブチルチオ、2−エチルブチルチオの
ような炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキルチオ
基を挙げることができ、好ましくは、炭素数1乃至4の
直鎖又は分枝鎖アルキルチオ基であり、特に好ましく
は、メチルチオ、エチルチオである。
キルスルフィニル基」とは、前記「低級アルキル基」が
スルフィニル基に結合した基を示し、そのような基とし
ては、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニ
ル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニ
ル、ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、s
−ブチルスルフィニル、t−ブチルスルフィニル、ペン
チルスルフィニル、イソペンチルスルフィニル、2−メ
チルブチルスルフィニル、ネオペンチルスルフィニル、
1−エチルプロピルスルフィニル、ヘキシルスルフィニ
ル、イソヘキシルスルフィニル、4−メチルペンチルス
ルフィニル、3−メチルペンチルスルフィニル、2−メ
チルペンチルスルフィニル、1−メチルペンチルスルフ
ィニル、3,3−ジメチルブチルスルフィニル、2,2
−ジメチルブチルスルフィニル、1,1−ジメチルブチ
ルスルフィニル、1,2−ジメチルブチルスルフィニ
ル、1,3−ジメチルブチルスルフィニル、2,3−ジ
メチルブチルスルフィニル、2−エチルブチルスルフィ
ニルのような炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキ
ルスルフィニル基を挙げることができ、好ましくは、炭
素数1乃至4の直鎖又は分枝鎖アルキルスルフィニル基
である。
置換基群B4>の定義における「シクロアルキルオキシ
基」とは、前記「シクロアルキル基」が酸素に結合した
基を示し、そのような基としては、例えば、シクロプロ
ピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキ
シ、シクロヘキシルオキシ、シクロヘプチルオキシ、シ
クロオクチルオキシのような炭素数3乃至8個のシクロ
アルキルオキシ基を挙げることができ、好ましくは、炭
素数3乃至7個のシクロアルキルオキシ基であり、更に
好ましくは、炭素数5又は6個のシクロアルキルオキシ
基であり、特に好ましくは、シクロペンチルオキシであ
る。
置換基群B2>の定義における「ハロゲノ低級アルコキ
シ基」とは、前記「ハロゲン原子」が前記「低級アルコ
キシ基」のアルキル部分に結合した基を示し、そのよう
な基としては、例えば、フルオロメトキシ、ジフルオロ
メトキシ、トリフルオロメトキシ、2−フルオロエトキ
シ、2−クロロエトキシ、2−ブロモエトキシ、2,2
−ジフルオロエトキシ、2,2,2−トリフルオロエト
キシ、2,2,2−トリクロロエトキシ、3−フルオロ
プロポキシ、4−フルオロブトキシ、クロロメトキシ、
トリクロロメトキシ、ヨードメトキシ、ブロモメトキシ
のような基を挙げることができ、好ましくは、炭素数1
乃至4個のハロゲノアルコキシ基であり、更に好ましく
は、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフル
オロメトキシ、2−フルオロエトキシ、2−クロロエト
キシ、2−ブロモエトキシ、3−フルオロプロポキシ、
4−フルオロブトキシ、クロロメトキシ、トリクロロメ
トキシ、ブロモメトキシであり、特に好ましくは、フル
オロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメト
キシである。
置換基群B2>の定義における「低級アルキレンジオキ
シ基」とは、例えば、メチレンジオキシ、エチレンジオ
キシ、トリメチレンジオキシ、テトラメチレンジオキ
シ、ペンタメチレンジオキシ、ヘキサメチレンジオキ
シ、プロピレンジオキシのような炭素数1乃至6個の直
鎖若しくは分枝鎖アルキレンジオキシ基を挙げることが
でき、好ましくは、炭素数1乃至4個のアルキレンジオ
キシ基であり、更に好ましくは、メチレンジオキシ、エ
チレンジオキシである。
定義における「ハロゲン原子で置換された低級アルキル
基」とは、前記「ハロゲン原子」が前記「低級アルキル
基」に結合した基を示し、そのような基としては、例え
ば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロ
メチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチ
ル、2,2,2−トリフルオロエチル、2,2,2−ト
リクロロエチル、3−フルオロプロピル、4−フルオロ
ブチル、クロロメチル、トリクロロメチル、2−クロロ
エチル、3−クロロプロピル、ブロモメチル、2−ブロ
モエチル、ヨードメチル、2−ヨードエチル、クロロジ
フルオロメチル、ブロモジフルオロメチルのような基を
挙げることができ、好ましくは、炭素数1乃至4個のハ
ロゲノアルキルであり、更に好ましくは、フルオロメチ
ル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、2−フル
オロエチル、3−フルオロプロピル、4−フルオロブチ
ル、クロロメチル、トリクロロメチル、ブロモメチルで
あり、特に好ましくは、フルオロメチル、ジフルオロメ
チル、トリフルオロメチルである。
基」とは、人体内で加水分解等の生物学的方法により除
去される基、即ち、式−NHRa (式中、Ra は、前記
と同意義を示す。)から、遊離のアミノ基(基−NH
2 )を生成する基を示し、そのような基か否かは、ラッ
トやマウスのような実験動物に経口投与又は静脈注射に
より投与し、その後の動物の体液を調べ、対応する化合
物又はその薬理学的に許容される塩を検出できるか否か
により決定でき、そのような基としては、例えば、前記
「アルカノイル基」;メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカル
ボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニ
ル、t−ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニ
ル、ヘキシルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキシ
カルボニルのような低級アルコキシカルボニル基;ベン
ジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジルオキシカ
ルボニル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニ
ル、2−ニトロベンジルオキシカルボニル、4−ニトロ
ベンジルオキシカルボニルのような、1乃至2個の低級
アルコキシ又はニトロ基でアリ−ル環が置換されていて
もよい「アラルキルオキシカルボニル基」;ホルミルオ
キシメチル、アセトキシメチル、プロピオニルオキシメ
チル、ブチリルオキシメチル、ピバロイルオキシメチ
ル、バレリルオキシメチル、イソバレリルオキシメチ
ル、ヘキサノイルオキシメチルのような「アルカノイル
オキシメチル基」;メトキシカルボニルオキシメチル、
エトキシカルボニルオキシメチル、プロポキシカルボニ
ルオキシメチル、イソプロポキシカルボニルオキシメチ
ル、ブトキシカルボニルオキシメチル、イソブトキシカ
ルボニルオキシメチル、ペンチルオキシカルボニルオキ
シメチルのような低級アルコキシカルボニルオキシメチ
ル基;及び(5−フェニル−2−オキソ−1,3−ジオ
キソレン−4−イル)メチル、〔5−(4−メチルフェ
ニル)−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イ
ル〕メチル、〔5−(4−メトキシフェニル)−2−オ
キソ−1,3−ジオキソレン−4−イル〕メチル、〔5
−(4−フルオロフェニル)−2−オキソ−1,3−ジ
オキソレン−4−イル〕メチル、〔5−(4−クロロフ
ェニル)−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イ
ル〕メチル、(2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4
−イル)メチル、(5−メチル−2−オキソ−1,3−
ジオキソレン−4−イル)メチル、(5−エチル−2−
オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル、
(5−プロピル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−
4−イル)メチル、(5−イソプロピル−2−オキソ−
1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル、(5−ブチ
ル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メ
チルのような、ジオキソレンの5位が前記「低級アルキ
ル」又は前記「アリール」によって置換されていてもよ
い「(2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)
メチル基」;等を挙げることができ、好ましくは、炭素
数1乃至12個の「アルカノイル基」、炭素数2乃至5
個の「アルコキシカルボニル基」、炭素数7乃至8個の
「アラルキルオキシカルボニル基」、炭素数3乃至6個
の「アルカノイルオキシメチル基」、炭素数3乃至6個
の「アルコキシカルボニルオキシメチル基」又は「(2
−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル
基」であり、更に好ましくは、アセチル、プロピオニ
ル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリ
ル、ピバロイル、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、ベンジルオキシカルボニル、アセチルオキシメチ
ル、プロピオニルオキシメチル、メトキシカルボニルオ
キシメチル、エトキシカルボニルオキシメチル、(5−
メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イ
ル)メチル又は(5−フェニル−2−オキソ−1,3−
ジオキソレン−4−イル)メチルであり、特に好ましく
は、アセチルである。
ル、エチル、アミノ、アセチルアミノ、プロピオニルア
ミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルアミノ、バレリル
アミノ、イソバレリルアミノ、ピバロイルアミノ、メト
キシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、ベ
ンジルオキシカルボニルアミノ、アセチルオキシメチル
アミノ、プロピオニルオキシメチルアミノ、メトキシカ
ルボニルオキシメチルアミノ、エトキシカルボニルオキ
シメチルアミノ、(5−メチル−2−オキソ−1,3−
ジオキソレン−4−イル)メチルアミノ及び(5−フェ
ニル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)
メチルアミノを挙げることができ、更に好ましくは、メ
チル、アミノ、アセチルアミノであり、特に好ましく
は、アミノ、アセチルアミノである。
基;4−メルカプトフェニル、4−アセチルチオフェニ
ル、4−プロピオニルチオフェニル、4−フルオロフェ
ニル、4−クロロフェニル、4−ブロモフェニル、p−
トリル、4−エチルフェニル、4−メトキシフェニル、
4−エトキシフェニル、4−メチルチオフェニル、4−
エチルチオフェニル、4−メチルスルフィニルフェニ
ル、4−エチルスルフィニルフェニル、3,4−ジフル
オロフェニル、2,4−ジフルロフェニル、3,4−ジ
クロロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、3,4−
ジメチルフェニル、3,4−ジメトキシフェニル、3−
クロロ−4−フルオロフェニル、3−クロロ−4−メト
キシフェニル、3−フルオロ−4−メトキシフェニル、
3−メチル−4−メトキシフェニル、3,5−ジクロロ
−4−メトキシフェニル、4−メトキシ−3,5−ジメ
チルフェニルのような、メルカプト、C1 −C4 アルカ
ノイイルチオ、ハロゲン、C1 −C4 アルキル、C1 −
C4 アルコキシ、C1 −C4アルキルチオ及びC1 −C4
アルキルスルフィニルから選ばれる1乃至3個の置換
基を有するフェニル基;4−トリフルオロメチルフェニ
ル、4−ジフルオロメトキシフェニル、4−トリフルオ
ロメトキシフェニルような、トリフルオロメチル、ジフ
ルオロメトキシ若しくはトリフルオロメトキシ置換フェ
ニル;3,4−メチレンジオキシフェニル、3,4−エ
チレンジオキシフェニルのような、メチレンジオキシ若
しくはエチレンジオキシ置換フェニル基を挙げることが
できる。更に、R2 が、置換基を有するフェニル基を示
す場合、その置換基の数は、好ましくは1乃至3個であ
り、更に好ましくは、1又は2個である。
子;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン原
子;メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチルのようなC1
−C4 アルキル基;及びフルオロメチル、クロロメチ
ル、ブロモメチル、ヨードメチル、ジフルオロメチル、
トリフルオロメチル、2−フルオロエチル、3−フルオ
ロプロピル、4−フルオロブチル、2−クロロエチル、
3−クロロプロピルのようなハロゲノC1 −C4 アルキ
ル基を挙げることができ、更に好ましくは、水素原子;
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン原子;メ
チル基、エチル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチ
ル基、2−フルオロエチル基又は2−クロロエチル基で
ある。
子;メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、
ヘキシルのようなC1 −C6 アルキル基;置換基とし
て、ヒドロキシ、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のような
ハロゲン、及びメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ
プロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、
t−ブトキシのようなC1 −C4 アルコキシから選ばれ
る置換基を有する前記のアルキル基;シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シク
ロヘプチルのようなC 3 −C7 シクロアルキル基;下記
の置換基を有していてもよいフェニル、ナフチルのよう
なC6 −C10アリール基;アリール部分に下記の置換基
を有していてもよいベンジル、フェネチル、3−フェニ
ルプロピル、4−フェニルブチル、1−ナフチルメチ
ル、2−ナフチルメチルのようなC6 −C10アリールC
1 −C4 アルキル基(ここに、上記アリール基又はアリ
ールアルキル基のアリール部分の置換基は、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン;メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s−ブ
チル、t−ブチルのようなC 1 −C4 アルキル;フルオ
ロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ク
ロロメチル、トリクロロメチル、クロロジフルオロメチ
ル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、2−ブロ
モエチル、2−ヨードエチル、3−フルオロプロピル、
4−フルオロプロピルのようなハロゲノC1 −C4 アル
キル;メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、t−ブト
キシのようなC1 −C4 アルコキシ基;シクロプロピル
オキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、
シクロヘキシルオキシ、シクロヘプチルオキシのような
C3 −C7 シクロアルキルオキシである。)を挙げるこ
とができ、更に好ましくは、水素原子;メチル、エチ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチルのようなC1 −
C4 アルキル基;フルオロメチル、ジフルオロメチル、
クロロジフルオロメチル、ブロモジフルオロメチル、ト
リフルオロメチル、2−フルオロエチル、2,2,2−
トリフルオロエチルのようなモノ、ジ若しくはトリハロ
ゲノC1 −C4 アルキル基;ヒドロキシメチル基;メト
キシメチル、エトキシメチルのようなC1 −C4 アルコ
キシメチル基;シクロプロピル、シクロブチル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシルのようなC3 −C6 シクロア
ルキル基;フェニル基;4−フルオロフェニル、2,4
−ジフルオロフェニルのようなモノ若しくはジフルオロ
フェニル基;4−メトキシフェニル、3,4−ジメトキ
シフェニルのようなモノ若しくはジメトキシフェニル
基;p−トリル、o−トリルのようなトリル基;3−シ
クロペンチルオキシ−4−メトキシフェニルのようなシ
クロペンチルオキシ(メトキシ)フェニル基;4−トリ
フルオロメチルフェニルのようなトリフルオロメチルフ
ェニル基;ベンジル基;4−メトキシベンジル、3−シ
クロペンチルオキシ−4−メトキシベンジルのような置
換ベンジル基;フェネチル基;1−ナフチル、2−ナフ
チルのようなナフチル基;1−ナフチルメチル、2−ナ
フチルメチルのようなナフチルメチル基である。
の化合物(I)及び(II)は、塩にすることができる
ので、その塩をいい、そのような塩としては、好適には
ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩のようなアルカ
リ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩のようなアル
カリ土類金属塩、アルミニウム塩、鉄塩、亜鉛塩、銅
塩、ニッケル塩、コバルト塩等の金属塩;アンモニウム
塩のような無機塩、t−オクチルアミン塩、ジベンジル
アミン塩、モルホリン塩、グルコサミン塩、フェニルグ
リシンアルキルエステル塩、エチレンジアミン塩、N−
メチルグルカミン塩、グアニジン塩、ジエチルアミン
塩、トリエチルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、
N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩、クロロプロ
カイン塩、プロカイン塩、ジエタノールアミン塩、N−
ベンジル−フェネチルアミン塩、ピペラジン塩、テトラ
メチルアンモニウム塩、トリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン塩のような有機塩等のアミン塩;又、本発明
の化合物(I)及び(II)は、大気中に放置しておく
ことにより、水分を吸収し、吸着水が付いたり、水和物
となる場合があり、そのような塩も本発明に包含され
る。
種の溶媒を吸収し、溶媒和物となる場合があるが、その
ような塩も本発明に包含される。
内に不斉炭素を有する場合があり、各々がR配位、S配
位である立体異性体が存在するが、その各々、あるいは
それらの任意の割合の混合物のいずれも本発明に包含さ
れる。
としては、例えば、下記表1(一般式(I)で表される
化合物)及び表2(一般式(II)で表される化合物)に
示すような化合物を挙げることができる。
は、ブチルを示し、Byr は、ブチリルを示し、iByrは、
イソブチリルを示し、Bzは、ベンジルを示し、Etは、エ
チルを示し、For は、ホルミルを示し、Meは、メチルを
示し、Phは、フェニルを示し、Piv は、ピバロイルを示
し、cPn は、シクロペンチルを示し、Prは、プロピルを
示し、cPr は、シクロプロピルを示し、iPr は、イソプ
ロピルを示し、Prn は、プロピオニルを示し、iValは、
イソバレリルを示し、Val は、バレリルを示す。
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2) 4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 3) 1−(4−フルオロフェニル)−2−(4−スル
ファモイルフェニル)ピロール、 4) 1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 5) 5−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−
2−(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール、 6) 2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−1
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 7) 1−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 8) 4−エチル−2−(4−メトキシフェニル)−1
−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 9) 2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 10) 4−メチル−2−(4−メチルチオフェニル)
−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 11) 2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−
1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 12) 2−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−
4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール、 13) 2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)
−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピ
ロール、 14) 4−メチル−2−フェニル−1−(4−スルフ
ァモイルフェニル)ピロール、 15) 2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 16) 2−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−
4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロ
ール、 17) 4−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 18) 5−クロロ−1−(4−メトキシフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 19) 1−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチ
ル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 20) 5−クロロ−1−(4−エトキシフェニル)−
2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 21) 5−クロロ−1−(4−メチルチオフェニル)
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 22) 1−(4−エチルチオフェニル)−4−メチル
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 23) 2−(3,5−ジメチルフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 24) 1−(4−メルカプトフェニル)−4−メチル
−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 25) 1−(4−アセチルチオフェニル)−4−メチ
ル−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 26) 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニ
ル)−4−メチル−2−(4−メトキシフェニル)ピロ
ール、及び 27) 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニ
ル)−4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)
ピロール であり、特に好ましくは、上記、2)、6)、9)、1
0)、11)、12)、13)、15)、17)、2
6)、27)の化合物であり、最も好ましくは、1
1)、15)、17)、26)、27)の化合物であ
る。
癌転移抑制活性、特に、優れた癌肺転移抑制活性を有
し、且つ、毒性もないので、癌転移抑制剤、特に、優れ
た癌肺転移抑制剤として有用である。
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤若しくはシロップ剤等
による経口投与又は注射剤若しくは坐剤等による非経口
投与を挙げることができ、これらの製剤は、賦形剤(例
えば、乳糖、白糖、葡萄糖、マンニトール、ソルビトー
ルのような糖誘導体;トウモロコシデンプン、バレイシ
ョデンプン、α澱粉、デキストリンのような澱粉誘導
体;結晶セルロースのようなセルロース誘導体;アラビ
アゴム;デキストラン;プルランのような有機系賦形
剤:及び、軽質無水珪酸、合成珪酸アルミニウム、珪酸
カルシウム、メタ珪酸アルミン酸マグネシウムのような
珪酸塩誘導体;燐酸水素カルシウムのような燐酸塩;炭
酸カルシウムのような炭酸塩;硫酸カルシウムのような
硫酸塩等の無機系賦形剤を挙げることができる。)、滑
沢剤(例えば、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸マグネシウムのようなステアリン酸金
属塩;タルク;コロイドシリカ;ビーガム、ゲイ蝋のよ
うなワックス類;硼酸;アジピン酸;硫酸ナトリウムの
ような硫酸塩;グリコール;フマル酸;安息香酸ナトリ
ウム;DLロイシン;脂肪酸ナトリウム塩;ラウリル硫
酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグネシウムのようなラウ
リル硫酸塩;無水珪酸、珪酸水和物のような珪酸類;及
び、上記澱粉誘導体を挙げることができる。)、結合剤
(例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、マ
クロゴール、及び、前記賦形剤と同様の化合物を挙げる
ことができる。)、崩壊剤(例えば、低置換度ヒドロキ
シプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースカルシウム、内部架橋カル
ボキシメチルセルロースナトリウムのようなセルロース
誘導体;カルボキシメチルスターチ、カルボキシメチル
スターチナトリウム、架橋ポリビニルピロリドンのよう
な化学修飾されたデンプン・セルロース類を挙げること
ができる。)、安定剤(メチルパラベン、プロピルパラ
ベンのようなパラオキシ安息香酸エステル類;クロロブ
タノール、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコ
ールのようなアルコール類;塩化ベンザルコニウム;フ
ェノール、クレゾールのようなフェノール類;チメロサ
ール;デヒドロ酢酸;及び、ソルビン酸を挙げることが
できる。)、矯味矯臭剤(例えば、通常使用される、甘
味料、酸味料、香料等を挙げることができる。)、希釈
剤等の添加剤を用いて周知の方法で製造される。
り異なるが、例えば,経口投与の場合には、成人に対し
て1日あたり、下限として0.01mg/kg(好まし
くは0.1mg/kg)、上限として、50mg/kg
(好ましくは10mg/kg)を1回又は数回に分け
て、症状に応じて投与することが望ましい。静脈内投与
の場合には、成人に対して1日当たり、下限として0.
001mg/kg(好ましくは0.01mg/kg)、
上限として、10mg/kg(好ましくは5mg/k
g)を1回又は数回に分けて、症状に応じて投与するこ
とが望ましい。
を更に具体的に説明する。
果の例として、癌肺転移抑制効果を示すが、本発明はこ
れに限定されるわけではない。
いての肺転移抑制効果 1群10匹のC57BL/6マウス(雌性、8週齢)
に、マウス悪性黒色腫B16−BL6細胞を3 x 10
4 個を尾静脈内に移植した。
に、1匹あたり3μgの細菌性リポポリサッカライド
(LPS)を尾静脈内投与し、肺への転移を促進した
[M.J.アナサガスチ(Anasagasti)他、ジャ−ナル・
オブ・ナショナル・キャンサー・リサーチ(J. Natl. Ca
ncer Research) 89、645−651(199
7)]。
キシブ、MK−966、及びインドメタシンを使用し、
0.5%カルボキシメチルセルロース(CMC)含有滅
菌蒸留水にて懸濁し、1日1回1mg/kgを、腫瘍細
胞移植日より5日間経口投与した。
6−BL6細胞の尾静脈内移植後10日目の肺での転移
コロニー数を算定し、肺転移抑制率(LMI%)で評価
した。
による肺転移促進の有無に関わらず、本願組成物は、マ
ウス悪性黒色腫B16−BL6細胞の肺転移を抑制し
た。
(外科的腫瘍摘出手術時における癌転移促進を反映して
いるような条件)において、COX−2選択的阻害剤で
ある、セレコキシブ及びMK−966、並びに、代表的
NSAIDである、インドメタシンが肺転移抑制作用を
示さない中、本願組成物は、強い肺転移抑制作用を示し
た。
中に入れた、化合物(1)の混合物を調製し、正置換ポ
ンプでゼラチン中に注入して、100 mgの活性成分を含有
するソフトカプセルを得、洗浄後、乾燥する。
ド性二酸化珪素、5 mgのステアリン酸マグネシウム、27
5 mgの微結晶性セルロ−ス、11 mg のデンプン及び98.8
mg のラクト−スを用いて製造する。
リコ−ル中で撹拌し、次いで、注射用水で一定容量にし
た後、滅菌して製造する。
ナトリウムカルボキシメチルセルロ−ス、5 mgの安息香
酸ナトリウム、1.0 g のソルビト−ル溶液 (日本薬局
方) 及び0.025 mlのバニリンを含有するように製造す
る。
反応惹起)による肺転移促進の有無に関わらず、マウス
悪性黒色腫B16−BL6細胞の肺転移を抑制した。
(外科的腫瘍摘出手術時における癌転移促進を反映して
いるような条件)において、COX−2選択的阻害剤で
ある、セレコキシブ及びMK−966、並びに、代表的
NSAIDである、インドメタシンが肺転移抑制作用を
示さない中、本願組成物は、強い肺転移抑制作用を示し
た。
疾患の予防又は治療剤として有用である。
Claims (15)
- 【請求項1】COX−2選択的阻害剤を含有する癌転移
抑制剤。 - 【請求項2】一般式(I)又は一般式(II) 【化1】 〔式中、 Rは、水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基を示
し、 R1 は、低級アルキル基、アミノ基又は式−NHRa
(式中、Ra は、生体内で除去される基を示す。)を有
する基を示し、 R2 は、フェニル基、或いは、<置換基群A>及び<置
換基群B>より選択される基により置換されたフェニル
基を示し、 R3 は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、又
は<置換基群A>より選択される基により置換された低
級アルキル基を示し、 R4 は、水素原子、低級アルキル基、<置換基群A>よ
り選択される基により置換された低級アルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基、<置換基群A>及び<置換
基群B>より選択される基により置換されたアリール
基、アラルキル基、或いは、<置換基群A>及び<置換
基群B>より選択される基により置換されたアラルキル
基を示す。〕で表される化合物又はその薬理上許容され
る塩を含有する癌転移抑制剤。 <置換基群A>水酸基、ハロゲン原子、低級アルコキシ
基及び低級アルキルチオ基。 <置換基群B>低級アルキル基、アルカノイルオキシ
基、メルカプト基、アルカノイルチオ基、低級アルキル
スルフィニル基、<置換基群A>より選択される基によ
り置換された低級アルキル基、シクロアルキルオキシ
基、ハロゲノ低級アルコキシ基、及び低級アルキレンジ
オキシ基。 - 【請求項3】請求項2において、Rが、水素原子、フッ
素原子、塩素原子又はメチル基である、癌転移抑制剤。 - 【請求項4】請求項2において、Rが、水素原子であ
る、癌転移抑制剤。 - 【請求項5】請求項2乃至4より選択されるいずれか1
項において、R1 が、メチル基、アミノ基又はアセチル
アミノ基である、癌転移抑制剤。 - 【請求項6】請求項2乃至4より選択されるいずれか1
項において、R1 が、アミノ基又はアセチルアミノ基で
ある、癌転移抑制剤。 - 【請求項7】請求項2乃至6より選択されるいずれか1
項において、R2 が、フェニル基、或いは、<置換基群
A1>及び<置換基群B1>より選択される基により置
換されたフェニル基である、癌転移抑制剤。 <置換基群A1>ハロゲン原子、低級アルコキシ基及び
低級アルキルチオ基。 <置換基群B1>低級アルキル基、メルカプト基、アル
カノイルチオ基、<置換基群A1>より選択される基に
より置換された低級アルキル基、ハロゲノ低級アルコキ
シ基及び低級アルキレンジオキシ基。 - 【請求項8】請求項2乃至6より選択されるいずれか1
項において、R2 が、フェニル基、或いは、<置換基群
A1>及び<置換基群B2>より選択される基により置
換されたフェニル基である、癌転移抑制剤。 <置換基群A1>ハロゲン原子、低級アルコキシ基及び
低級アルキルチオ基。 <置換基群B2>低級アルキル基、メルカプト基、アル
カノイルチオ基、ハロゲン原子により置換された低級ア
ルキル基、ハロゲノ低級アルコキシ基及び低級アルキレ
ンジオキシ基。 - 【請求項9】請求項2乃至8より選択されるいずれか1
項において、R3 が、水素原子、ハロゲン原子、低級ア
ルキル基、又は、<置換基群A1>より選択される基に
より置換された低級アルキル基である、癌転移抑制剤。 <置換基群A1>ハロゲン原子、低級アルコキシ基及び
低級アルキルチオ基。 - 【請求項10】請求項2乃至8より選択されるいずれか
1項において、R3 が、水素原子、ハロゲン原子、低級
アルキル基、又はハロゲン原子により置換された低級ア
ルキル基である、癌転移抑制剤。 - 【請求項11】請求項2乃至10より選択されるいずれ
か1項において、R4 が、水素原子、低級アルキル基、
<置換基群A>より選択される基により置換された低級
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、<置換基
群A1>及び<置換基群B3>より選択される基により
置換されたアリール基、アラルキル基、或いは、<置換
基群A1>及び<置換基群B3>より選択される基によ
り置換されたアラルキル基である、癌転移抑制剤。 <置換基群A1>ハロゲン原子、低級アルコキシ基及び
低級アルキルチオ基。 <置換基群B3>低級アルキル基、<置換基群A>より
選択される基により置換された低級アルキル基、及びシ
クロアルキルオキシ基。 - 【請求項12】請求項2乃至10より選択されるいずれ
か1項において、R4 が、水素原子、低級アルキル基、
<置換基群A2>より選択される基により置換された低
級アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、<置換
基群A2>及び<置換基群B4>より選択される基によ
り置換されたアリール基、アラルキル基、或いは、<置
換基群A2>及び<置換基群B4>より選択される基に
より置換されたアラルキル基である、癌転移抑制剤。 <置換基群A2>水酸基、ハロゲン原子及び低級アルコ
キシ基。 <置換基群B4>低級アルキル基、ハロゲン原子により
置換された低級アルキル基、及びシクロアルキルオキシ
基。 - 【請求項13】請求項2において、以下で表される化合
物又はその薬理上許容される塩を含有する癌転移抑制
剤。 3−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−(4−
スルファモイルフェニル)ピロール、 4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−(4−
スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−フルオロフェニル)−2−(4−スルファモ
イルフェニル)ピロール、 1−(4−フルオロフェニル)−4−メチル−2−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 5−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−2−
(4−メチルスルホニルフェニル)ピロール、 2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−1−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 4−エチル−2−(4−メトキシフェニル)−1−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1−(4−
スルファモイルフェニル)ピロール、 4−メチル−2−(4−メチルチオフェニル)−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−4−メ
チル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 4−メチル−2−フェニル−1−(4−スルファモイル
フェニル)ピロール、 2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−4−メチ
ル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 4−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 5−クロロ−1−(4−メトキシフェニル)−2−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチル−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 5−クロロ−1−(4−エトキシフェニル)−2−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 5−クロロ−1−(4−メチルチオフェニル)−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−エチルチオフェニル)−4−メチル−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(3,5−ジメチルフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−メルカプトフェニル)−4−メチル−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−アセチルチオフェニル)−4−メチル−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−4−
メチル−2−(4−メトキシフェニル)ピロール、 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−4−
メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)ピロール。 - 【請求項14】請求項2において、以下で表される化合
物又はその薬理上許容される塩を含有する癌転移抑制
剤。 2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1−(4−
スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4
−スルファモイルフェニル)ピロール、 2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチル−1−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 4−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−
(4−スルファモイルフェニル)ピロール、 1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−4−
メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)ピロール。 - 【請求項15】請求項2乃至14より選択されるいずれ
か1項において、癌転移抑制剤が癌肺転移抑制剤であ
る、癌転移抑制剤。
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---|---|---|---|
JP01405999A JP3770450B2 (ja) | 1998-01-28 | 1999-01-22 | 癌転移抑制剤 |
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JP1530698 | 1998-01-28 | ||
JP01405999A JP3770450B2 (ja) | 1998-01-28 | 1999-01-22 | 癌転移抑制剤 |
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JP (1) | JP3770450B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010533205A (ja) * | 2007-07-12 | 2010-10-21 | トラガラ ファーマシューティカルズ,インク. | 癌、腫瘍、および腫瘍関連障害を治療するための方法および組成物 |
JP2011506277A (ja) * | 2007-11-28 | 2011-03-03 | トラガラ ファーマシューティカルズ,インク. | Cox−2阻害薬と代謝拮抗物質との組み合わせを使用する癌治療 |
-
1999
- 1999-01-22 JP JP01405999A patent/JP3770450B2/ja not_active Expired - Fee Related
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