JPH11275460A - 信号出力回路、信号入力回路、信号入出力回路 - Google Patents

信号出力回路、信号入力回路、信号入出力回路

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JPH11275460A
JPH11275460A JP7588198A JP7588198A JPH11275460A JP H11275460 A JPH11275460 A JP H11275460A JP 7588198 A JP7588198 A JP 7588198A JP 7588198 A JP7588198 A JP 7588198A JP H11275460 A JPH11275460 A JP H11275460A
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signal
output
input
terminal
output terminal
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JP7588198A
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Junichi Hamada
順一 濱田
Tetsuo Sugano
哲生 菅野
Tsutomu Nakagaito
励 中垣内
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus

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  • Signal Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続作業を簡略化することができる信号出力
回路、信号入力回路、信号入出力回路を提供する。 【解決手段】 スイッチ12が押されると、コントロー
ラ7は、MUTE回路3を動作させ、入力端子1からの
入力信号が出力端子8から出力されないようにし、信号
発生器5の出力インピーダンスを所定の値として検知信
号4を発生させる。コントローラ7は、このときの出力
レベルを信号レベル検知器6に測定させて出力端子8に
接続された負荷11のインピーダンスを測定し、これに
基づいてケーブルの接続状態を判断し、表示部14に表
示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は信号出力回路、信
号入力回路、信号入出力回路に関し、特にテレビジョ
ン、VTR等の音響映像(AV:オーディオビジュア
ル)機器の接続に用いる信号出力回路、信号入出力回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の映像音響機器間の配線、切
り換え等を容易に行うための接続機器が知られている。
図19は、このような従来の接続機器(スイッチャ)の
概略を示す図である。このスイッチャは、同図中に示す
ように、映像信号用の入力端子(第1、第2及び第3の
映像入力端子201、202、203)、出力端子(第
1、第2及び第3の映像出力端子205、206、20
7)と、左右のチャネルの音声信号用の入力端子(第
1、第2及び第3の左音声入力端子211、212、2
13、第1、第2及び第3の右音声入力端子221、2
22、223)、出力端子(第1、第2及び第3の左音
声出力端子215、216、217、第1、第2及び第
3の右音声出力端子225、226、227)を各々3
つ備えている。
【0003】また、このスイッチャは、映像、各チャネ
ルの音声の入力端子、出力端子の接続を切り換えるスイ
ッチ204、214、224と、ユーザからの切り換え
指示を入力するコントロールパネル230と、コントロ
ールパネル230からの入力に応じて各スイッチ20
4、214、224を切り換えるための切り換え指示信
号を発生する制御部231と、この切り換え指示信号を
伝達するための制御線232とを備えている。
【0004】例えばユーザがコントロールパネル230
を操作して、映像、音声共に第1の入力端子201(2
11、221)を第1の出力端子205(215、22
5)に、第2の入力端子202(212、222)を第
3の出力端子207(217、227)に、第3の入力
端子203(213、223)を第2の出力端子206
(216、226)に接続するように指示したとする
と、制御部231は、これに応じた切り換え指示信号を
発生し、制御線232を介して各スイッチ204、21
4、224に供給する。各スイッチ204、214、22
4は、切り換え指示信号に従って切り換えを行う。これ
により、選択された指示通りに入力端子と出力端子が接
続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スイッチャ等の接続機器では、ユーザが各入力端子に供
給された信号を認識し、コントロールパネル230等を
操作して入力された信号に適した出力先を選択する動作
を必要とする。このため、ユーザが入力端子に供給した
信号を忘れた場合等に、この信号を確認しようとする
と、接続されたケーブルをたどるか、あるいはスイッチ
の切り換えを変更して適切な選択をする等の動作を必要
とする。
【0006】また、接続されたケーブルが切れている場
合等には、信号の切り換えを行うスイッチ、入力ケーブ
ル、出力ケーブル、いずれが原因であるかを調べる動作
を必要とする。
【0007】また、従来の接続機器では、電気的な接続
不良等をユーザに知らせる機能はなかったため、不良が
発生した場合、ケーブルの色、信号名の記載等に基づい
てケーブルをたどって確認する必要があった。
【0008】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであり、接続作業を簡略化するこ
とができる信号出力回路、信号入力回路、信号入出力回
路を提供することを目的とする。
【0009】また、この発明は、ケーブルの接続状態を
検出することができる信号出力回路、信号入力回路、信
号入出力回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号出力回
路は、上述の課題を解決するために、信号を出力する出
力端子と、出力端子に接続された負荷の接続状態を検出
する接続状態検出手段と、接続状態検出手段の検出出力
に基づいて、出力端子に接続された負荷の接続状態を出
力する接続状態出力手段とを備えている。
【0011】また、接続状態出力手段が、検出された負
荷の接続状態を表示する表示手段を備える構成としても
よく、あるいは、接続状態検出手段が、信号を出力端子
に供給するか否かを切り換えるミュート手段と、ミュー
ト手段により出力端子に信号が供給されていないとき
に、出力端子に接続された負荷のインピーダンスを測定
するインピーダンス測定手段とを備え、インピーダンス
測定手段の検出出力に基づいて、出力端子に接続された
負荷の接続状態を判別する構成としてもよい。
【0012】また、インピーダンス測定手段が、試験信
号を発生し、出力端子に供給する試験信号発生手段と、
試験信号発生手段の出力開放時の出力レベルと、出力端
子を介して負荷を駆動したときのレベルの差に基づい
て、負荷のインピーダンスを測定する構成としてもよ
い。あるいは、出力インピーダンスを変更可能であっ
て、信号に対して所定の信号処理を施す信号処理手段を
備え、インピーダンス測定手段が、信号処理手段の出力
インピーダンスを変更して出力端子を介して負荷を駆動
したときのレベルに基づいて、負荷のインピーダンスを
測定する構成としてもよい。
【0013】本発明に係る他の信号出力回路は、上述の
課題を解決するために、信号を出力する出力端子と、信
号を出力端子に供給するか否かを切り換えるミュート手
段と、ミュート手段により出力端子に信号が供給されて
いないときに、出力端子に接続された負荷のインピーダ
ンスを測定するインピーダンス測定手段と、インピーダ
ンス測定手段の測定出力に基づいて信号に対する処理を
選択する出力信号処理手段とを備えることを特徴とす
る。
【0014】また、出力信号処理手段が、インピーダン
ス測定手段の測定出力に基づいて出力インピーダンスの
整合処理を行う構成としてもよい。複数の出力端子を有
し、インピーダンス測定手段が、各出力端子に接続され
た負荷のインピーダンスを測定し、出力信号処理手段
が、インピーダンス測定手段の測定出力に基づいて信号
を出力する出力端子を選択する構成としてもよい。ある
いは、インピーダンス測定手段の測定出力を表示する表
示手段を備える構成としてもよい。
【0015】本発明に係る信号入力装置は、上述の課題
を解決するために、信号を入力する入力端子と、入力端
子から入力された信号から特徴的な成分を抽出する成分
抽出手段と、成分抽出手段によって抽出された成分に基
づいて信号に対する処理を選択する出力信号処理手段と
を備えることを特徴とする。
【0016】また、成分抽出手段が、信号から特定の周
波数成分、あるいは特定の同期信号成分を抽出する構成
としてもよい。また、出力信号処理手段により選択され
た処理を表示する表示手段を備える構成としてもよい。
さらに、信号に対する処理を、信号の出力先の選択とし
てもよい。
【0017】本発明に係る信号入出力装置は、上述の課
題を解決するために、信号を入力又は出力し、外部の機
器により識別信号が供給される入出力端子と、識別信号
を検出する識別信号検出手段と、識別信号検出手段の検
出出力に基づいて入出力端子の接続先を選択する選択手
段とを備えることを特徴とする。
【0018】外部の機器が供給する識別信号は、所定の
周波数の信号、所定のパルスコード、所定のパルス長の
パルス、あるいは所定のDCバイアスとしてもよい。こ
の場合、選択手段が、識別信号検出手段が検出したこれ
らの識別信号に基づいて、入出力端子の接続先を選択す
る構成とする。
【0019】また、外部の機器が、入出力端子を介して
信号を出力するときは、識別信号を第1の信号とし、入
出力端子を介して信号を入力するときは、識別信号を第
2の信号とし、選択手段が、識別信号検出手段の検出出
力が、第1の信号であるときは、入出力端子を当該入出
力回路の入力に接続し、第2の信号であるときは、入出
力端子を当該入出力回路の出力に接続する構成としても
よい。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
第1の実施形態に係る入出力回路の構成を示すブロック
図である。この入出力回路は、同図中に示すように、入
力端子1から入力された入力信号に所定の処理を施す信
号処理回路2と、この信号処理回路2の出力をカットす
るミュート(MUTE)回路3と、入力端子1から入力
された信号を検知するための検知信号4を発生する信号
発生器5と、検知信号のレベルを検知する信号レベル検
知器6と、入出力回路全体の動作を制御するコントロー
ラ7と、出力端子8とを備えている。出力端子8にはケ
ーブル9、入力端子10を介して出力側の機器の負荷1
1が接続されている。
【0021】MUTE回路3は、コントローラ7からの
指示により、信号処理回路2から供給された信号を出力
するか否かを選択する。信号発生器5は、コントローラ
7からの指示により、出力インピーダンスの変更、所定
の検知信号の発生等を行う。また、この入出力回路は、
ユーザからの切り換え指示を入力するスイッチ12と、
切り換え状態を表示する表示部14とを備えている。こ
の表示部14は、コントローラ7からの指示により、音
声による表示、映像による表示、あるいはこれらを共に
用いた表示を行うことができるようになっている。
【0022】以下、このように構成された入出力回路の
動作について説明する。通常の動作の場合には、入力端
子1から入力された入力信号は、所定の信号処理を施す
ために信号処理回路2を通り、出力端子8から出力さ
れ、さらにケーブル9を通り、入出力回路の出力側に接
続された機器の入力端子10を介して負荷11に入力さ
れる。
【0023】接続を変更する場合等には、ユーザーは、
入力側、出力側の機器とのケーブルの接続が終了する
と、まず、ケーブル切れをチェックするため、スイッチ
12を押す。
【0024】スイッチ12が押されて、スイッチ12の
電圧がグランド(GND)レベルとなると、コントロー
ラ7は、まず、MUTE回路3を動作させて入力端子1
から入力された入力信号が出力端子8から出力されない
ようにする。次に、コントローラ7は、出力端子8に接
続された負荷11のインピーダンスを測定し、接続状態
を検出する。このように入力信号を出力させずに負荷の
インピーダンスを測定することにより、負荷11のイン
ピーダンスの測定精度を向上させることができる。この
インピーダンスの測定は、具体的には、コントローラ7
が、信号発生器5の出力インピーダンスを所定の値とし
て検知信号4を発生させ、このときの出力レベルを信号
レベル検知器6に測定させることにより行う。
【0025】例えば信号発生器5の出力インピーダンス
を、正規に接続されるべき相手側回路の入力負荷11と
同じ値に設定すると、この状態で発生した検知信号4の
レベルは、ケーブルが正常に接続されていれば、出力開
放時の信号発生器5の出力13、すなわち信号発生器5
が電圧源とこれに直列に接続された可変インピーダンス
とで構成されるとすると、この電圧源の出力電圧の約2
分の1となる。また、ケーブルが接続されていない、あ
るいは切れている場合には、検知信号4は出力開放時の
信号発生器5の出力13とほぼ同一のレベルとなる。逆
に、ケーブルがGNDに短絡されていた場合には、検知
信号4は出力開放時の信号発生器5の出力13より著し
く小さいレベルとなる。従って、負荷11のインピーダ
ンスは、上述のように検出される検知信号4と出力開放
時の信号発生器5の出力13のレベルの差に基づいて検
出することができる。
【0026】このため、コントローラ7は、出力開放時
の信号発生器5の出力13と検知信号4のレベルの差に
基づいて、ケーブルが正常に接続されているか、あるい
はケーブルが切れているのか、又は短絡しているか等の
接続状態を判断し、判断結果を表示する。この表示によ
り、ユーザは、ケーブルないし負荷の接続状態を容易に
知ることができ、配線ミスを低減させることができる。
【0027】この判断結果の表示は、表示部14によ
り、音声、映像あるいはその両方によって行ってもよ
く、あるいは、信号発生器5により所定の信号を出力す
る等により、出力側の機器を介して行ってもよい。ま
た、この入出力回路を他の装置の出力部等に用いる場合
等には、当該他の装置の制御部等に通知するようにして
もよい。これにより、他の装置の制御部等は、ケーブル
ないし負荷の接続状態を容易に知ることができる。
【0028】そして、接続状態の検出が終了すると、コ
ントローラ7は、MUTE回路3を非動作状態とし、入
力信号1が出力端子8から出力されるようにする。これ
により、上述の通常の動作に復帰する。
【0029】なお、表示部14は、適宜変更することが
でき、例えば、単に発光ランプの様な表示でも良い。ま
た、上述の説明では、信号発生器5を使用しているが、
これを設けずに入力信号を用い、信号処理回路2を出力
インピーダンス可変回路とし、この出力インピーダンス
を制御して、入力信号のレベルと、信号処理回路2の出
力のレベルを測定し、これらに基づいてコントローラ7
が上述と同様の判断を行うことにより、ケーブルの接続
状態を判断することができる。
【0030】実施の形態2.図2は、本発明の第2の実
施形態に係る入出力回路の構成を示すブロック図であ
る。この入出力回路は、同図中に示すように、入力端子
1から入力信号に所定の処理を施す信号処理回路2と、
この信号処理回路の出力をカットするミュート(MUT
E)回路3と、検知信号4を発生する信号発生器5と、
検知信号のレベルを検知する信号レベル検知器6と、出
力端子8と、出力端子8を介して出力する信号を切り換
えるスイッチ15と、入出力回路全体の動作を制御する
コントローラ16と、他の信号ブロック17とを備えて
いる。この図2では、上述の図1中構成に対応する要素
は同一の符号で示されている。出力端子8には、上述の
図1に示す入出力回路と同様に、ケーブル9、入力端子
10を介して、入出力回路の出力側に接続された機器の
負荷11が接続されている。
【0031】スイッチ15の被選択端子15aには、M
UTE回路3、信号発生器5の出力端が接続されてお
り、これらは、信号レベル検知器5、信号ブロック17
にも供給されている。スイッチ15の被選択端子15b
には、信号ブロック17の出力が供給されている。ま
た、スイッチ15の被選択端子15cは、出力端子8に
接続されている。このスイッチ15は、コントローラ1
6からの制御によって切り換えられる。
【0032】以下、このように構成された入出力回路の
動作について説明する。初期状態では、コントローラ1
6は、スイッチ15の選択端子15aと被選択端子15
cとが接続された状態としている。この状態では、入力
信号1は、所定の信号処理を施すために信号処理回路2
を通り、出力端子8、ケーブル9、出力側の機器の入力
端子10を介して負荷11に供給される。
【0033】接続を変更する場合等には、ユーザーは、
入力側、出力側の機器とのケーブルの接続が終了する
と、まず、自動認識を指示するため、スイッチ12を押
す。
【0034】スイッチ12が押されて、スイッチ12の
電圧がグランド(GND)レベルとなると、コントロー
ラ16は、まず、MUTE回路3を動作させて入力信号
1が出力端子8から出力されないようにする。次に、コ
ントローラ16は、出力端子8に接続された負荷11の
インピーダンスを測定する。このインピーダンスの測定
は、具体的には、コントローラ16が、信号発生器5の
出力インピーダンスを順次変化させて検知信号4を発生
させ、このときの出力レベルを信号レベル検知器6に測
定させることにより行う。
【0035】例えば信号発生器5の出力インピーダンス
を順次変化させて検知信号4のレベルを測定していく
と、信号発生器5の出力インピーダンスと負荷11のイ
ンピーダンスが一致したときに、検知信号4のレベル
が、出力開放時の信号発生器5の出力13の約2分の1
となる。従って、コントローラ16は、信号発生器5の
出力インピーダンスを順次変化させて、検知信号4のレ
ベルが、出力開放時の信号発生器5の出力13の2分の
1となるときの、出力インピーダンスを求め、これを負
荷11のインピーダンスとする。
【0036】コントローラ16は、検出した負荷11の
インピーダンスに基づいて所定の処理を実行する。例え
ば映像信号の伝送路としてはインピーダンスが75Ωの
ものが用いられており、音声信号の伝送路としてはイン
ピーダンスが50kΩのものが用いられる。このため、
この入出力回路を映像信号と音声信号を扱う機器、例え
ばセレクタ等に用いる場合では、負荷11のインピーダ
ンスが75Ωであるときは、スイッチ15の選択接点1
5cを被選択接点15aに接続して出力インピーダンス
を75Ωとし、負荷11のインピーダンスが50kΩで
あるときは、スイッチ15の選択接点15cを被選択接
点15bに接続して出力インピーダンスを50kΩとす
るようにしておけば、出力端子に接続され得る機器の負
荷11のインピーダンスが2種類あったとしても、自動
的にインピーダンスを整合させることができる。この場
合、信号ブロック17は出力インピーダンスの変換を行
うように構成すればよい。
【0037】従って、この入出力回路では、ユーザが出
力端子に接続する機器のインピーダンスを考慮すること
なく接続を行っても、インピーダンスの整合を自動的に
行うことができ、接続作業を簡略化することができる。
【0038】なお、信号ブロック17が実行する処理
は、インピーダンスの変換に限らず、他の信号の出力レ
ベルを所定のレベルにするためのレベル変換等の処理で
もよい。これにより、ユーザがレベルの設定等の処理を
行わなくともこれらの処理を自動的に実行させることが
でき、接続作業を簡略化することができる。
【0039】また、上述の説明では、信号発生器5を使
用しているが、これを設けずに入力信号を用い、負荷1
1を接続したときとそうでないときのレベルの差から負
荷11のインピーダンスを求めてもよい。さらに、負荷
のインピーダンスの種類は、上述の75Ωと50kΩだ
けでなく、接続が予想される全てのインピーダンスに対
応してもよく、さらに、予想されないインピーダンスの
値となったとき、あるいはインピーダンスを認識したと
きに、ユーザに対して何らかの表示を行ってもよい。こ
れにより、ユーザが負荷11のインピーダンスを容易に
把握することができる。また、この場合は、上述の第1
の実施形態と同様な表示部14等を設けてもよい。
【0040】あるいは、インピーダンスが異なる複数の
負荷が接続され得る複数の出力端子(例えば映像出力と
音声出力)を設け、各出力端子に接続された負荷のイン
ピーダンスに応じて、入力信号を出力する出力端子を選
択するように構成してもよい。これにより、ユーザが各
出力端子の接続先を考慮せずに配線を行っても、各々の
信号に適して出力先に自動的に接続することができ、接
続作業を簡略化することができる。
【0041】実施の形態3.図3は、本発明の第3の実
施形態に係る入出力回路の構成を示すブロック図であ
る。この入出力回路は、同図中に示すように、第1およ
び第2の入力端子21、22と、第1の入力端子21か
らの入力信号を帯域制限するバンドパスフィルタ(BP
F)23、24と、第2の入力端子22からの入力信号
を帯域制限するBPF25、26と、第1の入力端子2
1からの入力信号の出力先を選択するスイッチ27と、
第2の入力端子22からの入力信号の出力先を選択する
スイッチ28と、入出力回路全体の動作を制御するコン
トローラ29と、例えば映像信号の記録、画面出力等の
機能を有する映像信号処理回路30と、例えば音声信号
の記録、スピーカーによる出力等の機能を有する音声信
号処理回路31とを備えている。
【0042】第1及び第3のBPF23、25は、入力
された信号の映像信号帯域を通過させその他の信号帯域
を減衰させる映像信号用BPFであり、第2及び第4の
BPF24、26は、入力された信号の音声信号帯域を
通過させその他の信号帯域を減衰させる音声信号用BP
Fである。
【0043】以下、このように構成された入出力回路の
動作について説明する。ユーザは、例えばこの入出力回
路の電源がオフの状態で第1、第2の入力端子21、2
2にケーブル等を接続した後、入出力回路の電源を投入
する。これにより、各部が動作を開始する。
【0044】例えば第1の入力端子21に音声信号が供
給され、第2の入力端子22に映像信号が供給された場
合では、通過帯域の信号が供給された第2のBPF24
は音声信号、第3のBPF25は映像信号を出力する
が、非通過帯域の信号が供給された第1、第4のBPF
23、26からは何も出力されない。逆に、第1の入力
端子21に映像信号が供給され、第2の入力端子22に
音声信号が供給された場合では、第1のBPF23は映
像信号、第4のBPF26は音声信号をそれぞれ出力す
るが、第2、第3のBPF24、25からは何も出力さ
れない。
【0045】コントローラ29は各BPF23〜26の
出力に基づいて第1、第2の入力端子21、22のいず
れに映像信号、音声信号が供給されたかを検出する。そ
して、コントローラ29は、この検出出力に基づいて、
映像信号が映像信号処理回路30に、音声信号が音声信
号処理回路31にそれぞれ供給されるようにスイッチ2
7、28を切り換える。すなわち、第1の入力端子21
に音声信号が供給され、第2の入力端子22に映像信号
が供給されたときには、コントローラ29は、スイッチ
27に供給された音声信号が音声信号処理回路31に供
給され、スイッチ28に供給された映像信号が映像信号
処理回路30に供給されるように各スイッチ27、28
の切り換えを制御する。逆に、第1の入力端子21に映
像信号が供給され、第2の入力端子22に音声信号が供
給されたときには、コントローラ29は、スイッチ27
に供給された映像信号が映像信号処理回路30に供給さ
れ、スイッチ28に供給された音声信号が音声信号処理
回路31に供給されるように各スイッチ27、28の切
り換えを制御する。
【0046】従って、この入出力回路では、各入力信号
の帯域を検出し、これに応じて所定の出力先を選択する
ので、どの入力端子に映像信号、音声信号のいずれが供
給されても、映像信号を映像信号処理回路30に供給
し、音声信号を音声信号処理回路31に供給することが
できる。このため、ユーザが、各入力信号の接続先を考
慮せずに接続しても正しい接続先に接続することがで
き、接続作業を簡略化することができる。
【0047】なお、上述の説明では、入力端子を2つと
したが、入力端子数を増加させ、これに対応させて輝度
信号処理回路や色信号処理回路等の入力信号に対して処
理を行う回路を追加し、これらの信号に適したBPFを
設けて各々の信号の検出を行ない、出力先を選択するよ
うにしてもよい。これにより、信号の出力先を自動的に
切り換えることができ、複雑な配線を簡易に行うことが
できる。
【0048】また、信号の出力先の選択に限らず、イン
ピーダンスの整合、レベル変換等の処理を選択するよう
にしてもよい。
【0049】また、どのバンドパスフィルターにも減衰
するような信号が接続された場合に、ユ−ザに対して接
続ミスである旨を示す何らかの表示を行うようにしても
よい。あるいは、認識した信号を表示するようにしても
よい。これにより、ユーザは、接続ミスあるいは入力さ
れた信号を認識することができる。この場合は、上述の
第1の実施形態と同様な表示部14等を設けてもよい。
【0050】実施の形態4.図4は、本発明の第4の実
施形態に係る入出力回路の構成を示すブロック図であ
る。この入出力回路は、同図中に示すように、第1およ
び第2の入力端子21、22と、第1、第2の入力端子
21、22に入力された入力信号からコンポジット信号
の同期信号を抜き取り、入力信号が映像信号であるか否
かを判断する第1、第2のシンクセパレータ32、34
(SYNC SEP.1、2)と、第1、第2の入力端子21、
22に入力された信号の所定の帯域、例えば1kHz帯
域を通過させ、入力信号が音声信号か否かを判断する第
1、第2の1kHz成分ディテクタ33、35(1kHz成
分DET.1、2)と、第1の入力端子21からの入力信号
の出力先を選択するスイッチ27と、第2の入力端子2
2からの入力信号の出力先を選択するスイッチ28と、
例えば映像信号の記録、画面出力等の機能を有する映像
信号処理回路30と、例えば音声信号の記録、スピーカ
ーによる出力等の機能を有する音声信号処理回路31
と、各シンクセパレーター32、34、各1kHz成分
ディテクタ33、35の判断結果に基づいて入出力回路
全体の動作を制御するコントローラ36とを備えてい
る。
【0051】以下、このように構成された入出力回路の
動作について説明する。ユーザは、例えばこの入出力回
路の電源がオフの状態で第1、第2の入力端子21、2
2にケーブル等を接続した後、入出力回路の電源を投入
する。これにより、各部が動作を開始する。
【0052】例えば第1の入力端子21に映像信号が供
給され、第2の入力端子22に音声信号が供給されたと
きは、第1のシンクセパレータ32は供給された映像信
号の同期信号を抜き取り、供給された信号が映像信号で
あると判断し、第1の1kHz成分ディテクタ33は、
供給された信号が映像信号であり1kHz成分が他の周
波数成分に対して少ないため音声信号ではないと判断す
る。また、第2のシンクセパレータ34は供給された音
声信号中には同期信号が無いため、供給された信号が映
像信号でないと判断し、第2の1kHz成分ディテクタ
35は、供給された信号の1kHz成分が多いため音声
信号であると判断する。逆に、第1の入力端子21に音
声信号が供給され、第2の入力端子22に映像信号が供
給されたときは、第1の1kHz成分ディテクタ33
は、供給された信号が音声信号であると判断し、第2の
シンクセパレータ34は供給された信号が映像信号であ
ると判断する。
【0053】コントローラ36は、これらの判断結果に
基づいて、映像信号が映像信号処理回路30に供給さ
れ、音声信号が音声信号処理回路31に供給されるよう
にスイッチ27、28を切り換える。すなわち、コント
ローラ36は、上述の第3の実施形態と同様に、第1の
入力端子21に音声信号が供給され、第2の入力端子2
2に映像信号が供給されたときには、スイッチ27に供
給された音声信号が音声信号処理回路31に供給され、
スイッチ28に供給された映像信号が映像信号処理回路
30に供給されるように、逆に、第1の入力端子21に
映像信号が供給され、第2の入力端子22に音声信号が
供給されたときには、スイッチ27に供給された映像信
号が映像信号処理回路30に供給され、スイッチ28に
供給された音声信号が音声信号処理回路31に供給され
るように各スイッチ27、28の切り換えを制御する。
【0054】従って、この入出力回路では、各入力信号
の特徴的な成分を検出し、これに応じて所定の出力先を
選択するので、どの入力端子に映像信号、音声信号のい
ずれが入力されても、映像信号を映像信号処理回路30
に供給し、音声信号を音声信号処理回路31に供給する
ことができ、ユーザが、各入力信号の接続先を考慮せず
に接続しても正しい接続先に接続することができ、接続
作業を簡略化することができる。
【0055】実施の形態5.図5は、本発明の第5の実
施形態に係る入出力回路の構成を示すブロック図であ
る。この入出力回路は、同図中に示すように、出力装置
101と、入出力装置108とを備えている。出力装置
101は、出力ソース信号124を出力するための出力
最終段102と、信号の種類を識別するための識別信号
を発生する信号発生部103と、出力最終段102が出
力する信号104と信号発生部103が出力する識別信
号105を合成して出力するミキサ106と、出力端子
107とを備えている。また、入出力装置108は、信
号線116、入出力端子109を介して供給された信号
の種類を認識する信号認識部110と、信号の種類を示
す情報が格納されているテーブル111と、入出力端子
109の接続先を選択するセレクタ112とを備えてい
る。
【0056】以下、このように構成された入出力回路の
動作について説明する。ユーザは、出力装置101、入
出力装置108の電源断状態で信号線116を接続した
後、各装置101、108の電源を投入する。
【0057】出力装置101より出力される信号117
は、出力装置101あるいは入出力装置108の電源投
入後、所定の期間のイニシャライズ(初期化)タイムを
持ち、信号発生部103は、イニシャライズタイム間に
所定の周波数、例えば図6中に示すように1kHzの正
弦波(122)からなる識別信号105を出力する。こ
の識別信号105は、ミキサ106によって出力最終段
102からの信号104と合成され、出力端子107、
信号線116を介して入出力装置108に供給される
が、出力最終段102はイニシャライズタイム間には信
号104を出力しない。このため、イニシャライズタイ
ム間には、信号117として識別信号105のみが出力
される。
【0058】出力最終段102はイニシャライズタイム
終了後に信号104を出力する。信号発生部103はイ
ニシャライズタイム終了後には識別信号を出力せず、出
力信号117は識別信号105から出力最終段102が
出力する信号104に変わる。
【0059】一方、入出力装置108の信号認識装置1
10は、イニシャライズタイム間に供給される識別信号
105に基づいてテーブル111を参照し、入出力端子
109を介して供給される信号の種類を認識する。
【0060】信号のテーブル111は、例えば図6中に
示すように周波数のテーブル120を持っており、信号
認識部110は信号線118を介して周波数のテーブル
120の内容(同図中には周波数の異なる波形121、
122、123が示されているが、概念的に示したもの
であり、実際には、例えばこれらに対応する周波数を示
す情報等が格納されている。)と信号117として供給
される識別信号105とを比較する。この比較は、例え
ば信号認識部110が信号117の周波数を検出し、周
波数のテーブル120の中から同一又は近似する周波数
の波形121、122、123を検出することによって
行う。
【0061】また、周波数のテーブル120には、図7
に示すように、各々の信号121、122、123に対
応したセレクタスイッチの情報が格納されている。信号
認識部110は、上述のように周波数を検出すると、こ
れに対応したセレクタスイッチの情報を選択し、これを
セレクト信号113としてセレクタ112に供給する。
例えば図6に示す場合では、信号認識部110に供給さ
れる信号117に対して同一の波形である信号122に
対応するセレクタスイッチの情報、すなわち、図7中の
「入力」という情報をセレクト信号113としてセレク
タ112に供給する。セレクタ112は、セレクト信号
113に基づいて、選択端子112aと入力側の被選択
端子112bを接続する。これにより、入出力端子10
9から出力装置101の出力が入力される。
【0062】また、この入出力装置108の出力を入力
する装置は、上述のイニシャライズタイム間に識別信号
(例えば500kHzあるいは2kHzの正弦波)を発
生する信号発生部を備えている。このような装置が接続
され、識別信号105として500kHzあるいは2k
Hzの正弦波が供給されると、入出力装置108の信号
認識部110は信号のテーブル111に基づいて、信号
121あるいは信号123であることを検出し、これら
に対応するセレクタスイッチの情報、出力をセレクト信
号113としてセレクタ112に供給する。これに応じ
て、セレクタ112は、選択端子112aと出力側の被
選択端子112cを接続する。これにより、入出力端子
109に出力が供給される。
【0063】上述のように、この入出力回路では、入出
力装置108が、出力装置101の信号発生部103あ
るいは入出力装置108の出力を入力する装置からの識
別信号に基づいて、入出力端子109の接続先を自動的
に選択して入力と出力を切り換えることができるため、
ユーザが入出力装置108の入力と出力を意識せずに接
続を行っても、接続先に対応した信号の供給先を選択す
ることができる。このため、接続作業を簡略化すること
ができる。
【0064】実施の形態6.図8は、本発明の第6の実
施形態に係る入出力回路の構成を示すブロック図であ
る。この入出力回路は、同図中に示すように、出力装置
131と、入出力装置135とを備えている。出力装置
131は、出力ソース信号124を出力するための出力
最終段102と、信号の種類を識別するための識別信号
を発生する信号発生部132と、出力最終段102が出
力する信号104と信号発生部132が出力する識別信
号133を合成して出力するミキサ106と、出力端子
107とを備えている。また、入出力装置135は、信
号線116、入出力端子109を介して供給された信号
の種類を認識する信号認識部136と、信号の種類を示
す情報が格納されているテーブル138と、入出力端子
109に入力される信号、あるいは出力される信号の接
続元を選択するセレクタ112とを備えている。
【0065】上述の第5の実施形態では、信号発生部1
03が識別信号105として正弦波を発生していたが、
この第6の実施形態では、信号発生部132は、識別信
号133として所定のパルス波形、例えば図9に示すよ
うなパルス波形を発生する。
【0066】また、信号のテーブル138は、例えば図
9中に示すように、パルス波形のテーブル144を持っ
ている。このパルス波形のテーブル144は、図10に
示すように、各々の信号141、142、143に対応
したセレクタスイッチの情報を持っている。
【0067】以下、このように構成された入出力回路の
動作を説明する。上述の第5の実施形態と同様に、出力
最終段102は、イニシャライズタイム終了まで、出力
104を出力せず、信号発生部132は、イニシャライ
ズタイム間に、識別信号133として上述の図9に示す
パルス波形を発生する。
【0068】イニシャライズタイム間に、識別信号13
3が供給されると、信号認識部136は信号線137を
介してパルス波形のテーブル144の内容と識別信号1
33とを比較し、同一又は近似するパルス波形を検出す
る。また、信号認識部136は、パルス波形のテーブル
144を参照し、このように検出したパルス波形に対応
したセレクタスイッチの情報を選択して、セレクト信号
113としてセレクタ112に供給する。
【0069】例えば図9に示すようなパルス波形が識別
信号133として供給された場合には、信号識別部13
6は、識別信号133と同一の信号142に対応するセ
レクタスイッチの情報、すなわち図10中の「入力」と
いう情報を、信号線113を介してセレクタ112に供
給する。セレクタ112は、セレクト信号113に基づ
いて、選択端子112aと入力側の被選択端子112b
を接続する。これにより、入出力端子109から出力装
置131の出力が入力される。
【0070】また、入出力端子109に、入出力装置1
35の出力を入力する機器が接続され、図10中の信号
141あるいは信号143に対応する識別信号が供給さ
れた場合には、信号識別部136は、これらの信号14
1、143に対応するセレクタスイッチの情報、すなわ
ち「出力」という情報を、信号線113を介してセレク
タ112に供給する。これにより、セレクタ112は、
選択端子112aと出力側の被選択端子112cを接続
し、入出力端子109から入出力装置135の出力が出
力される。
【0071】この入出力回路では、上述の第5の実施形
態と同様に、入出力装置135が、出力装置131の信
号発生部132あるいは入出力装置135の出力を入力
する装置からの識別信号に基づいて、入出力端子109
の接続先を自動的に選択して入力と出力を切り換えるこ
とができるため、ユーザが入出力装置135の入力と出
力を意識せずに接続を行っても、接続先に対応した信号
の供給先を選択することができる。このため、接続作業
を簡略化することができる。
【0072】実施の形態7.図11は、本発明の第7の
実施形態に係る入出力回路の構成を示すブロック図であ
る。この入出力回路は、同図中に示すように、出力装置
151と、入出力装置155とを備えている。出力装置
151は、出力ソース信号124を出力するための出力
最終段102と、信号の種類を識別するための識別信号
を発生する信号発生部152と、出力最終段102が出
力する信号104と信号発生部152が出力する識別信
号153を合成して出力するミキサ106と、出力端子
107とを備えている。また、入出力装置155は、信
号線116、入出力端子109を介して供給された信号
の種類を認識する信号認識部156と、信号の種類を示
す情報が格納されているテーブル158と、入出力端子
109に入力される信号、あるいは出力される信号の接
続元を選択するセレクタ112とを備えている。
【0073】この第7の実施形態では、信号発生部15
2は、識別信号153として所定のデューティ比のパル
ス波形、例えば図12に示すようなデューティ比が50
%であるパルス波形を発生する。
【0074】また、信号のテーブル158は、例えば図
12中に示すように、パルス波形のテーブル160を持
っている。このパルス波形のテーブル160は、図13
に示すように、各々の信号161、162、163に対
応したセレクタスイッチの情報を持っている。
【0075】以下、このように構成された入出力回路の
動作を説明する。上述の第5、第6の実施形態と同様
に、出力最終段102は、イニシャライズタイム終了ま
で、出力104を出力せず、信号発生部152は、イニ
シャライズタイム間に、識別信号153として、例えば
上述の図12に示すデューティ比が50%であるパルス
波形を発生する。
【0076】イニシャライズタイム間に識別信号153
が供給されると、信号認識部156は、信号線157を
介して入力されるパルス波形のテーブル160の内容と
識別信号153とを比較し、同一又は近似するデューテ
ィ比を有するパルス波形を検出し、検出したパルス波形
に対応したセレクタスイッチの情報を選択して、セレク
ト信号113としてセレクタ112に供給する。
【0077】例えば図12に示すようなデューティ比が
50%のパルス波形が識別信号153として供給された
場合には、信号識別部156は、識別信号153と同一
の信号162に対応するセレクタスイッチの情報、すな
わち図13中の「入力」という情報を、信号線113を
介してセレクタ112に供給する。セレクタ112は、
セレクト信号113に基づいて、選択端子112aと入
力側の被選択端子112bを接続する。これにより、入
出力端子109から出力装置151の出力が入力され
る。
【0078】また、入出力端子109に、入出力装置1
55の出力を入力する機器が接続され、図13中のデュ
ーティ比が25%の信号161あるいはデューティ比が
75%の信号163に対応する識別信号が供給された場
合には、信号識別部136は、これらの信号141、1
43に対応するセレクタスイッチの情報、すなわち「出
力」という情報を、信号線113を介してセレクタ11
2に供給する。これにより、セレクタ112は、選択端
子112aと出力側の被選択端子112cを接続し、入
出力端子109から入出力装置155の出力が出力され
る。
【0079】この入出力回路では、上述の第5、第6の
実施形態と同様に、入出力装置155が、出力装置15
1の信号発生部152あるいは入出力装置155の出力
を入力する装置からの識別信号に基づいて、入出力端子
109の接続先を自動的に選択して入力と出力を切り換
えることができるため、ユーザが入出力装置155の入
力と出力を意識せずに接続を行っても、接続先に対応し
た信号の供給先を選択することができる。このため、接
続作業を簡略化することができる。
【0080】実施の形態8.図14は、本発明の第8の
実施形態に係る入出力回路の構成を示すブロック図であ
る。この入出力回路は、同図中に示すように、出力装置
171と、入出力装置176とを備えている。出力装置
171は、出力ソース信号124を出力するための出力
最終段102と、出力最終段102が出力する信号10
4の直流成分をカットするカップリングコンデンサ17
2と、出力信号に所定の直流(DC)バイアスを与える
抵抗173、174とを備えている。また、入出力装置
176は、信号線116、入出力端子109を介して供
給された信号のDCバイアスを認識するDC認識部17
8と、DCバイアスの種類を示す情報が格納されている
DCのテーブル180と、入出力端子109に入力され
る信号、あるいは出力される信号の接続元を選択するセ
レクタ112とを備えている。
【0081】上述の第5〜第7の実施形態の入出力回路
では、出力装置の出力信号中に所定の識別信号を重畳さ
せていたが、この実施形態に係る入出力回路では、出力
信号にDCバイアスを与えるようになっている。
【0082】また、DCのテーブル180は、図15に
示すように、DCのバイアスの条件を示す情報、例えば
「2.5V以上」、「2.5V未満」と、これらに対応
するセレクタスイッチの情報182、183を持ってい
る。
【0083】以下、このように構成された入出力回路の
動作を説明する。信号出力装置171では、最終出力段
102の出力104が、カップリングコンデンサ172
を介して、抵抗173、174の接続点(出力端子10
7にも接続されている。)に供給される。この接続点の
DCバイアスは、抵抗173、174の比で決まるバイ
アス電圧、例えば4.0Vとなっている。このDCバイ
アスが与えられた信号が出力端子107、ケーブル11
6を介して信号入出力装置176の入出力端子109に
供給される。
【0084】入出力装置176のDC認識部178は、
入出力端子109を介して供給された信号177のDC
バイアスを検出し、DCのテーブル180の内容と検出
したDCバイアスとを比較し、該当するDCバイアスの
条件に対応するセレクタスイッチの情報を選択して、セ
レクト信号113としてセレクタ112に供給する。
【0085】例えば上述のようにDCバイアスが4.0
Vである場合には、図15中の条件「2.5V以上」に
該当し、DC認識部178は、これに対応するセレクタ
スイッチの情報「入力」を選択し、これをセレクト信号
113としてセレクタ112に供給する。セレクタは、
このセレクト信号に基づいて選択端子112aと入力側
の被選択端子112bを接続する。これにより、入出力
端子109から出力装置171の出力が入力される。
【0086】また、入出力端子109に、入出力装置1
55の出力を入力する機器が接続され、DCバイアス
が、例えば1.0Vとされた場合には、DC識別部17
8は、このDCバイアスに対応するセレクタスイッチの
情報、すなわち「出力」という情報を、信号線113を
介してセレクタ112に供給する。これにより、セレク
タ112は、選択端子112aと出力側の被選択端子1
12cを接続し、入出力端子109から入出力装置17
6の出力が出力される。
【0087】この入出力回路では、入出力装置176
が、出力装置171あるいは入出力装置176の出力を
入力する装置によって与えられたDCバイアスに応じて
入出力端子109の接続先を自動的に選択して入力と出
力を切り換えることができるため、ユーザが入出力装置
176の入力と出力を意識せずに接続を行っても、接続
先に対応した信号の供給先を選択することができる。こ
のため、接続作業を簡略化することができる。
【0088】実施の形態9.図16は、本発明の第9の
実施形態に係る入出力回路の構成を示すブロック図であ
る。この入出力回路は、同図中に示すように、入出力機
器61〜67等との信号の入出力を行う第1から第8の
入出力部71〜78と、各入出力部71〜78の間の接
続を切り換えるセレクタ80と、ユーザからの指示、操
作情報等を入力する入力部81と、端子確認、接続確認
等のための画像等を表示する表示部82と、各入出力部
71〜78の検出出力、入力部81を介して入力された
ユーザからの指示等に応じてセレクタ80の切り換え等
を制御する制御部83とを備えている。
【0089】各入出力部71〜78は、例えば2系統の
端子群71a〜78aと端子群71b〜78bを備えて
いる。また、各端子群71a〜78a、端子群71b〜
78bは、例えば1チャネルの信号映像用の端子と2チ
ャネルの音声信号を1組ないし複数組備えている。
【0090】各機器61〜67の信号出力部は、例えば
上述の上述の第5〜第8の実施形態における出力装置と
同様に、出力であることを示す所定の識別信号あるいは
DCバイアスを出力するようになっている。また、各機
器61〜67の信号出力部は、例えば上述の上述の第5
〜第8の実施形態における入出力装置の出力を入力する
機器と同様に、入力であることを示す所定の識別信号あ
るいはDCバイアスを出力するようになっている。各入
出力部71〜78は、上述の第5〜第8の実施形態と同
様の構成を含んでおり、各端子に供給される識別信号あ
るいはDCバイアスによって入力と出力を自動的に切り
換えるようになっている。
【0091】また、各機器61〜67は、映像信号と各
チャネルの音声信号のそれぞれに対応する識別信号ある
いはDCバイアスをも出力するようになっている。各入
出力部71〜78は、上述の第5〜第8の実施形態と同
様に、各端子に供給される識別信号あるいはDCバイア
スによって映像信号と各チャネルの音声信号を識別し、
これに基づいて出力先を選択する。
【0092】あるいは、出力に関しては、上述と同様
に、映像信号と音声信号の識別を行い、入力に関して
は、上述の第3又は第4の実施形態と同様に、各入出力
部71〜78が、入力信号の特徴的な成分、例えば帯
域、同期信号等に基づいて映像信号か音声信号を選択す
るようにしてもよい。
【0093】このように、入出力部71〜78が、入力
と出力、映像信号と各チャネルの音声信号を識別し、こ
れに応じた接続先を選択するので、ユーザが特に端子を
意識せずに各機器61〜67と各入出力部71〜78の
接続を行っても、各機器61〜67を複数の入出力部7
1〜78に接続したりしなければ、セレクタ80には、
入力、出力、映像信号、音声信号毎の所定のポートに対
応する端子が接続される。
【0094】また、各入出力部71〜78は、上述の各
端子に接続された信号の入力、出力、映像信号と各チャ
ネルの音声信号の出力先の選択を示す情報、すなわち、
各端子を介して入出力される信号を示す情報を制御部8
3に供給し、制御部83が、表示部82によって、各入
出力部の端子群から入出力される信号の内容を表示する
ようにしてもよい。具体的には、制御部83は、入力部
81を介してユーザから接続を調べたい機器あるいは入
出力部が入力されると、入出力部の端子群から入出力さ
れる信号の内容を示す情報に基づいて、例えば図17に
示すように、入出力部に接続されている機器を表示する
機器表示欄91と、入出力部の各端子を表示する端子表
示92と、各端子に入出力されている信号の種類を表示
する信号内容表示93とを有する端子信号確認画面94
の画像データないし画像信号を作成し、これを表示部8
2に供給する。表示部82は表示画面を有するCRT、
LCDあるいはLED等の表示手段からなり供給された
画像データないし画像信号に基づく画像を表示する。
【0095】このような表示を見ることにより、ユーザ
は各端子に接続された信号を容易に把握することがで
き、配線を容易に行うことができる。
【0096】ところで、ユーザが入力部81を操作して
切り換え指示等を入力すると、制御部83は、これに応
じてセレクタ80の切り換えを制御する。セレクタ80
は、一般的な多入出力の切り換え回路等からなり、制御
部83からの指示に応じた接続を実現する。
【0097】このようにセレクタ80の接続を切り換え
ると、制御部83は、この切り換えを示す表示を行う。
具体的には、制御部83は、例えば図18に示すよう
に、各入出力部71〜78に接続された機器に対する上
述の機器表示欄92に対応する表示95と、各入出力部
71〜78の入力、出力間の接続を示す経路表示96と
を含む機器接続表示画面97の画像データないし画像信
号を作成し、表示部82に供給する。表示部82は、供
給された画像データないし画像信号に基づく画像を表示
する。
【0098】このような表示を見ることにより、ユーザ
は各機器の接続を容易に把握することができ、配線を容
易に行うことができる。
【0099】
【発明の効果】本発明に係る信号出力回路では、接続状
態検出手段が、出力端子に接続された負荷の接続状態を
検出し、これを接続状態出力手段が出力することによ
り、ユーザあるいは当該信号出力装置を用いる機器が負
荷の接続状態を知ることができる。
【0100】また、このような接続状態を表示手段によ
って表示することにより、ユーザは接続状態を容易に把
握することができ、配線ミスを低減させることができ
る。
【0101】ミュート手段により、入力された信号を出
力しないときの負荷のインピーダンスを測定することに
より、負荷のインピーダンスの測定精度を向上させるこ
とができる。
【0102】本発明に係る他の信号出力回路では、イン
ピーダンス測定手段が、ミュート手段により出力端子に
信号が供給されていないときに、出力端子に接続された
負荷のインピーダンスを測定し、これに基づいて出力信
号処理手段が信号に対する処理を選択することにより、
ユーザが出力端子に接続する機器のインピーダンスを考
慮することなく接続を行っても、負荷インピーダンスに
適した処理を自動的に選択することができ、接続作業を
簡略化することができる。
【0103】また、インピーダンス測定手段の測定出力
に応じてインピーダンス整合を行うことにより、あるい
はインピーダンス測定手段の測定出力に応じて信号を出
力する出力端子を選択することにより、接続作業をさら
に簡略化することができる。
【0104】あるいは、表示手段により、インピーダン
ス測定手段の測定出力を表示することにより、ユーザが
負荷のインピーダンスを容易に把握することができる。
【0105】本発明に係る信号入力回路では、成分抽出
手段が入力端子から入力された信号から特徴的な成分を
抽出し、これに基づいて出力信号処理手段が信号に対す
る処理を選択することにより、ユーザが、各入力信号を
考慮せずに接続しても入力信号に適した処理を自動的に
選択することができ、接続作業を簡略化することができ
る。
【0106】また、入力された信号から特定の周波数成
分、又は特定の同期信号成分を抽出することにより、例
えば映像信号と音声信号とを識別することができる。
【0107】また、出力信号処理手段により選択された
処理を表示することにより、ユーザは、選択された処理
を容易に知ることができる。
【0108】また、入力された信号の特徴的な成分に応
じて出力先を選択することにより、ユーザが信号の接続
先を考慮せずに配線を行っても、適切な出力先を自動的
に選択することができ、配線作業を簡略化することがで
きる。
【0109】本発明に係る信号入出力回路では、識別信
号検出手段が、入出力端子に供給された識別信号を検出
し、これに基づいて選択手段が入出力端子の接続先を選
択することにより、ユーザが入出力装置の入力と出力を
意識せずに接続を行っても、入出力端子を適切な接続先
に自動的に接続することができる。このため、接続作業
を簡略化することができる。
【0110】また、識別信号として所定周波数の正弦
波、所定のパルスコード、所定長のパルス、所定のDC
バイアスを用いることにより、識別信号検出手段が識別
信号を認識することができる。
【0111】また、入出力端子を、識別信号に基づいて
入出力回路の入力あるいは出力に接続することにより、
ユーザが入力と出力を認識せずに配線を行っても入力と
出力を自動的に切り換えることができ、配線作業を簡略
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る入出力回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係る入出力回路の
構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第3の実施形態に係る入出力回路の
構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第4の実施形態に係る入出力回路の
構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第5の実施形態に係る入出力回路の
構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第5の実施形態に係る入出力装置を
構成する信号認識部とテーブルを示す概念図である。
【図7】 本発明の第5の実施形態に係る入出力装置に
おける周波数のテーブルを示す図である。
【図8】 本発明の第6の実施形態に係る入出力回路の
構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の第6の実施形態に係る入出力装置を
構成する信号認識部とテーブルを示す概念図である。
【図10】 本発明の第6の実施形態に係る入出力装置
におけるパルス波形のテーブルを示す図である。
【図11】 本発明の第7の実施形態に係る入出力回路
の構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明の第7の実施形態に係る入出力装置
を構成する信号認識部とテーブルを示す概念図である。
【図13】 本発明の第7の実施形態に係る入出力装置
におけるパルス波形のテーブルを示す図である。
【図14】 本発明の第8の実施形態に係る入出力回路
の構成を示すブロック図である。
【図15】 本発明の第8の実施形態に係る入出力装置
を構成する信号認識部とテーブルを示す概念図である。
【図16】 本発明の第9の実施形態に係る入出力回路
の構成を示すブロック図である。
【図17】 本発明の第9の実施形態に係る入出力回路
における画面表示の一例を示す図である。
【図18】 本発明の第9の実施形態に係る入出力回路
における画面表示の他の例を示す図である。
【図19】 従来の入出力回路の構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 入力端子、2 信号処理回路、3 MUTE回路、
5 信号発生器、7、16、29、36 コントロー
ラ、8 出力端子、9 ケーブル、10 入力端子、1
1 負荷、12 スイッチ、21、22 入力端子、2
3、25 映像信号用バンドパスフィルタ、24、26
音声信号用バンドパスフィルタ、27、28 スイッ
チ、30 映像信号処理回路、31 音声信号処理回
路、32、34 シンクセパレータ、33、35 1k
Hz成分ディテクタ、91 機器表示欄、92 端子表
示、93 信号内容表示、94 端子信号確認画面、9
7 機器接続表示画面

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を出力する出力端子と、 該出力端子に接続された負荷の接続状態を検出する接続
    状態検出手段と、 前記接続状態検出手段の検出出力に基づいて、前記出力
    端子に接続された負荷の接続状態を出力する接続状態出
    力手段とを備えることを特徴とする信号出力回路。
  2. 【請求項2】 前記接続状態出力手段は、 前記検出された負荷の接続状態を表示する表示手段を備
    えることを特徴とする請求項1記載の信号出力回路。
  3. 【請求項3】 前記接続状態検出手段は、 前記信号を前記出力端子に供給するか否かを切り換える
    ミュート手段と、 該ミュート手段により前記出力端子に信号が供給されて
    いないときに、出力端子に接続された負荷のインピーダ
    ンスを測定するインピーダンス測定手段とを備え、 該インピーダンス測定手段の検出出力に基づいて、前記
    出力端子に接続された負荷の接続状態を判別することを
    特徴とする請求項1記載の信号出力回路。
  4. 【請求項4】 前記インピーダンス測定手段は、 試験信号を発生し、前記出力端子に供給する試験信号発
    生手段と、 該試験信号発生手段の出力開放時の出力レベルと、前記
    出力端子を介して負荷を駆動したときのレベルの差に基
    づいて、前記負荷のインピーダンスを測定することを特
    徴とする請求項3記載の信号出力回路。
  5. 【請求項5】 出力インピーダンスを変更可能であっ
    て、前記信号に対して所定の信号処理を施す信号処理手
    段を備え、 前記インピーダンス測定手段は、前記信号処理手段の出
    力インピーダンスを変更して前記出力端子を介して負荷
    を駆動したときのレベルに基づいて、前記負荷のインピ
    ーダンスを測定することを特徴とする請求項3記載の信
    号出力回路。
  6. 【請求項6】 信号を出力する出力端子と、 前記信号を前記出力端子に供給するか否かを切り換える
    ミュート手段と、 該ミュート手段により出力端子に信号が供給されていな
    いときに、出力端子に接続された負荷のインピーダンス
    を測定するインピーダンス測定手段と、 前記インピーダンス測定手段の測定出力に基づいて前記
    信号に対する処理を選択する出力信号処理手段とを備え
    ることを特徴とする信号出力回路。
  7. 【請求項7】 前記出力信号処理手段は、前記インピー
    ダンス測定手段の測定出力に基づいて出力インピーダン
    スの整合処理を行うことを特徴とする請求項6記載の信
    号出力回路。
  8. 【請求項8】 複数の前記出力端子を有し、 前記インピーダンス測定手段は、前記各出力端子に接続
    された負荷のインピーダンスを測定し、 前記出力信号処理手段は、前記インピーダンス測定手段
    の測定出力に基づいて信号を出力する出力端子を選択す
    ることを特徴とする請求項6記載の信号出力回路。
  9. 【請求項9】 前記インピーダンス測定手段の測定出力
    を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項6
    記載の信号出力回路。
  10. 【請求項10】 信号を入力する入力端子と、 該入力端子から入力された信号から特徴的な成分を抽出
    する成分抽出手段と、 該成分抽出手段によって抽出された成分に基づいて前記
    信号に対する処理を選択する出力信号処理手段とを備え
    ることを特徴とする信号入力回路。
  11. 【請求項11】 前記成分抽出手段は、前記信号から特
    定の周波数成分を抽出することを特徴とする請求項10
    記載の信号入力回路。
  12. 【請求項12】 前記成分抽出手段は、前記信号から特
    定の同期信号成分を抽出することを特徴とする請求項1
    0記載の信号入力回路。
  13. 【請求項13】 前記出力信号処理手段により選択され
    た処理を表示する表示手段を備えることを特徴とする請
    求項10記載の信号入力回路。
  14. 【請求項14】 前記信号に対する処理は、信号の出力
    先の選択であることを特徴とする請求項10記載の信号
    入力回路。
  15. 【請求項15】 信号を入力又は出力し、外部の機器に
    より識別信号が供給される入出力端子と、 前記識別信号を検出する識別信号検出手段と、 該識別信号検出手段の検出出力に基づいて前記入出力端
    子の接続先を選択する選択手段とを備えることを特徴と
    する信号入出力回路。
  16. 【請求項16】 前記外部の機器は、識別信号として所
    定の周波数の信号を供給し、 前記選択手段は、前記識別信号検出手段が検出した識別
    信号の周波数に基づいて、前記入出力端子の接続先を選
    択することを特徴とする請求項15記載の信号入出力回
    路。
  17. 【請求項17】 前記外部の機器は、識別信号として所
    定のパルスコードを供給し、 前記選択手段は、前記識別信号検出手段が検出したパル
    スコードに基づいて、前記入出力端子の接続先を選択す
    ることを特徴とする請求項15記載の信号入出力回路。
  18. 【請求項18】 前記外部の機器は、識別信号として所
    定のパルス長のパルスを供給し、 前記選択手段は、前記識別信号検出手段が検出したパル
    ス長に基づいて、前記入出力端子の接続先を選択するこ
    とを特徴とする請求項15記載の信号入出力回路。
  19. 【請求項19】 前記外部の機器は、識別信号として所
    定のDCバイアスを供給し、 前記選択手段は、前記識別信号検出手段が検出したDC
    バイアスに基づいて、前記入出力端子の接続先を選択す
    ることを特徴とする請求項15記載の信号入出力回路。
  20. 【請求項20】 前記外部の機器は、前記入出力端子を
    介して信号を出力するときは、前記識別信号を第1の信
    号とし、前記入出力端子を介して信号を入力するとき
    は、前記識別信号を第2の信号とし、 前記選択手段は、前記識別信号検出手段の検出出力が、
    第1の信号であるときは、前記入出力端子を当該入出力
    回路の入力に接続し、第1の信号であるときは、前記入
    出力端子を当該入出力回路の出力に接続することを特徴
    とする請求項15記載の信号入出力回路。
JP7588198A 1998-03-24 1998-03-24 信号出力回路、信号入力回路、信号入出力回路 Withdrawn JPH11275460A (ja)

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