JPH11271593A - レンズ操作装置 - Google Patents

レンズ操作装置

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JPH11271593A
JPH11271593A JP10075403A JP7540398A JPH11271593A JP H11271593 A JPH11271593 A JP H11271593A JP 10075403 A JP10075403 A JP 10075403A JP 7540398 A JP7540398 A JP 7540398A JP H11271593 A JPH11271593 A JP H11271593A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フォーカスデマンド等のレンズ操作装置の操作
量をレンズ装置の分解能に適合する分解能の位置指令信
号に変換してレンズ装置に送信することにより、任意の
分解能のレンズ装置に接続して使用することができるレ
ンズ操作装置を提供する。 【解決手段】フォーカスデマンド28のCPU74は、
レンズ装置12からシリアル通信インターフェース82
を介して送信される信号によってレンズ装置12の必要
分解能を検出する。そして、ポテンショメータ72から
フォーカスリング28Aの操作量を検出すると、その操
作量を前記必要分解能の位置指令信号に変換し、その位
置指令信号をシリアル通信インターフェース82を介し
てレンズ装置12に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ操作装置に係
り、特にテレビカメラに使用されるレンズ装置のズー
ム、フォーカスを操作するレンズ操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラ等に使用されるレンズ装置
において、例えば、フォーカスレンズの位置制御の精度
は、分解能で表現される。デジタル処理によりフォーカ
スレンズを位置制御する場合の分解能は、フォーカスレ
ンズの全移動範囲内の各位置を識別するために割り当て
られるデジタル値の総数(移動範囲内の各位置を10ビ
ットで識別する場合には1024)、又は前記移動範囲
をテジタル値で分割する場合の分割数に相当する。ズー
ムレンズを速度制御する場合も同様に速度制御の精度は
分解能で表すことができ、この場合の分解能は、制御可
能な速度範囲内の各速度を識別するために割り当てられ
るデジタル値の総数である。
【0003】一方、上述のようなレンズ装置のフォーカ
スレンズやズームレンズを操作するフォーカスデマンド
やズームデマンド等のレンズ操作装置においてもその精
度が分解能で表現される。この場合の分解能は例えば、
フォーカスデマンドの場合、回転操作されるフォーカス
リングの全操作範囲内の各回転位置(操作量)を識別す
るために割り当てられるデジタル値の総数である。ま
た、フォーカスリング等の操作部材の操作量をそのまま
レンズ移動を指令する指令信号としてレンズ装置に出力
する場合には、指令信号の分解能は上記操作部材の操作
量の分解能と等しい。
【0004】尚、レンズ装置とレンズ操作装置との間を
デジタル信号でやり取りするものについては特開平8−
23469号公報に記載されている。ところで、従来、
放送用テレビカメラに使用されるレンズ装置の必要分解
能は民生のビデオカメラ用レンズ装置と比較して非常に
大きい。このため、このようなレンズ装置に使用するレ
ンズ操作装置の分解能は全操作範囲を200〜1000
0に分割できる性能が必要であり、これはレンズ装置の
諸元により異なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
装置とレンズ操作装置は常に同じ組み合わせで使用され
るとは限らず、レンズ装置の分解能とレンズ操作装置の
分解能とが異なるという場合がある。このような場合に
は、そのレンズ操作装置によってレンズ装置を適切に操
作できない場合が生じるという問題があった。
【0006】また、分解能の異なるレンズ装置とレンズ
操作装置とを組み合わて使用できるようにした場合に、
レンズ装置の性能を最大限に生かすためには少なくとも
レンズ装置の分解能よりレンズ操作装置の分解能を高く
設計しておく必要がある。しかしながら、レンズ操作装
置の分解能が必要以上にレンズ装置の分解能に比して高
い場合にはレンズ装置とレンズ操作装置との間の無駄な
通信が多くなり、操作に対するレンズの応答性が悪くな
るという問題があった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、レンズ装置の分解能に適合する分解能によりレ
ンズ装置の制御を行えるようにし、任意の分解能のレン
ズ装置に接続して使用することができるレンズ操作装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
する為に、レンズ装置のレンズの移動を指令する指令信
号を操作部材の操作量に基づいて生成し、該指令信号を
レンズ装置に送信するレンズ操作装置において、前記レ
ンズ装置が必要とする前記指令信号の分解能を検出する
必要分解能検出手段と、前記操作部材の操作量を所定の
分解能で検出する操作量検出手段と、前記操作量検出手
段によって検出した操作量を前記必要分解能検出手段に
よって検出した分解能の指令信号に変換する指令信号変
換手段と、前記指令信号変換手段によって得られた指令
信号を前記レンズ装置に送信する送信手段と、を備えた
ことを特徴としている。
【0009】本発明によれば、レンズ操作装置からレン
ズ装置に送信する指令信号の分解能をレンズ装置の必要
分解能に応じて変更するようにしたため、同一のレンズ
操作装置を、レンズ装置の種類(必要分解能)にかかわ
らず適切に使用することができると共に、レンズ操作装
置とレンズ装置との間の無駄な通信を削減してレンズ操
作装置の操作性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るレンズ操作装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。図1は、本発明に係るレンズ操作装置が適用された
テレビカメラの一実施の形態を示した斜視図である。同
図に示すようにテレビカメラ10は、レンズ装置12と
カメラ本体14から構成され、ペデスタルドリー16上
の雲台18に支持される。雲台18には2本の操作ロッ
ド22、23が延設され、操作ロッド22のグリップ2
4付近にはズームスピードを操作するズームデマンド2
6が取り付けられる。一方、操作ロッド23の端部には
フォーカスを操作するフォーカスデマンド28が取り付
けられる。
【0011】上記ズームデマンド26は、本発明が適用
されるレンズ操作装置であり、サムリング34の回動方
向と回動量に応じて広角側又は望遠側にズーム動作させ
る速度指令信号をケーブル30を介してレンズ装置12
に送信する。レンズ装置12は、この速度指令信号によ
って指示された速度で変倍レンズを駆動する。一方、上
記フォーカスデマンド28は、本発明が適用されるレン
ズ操作装置であり、フォーカスデマンド28のフォーカ
スリング28Aの回転操作量に応じてフォーカスレンズ
を移動させる位置指令信号をケーブル31を介してレン
ズ装置12に出力する。レンズ装置12は、この位置指
令信号によって指示された位置にフォーカスレンズを移
動させる。
【0012】カメラマンは、ビーファインダー32に映
る撮影像を見ながら右手でフォーカスデマンド28のフ
ォーカスリング28Aを回転操作することによってフォ
ーカス調整を行うとともに、左手でズームデマンド26
のサムリング34を操作することでズーム調整を行う。
図2は、本発明に係るレンズ操作装置であるフォーカス
デマンド28とレンズ装置12の回路構成を示した図で
ある。同図に示すように、レンズ装置12は主として1
チップCPU40、フォーカスレンズ42、駆動モータ
44、アンプ46、ポテンショメータ48から構成され
る。
【0013】上記フォーカスレンズ42は、駆動モータ
44によって駆動され、駆動モータ44は、1チップC
PU40からアンプ46を介して入力される駆動信号に
よって駆動されるようになっている。上記ポテンショメ
ータ48は、上記駆動モータ44の回転位置を検出する
ことによってフォーカスレンズ42の位置を検出し、そ
の検出した位置を電圧信号として1チップCPU40に
入力する。
【0014】上記1チップCPU40は、CPU50以
外にROM52、RAM54、シリアル通信インターフ
ェース56、A/D変換器58、D/A変換器60等の
各種回路が1チップ上に配設されたものである。尚、本
実施の形態では1チップCPUを用いたが、必ずしも1
チップCPUでこれらの回路を構成する必要はない。上
記ROM52には、所要の制御プログラムが記録されて
おり、この制御プログラムをCPU50が実行すること
によってフォーカスレンズ42の位置制御が行われる。
また、RAM54には、CPU50の演算データ等が必
要に応じて一時記録される。
【0015】上記シリアル通信インターフェース56
は、上記フォーカスデマンド28とシリアル通信を行
い、例えば、フォーカスデマンド28から位置指令信号
を受信する。また、後述するようにフォーカスデマンド
28に本レンズ装置12の必要分解能を送信する。上記
CPU50には、フォーカスデマンド28から送信され
た位置指令信号がシリアル通信インターフェース56を
介して入力されると共に、上記ポテンショメータ48に
よって検出されたフォーカスレンズ42の位置信号がA
/D変換器58を介して入力されるようになっている。
CPU50は、上記位置指令信号によって指示されたフ
ォーカスレンズ42の移動位置(目標位置)と、ポテン
ショメータ48から入力されたフォーカスレンズ42の
現在位置(制御位置)との差に基づいて所定値のデジタ
ル信号(駆動信号)を生成し、この駆動信号をD/A変
換器60に出力する。この駆動信号は、D/A変換器6
0によってアナログに変換された後、アンプ46を介し
て駆動モータ44に出力される。これにより、フォーカ
スデマンド28からの位置指令信号によって指示された
目標位置にフォーカスレンズ42が移動するようになっ
ている。
【0016】一方、フォーカスデマンド28は主として
1チップCPU70とポテンショメータ72とから構成
される。ポテンショメータ72は、フォーカスデマンド
28の操作部材であるフォーカスリング28A(図1参
照)の操作量(回転位置)を検出し、この検出した操作
量を電圧信号として1チップCPU70に入力する。1
チップCPU70は、上記レンズ装置12の1チップC
PU40と同様に、CPU74、ROM76、RAM7
8、A/D変換器80、シリアル通信インターフェース
82等の各種回路が1チップ上に配設されたもので、上
記ROM76には、CPU74によって実行される所要
の制御プログラムが記録されている。また、RAM78
には、CPU74の演算データ等が必要に応じて一時記
録されるようになっている。
【0017】上記CPU74には、フォーカスリング2
8Aの操作量が上記ポテンショメータ72からA/D変
換器80を介して入力されるようになっている。CPU
74は、このフォーカスリング28Aの操作量に基づい
て、フォーカスレンズ42の移動位置(目標位置)を指
示する位置指令信号を生成し、この位置指令信号をシリ
アル通信インターフェース82に出力する。シリアル通
信インターフェース82は、上記レンズ装置12のシリ
アル通信インターフェース56と通信制御を行い、この
位置指令信号をレンズ装置12側に送信する。これによ
り、フォーカスリング28Aの操作量に応じた位置指令
信号がレンズ装置12に送信され、上述のようにフォー
カレンズ42がこの位置指令信号によって指示された目
標位置に移動する。
【0018】次に、上記フォーカスデマンド28におけ
るCPU74の処理内容について詳説する。上記フォー
カスデマンド28は、レンズ装置12に送信する位置指
令信号の分解能を、上記レンズ装置12の必要分解能に
自動で一致させる処理を行っている。レンズ装置12の
必要分解能は、フォーカスレンズ42の位置を識別する
ために割り当てられるデジタル値の総数に相当する。例
えば、レンズ装置12のCPU50が、ポテンショメー
タ48から入力されるフォーカスレンズ42の制御位
置、及び、フォーカスデマンド28からの位置指令信号
によって指示されるフォーカスレンズ42の目標位置
を、10ビットから成るデジタル値で認識するとした場
合、フォーカスレンズ42の位置を識別するために割り
当てられるデジタル値の総数は、最大で0から1023
までの1024である。即ち、この場合の必要分解能は
1024となる。
【0019】一方、フォーカスデマンド28の分解能
は、一つにはフォーカスリング28Aの操作量の分解能
があり、この分解能は、フォーカスリング28Aの操作
量を識別するために割り当てられるデジタル値の総数で
ある。例えば、フォーカスデマンド28のCPU74
が、ポテンショメータ72から入力される電圧信号をA
/D変換器80によって11ビットのデジタル信号で入
力する場合、CPU74は、フォーカスリング28Aの
操作量を、最大で0から2047までの2048のデジ
タル値によって認識する。即ち、この場合の分解能は2
048である。
【0020】また、フォーカスデマンド28の分解能と
して位置指令信号の分解能がある。この分解能は、フォ
ーカスレンズ42の移動位置を表すために割り当てられ
るデジタル値の総数に相当する。上記フォーカスリング
28Aの操作量をそのまま位置指令信号として出力する
場合には、位置指令信号の分解能とフォーカスリング2
8Aの操作量の分解能とは等しい。
【0021】ところで、CPU74がフォーカスリング
28Aの操作量を位置指令信号としてそのまま出力する
ようにした場合、フォーカスリング28Aの操作量の分
解能を上述のように2048とすると、位置指令信号の
分解能は2048となる。この場合に、上述のようにレ
ンズ装置12の必要分解能を1024とすると、レンズ
装置12のCPU50は、1024を越えるデジタル値
の位置指令信号を認識することができない。
【0022】そこで、フォーカスデマンド28のCPU
74は、予め、レンズ装置12からレンズ装置12の必
要分解能を受信し、この必要分解能に位置指令信号の分
解能を一致させる処理を行っている。図3は、CPU7
4の処理手順を示したフローチャートである。CPU7
4は初めに以下の初期設定を行う。まず、レンズ装置1
2のシリアル通信インターフェース56からフォーカス
デマンド28のシリアル通信インターフェース82を介
してフォーカスレンズ42の必要分解能Dを入力する
(ステップS10)。
【0023】また、同様にしてレンズ装置12から、フ
ォーカスレンズ42を無限遠端に移動させるため指令デ
ータaと、至近端(M.O.D.)に移動させるための指令デ
ータbを入力する(ステップS12、S14)。尚、指
令データa、bは、フォーカスレンズ42を無限遠端又
は至近端(M.O.D.)に移動させるための位置指令信号の
値を示している。
【0024】以上の初期設定が終了した後、CPU74
は以下の通常動作の処理を実行する。まず、ポテンショ
メータ72によって検出されたフォーカスリング28A
の操作量xをA/D変換器80を介して入力する(ステ
ップS16)。そして、この操作量xを必要分解能によ
って表した操作量xに変換して(後述)、位置指令信号
として送信する出力値yを次式(1)により算出する
(ステップS18)。
【0025】
【数1】y=(b−a)/D・x+a …(1) 即ち、フォーカスリング28Aの操作量xの分解能(A
/D変換器80の分解能)をCとした場合、CPU74
は、図4に示すように、フォーカスリング28Aの操作
量x(0〜C−1)(横軸)を上記レンズ装置12内で
処理される必要分解能Dの操作量x(0〜D−1)(縦
軸)に線形的に変換する。これにより、フォーカスリン
グ28Aの操作量xの分解能をレンズ装置12の必要分
解能に一致させることができる。そして、仮にこの変換
後の操作量xを位置指令信号としてレンズ装置12に送
信すれば、レンズ装置12のフォーカスレンズ42を適
切に操作することができる。
【0026】しかしながら実際には、フォーカスリング
28Aの上記変換後の操作量xをそのまま位置指令信号
として出力するのではなく、CPU74は更に、図5に
示すようにフォーカスリング28Aの操作量x(横軸)
を、上式(1)により、無限遠端の指令データaから至
近端の指令データb(M.O.D.) までの値(縦軸)に線形
的に変換し、この値を出力値y(位置指令信号)とする
処理を行っている。これにより、フォーカスリング28
Aの遊びの部分(フォーカスリング28Aを回転しても
フォーカスレンズ42が移動しない不感部分)をなく
し、フォーカスリング28Aの無駄な操作を削減するよ
うにしている。
【0027】このようにして、出力値yを算出すると、
CPU74は、この出力値yを位置指令信号として、シ
リアル通信インターフェース82を介してレンズ装置1
2に送信する(ステップS20)。これにより、フォー
カスレンズ42がフォーカスリング28Aの回転操作に
追従して移動する。次いで、CPU74は、レンズ装置
12より設定変更のコマンドが有るか否かを判定する
(ステップS22)。もし、レンズ装置12より設定変
更のコマンドを入力した場合には上記ステップS10に
戻り、初期設定の処理を再度実行する。例えば、フォー
カスレンズ42の至近端(M.O.D)の位置をズーム倍率に
よって変更するレンズ装置の場合には、ズームデマンド
26の操作によってズーム倍率が変更されると、設定変
更のコマンドをフォーカスデマンド28に送信すると共
に、上記至近端の指令データbを変更してフォーカスデ
マンド28に送信する。フォーカスデマンド28は設定
変更のコマンドを入力すると、上記初期設定の処理(ス
テップS10〜S14)の処理を再度実行し、指令デー
タbの変更値を入力して、上式(1)の係数(b)の値
を変更する。これにより、ズーム倍率の変更により、フ
ォーカスレンズ42の至近端から無限遠端までの移動範
囲が変更した場合でも、フォーカスリング28Aに無駄
な操作部分が生じるのを適切に防止することができる。
【0028】一方、設定変更のコマンドを入力しない場
合には、上記ステップS16からの通常動作における処
理を繰り返し実行する。以上のように、レンズ装置12
の必要分解能に一致する分解能の位置指令信号を生成す
ると共に、位置指令信号の出力値の範囲をフォーカスレ
ンズ42の実際の移動範囲(至近端から無限遠端までの
範囲)に制限することにより、フォーカスデマンド28
を任意の分解能のレンズ装置に使用することができると
共に、無駄な通信や無駄な操作を防止することができ
る。
【0029】以上、上記実施の形態では、フォーカスデ
マンド28について説明したが、ズームデマンド26に
ついても同様に本発明を適用することができる。即ち、
ズームデマンド26からレンズ装置12に送信される速
度指令信号の分解能も上記実施の形態と同様にしてレン
ズ装置12の必要分解能に一致させることができる。ま
た、フォーカスデマンド28やズームデマンド26に限
らずレンズ装置12のレンズ等の調整を行うレンズ操作
装置全てについて本発明を適用することができる。
【0030】また、上記実施の形態では、自動でレンズ
装置12の必要分解能を検出してフォーカスデマンド2
8の位置指令信号の分解能をレンズ装置12に適合する
ようにしたが、これに限らず、レンズ装置12の必要分
解能を切替スイッチ等によってユーザがフォーカスデマ
ンド28に入力するようにしてもよい。また、レンズ操
作装置の操作量を検出する検出器(A/D変換器80)
の分解能がレンズ装置の分解能よりも低い場合であって
も、本発明はレンズ操作装置から出力する指令信号の分
解能を見かけ上高くしてレンズ装置の分解能に一致させ
ることができるため、この場合も有効である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
操作装置にによれば、レンズ操作装置からレンズ装置に
送信する指令信号の分解能をレンズ装置の必要分解能に
応じて変更するようにしたため、同一のレンズ操作装置
を、レンズ装置の種類(必要分解能)にかかわらず適切
に使用することができると共に、レンズ操作装置とレン
ズ装置との間の無駄な通信を削減してレンズ調整の操作
性を向上させることができる。
【0032】また、レンズ装置からレンズの移動範囲を
入力し、前記レンズ操作装置の操作部材の操作量を前記
入力したレンズの移動範囲内の指令信号に変換すること
により、操作部材の操作範囲に無駄な操作部分が生じる
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るレンズ操作装置が適用さ
れたテレビカメラの一実施の形態を示した斜視図であ
る。
【図2】図2は、本発明に係るレンズ操作装置であるフ
ォーカスデマンドとレンズ装置の回路構成を示した図で
ある。
【図3】図3は、フォーカスデマンドのCPUの処理手
順を示したフローチャートである。
【図4】図4は、フォーカスデマンドの分解能の変換手
順を示した説明図である。
【図5】図5は、フォーカスデマンドの分解能の変換手
順を示した説明図である。
【符号の説明】
10…テレビカメラ 12…レンズ装置 14…カメラ本体 26…ズームデマンド 28…フォーカスデマンド 28A…フォーカスリング 40、70…1チップCPU 42…フォーカスレンズ 48、72…ポテンショメータ 50、74…CPU 56、82…シリアル通信インターフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ装置のレンズの移動を指令する指
    令信号を操作部材の操作量に基づいて生成し、該指令信
    号をレンズ装置に送信するレンズ操作装置において、 前記レンズ装置が必要とする前記指令信号の分解能を検
    出する必要分解能検出手段と、 前記操作部材の操作量を所定の分解能で検出する操作量
    検出手段と、 前記操作量検出手段によって検出した操作量を前記必要
    分解能検出手段によって検出した分解能の指令信号に変
    換する指令信号変換手段と、 前記指令信号変換手段によって得られた指令信号を前記
    レンズ装置に送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ操作装置。
  2. 【請求項2】 前記指令信号変換手段は、前記レンズ装
    置から前記レンズの移動範囲を入力し、前記操作部材の
    全操作範囲内の操作量を前記レンズの移動範囲内の移動
    位置を指示する位置指令信号に変換することを特徴とす
    る請求項1のレンズ操作装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部材は、フォーカス操作部材又
    はズーム操作部材であることを特徴とする請求項1のレ
    ンズ操作装置。
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