JPH11265429A - Icキャリア - Google Patents

Icキャリア

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JPH11265429A
JPH11265429A JP6695698A JP6695698A JPH11265429A JP H11265429 A JPH11265429 A JP H11265429A JP 6695698 A JP6695698 A JP 6695698A JP 6695698 A JP6695698 A JP 6695698A JP H11265429 A JPH11265429 A JP H11265429A
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JP
Japan
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carrier
contact type
contact
card
base material
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JP6695698A
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English (en)
Inventor
Seiichi Nishikawa
誠一 西川
Yasushi Kudo
靖 工藤
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 用途や種類を容易に識別することができ、間
違ったシステムで使用することを防止できるICキャリ
アを提供する。 【解決手段】 非接触型IC13とアンテナコイル14
とを有するICモジュール12と、ICモジュール12
を搭載するキャリア基材11とを備えたICキャリア1
0において、キャリア基材11は、非接触型IC13に
格納されるアプリケーション毎に、異なる外形形状であ
る。このとき、非接触型ICに格納される1つのアプリ
ケーションに対して、種別毎に異なる外形形状としても
よいし、アプリケーションの内容に対応する外形形状と
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部処理装置との
通信を非接触で行うことができるICキャリアに関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種のICキャリアは、カード基
材にICを搭載したICカードが一般的である。このI
Cカードには、接触型と非接触型とがある。接触型IC
カードは、ICモジュールと外部処理装置との間の情報
交換を、電気的かつ機械的に接続する接続用の接触端子
を介して行う。これに対して、非接触型ICカードは、
非接触型ICモジュールと外部処理装置との間の情報交
換を、電磁誘導を利用して非接触方式で行う。特に、I
Cカード内のIC回路の駆動電力が電磁誘導で供給さ
れ、バッテリを内蔵しない非接触型ICカードの需要が
高くなっている。この非接触型ICカードは、現状磁気
カードとして利用されている交通乗車券,定期券,公衆
電話カードなどの次世代カードに使われている若しくは
使われようとしている。
【0003】一方、接触型又は非接触型ICカードは、
通常、カード基材がISO規格の54×86mmの平面
寸法である。厚さは、通常0.8mmであるが、0.5
mm,0.25mmなどの薄型も開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなI
Cカードは、1人当たり複数枚持ち歩くことが考えら
れ、前述した規格に適合しているので、扱いやすい反
面、カード上の文字を読むことによって、用途(アプリ
ケーション)や種類(金種など)を識別しなければなら
ず、間違って使用される可能性もある。
【0005】また、カードによっては、切り欠きが設け
られているものもあるが、挿入方向などを識別するだけ
であり、用途や種類を正確に識別することはできなかっ
た。特に、視覚障害者などにとっては、扱いずらいもの
であった。
【0006】さらに、外国人観光客や子供にとって、カ
ードの文字情報や事前の知識がない場合に、複数種類の
カードを用途や種類に応じて、使い分けることは不可能
に近かった。
【0007】本発明の課題は、用途や種類を容易に識別
することができ、間違ったシステムで使用することを防
止できるICキャリアを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、非接触型ICと、前記非接触型
ICを搭載するキャリア基材とを備えたICキャリアに
おいて、前記キャリア基材は、前記非接触型ICに格納
されるアプリケーション毎に、異なる外形形状であるこ
とを特徴とするICキャリアである。
【0009】請求項2の発明は、非接触型ICと、前記
非接触型ICを搭載するキャリア基材とを備えたICキ
ャリアにおいて、前記キャリア基材は、前記非接触型I
Cに格納される1つのアプリケーションに対して、種別
毎に異なる外形形状であることを特徴とするICキャリ
アである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のICキャリアにおいて、前記キャリア基材は、
その外形形状の平面寸法が、54×86mmの仮想平面
よりも小さいことを特徴とするICキャリアである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のICキャリアにおいて、前
記キャリア基材は、その外形形状が触覚及び/又は視覚
によって判別可能であることを特徴とするICキャリア
である。
【0012】請求項5の発明は、請求項1から請求項5
までのいずれか1項に記載のICキャリアにおいて、前
記キャリア基材は、前記非接触型ICに格納されるアプ
リケーションの内容に対応する外形形状であることを特
徴とするICキャリアである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面などを参照して、本発
明の実施の形態をあげ、さらに詳細に説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明によるICキャリアの
第1実施形態を示す図である。この発明のICキャリア
は、非接触型ICモジュールを搭載しているので、接触
型ICカードや磁気カードと異なり、リーダライタへの
挿入方向に制約されない。すなわち、印刷絵柄などで、
天地・左右・表裏は一応区別できるが、機能的には天地
・左右・表裏の方向性を持たない。
【0014】本実施形態は、この特性を生かしたもので
あり、キャリア基材は、カード形状でなくてもよく、例
えば、11A〜11Dのように、正方形でも、長方形で
も、三角形でも、ハート形でもよい。その形の中に、非
接触ICモジュール12が収まっていればよい。
【0015】このことによって、例えば、ICキャリア
(54×54mmの正方形)10Aを、交通用として使
用し、ICキャリア(40×60mmの長方形)10B
を、電話カード用として使用すれば、外形からどのアプ
リケーションに使用できるかを容易に識別することがで
きる。
【0016】また、本実施形態では、図1(a)〜
(d)に示すように、ICモジュール12(IC13A
〜13Dとアンテナコイル14)が搭載されたキャリア
基材11A〜11Dの形状が異なるICキャリア10A
〜10Dを、1つの群として使用することができる。こ
のICキャリア群10は、乗車券としてのアプリケーシ
ョンが格納されているが、各IC13A〜13Dの中に
は、それぞれ1000円券,3000円券、5000円
券,10000円券としてのバリューが記録されてい
る。このため、キャリア基材11A〜11Dの外形形状
によって、乗車券の種類(金種)を区別することができ
る。
【0017】この実施形態によれば、1つのアプリケー
ション(乗車券)に対して、1000円券,3000円
券などの複数の種類がある場合に、その種類別(金額
別)にキャリア基材11A〜11Dを異なる外形形状と
してあるので、その形状から種類の識別を容易に行うこ
とができる。なお、乗車券の他にも、電話カード,図書
券,文具券などに適用することができる。
【0018】(第2実施形態)図2は、本発明によるI
Cキャリアの第2実施形態を示す図である。本発明のI
Cキャリアは、非接触型のICを搭載しているので、基
本的には、その外形寸法に制約はない。しかし、電話機
などは、縦54mm×横86mmのISO規格カードを
提供したり、図2の破線Pで示すカード挿入ポケットを
有するリーダライタユニットを使用する場合がある。
【0019】そこで、本実施形態のICキャリア60
は、a=54mm,b=86mmの仮想寸法内に収まる
ような形状(形状は任意)のキャリア基材61としたも
のである。このようにすれば、通常のICカードと混在
したシステムを運用することができる。
【0020】(第3実施形態)図3,図4は、本発明に
よるICキャリアの第3実施形態を示す図である。本実
施形態は、内蔵されるICに格納されるアプリケーショ
ンに対応した外形形状のカード基材を用いるようにした
ものである。ICキャリア110は、図3(a)に示す
ように、高速道路等の有料道路用のプリペイド媒体であ
って、外形形状が自動車に成形されたキャリア基材11
1と、キャリア基材111に搭載され、有料道路用のプ
リペイドバリューが記録されたIC113及びそのIC
113と接続され外部処理装置と通信を行うアンテナコ
イル114とからなるICモジュール112等とを備え
ている。このように、キャリア基材111の形状(シル
エット)がアプリケーションの内容に対応しているの
で、その形状を見ただけで、又は、触っただけで、その
アプリケーションを容易に識別することができる。
【0021】キャリア基材111は、図3(b)に示す
ように、印刷層111aを形成することにより、さらに
アプリケーションの識別が容易となる。また、凹凸など
のエンボス111bを設けることにより、さらに識別し
やすくなる。このエンボス111bは、文字でも絵柄で
もよく、また、無色でも有色でもよい。
【0022】本実施形態によれば、以下のような効果が
ある。 (1)盲人,子供,外国人などが複数のアプリケーショ
ンのICキャリアを、容易に使い分けることができる。 (2)目の見えない暗い場所でも識別することができ
る。 (3)複数種類のICキャリアを所持している場合に
も、必要なものを素早く取り出すことができる。 (4)外形形状によって、離れた場所からでも、判別す
ることができる。 (5)外形形状やデザインから、アプリケーションの内
容が推測できる。
【0023】この他にも、乗り物用として、普通車電車
用のICキャリア120A,特急新幹線用のICキャリ
ア120Bとしたり、船舶・フェリー用のICキャリア
130、飛行機用のICキャリア140とすることもで
きる。また、電話用(150A,150B)、レストラ
ンや飲食店などの飲食店用(160,170)、文具用
(180)、書店用(190)などとして使用すること
ができる。この場合に、各形状は、突起がなく、丸みを
もたせたものが好ましい。
【0024】(内部構造)次に、本発明のICキャリア
の内部構造及びその製造方法について説明する。ここで
は、第1実施形態のICキャリア10Aを例にして説明
する。図5は、第1実施形態に係るICキャリアの内部
構造を示す図であって、図5(a)は、展開斜視図、図
5(b)は、図5(a)のB−B断面図である。本実施
形態のICキャリア10Aは、キャリア基材11と、こ
のキャリア基材11に搭載された非接触型ICモジュー
ル12(IC13とアンテナコイル14)などと備えて
いる。キャリア基材11は、平面形状が54×54mm
の正方形をしており、表側樹脂板21と裏側樹脂板22
の多層構造となっている。
【0025】表側樹脂板21は、図5(b)に示すよう
に、軟質塩化ビニール樹脂の透明オーバーシート23
と、白色顔料等の充填材を含有する塩化ビニール樹脂の
白色コア24と、白色コアと同様白色ではあるが白色コ
アよりも物理的性質が透明オーバーシートに近い白色オ
ーバーシート25との3層から構成されている。また、
裏側樹脂板22も同様に、透明オーバーシート23と、
白色コア24と、白色オーバーシート25との3層から
構成されている。なお、白色コア24には、印刷8が施
されている。
【0026】表側樹脂板21と裏側樹脂板22には、非
接触ICモジュール12を装着するための凹部21a,
22aが設けられており、非接触型ICモジュール12
が内部に装着された後に、その表裏面を接着剤9によっ
て接着して、密閉封入されている。
【0027】(製造方法)図6は、第1実施形態に係る
非接触のICキャリアを構成する表側樹脂板11を多面
付けした切削多層大判シート28を製造する工程図であ
る。塩化ビニール樹脂の白色コア24は、大判サイズ
0.5〜0.6t×500〜700×300〜400m
mであって、30枚の非接触型ICキャリア10Aを一
括で製造できる大きさである。この白色コア24は、オ
フセット印刷等の印刷工程51において、所望の印刷が
施される。
【0028】次に、加熱加圧固定工程57において、や
はり大判サイズ0.05〜0.2t×500〜700×
300〜400mmの透明オーバーシート23と、白色
オーバーシート25によって、印刷済みの白色コア24
の上下面をサンドイッチ状に挟んで、熱プレスで加熱加
圧固定し、多層大判シート26を得る。
【0029】熱プレスの条件は、温度が120〜170
℃(好ましくは140〜160℃)、圧力が加圧開始時
から約5分(好ましくは1〜3分)経過時までが毎分当
たり0.5〜2kg/cm2 (好ましくは0.8〜1.
5kg/cm2 )の加圧速度で加圧し、又は、加熱開始
時より2〜5kg/cm2 (好ましくは2.5〜4kg
/cm2 )の一定圧力で加圧し、30秒〜10分(好ま
しくは2〜3分)経過時に10〜30kg/cm2 (好
ましくは20〜28kg/cm2 )の圧力まで昇圧した
上で、10〜30分(好ましくは15〜25分)加熱加
圧し、その後に冷却する条件が適当である。
【0030】次に、切削加工工程59において、彫刻
機、フライス盤等を用いて、非接触ICモジュール12
の形に合わせて切削加工を行って、非接触型のICキャ
リア10Aを構成する1つの表側樹脂板21となる多面
付け切削加工済みの切削多層大判シート(表)28を得
る。この切削加工は、白色コア24上の印刷位置合わせ
マーク33を基準として位置合わせをして行う。この位
置合わせは、印刷位置合わせマーク33を基準に、多層
大判シート26に3〜6mmφ程度のパンチ又は打ち抜
きにより、貫通孔を別工程で開けておき、切削加工機の
切削テーブル上の位置決めされたピンに、その貫通孔を
嵌め込んで位置合わせを行うことができる。この貫通孔
は、後の工程においても利用できる。
【0031】図7は、第1実施形態に係る非接触ICキ
ャリアを構成するもう1つの裏側樹脂板22が多面付け
された切削多層大判シート29を製造する工程図であ
る。裏側樹脂板22を多面付けした切削多層大判シート
(裏)29を製造する工程は、表側樹脂板21を多面付
けした切削多層大判シート(表)28を製造する製造工
程と、印刷の内容と切削加工の形以外には、基本的には
変わりないので、説明を省略する。
【0032】図8は、前記2つの切削多層大判シートを
製造した後に、これらと非接触ICモジュールとを一体
化して、本実施形態に係る非接触型のICキャリアを製
造する工程図である。この製造方法は、接着剤塗布工程
54と、装着工程55と、加圧固定工程56と、打ち抜
き工程58等を備えている。
【0033】接着剤塗布工程54では、切削多層大判シ
ート(裏)29に、接着剤9[図5(b)参照]が塗布
される。この接着剤9としては、塩化ビニール樹脂に対
する接着性のよいものであればいかなるものでも使用で
きるが、接着力に優れ、耐久性のある硬化性接着剤であ
って、硬化後にゴム弾性を有するものが好ましく、特に
作業性を考慮すると、2液タイプよりは1液タイプがよ
い。また、加熱硬化タイプであると、加熱温度によって
は、切削加工を行った多層塩化ビニール大判シートの部
分に歪みが発生して変形することがあるために、加熱温
度が低いか、常温硬化タイプが望ましい。例えば、空気
中の水分によって硬化反応を起こす、反応基としてシリ
ル基を有する接着剤等が好適である。具体的には、セメ
ダイン(株)製のスーパーX等を使用することができ
る。
【0034】接着剤9を、切削多層大判シート(裏)2
9に塗布する方法としては、スプレーコート、ロールコ
ート等の方法を用いることができ、薄く均一に塗布でき
れば塗布方法はいかなる方法でもよい。さらに、接着剤
9が有機溶剤を含有するタイプであれば、有機溶剤を乾
燥させる。なお、上記の説明では、接着剤は、切削多層
大判シート(裏)29にのみ塗布した例を示したが、切
削多層大判シート(表)28にのみ塗布することも、両
方に塗布することもできる。
【0035】装着工程52では、30個の非接触ICモ
ジュール12を、接着剤を塗布した切削多層大判シート
(裏)29に接着する。装着は、人手によっても可能で
あるが、ロボットハンドを用いる組立方法を実施するこ
とができる。
【0036】加圧固定工程55では、切削多層大判シー
ト(表)28を切削多層大判シート(裏)29の接着面
に位置合わせを行って貼り合わせ、背着剤9が硬化する
までの間、プレス機により加圧し続け、硬化完了後、プ
レス機から取り出し、多面付け大判カード30を得る。
このとき、表裏の切削多層大判シートの位置合わせは、
印刷位置合わせマーク33基準で行うが、多層大判シー
ト26に印刷されている位置合わせマークに基づいて、
位置合わせを行った上で、開けられた貫通孔を利用し
て、貫通孔にピンを貫通させ、これをガイドに表裏面を
合わせると正確かつ容易に実施することが可能である。
【0037】打ち抜き工程58では、小切れのカードの
大きさ0.30〜2.10t×54×54mmに、多面
付け大判カード30を打ち抜く。この打ち抜きも、貫通
孔をプレス機のテーブル上に位置決めされたピンに貫通
させることにより正確な位置決めを行い、上記大きさの
刃型を用いてプレスによって上記大判シートを押し切り
する方法によって打ち抜き、非接触ICキャリア1の製
造が完了する。なお、前述した図1〜図4の他の形状の
場合にも、対応する刃型の形状にすることによって、同
様に製造することができる。
【0038】(他の実施形態)以上説明した実施形態に
限定されることなく、種々の変形や変更が可能であっ
て、それらも本発明の均等の範囲内である。キャリア基
材の形状は、前述したものに限定されず、他にも多様な
形状のものが考えられる。また、ICやアンテナコイル
も前述したものに限定されない。例えば、アンテナコイ
ルは、図示した巻線コイルに限らない。プリントコイル
でもその他のアンテナでもよく、キャリア基材の形状の
中に納まりさえすればよい。
【0039】本発明は、プレミアム商品などにも適して
いる。例えば、結婚披露の贈答として贈られる電話カー
ドの場合には、ハート形にすれば、見栄えがいい商品が
提供できる。また、動物などの絵柄と合わせた形状とす
ることにより、例えば、干支に因んだ電話カードや乗車
券といったICキャリアとすることができる。
【0040】この発明のICキャリアの製造方法につい
ては、図6〜図8で説明したものに限定されず、従来か
ら知られている非接触ICカードの製造方法を変更する
ことで、容易に製造することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、キャリア基材の外形形状が異なっているので、搭
載されるICに格納されるアプリケーションや、同一ア
プリケーション内での種別を容易に識別することがで
き、しかも、意匠性にも優れたものを作製することがで
きる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるICキャリアの第1実施形態を示
す図である。
【図2】本発明によるICキャリアの第2実施形態を示
す図である。
【図3】本発明によるICキャリアの第3実施形態(そ
の1)を示す図である。
【図4】本発明によるICキャリアの第3実施形態(そ
の2)を示す図である。
【図5】第1実施形態によるICキャリアの内部構造を
図であって、図5(a)は、展開斜視図、図5(b)
は、図5(a)のB−B断面図である。
【図6】第1実施形態に係る非接触のICキャリアを構
成する表側樹脂板を多面付けした切削多層大判シートを
製造する工程図である。
【図7】第1実施形態に係る非接触型のICキャリアを
構成するもう1つの裏側樹脂板が多面付けされた切削多
層大判シートを製造する工程図である。
【図8】図6,図7で作製した2つの切削多層大判シー
トと、非接触ICモジュールを一体化して、非接触IC
キャリアを製造する工程図である。
【符号の説明】
10,60,110,120,130,140,15
0,160,170,180,190 ICキャリア 11 キャリア基材 12 ICモジュール 13 IC 14 アンテナコイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触型ICと、 前記非接触型ICを搭載するキャリア基材とを備えたI
    Cキャリアにおいて、 前記キャリア基材は、前記非接触型ICに格納されるア
    プリケーション毎に、異なる外形形状であることを特徴
    とするICキャリア。
  2. 【請求項2】 非接触型ICと、 前記非接触型ICを搭載するキャリア基材とを備えたI
    Cキャリアにおいて、 前記キャリア基材は、前記非接触型ICに格納される1
    つのアプリケーションに対して、種別毎に異なる外形形
    状であることを特徴とするICキャリア。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のICキャ
    リアにおいて、 前記キャリア基材は、その外形形状の平面寸法が、54
    ×86mmの仮想平面よりも小さいことを特徴とするI
    Cキャリア。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のICキャリアにおいて、 前記キャリア基材は、その外形形状が触覚及び/又は視
    覚によって判別可能であることを特徴とするICキャリ
    ア。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項に記載のICキャリアにおいて、 前記キャリア基材は、前記非接触型ICに格納されるア
    プリケーションの内容に対応する外形形状であることを
    特徴とするICキャリア。
JP6695698A 1998-03-17 1998-03-17 Icキャリア Pending JPH11265429A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344581A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Kobayashi Kirokushi Co Ltd Icカード
JP2002042076A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Dainippon Printing Co Ltd 非接触型データキャリア及び非接触型データキャリアを有する冊子
JP2015065490A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 日本電気通信システム株式会社 通信装置およびその通信方法

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