JPH11275498A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JPH11275498A
JPH11275498A JP10079830A JP7983098A JPH11275498A JP H11275498 A JPH11275498 A JP H11275498A JP 10079830 A JP10079830 A JP 10079830A JP 7983098 A JP7983098 A JP 7983098A JP H11275498 A JPH11275498 A JP H11275498A
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JP
Japan
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video camera
information
recording
recording medium
unit
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Application number
JP10079830A
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English (en)
Inventor
Toshio Kaneshiro
寿雄 金城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラ本体外からの情報を取り込み、
これを適宣処理可能とする。 【解決手段】 ビデオカメラ本体1に、光ディスク再生
装置2を電気的に接続するためのコネクタ端子18及び
該装置2を機械的に接続するためのネジ孔19を設け、
これらを介して両者を接続する。そして、前記装置2に
より再生された情報をコネクタ端子18を介してビデオ
カメラ本体1側に取り込み適宣処理する。例えば、ビデ
オカメラ本体1は、前記装置2により再生された音声情
報を取り込み、これをマイクロホン6で集音された音声
と混合してビデオテープに記録する。これにより、被写
体の撮像と同時に所望のBGMを記録することができ、
撮像後のアフターレコーディングを不要とすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯型のビ
デオカメラ装置等に設けて好適なビデオカメラ装置に関
し、特に、ビデオカメラ本体外からの情報を取り込ん
で、これを適宣処理可能としたビデオカメラ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日において、例えばCCDイメージセ
ンサで所望の被写体を撮像すると共に本体側に設けられ
たマイクロホンで撮像時の周囲の音声を集音し、この映
像及び音声をビデオテープに例えば動画記録するビデオ
カメラ装置が普及している。このようなビデオカメラ装
置のうち、アナログ記録方式のビデオカメラ装置は、前
記映像及び音声を、VHS−Cカセットテープ、或いは
8mmカセットテープ等のビデオテープにアナログ記録
するようになっている。また、近年において普及しつつ
あるデジタル記録方式によるいわゆるDV規格のビデオ
カメラ装置は、前記映像及び音声を、例えばミニDVカ
セットと呼ばれるビデオテープにデジタル記録するよう
になっている。アナログ記録方式及びデジタル記録方
式、いずれの場合もビデオテープカセットは小型に設計
されており、ビデオカメラ装置の小型軽量化及び携帯性
を担保するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来のビデオ
カメラ装置において、ユーザが所望する音声を映像と共
に記録しようとした場合、撮影中に所望する音声を例え
ばバックグランドミュージック(BGM)等として流
し、ビデオカメラ本体に設けられているマイクロホンで
このBGM等を集音して映像と共に記録するか、或いは
撮影後に、アフターレコーディング機能(いわゆるアフ
レコ機能)を用いて、ユーザが新たに所望の音声を入力
して音声のみを再度記録し直す必要がある。
【0004】しかし、前記BGM等を流しながら撮影を
行う方法は、例えばテープレコーダ装置等の音響機器を
撮影場所に設置し、或いは該音響機器を持ち歩きながら
撮影を行う必要があるため非常に煩雑であるうえ、記録
される音声も周囲の雑音が多く混入したものとなり、非
現実的とも言え好ましいものではない。このため、所望
の音声を良好な音質で記録するには、前記アフターレコ
ーディング機能を用いることが好ましいのであるが、こ
のアフターレコーディングは、その操作が複雑で大変な
手間を要するうえ、機種によっては撮影時にマイクホン
を通じて集音された音声に上書きされるかたちでユーザ
により入力された音声が記録されるため、該撮影時の音
声が消去される不都合がある。このようなことから、ア
フターレコーディング機能は殆どの場合使用されること
はなく、ユーザは、撮影時そのままの映像及び音声を視
聴するに止まっているのが現状である。従って、多忙な
現代のニーズとして、撮影時に映像と同時に撮影場面に
ふさわしい音楽等をミキシング処理可能な機能を有する
ビデオカメラ装置の開発が望まれている。
【0005】また、この他、外部からの情報を取り込ん
でこれを適宣処理することができるようなビデオカメラ
装置の開発が望まれている。
【0006】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、主として複雑かつ面倒な操作を必要とするこ
となく、撮影時の音声と同時に所望の音楽を記録するこ
とができる等のように、外部からの情報を取り込んでこ
れを適宣処理することができるようなビデオカメラ装置
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔請求項1に対応する課
題解決手段〕まず、請求項1記載の本発明に係るビデオ
カメラ装置は、上述の課題を解決するために撮像手段で
撮像を行うことで得られた撮像情報を、記録手段で第1
の記録媒体に記録するビデオカメラ本体と、前記ビデオ
カメラ本体に対して少なくとも電気的な接続を図る電気
的接続手段を備え、第2の記録媒体に記録された記録情
報を再生して該電気的接続手段を介してビデオカメラ本
体側に供給する再生手段とを有する。そして、前記ビデ
オカメラ本体の記録手段が、少なくとも前記撮像手段か
らの撮像情報と共に、前記再生手段により第2の記録媒
体から再生された記録情報を前記第1の記録媒体に記録
することを特徴としている。
【0008】撮像手段としては、例えばCCDイメージ
センサや撮像管等を適用することができる。ビデオカメ
ラ本体としては、例えばDV規格の一体型ビデオカメラ
装置等を適用することができる。
【0009】電気的接続手段としては、例えばコネクタ
端子やケーブル接続端子等を適用することができる。コ
ネクタ端子を設けた場合には、ビデオカメラ本体及び再
生手段を一体的かつ電気的に接続することができる。ま
た、ケーブル接続端子を設けた場合には、このケーブル
接続端子に接続ケーブルを接続することで、ビデオカメ
ラ本体及び再生手段を、物理的に分離したかたちで電気
的に接続することができる。
【0010】第1の記録媒体としては、例えばビデオテ
ープの他、半導体メモリ、磁気カード、光磁気ディスク
やライトワンス等のリライタブルな光ディスク(いわゆ
るミニディスク(MD)やデジタルビデオディスク(D
VD))、或いはフロッピーディスク(FD)やハード
ディスク(HDD)等の磁気ディスクを適用することが
できる。記録手段は、このような第1の記録媒体に対応
する記録を行うようになっている。
【0011】第2の記録媒体としては、例えばデータが
プリピットで記録されたプリピット光ディスク、光磁気
ディスク、プリピットでデータが記録された部分と光磁
気記録部分とが混在するハイブリットディスクやライト
ワンス等の光ディスク(リライタブルである必要はな
い。)の他、半導体メモリ、磁気カード、光カード、カ
セットテープ、デジタルオーディオテープ(DAT)、
ビデオテープ、或いはフロッピーディスクやハードディ
スク(HDD)等の磁気ディスクを適用することができ
る。再生手段は、例えばいわば外付けの形態となってお
り、このような第2の記録媒体に記録された記録情報の
再生機能を有している。
【0012】また、この第2の記録媒体に記録されてい
る記録情報としては、例えば画像情報、文字情報、音声
情報、プログラム情報等の様々な情報を想定している。
さらに具体的には、例えば旅行先に関する情報、スケジ
ュール、旅行同行者やタイトル等のスーパ、パーソナル
コンピュータ装置、スキャナ装置やデジタルカメラ装置
等から取り込んだ地図、イラスト、コンピュータグラフ
ィック(CG)、静止画像等を挙げることができる。
【0013】また、ビデオカメラ本体及び再生手段が取
り扱う情報形態は、アナログ形態、デジタル形態のいず
れの場合でもよい。
【0014】このような構成を有する請求項1記載の本
発明に係るビデオカメラ装置は、ビデオカメラ本体の記
録手段が、撮像手段からの撮像情報と共に、前記再生手
段により第2の記録媒体から再生された記録情報を前記
第1の記録媒体に記録する。これにより、第1の記録媒
体から、撮像情報と共に第2の記録媒体に記録されてい
た記録情報を再生することで、或いは第2の記録媒体に
記録されていた記録情報のみを再生することで、該記録
情報を適宣利用に供することができる。
【0015】例えば、第2の記録媒体に記録されていた
記録情報がユーザが所望する音楽情報であった場合は、
第1の記録媒体に撮像情報と共に音楽情報を記録するこ
とができ、これを再生することで所望のバックグランド
ミュージック(BGM)が付加された映像を楽しむこと
ができる。そして、このBGMは、撮像情報の記録と同
時に第1の記録媒体に記録されるため、アフターレコー
ディングのような複雑かつ面倒な操作を必要とすること
なく、所望の音声を記録することができる。
【0016】例えば第2の記録媒体の結婚式用のBGM
を再生し、このBGMと共に結婚式の状況を撮影するこ
とにより、この1回の撮影操作のみで結婚式の状況及び
効果的なBGMを記録した、いわゆるメモリアルテープ
(メモリアル記録媒体)が形成されることとなる。
【0017】また、第2の記録媒体に記録されていた記
録情報がユーザが所望する画像情報や文字情報であった
場合は、第1の記録媒体に撮像情報と共にこの画像情報
や文字情報を記録することができ、これを再生すること
で撮像情報に応じた画像に重畳して、或いは画像情報や
文字情報のみを表示可能とすることができる。
【0018】なお、ビデオカメラ本体内に設けられたキ
ャラクタジェネレータ等の半導体メモリに記録されたタ
イトルや簡単なイラスト等を読み出して撮像情報と共に
表示(記録)するようなビデオカメラ装置は従来より知
られているが、これはキャラクタジェネレータ等に記憶
されているタイトル等の中から所望するタイトル等を選
択するに止まり、ユーザが真に希望するタイトル等を選
択することができるとは言えない。しかし、本発明の場
合、第2の記録媒体にユーザが所望する画像情報や自ら
製作して予め用意しておいたタイトル等を記録しこれを
撮像情報と共に記録することができるため、ユーザが真
に希望するタイトル等を選択して記録することを可能と
することができる。
【0019】〔請求項2に対応する課題解決手段〕次
に、請求項2記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、
上述の課題を解決するために撮像を行うことで得られた
撮像情報を第1の記録媒体に少なくとも記録するビデオ
カメラ本体と、前記ビデオカメラ本体に対して少なくと
も電気的な接続を図る電気的接続手段を備え、第2の記
録媒体に記録された記録情報を再生して該電気的接続手
段を介してビデオカメラ本体側に供給する再生手段と、
前記ビデオカメラ本体側に設けられ、前記再生手段で再
生された記録情報に応じた画像を表示し、或いは前記撮
像情報に応じた画像に重畳して表示する表示手段とを有
する。
【0020】第1の記録媒体、ビデオカメラ本体、電気
的接続手段、第2の記録媒体及び再生手段としては、上
述の各手段で説明した装置や媒体等を適用することがで
きる。表示手段としては、例えば電子ビューファインダ
や、小型の液晶モニタ等を適用することができる。ま
た、ここでいう「記録情報に応じた画像」は、イラスト
等の絵的な画像の他、文字も含む概念である。
【0021】このような構成を有する請求項2記載の本
発明に係るビデオカメラ装置は、ビデオカメラ本体に対
して、いわば外付けされる再生手段により再生された記
録情報に応じた画像のみを表示手段が表示し、或いは再
生手段により再生された記録情報に応じた画像を前記撮
像情報に応じた画像に重畳して表示手段が表示する。
【0022】具体的には、例えば第2の記録媒体に旅行
先の地図の画像を記録しておき、これを撮像時や撮像時
以外のときに再生して表示手段に表示することにより、
わざわざ地図を持ち歩く必要がなく、ビデオカメラ装置
を地図代わりに活用することを可能とすることができ
る。また、第2の記録媒体に旅行先での買い物リストや
注意事項等を記録しておき、これを表示手段に表示する
ことにより、土産物の買い忘れの防止や危険防止に役立
ち、いわばメモ帳代わりに当該ビデオカメラ装置を用い
ることができ、利便性の向上を図ることができる。
【0023】〔請求項3に対応する課題解決手段〕次
に、請求項3記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、
上述の課題を解決するために、撮像を行うことで得られ
た撮像情報を第1の記録媒体に少なくとも記録するビデ
オカメラ本体と、少なくとも地図情報が記憶された第2
の記録媒体と、前記ビデオカメラ本体に対して少なくと
も電気的な接続を図る電気的接続手段を備え、前記第2
の記録媒体に記録された地図情報を再生して該電気的接
続手段を介してビデオカメラ本体側に供給する再生手段
と、絶対位置を検出する絶対位置検出手段と、前記絶対
位置検出手段により検出された絶対位置に対応する地図
情報を再生するように前記再生手段を制御する再生制御
手段と、前記ビデオカメラ本体側に設けられた表示手段
と、前記地図情報に対応する地図画像と共に、前記絶対
位置検出手段により検出された絶対位置を示す印を表示
するように前記表示手段を表示制御する表示制御手段と
を有する。
【0024】前記絶対位置検出手段としては、いわゆる
グローバル・ポジショニング・システム(GPS)に対
応する受信機や、誤差情報を用いてこのGPSの誤差を
補正するディファレンシャルGPS(DGPS)に対応
する受信機等を適用することができる。また、GPSと
例えばマグネットコンパス等による推測航法を併用し
た、いわゆるハイブリット航法対応のものも適用するこ
とができる。表示手段としては、上述と同様に電子ビュ
ーファインダを適用することができるが、視認性、小型
軽量性等の面から小型の液晶モニタが好ましいであろ
う。
【0025】このような構成を有する請求項3記載の本
発明に係るビデオカメラ装置は、絶対位置検出手段によ
り当該ビデオカメラ装置の絶対位置が検出されると、再
生制御手段が、この検出された絶対位置に対応する地図
情報を第2の記録媒体から読み出すように再生手段を再
生制御する。そして、表示制御手段が、前記地図情報に
対応する地図画像と共に、前記絶対位置検出手段により
検出された絶対位置を示す印を表示するようにビデオカ
メラ本体側に設けられた表示手段を表示制御する。
【0026】これにより、当該ビデオカメラ装置を、い
わばナビゲーション装置として使用することを可能とす
ることができ、旅行先の地図を持ち歩く煩わしさ等から
ユーザを解放することができ、利便性の向上を図ること
ができる。
【0027】〔請求項4に対応する課題解決手段〕次
に、請求項4記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、
上述の課題を解決するために撮像手段で撮像を行うこと
で得られた撮像情報を、記録手段で第1の記録媒体に記
録するビデオカメラ本体と、撮像時の音声を集音して音
声情報を出力する集音手段と、前記ビデオカメラ本体に
対して少なくとも電気的な接続を図る電気的接続手段を
備え、第2の記録媒体に記録された音声情報を再生し該
電気的接続手段を介してビデオカメラ本体側に供給する
再生手段と、前記集音手段からの音声情報、及び前記再
生手段により再生された第2の記録媒体からの音声情報
を所定の割合で混合処理して出力する音声混合手段とを
有する。そして、前記ビデオカメラ本体は、撮像手段か
らの撮像情報、及び前記音声混合手段により混合処理さ
れた音声情報を前記第1の記録媒体に記録することを特
徴とする。
【0028】このような請求項4記載の本発明に係るビ
デオカメラ装置は、第2の記録媒体に記録されている記
録情報が「音声情報」となっており、音声混合手段が、
第2の記録媒体から再生された前記BGM等の音声と、
集音手段により撮像時に実際に集音された音声とを所定
の割合で混合する。この各音声の混合の割合は、例えば
50%ずつや40%:60%等の固定された割合の他、
混合割合を可変操作可能とし、この可変操作された割合
で混合するようにしてもよい。この混合された音声は、
撮像手段からの撮像情報と共に第1の記録媒体に記録さ
れる。これにより、撮像時の音声を生かしたかたちで所
望の音声(一例として前記BGM)を記録することがで
きる。
【0029】そして、この第1の記録媒体を再生するこ
とで、所望のバックグランドミュージック(BGM)が
付加された映像を楽しむことができる。また、このBG
Mは、撮像情報の記録と同時に第1の記録媒体に記録さ
れるため、アフターレコーディングのような複雑かつ面
倒な操作を必要とすることなく、所望の音声を記録する
ことができる。
【0030】例えば第2の記録媒体の結婚式用のBGM
を再生し、このBGMと共に結婚式の状況を撮影するこ
とにより、この1回の撮影操作のみで結婚式の状況及び
効果的なBGMを記録した、いわゆるメモリアルテープ
(メモリアル記録媒体)が形成されることとなる。
【0031】〔請求項5に対応する課題解決手段〕次
に、請求項5記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、
上述の課題を解決するために撮像手段で撮像を行うこと
で得られた撮像情報を、記録手段で第1の記録媒体に記
録するビデオカメラ本体と、前記ビデオカメラ本体に対
して少なくとも電気的な接続を図る電気的接続手段を備
え、第2の記録媒体に記録された音声情報を再生し該電
気的接続手段を介してビデオカメラ本体側に供給する再
生手段と、前記ビデオカメラ本体側に設けられ、少なく
とも前記再生手段により再生された音声情報に応じた音
声を発生するスピーカ手段とを有する。
【0032】このような構成の請求項5記載の本発明に
係るビデオカメラ装置は、再生手段により第2の記録媒
体から再生された音声情報に応じた音響出力を、ビデオ
カメラ本体側に設けられたスピーカ手段を介して発生す
る。例えば、再生手段が光ディスク再生装置であった場
合、小型軽量化を図るためにスピーカ装置が設けられて
いない場合が多く、イヤホン装置等を介して再生された
音声を個人的に聴取することとなるのであるが、このよ
うな場合でも本発明に係るビデオカメラ装置は、この再
生手段により再生された音声情報に応じた音響出力を、
ビデオカメラ本体側に設けられたスピーカ手段を介して
発生することができるため、第2の記録媒体から再生さ
れた音声を複数人で聴取可能とすることができる。
【0033】〔請求項6に対応する課題解決手段〕次
に、請求項6記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、
上述の課題を解決するために撮像時の音声と共に、前記
スピーカ手段により発生された音声を集音して音声情報
を出力する集音手段を有する。そして、ビデオカメラ本
体は、前記撮像手段からの撮像情報と共に、前記集音手
段からの音声情報を前記第1の記録媒体に記録すること
を特徴としている。
【0034】このような構成の請求項6記載の本発明に
係るビデオカメラ装置は、再生手段により再生された音
声情報に応じた音響出力を、ビデオカメラ本体側に設け
られたスピーカ手段を介して発生しながら撮像を行う。
これにより、スピーカ手段を介して発生された音声及び
外部の音声がそれぞれ集音手段で集音されて第1の記録
媒体に記録されることとなる。このため、スピーカ手段
を介して発生される音響出力により、ユーザは、記録さ
れる音声を聴取しながら撮像を行うことができ、実際に
記録される音声のレベルを予測して調整可能とすること
ができる。
【0035】〔請求項7に対応する課題解決手段〕次
に、請求項7記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、
上述の課題を解決するために撮像手段で撮像を行うこと
で得られた撮像情報を、記録手段で第1の記録媒体に記
録するビデオカメラ本体と、前記ビデオカメラ本体に対
して少なくとも電気的な接続を図る電気的接続手段を備
え、第2の記録媒体に記録された制御情報を再生し該電
気的接続手段を介してビデオカメラ本体側に供給する再
生手段と、前記再生手段により再生され電気的接続手段
を介して供給された制御情報に応じて少なくともビデオ
カメラ本体側の制御を行う制御手段とを有する。
【0036】今日における装置の制御は、殆どの場合が
ソフトウエアのプログラムを実行することで行われる場
合が多い。請求項7記載の本発明に係るビデオカメラ装
置は、例えば第2の記録媒体に例えば新たな制御を実行
するためのプログラムデータ(制御情報)が記録されて
いることを想定しており、再生手段がこのプログラムデ
ータを再生してビデオカメラ本体側に供給すると、制御
手段がこのプログラムデータに基づいて、少なくともビ
デオカメラ本体側の撮像動作や情報出力動作を制御す
る。勿論、再生手段側にこのプログラムデータに応じた
制御コマンドを供給し、再生手段側をも制御するように
してもよい。これにより、ユーザは、新たなプログラム
データが記録された第2の記録媒体を入手し、これを再
生することで旧機種のビデオカメラ装置に新たな機能を
簡単に付加することができる。従って、新機種への買い
換えを不要とすることができ、ユーザの経済的負担を軽
減することができる。
【0037】〔請求項8に対応する課題解決手段〕次
に、請求項8記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、
上述の課題を解決するために請求項1〜請求項7に記載
した前記再生手段として、その再生手段の操作キーが、
該再生手段とビデオカメラ本体とを前記電気的接続手段
及び機械的接続手段で接続した際に、ビデオカメラ本体
の操作キーが設けられている面と同じ面側に位置するよ
うに設けられているものを設ける。
【0038】言い換えれば、再生手段とビデオカメラ本
体とを前記電気的接続手段及び機械的接続手段で接続し
た状態において、ビデオカメラ本体の操作キーが設けら
れている面と同じ面側に再生手段の操作キーを設ける。
これにより、ビデオカメラ本体の操作及び再生手段の操
作を容易化することができ、両者の操作性の向上を図る
ことができる。
【0039】〔請求項9に対応する課題解決手段〕次
に、請求項9記載の本発明に係るビデオカメラ装置は、
上述の課題を解決するために所望の被写体の撮像を行い
撮像情報を出力する撮像手段と、前記撮像手段からの撮
像情報に応じた画像を表示する表示手段と、前記表示手
段の反表示画面側に該表示手段と一体的に設けられ、少
なくとも第2の記録媒体に記録されている記録情報を再
生して出力する再生手段と、前記撮像手段からの撮像情
報と共に、前記再生手段により第2の記録媒体から再生
された記録情報を第1の記録媒体に記録する記録手段と
を有する。
【0040】前記表示手段としては、例えば多少大きめ
の液晶モニタ装置等を適用することができる。再生手段
は、この液晶モニタ装置と略同じ大きさ(或いは液晶モ
ニタ装置よりも小さく)なっており、いわば該液晶モニ
タ装置と表裏一体のかたちで設けられている。このた
め、ビデオカメラ本体に再生手段を接続する手間を省く
ことができ、再生手段により第2の記録媒体から再生さ
れた記録情報を第1の記録媒体に記録することができ
る。
【0041】〔請求項10に対応する課題解決手段〕次
に、請求項10記載の本発明に係るビデオカメラ装置
は、上述の課題を解決するために請求項1〜請求項9に
記載した前記再生手段として、ビデオカメラ本体の操作
に連動して少なくとも再生状態及び停止状態となるもの
を設ける。これは、前記電気的接続手段を介してビデオ
カメラ本体側からの制御コマンドを取り込み、これに応
じて動作する制御手段を再生手段側に設けることで実現
することができる。この再生手段側の制御の概念は、再
生状態及び停止状態のみならず、例えば早送りや早戻
し、一時停止、スキップ再生等の様々な制御をも含む概
念である。
【0042】これにより、ビデオカメラ本体を例えばス
タート/ストップ操作するだけで、再生手段の動作制御
を行うことができ、ビデオカメラ本体及び再生手段の2
つの装置を接続したことにより操作が煩雑となる不都合
を防止することができ、当該ビデオカメラ装置の操作性
のさらなる向上を図ることができる。
【0043】以上、本発明に係る技術的思想を具体例を
用いながら説明したが、各具体例は当該技術的思想を理
解容易とするためのあくまでも一例であることを付け加
えておく。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るビデオカメラ
装置の好ましい実施の形態について図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0045】〔第1の実施の形態〕 (第1の実施の形態の構成)まず、本発明に係るビデオ
カメラ装置は、図1に示すような携帯型のデジタルビデ
オカメラ装置に適用することができる。この本発明の第
1の実施の形態となるデジタルビデオカメラ装置は、ビ
デオカメラ本体1と、このビデオカメラ本体1に電気的
及び機械的に接続可能とされた光ディスク再生装置2と
で構成されている。
【0046】ビデオカメラ本体1は、その外観が略長方
形の箱形形状を有しており、これを縦長となるように立
てて置いた状態において、狭面積の2つの側面部のう
ち、一方の側面部に電子ビューファインダ3(光学ファ
インダでもよい。)及び各操作キーが設けられた本体操
作パネル4がそれぞれ設けられている。また、前記狭面
積の2つの側面部のうち、他方の側面部には、被写体の
撮像を行うための光学レンズ5が設けられており、この
光学レンズ5を介して取り込んだ撮像光をCCDイメー
ジセンサで受光して電気信号である撮像信号を形成する
ようになっている。
【0047】また、ビデオカメラ本体1には、縦長とな
るように立てて置いた状態における上面部の光学レンズ
5側に、右音声用マイクロホン6Rと左音声用マイクロ
ホン6Lとからなるマイクロホン6が設けられており、
このマイクロホン6により撮像時の外部の音声を集音す
るようになっている。
【0048】本体操作パネル4には、略円形状の選択ス
イッチ8が設けられており、この選択スイッチ8を回動
操作することで、当該ビデオカメラ本体1を電源オフ状
態(切)、撮影状態(撮影)、撮影した映像を再生する
再生状態(再生)等に制御するようになっている。ま
た、この選択スイッチ8には、その同軸上に撮影指示ス
イッチ9が設けられている。選択スイッチ8により撮影
状態を選択し、この撮影指示スイッチ9を1回オン操作
すると、ビデオカメラ本体1が撮影を開始し、再度撮影
指示スイッチ9をオン操作すると撮影が一時停止される
ようになっている。そして、再々度撮影指示スイッチ9
をオン操作すると一時停止されていた撮影が再開される
ようになっている。
【0049】また、本体操作パネル4には、ズーム操作
部10が設けられている。このズーム操作部10は、ビ
デオカメラ本体1のズームレンズをテレ方向(T:望遠
方向)に操作し、また、ワイド方向(W:広角方向)に
操作するものであり、これを操作することで被写体を拡
大して撮影し、また、縮小(広角)で撮影することがで
きるようになっている。
【0050】また、本体操作パネル4には、マイクロホ
ン6で集音された音声の音声レベル(VL)及び光ディ
スク再生装置2からビデオカメラ本体1側に取り込まれ
た音声情報のレベル(AL)を表示するためのレベルイ
ンジケータ13とが設けられている。レベルインジケー
タ13は、例えば低レベルで発光する緑色の発光ダイオ
ードと、高レベルで発光する赤色の発光ダイオードをそ
れぞれ複数個並設することで構成されており、これらを
各音声レベルに応じて点灯駆動することで、現在の各音
声レベルを表示するようになっている。
【0051】また、本体操作パネル4には、マイクロホ
ン6で集音された音声と光ディスク再生装置2からビデ
オカメラ本体1側に取り込まれた音声とを混合した音声
情報が出力される音声出力端子14と、ビデオカメラ本
体1にテープカセットを脱着する際に開閉カバー17を
開閉操作するためのドアロックボタン16とが設けられ
ている。
【0052】テープカセットの装填時には、ドアロック
ボタン16を開操作して開閉カバー17を開成させテー
プカセットを装填すると、ローディング機構によりテー
プカセットがその内部のカセットホルダに自動的に引き
込まれ収納されるようになっている。また、テープカセ
ットの取り出し時には、ドアロックボタン16を開操作
して開閉カバー17を開成させると、前記カセットホル
ダに収納されていたテープカセットがローディング機構
により該カセットホルダから押し出されるようになって
いる。
【0053】また、ビデオカメラ本体1には、縦長とな
るように立てて置いた状態における広面積の2つの側面
部のうち、電子ビューファインダ3を覗いた状態で左側
に当たる左側面部の上側に液晶表示部7が設けられてい
る。この図1に示す液晶表示部7は折り畳まれた状態を
示しており、使用時には回動軸7aを軸として、当該液
晶表示部7を外方向へ開くようにして回動させること
で、内側の表示部が現れるようになっている。この液晶
表示部7及び電子ビューファインダ3には、前記CCD
イメージセンサからの撮像信号が供給されるようになっ
ており、これにより、現在撮像中の被写体を確認するこ
とができるようになっている。
【0054】また、ビデオカメラ本体1の前記左側面部
の下側は、光ディスク再生装置2を当該ビデオカメラ本
体1に接続するための接続面となっている。この接続面
には、光ディスク再生装置2との電気的接続を図るため
の接続端子18と、光ディスク再生装置2との機械的接
続を図るための接続孔19とが設けられており、この接
続端子18及び接続孔19により両者を一体的に接続す
るようになっている。
【0055】次に、光ディスク再生装置2は、例えばM
PEG、JPEG、ATRAC等の高能率圧縮符号化処
理が施された記録情報を、磁界変調方式或いは光変調方
式で記録した直径64mmの光磁気ディスク(例えば、
いわゆるミニディスク:MD)や、プリピットで前記記
録情報が記録された光ディスクを再生するようになって
いる。この光ディスク20は、ディスク自体をディスク
ケース21に収納して構成されており、このディスクケ
ース21の形態で取り扱うようになっている。光ディス
ク20の記憶容量は、例えば140MB(MD DAT
A)、650MB(MD DATA2)等となってお
り、具体的には、140MBの記憶容量であった場合2
000枚程度の静止画像が、650MBの記憶容量であ
った場合、いわゆるJPEG方式(或いはMPEG方
式)による圧縮符号化処理により20分程度の動画の記
録が可能といわれている。
【0056】光ディスク再生装置2は、この光ディスク
20を開閉蓋を開成して収納し、或いは側面部に設けら
れた挿入孔を介して収納するようになっている。そし
て、この収納後に、通常閉状態にある該ディスクケース
21に設けられたシャッタ22をスライドさせて開状態
とし、内部のディスクを部分的に露出させレーザビーム
を照射し、この反射光に基づいて記録情報を再生するよ
うになっている。
【0057】また、光ディスク再生装置2は、光ディス
ク20から再生された記録情報を一旦記憶する例えば1
Mbitのメモリを有しており、光ディスク20から
1.4Mbit/秒の速度で記録情報を読み出してメモ
リに一旦記憶制御し、このメモリに一旦記憶した記録情
報を読み出し速度よりも遅い0.3Mbit/秒の速度
で読み出して再生するようになっている。従って、前記
メモリには例えば3秒分の音声情報が記憶されることと
なり、外部からの衝撃によりトラック飛び等が生じて
も、メモリから記録情報を読み出している間に再生復帰
動作を実行することで、再生中の記録情報が途切れる不
都合を防止することができるようになっている。また、
当該実施の形態のデジタルビデオカメラ装置では、この
3秒間分のメモリ機能を利用して撮像と撮像一時停止
(或いは撮像停止)を繰り返すことで、停止前後の映像
に付加された音声が途切れ途切れになる不都合を防止す
るようになっている。
【0058】このような光ディスク再生装置2は、ビデ
オカメラ本体1との接続を図った際に、該ビデオカメラ
本体1の接続端子18に相対向する部分に接続端子23
が設けられている。そして、両者の接続を図る際には、
光ディスク再生装置2の接続端子23と、ビデオカメラ
本体1の接続端子18を接続することで両者の電気的な
接続を図ると共に、この状態でクランプネジ25により
ビデオカメラ本体1に設けられた接続孔19を介して両
者をネジ止めすることにより、両者を一体化することが
できるようになっている。
【0059】また、光ディスク再生装置2の操作パネル
26は、図2に示すように両者を接続した際に、ビデオ
カメラ本体1の本体操作パネル4と同じ面側に位置する
ように設けられており、ビデオカメラ本体1及び光ディ
スク再生装置2の各操作を同一面上で容易に行うことが
できるようになっている。
【0060】光ディスク再生装置2の操作パネル26に
は、当該光ディスク再生装置2により再生された音声情
報をビデオカメラ本体1側に供給するためのミキシング
オンオフスイッチ27と、当該再生装置2の再生、再生
停止、再生一時停止、早送り、早戻し等の操作を行うた
めの操作スイッチ28と、当該光ディスク再生装置2の
現在の動作モードや再生している光ディスク20のタイ
トル等を表示するための液晶表示部24と、ビデオカメ
ラ本体1側に供給する音声情報のレベルを調整するため
のミキシングレベル調整スイッチ29と、イヤホンや接
続ケーブルを接続するための接続端子30とが設けられ
ている。
【0061】(第1の実施の形態の動作)次に、このよ
うな構成を有する当該第1の実施の形態のデジタルビデ
オカメラ装置の動作説明をする。
【0062】(通常の撮像動作)まず、光ディスク再生
装置2を装着しない通常の撮像を行う場合、ユーザは、
ビデオカメラ本体1の選択スイッチ8を回動操作して撮
影モードを選択する。ビデオカメラ本体1の内部構造
は、図3のブロック図に示すようになっており、システ
ムコントローラ35は、この撮影モードが指定される
と、記録系37を記録一時停止状態に制御すると共に、
前記光学レンズ5やCCDイメージセンサからなる撮像
系36により撮像された撮像情報を電子ビューファイン
ダ3に供給すると共に、液晶表示部7が使用状態にある
場合はこの液晶表示部7に供給する。これにより、現在
撮像中の被写体が電子ビューファインダ3等に表示され
ることとなる。
【0063】次にユーザは、被写体の倍率が所望の倍率
となるようにズーム操作部10を操作し、電子ビューフ
ァインダ3等に表示される被写体像が所望の倍率となっ
たタイミングで撮影指示スイッチ9をオン操作する。シ
ステムコントローラ35は、撮影指示スイッチ9がオン
操作されると、撮像系36からの撮像情報を信号処理部
40に供給する。信号処理部40には、マイクロホン6
により集音された撮像時における外部の音声情報が増幅
器38(アンプ)、加算器39を介して別に供給されて
いる。信号処理部40は、撮像情報に対して例えばブロ
ック化処理、シャフリング処理、直交変換処理、量子化
処理及び可変長符号化処理等の高能率圧縮符号化処理を
施し、これを記録系37及び外部出力端子11に供給す
る。
【0064】また、当該ビデオカメラ本体1は、音声情
報の記録モードとして例えば「48kモード」、「4
4.1kモード」、「32kモード」、及び「32k−
4チャンネルモード」が設けられており、この各モード
の中から予めユーザにより選択された記録モードに対応
する処理を前記音声情報に施し、これを記録系37に供
給する。
【0065】具体的には、「48kモード」、「44.
1kモード」、「32kモード」が選択されている場
合、信号処理部40は、それぞれ48kHz、44.1
kHz、32kHzのサンプリング周波数のサンプリン
グクロックを用いて音声情報をサンプリング処理すると
共に16ビットの直線量子化処理を施して第1チャンネ
ル、第2チャンネルの計2チャンネル分の音声情報を形
成し、これを記録系37に供給する。また、「32k−
4チャンネルモード」が選択されている場合、信号処理
部40は、32kHzのサンプリング周波数のサンプリ
ングクロックを用いて音声情報をサンプリング処理する
と共に所定の非直線量子化処理により第1チャンネル〜
第4チャンネルの計4チャンネル分の各12ビットの音
声情報を形成し、これを記録系37及び外部出力端子1
1に供給する。
【0066】記録系37は、当該デジタルビデオカメラ
装置が525/60システム対応の場合(NTSC方式
対応の場合)、1フレーム分の撮像情報を10トラック
に分割し、これらを回転ヘッド41によりビデオテープ
42に斜め記録する。また、「48kモード」、「4
4.1kモード」、「32kモード」における各チャン
ネルの音声情報は、第1チャンネルの音声情報を前記1
0トラックのうち、前半5トラックに分割して記録し、
第2チャンネルの音声情報を前記10トラックのうち、
後半5トラックに分割して記録する。また、「32k−
4チャンネルモード」における各チャンネルの音声情報
は、第1チャンネル及び第2チャンネルの音声情報を前
記10トラックのうち、前半5トラックに分割して記録
し、第3チャンネル及び第4チャンネルの音声情報を前
記10トラックのうち、後半5トラックに分割して記録
する。
【0067】また、記録系37は、当該デジタルビデオ
カメラ装置が625/50システム対応の場合(PAL
方式やSECAM方式対応の場合)、1フレーム分の撮
像情報を12トラックに分割し、これらを回転ヘッド4
1によりビデオテープ42に斜め記録する。また、「4
8kモード」、「44.1kモード」、「32kモー
ド」における各チャンネルの音声情報は、第1チャンネ
ルの音声情報を前記12トラックのうち、前半6トラッ
クに分割して記録し、第2チャンネルの音声情報を前記
12トラックのうち、後半6トラックに分割して記録す
る。また、「32k−4チャンネルモード」における各
チャンネルの音声情報は、第1チャンネル及び第2チャ
ンネルの音声情報を前記12トラックのうち、前半6ト
ラックに分割して記録し、第3チャンネル及び第4チャ
ンネルの音声情報を前記12トラックのうち、後半6ト
ラックに分割して記録する。
【0068】これにより、所望の被写体の撮像情報及び
撮像時における周囲の音声情報をビデオテープ42に記
録することができる。
【0069】なお、上述の「44.1kモード」の場
合、アフターレコーディングの際に音声情報を記録した
チャンネル以外のチャンネルにアフターレコーディング
用の音声情報を記録するようになっている。これによ
り、既に記録されている音声情報を消去することなく
(既に記録されている音声情報に上書きせずに残したま
まで)、アフターレコーディングが可能となっている。
【0070】記録系37は、ビデオテープ42に対して
各情報の記録を行うものであることとしたが、これは、
ビデオカメラ本体1の記録媒体としてビデオテープ42
を選択され、これの対応する記録系37が設けられてい
る場合の例である。従って、ビデオカメラ本体1の記録
媒体として例えば光磁気ディスク(例えばMDやDV
D)等のリライタブルな光ディスクが選択された場合に
は、この記録系37は、光学ヘッドと磁気ヘッド等とか
らなる光磁気ヘッドに置き換わり、また、ビデオカメラ
本体1の記録媒体として例えば磁気ディスク(例えばフ
ロッピーディスク(FD))等の磁気ディスクが選択さ
れた場合には、この記録系37は、磁気ヘッドに置き換
わるものと理解されたい。
【0071】(所望の音声の同時記録動作)次に、以上
の説明は、通常の撮像動作の説明であったが、当該デジ
タルビデオカメラ装置は、光ディスク再生装置2により
再生された音声を取り込んで、これをマイクロホン6で
収集された周囲の音声に混合して記録することができる
ようになっている。
【0072】この場合ユーザは、図1及び図2を用いて
説明したように、光ディスク再生装置2の接続端子23
と、ビデオカメラ本体1の接続端子18を接続すること
で両者の電気的な接続を図ると共に、この状態でクラン
プネジ25により両者をネジ止めする。そして、光ディ
スク再生装置2の操作パネル26に設けられているミキ
シングオンオフスイッチ27をオン操作する。これによ
り、光ディスク再生装置2により再生された音声情報を
ビデオカメラ本体1側で取り込み可能となる。
【0073】なお、光ディスク再生装置2とビデオカメ
ラ本体1とを接続した場合には、接続端子18、接続端
子23を介してビデオカメラ本体1側から光ディスク再
生装置2側に電源が供給されるようにしてもよい。
【0074】図3に示すシステムコントローラ35は、
例えば接続端子18の端子電圧を検出することで、光デ
ィスク再生装置2の接続の有無を検出しており、光ディ
スク再生装置2の接続が検出されたタイミングで、ビデ
オカメラ本体1の動作に連動するように光ディスク再生
装置2の動作を制御する同期動作モードとなる。
【0075】この同期動作モードにおいて、ユーザによ
り撮影指示スイッチ9がオン操作されると、システムコ
ントローラ35は、光ディスク再生装置2を再生状態と
するための再生開始コマンドを、接続端子18を介して
光ディスク再生装置2側に供給する。これにより、光デ
ィスク再生装置2が再生状態となり、前記接続端子2
3、接続端子18を介してこの再生された音声情報がビ
デオカメラ本体1側に供給される。ユーザは、光ディス
ク再生装置2の操作パネル26に設けられているミキシ
ングレベル調整スイッチ29を操作して、ビデオカメラ
本体1側に供給する音声情報のレベルを調整する。
【0076】光ディスク再生装置2からビデオカメラ本
体1側に供給された音声情報は、図3に示すシステムコ
ントローラ35を介してミキシングレベル調整部43に
供給される。このミキシングレベル調整部43は、この
音声情報に所定のミキシングレベル調整処理を施し、こ
れをビデオカメラ本体1内のミキシングオンオフスイッ
チ12に供給する。
【0077】このミキシングオンオフスイッチ12は、
上述の通常の撮像動作時には、選択端子12aで被選択
端子12cを選択するようにシステムコントローラ35
により選択制御されているのであるが、この所望の音声
の同時記録動作時となると、システムコントローラ35
により、選択端子12aで被選択端子12bを選択する
ように選択制御される。これにより、ミキシングレベル
調整部43でレベル調整された光ディスク再生装置2か
らの音声情報は、加算器39及びレベルインジケータ1
3に供給される。
【0078】レベルインジケータ13には、このレベル
調整された光ディスク再生装置2からの音声情報の他、
マイクロホン6により集音された周囲の音声の音声情報
が供給されるようになっており、図1又は図2に示すよ
うに各音声情報のレベルに応じた各発光ダイオードの点
灯動作を行う。ユーザは、このレベルインジケータ13
の各発光ダイオードの点灯具合を視認しながら、光ディ
スク再生装置2の操作パネル26に設けられているミキ
シングレベル調整スイッチ29を操作する。これによ
り、ビデオテープ42にマイクロホン6により集音され
た周囲の音声の音声情報と共に記録する光ディスク再生
装置2からの音声情報のレベル(ミキシングレベル)を
調整することができる。
【0079】一方、加算器39には、前記レベル調整さ
れた光ディスク再生装置2からの音声情報の他に、マイ
クロホン6により集音された周囲の音声の音声情報が供
給されている。加算器39は、この周囲の音声の音声情
報と、前記光ディスク再生装置2からの音声情報とを加
算処理することで両者を混合し、この混合音声情報を信
号処理部40及び音声出力端子14に供給する。ユーザ
は、図2に示すようにこの音声出力端子14にイヤホン
46のイヤホンジャック47を接続することにより、イ
ヤホン46を介して前記混合音声情報に応じた音響出力
を聴取することができ、各音声情報の混合具合(各音声
情報のレベル等)を確認することができる。そして、ユ
ーザは、光ディスク再生装置2側の前記ミキシングレベ
ル調整スイッチ29を操作することで、ビデオテープ4
2にマイクロホン6により集音された周囲の音声の音声
情報と共に記録する光ディスク再生装置2からの音声情
報のレベル(ミキシングレベル)を調整することができ
る。
【0080】信号処理部40は、この混合音声情報が供
給されると、上述のように16ビット或いは12ビット
の音声情報を形成する。そして、記録系37が、この音
声情報を撮像情報と共にビデオテープ42に記録する。
【0081】これにより、マイクロホン6で集音された
音声情報と共に、光ディスク再生装置2で再生された音
声情報をビデオテープ42に記録することができ、これ
を再生することで所望のバックグランドミュージック
(BGM)等が付加された映像を楽しむことができる。
そして、このBGMは、撮像情報の記録と同時にビデオ
テープ42に記録されるため、アフターレコーディング
のような複雑かつ面倒な操作を必要とすることなく、所
望の音声を挿入して記録することができる。
【0082】例えば光ディスク再生装置2により結婚式
用のBGMを再生し、このBGMと共に結婚式の状況を
撮影することにより、この1回の撮影操作のみで結婚式
の状況及び効果的なBGMを記録した、いわゆるメモリ
アルテープ(メモリアル記録媒体)が形成されることと
なる。
【0083】また、光ディスク再生装置2からの音声情
報と、マイクロホン6で集音された音声情報とを混合し
て記録することができるため、アフターレコーディング
用の別チャンネルを備えていない装置であっても撮像時
における周囲の音声を犠牲とすることなく、撮像時の周
囲の音声を生かしたかたちで所望の音声と共に記録する
ことができる。
【0084】次に、ユーザにより撮影指示スイッチ9が
再度オン操作されると、システムコントローラ35は、
信号処理部40及び記録系37を一時停止状態として撮
影を一時停止すると共に、光ディスク再生装置2を一時
停止状態とするための一時停止コマンドを、接続端子1
8を介して光ディスク再生装置2側に供給する。これに
より、ビデオカメラ本体1と共に光ディスク再生装置2
も一時停止状態となる。そして、ユーザにより撮影指示
スイッチ9が再々度オン操作されると、システムコント
ローラ35は、信号処理部40及び記録系37を再度動
作状態として撮影を再開すると共に、光ディスク再生装
置2を再生状態とするための再生開始コマンドを光ディ
スク再生装置2に供給する。これにより、再度、光ディ
スク再生装置2からビデオカメラ本体1への音声情報の
供給が再開され、これが撮影情報と共にビデオテープ4
2に記録されることとなる。
【0085】ここで、このような撮影一時停止動作及び
撮影再開動作を繰り返すと、各動作間のタイムラグによ
りビデオカメラ本体1で記録される音声情報が途切れ途
切れになることが懸念される。
【0086】しかし、当該光ディスク再生装置2は、上
述のように再生した音声情報を一時記憶する例えば1M
bitのメモリを有しており、光ディスク20から1.
4Mbit/秒の速度で記録情報を読み出してこのメモ
リに一旦記憶制御し、このメモリに一旦記憶した記録情
報を読み出し速度よりも遅い0.3Mbit/秒の速度
で読み出して再生するようになっている。そして、この
メモリには例えば3秒分の音声情報が常時記憶されるよ
うになっている。
【0087】このため、システムコントローラ35は、
撮影一時停止となると、光ディスク再生装置2側に、再
生の一時停止を指定するための再生一時停止コマンド及
び前記メモリからの読み出しを停止するための読み出し
停止コマンドを供給すると共に、この一時停止となった
タイミングにおける前記メモリの読み出しアドレスを検
出する。そして、撮影が再開された際に、再生の再開を
指定するための再生再開コマンドを供給して光ディスク
再生装置2を再び再生状態とすると共に、一時停止とな
ったタイミングにおける前記メモリの読み出しアドレス
の次のアドレスから該メモリに記憶されている音声情報
の読み出しを再開するように読み出し再開コマンドを供
給する。これにより、撮影を再開した際に、この撮影再
開後に記録される撮影情報に対して、一時停止された際
に再生されていた音声情報の直後から再生された音声情
報を付加して記録することができる。このため、一時停
止及び撮影再開を繰り返すことで撮影画像は断続的なも
のとなるのであるが、これに付加される音声情報は連続
的なものとすることができる。従って、一時停止及び撮
影再開を繰り返すことで、記録される音声情報が途切れ
途切れになる不都合を防止することができる。
【0088】以上の説明から明らかなように、本発明の
第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、ビデ
オカメラ本体1及び光ディスク再生装置2をコネクタ端
子18、23で電気的に接続すると共に、接続孔19及
びクランプネジ25で機械的に接続し、光ディスク再生
装置2により再生された音声情報をマイクロホン6で集
音された音声情報と混合して撮像情報と共にビデオテー
プに記録する。これにより、この記録後のビデオテープ
を再生することで、所望のバックグランドミュージック
(BGM)等が付加された映像を楽しむことができる。
そして、このBGMは、撮像情報の記録と同時にビデオ
テープに記録することができるため、アフターレコーデ
ィングのような複雑かつ面倒な操作を必要とすることな
く、所望の音声を記録可能とすることができる。
【0089】また、光ディスク再生装置2側に設けられ
たミキシングレベル調整スイッチ29により、で再生さ
れた音声情報とマイクロホン6で集音された音声情報と
の混合の割合を所望の割合に調整して記録することがで
きる。また、マイクロホン6で集音される撮像時におけ
る周囲の音声を生かしたかたちで光ディスク再生装置2
で再生された音声情報を記録することができる。
【0090】また、このミキシングレベル調整スイッチ
29により混合された各音声情報のレベルは、レベルイ
ンジケータ13により視覚的に確認することができるう
え、音声出力端子14にイヤホン等を接続することで聴
覚的に確認することができる。これにより、視覚的及び
(又は)聴覚的に前記混合された音声情報を確認したう
えで、該音声情報の記録を行うことができる。
【0091】また、光ディスク再生装置2の操作パネル
26は、ビデオカメラ本体1との一体的な接続を図った
際に、ビデオカメラ本体1の本体操作パネル4と同じ面
側に位置するように設けられているため、ビデオカメラ
本体1の操作及び光ディスク再生装置2の操作を容易化
することができ、両者の操作性の向上を図ることができ
る。
【0092】また、ビデオカメラ本体1と光ディスク再
生装置2とを電気的に接続することにより、ビデオカメ
ラ本体1の動作に連動させて光ディスク再生装置2の動
作を制御することができるため、両者を接続したことに
より操作が煩雑となる不都合を防止することができ、当
該ビデオカメラ装置の操作性のさらなる向上を図ること
ができる。
【0093】(第1の実施の形態の変形例)なお、上述
の第1の実施の形態の説明では、光ディスク再生装置2
で再生される記録情報は音声情報であることとしたが、
これは、例えば画像情報、文字情報、音声情報、プログ
ラム情報等の他の情報でもよい。例えば、光ディスク2
0に画像情報(或いは文字情報)が記録されており、こ
れをビデオカメラ本体1において撮像情報と共に記録す
る場合、図3に示すシステムコントローラ35は、光デ
ィスク再生装置2により再生された画像情報を信号処理
部40に供給する。
【0094】信号処理部40は、光ディスク再生装置2
から再生された画像情報を撮像系36からの撮像情報に
重畳し、この重畳画像情報に上述の高能率圧縮符号化処
理を施して記録系37に供給する。記録系37は、この
重畳画像情報と共にマイクロホン6で集音された音声情
報をビデオテープ42に記録する。これにより、撮像情
報と共に、光ディスク再生装置2から再生された所望の
画像情報を記録することができる。
【0095】また、例えば、光ディスク20にプログラ
ム情報が記録されており、これをビデオカメラ本体1に
おいて撮像情報と共に記録する場合、図3に示すシステ
ムコントローラ35は、光ディスク再生装置2により再
生されたプログラム情報を信号処理部40に供給する。
【0096】この場合、信号処理部40及び記録系37
は、光ディスク再生装置2から再生されたプログラム情
報を音声情報と同様に取り扱う。すなわち、この場合信
号処理部40及び記録系37はマイクロホン6から供給
される音声情報の記録は行わず、その代わりに、前記プ
ログラム情報を、上述のように例えば1フレームが10
トラック(或いは12トラック)として記録される撮像
情報の前半5トラック及び後半5トラックに分割して記
録する。これにより、光ディスク再生装置2により再生
されたプログラム情報を、撮像情報と共に記録すること
ができる。
【0097】〔第2の実施の形態〕次に本発明に係るビ
デオカメラ装置を適用したデジタルビデオカメラ装置の
第2の実施の形態の説明をする。上述の第1の実施の形
態のデジタルビデオカメラ装置は、ビデオカメラ本体1
と光ディスク再生装置2とを電気的及び機械的に接続す
ることで両者を一体的に保持するものであったが、この
第2の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、ビデ
オカメラ本体1と光ディスク再生装置2とを電気的にの
み接続することで両者を分離的に保持可能としたもので
ある。なお、この第1の実施の形態と第2の実施の形態
とでは、この点のみ異なるため、以下この差異の説明の
み行い、同じ動作を示す箇所には同じ符号を用いる等し
て重複した説明は省略する。
【0098】(第2の実施の形態の構成)すなわち、こ
の第2の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、図
4に示すようにビデオカメラ本体1にミキシング端子1
5(Mix端子)を有し、また、光ディスク再生装置2
にも同様のミキシング端子30を有している。ビデオカ
メラ本体1のミキシング端子15は、音声情報の取り込
みを行うための音声入力端子15aと、制御信号の入出
力を図るための制御端子15bとが一体的に構成されて
いる。同様に、光ディスク再生装置2のミキシング端子
30も、音声情報を出力するための音声出力端子30a
と、制御信号の入出力を図るための制御端子30bとが
一体的に構成されている。
【0099】(第2の実施の形態の動作)ユーザは、こ
の各ミキシング端子15、30によりビデオカメラ本体
1及び光ディスク再生装置2の電気的な接続を図る場
合、その両端部に接続ジャック47、48を有する接続
ケーブル46を該各ミキシング端子15、30に接続す
る。各接続ジャック47、48は、それぞれ音声入力端
子15a、音声出力端子30a及び各ミキシング端子1
5、30の制御端子15b、30bに接続可能な制御ジ
ャック49及び音声ジャック50を有している。
【0100】図3に示すシステムコントローラ35は、
例えばミキシング端子15の電圧値等により接続ケーブ
ル46の接続の有無を検出しており、接続ケーブル46
が接続されたことを判断すると、ビデオカメラ本体1の
操作に応じた制御コマンドを接続ケーブル46を介して
光ディスク再生装置2側に供給し、また、光ディスク再
生装置2により再生された音声情報を接続ケーブル46
を介してビデオカメラ本体1側に取り込み、上述のよう
にビデオテープ42に記録する。
【0101】これにより、上述の第1の実施の形態のデ
ジタルビデオカメラ装置と同じ効果を得ることができる
うえ、ビデオカメラ本体1と光ディスク再生装置2とを
分離したかたちで保持することを可能とすることができ
る。従って、ユーザに対してビデオカメラ本体1及び光
ディスク再生装置2の一体的な保持、及び分離的な保持
の2つの保持形態を提供することができる。
【0102】〔第3の実施の形態〕次に本発明に係るビ
デオカメラ装置を適用したデジタルビデオカメラ装置の
第3の実施の形態の説明をする。なお、この第3の実施
の形態のデジタルビデオカメラ装置は、以下に説明する
ように外観こそ違え、基本的な構成は上述各実施の形態
のデジタルビデオカメラ装置と同様であるため、この第
3の実施の形態の説明において、上述の各実施の形態の
デジタルビデオカメラ装置と同じ動作を示す箇所には同
じ符号を付し、その詳細な説明は省略することとする。
【0103】(第3の実施の形態の構成)この第3の実
施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、その外観が図
5に示すようにビデオカメラ本体1が横長の箱形形状と
なっており、ビデオカメラ本体1の側面部よりも若干小
さめの液晶表示部55と、スピーカ部51とを有してい
る。また、光ディスク再生装置2は、前記液晶表示部5
5と略々同じ大きさを有しており、液晶表示部55の反
表示面側に該液晶表示部55と機械的には勿論のこと、
その内部に設けられた接続端子18、23により電気的
にも一体的に設けられている。言い換えれば、この光デ
ィスク再生装置2は、液晶表示部55と表裏一体に設け
られている。
【0104】この図5に示す液晶表示部55は折り畳ま
れた状態を示しており、使用時には回動軸56を軸とし
て、当該液晶表示部55を外方向へ開くようにして回動
させることで、図6に示すように内側の表示部が現れる
ようになっている。この液晶表示部55は、この例にお
いては光ディスク再生装置2と略々同じ大きさとなって
いるため、上述の各実施の形態のビデオカメラ本体1に
設けられていた液晶表示部7よりも撮像画像等を大きく
表示可能となっている。
【0105】また、この図6において、液晶表示部55
を外方向へ開くようにして回動させることで、ビデオカ
メラ本体1内側のビデオカセット部67が現れるように
なっており、ユーザは、このビデオカセット部67を開
成操作して、ビデオカセットをビデオカメラ本体1に対
して着脱するようになっている。
【0106】スピーカ部51は、選択スイッチ8や撮像
指示スイッチ9等が設けられている本体操作パネル57
の上部側に設けられている。このスピーカ部51の側方
には、スピーカ部51をオンオフ操作するためのスピー
カオンオフスイッチ53が設けられており、ユーザは、
このスピーカ部51を使用する際にこのスピーカオンオ
フスイッチ53をオン操作するようになっている。
【0107】(第3の実施の形態の動作) (スピーカ部による音響出力動作)このようなデジタル
ビデオカメラ装置は、光ディスク再生装置2により再生
された音声情報に対応する音響出力をスピーカ部51を
介して得ることができる。すなわち、この場合、ユーザ
は、図5に示すスピーカオンオフスイッチ53をオン操
作すると共に、光ディスク再生装置2の操作パネル26
を操作して該光ディスク再生装置2を再生状態とする。
これにより、光ディスク再生装置2により再生された音
声情報が図5に示す接続端子18、23を介してビデオ
カメラ本体1側に供給される。
【0108】システムコントローラ35は、図7に示す
スピーカオンオフスイッチ53がオン操作されたことを
検出すると、この光ディスク再生装置2から供給される
音声情報を信号処理部40に供給する。信号処理部40
は、この音声情報に対して帯域伸張処理やデコード処理
等の所定の情報処理を施すと共に、これをアナログ化し
て図7に示すスピーカ部51に供給する。これにより、
スピーカ部51を介して、光ディスク再生装置2により
再生された音声情報に対応する音響出力を得ることがで
きる。
【0109】ビデオカメラ本体1にイヤホン端子しか設
けられていない場合、光ディスク再生装置2により再生
された音声は、イヤホンを介して個人的に聴取すること
しかできないのであるが、当該第3の実施の形態のデジ
タルビデオカメラ装置は、ビデオカメラ本体1にスピー
カ部51が設けられているため、屋外等でスピーカ部5
1を介して音響出力を得ることができ、また、これによ
り、光ディスク再生装置2により再生された音声を複数
人で聴取可能とすることができる。
【0110】(スピーカ部からの音響出力の記録動作)
次に、当該デジタルビデオカメラ装置は、このスピーカ
部51を介して得られた音声を撮像情報と共に記録する
ことができる。この場合、ユーザは、上述の操作でスピ
ーカ部51を介して音響出力を得た状態で所望の被写体
の撮像を行う。
【0111】当該デジタルビデオカメラ装置には、図5
に示すようにビデオカメラ本体1の前面側(光学レンズ
5側)に、右音声用マイクロホン52R及び左音声用マ
イクロホン52Lの計2つのマイクロホンからなるマイ
クロホン52が設けられている。このため、スピーカ部
51を介して音響出力を得ている状態で撮像を行うと、
このスピーカ部51を介して出力される音声と撮像時に
おける周囲の音声とが空間において混合され、これがマ
イクロホン52で集音されて図7に示す信号処理部40
に供給される。信号処理部40及び記録系37は、上述
のように撮像情報と共にこのマイクロホン52で集音さ
れた音声情報をビデオテープ42に記録する。
【0112】これにより、スピーカ部51を介して発生
された音声及び外部の音声を撮像情報と共に記録するこ
とができる。また、この場合ユーザは、スピーカ部51
を介して得られる音響出力を聴取しながら撮像を行うこ
とができ、実際に記録される音声のレベルを確認しなが
ら撮像を行うことができる。
【0113】〔第4の実施の形態〕次に本発明に係るビ
デオカメラ装置を適用したデジタルビデオカメラ装置の
第4の実施の形態の説明をする。上述の各実施の形態の
説明では、光ディスク再生装置2で再生される記録情報
は音声情報であることとしたが、この第4の実施の形態
のデジタルビデオカメラ装置は、光ディスク再生装置2
で地図情報を再生して表示することにより、当該デジタ
ルビデオカメラ装置をいわゆるナビゲーションシステム
として使用することを可能としたものである。
【0114】なお、この第4の実施の形態の説明におい
て、上述の各実施の形態のデジタルビデオカメラ装置と
同じ動作を示す箇所には同じ符号を付し、その詳細な説
明は省略することとする。
【0115】(第4の実施の形態の構成)この第4の実
施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、図6に示すよ
うに光ディスク再生装置2で再生される光ディスク20
にナビゲーションを可能とする複数の地図情報が記憶さ
れており、ビデオカメラ本体1には、着脱可能なGPS
受信機60(GPS:グローバル・ポジショニング・シ
ステム)が設けられている。このGPS受信機60は、
ビデオカメラ本体1に接続することで、図7に示すよう
にシステムコントローラ35と接続されるようになって
いる。この図7に示す制御データメモリ61には、ナビ
ゲーション動作を実行するための制御プログラムが記憶
されており、システムコントローラ35は、GPS受信
機60が接続されたことを検出すると、ナビゲーション
動作を実行するようになっている。
【0116】(ナビゲーション動作)すなわち、GPS
衛星群は、地上基地局から受信したデータを必要なメッ
セージデータに組み替えて地上の利用者に向けて送信し
ているわけであるが、システムコントローラ35は、G
PS受信機60が接続されたことを検出すると、まず、
このGPS受信機60で受信されたGPS衛星群からの
前記メッセージデータを取り込み、制御データメモリ6
1に記憶されている制御プログラムに基づいて現在位置
の測位を行う。
【0117】次にシステムコントローラ35は、この測
位した現在位置に対応する地図情報を再生するように、
光ディスク再生装置2側にこの対応する再生コマンドを
供給する。そして、これにより再生された地図情報を図
6に示すように液晶表示部55に表示制御すると共に、
測位した現在位置を示すマーク65を液晶表示部55に
表示された地図上に表示制御する。なお、システムコン
トローラ35は、このナビゲーション動作の実行中は、
常時現在位置の測位を行い、この現在位置に応じて光デ
ィスク再生装置2により再生される地図情報の再生制御
を行うと共に、液晶表示部55上のマーク65を移動表
示する移動表示制御を行う。
【0118】これにより、当該デジタルビデオカメラ装
置を、いわゆるナビゲーションシステムとして使用する
ことを可能とすることができ、例えば旅行先の地図を持
ち歩く煩わしさ等からユーザを解放することができ、利
便性の向上を図ることができる。なお、この例において
は、GPS航法でのみ現在位置の測位を行うこととした
が、これは、例えば誤差情報を用いてこのGPSの誤差
を補正するディファレンシャルGPS(DGPS)に対
応するDGPS航法を用いるようにしてもよい。
【0119】(バージョンアップ動作)ここで、今日に
おける装置等の制御は、殆どの場合がソフトウエアのプ
ログラムを実行することで行われる場合が多く、新たに
付加される機能は、ソフトウエアのプログラムの内容を
変更することで旧型と同じハードウエアで実行できる場
合が多い。このため、当該デジタルビデオカメラ装置に
は、図7に示すように制御データメモリ61に記憶され
ている制御データの書き換えを行う書き換え制御部62
が設けられており、ソフトウエアのプログラムの内容の
みを書き換え可能となっている。
【0120】すなわち、ユーザは、このプログラムの書
き換えを行う場合、新たなプログラムが記憶された光デ
ィスク20を入手し、これを光ディスク再生装置2で再
生する。これにより、システムコントローラ35側に光
ディスク再生装置2により再生された新たな制御データ
が供給される。システムコントローラ35は、この新た
な制御データが供給されると、これを書き換え制御部6
2に供給する。書き換え制御部62は、この新たな制御
データを制御データメモリ61に上書き制御する。
【0121】これにより、制御データメモリ61の書き
込まれているプログラムの内容を、新たなプログラムの
内容に変更することができ(バージョンアップすること
ができ)、旧機種のデジタルビデオカメラ装置に新たな
機能を簡単に付加することができる。このため、新機種
への買い換えを不要とすることができ、ユーザの経済性
に貢献することができる。
【0122】以上の説明から明らかなように、上述の各
実施の形態のデジタルビデオカメラ装置は、光ディスク
再生装置2により再生された様々な記録情報を撮像情報
と共に記録することができ、また、ビデオカメラ本体1
において適宣処理することができる。このため、情報化
社会といわれる今日において、及びこの傾向がより顕著
となる将来において、当該デジタルビデオカメラ装置
は、非常に有効に機能することを付け加えておく。
【0123】最後に、上述の各実施の形態の説明は、本
発明の一例である。このため、本発明は、各実施の形態
に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸
脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可
能であることは勿論である。
【0124】
【発明の効果】本発明に係るビデオカメラ装置は、ビデ
オカメラ本体に再生手段からの記録情報を取り込んで、
この記録情報を第1の記録媒体に記録し、記録情報に応
じた画像を表示し、或いは記録情報に応じて各部を制御
する等のように、外部からの記録情報を適宣処理するこ
とを可能とすることができる。
【0125】また、再生手段からの記録情報が音声情報
である場合には、撮影時の音声と同時に所望の音声を第
1の記録媒体に記録することを可能とすることができ、
複雑かつ面倒な操作を必要とするアフターレコーディン
グを不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオカメラ装置を適用した第1
の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置の外観図であ
る。
【図2】前記第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ
装置を構成するビデオカメラ本体と光ディスク再生装置
を電気的及び機械的に接続することで両者を一体化した
際の外観図である。
【図3】前記第1の実施の形態のデジタルビデオカメラ
装置のブロック図である。
【図4】ビデオカメラ本体と光ディスク再生装置を接続
ケーブルを用いて電気的に接続することで両者を分離的
に保持可能とした本発明の第2の実施の形態のデジタル
ビデオカメラ装置の外観図である。
【図5】本発明に係るビデオカメラ装置を適用した第3
の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置の外観図であ
る。
【図6】本発明に係るビデオカメラ装置を適用した第4
の実施の形態のデジタルビデオカメラ装置の外観図であ
る。
【図7】前記第4の実施の形態のデジタルビデオカメラ
装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ本体、2…光ディスク再生装置、3…
電子ビューファインダ、4…本体操作パネル、5…光学
レンズ、6、52…マイクロホン、7…液晶表示部、8
…選択スイッチ、9…撮像指示スイッチ、10…ズーム
操作部、11…外部出力端子、12…ミキシングオンオ
フスイッチ、13…レベルインジケータ、14…音声出
力端子、15、30…ミキシング端子、18…接続端
子、19…接続孔、20…光ディスク、25…クランプ
ネジ、26…操作パネル、27…ミキシングオンオフス
イッチ、29…ミキシングレベル調整スイッチ、35…
システムコントローラ、36…撮像系、37…記録系、
39…加算器、40…信号処理部、41…回転ヘッド、
42…ビデオテープ、46…接続ケーブル、47、48
…接続ジャック、51…スピーカ部、53…スピーカオ
ンオフスイッチ、60…GPS受信機、61…制御デー
タメモリ、62…書き換え制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段で撮像を行うことで得られた撮
    像情報を、記録手段で第1の記録媒体に記録するビデオ
    カメラ本体と、 前記ビデオカメラ本体に対して少なくとも電気的な接続
    を図る電気的接続手段を備え、第2の記録媒体に記録さ
    れた記録情報を再生して該電気的接続手段を介してビデ
    オカメラ本体側に供給する再生手段とを有し、 前記ビデオカメラ本体の記録手段により、少なくとも前
    記撮像手段からの撮像情報と共に、前記再生手段により
    第2の記録媒体から再生された記録情報を前記第1の記
    録媒体に記録することを特徴とするビデオカメラ装置。
  2. 【請求項2】 撮像を行うことで得られた撮像情報を第
    1の記録媒体に少なくとも記録するビデオカメラ本体
    と、 前記ビデオカメラ本体に対して少なくとも電気的な接続
    を図る電気的接続手段を備え、第2の記録媒体に記録さ
    れた記録情報を再生して該電気的接続手段を介してビデ
    オカメラ本体側に供給する再生手段と、 前記ビデオカメラ本体側に設けられ、前記再生手段で再
    生された記録情報に応じた画像を表示し、或いは前記撮
    像情報に応じた画像に重畳して表示する表示手段とを有
    するビデオカメラ装置。
  3. 【請求項3】 撮像を行うことで得られた撮像情報を第
    1の記録媒体に少なくとも記録するビデオカメラ本体
    と、 少なくとも地図情報が記憶された第2の記録媒体と、 前記ビデオカメラ本体に対して少なくとも電気的な接続
    を図る電気的接続手段を備え、前記第2の記録媒体に記
    録された地図情報を再生して該電気的接続手段を介して
    ビデオカメラ本体側に供給する再生手段と、 絶対位置を検出する絶対位置検出手段と、 前記絶対位置検出手段により検出された絶対位置に対応
    する地図情報を再生するように前記再生手段を制御する
    再生制御手段と、 前記ビデオカメラ本体側に設けられた表示手段と、 前記地図情報に対応する地図画像と共に、前記絶対位置
    検出手段により検出された絶対位置を示す印を表示する
    ように前記表示手段を表示制御する表示制御手段とを有
    するビデオカメラ装置。
  4. 【請求項4】 撮像手段で撮像を行うことで得られた撮
    像情報を、記録手段で第1の記録媒体に記録するビデオ
    カメラ本体と、 撮像時の音声を集音して音声情報を出力する集音手段
    と、 前記ビデオカメラ本体に対して少なくとも電気的な接続
    を図る電気的接続手段を備え、第2の記録媒体に記録さ
    れた音声情報を再生し該電気的接続手段を介してビデオ
    カメラ本体側に供給する再生手段と、 前記集音手段からの音声情報、及び前記再生手段により
    再生された第2の記録媒体からの音声情報を所定の割合
    で混合処理して出力する音声混合手段とを有し、 前記ビデオカメラ本体は、撮像手段からの撮像情報、及
    び前記音声混合手段により混合処理された音声情報を前
    記第1の記録媒体に記録することを特徴とするビデオカ
    メラ装置。
  5. 【請求項5】 撮像手段で撮像を行うことで得られた撮
    像情報を、記録手段で第1の記録媒体に記録するビデオ
    カメラ本体と、 前記ビデオカメラ本体に対して少なくとも電気的な接続
    を図る電気的接続手段を備え、第2の記録媒体に記録さ
    れた音声情報を再生し該電気的接続手段を介してビデオ
    カメラ本体側に供給する再生手段と、 前記ビデオカメラ本体側に設けられ、少なくとも前記再
    生手段により再生された音声情報に応じた音声を発生す
    るスピーカ手段とを有するビデオカメラ装置。
  6. 【請求項6】 撮像時の音声と共に、前記スピーカ手段
    により発生された音声を集音して音声情報を出力する集
    音手段を有し、 前記ビデオカメラ本体は、前記撮像手段からの撮像情報
    と共に、前記集音手段からの音声情報を前記第1の記録
    媒体に記録することを特徴とする請求項5記載のビデオ
    カメラ装置。
  7. 【請求項7】 撮像手段で撮像を行うことで得られた撮
    像情報を、記録手段で第1の記録媒体に記録するビデオ
    カメラ本体と、 前記ビデオカメラ本体に対して少なくとも電気的な接続
    を図る電気的接続手段を備え、第2の記録媒体に記録さ
    れた制御情報を再生し該電気的接続手段を介してビデオ
    カメラ本体側に供給する再生手段と、 前記再生手段により再生され電気的接続手段を介して供
    給された制御情報に応じて少なくともビデオカメラ本体
    側の制御を行う制御手段とを有するビデオカメラ装置。
  8. 【請求項8】 前記再生手段の操作キーは、該再生手段
    とビデオカメラ本体とを前記電気的接続手段及び機械的
    接続手段で接続した際に、ビデオカメラ本体の操作キー
    が設けられている面と同じ面側に位置するように設けら
    れていることを特徴とする請求項1〜請求項7のうち、
    いずれか1項記載のビデオカメラ装置。
  9. 【請求項9】 所望の被写体の撮像を行い撮像情報を出
    力する撮像手段と、 前記撮像手段からの撮像情報に応じた画像を表示する表
    示手段と、 前記表示手段の反表示画面側に該表示手段と一体的に設
    けられ、少なくとも第2の記録媒体に記録されている記
    録情報を再生して出力する再生手段と、 前記撮像手段からの撮像情報と共に、前記再生手段によ
    り第2の記録媒体から再生された記録情報を第1の記録
    媒体に記録する記録手段とを有するビデオカメラ装置。
  10. 【請求項10】 前記再生手段は、ビデオカメラ本体の
    操作に連動して少なくとも再生状態及び停止状態となる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9のうちいずれか1
    項記載のビデオカメラ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065267A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Canon Inc 撮像装置、撮像方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065267A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Canon Inc 撮像装置、撮像方法及びプログラム

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