JPH11266184A - 干渉信号除去装置及び方法 - Google Patents

干渉信号除去装置及び方法

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JPH11266184A
JPH11266184A JP10085139A JP8513998A JPH11266184A JP H11266184 A JPH11266184 A JP H11266184A JP 10085139 A JP10085139 A JP 10085139A JP 8513998 A JP8513998 A JP 8513998A JP H11266184 A JPH11266184 A JP H11266184A
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JP
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likelihood
signal
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JP10085139A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Uesugi
充 上杉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の性能を得るのに干渉除去動作を繰り返
さずに干渉を除去する干渉除去装置を提供する。 【解決手段】 コード毎に整合フィルタ105と識別器107
からなる一般的なCDMA用復調部を備えると共にそれ
ぞれに尤度計算器108を備え、さらに、仮判定値を蓄え
るバッファ103と、尤度を蓄えるバッファ109と、尤度に
よって順位を決定する順位決定器110と、決定した順番
に従って再拡散を行なう再拡散器111と、受信信号を遅
延させる遅延器102と、遅延データから再拡散結果を減
ずる減算器112と、当該シンボルのうち順位の上位のみ
を選択する再復調シンボル選択器120を備え、順位更新
時にここで選択されたシンボルのみを使用することで、
演算量を削減する。また再復調シンボル選択器120の構
成を変更することにより、ランキングの回数を削減して
更に演算量を低減させることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDMA移動通信におい
て用いられる干渉信号除去装置及び方法に関し、特に干
渉を抑圧することで通信できる容量を増加させるよう構
成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、干渉信号除去装置としては、特開
平7-131382および特開平7-273713などに提案されている
ものが知られている。
【0003】これらの例は、干渉除去動作を数回繰り返
すことによって徐々に精度を高めて行くというものであ
り、複数ユーザの相互干渉を除去して行くことで、誤り
率を改善し、容量の増加を図っている。
【0004】図4は、従来の干渉除去装置の構成を示す
ブロック図である。図4において、受信信号1は、遅延
器2と整合フィルタ9に入力される。整合フィルタ9の
出力は係数乗算器10で入力信号の相互相関行列の固有値
λを乗ぜられ、1段目相関除去回路7に入り、再拡散器
11と遅延器13に入る。また、再拡散器11の出力は減算器
12で遅延器2の出力から減ぜられる。
【0005】複数のコードを使用する場合には全部のコ
ードについて減算を行なう。この結果は逆拡散器14を経
て係数乗算器15で入力信号の相互相関行列の固有値λを
乗ぜられ、遅延器13の出力と加算器16で加えられて1段
目復調結果17となる。
【0006】遅延器1の出力は遅延器3を経て1段目遅
延受信信号4となる。M段目相関除去回路8は、1段目
相関除去回路7のあとに従属に接続される。M段目入力
信号5は、M段目復調入力18とともにM段目相関除去回
路8に入力され、M段目相関除去回路8からM段目遅延
信号6と、M段目復調結果19が出力される。
【0007】図4を基に従来例の動作を説明する。受信
信号1はCDMAの多重された信号である。整合フィルタ9
は、各ユーザの拡散コードで相関をとることにより、他
のユーザの信号及び熱雑音を抑制して当該ユーザの信号
を取り出す。これらの値は係数乗算器10で入力信号にお
ける各ユーザ間の相互相関行列の固有値λを乗ぜられ、
再拡散器11で再拡散される。この値はまた、遅延器13に
入る。
【0008】各ユーザの再拡散後の信号は、受信信号1
を遅延器2で遅延させた信号から、減算器12で差し引か
れる。これを更に逆拡散器14で逆拡散した結果は、係数
乗算器15で入力信号の相互相関行列の固有値λを乗ぜら
れ、遅延器13の出力と加算器16で加えられて1段目復調
結果17となる。この値はユーザ数分だけ存在する。
【0009】遅延器2の出力は更に遅延器3で遅延され
て1段目遅延受信信号4となる。遅延器2の出力と乗算
器10の出力を入力とし、1段目遅延受信信号4と1段目
復調結果17を出力とするブロックは1段目相関除去回路
7である。
【0010】M段目相関除去回路8は1段目相関除去回
路7と同様の構成であり、1段目相関除去回路7のあと
に従属に接続される。従属接続する段数が多いほど性能
は向上するので、通常は性能を出すために2つか3つ程
度以上接続される。
【0011】このように、従来の干渉信号除去装置でも
干渉を抑圧でき、容量の増加が達成できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、所望の性能を得るには干渉除去動作を繰り返
す必要があり、逆拡散や拡散のような演算量の多い処理
を繰り返すため、演算量が膨大となり、実現が困難にな
るという問題があった。
【0013】そこで本件出願人は、前記従来の問題を解
決するために特許出願(特願平8-295922号)を行なった
ところであるが、これをさらに改良すべく本発明を提案
するに至ったものであり、先の出願と同様に、所望の性
能を得るのに干渉除去動作を繰り返すための演算量を削
減して干渉を除去する干渉除去装置及び方法を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、単位時間内
で、全ユーザの全シンボルを仮判定してシンボル毎に尤
度を付加し、その確からしいものから順に順位をつけて
復号し、残りの信号からレプリカを差し引くことで、ス
テージを繰り返さなくても所望の性能が得られるように
したものにおいて、当該シンボルのうち順位の上位のみ
を選択する再復調シンボル選択器を備え、順位更新時に
ここで選択されたシンボルのみを使用することで、演算
量を削減するよう構成したものである。そしてこのよう
に構成することで、ロングコードを用いる場合、遅延波
が存在する場合、特に上り回線で問題になるユーザ毎に
タイミングが異なる場合などにおいても良好に動作す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、コード毎に整合フィルタと識別器からなる一般的な
CDMA用復調部を備えると共にそれぞれに尤度計算器
を備え、さらに、仮判定値を蓄えるバッファと、尤度を
蓄えるバッファと、尤度によって順位を決定する順位決
定器と、決定した順番に従って再拡散を行なう再拡散器
と、受信信号を遅延させる遅延器と、遅延データから再
拡散結果を減ずる減算器と、当該シンボルのうち順位の
上位のみを選択する再復調シンボル選択器を備え、順位
更新時にここで選択されたシンボルのみを使用すること
で、演算量を削減することを特徴とする干渉信号除去装
置としたものであり、順位更新時にここで選択されたシ
ンボルのみを使用することで、演算量を削減することが
できるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、前記再
復調シンボル選択器に代えて、最上位シンボル除外機能
を付加した最上位シンボル除外機能付き再復調シンボル
選択器を備え、当該シンボルの中で最上位のシンボルが
ある場合はこれを除外し、残ったシンボルの中から順位
の上位のシンボルのみを選択し、順位更新時にここで選
択されたシンボルのみを使用することで、演算量を削減
することを特徴とする請求項1に記載の干渉信号除去装
置としたものであり、当該シンボルの中で最上位のシン
ボルがある場合はこれを除外し、残ったシンボルの中か
ら順位の上位のシンボルのみを選択し、順位更新時にこ
こで選択されたシンボルのみを使用することで、演算量
を削減することができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項3に記載の発明は、コード
毎に整合フィルタと識別器からなる一般的なCDMA用
復調部を備えると共にそれぞれに尤度計算器を備え、さ
らに、仮判定値を蓄えるバッファと、尤度を蓄えるバッ
ファと、尤度によって順位を決定する順位決定器と、決
定した順番に従って再拡散を行なう再拡散器と、受信信
号を遅延させる遅延器と、遅延データから再拡散結果を
減ずる減算器と、再順位決定選択スイッチを備え、最初
の順位決定を行なった後再度の順位決定を行なわないこ
とで、演算量を削減することを特徴とする干渉信号除去
装置としたものであり、最初の順位決定を行なった後再
度の順位決定を行なわないことで、演算量を削減するこ
とができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項4に記載の発明は、ある区
間(例えば1スロットの区間)における全てのユーザの
全ての信号を通常のCDMAと同じ方法で受信・識別して仮
判定値とする段階と、識別前の信号および識別後の信号
を尤度計算する段階と、計算した尤度値の大小比較を行
ない、最も尤度の高いものから順に順位付けを行なう段
階と、順位の一番高いものはそのまま仮判定値を復調デ
ータとして出力するとともに仮判定値をもとに再拡散さ
れ、遅延された受信信号から差し引かれ干渉除去後の信
号を得る段階と、仮判定値を再拡散したときにその影響
が及ぶシンボル(当該シンボル)中の上位のシンボルを
選択し、そのシンボルについてのみ再度復調して順位を
付け替える段階を含むことを特徴とする干渉信号除去方
法としたものであり、順位更新時にここで選択されたシ
ンボルのみを使用することで、演算量を削減することが
できるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項5に記載の発明は、ある区
間(例えば1スロットの区間)における全てのユーザの
全ての信号を通常のCDMAと同じ方法で受信・識別して仮
判定値とする段階と、識別前の信号および識別後の信号
を尤度計算する段階と、計算した尤度値の大小比較を行
ない、最も尤度の高いものから順に順位付けを行なう段
階と、順位の一番高いものはそのまま仮判定値を復調デ
ータとして出力するとともに仮判定値をもとに再拡散さ
れ、遅延された受信信号から差し引かれ干渉除去後の信
号を得る段階と、仮判定値を再拡散したときにその影響
が及ぶシンボル(当該シンボル)中の最上位のシンボル
がある場合はこれを除外し、残ったシンボルの中から順
位の上位のシンボルのみを選択し、そのシンボルについ
てのみ再度復調して順位を付け替える段階を含むことを
特徴とする干渉信号除去方法としたものであり、当該シ
ンボルの中で最上位のシンボルがある場合はこれを除外
し、残ったシンボルの中から順位の上位のシンボルのみ
を選択し、順位更新時にここで選択されたシンボルのみ
を使用することで、演算量を削減することができるとい
う作用を有する。
【0020】本発明の請求項6に記載の発明は、ある区
間(例えば1スロットの区間)における全てのユーザの
全ての信号を通常のCDMAと同じ方法で受信・識別して仮
判定値とする段階と、識別前の信号および識別後の信号
を尤度計算する段階と、計算した尤度値の大小比較を行
ない、最も尤度の高いものから順に順位付けを行なう段
階と、この順位付けを更新させないようにする段階と、
順位の一番高いものはそのまま仮判定値を復調データと
して出力するとともに仮判定値をもとに再拡散され、遅
延された受信信号から差し引かれ干渉除去後の信号を得
る段階を含むことを特徴とする干渉信号除去方法とした
ものであり、最初の順位決定を行なった後再度の順位決
定を行なわないことで、演算量を削減することができる
という作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態の干渉信号除去装置の概略構成を示すブロ
ック図である。図1において、選択スイッチ114によっ
て受信信号101或いは干渉除去後の信号113が選択され
る。選択された信号は遅延器102と整合フィルタ105に入
り、整合フィルタ105の出力はRAKE合成器106を経て識別
器107と尤度計算器108に入る。識別器107の出力は尤度
計算器108と判定値バッファ103に入る。尤度計算器108
の出力は、尤度バッファ109に入り、その出力は順位決
定路110に入り、その出力と判定値バッファ103の出力は
再拡散器111に入り、その出力と遅延器102の出力は減算
器112に入る。また、判定値バッファ103からは復調デー
タ104が出力される。また、再復調シンボル選択器120は
順位決定器110で決定された順位と、再拡散されたシン
ボルから、再復調すべきシンボルのみを選択して順位決
定器110を制御する。
【0023】次に本発明の干渉信号除去装置の動作につ
いて説明する。
【0024】図1において、最初に選択スイッチ114は
受信信号101を選択し、ユーザ毎に整合フィルタ105で拡
散コードと相関を取ることによって、他のユーザや熱雑
音を抑圧して当該ユーザの信号を取り出す。更にRAKE合
成器106でRAKE合成を行なって品質を向上させる。この
結果を識別器107で硬判定する。
【0025】通常のCDMA受信機はこの結果を受信結果と
する。ところが、複数ユーザの拡散コードが互いに直交
していない場合は、整合フィルタ105で完全に分離でき
ない。また、遅延波が存在する場合は時間相関が影響す
る。更にユーザ毎にタイミングが異なる場合は拡散コー
ドが互いに直交していても、時間相関まで0でなければ
干渉が生じる。これらの要因で、識別器107の出力は、
ユーザが多いほど品質が劣化する。
【0026】本発明の第1の実施の形態においては、ま
ず、ある区間(例えば1スロットの区間)における全て
のユーザの全ての信号を通常のCDMAと同じ方法で受信
し、識別器107の出力を判定値バッファ103に格納する。
また、識別器107の入力と出力は尤度計算器108に入り、
その尤度が計算される。尤度はそのシンボルの確からし
さを表す指標で、識別器107の入出力のユークリッド距
離を使用するなど、本件出願人による先の出願、特願平
8-295922号の第2、第3、第5及び第6の実施の形態に
記載された各尤度計算器により尤度が計算されるもので
ある。
【0027】ある区間における各ユーザの全シンボルに
対する尤度計算器108の出力は尤度バッファ109に入り、
順位決定器110でその大小比較を行ない、最も尤度の高
いものから順に順位付けが行なわれる。
【0028】順位の一番高いものはそのまま仮判定値を
復調データ104として出力するとともに再拡散器111で、
識別器107で仮判定した値をもとに再拡散され、遅延器1
02で遅延された受信信号から減算器112で差し引かれ干
渉除去後の信号113が得られる。仮判定値が正しけれ
ば、そのシンボルが影響する干渉が完全に除去される。
このあとは、選択スイッチ114は干渉除去後の信号113の
側を選ぶ。
【0029】前記で仮判定値を再拡散したときにその影
響が及ぶシンボルについてのみ前記と同じ演算を再度行
ない、識別器107の結果を判定値バッファ103に、尤度計
算器108の出力を尤度バッファ109に格納するが、その
際、当該の全てのシンボルの復調は行なわず、後述する
再復調シンボル選択器120で選択したシンボルのみ再復
調する。
【0030】この後で、順位決定器110でその大小比較
を行ない、最も尤度の高いものから順に順位付けが行な
われる。ただし、このときに最初に選ばれたシンボルは
除外する。
【0031】なお、本件出願人による先の出願、特願平
8-295922号の第1の実施の形態では、前記で仮判定値を
再拡散したときにその影響が及ぶシンボル(当該シンボ
ルと呼ぶ)全てについて再度復調して順位を付け替える
が、順位決定器110の結果から、再復調シンボル選択器1
20は当該シンボル中の上位のシンボル(例えば当該シン
ボルの中で最上位の1つのみ)を選択し、そのシンボル
についてのみ再度復調して順位を付け替えることとす
る。このことで演算量の削減が図れる。
【0032】このようにして順位を付け替えた結果、順
位の一番高いものはそのまま仮判定値を復調データ104
として出力するとともに再拡散器111で、識別器107で仮
判定した値をもとに、回線のインパルス応答を使用して
再拡散され、遅延器102で遅延された受信信号から減算
器112で差し引かれ干渉除去後の信号113が得られる。こ
の時点で、2つのシンボルの干渉が除去されたことにな
る。以降、全シンボルに対してこの演算を行なう。
【0033】回線のインパルス応答の推定はRAKE受信に
必要なため、既存のCDMA受信機でも行なっている方法を
そのまま用いる。尤度の最も高いシンボルは、品質が良
いために正しい確率が高いので、再拡散後の信号を引く
ことで精度の高い干渉除去が可能となる。
【0034】また、ロングコードを使用している場合
は、シンボル毎に干渉量が異なるために、たくさんのシ
ンボルの中には偶然ほとんど干渉がないものが生じる可
能性が高く、そのようなシンボルの仮判定後の品質は大
変良いため、本装置ではステージ数を重ねて品質を向上
させることなしに所望の品質が得られるのである。
【0035】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態の干渉信号除去装置の概略構成を示すブロ
ック図である。図2において、選択スイッチ114によっ
て受信信号101或いは干渉除去後の信号113が選択され
る。選択された信号は遅延器102と整合フィルタ105に入
り、整合フィルタ105の出力はRAKE合成器106を経て識別
器107と尤度計算器108に入る。識別器107の出力は尤度
計算器108と判定値バッファ103に入る。尤度計算器108
の出力は、尤度バッファ109に入り、その出力は順位決
定路110に入り、その出力と判定値バッファ103の出力は
再拡散器111に入り、その出力と遅延器102の出力は減算
器112に入る。また、判定値バッファ103からは復調デー
タ104が出力される。また、最上位シンボル除外機能付
き再復調シンボル選択器130は順位決定器110で決定され
た順位と、再拡散されたシンボルから、再復調すべき最
上位のシンボル以外のシンボルのみを選択して順位決定
器110を制御する。
【0036】次に本発明の干渉信号除去装置の動作につ
いて説明する。
【0037】図2において、最初に選択スイッチ114は
受信信号101を選択し、ユーザ毎に整合フィルタ105で拡
散コードと相関を取ることによって、他のユーザや熱雑
音を抑圧して当該ユーザの信号を取り出す。更にRAKE合
成器106でRAKE合成を行なって品質を向上させる。この
結果を識別器107で硬判定する。
【0038】通常のCDMA受信機はこの結果を受信結果と
する。ところが、複数ユーザの拡散コードが互いに直交
していない場合は、整合フィルタ105で完全に分離でき
ない。また、遅延波が存在する場合は時間相関が影響す
る。更にユーザ毎にタイミングが異なる場合は拡散コー
ドが互いに直交していても、時間相関まで0でなければ
干渉が生じる。これらの要因で、識別器107の出力は、
ユーザが多いほど品質が劣化する。
【0039】本発明の第2の実施の形態においては、ま
ず、ある区間(例えば1スロットの区間)における全て
のユーザの全ての信号を通常のCDMAと同じ方法で受信
し、識別器107の出力を判定値バッファ103に格納する。
また、識別器107の入力と出力は尤度計算器108に入り、
その尤度が計算される。尤度はそのシンボルの確からし
さを表す指標で、識別器107の入出力のユークリッド距
離を使用するなど、本件出願人による先の出願、特願平
8-295922号の第2、第3、第5及び第6の実施の形態に
記載された各尤度計算器により尤度が計算されるもので
ある。
【0040】ある区間における各ユーザの全シンボルに
対する尤度計算器108の出力は尤度バッファ109に入り、
順位決定器110でその大小比較を行ない、最も尤度の高
いものから順に順位付けが行なわれる。
【0041】順位の一番高いものはそのまま仮判定値を
復調データ104として出力するとともに再拡散器111で、
識別器107で仮判定した値をもとに再拡散され、遅延器1
02で遅延された受信信号から減算器112で差し引かれ干
渉除去後の信号113が得られる。仮判定値が正しけれ
ば、そのシンボルが影響する干渉が完全に除去される。
このあとは、選択スイッチ114は干渉除去後の信号113の
側を選ぶ。
【0042】前記で仮判定値を再拡散したときにその影
響が及ぶシンボルについてのみ前記と同じ演算を再度行
ない、識別器107の結果を判定値バッファ103に、尤度計
算器108の出力を尤度バッファ109に格納するが、その
際、当該の全てのシンボルの復調は行なわず、後述する
最上位シンボル除外機能付き再復調シンボル選択器130
で選択されたシンボルのみ再復調する。
【0043】この後で、順位決定器110でその大小比較
を行ない、最も尤度の高いものから順に順位付けが行な
われる。ただし、このときに最初に選ばれたシンボルは
除外する。
【0044】なお、本件出願人による先の出願、特願平
8-295922号の第1の実施の形態では、前記で仮判定値を
再拡散したときにその影響が及ぶシンボル(当該シンボ
ルと呼ぶ)全てについて再度復調して順位を付け替える
が、順位決定器110の結果から、最上位シンボル除外機
能付き再復調シンボル選択器130は当該シンボル中の上
位のシンボル(例えば当該シンボルの中で最上位の1つ
のみ)を選択し、そのシンボルについてのみ再度復調し
て順位を付け替えることとする。このとき、全シンボル
中の最上位のシンボルは、既にその時点で品質が良いと
期待できるので、それを除外することで、下位の順位の
当該シンボルの中から再度復調して順位を更新するシン
ボルを選択でき、性能の向上が期待できる。また、この
ような判定は演算量にはほとんんど影響がないので、上
記第1の実施の形態と同程度に演算量の削減が図れる。
【0045】このようにして順位を付け替えた結果、順
位の一番高いものはそのまま仮判定値を復調データ104
として出力するとともに再拡散器111で、識別器107で仮
判定した値をもとに、回線のインパルス応答を使用して
再拡散され、遅延器102で遅延された受信信号から減算
器112で差し引かれ干渉除去後の信号113が得られる。こ
の時点で、2つのシンボルの干渉が除去されたことにな
る。以降、全シンボルに対してこの演算を行なう。
【0046】回線のインパルス応答の推定はRAKE受信に
必要なため、既存のCDMA受信機でも行なっている方法を
そのまま用いる。尤度の最も高いシンボルは、品質が良
いために正しい確率が高いので、再拡散後の信号を引く
ことで精度の高い干渉除去が可能となる。
【0047】また、ロングコードを使用している場合
は、シンボル毎に干渉量が異なるために、たくさんのシ
ンボルの中には偶然ほとんど干渉がないものが生じる可
能性が高く、そのようなシンボルの仮判定後の品質は大
変良いため、本装置ではステージ数を重ねて品質を向上
させることなしに所望の品質が得られるのである。
【0048】(第3の実施の形態)図3は本発明の第3
の実施の形態の干渉信号除去装置の概略構成を示すブロ
ック図である。図3において、選択スイッチ114によっ
て受信信号101或いは干渉除去後の信号113が選択され
る。選択された信号は遅延器102と整合フィルタ105に入
り、整合フィルタ105の出力はRAKE合成器106を経て識別
器107と尤度計算器108に入る。識別器107の出力は尤度
計算器108と判定値バッファ103に入る。尤度計算器108
の出力は、尤度バッファ109に入り、その出力は再順位
決定選択スイッチ140を介して順位決定路110に入り、そ
の出力と判定値バッファ103の出力は再拡散器111に入
り、その出力と遅延器102の出力は減算器112に入る。ま
た、判定値バッファ103からは復調データ104が出力され
る。
【0049】次に本発明の干渉信号除去装置の動作につ
いて説明する。
【0050】図3において、最初に選択スイッチ114は
受信信号101を選択し、ユーザ毎に整合フィルタ105で拡
散コードと相関を取ることによって、他のユーザや熱雑
音を抑圧して当該ユーザの信号を取り出す。更にRAKE合
成器106でRAKE合成を行なって品質を向上させる。この
結果を識別器107で硬判定する。
【0051】通常のCDMA受信機はこの結果を受信結果と
する。ところが、複数ユーザの拡散コードが互いに直交
していない場合は、整合フィルタ105で完全に分離でき
ない。また、遅延波が存在する場合は時間相関が影響す
る。更にユーザ毎にタイミングが異なる場合は拡散コー
ドが互いに直交していても、時間相関まで0でなければ
干渉が生じる。これらの要因で、識別器107の出力は、
ユーザが多いほど品質が劣化する。
【0052】本発明の第3の実施の形態においては、ま
ず、ある区間(例えば1スロットの区間)における全て
のユーザの全ての信号を通常のCDMAと同じ方法で受信
し、識別器107の出力を判定値バッファ103に格納する。
また、識別器107の入力と出力は尤度計算器108に入り、
その尤度が計算される。尤度はそのシンボルの確からし
さを表す指標で、識別器107の入出力のユークリッド距
離を使用するなど、本件出願人による先の出願、特願平
8-295922号の第2、第3、第5及び第6の実施の形態に
記載された各尤度計算器により尤度が計算されるもので
ある。
【0053】ある区間における各ユーザの全シンボルに
対する尤度計算器108の出力は尤度バッファ109に入り、
このとき再順位決定選択スイッチ140がONの状態なの
で、尤度バッファ109の出力に対して順位決定器110でそ
の大小比較を行ない、最も尤度の高いものから順に順位
付けが行なわれる。
【0054】順位の一番高いものはそのまま仮判定値を
復調データ104として出力するとともに再拡散器111で、
識別器107で仮判定した値をもとに再拡散され、遅延器1
02で遅延された受信信号から減算器112で差し引かれ干
渉除去後の信号113が得られる。仮判定値が正しけれ
ば、そのシンボルが影響する干渉が完全に除去される。
このあとは、選択スイッチ114は干渉除去後の信号113の
側を選ぶ。
【0055】上記第1および第2の実施の形態では、前
記で仮判定値を再拡散したときにその影響が及ぶシンボ
ルについてのみ前記と同じ演算を再度行ない、識別器10
7の結果を判定値バッファ103に、尤度計算器108の出力
を尤度バッファ109に格納するが、本実施の形態ではこ
の復調は行なわない。
【0056】この後で、本件出願人による先の出願、特
願平8-295922号の第1乃至第6の実施の形態および上記
第1、第2の実施の形態では、順位決定器110でその大
小比較を行ない、最も尤度の高いものから順に順位付け
が行なわれるが、本実施の形態では、再順位決定選択ス
イッチ140がOFFとなり、このあとの順位を更新しな
い。このことにより、上記第1及び第2の実施の形態よ
りも更に演算量の削減が図れる。
【0057】このようにして、最初の順位通りに演算を
行ない、復調が終了したシンボルを除外した結果の順位
の一番高いものはそのまま仮判定値を復調データ104と
して出力するとともに再拡散器111で、識別器107で仮判
定した値をもとに、回線のインパルス応答を使用して再
拡散され、遅延器102で遅延された受信信号から減算器1
12で差し引かれ干渉除去後の信号113が得られる。この
時点で、2つのシンボルの干渉が除去されたことにな
る。以降、全シンボルに対してこの演算を行なう。
【0058】回線のインパルス応答の推定はRAKE受信に
必要なため、既存のCDMA受信機でも行なっている方法を
そのまま用いる。尤度の最も高いシンボルは、品質が良
いために正しい確率が高いので、再拡散後の信号を引く
ことで精度の高い干渉除去が可能となる。
【0059】また、ロングコードを使用している場合
は、シンボル毎に干渉量が異なるために、たくさんのシ
ンボルの中には偶然ほとんど干渉がないものが生じる可
能性が高く、そのようなシンボルの仮判定後の品質は大
変良いため、本装置ではステージ数を重ねて品質を向上
させることなしに所望の品質が得られるのである。
【0060】
【発明の効果】以上に説明したことから明らかなように
本発明は、CDMA移動通信において、コード間の干渉を抑
圧することで、許容加入者数を増大させることができ
る。コード間が非同期である場合、拡散コードがロング
コードである場合、遅延波が存在する場合などにおいて
も効果がある。また、ランキングの回数を削減して更に
演算量を削減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の干渉除去装置の構
成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態の干渉除去装置の構
成を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態の干渉除去装置の構
成を示すブロック図、
【図4】従来例の干渉除去装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1、101 受信信号 2、3、13、102 遅延器 4 1段目遅延受信信号 5 M段目入力信号 6 M段目遅延信号 7 1段目相関除去回路 8 M段目相関除去回路 9、105 整合フィルタ 10、 15 係数乗算器 11、111 再拡散器 12、112 減算器 14 逆拡散器 16 加算器 17 1段目復調結果 18 M段目復調入力 19 M段目復調結果 103 判定値バッファ 104 復調データ 106 RAKE合成器 107 識別器 108 尤度計算器 109 尤度バッファ 110 順位決定器 113 干渉除去後の信号 114 選択スイッチ 120 再復調シンボル選択器 130 最上位シンボル除外機能付き再復調シンボル選択
器 140 再順位決定選択スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード毎に整合フィルタと識別器からな
    る一般的なCDMA用復調部を備えると共にそれぞれに
    尤度計算器を備え、さらに、仮判定値を蓄えるバッファ
    と、尤度を蓄えるバッファと、尤度によって順位を決定
    する順位決定器と、決定した順番に従って再拡散を行な
    う再拡散器と、受信信号を遅延させる遅延器と、遅延デ
    ータから再拡散結果を減ずる減算器と、当該シンボルの
    うち順位の上位のみを選択する再復調シンボル選択器を
    備え、順位更新時にここで選択されたシンボルのみを使
    用することで、演算量を削減することを特徴とする干渉
    信号除去装置。
  2. 【請求項2】 前記再復調シンボル選択器に代えて、最
    上位シンボル除外機能を付加した最上位シンボル除外機
    能付き再復調シンボル選択器を備え、当該シンボルの中
    で最上位のシンボルがある場合はこれを除外し、残った
    シンボルの中から順位の上位のシンボルのみを選択し、
    順位更新時にここで選択されたシンボルのみを使用する
    ことで、演算量を削減することを特徴とする請求項1に
    記載の干渉信号除去装置。
  3. 【請求項3】 コード毎に整合フィルタと識別器からな
    る一般的なCDMA用復調部を備えると共にそれぞれに
    尤度計算器を備え、さらに、仮判定値を蓄えるバッファ
    と、尤度を蓄えるバッファと、尤度によって順位を決定
    する順位決定器と、決定した順番に従って再拡散を行な
    う再拡散器と、受信信号を遅延させる遅延器と、遅延デ
    ータから再拡散結果を減ずる減算器と、再順位決定選択
    スイッチを備え、最初の順位決定を行なった後再度の順
    位決定を行なわないことで、演算量を削減することを特
    徴とする干渉信号除去装置。
  4. 【請求項4】 ある区間(例えば1スロットの区間)に
    おける全てのユーザの全ての信号を通常のCDMAと同じ方
    法で受信・識別して仮判定値とする段階と、識別前の信
    号および識別後の信号を尤度計算する段階と、計算した
    尤度値の大小比較を行ない、最も尤度の高いものから順
    に順位付けを行なう段階と、順位の一番高いものはその
    まま仮判定値を復調データとして出力するとともに仮判
    定値をもとに再拡散され、遅延された受信信号から差し
    引かれ干渉除去後の信号を得る段階と、仮判定値を再拡
    散したときにその影響が及ぶシンボル(当該シンボル)
    中の上位のシンボルを選択し、そのシンボルについての
    み再度復調して順位を付け替える段階を含むことを特徴
    とする干渉信号除去方法。
  5. 【請求項5】 ある区間(例えば1スロットの区間)に
    おける全てのユーザの全ての信号を通常のCDMAと同じ方
    法で受信・識別して仮判定値とする段階と、識別前の信
    号および識別後の信号を尤度計算する段階と、計算した
    尤度値の大小比較を行ない、最も尤度の高いものから順
    に順位付けを行なう段階と、順位の一番高いものはその
    まま仮判定値を復調データとして出力するとともに仮判
    定値をもとに再拡散され、遅延された受信信号から差し
    引かれ干渉除去後の信号を得る段階と、仮判定値を再拡
    散したときにその影響が及ぶシンボル(当該シンボル)
    中の最上位のシンボルがある場合はこれを除外し、残っ
    たシンボルの中から順位の上位のシンボルのみを選択
    し、そのシンボルについてのみ再度復調して順位を付け
    替える段階を含むことを特徴とする干渉信号除去方法。
  6. 【請求項6】 ある区間(例えば1スロットの区間)に
    おける全てのユーザの全ての信号を通常のCDMAと同じ方
    法で受信・識別して仮判定値とする段階と、識別前の信
    号および識別後の信号を尤度計算する段階と、計算した
    尤度値の大小比較を行ない、最も尤度の高いものから順
    に順位付けを行なう段階と、この順位付けを更新させな
    いようにする段階と、順位の一番高いものはそのまま仮
    判定値を復調データとして出力するとともに仮判定値を
    もとに再拡散され、遅延された受信信号から差し引かれ
    干渉除去後の信号を得る段階を含むことを特徴とする干
    渉信号除去方法。
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