JPH11275634A - ネットワーク番号管理システム及び交換機 - Google Patents

ネットワーク番号管理システム及び交換機

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JPH11275634A
JPH11275634A JP10072765A JP7276598A JPH11275634A JP H11275634 A JPH11275634 A JP H11275634A JP 10072765 A JP10072765 A JP 10072765A JP 7276598 A JP7276598 A JP 7276598A JP H11275634 A JPH11275634 A JP H11275634A
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Japan
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telephone number
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network
terminal
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JP10072765A
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Toshiyuki Yano
敏行 矢野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/0016Arrangements providing connection between exchanges
    • H04Q3/0029Provisions for intelligent networking
    • H04Q3/0045Provisions for intelligent networking involving hybrid, i.e. a mixture of public and private, or multi-vendor systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】交換機登録可能加入者数を減らさないネットワ
ーク番号管理システムとする。 【解決手段】市内交換機2は、自己に設定された局番と
任意の数字からなる特定端末の電話番号を登録するとと
もに、自己のカバーする地域に存在するか否かを示す情
報を登録する電話番号管理テーブルを持つ。接続要求先
電話番号とする呼設定要求を受信すると、電話番号管理
テーブルを検索し、不在と示す情報が登録されていた場
合には、呼設定要求をSCP4に向けて転送する。接続
要求先電話番号に対応するネットワーク番号を変換デー
タベースから読み出し、呼設定要求の接続要求先電話番
号をネットワーク番号に書き換える。このネットワーク
番号には、市内交換機3のナンバー・ポータビリティ用
局番を含んでいるので、この呼設定要求は、市内交換機
3へ転送される。通常の局番とは別に、ナンバー・ポー
タビリティ用局番が設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、運用体(通信事業
者)が夫々異なる複数の通信網が地理的に分散して構築
されている場合において、各通信網がカバーする地域相
互間でのユーザ端末の移動と移動の前後における当該ユ
ーザ端末の使用を可能とするための、ネットワーク管理
システム及び交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯電話や自動車電話のような
移動電話事業においては、地域毎に、異なる運用体(通
信事業者)によって通信網が構築されて電話サービスが
提供される場合がある。このような通信網の地理的分割
は、世界的な電話事業の民営化の流れや独占禁止法から
の要請により、今後とも一層増加すると考えられる。
【0003】但し、このように地域毎に通信網の運用体
が異なっていると、ある地域において特定の運用者と加
入契約を行って電話番号の割り当てを受けている端末
は、原則的には、当該運用体が運用している通信網がカ
バーする地域内でしか使用できない。そのため、ユーザ
は、この通信網がカバーする地域とは別の地域において
当該端末の使用を求める場合には、当該別の地域をカバ
ーする通信網の運用体と改めて加入契約を取り交わさな
ければならない。その結果、この運用体から新たな電話
番号が割り当てられるが、この新たな電話番号はそれま
で使用していた電話番号とは全く異なったものとなって
しまう。これは、電話番号は、その一部に交換機毎にユ
ニークな番号(交換機識別番号=局番)を含んでいるこ
とに起因している(電話番号における局番以外の部分
は、端末にユニークな加入者番号である)。
【0004】このような各運用体毎の加入契約の煩わし
さや電話番号変更の不便さを解消するために、例えば移
動電話事業において「ローミング」と称されている処置
が一般化している。これは、一の運用体(ここではXと
する)に対して加入契約を行うことによって電話番号
(例えば、“25713514”,うち“2571”
は、運用体Xの市内交換機の局番である。)の割当を受
けた加入者(ここではBとする)の端末が他の運用体
(ここではYとする)の通信網がカバーする地域に移動
した場合に、当該運用体Yの通信通信網内で有効な電話
番号であるネットワーク番号(例えば“2837155
3”)を自動的に又は手動で付与するとともに、本来の
電話番号“25713514”がダイヤルされて呼設定
要求が発生した場合には、この呼設定要求中の電話番号
“25713514”をネットワーク番号“28371
553”に自動変換して、運用体Yの交換機に自動転送
し、加入者Bの端末に対する呼設定処理を行わしめると
いうものである。
【0005】このように構成すれば、この加入者Bに電
話を掛ける加入者(ここではAとする)は本来の電話番
号を知っているだけで良く、加入者B自体もネットワー
ク番号を知る必要がない。このように、見掛けの電話番
号は不変であるので、この電話番号を「ポータブル番
号」と称する場合もある。また、このように見掛けの電
話番号を不変とする機能のことを「ナンバー・ポータビ
リティ機能」と称する場合もある。
【0006】図15は、このようなナンバー・ポータビ
リティ機能をインテリジェントネットワークによって実
現する場合の概略説明図である。図15に示されるよう
に、加入者Aが電話番号“25713514”をダイヤ
ルすると(ステップ71)した場合には、この電話番号
“25713514”を含む呼設定要求が、加入者Aの
端末を収容する交換網の市内交換機100から、運用体
Xの市内交換機101に転送されてくる(ステップ7
2)。この市内交換機101は、運用体Xの通信網がカ
バーする地域内に加入者Bの端末が不在であると判定
し、この呼設定要求に専用のアクセスコードを付してS
SP(サービス交換ポイント,各運用体の市内交換機の
更に上位にある交換機)102へ転送する(ステップ7
3)。すると、このSSP102は、アクセスコードに
基づいて呼設定要求をSCP(サービス制御ポイント)
103に転送する(ステップ74)。
【0007】このSCP103のデータベースには、電
話番号(ポータブル番号)とネットワーク番号との対応
表が用意されているので、SCP103は、呼設定要求
中の電話番号“25713514”をネットワーク番号
“28371553”に自動変換した後に(ステップ7
5)、この呼設定要求を、SSP102を介して運用体
Yの市内交換機104に転送する(ステップ76)。
【0008】この市内交換機104には、加入者Bの端
末が移動して来た時点で、この加入者Bに割り当てたネ
ットワーク番号“28371553”が登録されている
ので、このネットワーク番号“28371553”に基
づいて加入者Bの端末を呼び出して、この端末と加入者
Aの端末との間に呼を確立するための処理を行うことが
できる。
【0009】また、図16は、ナンバー・ポータビリテ
ィ機能を交換機自身によって実現する場合の概略説明図
である。図15の場合と同様に電話番号“257135
14”を含む呼設定要求が転送されてくると(S81,
S82)、運用体Xの市内交換機105は、運用体Xの
通信網がカバーする地域内に加入者Bの端末が不在であ
ると判定する。この交換機105には、電話番号(ポー
タブル番号)とネットワーク番号との対応表が用意され
ているので、呼設定要求中の電話番号“2571351
4”をネットワーク番号“28371553”に自動変
換した後に(ステップ83)、この呼設定要求を、コー
ルフォワーディング機能を用いて運用体Yの市内交換機
104に転送する(ステップ84)。この呼設定要求を
受けた市内交換機104は、図15の場合と同様に、加
入者Bの端末と加入者Aの端末との間に呼を確立するた
めの処理を行うことができる。
【0010】ところで、通常のダイヤル電話は、ダイヤ
ル信号として0〜9の数字しか交換機に送ることができ
ない。また、プッシュ電話は、ダイヤル信号として0〜
9の数字,並びに*及び#の信号しか送ることができな
い。但し、この*及び#の信号は、電話機が接続されて
いる交換機内でのみ使用される。なお、交換機内では1
6進数(1〜9,A〜F,即ち、4ビットの2進値で一
個の文字を表す)をベースに処理が行われている。
【0011】そのため、従来の交換機は、呼設定要求を
受信したときには、図17に示すように、(16進数ベ
ースに変換した上で)それに含まれる電話番号の数字を
分析し(S91)、数字が1乃至9,及びA(ダイヤル
信号及びプッシュ信号の0に相当)の何れかのみであれ
ば処理を続行し、1乃至9,及びA以外の数字が含まれ
ていた場合には、受信数字が異常であると判断して処理
を終了していた(S92)。
【0012】その結果、従来の交換機を用いてナンバー
・ポータビリティ機能を実現する場合には、ネットワー
ク番号としては、通常の電話番号と同じく、1〜9,及
び、Aの数字しか使用することができなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、通常の電
話番号及びネットワーク番号には、共に、10種類の数
字しか使用することができないので、登録可能な加入者
番号の順列は104通りしかない。従って、運用者Yの
交換機104にネットワーク番号を登録すればする程、
運用者Yと加入契約を行った加入者に対して割当可能な
電話番号の数が減ってしまう。例えば、図15及び図1
6の例では、ネットワーク番号として割り付けられた
“28371553”については、他の加入者の電話番
号として割り付けることはできなくなってしまう。その
ために、見掛けの加入者容量が減少してしまうという問
題があった。
【0014】本発明の課題は、従来におけるこのような
問題に鑑み、交換機に幾つネットワーク番号を登録して
も、この交換機に登録可能な加入者の電話番号の数を減
らすことがないネットワーク番号管理システム及び交換
機を、提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下の構成を採用した。請求項1記載の
発明は、夫々別個の地域をサービス対象地域とする複数
の交換機と電話番号変換装置とからなる電話網における
ネットワーク番号管理システムであって、前記各交換機
は、自己に固有の第1種の局番と第2種の局番とを有す
るとともに、特定端末に割り当てられた前記第1種の局
番及び任意の加入者番号の組合せである電話番号を登録
する第1テーブル,この第1テーブルに登録された電話
番号が割り当てられた端末が自己のサービス対象地域に
存在するか否かを示す不在情報を登録する第2テーブ
ル,割り当てられた電話番号が他の交換機の前記第1の
テーブルに登録されているが自己のサービス対象地域に
存在している端末に割り当てられた前記第2種の局番及
び任意の加入者番号の組み合わせからなるネットワーク
番号を登録する第3テーブル,前記第1テーブルに登録
されている電話番号を接続要求先電話番号とする呼設定
要求があった場合に、前記第2テーブルを参照して、前
記接続要求先電話番号が割り当てられた端末が自己のサ
ービス対象地域に存在しているか否かを判定する不在判
定手段,及び、この不在判定手段によって前記端末が自
己のサービス対象地域に存在していないと判定された場
合に、前記呼設定要求を前記電話番号変換装置へ向けて
転送する転送手段を有し、前記電話番号変換装置は、同
一の端末について、何れかの交換機の前記第1テーブル
に登録された電話番号と他の交換機の前記第3テーブル
に登録されたネットワーク番号とを対応付けた第4テー
ブル,何れかの交換機から転送された前記呼設定要求を
受信したときに、前記第4テーブルを参照して、前記呼
設定要求の前記接続先電話番号を対応するネットワーク
番号に変換する変換手段,及び、この変換手段によって
前記接続先電話番号が変換された前記呼設定接続要求
を、変換後の接続要求先電話番号に含まれる局番を有す
る交換機へ向けて転送する転送手段を有することを特徴
とする。
【0016】このように構成すると、各交換機は、電話
番号に用いられる第1種の局番の他に、ネットワーク番
号に用いられる第2種の局番を有している。従って、第
3テーブルに登録されるネットワーク番号が第2テーブ
ルに登録される電話番号と同じ番号になることはない。
従って、第3テーブルにネットワーク番号を幾ら登録し
ても、第1テーブルに登録する電話番号が制限されるこ
とはない。
【0017】請求項2記載の発明は、夫々別個の地域を
サービス対象地域とする複数の交換機からなる電話網に
おけるネットワーク番号管理システムであって、前記各
交換機は、自己に固有の第1種の局番と第2種の局番と
を有するとともに、特定端末に割り当てられた前記第1
種の局番及び任意の加入者番号の組合せである電話番号
を登録する第1テーブルと、この第1テーブルに登録さ
れた電話番号が割り当てられた端末が自己のサービス対
象地域に存在するか否かを示す不在情報を登録する第2
テーブルと、割り当てられた電話番号が他の交換機の前
記第1のテーブルに登録されているが自己のサービス対
象地域に存在している端末に割り当てられた前記第2種
の局番及び任意の加入者番号の組み合わせからなるネッ
トワーク番号を登録する第3テーブルと、同一の端末に
ついて、自己の前記第1テーブルに登録された電話番号
と他の交換機の前記第3テーブルに登録されたネットワ
ーク番号とを対応付けた第4テーブルと、前記第1テー
ブルに登録されている電話番号を接続要求先電話番号と
する呼設定要求があった場合に、前記第2テーブルを参
照して、前記接続要求先電話番号が割り当てられた端末
が自己のサービス対象地域に存在しているか否かを判定
する不在判定手段と、この不在判定手段によって前記端
末が自己のサービス対象地域に存在していないと判定さ
れた場合に、前記第4テーブルを参照して、前記呼設定
要求の前記接続先電話番号を対応するネットワーク番号
に変換する変換手段と、この変換手段によって前記接続
先電話番号が変換された前記呼設定要求を、変換後の接
続要求先電話番号に含まれる局番を有する交換機へ向け
て転送する転送手段とを有することを特徴とする。
【0018】このように構成すると、各交換機は、電話
番号に用いられる第1種の局番の他に、ネットワーク番
号に用いられる第2種の局番を有している。従って、第
3テーブルに登録されるネットワーク番号が第2テーブ
ルに登録される電話番号と同じ番号になることはない。
従って、第3テーブルにネットワーク番号を幾ら登録し
ても、第1テーブルに登録する電話番号が制限されるこ
とはない。
【0019】請求項3記載の発明は、夫々別個の地域を
サービス対象地域とする複数の交換機と電話番号変換装
置とからなる電話網におけるネットワーク番号管理シス
テムであって、前記各交換機は、自己に固有の局番を有
するとともに、特定端末に割り当てられた電話番号であ
って前記局番及び16進数の1乃至9及びAの数字のみ
からなる加入者番号の組合せである電話番号を登録する
第1テーブル,この第1テーブルに登録された電話番号
が割り当てられた端末が自己のサービス対象地域に存在
するか否かを示す不在情報を登録する第2テーブル,割
り当てられた電話番号が他の交換機の前記第1のテーブ
ルに登録されているが自己のサービス対象地域に存在し
ている端末に割り当てられたネットワーク番号であって
前記局番及び16進数のB乃至Fの数字の何れかを含む
加入者番号の組み合わせからなるネットワーク番号を登
録する第3テーブル,前記第1テーブルに登録されてい
る電話番号を接続要求先電話番号とする呼設定要求があ
った場合に、前記第2テーブルを参照して、前記接続要
求先電話番号が割り当てられた端末が自己のサービス対
象地域に存在しているか否かを判定する不在判定手段,
及び、この不在判定手段によって前記端末が自己のサー
ビス対象地域に存在していないと判定された場合に、前
記呼設定要求を前記電話番号変換装置へ向けて転送する
転送手段を有し、前記電話番号変換装置は、同一の端末
について、何れかの交換機の前記第1テーブルに登録さ
れた電話番号と他の交換機の前記第3テーブルに登録さ
れたネットワーク番号とを対応付けた第4テーブル,何
れかの交換機から転送された前記呼設定要求を受信した
ときに、前記第4テーブルを参照して、前記呼設定要求
の前記接続先電話番号を対応するネットワーク番号に変
換する変換手段,及び、この変換手段によって前記接続
先電話番号が変換された前記呼設定接続要求を、変換後
の接続要求先電話番号に含まれる局番を有する交換機へ
向けて転送する転送手段を有することを特徴とする。
【0020】このように構成すると、電話番号に含まれ
る加入者番号は16進数の1乃至9及びAの数字のみか
らなるとともに、ネットワークに含まれる加入者番号は
その一部又は全部に16進数のB乃至Fの数字を必ず含
んでいる。従って、第3テーブルに登録されるネットワ
ーク番号が第2テーブルに登録される電話番号と同じ番
号になることはない。従って、第3テーブルにネットワ
ーク番号を幾ら登録しても、第1テーブルに登録する電
話番号が制限されることはない。
【0021】請求項4記載の発明は、夫々別個の地域を
サービス対象地域とする複数の交換機からなる電話網に
おけるネットワーク番号管理システムであって、前記各
交換機は、自己に固有の局番を有するとともに、特定端
末に割り当てられた電話番号であって前記局番及び16
進数の1乃至9及びAの数字からなる加入者番号の組合
せである電話番号を登録する第1テーブルと、この第1
テーブルに登録された電話番号が割り当てられた端末が
自己のサービス対象地域に存在するか否かを示す不在情
報を登録する第2テーブルと、割り当てられた電話番号
が他の交換機の前記第1のテーブルに登録されているが
自己のサービス対象地域に存在している端末に割り当て
られたネットワーク番号であって前記局番及び16進数
のB乃至Fの数字の何れかを含む加入者番号の組み合わ
せからなるネットワーク番号を登録する第3テーブル
と、同一の端末について、自己の前記第1テーブルに登
録された電話番号と他の交換機の前記第3テーブルに登
録されたネットワーク番号とを対応付けた第4テーブル
と、前記第1テーブルに登録されている電話番号を接続
要求先電話番号とする呼設定要求があった場合に、前記
第2テーブルを参照して、前記接続要求先電話番号が割
り当てられた端末が自己のサービス対象地域に存在して
いるか否かを判定する不在判定手段と、この不在判定手
段によって前記端末が自己のサービス対象地域に存在し
ていないと判定された場合に、前記第4テーブルを参照
して、前記呼設定要求の前記接続先電話番号を対応する
ネットワーク番号に変換する変換手段と、この変換手段
によって前記接続先電話番号が変換された前記呼設定要
求を、変換後の接続要求先電話番号に含まれる局番を有
する交換機へ向けて転送する転送手段とを有することを
特徴とする。
【0022】このように構成すると、電話番号に含まれ
る加入者番号は16進数の1乃至9及びAの数字のみか
らなるとともに、ネットワークに含まれる加入者番号は
その一部又は全部に16進数のB乃至Fの数字を必ず含
んでいる。従って、第3テーブルに登録されるネットワ
ーク番号が第2テーブルに登録される電話番号と同じ番
号になることはない。従って、第3テーブルにネットワ
ーク番号を幾ら登録しても、第1テーブルに登録する電
話番号が制限されることはない。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1又は2の
第1テーブルに登録されている電話番号に含まれる加入
者番号が16進数の1乃至9及びAの数字のみからな
り、前記第3テーブルに登録されているネットワーク番
号に含まれる加入者番号が16進数のB乃至Fの数字の
何れかを含むことで、特定したものである。
【0024】請求項6記載の発明は、自己に固有の第1
種の局番と第2種の局番とを有するとともに、特定端末
に割り当てられた前記第1種の局番及び任意の加入者番
号の組合せである電話番号を登録する第1テーブルと、
この第1テーブルに登録された電話番号が割り当てられ
た端末が自己のサービス対象地域に存在するか否かを示
す不在情報を登録する第2テーブルと、割り当てられた
電話番号が他の交換機の前記第1のテーブルに登録され
ているが自己のサービス対象地域に存在している端末に
割り当てられた前記第2種の局番及び任意の加入者番号
の組み合わせからなるネットワーク番号を登録する第3
テーブルと、同一の端末について、自己の前記第1テー
ブルに登録された電話番号と他の交換機の前記第3テー
ブルに登録されたネットワーク番号とを対応付けた第4
テーブルと、前記第1テーブルに登録されている電話番
号を接続要求先電話番号とする呼設定要求があった場合
に、前記第2テーブルを参照して、前記接続要求先電話
番号が割り当てられた端末が自己のサービス対象地域に
存在しているか否かを判定する不在判定手段と、この不
在判定手段によって前記端末が自己のサービス対象地域
に存在していないと判定された場合に、前記第4テーブ
ルを参照して、前記呼設定要求の前記接続先電話番号を
対応するネットワーク番号に変換する変換手段と、この
変換手段によって前記接続先電話番号が変換された前記
呼設定要求を、変換後の接続要求先電話番号に含まれる
局番を有する交換機へ向けて転送する転送手段とを有す
ることを特徴とする交換機である。
【0025】このように構成すると、交換機は、電話番
号に用いられる第1種の局番の他に、ネットワーク番号
に用いられる第2種の局番を有している。従って、第3
テーブルに登録されるネットワーク番号が第2テーブル
に登録される電話番号と同じ番号になることはない。従
って、第3テーブルにネットワーク番号を幾ら登録して
も、第1テーブルに登録する電話番号が制限されること
はない。
【0026】請求項7記載の発明は、自己に固有の局番
を有するとともに、特定端末に割り当てられた電話番号
であって前記局番及び16進数の1乃至9及びAの数字
からなる加入者番号の組合せである電話番号を登録する
第1テーブルと、この第1テーブルに登録された電話番
号が割り当てられた端末が自己のサービス対象地域に存
在するか否かを示す不在情報を登録する第2テーブル
と、割り当てられた電話番号が他の交換機の前記第1の
テーブルに登録されているが自己のサービス対象地域に
存在している端末に割り当てられたネットワーク番号で
あって前記局番及び16進数のB乃至Fの数字の何れか
を含む加入者番号の組み合わせからなるネットワーク番
号を登録する第3テーブルと、同一の端末について、自
己の前記第1テーブルに登録された電話番号と他の交換
機の前記第3テーブルに登録されたネットワーク番号と
を対応付けた第4テーブルと、前記第1テーブルに登録
されている電話番号を接続要求先電話番号とする呼設定
要求があった場合に、前記第2テーブルを参照して、前
記接続要求先電話番号が割り当てられた端末が自己のサ
ービス対象地域に存在しているか否かを判定する不在判
定手段と、この不在判定手段によって前記端末が自己の
サービス対象地域に存在していないと判定された場合
に、前記第4テーブルを参照して、前記呼設定要求の前
記接続先電話番号を対応するネットワーク番号に変換す
る変換手段と、この変換手段によって前記接続先電話番
号が変換された前記呼設定要求を、変換後の接続要求先
電話番号に含まれる局番を有する交換機へ向けて転送す
る転送手段とを有することを特徴とする交換機である。
【0027】このように構成すると、電話番号に含まれ
る加入者番号は16進数の1乃至9及びAの数字のみか
らなるとともに、ネットワークに含まれる加入者番号は
その一部又は全部に16進数のB乃至Fの数字を必ず含
んでいる。従って、第3テーブルに登録されるネットワ
ーク番号が第2テーブルに登録される電話番号と同じ番
号になることはない。従って、第3テーブルにネットワ
ーク番号を幾ら登録しても、第1テーブルに登録する電
話番号が制限されることはない。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。
【0029】
【実施形態1】(電話網の構成)図1は、個々別々の運
用体(通信事業者)によって運営されている通信網を相
互に接続してなる電話網の構成を示す概念図である。こ
の図1の例は、運用体Aが運営する固定通信網,運用体
Xが運営する移動通信網,運用体Yが運営する移動通信
網,等から電話網が構成されている状態を示している。
なお、各運用体によって運営される電話網を夫々統括す
る市内交換機(運用体Aの市内交換機1,運用体Bの市
内交換機2,運用体Yの市内交換機3)は、図示せぬ中
継回線を介して相互に接続されている。その結果、何れ
かの市内交換機に収容された端末と他の市内交換機に収
容された端末との間の通話が可能になっている。
【0030】なお、各移動通信網を統括する市内交換機
(運用体Bの市内交換機2,運用体Yの市内交換機3)
は、更に、第三者によって運営されている交換機である
SSP(サービス交換ポイント)4に接続されている。
このSSP4は、SCP(サービス制御ポイント)に接
続されている。
【0031】以上のように構成される電話網において、
運用体Aの市内交換機1には、運用体Aと加入契約を交
わした加入者Aの端末6が接続されている。また、運用
体Xの市内交換機2がカバーするサービス対象地域に
は、運用体Xと加入契約を交わした加入者Bの端末7が
存在していたが、その後で、この端末7は、運用体Yの
市内交換機3がカバーするサービス対象地域に移動した
とする。なお、運用体Xの市内交換機2の局番は“25
71”である。また、運用体Yの市内交換機3の局番は
“2837”である。但し、本実施形態にるナンバー・
ポータビリティ機能を実現するために、この市内交換機
3には、通常の局番(第1種の局番)“2837”に加
えて、B〜Fの数字を一部に含むナンバー・ポータビリ
ティ用の局番(第2種の局番)“E222”が用意され
ている。
【0032】以下、電話網を構成する各装置の個別説明
を行う。 〔市内交換機〕図2は、市内交換機2,3の具体的構成
を示すブロック図である。この図2に示すように、各市
内交換機2,3は、多数の加入者端末に回線接続される
電子交換システム10,及び、この電子交換システム1
0に接続されている多数のトランク11とを主要部とす
るデジタル交換機である。各トランク11は、対向局
(SSP4や他の市内交換機1,2,3)に繋がる中継
線を収容している。さらに、電子交換システム10は、
CPU12及びメモリ13から構成されている。
【0033】このCPU12は、呼設定制御処理や交換
制御処理を行うプロセッサである。また、メモリ13
は、CPU12によって実行されることによってこのC
PU12に必要な動作を行わしめる制御プログラム15
を格納しているとともに、CPU1による制御処理の作
業領域(例えば、交換対象データをバッファリングする
領域)を提供している。さらに、メモリ13には、ナン
バー・ポータビリティ機能を実現するために、電話番号
管理テーブル14及びネットワーク番号テーブル15が
格納されている。
【0034】第1テーブル及び第2テーブルとしての電
話番号管理テーブル14は、図3に示すように、その市
内交換機を運営している運用者と加入契約を交わした加
入者の端末に割り当てられている電話番号(局番+加入
者番号)を一覧する欄(第1テーブルに相当)と、各電
話番号毎に、その電話番号が割り当てられている端末が
その市内交換機がカバーするサービス対象地域に存在し
ているか不在であるかを識別するフラグ(不在情報に相
当)が設定される欄(第2テーブルに相当)を有する。
図3の例は、運用体Xの市内交換機2に格納された電話
番号管理テーブル14を示しているので、加入者Bの端
末7に割り当てられた電話番号“25713514”が
登録されているとともに、この電話番号が割り当てられ
ている端末7が不在であるこをを示すフラグがセットさ
れている。
【0035】また、第3テーブルとしてのネットワーク
番号テーブル15は、図4に示すように、その市内交換
機がカバーするサービス対象地域に移動してきた端末に
割り当てられたネットワーク番号(ナンバー・ポータビ
リティ用の局番+加入者番号)を一覧するテーブルであ
る。図4の例は、運用体Yの市内交換機3に格納された
ネットワーク番号テーブル15を示しているので、加入
者Bの端末7に割り当てられたネットワーク番号“E2
22D333”が登録されている。なお、このネットワ
ーク番号は、その局番部分と加入者番号部分の夫々の全
部又は一部にB〜Fの数字(16進数)が含まれるよう
に、設定されている。
【0036】図5は、これら電話番号管理テーブル14
及びネットワーク番号テーブル15を参照してCPU1
2が実行する制御プログラム15の一部(呼設定プロセ
ス)を示すフローチャートである。この呼設定プロセス
は、その市内交換機がカバーするサービス対象地域に存
在する加入者端末又は他の運用者の市内交換機から呼設
定要求を受信した時に、スタートする。
【0037】スタート後、最初のS01では、CPU1
2は、数字分析処理を実行する。図6は、このS01に
て実行される数字分析処理サブルーチンの内容を示すフ
ローチャートである。このサブルーチンに入って最初の
S11では、CPU12は、受信した呼設定要求に含ま
れる接続要求先電話番号の数字を分析する。この分析が
完了すると、CPU12は、次のS12において、1〜
9及びA〜F以外の数字又は文字が接続要求先電話番号
に含まれていたか否かを判定する。そして、1〜9及び
A〜F以外の数字又は文字が接続要求先電話番号に含ま
れていた場合には、CPU12は、受信した接続要求先
電話番号の数字に異常があるものとして、処理を強制終
了する。これに対して、1〜9及びA〜F以外の数字又
は文字が接続要求先電話番号に含まれていない場合に
は、CPU12は、この数字分析処理サブルーチンを終
了して、図5のメインルーチンに処理を戻す。図5のメ
インルーチンでは、CPU12は、S01の次のS02
において、接続要求先電話番号に基づいて電話番号管理
テーブル14を検索する。次のS03では、CPU12
は、接続要求先電話番号が電話番号管理テーブル14に
登録されているか否かを判定する。そして、登録されて
いる場合には、処理をS04に進め、登録されていなけ
れば、処理をS07に進める。
【0038】S04では、CPU12は、電話番号管理
テーブル14に登録されている接続要求先電話番号に、
不在を示すフラグが設定されているか存在を示すフラグ
が設定されているかを判定する(不在判定手段に相
当)。そして、存在を示すフラグが設定されている場合
には、CPU12は、この接続要求先電話番号に基づい
てユーザ端末に対する呼設定処理を実行するために、処
理をS05に進める。
【0039】これに対して、不在を示すフラグが設定さ
れているとS04にて判定された場合には、CPU12
は、S06において、受信した呼設定要求に専用のアク
セスコード(移動時転送)を付して、SSP4へ転送す
る(転送手段に相当)。
【0040】一方、接続要求先電話番号が電話番号管理
テーブル14に登録されていないとS03にて判定した
場合には、CPU12は、処理をS07に進める。この
S07では、CPU12は、接続要求先電話番号に基づ
いてネットワーク番号管理テーブル16を検索する。次
のS08では、CPU12は、接続要求先電話番号がネ
ットワーク番号としてネットワーク番号管理テーブル1
6に登録されているか否かを判定する。そして、登録さ
れている場合には、CPU12は、この接続要求先電話
番号(ネットワーク番号)に基づいてユーザ端末に対す
る呼設定処理を実行するために、処理をS05に進め
る。これに対して、接続要求先電話番号がネットワーク
番号管理テーブル16に登録されていない場合には、C
PU12は、この処理をそのまま終了する。 〔SSP〕図7は、SSP(サービス交換ポイント)4
の具体的構成を示すブロック図である。この図7に示す
ように、SSP4は、各市内交換機2,3と同じ構成
(電子交換システム20及び多数のトランク21)を包
含するデジタル交換機である。このSSP4が各市内交
換機2,3と異なる点は、メモリ23内にSSP用制御
プログラム27を格納している点である。このSSP用
制御プログラム27は、上述した専用アクセスコード
(移動時転送)を付加した呼設定要求が各市内交換機
2,3から転送されて来た場合に、この呼設定要求をS
CP5に転送するプログラムである。 〔SCP〕図8は、SCP(サービス制御ポイント)5
の具体的構成を示すブロック図である。この図8に示す
ように、SCP5は、サービス制御システム30,及
び、このサービス制御システム30に接続されている多
数のトランク31とを主要部とする通信装置である。こ
のSCP5は交換機ではないために、サービス制御シス
テム30には加入者端末は回線接続されていない。この
サービス制御システム30は、CPU32及びメモリ3
3から構成されている。
【0041】このCPU32は、SCP5全体を制御し
て接続要求先電話番号をネットワーク番号へ変換する番
号変換処理を実行するプロセッサである。また、メモリ
33は、CPU12によって実行されることによってこ
のCPU32に必要な動作を行わしめる制御プログラム
35を格納しているとともに、CPU1による制御処理
の作業領域を提供している。さらに、メモリ33には、
ナンバー・ポータビリティ機能を実現して番号変換処理
をするために、変換データベース38を格納している。
【0042】第4テーブルとしての変換データベース3
8は、図9に示すように、各市内交換機2,3に登録さ
れた電話番号とその電話番号が割り当てられた端末につ
いて他の市内交換機3,2によって割り当てられたネッ
トワーク番号との対応関係を一覧しているテーブルであ
る。図9の例では、加入者Bの端末7に関して、運用者
Xの市内交換機2に登録された電話番号“257135
14”と運用者Yの市内交換機3に登録されたネットワ
ーク番号“E222D333”とが対応付けられて登録
されている。
【0043】図10は、この変換データベース38を参
照してCPU32が実行する制御プログラム35の一部
(呼設定要求転送プロセス)を示すフローチャートであ
る。この呼設定要求転送プロセスは、SSP4から転送
されて来た専用アクセスコード(移動時転送)を付加し
た呼設定要求を受信した時に、スタートする。
【0044】スタート後、最初のS21では、CPU3
2は、受信した呼設定要求に含まれる接続要求先電話番
号に基づいて変換データベース38を検索して、この電
話番号に対応付けられたネットワーク番号を読み出す。
そして、読み出したネットワーク番号を、呼設定要求中
の接続要求先電話番号に上書きする(変換手段に相
当)。
【0045】次のS22は、呼設定要求中に接続要求先
電話番号として書き込まれているネットワーク番号中の
局番によって特定される市内交換機に向けて、当該呼設
定要求を転送する(転送手段に相当)。 (呼設定時における動作)次に、図1を参照し、以上の
ように構成された電話網において加入者Aの端末6から
加入者Bの端末7に対して呼設定要求があった場合を例
として、電話網内における各部の動作を説明する。
【0046】いま、加入者Aが端末6をオフフックし
て、ダイヤルを“2−5−7−1−3−5−1−4”と
回したものとする(ステップ31)。すると、運用体A
の市内交換機1は、16進数ベースの接続要求先電話番
号“25713514”を含む呼設定要求を生成して、
この接続要求先電話番号の上4桁“2571”を局番と
する市内交換機(即ち、運用体Xの市内交換機2)に向
けて送出する(ステップ32)。
【0047】この呼設定要求を受信した市内交換機2
は、電話番号管理テーブル14を参照し、この呼設定要
求に含まれる接続要求先電話番号“25713514”
は登録されているが、この電話番号が割り当てられた加
入者Bの端末7は現在この市内交換機2がカバーするサ
ービス対象地域には存在していないと判定する(S0
3,S04)。そこで、この市内交換機2は、この呼設
定要求に専用アクセスコード(移動時転送)を付して、
SSP4に向けて転送する(S06)(ステップ3
3)。
【0048】この呼設定要求の転送を受けたSSP4
は、この呼設定要求を受信すると、それに付加されてい
る専用アクセスコードによって、接続要求先電話番号が
割当られた端末が移動した事を認識する。そこで、SS
P4は、この呼設定要求をSCP5に転送する(ステッ
プ34)。
【0049】この呼設定要求の転送を受けたSCP5
は、変換データベース38を参照し、この呼設定要求に
含まれる接続要求先電話番号“25713514”には
ネットワーク番号“E222D222”が対応付けられ
ていると認識する。そこで、この呼設定要求に含まれる
接続要求先電話番号“25713514”をネットワー
ク番号“E222D222”で上書きすることによっ
て、番号変換を行う(S21)(ステップ35)。そし
て、この変換後の接続要求先電話番号(ネットワーク番
号)の上4桁“E222”を局番(ナンバー・ポータビ
リティ番号)とする市内交換機(即ち、運用体Yの市内
交換機3)に向けて転送する(S22)(ステップ3
6)。
【0050】この呼設定要求を受信した市内交換機2
は、この呼設定要求に含まれる接続要求先電話番号(ネ
ットワーク番号)“E222D333”の数字解析を実
行するが(S01)、1−9,A−F以外の禁止文字は
含まれていないので、有効なものとして取り扱う。
【0051】続いて、市内交換機2は、電話番号管理テ
ーブル14を参照するが、この接続要求先電話番号(ネ
ットワーク番号)“E222D333”が登録されてい
ないと判定するので(S03)、次に、ネットワーク番
号管理テーブル16を参照し、この接続要求先電話番号
(ネットワーク番号)“E222D333”が登録され
ていることを認識する(S09)。
【0052】このようにして接続要求先電話番号(ネッ
トワーク番号)“E222D333”が登録されている
場合には、市内交換機2がカバーするサービス対象地域
に加入者Bの端末7が存在しているので、市内交換機2
は、この端末7と端末6との間に呼を確立するための呼
設定処理を実行する。
【0053】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、各市内交換局3には、通常の電話番号の上4桁とな
る局番“2837”の他、一般には公開されないナンバ
ー・ポータビリティ用の局番“E222”が付与されて
いる。そのため、ネットワーク番号としては、このナン
バー・ポータビリティ用の局番“E222”を上4桁と
する番号を割り当てることができるので、通常の電話番
号として割当可能な番号個数(104個)を減らすこと
がない。しかも、16進数のB−Fを電話番号としての
使用禁止数字から外しているので、ネットワーク番号の
下4桁(加入者番号)の数字としては、通常の電話番号
に使用される1−9,Aの他、B−Fを使用することが
できる。そのため、割当可能なネットワーク番号の個数
は計164個となるので、割当可能なネットワーク番号
の個数が従来のものよりも大幅に増える。
【0054】
【実施形態2】本発明の第2実施形態は、図11の概略
説明図に示すように、上述した第1実施形態と比較し、
ネットワーク番号下4桁(加入者番号)の数字として、
通常の電話番号に使用される1−9,Aのみを用いたこ
とを、特徴とする。このように構成すると割当可能なネ
ットワーク番号の個数は計104に留まるが、上述した
第1実施形態と同様、各市内交換機3には、通常の電話
番号の上4桁となる局番“2837”の他、一般には公
開されないナンバー・ポータビリティ用の局番“E22
2”が付与されている。そのため、ネットワーク番号と
しては、このナンバー・ポータビリティ用の局番“E2
22”を上4桁とする番号を割り当てることができるの
で、通常の電話番号として割当可能な番号個数(104
個)を減らすことがない。本第2実施形態におけるその
他の構成は、上述した第1実施形態のものと全く同じで
あるので、その説明を省略する。
【0055】
【実施形態3】本発明の第3実施形態は、図12の概略
説明図に示すように、上述した第1実施形態と比較し、
各市内交換機3の局番としては通常の電話番号の上4桁
となる局番“2837”のみが付与されていることを、
特徴とする。このように構成すると割当可能なネットワ
ーク番号の個数は少なくなるが、16進数のB−Fを電
話番号としての使用禁止数字から外し、ネットワーク番
号の下4桁(加入者番号)の一部又は全部に16進数の
B−Fを常に用いている。そのため、通常の電話番号と
して割当可能な全ての番号(104個)を確保したとし
ても、割当可能なネットワーク番号の個数は計(164
−104)個となる。本第3実施形態におけるその他の
構成は、上述した第1実施形態のものと全く同じである
ので、その説明を省略する。
【0056】
【実施形態4】本発明の第4実施形態は、上述した第1
実施形態と比較して、各市内交換機2,3のメモリ13
に図9の変換データベース38が備えられているととも
に、各市内交換機2,3のCPU12自身が、不在の電
話番号についての番号変換処理をも実行することを、特
徴とする。本第4実施形態の各交換機1,2,3におけ
るその他の構成は、第1実施形態のものと全く同じであ
るので、その説明を省略する。
【0057】図14は、本第4実施形態における各市内
交換機2,3のCPU12が実行する制御プログラム1
5の一部(呼設定・番号変換プロセス)を示すフローチ
ャートである。この呼設定・番号変換プロセスは、その
市内交換機がカバーするサービス対象地域に存在する加
入者端末又は他の運用者の市内交換機から呼設定要求を
受信した時に、スタートする。
【0058】スタート後、最初のS41では、CPU1
2は、図6の数字分析処理サブルーチンに従って、数字
分析処理を実行する。次のS42では、CPU12は、
接続要求先電話番号に基づいて電話番号管理テーブル1
4を検索する。次のS43では、CPU12は、接続要
求先電話番号が電話番号管理テーブル14に登録されて
いるか否かを判定する。そして、登録されている場合に
は、処理をS44に進め、登録されていなければ、処理
をS48に進める。
【0059】S44では、CPU12は、電話番号管理
テーブル14に登録されている接続要求先電話番号に、
不在を示すフラグが設定されているか存在を示すフラグ
が設定されているかを判定する(不在判定手段に相
当)。そして、存在を示すフラグが設定されている場合
には、CPU12は、この接続要求先電話番号に基づい
てユーザ端末に対する呼設定処理を実行するために、処
理をS45に進める。
【0060】これに対して、不在を示すフラグが設定さ
れているとS44にて判定された場合には、CPU12
は、処理をS46に進める。このS46では、CPU1
2は、受信した呼設定要求に含まれる接続要求先電話番
号に基づいて変換データベース38を検索して、この電
話番号に対応付けられたネットワーク番号を読み出す。
そして、読み出したネットワーク番号を、呼設定要求中
の接続要求先電話番号に上書きする(変換手段に相
当)。
【0061】次のS47は、呼設定要求中に接続要求先
電話番号として書き込まれているネットワーク番号中の
局番によって特定される市内交換機に向けて、当該呼設
定要求を転送する(転送手段に相当)。
【0062】一方、接続要求先電話番号が電話番号管理
テーブル14に登録されていないとS43にて判定した
場合には、CPU12は、処理をS48に進める。この
S48では、CPU12は、接続要求先電話番号に基づ
いてネットワーク番号管理テーブル16を検索する。次
のS49では、CPU12は、接続要求先電話番号がネ
ットワーク番号としてネットワーク番号管理テーブル1
6に登録されているか否かを判定する。そして、登録さ
れている場合には、CPU12は、この接続要求先電話
番号(ネットワーク番号)に基づいてユーザ端末に対す
る呼設定処理を実行するために、処理をS45に進め
る。これに対して、接続要求先電話番号がネットワーク
番号管理テーブル16に登録されていない場合には、C
PU12は、この処理をそのまま終了する。 (呼設定時における動作)次に、図1を参照し、以上の
ように構成された電話網において加入者Aの端末6から
加入者Bの端末7に対して呼設定要求があった場合を例
として、電話網内における各部の動作を説明する。
【0063】いま、加入者Aが端末6をオフフックし
て、ダイヤルを“2−5−7−1−3−5−1−4”と
回したものとする(ステップ51)。すると、運用体A
の市内交換機1は、16進数ベースの接続要求先電話番
号“25713514”を含む呼設定要求を生成して、
この接続要求先電話番号の上4桁“2571”を局番と
する市内交換機(即ち、運用体Xの市内交換機2)に向
けて送出する(ステップ52)。
【0064】この呼設定要求を受信した市内交換機2
は、電話番号管理テーブル14を参照し、この呼設定要
求に含まれる接続要求先電話番号“25713514”
は登録されているが、この電話番号が割り当てられた加
入者Bの端末7は現在この市内交換機2がカバーするサ
ービス対象地域には存在していないと判定する(S4
3,S44)。そこで、この市内交換機2は、変換デー
タベース38を参照し、この接続要求先電話番号“25
713514”にはネットワーク番号“E222D22
2”が対応付けられていると認識する。そこで、この呼
設定要求に含まれる接続要求先電話番号“257135
14”をネットワーク番号“E222D222”で上書
きすることによって、番号変換を行う(S46)(ステ
ップ53)。そして、この変換後の接続要求先電話番号
(ネットワーク番号)の上4桁“E222”を局番(ナ
ンバー・ポータビリティ番号)とする市内交換機(即
ち、運用体Yの市内交換機3)に向けて送出する(S4
7)(ステップ54)。
【0065】この呼設定要求を受信した市内交換機2
は、この呼設定要求に含まれる接続要求先電話番号(ネ
ットワーク番号)“E222D333”の数字解析を実
行するが(S41)、1−9,A−F以外の禁止文字は
含まれていないので、有効なものとして取り扱う。
【0066】続いて、市内交換機2は、電話番号管理テ
ーブル14を参照するが、この接続要求先電話番号(ネ
ットワーク番号)“E222D333”が登録されてい
ないと判定するので(S43)、次に、ネットワーク番
号管理テーブル16を参照し、この接続要求先電話番号
(ネットワーク番号)“E222D333”が登録され
ていることを認識する(S49)。
【0067】このようにして接続要求先電話番号(ネッ
トワーク番号)“E222D333”が登録されている
場合には、市内交換機2がカバーするサービス対象地域
に加入者Bの端末7が存在しているので、市内交換機2
は、この端末7と端末6との間に呼を確立するための呼
設定処理を実行する。
【0068】以上説明したように、本実施形態によって
も、上述した第1実施形態と同じ効果を得ることができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によるネ
ットワーク番号管理システム及び交換機によれば、交換
機に幾つネットワーク番号を登録しても、この交換機に
登録可能な加入者の電話番号の数を減らすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による電話網の概略構
成を示す図
【図2】 図1の各市内交換機の具体的構成を示すブロ
ック図
【図3】 図2の電話番号管理テーブルのデータ構造を
示す図
【図4】 図2のネットワーク番号管理テーブルのデー
タ構造を示す図
【図5】 図2の制御プログラムに従ってCPUが実行
する呼設定処理を示すフローチャート
【図6】 図5のS01にて実行される数字分析処理サ
ブルーチンを示すフローチャート
【図7】 図2のSSPの具体的構成を示すブロック図
【図8】 図2のSCPの具体的構成を示すブロック図
【図9】 図8の変換データベースのデータ構造を示す
【図10】 図8の制御プログラムに従ってCPUが実
行する呼設定要求転送処理を示すフローチャート
【図11】 本発明の第2実施形態による電話網の概略
構成を示す図
【図12】 本発明の第3実施形態による電話網の概略
構成を示す図
【図13】 本発明の第4実施形態による電話網の概略
構成を示す図
【図14】 図13の各市内交換機のCPUが実行する
呼設定処理を示すフローチャート
【図15】 従来のローミングの例を示す図
【図16】 従来のローミングの例を示す図
【図17】 従来の交換機における数字分析処理を示す
フローチャート
【符号の説明】
2 市内交換機 3 市内交換機 4 SSP 5 SCP 6 端末 7 端末 12 CPU 13 メモリ 14 電話番号管理テーブル 15 制御プログラム 16 ネットワーク番号管理テーブル 32 CPU 33 メモリ 35 制御プログラム 38 変換データベース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々別個の地域をサービス対象地域とする
    複数の交換機と電話番号変換装置とからなる電話網にお
    けるネットワーク番号管理システムであって、 前記各交換機は、自己に固有の第1種の局番と第2種の
    局番とを有するとともに、特定端末に割り当てられた前
    記第1種の局番及び任意の加入者番号の組合せである電
    話番号を登録する第1テーブル,この第1テーブルに登
    録された電話番号が割り当てられた端末が自己のサービ
    ス対象地域に存在するか否かを示す不在情報を登録する
    第2テーブル,割り当てられた電話番号が他の交換機の
    前記第1のテーブルに登録されているが自己のサービス
    対象地域に存在している端末に割り当てられた前記第2
    種の局番及び任意の加入者番号の組み合わせからなるネ
    ットワーク番号を登録する第3テーブル,前記第1テー
    ブルに登録されている電話番号を接続要求先電話番号と
    する呼設定要求があった場合に、前記第2テーブルを参
    照して、前記接続要求先電話番号が割り当てられた端末
    が自己のサービス対象地域に存在しているか否かを判定
    する不在判定手段,及び、この不在判定手段によって前
    記端末が自己のサービス対象地域に存在していないと判
    定された場合に、前記呼設定要求を前記電話番号変換装
    置へ向けて転送する転送手段を有し、 前記電話番号変換装置は、同一の端末について、何れか
    の交換機の前記第1テーブルに登録された電話番号と他
    の交換機の前記第3テーブルに登録されたネットワーク
    番号とを対応付けた第4テーブル,何れかの交換機から
    転送された前記呼設定要求を受信したときに、前記第4
    テーブルを参照して、前記呼設定要求の前記接続先電話
    番号を対応するネットワーク番号に変換する変換手段,
    及び、この変換手段によって前記接続先電話番号が変換
    された前記呼設定接続要求を、変換後の接続要求先電話
    番号に含まれる局番を有する交換機へ向けて転送する転
    送手段を有することを特徴とするネットワーク番号管理
    システム。
  2. 【請求項2】夫々別個の地域をサービス対象地域とする
    複数の交換機からなる電話網におけるネットワーク番号
    管理システムであって、 前記各交換機は、 自己に固有の第1種の局番と第2種の局番とを有すると
    ともに、 特定端末に割り当てられた前記第1種の局番及び任意の
    加入者番号の組合せである電話番号を登録する第1テー
    ブルと、 この第1テーブルに登録された電話番号が割り当てられ
    た端末が自己のサービス対象地域に存在するか否かを示
    す不在情報を登録する第2テーブルと、 割り当てられた電話番号が他の交換機の前記第1のテー
    ブルに登録されているが自己のサービス対象地域に存在
    している端末に割り当てられた前記第2種の局番及び任
    意の加入者番号の組み合わせからなるネットワーク番号
    を登録する第3テーブルと、 同一の端末について、自己の前記第1テーブルに登録さ
    れた電話番号と他の交換機の前記第3テーブルに登録さ
    れたネットワーク番号とを対応付けた第4テーブルと、 前記第1テーブルに登録されている電話番号を接続要求
    先電話番号とする呼設定要求があった場合に、前記第2
    テーブルを参照して、前記接続要求先電話番号が割り当
    てられた端末が自己のサービス対象地域に存在している
    か否かを判定する不在判定手段と、 この不在判定手段によって前記端末が自己のサービス対
    象地域に存在していないと判定された場合に、前記第4
    テーブルを参照して、前記呼設定要求の前記接続先電話
    番号を対応するネットワーク番号に変換する変換手段
    と、 この変換手段によって前記接続先電話番号が変換された
    前記呼設定要求を、変換後の接続要求先電話番号に含ま
    れる局番を有する交換機へ向けて転送する転送手段とを
    有することを特徴とするネットワーク番号管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】夫々別個の地域をサービス対象地域とする
    複数の交換機と電話番号変換装置とからなる電話網にお
    けるネットワーク番号管理システムであって、 前記各交換機は、自己に固有の局番を有するとともに、
    特定端末に割り当てられた電話番号であって前記局番及
    び16進数の1乃至9及びAの数字のみからなる加入者
    番号の組合せである電話番号を登録する第1テーブル,
    この第1テーブルに登録された電話番号が割り当てられ
    た端末が自己のサービス対象地域に存在するか否かを示
    す不在情報を登録する第2テーブル,割り当てられた電
    話番号が他の交換機の前記第1のテーブルに登録されて
    いるが自己のサービス対象地域に存在している端末に割
    り当てられたネットワーク番号であって前記局番及び1
    6進数のB乃至Fの数字の何れかを含む加入者番号の組
    み合わせからなるネットワーク番号を登録する第3テー
    ブル,前記第1テーブルに登録されている電話番号を接
    続要求先電話番号とする呼設定要求があった場合に、前
    記第2テーブルを参照して、前記接続要求先電話番号が
    割り当てられた端末が自己のサービス対象地域に存在し
    ているか否かを判定する不在判定手段,及び、この不在
    判定手段によって前記端末が自己のサービス対象地域に
    存在していないと判定された場合に、前記呼設定要求を
    前記電話番号変換装置へ向けて転送する転送手段を有
    し、 前記電話番号変換装置は、同一の端末について、何れか
    の交換機の前記第1テーブルに登録された電話番号と他
    の交換機の前記第3テーブルに登録されたネットワーク
    番号とを対応付けた第4テーブル,何れかの交換機から
    転送された前記呼設定要求を受信したときに、前記第4
    テーブルを参照して、前記呼設定要求の前記接続先電話
    番号を対応するネットワーク番号に変換する変換手段,
    及び、この変換手段によって前記接続先電話番号が変換
    された前記呼設定接続要求を、変換後の接続要求先電話
    番号に含まれる局番を有する交換機へ向けて転送する転
    送手段を有することを特徴とするネットワーク番号管理
    システム。
  4. 【請求項4】夫々別個の地域をサービス対象地域とする
    複数の交換機からなる電話網におけるネットワーク番号
    管理システムであって、 前記各交換機は、 自己に固有の局番を有するとともに、 特定端末に割り当てられた電話番号であって前記局番及
    び16進数の1乃至9及びAの数字からなる加入者番号
    の組合せである電話番号を登録する第1テーブルと、 この第1テーブルに登録された電話番号が割り当てられ
    た端末が自己のサービス対象地域に存在するか否かを示
    す不在情報を登録する第2テーブルと、 割り当てられた電話番号が他の交換機の前記第1のテー
    ブルに登録されているが自己のサービス対象地域に存在
    している端末に割り当てられたネットワーク番号であっ
    て前記局番及び16進数のB乃至Fの数字の何れかを含
    む加入者番号の組み合わせからなるネットワーク番号を
    登録する第3テーブルと、 同一の端末について、自己の前記第1テーブルに登録さ
    れた電話番号と他の交換機の前記第3テーブルに登録さ
    れたネットワーク番号とを対応付けた第4テーブルと、 前記第1テーブルに登録されている電話番号を接続要求
    先電話番号とする呼設定要求があった場合に、前記第2
    テーブルを参照して、前記接続要求先電話番号が割り当
    てられた端末が自己のサービス対象地域に存在している
    か否かを判定する不在判定手段と、 この不在判定手段によって前記端末が自己のサービス対
    象地域に存在していないと判定された場合に、前記第4
    テーブルを参照して、前記呼設定要求の前記接続先電話
    番号を対応するネットワーク番号に変換する変換手段
    と、 この変換手段によって前記接続先電話番号が変換された
    前記呼設定要求を、変換後の接続要求先電話番号に含ま
    れる局番を有する交換機へ向けて転送する転送手段とを
    有することを特徴とするネットワーク番号管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記第1テーブルに登録されている電話番
    号に含まれる加入者番号は、16進数の1乃至9及びA
    の数字のみからなり、 前記第3テーブルに登録されているネットワーク番号に
    含まれる加入者番号は、16進数のB乃至Fの数字の何
    れかを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のネッ
    トワーク番号管理システム。
  6. 【請求項6】自己に固有の第1種の局番と第2種の局番
    とを有するとともに、 特定端末に割り当てられた前記第1種の局番及び任意の
    加入者番号の組合せである電話番号を登録する第1テー
    ブルと、 この第1テーブルに登録された電話番号が割り当てられ
    た端末が自己のサービス対象地域に存在するか否かを示
    す不在情報を登録する第2テーブルと、 割り当てられた電話番号が他の交換機の前記第1のテー
    ブルに登録されているが自己のサービス対象地域に存在
    している端末に割り当てられた前記第2種の局番及び任
    意の加入者番号の組み合わせからなるネットワーク番号
    を登録する第3テーブルと、 同一の端末について、自己の前記第1テーブルに登録さ
    れた電話番号と他の交換機の前記第3テーブルに登録さ
    れたネットワーク番号とを対応付けた第4テーブルと、 前記第1テーブルに登録されている電話番号を接続要求
    先電話番号とする呼設定要求があった場合に、前記第2
    テーブルを参照して、前記接続要求先電話番号が割り当
    てられた端末が自己のサービス対象地域に存在している
    か否かを判定する不在判定手段と、 この不在判定手段によって前記端末が自己のサービス対
    象地域に存在していないと判定された場合に、前記第4
    テーブルを参照して、前記呼設定要求の前記接続先電話
    番号を対応するネットワーク番号に変換する変換手段
    と、 この変換手段によって前記接続先電話番号が変換された
    前記呼設定要求を、変換後の接続要求先電話番号に含ま
    れる局番を有する交換機へ向けて転送する転送手段とを
    有することを特徴とする交換機。
  7. 【請求項7】自己に固有の局番を有するとともに、 特定端末に割り当てられた電話番号であって前記局番及
    び16進数の1乃至9及びAの数字からなる加入者番号
    の組合せである電話番号を登録する第1テーブルと、 この第1テーブルに登録された電話番号が割り当てられ
    た端末が自己のサービス対象地域に存在するか否かを示
    す不在情報を登録する第2テーブルと、 割り当てられた電話番号が他の交換機の前記第1のテー
    ブルに登録されているが自己のサービス対象地域に存在
    している端末に割り当てられたネットワーク番号であっ
    て前記局番及び16進数のB乃至Fの数字の何れかを含
    む加入者番号の組み合わせからなるネットワーク番号を
    登録する第3テーブルと、 同一の端末について、自己の前記第1テーブルに登録さ
    れた電話番号と他の交換機の前記第3テーブルに登録さ
    れたネットワーク番号とを対応付けた第4テーブルと、 前記第1テーブルに登録されている電話番号を接続要求
    先電話番号とする呼設定要求があった場合に、前記第2
    テーブルを参照して、前記接続要求先電話番号が割り当
    てられた端末が自己のサービス対象地域に存在している
    か否かを判定する不在判定手段と、 この不在判定手段によって前記端末が自己のサービス対
    象地域に存在していないと判定された場合に、前記第4
    テーブルを参照して、前記呼設定要求の前記接続先電話
    番号を対応するネットワーク番号に変換する変換手段
    と、 この変換手段によって前記接続先電話番号が変換された
    前記呼設定要求を、変換後の接続要求先電話番号に含ま
    れる局番を有する交換機へ向けて転送する転送手段とを
    有することを特徴とする交換機。
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