JPH11275716A - バスバーおよびバスバー用の支持具 - Google Patents

バスバーおよびバスバー用の支持具

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JPH11275716A
JPH11275716A JP9078198A JP9078198A JPH11275716A JP H11275716 A JPH11275716 A JP H11275716A JP 9078198 A JP9078198 A JP 9078198A JP 9078198 A JP9078198 A JP 9078198A JP H11275716 A JPH11275716 A JP H11275716A
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JP
Japan
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bus bar
base
receiving portion
bar
screw
Prior art date
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Application number
JP9078198A
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English (en)
Inventor
Koichi Shinohara
耕一 篠原
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SHINOHARA DENKI KK
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SHINOHARA DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支線側の分岐端子の締結面を傾斜でき、しか
もブレーカに直接接続できるバスバーを提供する。 【解決手段】 帯板上のバスバー本体1と、その両端を
支持する支持具3R・3Lとでバスバーを構成する。支
持具3R・3Lは、基部6と基部6に対して傾くバー受
部7とを一体に形成する。バスバー本体1を一対の支持
具3R・3Lのバー受部7で支持するので、既存の帯板
状のバスバーをそのままバスバー本体1として利用でき
る。バスバー本体1の長さが大小に変化しても、支持具
3R・3Lを共通して利用でき、全体としてバスバーの
総コストを減少できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力を分岐し、又
は統合する際に用いるバスバーに関する。
【0002】
【従来の技術】バスバーは帯板状の銅棒で形成してあ
り、例えば主回路から多数の支線を分岐する場合等に用
いる。バスバーには一定間隔置きにねじ穴が設けてあ
り、支線側の分岐端子に挿通したビスを各ねじ穴にねじ
込んで、分岐端子をバスバーに締結する。こうした分岐
端子の取り付けを速やかに行うために、隣接するバスバ
ーのそれぞれを斜めに傾く姿勢で支持することは、本出
願人の提案に係る実用新案登録第2525568号公報
に公知である。
【0003】そこでは、バスバーの両端を、取付枠や分
電ボード等に固定した左右一対の絶縁支持台で支持して
いる。絶縁支持台には鋸刃状の3個の取付部が一定間隔
置きに突設してあり、各取付部の傾斜する受面にバスバ
ーの両端をビスで固定して、バスバーの板面を例えば垂
直面に対して後傾させている。このバスバー支持構造で
は、バスバーを支持する取付部の受面を傾斜させて、バ
スバーの全体を傾斜させている。そのため、例えば取付
枠等に固定したブレーカの出力端子部に、バスバーの一
端を直接接続するような場合に適用できない。ブレーカ
の出力端子部は、ブレーカ自体の取付面と平行になって
いるからである。
【0004】このような状況に対処するために、バスバ
ーの両端の連結部を分岐枠部に対して同じ方向へ捻じ
り、分岐枠部を連結部に対して40°傾けたバスバーが
市販されている(春日電機社製、製品番号TS118
H、JTS218H等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のバスバーによれ
ば、分岐端子を接続する分岐枠部が連結部に対して傾斜
しているので、一方の連結部をブレーカの出力端子部に
直接締結できる。しかし、連結部と分岐枠部とを一体に
形成するので、分岐枠部の長さ、幅、厚み等のサイズが
異なるごとに専用のバスバーを用意しなければならず、
従来の帯板状のバスバーを含めると、バスバー全体の種
類数が倍化し、生産時や在庫時の管理が頻雑化する。従
来の帯板状のバスバーに比べて製作コストが高い不利も
ある。
【0006】バスバーの分岐枠部の長さは、そこに形成
されるねじ穴のピッチと、ねじ穴の個数によって決まる
が、多くの場合はねじ穴の形成個所を例えば6個、10
個、20個に設定して、バスバーの種類を通電容量によ
って規定された各穴ピッチごとに3種前後に抑えてい
る。そのため、支線分岐数が7〜9あるいは11〜19
となるような場合に、大サイズのバスバーを使用せざる
を得ず、その分だけバスバーの設置に要するスペースが
増えるのを避けられない。ねじ穴の形成個数を指定し
て、バスバーを特注することはできない訳ではないが、
コストが高く付くのを避けられない。
【0007】本発明の目的は、従来の帯板状のバスバー
をそのままでバスバー本体として利用でき、しかもブレ
ーカの出力端子部に対してバスバー本体を傾斜する姿勢
で支持でき、従ってバスバーの種類数を増加する必要が
なく、従来形態のバスバーを利用する分だけコスト増を
抑止することにある。本発明の他の目的は、任意長さの
帯板状のバスバーを支持でき、たとえバスバー本体を特
注する場合にも、バスバー全体のコスト増を抑止するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のバスバーは、帯
板状のバスバー本体1と、バスバー本体1の両端にねじ
2で連結した一対の支持具3R・3Lとからなる。バス
バー本体1は、板面の長手方向に沿って、支線側の分岐
端子15を締結するためのねじ穴4を一定ピッチごとに
形成する。さらに、板面の両端寄りにねじ2用の連結穴
5を通設する。支持具3R・3Lは、基部6と、基部6
に対して所定の角度θだけ傾斜するバー受部7とを一体
に形成した、線対称状の一対のプレス成形金具からな
る。基部6には、ねじ挿通用の取付穴9を通設してあ
り、バー受部7には、前記ねじ2用のねじ穴10を設け
る。
【0009】具体的には、バー受部7の両側縁が基部6
の上下面からほぼ均等に突出する状態で、バー受部7と
基部6とが捻じってある。
【0010】この発明のバスバー用の支持具は、帯板状
のバスバー本体1の両端にねじ2で連結されて、バスバ
ー本体1を傾斜姿勢で支持する。支持具3R・3Lは、
基部6と、基部6に対して所定の角度θだけ傾斜するバ
ー受部7とを一体に形成した、線対称状の一対のプレス
成形金具からなる。基部6にはねじ挿通用の取付穴9を
通設し、バー受部7には前記ねじ2用のねじ穴10を設
ける。
【0011】上記の支持具3R・3Lは、バー受部7の
両側縁が基部6の上下面からほぼ均等に突出する状態
で、バー受部7と基部6とが捻じってある。
【0012】
【作用】本発明のバスバーは、バスバー本体1と、その
両端を支持する一対の支持具3R・3Lとで構成するの
で、従来の帯板状のバスバーをバスバー本体1として利
用でき、バスバー全体の種類数が増加するのを阻止でき
る。既存のバスバーを利用する分だけ、コストも少なく
て済む。バスバー本体1の長さが異なる場合にも支持具
3R・3Lを共通して使用できるので、たとえバスバー
本体1を特注する場合であっても、バスバーの総コスト
を減少できる。
【0013】バー受部7の両側縁を基部6の上下面から
ほぼ均等に突出させた支持具3R・3Lによれば、支持
具3R・3Lの厚み寸法が大きい場合にも、バー受部7
の基部6に対する捻じり量を最小限化して、その曲げ加
工を容易化できる。
【0014】
【実施例】図1ないし図3は本発明に係るバスバーの実
施例を示す。図2においてバスバーは、帯板状のバスバ
ー本体1と、その両端にねじ(六角ボルト)2で連結さ
れる左右一対の支持具3R・3Lとで構成する。
【0015】バスバー本体1は帯板状の鋼棒を素材にし
て、その板面の長手方向に沿ってねじ穴4を一定ピッチ
ごとに形成し、板面の両端に連結穴5を通設して構成し
てあり、既存のバスバーをそのまま利用できる。バスバ
ー本体1の表面には例えばクロムメッキが施してある。
【0016】支持具3R・3Lは、バスバー本体1と同
サイズの銅棒を素材にして、基部6とバー受部7とを一
体に折り曲げ形成したプレス成形金具からなる。左右の
支持具3R・3Lは線対称の関係にあり、基部6を基準
とした場合にバー受部7が、それぞれ同じ向きに傾斜す
るよう形成する。基部6には取付穴9を通設し、バー受
部7には、先のねじ2とかみ合うねじ穴10が形成して
ある。
【0017】バスバー本体1を傾斜姿勢で支持するため
に、バー受部7を基部6に対して所定の角度θだけ傾斜
させる。具体的には、図1に示すようにバー受部7の両
側縁が基部6の上下面からほぼ均等に突出する状態で、
バー受部7と基部6とが相対的に捻じり変形するよう曲
げ加工を施す。この実施例では両者6・7の板面で挟ま
れる角度θを30°とした。
【0018】上記のように一対の支持具3R・3Lとバ
スバー本体1とで構成したバスバーは、例えば図3に示
す状態で使用する。図3において、符号11は主回路端
に設けたブレーカであって、その下端に凹設した3個所
の出力端子部12に一方の支持具3Rをボルト13で締
結固定する。他の支持具3Lは絶縁台14にボルト13
で締結固定する。このとき、バスバー本体1と支持具3
R・3Lとは、図2に示すように連結穴5に挿通しねじ
穴10にねじ込んだねじ2で、バスバー本体1の両端を
バー受部7に予め連結しておく。あるいは支持具3R・
3Lのみをそれぞれ出力端子部12と絶縁台14に締結
固定しておいて、この後にバスバー本体1をねじ2で連
結してもよい。
【0019】一対の支持具3R・3Lで支持したバスバ
ー本体1は、基部6に対して傾斜する。従って、バスバ
ー本体1に支線側の分岐端子15を接続するときは、ド
ライバーや電動ドライバーによるビス16のねじ穴4に
対するねじ込み操作を、隣接するバスバー本体1に邪魔
されることなく容易に行えるうえ、中央のバスバー本体
1から分岐した支線17を隣接するバスバー本体1の下
面側へ通して、同じ向きに導出される支線を整列した状
態で端正にまとめることができる。なお、図3において
向かって左端のバスバー本体1は、他の2本のバスバー
本体1とは逆向きに傾斜するよう支持するが、この場合
の支持具3R・3Lは、右側2本のバスバー本体1を支
持する支持具3R・3Lを、図に向かって上下に反転し
た状態で配置したものであって、一対の支持具3R・3
Lは共通して使用できる。
【0020】上記の実施例におけるボルト13およびね
じ2は、それぞれビスや十字穴付きの六角ボルトに代え
ることができる。絶縁台14にボルトがインサートして
ある場合には、支持具3Lをナットで締結固定する。バ
ー受部7の基部6に対する傾斜角度θは30°である必
要はなく、各バスバー本体1の縁面距離を満足できるこ
とを前提として、15°〜50°の範囲で選定できる。
実用上は25°〜45°の範囲が好ましい。バスバーは
接地用母線として使用することもできる。
【0021】図4は支持具3R・3Lの別の実施例を示
す。そこではバー受部7の殆どが基部6の上面側へ突出
するように、バー受部7を折り曲げて傾斜させた。この
場合とは逆に、バー受部7の殆どが基部6の下面側へ突
出するよう折り曲げることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明では、帯板状のバスバー本体1
と、その両端を支持する一対の支持具3R・3Lとでバ
スバーを構成し、両支持具3R・3Lに基部6に対して
傾斜するバー受部7を設けて、バスバー本体1を斜めに
支持できるようにした。従って、バスバーの一端をブレ
ーカ11の出力端子部12に直接連結する場合にも、支
障なく適用できるうえ、バスバー本体1として既存のバ
スバーをそのまま適用できるので、バスバー全体の種類
を増加することなく、ブレーカ直結型のバスバーを提供
でき、その分だけバスバーの総コストを減少できる。一
対の支持具3R・3Lでバスバー本体1を支持するの
で、バスバー本体1の長さが大小に変わる場合にも、支
持具3R・3Lを共用でき、特注したバスバー本体1を
用いる場合のコスト増を抑止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3におけるA−A線断面図である。
【図2】バスバーの分解正面図である。
【図3】バスバーの使用例を示す平面図である。
【図4】支持具の別の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 バスバー本体 2 ねじ 3R・3L 支持具 4 ねじ穴 5 連結穴 6 基部 9 取付穴 10 ねじ穴 15 分岐端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板状のバスバー本体1と、バスバー本
    体1の両端にねじ2で連結した一対の支持具3R・3L
    とからなり、 バスバー本体1は、板面の長手方向に沿って、支線側の
    分岐端子15を締結するためのねじ穴4が一定ピッチご
    とに形成され、板面の両端寄りにねじ2用の連結穴5が
    通設されており、 支持具3R・3Lは、基部6と、基部6に対して所定の
    角度θだけ傾斜するバー受部7とを一体に形成した、線
    対称状の一対のプレス成形金具からなり、 基部6にねじ挿通用の取付穴9が通設され、バー受部7
    に前記ねじ2用のねじ穴10が設けてあるバスバー。
  2. 【請求項2】 バー受部7の両側縁が基部6の上下面か
    らほぼ均等に突出する状態で、バー受部7と基部6とが
    捻じってある請求項1記載のバスバー。
  3. 【請求項3】 帯板状のバスバー本体1の両端にねじ2
    で連結されて、バスバー本体1を傾斜姿勢で支持する支
    持具3R・3Lであって、 支持具3R・3Lは、基部6と、基部6に対して所定の
    角度θだけ傾斜するバー受部7とを一体に形成した、線
    対称状の一対のプレス成形金具からなり、 基部6にねじ挿通用の取付穴9が通設され、バー受部7
    に前記ねじ2用のねじ穴10が設けてあるバスバー用の
    支持具。
  4. 【請求項4】 バー受部7の両側縁が基部6の上下面か
    らほぼ均等に突出する状態で、バー受部7と基部6とが
    捻じってある請求項3記載のバスバー用の支持具。
JP9078198A 1998-03-18 1998-03-18 バスバーおよびバスバー用の支持具 Pending JPH11275716A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1641094A1 (fr) * 2004-09-27 2006-03-29 Mecelec Coffret de raccordement de câbles conducteurs
JP2015138799A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 Tdk株式会社 絶縁部品及び導電部品

Cited By (4)

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FR2875961A1 (fr) * 2004-09-27 2006-03-31 Mecelec Sa Coffret de raccordement de cables conducteurs
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US9967994B2 (en) 2014-01-20 2018-05-08 Tdk Corporation Insulator for magnetic core around a bus bar

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