JPH11273292A - カートリッジ筐体及びディスクカートリッジ - Google Patents

カートリッジ筐体及びディスクカートリッジ

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JPH11273292A
JPH11273292A JP7750098A JP7750098A JPH11273292A JP H11273292 A JPH11273292 A JP H11273292A JP 7750098 A JP7750098 A JP 7750098A JP 7750098 A JP7750098 A JP 7750098A JP H11273292 A JPH11273292 A JP H11273292A
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JP
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disk
cartridge
opening
opening window
halves
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Application number
JP7750098A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Sakama
満則 坂間
Atsuhiro Kumagai
厚博 熊谷
Masahiko Noro
雅彦 野呂
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク状記憶媒体の出し入れが自由にでき
ると共に、カートリッジ筐体及びディスクカートリッジ
の小型化を図ることができるようにする。 【解決手段】 開口窓14は、この開口窓14の延在す
る方向をスライドシャッタ15の移動方向に対して傾斜
させて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、映像或いは
コンピュータのデータ等の情報の記録が可能なディスク
記録再生装置等の情報記憶媒体として用いられるCD−
R{追記型光ディスク、CD−WO(ライトワンス型光
ディスク)と同義である。}、CD−RW(リライタブ
ル型光ディスク)、DVD−RW(リライタブル型デジ
タルビデオディスク)等のディスク状記憶媒体を回転自
在に収納するカートリッジ筐体、及びそのカートリッジ
筐体にディスク状記憶媒体が回転自在に収納されたディ
スクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、情報信号の記録が可能な
直径12cmのディスク状記憶媒体として、CD−Rが
知られている。このCD−Rは、記録後の物理特性が、
いわゆるCD(コンパクトディスク)として規定されて
いる規格を満たす直径12cmの光ディスクである。
【0003】このCD−Rは、多くのCD−ROM(リ
ードオンリメモリ)と同様に剥き出しの状態でディスク
単体として取り扱われており、このCD−Rが使用され
る光学記録再生装置では、CD−ROMを取り扱う多く
のCD−ROMドライブ装置と同様に、ディスク単体を
ディスク挿入口から直に挿入・排出するスロットイン方
式、又はディスク単体をトレーに載せて出し入れさせる
トレー方式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディスク状記憶媒体であるCD−Rにおいて
は、その光学記録再生装置が屋内で且つ固定された状態
でのみ使用されるときには、CD−Rが剥き出しの状態
で取り扱われてもあまり問題にはならないが、これが屋
外で且つ持ち運ばれながら使用されるときには、多くの
課題が生ずることになる。
【0005】例えば、屋外に携帯されて使用されるデジ
タルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等のように屋
外での使用頻度の高い電子機器にCD−Rを使用すると
きには、CD−Rが剥き出しの状態で取り扱われると、
その情報記録面に汚れが付着したり傷付けられるおそれ
があるために好ましくなく、CD−Rの交換時等におい
て不利・不便を感じるという課題がある。更に、トレー
方式の光学記録再生装置においては、トレーを駆動させ
る機構が必要となるため、装置全体の小型化を考えた時
に不利である。
【0006】また、CD−Rではないが、ディスク状記
憶媒体がカートリッジ筐体に収納されたディスクカート
リッジとしては、例えば、図12に示すようなものが知
られている。このディスクカートリッジ1は、直径64
mmのディスク状記憶媒体を有する、いわゆるMD(ミ
ニディスク)と呼ばれているものである。このMD1に
は再生専用MDと記録再生用MDとがあり、記録再生用
MDは、ディスク状記憶媒体である光磁気ディスク2
と、この光磁気ディスク2が回転自在に収納されるカー
トリッジ筐体3とから構成されている。
【0007】このMD1のカートリッジ筐体3は、互い
に重ね合わされる上下のハーフ3a,3bを有し、両ハ
ーフ3a,3b内に形成されたディスク収容室内に光磁
気ディスク2が回転自在に収納されている。両ハーフ3
a,3bは四角形とされており、その一辺の略中央部に
は、上下方向に貫通する開口窓4がそれぞれ設けられて
いる。これらの開口窓4はカートリッジ筐体3の略中央
部に向けて延在されていると共に、このカートリッジ筐
体3にスライド可能に取り付けられたスライドシャッタ
5によって開閉可能とされている。更に、下ハーフ3b
の略中央部には、光磁気ディスク2のハブ部2aを露出
させるための中央穴6が設けられており、この中央穴6
は常時開放されている。
【0008】しかしながら、このような従来のディスク
カートリッジ1にあっては、カートリッジ筐体3bが四
角形とされていて、その一辺の略中央部に設けた開口窓
4は、このディスクカートリッジ1を光学記録再生装置
に対して出し入れする方向、即ちスライドシャッタ5の
移動方向Xと直交する方向Yに長く形成されており、開
口窓4の延在する方向Zがスライドシャッタ5の移動方
向Xと直交するように構成されていた。
【0009】そのため、スライドシャッタ5を移動させ
て開口窓4を開いた際に、カートリッジ筐体3の幾つか
の角部が光磁気ディスク2の外径よりも大きく外にはみ
出して無駄に突出している部分がある。このような無駄
な角部を有するディスクカートリッジ1は、これを電子
機器(例えば、デジタルスチルカメラ等)に使用する場
合に、その電子機器の小型化の妨げになるという課題が
ある。更に、上下ハーフ3a,3bを一体化させること
によってカートリッジ筐体3が構成されており、光磁気
ディスク2をカートリッジ筐体3から取り出すことがで
きないようになっていたため、光磁気ディスク2をディ
スク単体で用いることができないという課題もあった。
【0010】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、シャッタ部材の形状を工夫するこ
とによってカートリッジ筐体の小型化を図り、ディスク
状記憶媒体の出し入れが自由にできると共に、このディ
スクカートリッジが使用されるディスク記憶装置の小型
化を図ることができるカートリッジ筐体及びディスクカ
ートリッジを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述したような課題等を
解決し、上記目的を達成するために、請求項1に係るカ
ートリッジ筐体は、ピックアップ装置のヘッド部によっ
て情報の記録及び/又は再生が行われるディスク状記憶
媒体が収納されるディスク収納室を形成するため互いに
重ね合わされる一対のハーフと、この一対のハーフのう
ち少なくとも一方のハーフに設けられると共にディスク
収納室の略中央部から半径方向外側に延在させて開口さ
れ且つヘッド部が挿入可能とされた開口窓と、一対のハ
ーフに移動可能に取り付けられて開口窓を開閉可能とさ
れたシャッタ部材と、を備えたカートリッジ筐体におい
て、開口窓は、この開口窓の延在する方向をシャッタ部
材の移動方向に対して傾斜させて設けたことを特徴とし
ている。
【0012】また、請求項2に係るカートリッジ筐体
は、一対のハーフには、互いの重合部の一部を側方に開
口するディスク出入口と、このディスク出入口を開閉可
能な蓋体とを設け、ディスク出入口を介してディスク状
記憶媒体を出し入れ可能に構成したことを特徴としてい
る。
【0013】更に、請求項3に係るカートリッジ筐体
は、蓋体は、一対のハーフに回動可能に取り付けると共
に、この蓋体の回動中心にはピックアップ装置に対する
位置決め穴を設けたことを特徴としている。
【0014】そして、請求項4に係るカートリッジ筐体
は、開口窓には、ディスク状記憶媒体を回転駆動するた
めのスピンドルモータが挿入される中央穴を連通させ、
この中央穴と開口窓とをシャッタ部材で同時に開閉する
ようにしたことを特徴としている。
【0015】請求項5に係るディスクカートリッジは、
ピックアップ装置のヘッド部によって情報の記録及び/
又は再生が行われるディスク状記憶媒体と、このディス
ク状記憶媒体が回転自在に収納されるディスク収納室を
形成するため互いに重ね合わされる一対のハーフと、こ
の一対のハーフのうち少なくとも一方のハーフに設けら
れると共にディスク収納室の略中央部から半径方向外側
に延在させて開口され且つヘッド部が挿入可能とされた
開口窓と、一対のハーフに移動可能に取り付けられて開
口窓を開閉可能とされたシャッタ部材と、を備えたディ
スクカートリッジにおいて、開口窓は、この開口窓の延
在する方向をシャッタ部材の移動方向に対して傾斜させ
て設けたことを特徴としている。
【0016】また、請求項6に係るディスクカートリッ
ジは、一対のハーフには、互いの重合部の一部を側方に
開口するディスク出入口と、このディスク出入口を開閉
可能な蓋体とを設け、ディスク出入口を介してディスク
状記憶媒体を出し入れ可能に構成したことを特徴として
いる。
【0017】更に、請求項7に係るディスクカートリッ
ジは、蓋体は、一対のハーフに回動可能に取り付けると
共に、この蓋体の回動中心にはピックアップ装置に対す
る位置決め穴を設けたことを特徴としている。
【0018】そして、請求項8に係るディスクカートリ
ッジは、開口窓には、ディスク状記憶媒体を回転駆動す
るためのスピンドルモータが挿入される中央穴を連通さ
せ、この中央穴と開口窓とをシャッタ部材で同時に開閉
するようにしたことを特徴としている。
【0019】上述のように構成したことにより、請求項
1のカートリッジ筐体では、開口窓の延在する方向がシ
ャッタ部材の移動方向に対して傾斜しているため、カー
トリッジ筐体の小型化を図ることができる。
【0020】また、請求項2のカートリッジ筐体では、
ディスク出入口を介してカートリッジ筐体にディスク状
記憶媒体を自由に出し入れすることができる。
【0021】更に、請求項3のカートリッジ筐体では、
ディスク状記憶媒体を出し入れするための蓋体の回動中
心に位置決め穴を設けたため、カートリッジ筐体の大型
化を防ぐことができる。
【0022】そして、請求項4のカートリッジ筐体で
は、中央穴と開口窓とをシャッタ部材で同時に開閉する
ようにしたため、このカートリッジ筐体を密閉構造にす
ることができ、これにより、ディスク状記憶媒体に汚れ
が付着したり、傷付けられるおそれをなくすことができ
る。
【0023】請求項5のディスクカートリッジでは、開
口窓の延在する方向がシャッタ部材の移動方向に対して
傾斜しているため、ディスクカートリッジの小型化を図
ることができると共に、このディスクカートリッジが使
用されるディスク記憶装置の小型化を図ることができ
る。
【0024】また、請求項6のディスクカートリッジで
は、ディスク出入口を介してカートリッジ筐体にディス
ク状記憶媒体を自由に出し入れすることができる。
【0025】更に、請求項7のディスクカートリッジで
は、ディスク状記憶媒体を出し入れするための蓋体の回
動中心に位置決め穴を設けたため、カートリッジ筐体の
大型化を防ぐことができる。
【0026】そして、請求項8のディスクカートリッジ
では、中央穴と開口窓とをシャッタ部材で同時に開閉す
るようにしたため、このカートリッジ筐体を密閉構造に
することができ、これにより、ディスク状記憶媒体に汚
れが付着したり、傷付けられるおそれをなくすことがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1〜図11は本発明の実施
の例を示すもので、図1は下面側から見たディスクカー
トリッジの斜視図、図2はシャッタ部材を閉じた状態の
ディスクカートリッジの平面図、図3は同じく正面図、
図4は同じく底面図、図5はシャッタ部材を開いた状態
のディスクカートリッジの平面図、図6は同じく正面
図、図7は同じく底面図、図8は図1のディスクカート
リッジのチャッキング前の状態を示す断面図、図9は同
じくチャッキング後の状態を示す断面図、図10は図1
のカートリッジ筐体にディスク状記憶媒体を挿入する状
態を示す説明図、図11は同じく挿入後の状態を示す説
明図である。
【0028】図1〜図11に示すように、この実施の例
に係るディスクカートリッジ11は、ディスク状記憶媒
体の一具体例として記録が可能なCR−Dを使用したデ
ィスクカートリッジである。このディスクカートリッジ
11は、ディスク状記憶媒体の一具体例を示すCD−R
(追記型光ディスク)12と、このCD−R12を保持
するカートリッジ筐体13とから構成されている。
【0029】カートリッジ筐体13は、一対の上ハーフ
13a及び下ハーフ13bを有し、これら上下ハーフ1
3a,13bを互いに重ね合わせることにより、偏平な
薄い匣体が構成されている。これら上下ハーフ13a,
13bの内部には円形の空間部からなるディスク収納室
17が設けられており、このディスク収納室17内にC
D−R12が回転自在に収納される。
【0030】上下ハーフ13a,13bは、図2等に示
すように、四角形の4つの角部のうち第1の角部及び第
2の角部には、台形の一辺が凹側の円弧面をなすような
切欠き部18a,18bをそれぞれ設け、第3の角部に
は90°に亘って凹側の円弧面をなす切欠き部18cを
設けている。そして、第1の角部及び第2の角部に残さ
れた凸部19a,19bには、下ハーフ13b側に開口
する位置決め穴20a,20bをそれぞれ設けている。
これらの位置決め穴20a,20bは、このディスクカ
ートリッジ11が使用されるディスク記憶装置の一具体
例を示すCD−R記録装置の所定位置に位置決めするた
めに用いられるもので、一方の位置決め穴20bは、C
D−R記録装置に設けられる一対の位置決めピンとの寸
法誤差を吸収するため横長に形成されている。
【0031】このカートリッジ筐体13の下ハーフ13
bの中央部には、ディスク収納室17内に収納されたC
D−R12の中央部に設けられたディスク穴12aを露
出させるための中央穴16が開口されている。この中央
穴16は、ディスク穴12aよりも少々径の大きな円形
穴とされていて、この中央穴16に連通させて開口窓1
4が設けられている。この開口窓14は、CD−R12
の下面に設けられた情報記録面の一部を露出させるため
のもので、所定の幅で半径方向外側に延在された幅広の
開口部からなっている。
【0032】この開口窓14が延在する方向Rは、後述
するスライドシャッタ15の移動方向(ディスクカート
リッジ11の挿入方向)Xに対して所定角度傾斜させて
設定されている。即ち、開口窓14は、上下ハーフ13
a,13bに残された1つの角部18dに向かうように
延在されており、この開口窓14にはCD−R12の情
報記録面に対して新たな情報を書き込む記録及び/又は
予め記録されている情報を読み出す再生を行うためのピ
ックアップ装置のヘッド部としての光学ヘッドが臨むよ
うになる。
【0033】この開口窓14及び中央穴16の周囲は、
下ハーフ13b下面の他の部分よりも若干低く設定され
ており、この一段低い部分にシャッタ部材の一具体例を
示すスライドシャッタ15が取り付けられている。この
スライドシャッタ15は、中央穴16を覆うことができ
る穴開閉部15aと、この穴開閉部15aに連続し且つ
開口窓14を覆うことができる窓開閉部15bと、この
窓開閉部15bに連続し且つ上下ハーフ13a,13b
の唯一の直線状平面からなる正面側に立ち上げるように
形成された正面部15cと、穴開閉部15aの窓開閉部
15bと反対側に突出するように形成されたガイド部1
5dとを有している。
【0034】更に、スライドシャッタ15の正面部15
cには、上ハーフ13a側に折り曲げられた上係止爪2
1aと、下ハーフ13b側に折り曲げられた下係止爪2
1bとが設けられている。この正面部15cの上係止爪
21aは、上ハーフ13aの正面側の縁に沿うように形
成されたガイド溝22aに摺動可能に係合され、また、
下係止爪21bは、下ハーフ13bの正面側の縁に沿う
ように形成されたガイド溝22bに摺動可能に係合され
ている。この上下係止爪21a,21bにより抜け出し
が防止されて、スライドシャッタ15が上下ハーフ13
a,13bに直線的にスライド移動可能に取り付けられ
ている。
【0035】更に又、スライドシャッタ15のガイド部
15dは、下ハーフ13bに設けた凹部23内に摺動可
能に挿入されており、この凹部23に嵌合されて接着剤
等の固着手段によって固定された押え板24によって抜
け出しが防止されている。この押え板24と上下ガイド
溝22a,22bとの範囲内においてスライドシャッタ
15が移動可能とされている。
【0036】このスライドシャッタ15を移動させるた
め、上下ハーフ13a,13bの正面側の重合部には、
ディスクカートリッジ11の挿入方向Xに延びる操作溝
25が設けられている。図10及び図11に示すよう
に、操作溝25の入口部分に設けられたバネ収納室26
には、開放側に移動したスライドシャッタ15をロック
することができるシャッタロックばね27が収納されて
いる。このシャッタロックばね27は、円弧状に形成さ
れ且つスライドシャッタ15の操作溝25内に突出する
係止片21cを係合可能なロック部27aを有し、この
ロック部27aに連続する基部をカシメ等の固着手段で
固定することにより、ロック部27aを操作溝25内に
突出させた状態で取り付けられている。
【0037】また、上下ハーフ13a,13bの正面側
と反対側の重合部には、CD−R12を出し入れするた
めのディスク出入口28が設けられている。このディス
ク出入口28は、CD−R12の直径及び厚みよりも共
に若干大きく形成されており、CD−R12を側方から
出し入れできるようになっている。このディスク出入口
28には、蓋体の一具体例を示す蓋枠30が回動自在に
取り付けられている。
【0038】この蓋枠30は、円弧状に湾曲させて形成
された枠片30aと、この枠片30aの先端部に設けら
れたロック片30bとから構成されている。この枠片3
0aの基端部は、下ハーフ13bに立設された支持軸3
1によって回動自在に支持されており、この支持軸31
の中央部に設けられた穴が上述した一方の位置決め穴2
0aを形成している。蓋枠30のロック片30bは、下
ハーフ13bに設けられた係合受部32に係合可能とさ
れており、蓋枠30でディスク出入口28を閉じたとき
にロック片30b自体が持つ弾性により外側に付勢され
て係合受部32に係合し、これにより、蓋枠30のロッ
クが行われるようになっている。
【0039】上記上下ハーフ13a,13bとスライド
シャッタ15とによってカートリッジ筐体13が構成さ
れ、更に、このカートリッジ筐体13にCD−R12を
収納することによってディスクカートリッジ11が構成
される。尚、上ハーフ13aの上面には、このディスク
カートリッジ11をCD−R記録装置等のディスク記憶
装置に挿入する際の挿入方向を示す矢視標識33が設け
られている。
【0040】また、図示しないが、カートリッジ筐体1
3に誤消去防止機構を設け、例えば、その誤消去防止穴
を操作ツマミで開閉することにより、CD−R12への
書き込みが可能な状態と、その書き込みを不可とする状
態とを選択できる構成とすることができる。
【0041】また、上ハーフ13a内面の略中央部には
クランパ35を回転自在に支持するための支持軸34が
設けられている。この支持軸34は中央穴16の略中央
部に位置するように設定されており、この支持軸34に
クランパ35の中央部に設けられた挿通穴35aが挿通
されている。クランパ35は円盤状をなしており、支持
軸34に係合固定された止め輪36によって抜け出しが
防止されている。このクランパ35はCD−R12のデ
ィスク穴12aに対向されており、ディスクチャッキン
グ時には、クランパ35の外周縁がディスク穴12aの
周縁部に圧接されることになる。
【0042】CD−R12は、ポリカーボネート等のプ
ラスチックにより形成された基板と、この基板にスピン
コートにより塗布された色素からなる記録層と、この記
録層を覆う反射率の高い金属からなる反射膜と、この反
射膜を保護する保護膜とから構成されている。プラスチ
ック基板には、ごくわずかに蛇行されたガイド用の溝
(プリグルーブ)が設けられており、このプリグルーブ
の底に、プラスチック基板にも反応が及ぶ情報記録のた
めのピットが形成される。
【0043】上記上下ハーフ13a,13b、蓋枠30
及び押え板24の材質としては、例えば、ABS樹脂
(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)等の
合成樹脂が好適であるが、アルミニウム合金等を金属を
用いることもできる。また、スライドシャッタの材質と
しては、ステンレス鋼等の金属が好適であるが、ABS
樹脂その他のプラスチックを用いることもできる。
【0044】このような構成を有するディスクカートリ
ッジ11は、例えば、記録メディアとしてディスク状記
憶媒体を使用したデジタルスチルカメラやデジタルビデ
オカメラ、或いはCD−R記録装置その他のディスク記
録再生装置に使用することができる。そのデジタルスチ
ルカメラやディスク記録再生装置等には、例えば、図8
及び図9に示すようなディスク駆動機構40が設けられ
ていて、このディスク駆動機構40にディスクカートリ
ッジ11が装着されて情報信号の記録及び/又は再生に
供される。
【0045】このディスク駆動機構40は、メカシャー
シ41に取り付けられたスピンドルモータ42と、同じ
くメカシャーシ41に固定された一対の位置決めピン4
3a,43bとを備えている。スピンドルモータ42
は、メカシャーシ41に固定される固定部42aと、こ
の固定部42aに回転自在に支持される回転部42bと
から構成されている。このスピンドルモータ42の回転
部42bは、CD−R12のディスク穴12aに着脱可
能に嵌合される嵌合部と、ディスク穴12aの周縁部が
載置される載置部とを有している。そして、回転部42
bの嵌合部には、図示しないがマグネットが内蔵されて
おり、このマグネットの磁力でクランパ35を吸着でき
るようになっている。このスピンドルモータ42の回転
部42bがターンテーブルの役割をなしており、この回
転部42bにCD−R12が装着されて、所定速度で回
転駆動される。
【0046】かくして、図8に示すように、CD−R1
2が内蔵されたディスクカートリッジ11を、例えば、
デジタルスチルカメラ等のディスク駆動機構40に臨ま
せると、図示しないシャッタ開閉機構が作動してスライ
ドシャッタ15を、ディスクカートリッジ11の挿入方
向Xと直交する方向Yにスライドさせる。即ち、ディス
クカートリッジ11をデジタルスチルカメラ等に挿入す
ると、ディスク駆動機構40側に設けられた操作ピンが
ディスクカートリッジ11の操作溝25内に入り込み、
シャッタロックばね27のロック部27aを押圧して内
側へ弾性変形させることにより、ロック部27aによる
係止片21cのロックが解除され、スライドシャッタ1
5の移動が可能となる。
【0047】続いて、操作ピンが操作溝25内に深く入
り込むことにより、この操作ピンに押されてスライドシ
ャッタ15が移動し、このスライドシャッタ15が図4
に示す状態から図7に示す状態に変化する。その結果、
カートリッジ筐体13に設けられた中央穴16及び開口
窓14が同時に開放される。
【0048】次に、図示しないローディング機構を動作
させてディスクカートリッジ11を下げるか又はメカシ
ャーシ41を上げることにより、図9に示すように、ス
ピンドルモータ42がカートリッジ筐体13の中央穴1
6内に入り込み、更に回転部42bの嵌合部がCD−R
12のディスク穴12a内に入り込むと共に、このディ
スク穴12aの周縁部が回転部42bの載置部に載置さ
れる。その結果、CD−R12が回転部42bにより持
ち上げられると共に、回転部42bが近づくことにより
クランパ35が吸着されて、CD−R12がスピンドル
モータ42にチャッキングされる。
【0049】これと連動するように、一対の位置決めピ
ン43a,43bがカートリッジ筐体13の一対の位置
決め穴20a,20bにそれぞれ嵌合される。これによ
り、ディスクカートリッジ11がメカシャーシ41に対
して所定の状態で位置決めされる。この際、図示しない
光学ピックアップ装置のヘッド部が開口窓14内に入り
込み、これにより、CD−R12の情報記録面に対して
情報信号の記録が可能となる。
【0050】この場合、スライドシャッタ15の窓開閉
部15bがディスクカートリッジ11の挿入方向Xに対
して所定角度傾斜して形成されており、スライドシャッ
タ15が開いた際に、その移動方向の一側において窓開
閉部15bがCD−R12の外周よりも外側にはみ出す
ことがないため、そのはみ出し量をCD−R12外周の
一方に止めておくことができる。従って、図2に示すよ
うに、上下ハーフ13a,13bの3つの角部を削るこ
とができ、これら角部が削られた形状の小さなカートリ
ッジ筐体13を構成することができた。
【0051】また、ディスク記録再生装置への非装着時
には、開口窓14及び中央穴16の両方が共にスライド
シャッタ15によって閉じられるため、ディスクカート
リッジ11を密閉状態にすることができる。従って、C
D−R12に汚れが付着したり傷付けられたりすること
がなく、汚れや傷を防ぐのに有効であって、屋外での取
り扱いにも対応することができる。更に、従来のMDで
は中央穴が開いたままの状態となっていたため、これを
覆うケースが必要とされていたが、この実施例では別体
のケースがなくてもカートリッジ筐体13の密閉構造を
確保することができる。
【0052】このディスクカートリッジ11の取出動作
は、上述したチャッキング動作と逆の動作を行うことに
よって実現される。即ち、ローディング機構によってデ
ィスクカートリッジ11又はメカシャーシ41を下方へ
押し下げると、スピンドルモータ42が中央穴16から
抜け出すと共に、シャッタ開閉機構の作動によりスライ
ドシャッタ15が移動されて開口窓14及び中心穴16
が閉じられる。これにより、ディスクカートリッジ11
は密閉された状態となるため、ディスク収納室17内に
チリやゴミの入るおそれがなく、CD−R12が汚され
たり傷付けられたりするのを防止することができる。
【0053】また、この実施例では、カートリッジに対
してCD−R12を自由に出し入れさせることができ
る。まず、図11において、蓋枠30のロック片30b
を内側に押して係合受部32とのロックを解除し、その
状態で蓋枠30を外側に引き出すようにする。これによ
り、図10に示すように、カートリッジ筐体13のディ
スク出入口28が開かれる。そこで、CD−R12をデ
ィスク出入口28からディスク収納室17内に挿入し、
その後、支持軸31を中心に蓋枠30を回動させてディ
スク出入口28を閉じることにより、図11に示すよう
な状態でCD−R12が収納されたディスクカートリッ
ジ11が構成される。
【0054】これにより、CD−R12は、カートリッ
ジ筐体13に収納された状態で使用されると共に、カー
トリッジを用いることなくCD−R12を剥き出しのま
ま単体で使用することもできる。更に、蓋枠30の回動
中心となる支持軸31にディスクの位置決め穴20aを
設ける構成としたため、蓋体の回動中心と位置決め穴と
を兼用させてカートリッジ筐体13をより小型化するこ
とができた。
【0055】以上説明したが、本発明は上記実施の例に
限定されるものではなく、例えば、上記実施の例におい
ては、ディスク状記憶媒体として追記型のCD−Rを用
いた例について説明したが、他の種類のコンパクトディ
スク(CD−RW、DVD−RW、CD−DA、CD−
G、CD−ROM、CD−I等)を使用できることは勿
論のこと、CD以外のフロッピーディスク、その他のデ
ィスク状記憶媒体を使用することができるものである。
【0056】また、上記実施の例においては、下ハーフ
13bのみに開口窓14を設けた例について説明した
が、上下ハーフの対向する位置にそれぞれ開口窓を設
け、上下の開口窓及び中心穴をスライドシャッタ15に
よって同時に開閉する構成とすることもできる。この場
合、クランパ35はディスク駆動機構40側に配置し、
チャッキング時には、このクランパ35が中央穴内に入
り込んでスピンドルモータ42との間で光ディスクを挟
持できるようにする。更に、ディスク状記憶媒体をター
ンテーブルに圧着させる方法として、マグネットの磁力
でクランパ35をスピンドルモータ42に吸着するマグ
ネット吸着方式を適用した例について説明したが、例え
ば、スプリングを用いるスプリング圧着方式、情報記録
ディスクの自重によるディスク自重方式等各種の圧着方
式を適用することができる。このように、本発明は、そ
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のカート
リッジ筐体によれば、開口窓の延在する方向をシャッタ
部材の移動方向に対して傾斜させる構成としたため、ス
ライド部材が開いた際に、その移動方向の一側において
シャッタ部材がディスク状記憶媒体の外周よりも外側に
はみ出すことがなく、そのはみ出し量をディスク状記憶
媒体外周の一方に止めておくことができる。従って、カ
ートリッジ筐体の3つの角部を削ることができ、これら
角部が削られた形状の小さなカートリッジ筐体を構成す
ることができ、カートリッジ筐体の小型化を図ることが
できるという効果が得られる。
【0058】また、請求項2のカートリッジ筐体によれ
ば、一対のハーフに、互いの重合部の一部を側方に開口
するディスク出入口と、このディスク出入口を開閉可能
な蓋体とを設け、ディスク出入口を介してディスク状記
憶媒体を出し入れ可能に構成したため、ディスク出入口
を介してカートリッジ筐体にディスク状記憶媒体を自由
に出し入れすることができる。従って、ディスク状記憶
媒体をカートリッジ筐体に収納した状態で使用できると
共に、カートリッジ筐体を用いることなくディスク状記
憶媒体を剥き出しのまま単体で使用することができると
いう効果が得られる。
【0059】更に、請求項3のカートリッジ筐体では、
一対のハーフに蓋体を回動可能に取り付けると共に、こ
の蓋体の回動中心にはピックアップ装置に対する位置決
め穴を設ける構成としたため、蓋体の回動中心と位置決
め穴とを兼用させてカートリッジ筐体をより小型化する
ことができるという効果が得られる。
【0060】そして、請求項4のカートリッジ筐体で
は、開口窓にはディスク状記憶媒体を回転駆動するため
のスピンドルモータが挿入される中央穴を連通させ、こ
の中央穴と開口窓とをシャッタ部材で同時に開閉するよ
うにした中央穴と開口窓とをシャッタ部材で同時に開閉
する構成としたため、このカートリッジ筐体を密閉構造
にすることができ、これにより、ディスク状記憶媒体に
汚れが付着したり、傷付けられたりおそれがなく、汚れ
や傷を防ぐのに有効であって、屋外での取り扱いにも対
応することができるという効果が得られる。
【0061】請求項5のディスクカートリッジでは、開
口窓の延在する方向をシャッタ部材の移動方向に対して
傾斜させる構成としたため、ディスクカートリッジの小
型化を図ることができると共に、このディスクカートリ
ッジが使用されるディスク記憶装置の小型化を図ること
ができるという効果が得られる。
【0062】また、請求項6のディスクカートリッジで
は、一対のハーフに、互いの重合部の一部を側方に開口
するディスク出入口と、このディスク出入口を開閉可能
な蓋体とを設け、ディスク出入口を介してディスク状記
憶媒体を出し入れ可能に構成したため、ディスク出入口
を介してカートリッジ筐体にディスク状記憶媒体を自由
に出し入れすることができる。従って、ディスク状記憶
媒体をカートリッジ筐体に収納した状態で使用できると
共に、カートリッジ筐体を用いることなくディスク状記
憶媒体を剥き出しのまま単体で使用することができると
いう効果が得られる。
【0063】更に、請求項7のディスクカートリッジで
は、一対のハーフに蓋体を回動可能に取り付けると共
に、この蓋体の回動中心にはピックアップ装置に対する
位置決め穴を設ける構成としたため、蓋体の回動中心と
位置決め穴とを兼用させてカートリッジ筐体をより小型
化することができるという効果が得られる。
【0064】そして、請求項8のディスクカートリッジ
では、開口窓にはディスク状記憶媒体を回転駆動するた
めのスピンドルモータが挿入される中央穴を連通させ、
この中央穴と開口窓とをシャッタ部材で同時に開閉する
ようにした中央穴と開口窓とをシャッタ部材で同時に開
閉する構成としたため、このカートリッジ筐体を密閉構
造にすることができ、これにより、ディスク状記憶媒体
に汚れが付着したり、傷付けられたりおそれがなく、汚
れや傷を防ぐのに有効であって、屋外での取り扱いにも
対応することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジの一例を示
すもので、シャッタ部材が開いた状態の下面側から見た
斜視図である。
【図2】図1に示すディスクカートリッジのシャッタ部
材を閉じた状態の平面図である。
【図3】図1に示すディスクカートリッジのシャッタ部
材を閉じた状態の正面図である。
【図4】図1に示すディスクカートリッジのシャッタ部
材を閉じた状態の底面図である。
【図5】図1に示すディスクカートリッジのシャッタ部
材を開いた状態の平面図である。
【図6】図1に示すディスクカートリッジのシャッタ部
材を開いた状態の正面図である。
【図7】図1に示すディスクカートリッジのシャッタ部
材を開いた状態の底面図である。
【図8】図1に示すディスクカートリッジのチャッキン
グ前の状態を示す断面図である。
【図9】図1に示すディスクカートリッジのチャッキン
グ後の状態を示す断面図である。
【図10】図1のカートリッジ筐体にディスク状記憶媒
体を挿入する前の状態を示す説明図である。
【図11】図1のカートリッジ筐体にディスク状記憶媒
体を挿入した後の状態を示す説明図である。
【図12】従来のディスクカートリッジの例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
11 ディスクカートリッジ、 12 CD−R(ディ
スク状記憶媒体)、12a ディスク穴、 13 カー
トリッジ筐体、 13a 上ハーフ、 13b 下ハー
フ、 14 開口窓、 15 スライドシャッタ(シャ
ッタ部材)、16 中央穴、 17 ディスク収納室、
20a,20b 位置決め穴、28 ディスク出入
口、 30 蓋枠(蓋体)、 35 クランパ、 40
ディスク駆動機構、 41 メカシャーシ、 42
スピンドルモータ、 43a,43b 位置決めピン、
X 挿入方向、 Y 直交する方向

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップ装置のヘッド部によって情
    報の記録及び/又は再生が行われるディスク状記憶媒体
    が収納されるディスク収納室を形成するため互いに重ね
    合わされる一対のハーフと、 上記一対のハーフのうち少なくとも一方のハーフに設け
    られると共に上記ディスク収納室の略中央部から半径方
    向外側に延在させて開口され且つ上記ヘッド部が挿入可
    能とされた開口窓と、 上記一対のハーフに移動可能に取り付けられて上記開口
    窓を開閉可能とされたシャッタ部材と、 を備えたカートリッジ筐体において、 上記開口窓は、当該開口窓の延在する方向を上記シャッ
    タ部材の移動方向に対して傾斜させて設けたことを特徴
    とするカートリッジ筐体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカートリッジ筐体におい
    て、 上記一対のハーフには、互いの重合部の一部を側方に開
    口するディスク出入口と、当該ディスク出入口を開閉可
    能な蓋体とを設け、ディスク出入口を介して上記ディス
    ク状記憶媒体を出し入れ可能に構成したことを特徴とす
    るカートリッジ筐体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカートリッジ筐体におい
    て、 上記蓋体は、上記一対のハーフに回動自在に取り付ける
    と共に、当該蓋体の回動中心には上記ピックアップ装置
    に対する位置決め穴を設けたことを特徴とするカートリ
    ッジ筐体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカートリッジ筐体におい
    て、 上記開口窓には、上記ディスク状記憶媒体を回転駆動す
    るためのスピンドルモータが挿入される中央穴を連通さ
    せ、当該中央穴と開口窓とを上記シャッタ部材で同時に
    開閉するようにしたことを特徴とするカートリッジ筐
    体。
  5. 【請求項5】 ピックアップ装置のヘッド部によって情
    報の記録及び/又は再生が行われるディスク状記憶媒体
    と、 上記ディスク状記憶媒体が回転自在に収納されるディス
    ク収納室を形成するため互いに重ね合わされる一対のハ
    ーフと、 上記一対のハーフのうち少なくとも一方のハーフに設け
    られると共に上記ディスク収納室の略中央部から半径方
    向外側に延在させて開口され且つ上記ヘッド部が挿入可
    能とされた開口窓と、 上記一対のハーフに移動可能に取り付けられて上記開口
    窓を開閉可能とされたシャッタ部材と、 を備えたディスクカートリッジにおいて、 上記開口窓は、当該開口窓の延在する方向を上記シャッ
    タ部材の移動方向に対して傾斜させて設けたことを特徴
    とするディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記一対のハーフには、互いの重合部の一部を側方に開
    口するディスク出入口と、当該ディスク出入口を開閉可
    能な蓋体とを設け、ディスク出入口を介して上記ディス
    ク状記憶媒体を出し入れ可能に構成したことを特徴とす
    るディスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記蓋体は、上記一対のハーフに回動自在に取り付ける
    と共に、当該蓋体の回動中心には上記ピックアップ装置
    に対する位置決め穴を設けたことを特徴とするディスク
    カートリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記開口窓には、上記ディスク状記憶媒体を回転駆動す
    るためのスピンドルモータが挿入される中央穴を連通さ
    せ、当該中央穴と開口窓とを上記シャッタ部材で同時に
    開閉するようにしたことを特徴とするディスクカートリ
    ッジ。
JP7750098A 1998-03-25 1998-03-25 カートリッジ筐体及びディスクカートリッジ Pending JPH11273292A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874157B2 (en) 2001-06-12 2005-03-29 Hitachi, Ltd. Disk case
US7555763B2 (en) * 2003-07-28 2009-06-30 Sony Corporation Disk cartridge

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