JPH11276374A - シャワールーム - Google Patents
シャワールームInfo
- Publication number
- JPH11276374A JPH11276374A JP8572598A JP8572598A JPH11276374A JP H11276374 A JPH11276374 A JP H11276374A JP 8572598 A JP8572598 A JP 8572598A JP 8572598 A JP8572598 A JP 8572598A JP H11276374 A JPH11276374 A JP H11276374A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- shower
- floor
- shower room
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 座ってシャワー浴ができるシャワールームを
提供する。 【解決手段】 座部４を有し一体に成形された床部５
と、壁６と、扉７と、天井８と、壁面に取付けたシャワ
ー装置９とから構成し、前記座部４に勾配を設ける。こ
れにより、人が座った時の体重を床部で支えることにな
り、頑強な座部を提供することができ、かつシャワー装
置９のみ壁面に取付ける構成とすることにより、壁面の
取付けに必要な構成も簡易化させることができ、またシ
ャワーの水残りも無く快適なシャワールームを提供でき
る。
提供する。 【解決手段】 座部４を有し一体に成形された床部５
と、壁６と、扉７と、天井８と、壁面に取付けたシャワ
ー装置９とから構成し、前記座部４に勾配を設ける。こ
れにより、人が座った時の体重を床部で支えることにな
り、頑強な座部を提供することができ、かつシャワー装
置９のみ壁面に取付ける構成とすることにより、壁面の
取付けに必要な構成も簡易化させることができ、またシ
ャワーの水残りも無く快適なシャワールームを提供でき
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、座ってシャワーを
浴びることができるシャワールームに関する。
浴びることができるシャワールームに関する。
【０００２】
【従来の技術】シャワールームに関しては、特開平７−
２７５１５０号公報に示されるようなものが知られてお
り、これは図５に示すように座部１を有したシャワー室
の壁面２に複数の噴出ノズル３配置し、この複数の噴出
ノズル３より温水を噴出するようになっている。この従
来のシャワールームでは、座部は壁面に取付ける方法あ
るいは床面に椅子を置くという方法が用いられていた。
２７５１５０号公報に示されるようなものが知られてお
り、これは図５に示すように座部１を有したシャワー室
の壁面２に複数の噴出ノズル３配置し、この複数の噴出
ノズル３より温水を噴出するようになっている。この従
来のシャワールームでは、座部は壁面に取付ける方法あ
るいは床面に椅子を置くという方法が用いられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、座部を
壁面に取付ける場合は、座面に人の体重がかかるので、
取付ける壁面の強度を強くする必要があるなどの課題が
あった。また、床面に椅子を置くという方式で、椅子の
固定をしようとすると金具などを用いて固定しなくては
ならず複雑な設計となる課題があった。さらに、座りこ
ごちが良く日常のお手入れもし易くするという課題があ
った。
壁面に取付ける場合は、座面に人の体重がかかるので、
取付ける壁面の強度を強くする必要があるなどの課題が
あった。また、床面に椅子を置くという方式で、椅子の
固定をしようとすると金具などを用いて固定しなくては
ならず複雑な設計となる課題があった。さらに、座りこ
ごちが良く日常のお手入れもし易くするという課題があ
った。
【０００４】本発明は上記課題を解決し、快適に座って
シャワー浴ができるシャワールームを提供することを目
的とする。
シャワー浴ができるシャワールームを提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、座部を有し一体に成形された床部と、壁と、
扉と、天井と、壁面に取付けたシャワー装置とから構成
し、前記座部に勾配を設けた構成にしたものである。
するため、座部を有し一体に成形された床部と、壁と、
扉と、天井と、壁面に取付けたシャワー装置とから構成
し、前記座部に勾配を設けた構成にしたものである。
【０００６】上記発明によれば、座部を有し一体に成形
された床部により、人が座った時の体重を床部で支える
ことになり、頑強な座部を提供することができ、シャワ
ー装置のみ壁面に取付ける構成にすることにより、壁面
の取付けに必要な構成も簡易化させることができる。さ
らに、座部に勾配を設けることにより、座りこごちも良
く、使用者がシャワーを使用した後のシャワー水の水残
りも無く衛生的でかつお手入れもし易くなる。
された床部により、人が座った時の体重を床部で支える
ことになり、頑強な座部を提供することができ、シャワ
ー装置のみ壁面に取付ける構成にすることにより、壁面
の取付けに必要な構成も簡易化させることができる。さ
らに、座部に勾配を設けることにより、座りこごちも良
く、使用者がシャワーを使用した後のシャワー水の水残
りも無く衛生的でかつお手入れもし易くなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１にかかる発明
は、座部を有し一体に成形された床部と、壁と、扉と、
天井と、壁面に取付けたシャワー装置とから構成し、前
記座部に勾配を設けた構成にしたものである。
は、座部を有し一体に成形された床部と、壁と、扉と、
天井と、壁面に取付けたシャワー装置とから構成し、前
記座部に勾配を設けた構成にしたものである。
【０００８】そして、座部を有し一体に成形された床部
により、人が座った時の体重を床部で支えることにな
り、頑強な座部を提供することができ、シャワー装置の
み壁面に取付ける構成にすることにより、壁面の取付け
に必要な構成も簡易化させることができる。さらに、座
部に勾配を設けることにより、座りこごちも良く、使用
者がシャワーを使用した後のシャワー水の水残りも無く
衛生的でかつお手入れもし易くなる。
により、人が座った時の体重を床部で支えることにな
り、頑強な座部を提供することができ、シャワー装置の
み壁面に取付ける構成にすることにより、壁面の取付け
に必要な構成も簡易化させることができる。さらに、座
部に勾配を設けることにより、座りこごちも良く、使用
者がシャワーを使用した後のシャワー水の水残りも無く
衛生的でかつお手入れもし易くなる。
【０００９】本発明の請求項２にかかる発明は、座部を
有し一体に成形された床部において、座部は弾力性のあ
る部材とし、座部は周囲より上方に位置する構成にした
ものである。
有し一体に成形された床部において、座部は弾力性のあ
る部材とし、座部は周囲より上方に位置する構成にした
ものである。
【００１０】そして、弾力性のある部材にすることによ
り、臀部の座りごこちを良くすることができ、快適なシ
ャワー浴を実現できる。さらに、座部を上方に位置する
構成とすることにより、使用者がシャワーを使用した後
の座部のシャワー水の水残りも無く、衛生的でかつお手
入れもし易くなる。
り、臀部の座りごこちを良くすることができ、快適なシ
ャワー浴を実現できる。さらに、座部を上方に位置する
構成とすることにより、使用者がシャワーを使用した後
の座部のシャワー水の水残りも無く、衛生的でかつお手
入れもし易くなる。
【００１１】本発明の請求項３にかかる発明は、座部を
有し一体に成形された床部において、座部は弾力性のあ
る部材を脱着可能に構成し、座部は周囲より上方に位置
する構成にしたものである。
有し一体に成形された床部において、座部は弾力性のあ
る部材を脱着可能に構成し、座部は周囲より上方に位置
する構成にしたものである。
【００１２】そして、脱着可能にすることにより座部の
掃除なども容易にでき、弾力性のある部材の耐久寿命が
来た場合でも、部材のみの交換で済ませることができ
る。また、座部を上方に位置する構成とすることによ
り、使用者がシャワーを使用した後の座部のシャワー水
の水残りも無く、衛生的でかつお手入れもし易くなる。
掃除なども容易にでき、弾力性のある部材の耐久寿命が
来た場合でも、部材のみの交換で済ませることができ
る。また、座部を上方に位置する構成とすることによ
り、使用者がシャワーを使用した後の座部のシャワー水
の水残りも無く、衛生的でかつお手入れもし易くなる。
【００１３】本発明の請求項４にかかる発明は、座部の
勾配は、使用者が座ったときの臀部に向けて下り勾配と
してある。
勾配は、使用者が座ったときの臀部に向けて下り勾配と
してある。
【００１４】そして、使用者が座ったときの臀部に向け
て下り勾配となることにより、最も荷重の加わる位置が
低くなるので、ゆったりと座ることができ、座りこごち
を改良できる。
て下り勾配となることにより、最も荷重の加わる位置が
低くなるので、ゆったりと座ることができ、座りこごち
を改良できる。
【００１５】本発明の請求項５にかかる発明は、壁面に
取付けたシャワー装置は、複数のノズルを有するアーム
および背面に設置した複数のノズルにより、座部に座っ
た使用者の全身をミストで包み込む構成とする。
取付けたシャワー装置は、複数のノズルを有するアーム
および背面に設置した複数のノズルにより、座部に座っ
た使用者の全身をミストで包み込む構成とする。
【００１６】そして、全身を温水ミストで包み込む構成
とすることにより、通常の浴槽入浴と同等の温熱効果が
得られ、かつ水圧による身体への負担も少なく快適なシ
ャーワー浴をシャワールームにて実現できる。
とすることにより、通常の浴槽入浴と同等の温熱効果が
得られ、かつ水圧による身体への負担も少なく快適なシ
ャーワー浴をシャワールームにて実現できる。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【００１８】（実施例１）図１にシャワールームの斜視
図を示す。座部４を有する一体に成形された床部５と、
壁６と扉７と天井８でシャワールームの外郭を構成す
る。壁面にシャワー装置９を取付けることによりシャワ
ールームを構成する。
図を示す。座部４を有する一体に成形された床部５と、
壁６と扉７と天井８でシャワールームの外郭を構成す
る。壁面にシャワー装置９を取付けることによりシャワ
ールームを構成する。
【００１９】床部５はＦＲＰで構成し、図１に示すよう
に座部４と洗い場部１１と立ち面部１０を一体に成形
し、洗い場部１１の中央部にシャワー排水の為のマスフ
タ１２を設けている。床部５は、６箇所のボルト５ａで
地面と接する構成とする。床部５の壁が立つ周囲の裏面
は合成木材で補強し、洗い場部１１の裏面も平板の構成
木材で補強する。座部４は、洗い場部１１より約４０ｃ
ｍ上方に位置するようにし、角バイプ５ｂでアングルを
構成し、ボルト５ａで地面と接するように構成する。
に座部４と洗い場部１１と立ち面部１０を一体に成形
し、洗い場部１１の中央部にシャワー排水の為のマスフ
タ１２を設けている。床部５は、６箇所のボルト５ａで
地面と接する構成とする。床部５の壁が立つ周囲の裏面
は合成木材で補強し、洗い場部１１の裏面も平板の構成
木材で補強する。座部４は、洗い場部１１より約４０ｃ
ｍ上方に位置するようにし、角バイプ５ｂでアングルを
構成し、ボルト５ａで地面と接するように構成する。
【００２０】このように構成した床部５に、壁６と扉７
と天井８を組み立てることによりシャワールームを構成
し、壁面にシャワー装置９を取付ける。シャワールーム
に適時、照明１３や収納だな１４を設ける。
と天井８を組み立てることによりシャワールームを構成
し、壁面にシャワー装置９を取付ける。シャワールーム
に適時、照明１３や収納だな１４を設ける。
【００２１】上述したように、座部４を有し一体に成形
された床部に５より、人が座った時の体重は床面で支え
ることになる。床面は、６箇所のボルト５ａで地面と接
する構成としてあるので、頑強な座部４を提供すること
ができる。そして、シャワー装置９の取り付けは、数箇
所をフィッシャープラグで取付ける方法や、壁の裏面に
合板を貼り付けビスで取付けるなど簡易な構成で行う。
された床部に５より、人が座った時の体重は床面で支え
ることになる。床面は、６箇所のボルト５ａで地面と接
する構成としてあるので、頑強な座部４を提供すること
ができる。そして、シャワー装置９の取り付けは、数箇
所をフィッシャープラグで取付ける方法や、壁の裏面に
合板を貼り付けビスで取付けるなど簡易な構成で行う。
【００２２】壁面に取付けるシャワー装置９は、８箇所
のノズル９ａを有し、矢印Ａ方向に可動自在なアーム９
ｂおよび背面に設置した４個所のノズル９ｃにより、座
部４に座った使用者の全身を温水のミストで包み込むよ
うに構成する。このようなミスト状のシャワーにより浴
槽入浴と同等の温熱効果が得られる。
のノズル９ａを有し、矢印Ａ方向に可動自在なアーム９
ｂおよび背面に設置した４個所のノズル９ｃにより、座
部４に座った使用者の全身を温水のミストで包み込むよ
うに構成する。このようなミスト状のシャワーにより浴
槽入浴と同等の温熱効果が得られる。
【００２３】図２に、実施例１の床部５の平面図を示
す。矢印が水の流れの方向を示し、矢印の方向に下り勾
配を設け、排水するようにする。座部４に勾配を設け、
床部５全体を図２のような排水経路でマス部１２に排水
するようにする。このようにすれば、座りこごちも良
く、使用者がシャワーを使用した後のシャワー水の水残
りも無く衛生的でかつお手入れもし易くなる。さらに、
シャワールームからの排水を１個所に集中して外部に排
水することが可能になる。
す。矢印が水の流れの方向を示し、矢印の方向に下り勾
配を設け、排水するようにする。座部４に勾配を設け、
床部５全体を図２のような排水経路でマス部１２に排水
するようにする。このようにすれば、座りこごちも良
く、使用者がシャワーを使用した後のシャワー水の水残
りも無く衛生的でかつお手入れもし易くなる。さらに、
シャワールームからの排水を１個所に集中して外部に排
水することが可能になる。
【００２４】座部４の勾配は、図２で示すように使用者
が座ったときの臀部に向けて下り勾配となるように設け
る。このようにすることにより、使用者が座ったときの
臀部、すなわち最も荷重の加わる位置が低いので、ゆっ
たりと座ることができ、座りこごちを改良できる。すな
わち、逆勾配であると使用者が前かがみになり、座りこ
ごちが悪くなるのを改善している。
が座ったときの臀部に向けて下り勾配となるように設け
る。このようにすることにより、使用者が座ったときの
臀部、すなわち最も荷重の加わる位置が低いので、ゆっ
たりと座ることができ、座りこごちを改良できる。すな
わち、逆勾配であると使用者が前かがみになり、座りこ
ごちが悪くなるのを改善している。
【００２５】（実施例２）実施例１とほぼ同様の構成に
追加して、図３に示すように、シャワー浴にて実際に座
るＦＲＰからなる部分に、弾力性のある部材１６をはめ
込んで座部４を形成する構成とする。そして、図のよう
に座部４は周囲より上方に位置する構成とする。弾力性
のある部材１５は、たとえば、ポリウレタン発泡体やポ
リエチレン発泡体で構成する。弾力性のある部材は、Ｆ
ＲＰからなる床部と金具を用いて取付ける。
追加して、図３に示すように、シャワー浴にて実際に座
るＦＲＰからなる部分に、弾力性のある部材１６をはめ
込んで座部４を形成する構成とする。そして、図のよう
に座部４は周囲より上方に位置する構成とする。弾力性
のある部材１５は、たとえば、ポリウレタン発泡体やポ
リエチレン発泡体で構成する。弾力性のある部材は、Ｆ
ＲＰからなる床部と金具を用いて取付ける。
【００２６】このような構成にすることにより、ＦＲＰ
という固い素材では座りごこちは良くないが、弾力性の
ある新たな部材にすることにより、臀部の座りごこちを
良くすることができ、快適なシャワー浴が実現可能とな
る。
という固い素材では座りごこちは良くないが、弾力性の
ある新たな部材にすることにより、臀部の座りごこちを
良くすることができ、快適なシャワー浴が実現可能とな
る。
【００２７】実施例１と同様の構成に追加して、図３に
示すように、シャワー装置の操作部１７を、座面の側部
に設ける。操作部１７は、温度調節のための操作バルブ
や湯量を調整するための操作バルブや通常のハンドシャ
ワーとシャワー装置との切り替えバルブなどからなる。
これらのバルブは、座面の側部に固定する。このように
すれば、シャワールームにて、座った状態で、湯温や湯
量の調節およびハンドシャワーへの切り替え等のシャワ
ー浴に必要な操作が簡単にできる。
示すように、シャワー装置の操作部１７を、座面の側部
に設ける。操作部１７は、温度調節のための操作バルブ
や湯量を調整するための操作バルブや通常のハンドシャ
ワーとシャワー装置との切り替えバルブなどからなる。
これらのバルブは、座面の側部に固定する。このように
すれば、シャワールームにて、座った状態で、湯温や湯
量の調節およびハンドシャワーへの切り替え等のシャワ
ー浴に必要な操作が簡単にできる。
【００２８】図４に、実施例２の床部の平面図を示す。
矢印が水の流れの方向を示し、矢印の方向に下り勾配を
設け、排水するようにする。座部４に勾配を設け、床部
５全体を図２のような排水経路でマス部１２に排水する
ようにする。このようにすれば、座りこごちも良く、使
用者がシャワーを使用した後のシャワー水の水残りも無
く衛生的でかつお手入れもし易くなる。さらに、シャワ
ールームからの排水を１個所に集中して外部に排水する
ことが可能になる。
矢印が水の流れの方向を示し、矢印の方向に下り勾配を
設け、排水するようにする。座部４に勾配を設け、床部
５全体を図２のような排水経路でマス部１２に排水する
ようにする。このようにすれば、座りこごちも良く、使
用者がシャワーを使用した後のシャワー水の水残りも無
く衛生的でかつお手入れもし易くなる。さらに、シャワ
ールームからの排水を１個所に集中して外部に排水する
ことが可能になる。
【００２９】座部４の勾配は、図４で示すように使用者
が座ったときの臀部に向けて下り勾配となるようにする
とともに前端部付近は前向きに下り勾配となるようにし
てある。さらに、座部４を上方に位置する構成とするこ
とにより、使用者がシャワーを使用した後の座部４のシ
ャワー水の水残りも無く、衛生的でかつお手入れもし易
くなる。
が座ったときの臀部に向けて下り勾配となるようにする
とともに前端部付近は前向きに下り勾配となるようにし
てある。さらに、座部４を上方に位置する構成とするこ
とにより、使用者がシャワーを使用した後の座部４のシ
ャワー水の水残りも無く、衛生的でかつお手入れもし易
くなる。
【００３０】（実施例３）実施例２において、座部４を
構成する弾力性のある部材９は、床部５の座部取付面部
分に取り外しができるようにはめ込み方式などで脱着可
能に構成するとともに、座部４は周囲より上方に位置す
るように構成する。
構成する弾力性のある部材９は、床部５の座部取付面部
分に取り外しができるようにはめ込み方式などで脱着可
能に構成するとともに、座部４は周囲より上方に位置す
るように構成する。
【００３１】座部４が床部５と一体化された物の場合
は、座部４にトラブルが発生した場合は、床部自体の交
換やメンテナンスになり、シャワールーム自体を解体し
なくてはならないことになるが、脱着可能な構造にする
ことにより座部４の掃除なども容易にでき、弾力性のあ
る部材１６の耐久寿命が来た場合でも、部材１６のみの
交換で済ませることができる。また、座部４を上方に位
置する構成とすることにより、使用者がシャワーを使用
した後の座部４のシャワー水の水残りも無く、衛生的で
かつお手入れもし易くなる。
は、座部４にトラブルが発生した場合は、床部自体の交
換やメンテナンスになり、シャワールーム自体を解体し
なくてはならないことになるが、脱着可能な構造にする
ことにより座部４の掃除なども容易にでき、弾力性のあ
る部材１６の耐久寿命が来た場合でも、部材１６のみの
交換で済ませることができる。また、座部４を上方に位
置する構成とすることにより、使用者がシャワーを使用
した後の座部４のシャワー水の水残りも無く、衛生的で
かつお手入れもし易くなる。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項１に
係る発明は、座部を有し一体に成形された床部により、
人が座った時の体重を床面で支えることになり、頑強な
座部を提供することができ、シャワー装置のみ壁面に取
付ける構成にすることにより、壁面の取付けに必要な構
成も簡易化することができる。さらに、座部に勾配を設
けることにより、座りこごちも良く、使用者がシャワー
を使用した後のシャワー水の水残りも無く衛生的でかつ
お手入れもし易くなる。
係る発明は、座部を有し一体に成形された床部により、
人が座った時の体重を床面で支えることになり、頑強な
座部を提供することができ、シャワー装置のみ壁面に取
付ける構成にすることにより、壁面の取付けに必要な構
成も簡易化することができる。さらに、座部に勾配を設
けることにより、座りこごちも良く、使用者がシャワー
を使用した後のシャワー水の水残りも無く衛生的でかつ
お手入れもし易くなる。
【００３３】本発明の請求項２に係る発明は、座部を弾
力性のある部材にすることにより、臀部の座りごこちを
良くすることができるとともに座部を上方に位置する構
成とすることにより、使用者がシャワーを使用した後の
座部のシャワー水の水残りも無く、衛生的でかつお手入
れもし易くなる。
力性のある部材にすることにより、臀部の座りごこちを
良くすることができるとともに座部を上方に位置する構
成とすることにより、使用者がシャワーを使用した後の
座部のシャワー水の水残りも無く、衛生的でかつお手入
れもし易くなる。
【００３４】本発明の請求項３に係る発明は、座部を脱
着可能にすることにより座部の掃除なども容易にでき、
弾力性のある部材の耐久寿命が来た場合でも、部材のみ
の交換で済ませられるし、座部を上方に位置する構成と
することにより、使用者がシャワーを使用した後の座部
のシャワー水の水残りも無く、衛生的でかつお手入れも
し易くなる。
着可能にすることにより座部の掃除なども容易にでき、
弾力性のある部材の耐久寿命が来た場合でも、部材のみ
の交換で済ませられるし、座部を上方に位置する構成と
することにより、使用者がシャワーを使用した後の座部
のシャワー水の水残りも無く、衛生的でかつお手入れも
し易くなる。
【００３５】本発明の請求項４に係る発明は、使用者が
座ったときの臀部に向けて下り勾配を設けることによ
り、最も荷重の加わる位置が低くなるので、ゆったりと
座ることができ、座りこごちを改良できる。
座ったときの臀部に向けて下り勾配を設けることによ
り、最も荷重の加わる位置が低くなるので、ゆったりと
座ることができ、座りこごちを改良できる。
【００３６】本発明の請求項５に係る発明は、複数のノ
ズルで使用者の全身をミスト状に包み込む構成とするこ
とにより、通常の浴槽入浴と同等の温熱効果が得られ、
かつ水圧による身体への負担も少なく快適なシャーワー
浴を可能とするシャワールームを提供することができ
る。
ズルで使用者の全身をミスト状に包み込む構成とするこ
とにより、通常の浴槽入浴と同等の温熱効果が得られ、
かつ水圧による身体への負担も少なく快適なシャーワー
浴を可能とするシャワールームを提供することができ
る。
【図１】本発明の実施例１のシャワールームの斜視図
【図２】本発明の実施例１床部の平面図
【図３】本発明の実施例２シャワールームの斜視図
【図４】本発明の実施例２の床部の平面図
【図５】従来のシャワールームの正面図
４ 座部 ５ 床部 ６ 壁 ７ 扉 ８ 天井 ９ シャワー装置 １５ 弾力性のある部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今坂 喜信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 采尾 治彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】座部を有し一体に成形された床部と、壁
と、扉と、天井と、壁面に取付けたシャワー装置とから
構成し、前記座部に勾配を設けたシャワールーム。 - 【請求項２】座部を有し一体に成形された床部におい
て、座部は弾力性のある部材とし、座部は周囲より上方
に位置する請求項１記載のシャワールーム。 - 【請求項３】座部を有し一体に成形された床部におい
て、座部は弾力性のある部材を脱着可能に構成し、座部
は周囲より上方に位置する請求項２記載のシャワールー
ム。 - 【請求項４】座部の勾配は、使用者が座ったときの臀部
に向けて下り勾配とした請求項１、２または３記載のシ
ャワールーム。 - 【請求項５】壁面に取付けたシャワー装置は、複数のノ
ズルを有するアームおよび背面に設置した複数のノズル
により、座部に座った使用者の全身をミストで包み込む
ように構成した請求項１ないし４のいずれか１項記載の
シャワールーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8572598A JPH11276374A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | シャワールーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8572598A JPH11276374A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | シャワールーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11276374A true JPH11276374A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13866833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8572598A Pending JPH11276374A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | シャワールーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11276374A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7900293B2 (en) | 2006-03-31 | 2011-03-08 | Toto, Ltd. | Shower bathing apparatus |
| US8091158B2 (en) | 2006-03-31 | 2012-01-10 | Toto, Ltd. | Shower bathing apparatus |
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1998
- 1998-03-31 JP JP8572598A patent/JPH11276374A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7900293B2 (en) | 2006-03-31 | 2011-03-08 | Toto, Ltd. | Shower bathing apparatus |
| US8091158B2 (en) | 2006-03-31 | 2012-01-10 | Toto, Ltd. | Shower bathing apparatus |
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