JPH11276284A - 椅子タブレット用のパニック防止支持装置、及び該装置を備える椅子 - Google Patents

椅子タブレット用のパニック防止支持装置、及び該装置を備える椅子

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JPH11276284A
JPH11276284A JP11046278A JP4627899A JPH11276284A JP H11276284 A JPH11276284 A JP H11276284A JP 11046278 A JP11046278 A JP 11046278A JP 4627899 A JP4627899 A JP 4627899A JP H11276284 A JPH11276284 A JP H11276284A
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axis
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ジャンカルロ・ピレッティ
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/62Accessories for chairs
    • A47C7/68Arm-rest tables ; or back-rest tables
    • A47C7/70Arm-rest tables ; or back-rest tables of foldable type

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子タブレット用のパニック防止支持装置、
及びこの装置を備える椅子を提供する。 【解決手段】 椅子1は、肘掛け5,6と、使用における
水平位置と持ち上げられた垂直位置との間で肘掛け5,6
上に回転可能に取り付けられたタブレット29とを備え
る。タブレットは、それがその垂直状態にあるとき、上
述の持ち上げられた垂直位置とレスト下部垂直位置との
間でさらに回転することができる。多くの同一の椅子を
お互いに積むことができる傾斜状態まで動くように、タ
ブレット29は、それがそのレスト下部垂直位置にあると
き、椅子の垂直中央面に平行な水平軸のまわりで回転可
能なように支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子タブレット用
のパニック防止支持装置、及びこの装置を備える椅子に
関する。
【0002】
【従来の技術】肘掛けと、水平位置と垂直位置との間に
ある肘掛け上に回転可能なように取り付けられたタブレ
ットとを備えるタイプの椅子において、そのタブレット
は、垂直状態にあるとき、持ち上げられた垂直位置とレ
スト下部垂直位置との間でさらに回転可能なように取り
付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
タイプの椅子を提供することである。すなわち、タブレ
ットは、そのレスト位置とその動作位置との間で、単純
で且つ容易な方法で可動である。特に、パニック防止の
安全機能が確実に作動するように、タブレットを直接に
把持することなく、着席していた人が立ち上がるとき
(例えば、緊急状況において)、その人の身体によって
加えられた力だけの結果として、動作位置からレスト位
置に素早く動かされる。最後に、タブレットによって同
じ種類の多くの椅子がお互いに積まれた状態に保管され
ることを妨げない。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】この目的
を達成するために、本発明は、以下のことを特徴とする
上記タイプの椅子を提供する。すなわち、多くの椅子を
お互いに積み重ねることができる傾斜位置に可動である
ように、上述のタブレットは、それが前記レスト下部垂
直位置にあるとき、椅子の垂直方向の中央面と平行な水
平軸のまわりで回転可能なような方法で支持される。
【0005】本発明は、タブレットを椅子肘掛け上に取
り付けるためのものと本質的に見なされたタブレット支
持装置をも提供するものであり、以下のものを備えるこ
とを特徴とする。すなわち、肘掛けに固定される固定支
持部材と、椅子の対称の垂直面に平行な第1の水平軸の
まわりで前記固定支持部材上に回転可能に取り付けられ
た、回転可能な支持体と、前記第1の軸に対して直角な
第2の軸のまわりで、前記回転可能な支持体上に回転可
能に取り付けられ、前記第2の軸と実質的に垂直である
タブレットと、回転可能な支持体が固定部材に対して回
転可能な2つの端位置を規定するための第1の停止手段で
あって、前記位置がタブレットの使用の水平状態と、タ
ブレットの持ち上げられた実質的に垂直状態とのそれぞ
れに対応する第1の停止手段と、タブレットがタブレッ
トの垂直状態で、回転可能な支持体に対して回転するた
めの2つの端位置を規定するための第2の停止手段であっ
て、前記位置が、タブレットの前記持ち上げられた垂直
位置とタブレットのレスト垂直位置とにそれぞれ対応す
る第2の停止手段と、タブレットと回転可能な支持体と
の間で有効に挿入され、タブレットがその垂直状態にあ
るとき、そのレスト位置の方へタブレットをバイアスす
る傾向があるバネ手段と、タブレットが使用時にその水
平状態にあるとき、タブレットが前記バネ手段の作用に
対して、第2の軸のまわりで回転することを妨げるため
の制止手段と、第1の軸のまわりで傾斜した位置を規定
するために、タブレットの前記レスト下部垂直位置で動
作している第3の停止手段であって、タブレットが、前
記レスト下部垂直位置から始まって、そこまで動くこと
ができ、前記傾斜位置がお互いの上に多くの椅子を積む
ことに適した第3の停止手段とを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、非制限的な実施例とし
て、以下の添付図面に示されている。
【0007】図lは、本発明に係る椅子の実施形態を示
す。しかしながら、本発明に係るタブレット支持装置が
あらゆる椅子構造にも適用されることは、明白である。
さらに、明白なように、以下の説明は、本発明に係る支
持装置が椅子の右手の肘掛けに固定される椅子に関す
る。全く同じ方法であり且つ本明細書に記載されたそれ
と鏡のような左右対称に作られた装置が椅子の左手の肘
掛けに適用可能であることは、明らかである。本発明に
係る装置が、肘掛け以外の椅子構造の構成要素に適用で
きることも明らかである。
【0008】図1に示した実施形態に戻ると、参照番号1
は、通常、椅子を示し、ベース構造によって支えられた
シート2を備えている。この場合、椅子は2つの前脚3と2
つの後脚4とを備えている。2つの肘掛け5は、椅子のベ
ース構造に固定され、そのそれぞれは、肘掛け部材6が
取り付けられる水平部分5aを含む管状構造を有してい
る。また、図示した実施例の場合、各々の肘掛け部材6
は、作用しない持ち上げられた端位置(図1に示す)
と、作用する下部位置との間で、各管状支持部分5a上に
回転可能に取り付けられている。そして、各々の肘掛け
部材6は、第1の位置に対して約90度の角度で回転する。
その位置では、各々の肘掛け部材6の上面が実質的に水
平である。各々の肘掛け部材6が、それぞれの支持管状
部分5aと、作用しない持ち上げられた位置及び各肘掛け
部材6の作用している下部位置を規定することができる
停止手段との上での支持方法に関する詳細なことは、本
明細書には示していない。なぜならば、それらは、あら
ゆる既知の方法でなされ、本発明の範囲内にはいること
はないからである。さらに、すでに上述したように、本
発明に係るタブレット支持装置が、あらゆる椅子構造と
この椅子の部分を形成するあらゆる支持構造(必ずしも
肘掛けではない)とに適用されることは明らかである。
【0009】図3,7を特に参照すると、本発明に係るタ
ブレット支持装置は、右手の肘掛け5の管状構造に取り
外し可能なように接続されている固定支持部材7を有す
る。図示した実施例の場合においても、固定支持部材7
は、椅子1の垂直中央面と水平且つ平行な方向に向いた
その軸8を取り付け状態で有する円筒状のピンによって
構成される。本明細書に記載した実施形態において、固
定支持部材7は、プラスチック材からなるもう片一方の
エレメント11に対してねじ10によって締めつけられるプ
ラスチック材からなる支持エレメント9内にはめ込まれ
るルート部分7aを有する。プラスチック材料からなる2
つの連れ添っているエレメント9,11は、右手の肘掛け5
の管状構造の前方部分をその間でクランプする。そこで
は、上部管状部分5aが、下部傾斜部分5b(図12,13)に
対する角度を規定する。
【0010】図7にはっきりと示すように、円筒状のピ
ン7によって構成された固定支持部材は、ピン7がはめ込
まれたプラスチック材料からなるエレメント9から外側
に突出する前部端部を有する。
【0011】ピン7によって構成された固定支持部材
は、回転可能な支持体12を軸8のまわりで回転可能に取
り付られている。図示した実施例において、この回転可
能な支持体12は、2つの平行のアーム14,15(図3)を備
えた中央プレート13を備えるU字型のブラケットによっ
て構成されている。中央プレート13は、ピン7のまわり
で回転可能なブッシユ17の低減した直径の端部17aが係
合される中央丸穴16を有する。端部17aは、障害物とな
りながら穴16内に取り付けられ、その結果、ブッシユ16
が回転可能な支持体12と回転可能な状態で接続される。
【0012】プレート13を越えて突出するピン7の端
で、約90度の角度によって延在している周囲トラック20
を有するプレート19が、堅固に接続されている。その端
は、2つの停止面21,22によって規定され、回転可能な
支持体12の2つの端位置を規定するためにプレート13か
ら突出する円筒状スタッド23と協働している。以下に示
すように、それは、タブレットの持ち上げられた垂直位
置とタブレットの動作している水平位置とに対応する。
すでに示したように、プレート19が、ピン7に堅く接続
されている。それは、ピン7の端部の横断面における輪
郭に対応する輪郭を有している2つの平行な平面を有す
る中央開口部23を有する。それは、2つの平行な平面7a
も有する。トラック20の対向面上において、プレート19
は、停止面24,25(図3)をさらに有する。その機能
が、以下の中で明らかになる。プレート19は、図示した
実施例において、プラスチック材料からなるカウンタプ
レート26によってさらに強化され、トラック20に対応す
る部分を除いて、実質的に円形の形状を有している。プ
レート26の周囲のエッジがトラック20の輪郭をたどる。
バネ部分26aはつめ部材としての働きをさらに備えてい
る。バネ部分26aは、停止部21に達するときにピン23が
スナップ係合するのに適している。プレート26は、プレ
ート19の対応する穴28を係合する2つのスタッド27を有
し、あらゆる既知の方法でそれに固定される。同様に、
プレート19は、あらゆる既知の方法で軸方向にピン7に
接続される。
【0013】本発明に係る椅子は、実質的に円形の扇形
形状をした平らなタブレット29(図1)を備えている。
その椅子は、回転可能な支持体12の2つのアーム14,15
上にあるのと同様に、軸8に対して直角な軸30のまわり
で回転可能なように支持体10上に取り付けられている。
このために、タブレット20は、アーム14の2つの正面穴3
3,34内で回転可能なように取り付けられるピン32に堅
固に接続されるプレート31に固定される。それは、軸30
と一致した共通軸を有する。
【0014】図7において、プラスチック材料からなる
タブレット29の本体を金属製のプレート31に固定するた
めのねじ35(図12,13を参照すること)の1つが示され
ている。
【0015】ピン32は、プレート31と回転可能な支持体
12のアーム14との間に挿入されプレート31及び座金39の
それぞれの中に対応する横断面を有する穴37,38を係合
する、平行な平面36を備えた、非円形の横断面を有する
端部を有する。したがって、タブレット29は、ピン32に
回転状態で接続される。
【0016】回転可能な支持体12のアーム15の内側上に
は、回転可能にピン32を支えるプラスチック材料からな
るブッシユ40が、固定されているが、金属と金属との接
触から生じる摩擦を避けるために、ピン32の表面と穴34
の壁との間にわずかな遊びを残すことができる。ブッシ
ユ40は、アーム15の周囲エッジ上に形成されたみぞ穴42
に前方歯状物41のはめあい係合によって、アーム15に固
定される。
【0017】したがって、ブッシユ40は、アーム15に堅
固に接続されるが、ピン32がその中で自由に回転でき
る。回転可能な支持体12の他のアーム14では、穴33は、
プラスチック材料からなるブッシユ44の低減した直径
(図3)の部分43によって係合され、その機能が以下の
中で明白に示されたカムプレート45を含む。ブッシユ44
は、アーム14の穴33内で自由に回転できるとともに、ピ
ン32に回転可能な状態で接続される。
【0018】アーム14は、外側に曲げられた歯状物46を
有する。それは、プレート31の2つの停止面47,48と協
働して、軸30のまわりにあるタブレット29の2つの端位
置を規定する。特に、回転可能な支持体12が、タブレッ
ト29の垂直状態に対応する軸8のまわりで回転したその
位置にあるとき(その状態を図3に示す)、タブレット2
9とそれに沿ったプレート31は、持ち上げられた垂直位
置(図13に示す)とレスト下部垂直位置(図1と同様
に、図13に示す)との間で回転可能である。前記位置で
は、歯状物46が、停止面47,48のそれぞれと接触してい
る(図12,13)。
【0019】図3,12,13に示したタブレットの上述の
垂直状態において、タブレットは、ピン32のまわりに取
り付けられるとともに、ブッシユ44の穴52に挿入された
端部シャンク51を有するコイルバネ49によって、そのレ
スト下部位置の方にバイアスされている。ブッシユ44
は、それに負荷を加えるために、バネ49の係合のために
選択的に用いられる120度の角度で位置決めされた3つの
シートを有する。軸30のまわりにその垂直状態でタブレ
ット29を傾ける可能性を、図2に明瞭に示している。こ
の図において、タブレットのレスト下部垂直位置が実線
で示されるが、持ち上げられた垂直位置が点線によって
示される。軸30の回りを前方に回転すること(すなわ
ち、図1では時計回り)と、反時計回りすること(図2)
によってそのレスト位置から始まって、タブレット29
は、この位置に達することができる。1度、持ち上げら
れた垂直状態が達成されるならば、タブレットは自由に
解放され、それは、戻りバネ49の作用でそれ自体でレス
ト下部垂直位置に戻る。
【0020】その代わりに、一旦、図2の点線によって
示され且つ図13に示された持ち上げられた垂直位置が達
成されるならば、バネ49の作用でタブレット29が軸30の
まわりを回転することを妨げるために、タブレットは、
その上にピン7のまわりに支持された全ての構成要素と
支持体12とを回転させることによって、軸8のまわりで
回転させられ、カムプレート45の平らなエッジ45aがプ
レート19の前平面に対して係合する。そして、タブレッ
トは、その動作する水平位置にもたらされることができ
る(図6と14に示すように)。たとえそれが解放される
としても、プレート19の停止面22に対してスタッド23の
係合によって規定されるこの位置を維持する。この状態
では、回転可能な支持体12の2つのアーム14,15が実質
的に水平に配置されるが、タブレットの垂直状態では、
それらが実質的に垂直である。
【0021】反対に、タブレットの動作する水平状態か
ら始まっているならば、タブレットが、全ての支持体12
と様々な構成要素とをそれらの上に支持させるともにピ
ン7のまわりで回転させることによって、軸8のまわりで
回転するために持ち上げられている。プレート19の前面
からカム45の平らなエッジ45aを外すために、タブレッ
トがその垂直状態に達するとすぐに、スプリング49は、
それを逆の方に軸30のまわりに回転させることによっ
て、動作しない下部位置(この状態では実質的に水平方
向に向いている)までタブレットを戻す。
【0022】本発明に係る装置のさらなる特徴は、タブ
レット29がそのレスト下部垂直状態にあるとき、それが
ピン7の軸8のまわりで支持体12に沿って回転させること
ができるということである。しかしながら、この状態で
は、スタッド23と協働する2つの停止面21,22の間で規
定された約90度の全角度にわたって、軸8のまわりで回
転しない。実際、タブレット29がそのレスト位置にある
とき、一定の半径を有するカム45の部分45bが、プレー
ト19の2つの停止面24,25の間のすき間に導入され、そ
の結果、タブレット29が、図4,5のそれぞれ、あるいは
図8,9に示した位置の間での変位に対応して回転するこ
とができる。図8のX-X線と図9のXI-XI線とに沿って切り
取られた横断面を示す図10,11にも示すように、これら
の位置は、2つの停止面24,25のそれぞれに対するカム
の部分45bの係合によって規定される。言い換えると、
タブレットがそのレスト状態にあるとき、図5,8に示す
ように傾斜位置を規定する停止手段は、上に置かれた椅
子のタブレットがお互いに妨害することなく、同じタイ
プの多くの椅子をお互いの上に積み重ねることを可能に
している。図15には、この状態を模式的に示している。
そこでは、椅子のベース構造とその上に置かれた別の椅
子の構造の部分が実線によって示されている。
【0023】その代わりに、タブレット29が図13に示さ
れたその持ち上げられた垂直位置にもたらされるとき、
一様な半径を有するカム45の部分45bが、2つの停止面2
4,25の間でのすき間から現れている。その結果、前記
の停止手段が使用不能となり、軸8のまわりで支持体12
が回転することを制限するために動作している停止手段
だけが、スタッド23と2つの停止面21,22とによって構
成された停止手段である。
【0024】上記装置の操作は、以下に示す通りであ
る。
【0025】タブレット29が図1に示されたそのレスト
位置にあるとき、それは把持されて、上方及び前方に回
転させることができる。図3に示すように向きを定めら
れた支持体12と一緒にこのように回転する。タブレット
29は、バネ49の作用に抗して、プレート31及びピン32と
ともに回転する。図13に示された持ち上げられた垂直位
置が達成されると、スタッド23が停止面22に対して係合
することによって規定された端位置まで支持体12をピン
7のまわりに回転させることによって、タブレットは水
平位置に下げられる。タブレットが水平であり、回転可
能な支持体12の2つのアーム14,15は実質的に水平であ
る。この状態において、カム44の平らなエッジ45aがプ
レート19の前部の表面と係合することにより、バネ49に
よって、タブレット29が、軸30のまわりを回転しない。
タブレットが使用の間に受ける垂直方向に沿った力は、
プレート19によってスタッド23を通して支持されてい
る。それは、ピン7に安定して固定されており、肘掛け
の管状構造に安定して固定されている。タブレットをそ
のレスト状態に戻すことを希望するならば、カム45の平
らなエッジ45aがプレート19の前面での係合から現れる
垂直状態に達するまで、それを持ち上げることが十分で
ある。その結果、レスト状態に戻るように、バネ49は、
タブレットに力を自由に加えることができる。重力を除
いて、その動作位置でタブレットを保持することがない
ので、その装置はパニック防止の安全機能も達成する。
なぜならば、着席していた人が立ち上がるとき、それは
その人の身体によって加えられた力の結果としてのみ、
タブレットが直接に把持されることなく垂直状態にもた
らされるからである。タブレットが垂直状態にあるとす
ぐに、バネ49がレスト下部位置までそれを戻す。この状
態では、カム45の一定な半径部分45bは、プレート19の2
つの停止面24,25間でのすき間内に導入される。一定な
半径部分45bは、タブレット29がとることができ、図4,
5に図示されている2つの端位置を制限する端面として作
用する。図5に示された、横方向であり外側に傾けられ
た位置によって、同じタイプの多くの椅子は、椅子のタ
ブレットが妨害されることなく、お互いに積まれる。そ
の装置は、支持体12のアーム14に固定されるプラスチッ
ク材料からなるハウジング100によって覆われる。
【0026】当然に、本発明の原理は同じものになって
いるが、構造と実施形態の詳細は、一例としてのみ図示
したことに関して、本発明の範囲から逸脱することなく
幅広く変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装置を用いる、本発明に係る椅
子の実施形態の斜視図である。
【図2】 本発明に係るタブレット支持装置が固定され
た、図1の椅子の右手の肘掛けを拡大した斜視図であ
る。
【図3】 図2の装置の分解斜視図である。
【図4】 レスト下部垂直位置にあるタブレットを示
す、図1の椅子の右手の肘掛けを立てた状態の模式正面
図である。
【図5】 椅子を積むのに適した傾斜状態にあるタブレ
ットを示す図4と同様の模式正面図である。
【図6】 実線によって示した動作位置にあるタブレッ
トと、点線によって示したその持ち上げられた垂直位置
にあるタブレットとを示す、図4,5と同様の模式正面図
である。
【図7】 図1のVII-VII線に沿って切断された横断面拡
大図である。
【図8】 図5の装置の横断面のいくつかの部分の拡大
図である。
【図9】 レスト下部垂直位置にあるタブレットを示す
図8と同様の部分拡大図である。
【図10】 図8のX-X線に沿って切り取られた横断面図
である。
【図11】 図9のXI-XI線に沿って切り取られた横断面
図である。
【図12】 図2の詳細を示す側面図である。
【図13】 タブレットが持ち上げられた垂直位置にあ
る図12に対応する側面図である。
【図14】 図6の詳細を示す拡大図である。
【図15】 本発明に係る、お互いの上に積まれた多く
の椅子を示す模式正面図である。
【符号の説明】
1 椅子 2 シート 5,6 肘掛け 7 ピン(固定支持部材) 8 軸 9,11 エレメント 12 支持体 14,15 アーム 19 プレート 20 トラック 21,22,24,25 停止面 23 スタッド 29 タブレット 44 ブッシュ 45 カム 46 歯状物 47,48 停止面 49 バネ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肘掛け(5,6)と、使用における水平位
    置と持ち上げられた垂直位置との間で肘掛け(5,6)上
    に回転可能に取り付けられたタブレット(29)とを備
    え、前記タブレット(29)がその垂直状態にあるとき、
    前記持ち上げられた垂直位置とレスト下部垂直位置との
    間でさらに回転可能であり、 前記タブレット(29)がレスト下部垂直位置にあると
    き、多くの同一の椅子をお互いの上に積み重ねることが
    できる傾斜位置に達するように、前記タブレット(29)
    が、椅子(1)の垂直中央面に平行な水平軸(8)のまわ
    りで回転できるように支持されていることを特徴とする
    椅子。
  2. 【請求項2】 タブレット(29)の前記垂直状態におい
    て、タブレットが、バネ手段(49)によって、そのレス
    ト下部垂直位置に向かってバイアスされていることを特
    徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 【請求項3】 肘掛け(5,6)に固定されることになっ
    ている固定支持部材(7)と、 椅子(1)の対称の垂直面に水平且つ平行な第1の軸
    (8)のまわりで前記固定支持部材(7)上に回転可能に
    取り付けられた回転可能な支持体(12)と、 前記回転可能な支持体(12)上で、前記第1の軸(8)に
    対して直角な第2の軸(30)のまわりで回転可能に取り
    付けられるとともに、前記第2の軸(30)と垂直であるタ
    ブレット(29)と、 回転可能な支持体(12)が固定部材(7)に対して回転
    して、タブレット(29)を使用する際の水平状態と、タ
    ブレット(29)の持ち上げられるとともに実質的な垂直
    状態とのそれぞれに対応する2つの端位置を規定するた
    めの第1の停止手段(21,22,23)と、 タブレット(29)が回転可能な支持体(12)に対してタ
    ブレット(29)の垂直位置で回転して、前記のタブレッ
    ト(29)の持ち上げられた垂直位置とタブレット(29)
    のレスト下部垂直位置とのそれぞれに対応する2つの端
    を規定するための第2の停止手段(46,47,48)と、 タブレット(29)と回転可能な支持体(12)との間に有
    効に挿入され、タブレット(29)が垂直状態にあるとき
    に、そのレスト位置に向かってタブレット(29)をバイ
    アスする傾向があるバネ手段(49)と、 タブレット(29)が使用時のその水平状態にあるとき、
    前記バネ手段(49)の作用に対して、タブレット(29)
    が第2の軸(30)のまわりで回転しないようにするため
    の制止手段(45a,19)と、 タブレット(29)のレスト下部垂直位置で動作する、第
    1の軸(8)のまわりで傾斜した位置を規定するための第
    3の停止手段(45b,24,25)であって、タブレット(2
    9)が前記レスト下部垂直位置から始まるところに達す
    ることができ、前記傾斜位置がお互いの上に多くの同一
    の椅子を積み重ねるのに適した第3の停止手段とを備え
    ることを特徴とする、椅子肘掛け(5,6)上でタブレッ
    ト(29)を支持するための装置。
  4. 【請求項4】 前記バネ手段(49)の作用によりタブレ
    ット(29)が前記第2の軸(30)のまわりで回転するこ
    とを妨げるために、前記制止手段が、タブレット(29)
    とともに回転可能であり、且つ、前記固定支持部材に堅
    固に連結されたエレメント(19)の平らな前面に対して
    係合するのに適した平らなエッジ(45a)を有するプレ
    ート(45)を備えることを特徴とする請求項3記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 椅子の積み重ねができるタブレットの前
    記傾斜位置を制限するために、前記プレート(45)は、
    タブレットがそのレスト下部垂直状態にあるときのみ、
    固定支持部材(7)に堅固に接続された2つの停止面(2
    4,25)と協働するのに適した部分(45b)を有すること
    を特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記の第1の停止手段は、固定支持部材
    (7)に取り付けられ、回転可能な支持体(12)に取り
    付けられたスタッド(23)と協働する端面(21,22)を
    有する周囲のトラック(20)を有するプレート(19)を
    備え、前記プレート(19)が、椅子を積み重ねるための
    そのレスト位置と傾斜位置との間でタブレットの回転の
    端位置を規定するために前記停止面(24,25)を備える
    ことを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記回転可能な支持体は、U字型のブラ
    ケット(12)によって構成され、前記固定支持部材を構
    成する固定ピン(7)上に回転可能に取り付けられた中
    央プレート(13)を有し、2つの平行なアーム(14,1
    5)はその軸が前記第2の軸(30)と一致しているピン
    (32)を回転可能に支持するとともに、その一端で前記
    タブレット(29)を支持し、前記バネ手段は、タブレッ
    ト(29)を支持する前記ピン(32)のまわりに取り付け
    られたコイルバネ(49)によって構成され、前記停止面
    (21,22,24,25)を備える前記プレート(19)は、2
    つのアーム(14,15)の間で、回転可能な支持体(12)
    の中央プレート(13)を越えて突出する前記支持固定ピ
    ン(7)の一端に固定されていることを特徴とする請求
    項6記載の装置。
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