JPH11273790A - コネクタケーブル及びその識別方法 - Google Patents

コネクタケーブル及びその識別方法

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JPH11273790A
JPH11273790A JP7579198A JP7579198A JPH11273790A JP H11273790 A JPH11273790 A JP H11273790A JP 7579198 A JP7579198 A JP 7579198A JP 7579198 A JP7579198 A JP 7579198A JP H11273790 A JPH11273790 A JP H11273790A
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JP
Japan
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connector
cable
time constant
control line
constant circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7579198A
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English (en)
Inventor
Iwao Ishino
巌 石野
Koji Nagai
幸二 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤接続防止のためのケーブル識別数を増加
し、多種のケーブル使用が可能で汎用性が高く、生産性
が高く、コストの削減ができるコネクタケーブル及びそ
の識別方法の提供にある。 【解決手段】 コンピュータと周辺機器を接続するシリ
アルケーブル1の両端にコネクタ2、3を結線する。シ
リアルケーブル1内の信号線11のうちの少なくとも1
本を制御線12とし、周辺機器側コネクタ3内において
制御線12とGND間に時定数回路4を内蔵させる。時
定数回路4の時定数は各コルクタケーブル毎に異なるも
のを設ける。各コネクタケーブルの識別は、時定数回路
4を設けた制御線と他の1対の制御線12を用い、コネ
クタ3側で1対の制御線を短絡し、本体側コネクタ2か
ら制御線12にデータを加え、時定数回路4を経て折り
返された伝送信号の位相変化の遅延時間を計測して判別
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ(マ
イコン搭載機器)と周辺機器間のシリアル通信(通称R
S−232C、RS−422、RS−423等と呼ばれ
る)の接続等で使用するコネクタケーブル及びその識別
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の信号線を有するケーブルの
両端にコネクタを結線したコネクタケーブルにおいて
は、誤接続防止の手法としてコネクタ(オス)のピンを
抜き、接続される受け側コネクタ(メス)の同じ位置に
あるピン穴を塞ぐような構造として、物理的にコネクタ
の挿入を不可能とし誤接続を防止していた。この場合の
問題点として、ピンが合わないコネクタを力任せに挿入
した場合、コネクタもしくは本体の破損といった問題を
生じるばかりか、そのまま使用した場合、周辺機器の破
損になる恐れもある。また、専用のコネクタを改造する
ため、別な用途のケーブルの利用が不可能となり、汎用
性がなくなる。識別数として、RS−232Cケーブル
の空きピンとして利用出来るピン数が、識別の能力とな
るため限界数が低くなる。近年、空きピンの無いコネク
タが主流となりつつあり、従来方式では対応不可能とな
っている。また、旧型の25ピンのコネクタを使用した
場合、製造過程においてピンを抜く作業が、その部分に
アセンブリ品(一体品)を使用しているため改造するこ
とが手間どる。
【0003】またケーブルの識別手法として、携帯電話
等で使用されている抵抗のみによる電圧計測の識別は、
計測する際に、A/Dコンバータを使用し電圧を計測す
るため本体側が高価なものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のコネ
クタケーブルでは、誤接続防止が困難であり、本体の破
損、周辺機器の破損の恐れがあり、アセンブリ品の使用
には改造に手間どり汎用性がなくなるといった問題があ
った。またケーブルの識別手法として電圧計測の方法で
は、A/Dコンバータを使用するため高価になるといっ
た欠点があった。本発明の目的は、従来技術の問題点で
ある誤接続防止の手法が頭打ちとなっている現状に鑑み
新たな手法を見出し、また、従来の問題点、欠点である
汎用性、生産性を解決し、かつ従来品以上の性能となる
もので、他への応用に至ってはコストの消滅、省電力化
することができるコネクタケーブル及びその識別方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、コネクタ
ケーブルにおいて、片側のコネクタ内に、信号線の少な
くとも1本を制御線とし、該制御線とGND間に時定数
回路を内蔵させてなることによって達成される。
【0006】また上記の目的は、コネクタケーブルの識
別方法において、片側のコネクタ内に、信号線の少なく
とも1本を制御線とし、該制御線とGND間に時定数回
路を内蔵させてなり、該時定数回路を内蔵させた片側コ
ネクタにおいて上記制御線と他との1対を短絡し、他端
のコネクタから上記1対の制御線間にデータを加えたと
きの折り返しデータの遅延時間を計測する手法によって
達成される。
【0007】上記の手段によれば、コネクタケーブルの
片側のコネクタ内に時定数回路を内蔵させたものである
から、この時定数回路の特性を各ケーブルの種類に対応
して異ならせておくことにより、コネクタケーブルの識
別が容易にできる。時定数回路の時定数は可変手段を片
側コネクタの外に設けておくことにより、この可変手段
によりケーブルに対応した時定数に容易に調整できる。
【0008】またコネクタケーブルの識別は、時定数回
路を内蔵させた片側コネクタにおいて1対の制御線を短
絡し、他端のコネクタから1対の制御線にデータを送信
し、時定数回路を経て折り返してくる信号を受信してそ
の遅延時間を計測する。ケーブルの種類に応じて時定数
回路の遅延時間を少しづつ異ならせておくことにより多
種類のケーブルを容易に判別することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態の構成図で、
コンピュータ(マイコン搭載機器)と周辺機器間を接続
するシリアルケーブル1の両端にコネクタ2、3を結線
する。コネクタ2はコンピュータ本体側コネクタで、図
4に示すようにコネクタ(メス)21とコネクタ(オ
ス)22で構成され、コネクタ3は周辺機器側コネクタ
で、コネクタ(オス)31とコネクタ(メス)32で構
成される。シリアルケーブル1内には多数の信号線11
が走っており、コンピュータから周辺機器へ、また逆に
周辺機器からコンピュータへとデータが流れる。信号線
のうちの少なくとも1本を制御線12とし、この制御線
12の接続された周辺機器側コネクタ内に時定数回路
(遅延回路)4を内蔵させる。
【0011】時定数回路4の詳細は図2に示すように、
抵抗R及びコンデンサCにより構成され、抵抗Rを制御
線12に直列に挿入し、コンデンサCを制御線12とG
ND(接地)間に接続する。GNDには制御線の1線を
利用し(図4)、コネクタ2又は3の1ピンをGNDに
接続する。時定数回路4の時定数τは数1で表わされ、
時間(t)と出力が図3に示す曲線で変化する。
【0012】
【数1】
【0013】時定数回路4の時定数τを変えるには、抵
抗R又はコンデンサCを変えればよく、時定数の異なる
多数の時定数回路を構成することができる。また可変抵
抗、バリコンを用いることにより時定数の可変調整が容
易である。これにより各コネクタケーブルに対応した特
性の時定数回路4を内蔵しておくことによって各ケーブ
ルの識別が容易に可能となる。
【0014】図5は、1対の制御線12にデータを加
え、時定数回路4を経て折り返された信号の位相変化の
遅延時間を計測するタイミングチャートを示す。図4に
示すように時定数回路4を内蔵させた周辺機器側コネク
タ3において、1対の制御線12間を接続線33をコネ
クタ1Nすることで短絡する。この状態で本体側コネク
タ2から制御線12に信号データを加える。するとデー
タはコネクタ2、3間の制御線12を矢印のように流
れ、周辺機器側コネクタ3で折り返して伝送する。伝送
途中時定数回路4で遅延し、本体側コネクタ2で伝送し
てくるデータを測定する。測定は制御線12にデータを
加えてから反転データの位相変化を検出するまでの遅延
時間を計測する。この遅延時間は内蔵された時定数回路
4の時定数τに比例して定まり、したがってコネクタケ
ーブル1に内蔵させた時定数回路4の遅延時間を計測す
ることによって各コネクタケーブルの判別をすることが
できる。図示のように計測した遅延時間がt1のときケ
ーブル、遅延時間t2のときケーブル、遅延時間t3
のときケーブル、遅延時間t4のときケーブルと判
別でき、このように遅延時間の異なる多数の時定数回路
4の利用により多数のケーブル数を判別可能となる。
【0015】図6は、本発明の他の実施形態で、周辺機
器側コネクタ3に内蔵した時定数回路4による遅延時間
を可変するためのスイッチ(ディップSW)5をコネク
タ3の外側に設けたものである。時定数回路4を構成す
る抵抗Rに可変抵抗を組み込むか、コンデンサCにバリ
コンを組み込み、これを外部のディップスイッチ5で可
変制御する。この場合、各コネクタケーブルに内蔵する
時定数回路4は同一のものを組み込んでおき、それを外
部ディップスイッチ5で調整し遅延時間を変えることに
よって各コネクタケーブルに対応した遅延時間に調整す
る。これにより調整した遅延時間を計測することによっ
て各コネクタケーブルの判別が可能となる。
【0016】図7は、本発明の応用実施形態を示すもの
で、PC(パソコン)1台に対してシリアルケーブル
(RS−232C)で接続するものが複数存在する場
合、PCに搭載される複数のシリアルポート接続CHと
相手となる周辺機器とが正しく接続されているかを判断
するのに応用することが可能である。また、その場合の
効果として相手となる周辺機器は一切の改造が不可能な
場合も適用可能である。図において、PCのシリアルポ
ートCH−1には相手A、CH−2には相手B、CH−
3には相手Cが接続されなくてはならない場合に、遅延
時間の計測によってケーブルの誤接続を検出し、システ
ムが正常に動作されるよう正しく接続するために用いら
れる。
【0017】また、本発明は、RS−232C方式以外
のRS−422、RS−423、TTLレベルのシリア
ル送信、その他の通信回線への利用が可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ケーブル
識別数は殆んど無限となり、多種のケーブル使用が可能
で汎用性が高い。また汎用部品のため大量生産が可能で
生産性が高い。また種別の違うケーブルが同一品で得ら
れ生産性が高い。また本体側にA/Dコンバータが不要
で生産コストが下る、といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成図。
【図2】時定数回路の構成図。
【図3】時定数回路の特性図。
【図4】図1の内部詳細図。
【図5】本発明の一実施形態を説明するタイミングチャ
ート。
【図6】本発明の他の実施形態の構成図。
【図7】本発明の応用実施形態を説明する説明図。
【符号の説明】
1…シリアルケーブル、2…本体側コネクタ、3…周辺
機器側コネクタ、4…時定数回路、5…ディップスイッ
チ、11…データ線、12…制御線、21、32…コネ
クタ(メス)、22、31…コネクタ(オス)、33…
接続線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号線を有するケーブルの両端に
    コネクタを結線したコネクタケーブルにおいて、片側の
    コネクタ内に、信号線の少なくとも1本を制御線とし、
    該制御線とGND間に時定数回路を内蔵させてなること
    を特徴とするコネクタケーブル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタケーブルにおい
    て、上記時定数回路の時定数可変手段を上記片側コネク
    タの外部に設けたことを特徴とするコネクタケーブル。
  3. 【請求項3】 複数の信号線を有するケーブルの両端に
    コネクタを結線したコネクタケーブルの識別方法におい
    て、片側のコネクタ内に、信号線の少なくとも1本を制
    御線とし、該制御線とGND間に時定数回路を内蔵させ
    てなり、該時定数回路を内蔵させた片側コネクタにおい
    て上記制御線と他との1対を短絡し、他端のコネクタか
    ら上記1対の制御線間にデータを加えたときの折り返し
    データの遅延時間を計測することを特徴とするコネクタ
    ケーブル識別方法。
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