JPH11264722A - 3次元計測装置 - Google Patents

3次元計測装置

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JPH11264722A
JPH11264722A JP10089281A JP8928198A JPH11264722A JP H11264722 A JPH11264722 A JP H11264722A JP 10089281 A JP10089281 A JP 10089281A JP 8928198 A JP8928198 A JP 8928198A JP H11264722 A JPH11264722 A JP H11264722A
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probe
wavelength
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measuring apparatus
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JP10089281A
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Yuusuke Nonomura
友佑 野々村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 操作性や走査性のよい3次元計測装置を提供
する。 【解決手段】 多波長の指標光を投射する指標光投射手
段と、それを直接または、間接的に受光する撮像手段
と、撮像手段により得られた多波長映像を解析する多波
長解析手段と、その解析結果より被計測物体の座標を求
める座標変換手段とを備える3次元計測装置とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元物体の形状
や、空間位置、軌跡などの3次元計測をすることを特徴
とする装置。
【0002】
【従来の技術】多軸型の3次元計測装置等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の多軸型の3次元
計測装置における計測では、装置が複雑で走査性や操作
性に制限があり、手軽に3次元形状を計測できなく、か
つVRのような実空間と仮想空間の対応といった3次元
計測が不可能もしくは困難という不具合があった。さら
に同一または、ほぼ同一のハードウエアを使用して非接
触パターン計測を実現する事もできなかった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、操作性や走査性の良い3次元計測
が可能な3次元計測装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元計測装置
は、次の技術的手段を採用した。 〔請求項1の手段〕多波長の指標光を投射する指標光投
射手段と、それを直接または、間接的に受光する撮像手
段と、撮像手段により得られた多波長映像を解析する多
波長解析手段と、その解析結果より被計測物体の座標を
求める座標変換手段とを備える3次元計測装置。
【0006】〔請求項2の手段〕請求項1の3次元形状
計測装置において、被計測物体を走査する走査プローブ
を有する事を特徴とする。
【0007】〔請求項3の手段〕請求項1または2の3
次元形状計測装置において、被計測物体を切削する切削
子を有する事を特徴とする。
【0008】〔請求項4の手段〕請求項1から3のいず
れかの3次元形状計測装置において、被計測物体の移動
を検出する、被計測物***置センサを有する事を特徴と
する。
【0009】〔請求項5の手段〕請求項1から4のいず
れかの3次元形状計測装置において、プローブが被計測
物体と接触した時を検出する接触手段を備える事を特徴
とする。
【0010】〔請求項6の手段〕請求項1から5のいず
れかの3次元形状計測装置において、プローブの軌跡を
検出する軌跡検出手段を備える事を特徴とする。
【0011】〔請求項7の手段〕請求項1、2、4から
6のいずれかの3次元形状計測装置において、プローブ
が切削子と使用時における同等形状を有する事を特徴と
する。
【0012】〔請求項8の手段〕請求項1〜7のいずれ
かの3次元計測装置において、信号改善手段を有する事
を特徴とする。
【0013】
【発明の作用および発明の効果】〔請求項1の作用およ
び効果〕請求項1の3次元計測装置は、多波長の指標光
を投射する指標光投射手段と、それを直接または、間接
的に受光する撮像手段と、撮像手段により得られた多波
長映像を解析する多波長解析手段と、その解析結果より
被計測物体の座標を求める座標変換手段とを備えるの
で、操作性や操作性が良く、3次元の空間位置精度が良
い。
【0014】〔請求項2の作用および効果〕請求項1の
3次元形状計測装置において、被計測物体を走査する走
査プローブを有する事を特徴とするので、3次元形状計
測ができる。
【0015】〔請求項3の作用および効果〕請求項1ま
たは2の3次元形状計測装置において、被計測物体を切
削する切削子を有する事を特徴とするので、切削形状を
リアルタイムにて計測できる。
【0016】〔請求項4の作用および効果〕請求項1か
ら3のいずれかの3次元形状計測装置において、被計測
物体の移動を検出する、被計測物***置センサを有する
事を特徴とするので、被計測物体が移動しても計測がで
きる。
【0017】〔請求項5の作用および効果〕請求項1か
ら4のいずれかの3次元形状計測装置において、プロー
ブが被計測物体と接触した時を検出する接触手段を備え
る事を特徴とするので、接触時の座標値が検出できる。
【0018】〔請求項6の作用および効果〕請求項1か
ら5のいずれかの3次元形状計測装置において、プロー
ブの軌跡を検出する軌跡検出手段を備える事を特徴とす
るので、プローブ軌跡が検出できる。また、軌跡を合成
すれば被計測物体の形状も検出できる。
【0019】〔請求項7の作用および効果〕請求項1、
2、4から6のいずれかの3次元形状計測装置におい
て、プローブが切削子と使用時における同等形状を有す
る事を特徴とするので、切削形状を針型プローブより早
く、かつ精度よく計測できる。
【0020】〔請求項8の作用および効果〕請求項1〜
7のいずれかの3次元計測装置において、信号改善手段
を有する事を特徴とするので、空間精度が増す。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の3次元計測装置
を、図1〜図12に示す実施例または変形例に基づき説
明する。 〔実施例の構成〕第1実施例は、3次元計測装置として
の使用を提示する。図1は第1実施例などにおける3次
元計測装置のブロック図を示す。指標を有するプローブ
と、それを撮像する撮像手段と、撮像手段の多波長映像
を解析する多波長解析手段と、それを基に座標計算する
座標変換手段と、座標変換の基準値を記憶しておく初期
値保持手段とからなる。ここで、初期値保持手段は、単
なる演算回路、機構などとして座標変換手段の一部であ
っても良い。さらに必要に応じて、プローブが被計測物
体に触れたかどうかを検出する接触検出手段または、プ
ローブの軌跡を観察する軌跡検出手段と軌跡検出のため
のプローブ形状保持手段などからなる。
【0022】図3〜図6は、3次元計測装置の指標光投
射手段の一例である。ここで図3〜図6は、いずれか一
つまたは、その組み合わせにて適時使用する。これら
は、基本的に図12のような多波長縞を生成する。図1
2がカラー印刷されているとして、左が青色で右に行く
ほど赤色になるグラデーションまたは虹色様の模様が一
例である。
【0023】ここで図3〜図6の各指標光投射手段に
て、さらに具体的に説明をする。図3は、単一の縦また
は、横の多波長縞をえるための物であり、図3は、導波
路(ここではファイバー)4にて導かれた光を分光器
(ここではプリズム)5にて単一の多波長縞を投射する
物である。
【0024】図4は、多波長縞(多波長縞)を直交方向
に生成し、その光をHM(ハーフミラー)8などを使用
し直交関係にて合成して投射するもので、図4は、原則
的に各多波長縞が直交関係となるように、各光学素子が
設置されており、かつ線分Lcpの交点が、各多波長縞
の中心、光軸となるようにHM、各プリズム5a,5b
の位置、角度、またはビーム調整器6a,6b、そして
導波路4a,4bを調整されて合成され出力される。出
力される光は、必要なら点線でしめした凹レンズまた
は、組み合わせレンズによる光角度調整手段を設けても
良い。他の指標光投射手段も同様である。ここで、ビー
ム調整器6a,6bは、平行光をえたり、スリット光を
得るために設けられているが、図3のようなファイバー
の端を凹や凸または、シリンドリカル(凹または凸)様
に研磨して使用する事により、不要としても良い。
【0025】図5は、補助指標投射手段7を有する物で
ある。ラインマーカー、点マーカー、十字マーカー、そ
れらは、単数または複数の点光源分布をなし、いずれか
一つまたは、その組み合わせにて使用するもので、図5
は、補助ビーム投射手段7を有する指標光投射手段の一
例である。この補助ビーム投射手段は、2本の平行ライ
ンと、1点のスポットが投射される。1点をZ軸上に設
定する。または、1点のスポット、複数点のスポット、
3本以上のラインまたは、それらの組み合わせでも良
い。
【0026】補助ビーム投射手段7は、多波長縞とHM
にて合成され投影される。このラインは、光の波長変化
の空間的直線性が良ければ不要としても良い。このライ
ンマーカーは、干渉やモアレ、あるいはホログラムによ
り製作しても良い。
【0027】図6は、図4の直交多波長縞をHM8にて
合成せず独立に投射するものである。ここで、ビーム調
整器6、6a、6bは、使用すると好適だが、使用しな
くても良い場合もあるので、適時目的にあわせ使用す
る。また図6は、図4の直交多波長縞がエネルギーまた
は、強度中心または、光軸中心を交点としない場合であ
る。これらの中心をずらし、後述のZ軸上にプローブが
無い場合などの指標ベクトルを生成できる。これにより
第2〜第4実施例などのプローブがZ軸などの指標軸と
無関係な場合に有効である。
【0028】これらの指標光投射手段は、いずれか一つ
または、その組み合わせにて適時選択して使用する。ま
た、 出力側に点線で記載した凹レンズは、輻射角度調
節用の一例である。これは、他のビームエキスパンダな
どの光学素子にて実現しても良いし、不要の場合もあ
る。
【0029】図2は、3次元計測装置のプローブ周辺の
一例である。被測定物をなぞったり、接触し形状を検出
するプローブ1と、把持部または体部である2と、指標
口3からなる。そして、指標口3は、ただの穴でも良い
し、適当な光学基盤を挿入したウインドウの様な物でも
良い。ここで、指標口3における内部の拡大図例を図3
に示す。もちろん、図3〜図6のいずれか一つまたは、
その組み合わせを使用しても良い。ここで多波長光を導
く導波路4と、分光器、ここではプリズム5と指標口3
とからなる。ここで、導波路は、ファイバーを使用し
て、外部の白色光源より光を導いた。ここで、ファイバ
ー端の研磨は凸でも凹でも良いが、ここでは凸とし、な
るべく平行光が得られるようにした。この出力に適時シ
リンドリカルレンズ(凹、凸など)を挿入して光路の広
がりを得ても良いし、スリット光様の線状ビームとして
も良い。
【0030】また、この部分は内蔵光源にスリットなど
の光源を使用しても良いし、プリズムの代わりにグレー
ティングなどの分光器を使用しても良いなど、多スペク
トル光が得られればどの様な手段でも良い。そして、こ
れらの指標光生成手段により、連続的な多スペクトル光
が得られる。この光の波長変化具合を多波長解析手段が
解析して、その値を座標変換手段が演算しプローブ先端
座標値を算出する。この光をレンズ無しのカラーCCD
カメラに投射する。もちろん光路変化用にレンズを使用
しても良い。カラーCCDは、多板式の物でも単板式で
も良いが、色むらといった観点からは、多板式が良い。
【0031】具体的には、指標光生成手段により色(波
長)が連続的に変化している縦または、横縞状の投射光
が生成される。そして、ここで縞方向とは、同波長方向
とし、その垂直方向に波長が連続的また断続的に変化し
ている。ここで仮に図2のZ軸を中心に、その延長上に
CCD素子が垂直に位置しており、その平面をX、Yと
し、さらにY方向に縞方向をとり、X方向に波長変化方
向をとる様な座標系を設定する。この座標系は、一例で
あり、球座標、円筒座標など他の座標系を採用しても良
いし、どの座標軸をどこにとろうと自由である。
【0032】ここで、各計測方法の一例を列記する。こ
れらは、多波長解析手段と座標変換手段により実現され
る。これらは、ハードウエアで実現しても良いし、また
コンピュータ上の仮想空間にてソフトウエアとして実現
しても良い。
【0033】ここで、一例としてまずプローブ中心を通
るZ軸に対して、カラーCCDの像面を光学的に垂直に
し、ちょうどCCD面がX−Y平面に、そして垂線がZ
軸になるように位置させる。もちろんどのような座標系
を採用するかは、自由でこれにとらわれる事はないし、
ミラーで光路が曲っていても構わない。
【0034】そして、CCD面の中央点をCPとし、一
例としてこの点をZ軸上におく。この時一例として初期
設定として、縞方向をY方向にしY方向には波長が変化
しないようにプローブを位置させる。そしてX方向が、
波長変化方向とする。これらは、説明のための設定であ
るので、計測のたびに、このような事をする必要はない
が、校正などの時に使用しても良い。
【0035】各画素の値、即ち波長値は、ここではRG
Bの比率としてベクトルまたは、行列表示し、Iとす
る。ここで、一例として、Z軸を図2のプローブ中心を
通り指標口3から投射される光の光軸とし、かつCCD
などの撮像素子上に波長値Icpを有するものとして設
定する。
【0036】そして、各自由度の動きを検証してみる。
【0037】回転成分 Z方向回転(Z軸またはZ軸に平行な線分を回転軸とし
て):Z軸を中心として、縞が回転する。一例としての
上記初期値は、Y方向が縞方向であったので、プローブ
がZ軸回転すれば、縞方向に対してY軸との角度差が生
じる。;具体的な一例としては、上記、点CPの有して
いた初期波長値Icpを、CCDまたは、その映像を記
憶したメモリにて、多波長解析手段が走査をい、ここ
で、Icp値は、点CPを含む線状となっているので、
そのIcpを有する線分Lcpを抽出する。そして、座
標変換手段が、その線分とY軸の成す角度を、初期の波
長増減方向(X方向)で、かつ線分Lcpの各点の垂線
上両側にて、波長ピッチが線対象となるように、Z軸回
転させる。この時Lcp上で、Icp値の強度最高点
を、回転中心として使用しても良いし、図4〜図6を使
用すれば中心が、さらに容易に判明するので中心を使用
する事を優先として、この操作を実行しても良い。結果
的に、この角度を座標変換手段がZ方向回転角度とす
る。
【0038】Y方向回転(X軸またはX軸に平行な線分
を回転軸として):多波長縞の互いの角度が変化する。
具体的には、線分Lcpに対して、垂直でCPを通るC
CD面上の線にて、2等分されて生じる2つの面に対し
て、プローブ先端が近づいた面の方は、縞がせまくな
り、逆は、広くなるように角度変化をおこす。;さらに
具体的には、上記Z軸回転が終わった多波長縞に対し、
座標変換手段が、線分Lcpの各点においてのX方向両
側にて、初期値として決定されている特定の波長値を有
する線どうしが、等間隔または、初期値に保持されてい
る決められた間隔になるようにY方向回転を行う。さら
に具体的には、Lcpの両側における特定の波長情報線
Iy1とIy2を有するLy1とLy2の角度を波長解
析手段が検出して、指標光の投射角度などの空間情報を
加味して、座標変換手段がY方向回転角度をもとめても
良いし、または、この線分の初期値を初期情報として設
定しておき、その両線分の角度を予めY方向回転と対応
させておいき、これは関数式で求めても良いし、データ
ベースにて対応を定めても良い。そして、計測された時
点でのLy1,Ly2の2線分における角度からY方向
回転を求める。この角度を座標変換手段がY方向回転角
度とする。この時、Ly1とLy2の2線分を比較する
例をしめしたが、さらに多くの線分を比較しても良い。
他の例も同様である。結果的に、この角度を座標変換手
段がY方向回転角度とする。
【0039】X方向回転(Y軸またはY軸に平行な線分
を回転軸として):縞のピッチが変化する。具体的に
は、X1とCPとX2など、同一線分上の3点以上の色
変化によりピッチが判明する。;ここでは、上記Z、Y
回転に続き、多波長解析手段が検出した線分Lcpに対
して垂直な線分をX回転方向の走査線とし、線分Lxと
する。そして座標変換手段が、Lx線上に走査を行い初
期の波長ピッチと比較し、そのピッチの変化を基に座標
変換手段が、X方向回転角を求める。この場合、波長ピ
ッチを、どの波長間に設定するかは、自由であるし、逆
に波長の変化を独立変数として設定して、X方向の角度
変化分を求めても良い。一例として、上記の変化分をδ
xrとすると、もとめるX方向回転成分は、原理的に
は、簡単な比例関係でもとまる。もっとも伝達系の誤差
要素やバイアス成分、非線型要素などにたいしての補正
は、他の計測と同様に付加しても良い。他の演算も同様
である。結果的に、この角度を座標変換手段がX方向回
転角度とする。
【0040】直線成分 Z移動: すべての色ピッチが、(初期値保持手段にて
保持されているなどの)定められた値に比例して伸縮す
る。プローブがCCDより離れるとピッチが広がり、ち
かづくと狭くなる。;具体的にはいずれかの波長情報点
の間隔にてZ値が演算される。さらに具体的には、一例
として初期値として設定しておいた波長値Ixy1とI
xy2の距離にZ値は比例するので、波長手段が計測像
より検出して、座標変換手段が、これを基にZ移動値を
求める。この計測点は、どこにとろうと、また何個とっ
ても良い。この値を座標変換手段がZ方向移動距離とす
る。
【0041】X移動: ある計測点における波長の変化
を、多波長解析手段が検出する。この変化を基に座標変
換手段がX移動値を求める。具体的には、多波長解析手
段が見つけた線分Lcpを、初期のLcpまたは、CP
を含む位置にX軸移動を座標変換手段により行えば良
い。この値を座標変換手段がX方向移動距離とする。
【0042】Y移動:Yの計算指標としては、図3の強
度最高点または、線分Lcpにおける最高強度点を使用
したり、 図4や図6のLcpクロス点を採用したり、
図5に中心を点状とするビーム投射器7を備え、そのビ
ーム投射点を採用したり、図5のビーム投射器に少なく
ともZ軸を通るラインを投射する手段を備え、そのライ
ンマーカーをX方向かつ、点CPを通過するように引
き、これとLcpの交点を使用したり、画像のエネルギ
ー中心点を採用したり、指標口3に光学基盤を設置し
て、その光点を使用したりする。これらのいずれかの指
標を基に、多波長解析手段が解析を行い、そしてそのデ
ータを基に座標変換手段が、Y軸移動距離を演算する。
特定の指標がCCD面上または、メモリー上にてY方向
に何画素移動したかを、計算し、それを基に初期値保持
手段に保持されている指標光投射パラメータを基に計算
すれば良い。この値を座標変換手段がY方向移動距離と
する。
【0043】以上の6自由度により、プローブの先端座
標が既知となり3次元計測が可能となる。
【0044】ここでは、RGBの比率を波長の指標とし
たが、分光器などの他の手段によって波長を求めるなど
しても良いし、側色手段を使用して波長の指標としても
良いなど、波長変化を計測できればどのような手段でも
良い。
【0045】CCDカメラには、レンズを装着せず使用
したが、必要に応じてレンズを使用して、光路や結像状
態を変化させても良い。
【0046】一方通常の3次元計測装置に共通な、プロ
ーブ先端座標が被計測物に触れているか、または、プロ
ーブ軌跡をとり、その軌跡を計測するか、などの各手段
に共通な部分を説明する。
【0047】ここで、プローブ1が、被計測物体に接し
たか、否かの検出を、接触検出手段にて、手動、導通式
などの既知の指令方法にて行い、上記プローブ先端3次
元座標値を、適時サンプリングしても良い。(図1のB
出力)
【0048】また、ここにプローブ形状軌跡の空間論理
和手段を採用して、その最外周を表示しても良いなどの
軌跡検出手段と、軌跡の初期値、即ちプローブ形状保持
手段を使用しても良い。この軌跡検出手段は、実空間上
でのプローブと、プローブ形状保持手段に保持されてい
るプローブ形状が、プローブ形状保持手段上のメモリ空
間である仮想空間上で本3次元計測により一致連動して
いる。そして、むらなく被計測物体をなぞり、プローブ
の軌跡における論理和を、軌跡検出手段が演算すれば、
その最外周が被計測物の形状となる。(図1のC出力)
また、プローブのバーチャルリアリティも可能だし、軌
跡の動きより種々な教育が行える。
【0049】これらは、単独で使用しても良いし、組み
合わせて使用しても良い。よって3次元形状データは、
図1のA,B,Cのいずれか一つの出力、または、その
組み合わせにて使用しても良い。
【0050】〔実施例の効果〕本実施例の3次元計測装
置は、3次元形状計測やプローブの軌跡計測ができる。
この時、指標を3次元計測するのに対して、原理的に結
像系を使用しなくても3次元計測が可能なので、収差に
よる誤差が存在しない。また、少なくとも一台以上の撮
像手段にて計測が可能であり、かつプローブの位置の自
由度が高いので、走査性や操作性が良く操作範囲が広
い。よって3次元形状計測や、交点追跡、モーション検
出、またはVRなどの3次元計測全般に使用できる。
【0051】〔第2実施例〕図7は第2実施例の3次元
計測装置を示す。ここでは、先端が曲っているプローブ
を示す。 〔実施例の構成〕第1実施例の装置に加えて、プローブ
の屈曲方向などの位置関係を算出する手段が付加する。
一例として図6の指標光投射手段を使用すると、どちら
か一方の線分Lcpの最大強度またはエネルギー中心点
が交点とは別の所に現れる。これの位置と、この位置を
有する方の線分Lcpが示す方向がプローブ先端方向と
する。具体的には、まずZ軸からプローブ先端位置の垂
直距離を計測し、その値を初期値保持手段に記憶させて
おく、そして各線分Lcpの交点より前述の決められた
方向に、その値を加算すれば良い。これらは、第1実施
例同様、多波長解析手段と座標解析手段とで行われる。
ここで、プローブが立体形状を必要とすれば、同様に立
体形状の各点をプローブ形状保持手段に記憶させてお
き、その値群を同様に加算すれば良い。これは、初期値
保持手段で行っても良い。
【0052】また一例として、プローブの先端方向を示
すため、指標を追加しても良い。この指標は、既知の光
点追跡指標を使用しても良いし、また本発明の指標を使
用しても良い。後の操作は、第1実施例に準ずる。
【0053】〔実施例の効果〕本実施例の3次元計測装
置、方法は、曲ったプローブも使用できるので、操作性
が非常に良い。また、VRなどへの応用にも好適であ
る。
【0054】〔第3実施例〕この3次元形状計測装置
は、被計測物体が移動しても形状が計測できるように、
被計測物***置センサを有する。被計測物位置センサ
は、被計測物体に仮着するための仮着手段(ここではク
ランプ9)と、この仮着手段に取り付けられた指標33
とからなる。ここで、仮着手段は、クランプいがいの手
段を使用しても良い。図8に、被計測物位置センサと図
7の形状計測器を図示する。
【0055】図8のクランプ9を、歯牙などの被計測物
に装着して、そのクランプ9に付随している指標33
と、計測器の指標3を撮像手段にて撮像する。この時、
この2つの指標は、帯域の違う指標を使用する。この波
長域は、2つの指標を分離できれば、どのような物でも
良いし、指標の空間位置または方向の限定にて同一波長
を使用しても良い。ここで、最初に計測器が被計測物体
のある点または、点群を計測する。この時、座標変換手
段が、指標33に対して第1実施例などの指標計測機構
と同様の機構にて派生した座標系を与え、計測器によっ
て計測された点、または点群を指標33により派生した
座標系に対応させる。そして、その対応関係を基本に座
標変換手段が順次時、指標3に対応する計測座標と、指
標33に対応する被計測物体座標の整合を、既知の座標
変換演算式にて、座標変換を行う。これは、被計測物体
の移動誤差補正に他ならない。
【0056】ここでクランプにスタートホールを設けて
さらに精度をあげても良い。即ち、クランプ9上に、ス
タートホール10を設け、ここに計測器のプローブ先端
を置き、そして、その時の両指標(3と33)を計測し
て、初期値保持手段に保持しておき、校正をするなどで
ある。ここで、スタートホール10は、被計測物体座標
系Xo,Yo、Zoの(0、0、0)点に設定してある
が、この座標は、どのような値でも良い。スタートホー
ルは、かならずしも必要ではない。
【0057】そして、計測器側は、上記実施例のごとく
作動する。この時、指標33の移動が、撮像手段に撮像
され、多波長解析手段にて検出、座標変換手段にて座標
変換されて、計測座標値の誤差を吸収する。
【0058】〔実施例の効果〕本実施例の3次元計測装
置、方法は、被計測物体が移動しても計測が可能であ
る。
【0059】〔第4実施例〕第4実施例は、切削などを
行い、その結果欠損した形状を計測する3次元形状計測
装置を示す。
【0060】図9のごとく、ハンドピースに切削子を取
り付けた物を計測プローブなどとする。この時、図1の
プローブ形状保持手段は、必須になる。この時計測プロ
ーブを固定して、被計測物体をなぞって軌跡合成して、
形状計測を行っても良い。
【0061】後の操作は、上記実施例に順ずる。
【0062】ここで、第3実施例のごとく、被計測物体
移動検出機構を備えても良い。
【0063】〔実施例の効果〕本実施例の3次元計測装
置、方法は、切削などの加工を行いながら計測が可能で
ある。よって、切削の実習モニターに使用できるし、ま
た歯牙などの切削部位を切削しながら計測でき、すばや
く修復物を製作したりできる。
【0064】〔第5実施例〕図10は第5実施例の3次
元計測装置を示す。第1実施例で使用した指標投射手段
より投射される多波長縞を、物体に投射する。そして、
それを投射光軸からθだけ傾けた光軸上に設置されたC
CDカメラにて撮影する。この時のCCDカメラは、結
像レンズを有し縞とともに物体も像として認知できるよ
うな物である。θは、ここでは30度としたが、この角
度は0<θ<90度などの観察可能な角度ならいずれの
値でも良い。
【0065】まず基準値として、平面を撮影する。ここ
で、一例として、第1実施例と同様な画素、縞位置に投
射光とカメラ方向を決めておく。即ちCCDのX方向を
波長変化方向とし、Y方向を縞方向とする。
【0066】そして各画素における波長値Ixyと、一
例としての基準線LcpからX方向への画素数を記憶し
ておく。
【0067】そして、被計測物体を平面の上に置くか、
平面をどけて被計測物体に本装置をもってゆく。する
と、CCDカメラには、変形した多波長縞が写る。これ
を、一例として、CCD上の初期に計測したIcp値の
線(線分Lcp)の部分より、各点においてX軸に平行
に画素を走査してゆく。そして初期値として計測された
各波長値Ixyと同等な画素を見つけ、初めにあった画
素とその画素との変位画素数を計測して、それを3角測
量法にあてはめて、物体の高さとする。もちろん、初期
値の存在した画素のX,Y座標値が、X,Y値である。
これにより被計測物体の各計測点における座標値がもと
まる。
【0068】従来の縞投射法に比べて、縞の飛び越しが
無く、さらに縞の空間周波数が細かく設定できるので、
高い精度の形状計測が可能となる。Bで表示したバッフ
ァーと、+で表示した加算器、/で表示した除算器で構
成される抽出手段と、自己増幅手段(ここでは、^n)
とからなる。ここでBは、前段との接続や、後段との接
続をスムーズに行うための物で、必ずしも必要では無
い。そして加算器と除算器によって形成される手段が、
目的の波長抽出手段である。そして、その後段に接続さ
れているのが、自己増幅手段である。
【0069】〔第6実施例〕第6実施例は、上記実施例
または変形例の撮像手段を、より増強する物である。図
11において、左のラインは、それぞれr、g、bのカ
メラ出力に接続されており、ここでは、上からr、g、
bとする。その信号がBであるバッファーに入力され
る。ここで、接続線に従い加算が行われ、その出力と各
r,g,bの信号が、除される。この信号においても、
かなり目標とする指標が浮き出てくる。具体的には、赤
の指標は、一番上の出力に鮮明となっている。
【0070】そして、上述の各信号を自己増幅手段に入
力する。ここでは、n乗を使用した。そして、自己増幅
が行われる。この出力信号は、さらに鮮明に目標物を抽
出できる。ここでも、図11の接続は、その一例にすぎ
ず、同様な効果があれば、どのような接続でも良いし、
また、どの様な重み(演算)を付け接続しても良い。こ
の信号改善手段を各例に付与しても良い。
【0071】この時、この接続のいずれに対して、どの
様な重み(演算)を付け接続しても良い。この信号改善
手段を各例に付与しても良い。また、波長入力は、2つ
でも良いし、4つ以上でも良い。
【0072】〔実施例の効果〕本実施例の信号改善手段
は、多波長映像より目的の指標を実時間で、非常に鮮明
な映像としてとらえる事ができるので、より多波長解析
精度が増す。
【0073】〔変形例〕上記の実施例では、波長を指標
として変位などを見たが、Cos縞を補助指標として用
いても良い。
【0074】波長値Iの検出は、光の比率がわかればど
のようなセンサでも良い。またCCDなどの撮像素子と
併用して使用しても良い。
【0075】また、どの波長値IをIcp様(Lcp)
に設定しても良いし、また複数のIcp様(Lcp様)
の基準線、点、値を設定しても良い。さらにまた、Lc
pは、光軸または、Z軸を通るようにしたが、他の場所
に設定しても良い。これらの場合、CCDが指標光の光
軸をはずしていても、3次元計測ができる。
【0076】上記の実施例では、ペン型またはハンドピ
ース型の計測装置としたが、この形状にするか否は、操
作者の自由で特に限定されるものではない。
【0077】プリズムなどの分光器の輻射面にできる光
点座標を既知の光点追跡を使用して求めても良い。そし
て、この座標値を使用しても良いし、併用しても良い。
【0078】軌跡はプローブのみならず本体など他の軌
跡をみても良い。この場合プローブ形状を、みたい物体
の形状に変えておく。
【0079】プローブが屈曲している場合の一例とし
て、操作者が初期のプローブ位置を、初期値保持手段に
保持しておく。そして、この時のプローブ方向をYプラ
スか、Yマイナスか初期値に記録しておく。そして、こ
の位置よりXY仮想面に対して、Z軸を中心としてプラ
スマイナス90°以上の操作を行わないようにする用に
して屈曲方向を認知しても良い。
【0080】定点観測を行っても良い。一例として、C
Pと、そのX方向における両側等間隔にX1、X2をと
る。そして、その両点のY方向における両側等間隔にY
1、Y11,Y2、Y22をとる。これらの点の取り方
は、一例であり本発明の主旨にそえば、どのような設定
のしかたでも良い。この各点のI値と空間位置を対応さ
せた関数または、データベースを用意しておいて、3次
元計測しても良い。
【0081】等色点法を行っても良い。一例として、L
cpと、その垂線のある場所の投射光波長を計測してお
く。一例として、カラーCCDカメラを使用して、RG
Bの比率を求めておく。そして、Lcpの両側で、かつ
垂直方向において最低各1個所以上波長に対応する値を
求めておく。(縞方向とは、ここでは同波長方向とす
る。)さらに、それらの点より両側で、縞方向に各2点
以上、計4点以上の指標点を設定し、同様に波長を計測
しても良い。
【0082】各手段は、コンピュータなどを使用しても
良い。
【0083】プローブは、本発明に使用できるなら、先
端がラウンドのもの、円錐台、楕円型など、どのような
形状でも良い。また、レーザ光、静電センサ、トンネル
効果センサなどの被接触プローブまたは、距離計を採用
しても良い。その場合、接触検出手段は、不要である。
【0084】切削加工後の形状を計測するために、計測
器のプローブを切削子と同じ形状として、計測をおこな
っても良い。この時のプローブ形状は、切削子が静止時
の形状でも良いし、動的な形状でも良い。動的な形状と
は、ハンドピース静止時における切削子軌跡(の和の)
形状である。
【0085】指標の中には、3つ以上の多波長指標光源
が存在していても良いし、また単一帯域光源を混在して
も良い。また、観察側で1画素以内の指標面を複数使用
して、精度をあげても良い。また指標は、複数個使用し
て精度を上げても良い。また、従来法の3点法と2点法
を組み合わせて使用しても良い。また、ヘテロダイン干
渉距離計測、モアレ、通常の縞投影法などを併用しても
良い。
【0086】指標は、能動的な発光体でも良いし、スク
リーンに投射した物でも良いし、また反射光源でも良
い。反射光源の場合、図12の多波長縞(実際は、カラ
ー)の一例様なものを、印刷またはインキした指標を使
用しても良い。この場合、撮像手段は、結像レンズが必
要となる。後の処理は、上記実施例と同様に行う。ここ
で、指標を追跡する特願平9―183173、特願平9
―320243、特願平9―287823または特願平
9―331160などの各種指標検出、追跡手段を使用
しても良い。この時カメラは、少なくとも1台使用す
る。
【0087】また、指標は、個々に違う帯域の波長の電
磁波を発しても良いし、また同じ帯域の波長でも良いな
ど、どのような波長域でも良い。同じ帯域の波長の場
合、波長解析手段や座標変換手段は、区間制限を設けて
各指標を分離しても良い。また、各光点の発光を交互に
行い、その発光毎に画像を採取して区別しても良い。
【0088】通常の3次元計測は、6自由度の座標値が
必要だが、ある座標値を固定として、計測自由度をへら
しても良い。一例として、指標から棒などを伸ばして、
プローブ先端と指標を、観察側で1画素相当に設定して
も良い。この場合指標と最低3自由度(3要素直線移
動)のみで3次元計測ができる。もちろん、これらの指
標を物体に取り付けて、その物体の動きを計測しても良
い。
【0089】指標光は、直線偏光のみならず、円偏光、
楕円偏光を使用しても良い。
【0090】3CCDなどの、複数の撮像素子を設けた
多板カメラを使用して、個々に波長フィルターを設けた
り、設けなかったりしても良い。
【0091】光点検出には、光CT準拠のヘテロダイン
検出を行い、検出しても良い。
【0092】欠損形状を、第1から3実施例の接触プロ
ーブ型の計測装置にて計測しても良い。その場合は、加
工する前の形状と加工した後の形状を計測する。この場
合加工する前の形状は、設計データや他の3次元形状装
置データでも良い。
【0093】接触手段を、本体2にボタンを設置する事
により行っても良いし、フットスイッチを使用しても良
いし、また、被計測物体または、その表面を導電性とし
て、同通により接触を検出しても良いし、さらにまた、
圧力センサをプローブ直下にもうけても良い。静電容量
によっても良い。また、接触手段の一部機能として指標
のON、Offなどの強弱変化手段を設置しても良い。
この場合接触すれば、On、離開すればOffなどとす
れば、便利である。
【0094】上記の実施例の撮像手段または信号改善手
段では、波長情報をr、g、bとしたが、すべての電磁
波のどの波長にするかは、操作者の自由で特に限定され
るものではない。また、この波長は、2つでも良いし、
また、それ以上でも良い。また、中間色を抽出指標とし
ても良い。
【0094】自己増幅手段は、自己相関係数が、大きく
なる様式にて、実施例以外の接続をおこなっても良い。
また、自己増幅手段は、信号が改善されるなら、どこに
挿入しても良い。また、自己相関係数が小さくなるよう
にして使用しても良い。また、自己増幅手段は、周波数
空間で行っても良い。さらにまた、信号に適当な閾値を
設定しても良いし、適当なフィルターを設けても良い。
【0095】上記の信号改善手段では、各相殺手段(足
し算と割り算の部分)で処理した値を各自己増幅手段で
増大化させた例を示したが、各フィルタを透過した色の
光成分値を各自己増幅手段で増大化させても良い。 各
フィルタを透過した色の光成分値、各相殺手段で処理し
た値、あるいは各自己増幅手段で処理された値を所定の
しきい値と比較し、しきい値をクリアした値のみを次段
で処理するように設けても良い。 各フィルタを通過し
た値、各相殺手段を通過した値、自己増幅手段を通過し
た値、あるいは各演算式において、各色に応じて定数を
設定しても良い。
【0100】自己増幅手段の一例として、入力された値
をn乗する例を示したが、階乗(!)のように、他の自
己の値を基に演算処理を施して自己を極端化させても良
い。また、階乗の場合の各段の数値の設定を適宜行って
も良い。また、階乗以外、定数を乗じても良い。また、
入力された値を微分したり、積分しても良い。また、複
数の演算を行っても良い。この場合、演算は直列であっ
ても良いし、並列であっても良い。つまり、自己増幅手
段は、入力された値を極端化するものであればどのよう
な演算手段を用いても良い。
【0101】カメラ手段の一例としてCCDカメラを示
したが、受像デバイスにMOSを用いたMOSカメラ
や、受像デバイスにカニコン、サチコン、ビジコン、ニ
ュービコンなどの映像管カメラを用いても良い。この場
合、映像全体を量子化しても良いが、認識したカラーコ
ードCの範囲内のみを量子化させて処理速度を向上させ
ても良い。
【0102】上記実施例または変形例は単独で実施して
も良いし、また組み合わせて実施しても良い。本発明
は、バーコードや、エンコーダーのような他の使用をし
ても良い。
【0103】
【図面の簡単な説明】
【図1】3次元計測装置のブロック図である。
【図2】プローブ周辺の一例である。(ストレートプロ
ーブ)
【図3】指標光投射手段の一部、一例である。(多波長
縞が1種類の例。)
【図4】指標光投射手段の一部、一例である。(多波長
縞が2種類以上の例。)
【図5】指標光投射手段の一部、一例である。(多波長
縞とマーカーの混合指標例)
【図6】指標光投射手段の一部、一例である。(多波長
縞が2種類以上で、非合成の例。)
【図7】プローブが屈曲している物。
【図8】被測定物の移動を検出する被測定物位置検出手
段を有する物。
【図9】ハンドピースに取り付けた例。どこに取り付け
ても良い。
【図10】指標光を物体に投射して、その物体の3次元
形状をパターン計測する一例。
【図11】信号改善手段の一例。
【図12】多波長縞の一例。(実際は、カラーであ
る。)
【符号の説明】
1 プローブ 2 本体または、把持部 3、33 指標口(指標) 4 動波路 5 (a,b)分光器 6 (a,b) ビーム調整器。 7 補助ビーム投射手段 8 ハーフミラー HM 9 被測定物把持手段の一例 10 スタートホール(設置しない場合もある) 11 切削子 12 ハンドピース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多波長の指標光を投射する指標光投射手段
    と、それを直接または、間接的に受光する撮像手段と、
    撮像手段により得られた多波長映像を解析する多波長解
    析手段と、その解析結果より被計測物体の座標を求める
    座標変換手段とを備える3次元計測装置。
  2. 【請求項2】請求項1の3次元計測装置において、被計
    測物体を走査する走査プローブを有する事を特徴とする
    3次元計測装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の3次元計測装置におい
    て、被計測物体を切削する切削子を有する事を特徴とす
    る3次元計測装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかの3次元計測装
    置において、被計測物体の移動を検出する、被計測物体
    位置センサを有する事を特徴とする3次元計測装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかの3次元計測装
    置において、プローブが被計測物体と接触した時を検出
    する接触手段を備える事を特徴とする3次元計測装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれかの3次元計測装
    置において、プローブの軌跡を検出する軌跡検出手段を
    備える事を特徴とする3次元計測装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、4から6のいずれかの3次
    元計測装置において、プローブが切削子と使用時におけ
    る同等形状を有する事を特徴とする3次元計測装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかの3次元計測装置
    において、信号改善手段を有する事を特徴とする3次元
    計測装置。
JP10089281A 1998-03-17 1998-03-17 3次元計測装置 Withdrawn JPH11264722A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001153632A (ja) * 1999-10-21 2001-06-08 Sirona Dental Systems Gmbh 医科的対象物、特に歯牙標本の模型を検出する方法と装置
KR100902176B1 (ko) 2008-12-17 2009-06-10 선문대학교 산학협력단 회전다면경을 이용한 3d 스캐너
CN110440686A (zh) * 2018-05-02 2019-11-12 欧姆龙株式会社 三维形状测量***以及测量时间设定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001153632A (ja) * 1999-10-21 2001-06-08 Sirona Dental Systems Gmbh 医科的対象物、特に歯牙標本の模型を検出する方法と装置
KR100902176B1 (ko) 2008-12-17 2009-06-10 선문대학교 산학협력단 회전다면경을 이용한 3d 스캐너
CN110440686A (zh) * 2018-05-02 2019-11-12 欧姆龙株式会社 三维形状测量***以及测量时间设定方法

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