JPH11270254A - ブラインド - Google Patents
ブラインドInfo
- Publication number
- JPH11270254A JPH11270254A JP7774998A JP7774998A JPH11270254A JP H11270254 A JPH11270254 A JP H11270254A JP 7774998 A JP7774998 A JP 7774998A JP 7774998 A JP7774998 A JP 7774998A JP H11270254 A JPH11270254 A JP H11270254A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slat
- fastener
- edge
- weft
- blind
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Blinds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラダーテープの横糸がスラットのエッジに擦
れず、該横糸が破損しがたいブラインドを提供する。 【解決手段】 本発明ブラインドは、スラットの幅にほ
ぼ等しくなされた方形板状のスラット留め具のスラット
の長手方向と平行の縁部にはスラットが係止されるスラ
ット係止爪が突設されるとともに、該縁部には膨出部が
形成され、留め具の縁部からスラットの長手方向と平行
となされた切り欠きが二箇所設けられ、ラダーテープの
横糸が該二箇所の切り欠きを介して中心部分は留め具本
体の上側に、横糸の両端は留め具本体の下側に位置する
とともに、ラダーテープが留め具の膨出部にも位置する
ように挿入されるので、スラット係止爪に係止されたス
ラットとラダーテープとが膨出部により隔離され、ラダ
ーテープの横糸がスラットのエッジで擦り切れて破損す
ることがない。
れず、該横糸が破損しがたいブラインドを提供する。 【解決手段】 本発明ブラインドは、スラットの幅にほ
ぼ等しくなされた方形板状のスラット留め具のスラット
の長手方向と平行の縁部にはスラットが係止されるスラ
ット係止爪が突設されるとともに、該縁部には膨出部が
形成され、留め具の縁部からスラットの長手方向と平行
となされた切り欠きが二箇所設けられ、ラダーテープの
横糸が該二箇所の切り欠きを介して中心部分は留め具本
体の上側に、横糸の両端は留め具本体の下側に位置する
とともに、ラダーテープが留め具の膨出部にも位置する
ように挿入されるので、スラット係止爪に係止されたス
ラットとラダーテープとが膨出部により隔離され、ラダ
ーテープの横糸がスラットのエッジで擦り切れて破損す
ることがない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラインド、特に
ベネシャンブラインドの改良に係るものである。
ベネシャンブラインドの改良に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ベネシャンブラインドの最上段の
スラットとラダーテープとの固定手段としてスラットの
幅にほぼ等しくなされた薄板状の留め具の両縁部にスラ
ットの長手方向の両縁が抱持される係止爪が２個ずつ設
けられ、該係止爪間の留め具に設けられたスリットにラ
ダーテープの横糸が係止され、係止爪にスラットが係止
されて、スラットとラダーテープとが固定されている。
スラットとラダーテープとの固定手段としてスラットの
幅にほぼ等しくなされた薄板状の留め具の両縁部にスラ
ットの長手方向の両縁が抱持される係止爪が２個ずつ設
けられ、該係止爪間の留め具に設けられたスリットにラ
ダーテープの横糸が係止され、係止爪にスラットが係止
されて、スラットとラダーテープとが固定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の固定手段では、ラダーテープの横糸がスラットのエッ
ジに擦れ、該横糸が比較的短期間で破損するという欠点
がある。
の固定手段では、ラダーテープの横糸がスラットのエッ
ジに擦れ、該横糸が比較的短期間で破損するという欠点
がある。
【０００４】そこで本発明者は、かかる従来の欠点に鑑
み鋭意研究の結果、係止爪間の留め具に膨出部を形成す
ることにより、ラダーテープの下横糸が保護され破損し
がたいブラインドの開発に成功し、本発明を完成するに
至ったのである。
み鋭意研究の結果、係止爪間の留め具に膨出部を形成す
ることにより、ラダーテープの下横糸が保護され破損し
がたいブラインドの開発に成功し、本発明を完成するに
至ったのである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明ブライ
ンドは、スラットの幅にほぼ等しくなされた方形板状の
スラット留め具のスラットの長手方向と平行の縁部には
スラットが係止されるスラット係止爪が突設されるとと
もに、該縁部には膨出部が形成され、留め具の縁部から
スラットの長手方向と平行となされた切り欠きが二箇所
設けられ、ラダーテープの横糸が該二箇所の切り欠きを
介して中心部分は留め具本体の上側に、横糸の両端は留
め具本体の下側に位置するとともに、ラダーテープが留
め具の膨出部にも位置するように挿入されてなるもので
ある。
ンドは、スラットの幅にほぼ等しくなされた方形板状の
スラット留め具のスラットの長手方向と平行の縁部には
スラットが係止されるスラット係止爪が突設されるとと
もに、該縁部には膨出部が形成され、留め具の縁部から
スラットの長手方向と平行となされた切り欠きが二箇所
設けられ、ラダーテープの横糸が該二箇所の切り欠きを
介して中心部分は留め具本体の上側に、横糸の両端は留
め具本体の下側に位置するとともに、ラダーテープが留
め具の膨出部にも位置するように挿入されてなるもので
ある。
【０００６】
【実施例】以下本発明の実施例について詳述する。
【０００７】図１において、１はスラット留め具であ
る。該スラット留め具１は通常透明な合成樹脂から作製
されてなり、スラット２の幅にほぼ等しくなされた方形
板状となされている。
る。該スラット留め具１は通常透明な合成樹脂から作製
されてなり、スラット２の幅にほぼ等しくなされた方形
板状となされている。
【０００８】また、該スラット留め具１には、スラット
２の長手方向と平行の縁部にスラット２が係止されるス
ラット係止爪１１が突設されている。該スラット係止爪
１１は留め具１の縁部に通常２個ずつ突設されている
が、幅広の係止爪１１の場合は１個であってもよいし、
３個以上形成されてもよい。
２の長手方向と平行の縁部にスラット２が係止されるス
ラット係止爪１１が突設されている。該スラット係止爪
１１は留め具１の縁部に通常２個ずつ突設されている
が、幅広の係止爪１１の場合は１個であってもよいし、
３個以上形成されてもよい。
【０００９】さらに、スラット留め具１のスラット係止
爪１１が突設される縁部には膨出部１２が形成されてい
る。該膨出部１２はスラット係止爪１１が一縁部に対し
複数個形成される場合は複数個の係止爪１１間に形成さ
れればよいし、スラット係止爪１１が１個の場合は該係
止爪１１がない残り全縁部に膨出部１２が形成されてい
てもよい。
爪１１が突設される縁部には膨出部１２が形成されてい
る。該膨出部１２はスラット係止爪１１が一縁部に対し
複数個形成される場合は複数個の係止爪１１間に形成さ
れればよいし、スラット係止爪１１が１個の場合は該係
止爪１１がない残り全縁部に膨出部１２が形成されてい
てもよい。
【００１０】さらにまた、留め具１の縁部からスラット
２の長手方向と平行となされた切り欠き１３が二箇所設
けられている。該切り欠き１３は図１の如く留め具１の
スラット２の長手方向と直交する縁部からスラット２の
長手方向と平行に形成されてもよいし、図３の如く係止
爪１１が形成された側の縁部から鈎型に切り欠き１３が
形成されてもよい。
２の長手方向と平行となされた切り欠き１３が二箇所設
けられている。該切り欠き１３は図１の如く留め具１の
スラット２の長手方向と直交する縁部からスラット２の
長手方向と平行に形成されてもよいし、図３の如く係止
爪１１が形成された側の縁部から鈎型に切り欠き１３が
形成されてもよい。
【００１１】なお、留め具１の中央にはリフトコード４
が通る空所１４が形成されている。
が通る空所１４が形成されている。
【００１２】次に本発明ブラインドの組立て方の一例に
ついて説明する。まず、ラダーテープ３の最上段の上横
糸３１，下横糸３２の間にスラット留め具１を差し込
む。次いでスラット留め具１の縁部に設けられた二箇所
の切り欠き１３に、ラダーテープ３の下横糸３２を中心
部分は留め具１の上側に、下横糸３２の両端部分はは留
め具１の下側に位置するとともに、ラダーテープ３が留
め具１の膨出部１２にも位置するように挿入する。この
ようにスラット留め具１とラダーテープ３とを組み立て
た後、スラット留め具１のスラット係止爪１１にスラッ
ト２を係止し、組み立てが完了する。
ついて説明する。まず、ラダーテープ３の最上段の上横
糸３１，下横糸３２の間にスラット留め具１を差し込
む。次いでスラット留め具１の縁部に設けられた二箇所
の切り欠き１３に、ラダーテープ３の下横糸３２を中心
部分は留め具１の上側に、下横糸３２の両端部分はは留
め具１の下側に位置するとともに、ラダーテープ３が留
め具１の膨出部１２にも位置するように挿入する。この
ようにスラット留め具１とラダーテープ３とを組み立て
た後、スラット留め具１のスラット係止爪１１にスラッ
ト２を係止し、組み立てが完了する。
【００１３】他の組立て例として、上横糸３１，下横糸
３２をひとまとめにしてスラット留め具１の二箇所の切
り欠き１３に挿入してもよいし、横糸が一本で構成され
ている場合も同様に挿入すればよい。
３２をひとまとめにしてスラット留め具１の二箇所の切
り欠き１３に挿入してもよいし、横糸が一本で構成され
ている場合も同様に挿入すればよい。
【００１４】
【発明の効果】以上詳述したごとく、本発明ブラインド
は、スラットの幅にほぼ等しくなされた方形板状のスラ
ット留め具のスラットの長手方向と平行の縁部にはスラ
ットが係止されるスラット係止爪が突設されるととも
に、該縁部には膨出部が形成され、留め具の縁部からス
ラットの長手方向と平行となされた切り欠きが二箇所設
けられ、ラダーテープの下横糸が該二箇所の切り欠きを
介して中心部分は留め具本体の上側に、下横糸の両端は
留め具本体の下側に位置するとともに、ラダーテープが
留め具の膨出部にも位置するように挿入されるので、ス
ラット係止爪に係止されたスラットとラダーテープとが
膨出部により隔離され、ラダーテープの特に下横糸がス
ラットのエッジで擦り切れて破損することがない。
は、スラットの幅にほぼ等しくなされた方形板状のスラ
ット留め具のスラットの長手方向と平行の縁部にはスラ
ットが係止されるスラット係止爪が突設されるととも
に、該縁部には膨出部が形成され、留め具の縁部からス
ラットの長手方向と平行となされた切り欠きが二箇所設
けられ、ラダーテープの下横糸が該二箇所の切り欠きを
介して中心部分は留め具本体の上側に、下横糸の両端は
留め具本体の下側に位置するとともに、ラダーテープが
留め具の膨出部にも位置するように挿入されるので、ス
ラット係止爪に係止されたスラットとラダーテープとが
膨出部により隔離され、ラダーテープの特に下横糸がス
ラットのエッジで擦り切れて破損することがない。
【００１５】また本発明ブラインドは、二箇所の切り欠
きがスラット留め具のスラットの長手方向と直交する縁
部からスラットの長手方向と平行に形成されてなる場合
は、ラダーテープの横糸を二箇所の切り欠きに同時に平
行に挿入することができ、組立が容易である。
きがスラット留め具のスラットの長手方向と直交する縁
部からスラットの長手方向と平行に形成されてなる場合
は、ラダーテープの横糸を二箇所の切り欠きに同時に平
行に挿入することができ、組立が容易である。
【００１６】さらに本発明ブラインドは、二箇所の切り
欠きがスラット留め具の係止爪が形成された側の縁部か
ら鈎型に形成されてなる場合は、該鈎型に形成された切
り欠きに挿入されたラダーテープの横糸はブラインドの
使用中にスラットが多少ずれてもはずれがたい。
欠きがスラット留め具の係止爪が形成された側の縁部か
ら鈎型に形成されてなる場合は、該鈎型に形成された切
り欠きに挿入されたラダーテープの横糸はブラインドの
使用中にスラットが多少ずれてもはずれがたい。
【図１】本発明ブラインドの一実施例の斜視図である。
【図２】本発明ブラインドの一実施例の断面図である。
【図３】本発明ブラインドの他の実施例の斜視図であ
る。
る。
【図４】本発明ブラインドの他の実施例の断面図であ
る。
る。
１ スラット留め具 １１ スラット係止爪 １２ 膨出部 １３ 切り欠き １４ 空所 ２ スラット ３ ラダーテープ ３１ 上横糸 ３２ 下横糸 ４ リフトコード
Claims (3)
- 【請求項１】 スラットの幅にほぼ等しくなされた方形
板状のスラット留め具のスラットの長手方向と平行の縁
部には、スラットが係止されるスラット係止爪が突設さ
れるとともに、該縁部には膨出部が形成され、留め具の
縁部からスラットの長手方向と平行となされた切り欠き
が二箇所設けられ、ラダーテープの横糸が該二箇所の切
り欠きを介して中心部分は留め具の上側に、横糸の両端
部分は留め具の下側に位置するとともに、ラダーテープ
が留め具の膨出部にも位置するように挿入されてなるブ
ラインド。 - 【請求項２】二箇所の切り欠きがスラット留め具のスラ
ットの長手方向と直交する縁部からスラット２の長手方
向と平行に形成されてなる請求項１記載のブラインド。 - 【請求項３】二箇所の切り欠きがスラット留め具の係止
爪１１が形成された側の縁部から鈎型に形成されてなる
請求項１記載のブラインド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7774998A JPH11270254A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ブラインド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7774998A JPH11270254A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ブラインド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270254A true JPH11270254A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13642581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7774998A Pending JPH11270254A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ブラインド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270254A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014029080A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Nichibei Co Ltd | ブラインド用スラット固定装置 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP7774998A patent/JPH11270254A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014029080A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Nichibei Co Ltd | ブラインド用スラット固定装置 |
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