JPH11264499A - オイルミスト発生システム及び方法 - Google Patents

オイルミスト発生システム及び方法

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JPH11264499A
JPH11264499A JP10365114A JP36511498A JPH11264499A JP H11264499 A JPH11264499 A JP H11264499A JP 10365114 A JP10365114 A JP 10365114A JP 36511498 A JP36511498 A JP 36511498A JP H11264499 A JPH11264499 A JP H11264499A
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mist
oil
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generation system
generating
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JP10365114A
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A Kizaa Morgan
モーガン・エイ・キザー
W Taylor Michael
マイケル・ダブリュー・テイラー
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Alemite Corp
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    • F16N29/00Special means in lubricating arrangements or systems providing for the indication or detection of undesired conditions; Use of devices responsive to conditions in lubricating arrangements or systems
    • F16N29/04Special means in lubricating arrangements or systems providing for the indication or detection of undesired conditions; Use of devices responsive to conditions in lubricating arrangements or systems enabling a warning to be given; enabling moving parts to be stopped
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全且つ効率的なオイルミスト発生システム
用自動始動シーケンスを実現する。 【解決手段】 システム(10)の作動パラメータの現
在値を検出するセンサ(39、42、80、82)によ
る監視値の一つが所定範囲の極値を越え、故障状態を示
す場合、データプロセッサが、警報信号を発生し、視覚
的ディスプレー装置(108)がメッセージを表示す
る。故障状態が存在する場合、使用者は警報の理由を診
断してこれを正すことができる。使用者は、キーパッド
(110)を使用して、別のメッセージを手動で要求で
きる。このメッセージは、問題に対処し、システムを適
正な作動レベルに維持するための所定行動をとるように
使用者に指示する。データプロセッサは、更に、システ
ムの始動シーケンスを、監視値に応じて開始し又は終了
する。更に、システムと遠隔に配置されたコンピュータ
ー(701)との間で双方向通信を行うための通信ポー
ト(66)が設けられているので、使用者は始動を安全
に且つ効果的に案内され、監視作業中にオンライン修理
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全体として、オイル
ミスト発生システムに関し、更に詳細には、オイルミス
ト発生システム、及びシステムの始動及び監視を行うた
めの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の機械部品を連続的に潤滑するため
のオイルミストを提供するため、中央ミスト発生システ
ムが使用される。オイルミスト発生システムは、全体と
して、加圧ガス供給入口、オイルリザーバに供給するオ
イル供給入口、リザーバに設けられたミスト発生ヘッ
ド、及びシステムの作動状態を監視し且つ制御するため
の計装を有する。加圧ガスのエネルギを使用し、ミスト
発生ヘッドのところでオイルを霧化して非常に微細な粒
子にする。オイルミストは、ガス流中を長い距離に亘っ
て搬送され、潤滑のために機械部品に差し向けられる。
オイルミスト潤滑は、歯科用ドリルの非常に小型の超高
速部品から大型のチェーン、カム、ギヤ、ベアリング、
及び他の可動機械部品に至る範囲まで全種類の機械要素
の潤滑に使用される。
【0003】従来、オイルミスト発生システムには、監
視及び制御を行うための最小の計装が設けられていた。
最近では、このようなシステムの監視及び制御の技術的
レベルを向上しようとする試みがなされてきている。現
在では、オイルミスト発生システム用の備付けのプログ
ラム可能なソリッドステート制御ユニットを利用でき
る。しかしながらオイルミスト発生システムの監視及び
制御は、使用者の間で関心事であり続けており、何等か
の改善が必要とされている。ソリッドステート監視−制
御装置を利用できるけれども、システムの全体としての
使い勝手を高める必要が存在する。特に、システムの始
動、修理(故障の発見と補修)、及び必要であり且つ利
用可能である場合に待機システムへの切り換えを行う場
合に問題がある。
【0004】オイルミスト発生システムの制御及び監視
を始動中に行うことは、今日まで、不適切であった。オ
イルミスト発生システムを最初に賦勢したとき、空気及
びオイルは冷えており、機械を潤滑するためのミストを
発生しない。勿論、機械の賦勢時にミストを利用できな
ければならず、さもなくば機器が損傷する。更に、始動
中に使用者及びシステムを危険に曝す予期せぬ状況が発
生する場合がある。これは、特に、オイルが加熱され且
つ加圧されるためである。更に、多くのオイルミスト発
生システムは、危険な領域に配置されており、このた
め、危険性が高い。残念なことに、使用者は、現在のと
ころ、システム計装からのほとんど意味を持たない入力
で潤滑剤のオイルミスト発生システムを始動する。従来
のソリッドステート監視−制御システムは、システムの
始動シーケンスに亘って使用者を案内できない。代表的
には、システムの作動マニュアルが始動中の案内として
役立つが、多くの場合、使用者は、システムに関する概
括的経験に依拠する。
【0005】ひとたびオイルミスト発生システムが作動
すると、システム故障を監視することに伴う日常の保守
は、全て、通常は、必要な場合に実行される。通常は、
僅かな調節は必要とされない。しかしながら、故障が生
じた場合には、従来のオイルミスト発生システムは、問
題の対処を自動的に行うことができない。通常は、概括
的な故障状態だけが表示され、使用者にはこれを診断
し、正す仕事が残されるこの場合も、唯一の有用な参照
源は、作動マニュアル又は使用者自身の経験である。故
障原因が確認された後ですら、使用者は、問題に対処す
る方法を判断しなければならない。現在のシステムは、
作動マニュアル外のこのような案内を使用者に提供しな
い。更に、精製所や織物工場等の産業施設で使用される
オイルミスト発生システムでは、設備の停止に費用がか
かる。これは、特に故障が迅速に診断されない場合に顕
著である。システムの故障は、高価な機器の破壊を招く
場合がある。かくして、修理を効率的に行うことが重要
である。
【0006】別の随意の態様は、オイルミスト潤滑シス
テムに待機ユニットを設けることである。故障や保守を
行うためにレギュラーオイルミスト発生システムを停止
する場合に使用者が作動を待機ユニットに一時的に切り
換える。これは、多数の二方バルブを使用してレギュラ
ーユニットの空気源及びオイル源を遮断し且つミスト出
口を閉鎖した後、予備ユニットの対応する二方バルブを
開放することによって行われる。残念なとに、レギュラ
ーユニットと待機ユニットとを組み合わせたシステムの
形体用の配管は複雑である。更に、エラーの頻度が高く
なる。これは、特に、バルブの閉鎖又は開放が適切なシ
ーケンスで行われない場合にいえる。
【0007】以上の理由により、オイルミスト発生シス
テムの作動を監視し制御するための改良された装置及び
方法が必要とされている。オイルミスト潤滑発生システ
ム用の自動始動シーケンスが必要とされており、これ
は、最小でも、始動が適切に行われ、潤滑されるべき機
械の賦勢前にミストを利用可能にする。自動始動は、理
想的には、使用者、システム、及び機械にとっての安全
性に使用者が寄与するための案内を提供しなければなら
ない。更に、オイルミスト発生システムの修理を改善す
る必要がある。オイルミスト発生システムの故障を迅速
に特定し、診断及びこれに対する修正の速度を高める手
段が必要とされている。予備ユニットへの一時的切り換
えが必要である場合には、形体及び配管を簡単にし、か
くして不適切な切り換え及び潤滑を受ける機械に及ぼさ
れる可能性のある損傷を引き起こすエラーが起こり難く
する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した必
要性を満たすオイルミスト発生システム及び監視方法に
関する。
【0009】従って、本発明の目的は、上文中に説明し
又は下文中に示し且つ説明した新規な特徴のうちの一つ
又はそれ以上を持つ、新規なオイルミスト発生システム
及び監視方法を提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、使用者が始動を安全
に且つ効率的に行うように案内する、オイルミスト発生
システム用自動始動シーケンスを提供することである。
【0011】本発明の更に別の目的は、システムの故障
状態を診断し、使用者が故障の理由に正しく対処するの
に必要な時間を短縮することである。
【0012】本発明の他の目的は、レギュラーユニット
の一時的停止時間中に切り換えを簡単に且つ安全に行う
ための手段を持つ待機ユニットを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の特徴を備えたオイルミスト発生システム
は、加圧空気供給手段及び液体オイル用リザーバを含む
オイル供給手段と、加圧空気供給手段及びオイル供給手
段に連結された、オイルのミストを発生するための手段
と、空気温度、オイル温度、リザーバ内のオイルレベ
ル、及びミスト圧力の現在の値を監視し、監視された値
に基づいてデータ信号を発生するための複数のセンサ
と、信号を発生する、センサに機能的に接続されたデー
タ処理手段と、データ処理手段が発生した信号に基づい
て、プログラムされたメッセージを表示するための視覚
的ディスプレー装置と、使用者の手動による問い合わせ
に応答し、システムを適切な作動レベルに維持するため
に所定の行動をとるように使用者に指示するプログラム
されたメッセージを視覚的ディスプレー装置に視覚的に
表示する手段とを有する。データ処理手段が発生した信
号は、監視された値のうちの一つ又はそれ以上が、所定
の値範囲の極値を越えた場合には警報信号であり、この
場合、表示された提案は、警報信号の理由を診断し、正
すための提案である。データ処理手段は、監視された値
に応じてシステムの始動シーケンスの工程を開始し又は
終了できる。
【0014】本発明の特徴を持つオイルミスト発生シス
テムを監視するための方法は、加圧空気及びオイルをミ
スト発生手段に供給する工程及びミストを発生する工程
と、空気及びオイルの供給温度、及びミスト圧力の現在
の値を監視する工程と、監視された値に基づいてデータ
信号を発生する工程と、データ信号を処理し、監視され
た値の一つが現在の許容可能な値の範囲外にある場合、
監視された値に応じて警報信号等の信号を発生する工程
と、視覚的ディスプレー装置を提供する工程と、システ
ムを適切な作動効率に維持するため所定の行動をとるよ
うに使用者に指示する予めプログラムされたメッセージ
を視覚的ディスプレー装置に表示する工程とを含む。こ
の方法は、監視された値に応じてシステムの始動シーケ
ンスを開始する工程又は終了する工程を含む。
【0015】本発明の特徴を持つオイルミスト発生シス
テムの別の実施例は、加圧空気及びオイルを供給するた
めの手段と、空気供給手段への共通の連結部を有する、
ミストを発生するための二つの別々の手段と、ミスト発
生手段への空気供給を制御するための三方バルブとを有
する。
【0016】概括的に述べると、本発明は、センサ、こ
れらのセンサからのデータ入力を処理するためのマイク
ロプロセッサ、及び視覚的ディスプレー及びキーパッド
を含むオペレータインターフェースを提供することによ
って、上記目的を達成し、従来のミスト発生システムの
欠点を解消する。使用者は、キーパッドにより、監視さ
れた値にアクセスでき、システムを修理するため、予め
プログラムされたメッセージを要求できる。更に、シス
テムと遠隔の場所との間で双方向通信を行うため、RS
422/485ポート等のコンピューター適合性通信ポ
ートが設けられている。
【0017】始動中、マイクロプロセッサはシステムの
作動状態に応答し、システムが作動効率に到達するま
で、事象を開始しまたは終了する。作動中、マイクロプ
ロセッサは、平常状態の作動を全体として特徴付ける高
設定点限度及び低設定点限度を、「故障」の特徴の変動
が越えることを検出する。使用者はキーパッドにより、
故障及び状態の現在の値をもたらす作動状態についてユ
ニットに相互作用的に照会できる。照会を続行すること
によって、故障状態の可能な原因が示唆される。待機ユ
ニットへの切り換え時のシステムの簡単さ及び容易を高
めるため、システムでは、空気及びオイル源及びミスト
出口に対して共通に連結された三方バルブが使用され
る。
【0018】かくして、本発明は、始動中に亘って、使
用者を安全に且つ効率的に案内する。オンライン修理
は、作動中の問題の診断を迅速にし、停止時間を最少に
する。更に、本システムは使用者を作動に亘って自動的
に案内するため、使用者は、安全であり且つ効率的な作
動の重荷の多くから解放される。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明を更に完全に理解す
るため、添付図面に非常に詳細に示し且つ以下に本発明
の一例として説明する実施例を参照する。
【0020】最初に図1を参照すると、この図には、全
体に参照番号10を附した本発明によるオイルミスト発
生システムの一実施例が示してある。この装置は、米国
ノースカロライナ州シャルロッテのエールマイト社から
入手できる。本発明のオイルミスト発生方法は、どのよ
うなミスト発生システムにも適用できるということは理
解されよう。発明の実施の形態を説明する目的で、本発
明の方法を、図1に示すオイルミストシステムを参照し
て以下に詳細に説明する。しかしながら、本発明者ら
は、このような限定を行おうとするものではない。
【0021】システムの全ての構成部品は、金属製キャ
ビネット12内に収容されている。キャビネット12は
耐候扉14(図2参照)を有し、屋内及び屋外の両方の
産業的環境に適しているように設計されている。システ
ム用のビルディングブロックは、様々な用途に対して容
易に形成でき且つ全てのシステムについて共通のバック
パネルアッセンブリ16である。システムの部品への電
力の供給を制御するため、シールされた断路スイッチ1
7(図1参照)がキャビネットに設けられている。本明
細書中には電気回路は開示しない。これは、電気回路の
説明により不必要な複雑さが加わえられ、また当業者
が、システムの全体としての目的及び所望の作動を与え
られた場合にこのような回路を容易に提供できるからで
ある。キャビネット12には、ユニットの状態を常に示
す一方が緑で一方が赤の二つの外部ランプが設けられて
いる。通常の満足のいく作動は、緑色灯を点灯し且つ赤
色灯を消灯することによって示される。赤色灯を点灯し
且つ緑色灯を消灯することは、システムが故障した状況
を示す。
【0022】オイルミスト発生システム10は、加圧ガ
ス源及びオイル供給源を含む。これらは両方とも従来技
術の装置であり、いずれも図示してない。加圧ガスは、
一般的には、空気又は窒素である。本説明の目的のた
め、加圧ガスを空気供給入口20で供給される空気であ
ると想定する。空気供給入口は、計装用空気、エアコン
プレッサ、等の加圧空気源に連結されている。最初に、
加圧入口空気が空気供給入口20からエアフィルタ22
を通過する。エアフィルタのところで入口空気が濾過さ
れ、水分の大部分が除去される。次いで、清浄な乾燥空
気が、システムの作動圧力を制御するための空気圧調整
器24を通って流れる。ゲージ25は、代表的には、約
0.141kg/cm2乃至約7.03kg/cm2(約2psi 乃至
約100psi )の調整された空気供給圧力を視覚的に示
す。必要に応じて入口空気を加熱するため、空気加熱器
30が設けられている。空気加熱器30は、代表的に
は、空気加熱器エレメントを収容するチャンバ32を含
む。空気加熱器30は、空気の温度を約37.78℃
(約100°F)に維持する。当該技術分野で周知のよ
うに、空気を加熱することによって、空気及びオイルミ
ストの流量をほぼ一定にし、周囲温度の変化に拘わらず
ミスト密度(空気に対するオイルの比)を安定させる。
更に、空気の加熱により、低い周囲温度での重質オイル
のミスト化を促す。
【0023】オイルは、オイル供給入口34及びオイル
フィルタ36を通してオイルリザーバ38に供給され
る。入口オイル供給圧力は、圧力ゲージに視覚的に示さ
れる。オイルリザーバ38は、バックパネル16に直接
的に取り付けられている。リザーバ38の前側には、フ
ランジ取り付けされたクリーンアウトポート40及びリ
ザーバ38内の液体の高さを視認するための視認ゲージ
42が設けられている。0.473l(1パイント)乃
至数ガロン(1ガロン=3.7853l)の範囲の様々
な大きさのオイルリザーバを使用できる。リザーバ38
には、オイルを約37.78℃(約100°F)の温度
に維持するためのオイル加熱器が設けられているのがよ
い。
【0024】図1には、オイルリザーバ38の頂部に設
けられた連結ポート44に取り付けられたミスト発生ヘ
ッド50が示されている。濾過された調整済の加熱され
た空気を搬送する空気供給導管52が、ミスト発生ヘッ
ド50の側部に連結されている。ミスト発生ヘッド50
の機能は、オイル及び空気を組み合わせてオイルミスト
を発生することである。空気流によりミストをミスト発
生ヘッド50で発生する。ミストは、リザーバ38内の
オイルの上方のヘッド50を出、リザーバの頂部に亘っ
て浮動し、出口ポート46を通って出、潤滑機械用ミス
ト分配パイプラインを通って推進される。
【0025】従来のミスト発生ヘッド及びオイルリザー
バを本発明に従って使用できる。しかしながら、好まし
いオイルミスト発生ヘッド及びリザーバは、現在継続中
の米国特許出願第08/651,826号に示されてお
り且つ説明されている。本明細書中に説明するように、
好ましいミスト発生ヘッド50は、ミスト発生システム
に必要な全ての構成部品を含む。各リザーバ38は、大
きさに拘わらず、同じミストヘッド連結ポート44を有
する。そのため、ミスト発生ヘッド50は、どのような
大きさのリザーバ38についても使用できる。オイルリ
ザーバが大型になるに従ってポートの数が増える。例え
ば、図1に示す18.93l(5ガロン)のリザーバ3
8は、多数のミストヘッド用の最大6個の連結ポート4
4を備えている。図1では、前側に設けられた三つの連
結ポート44しか見えない。幾つかのミストヘッド連結
ポート44を設けることによって、独特のシステム機能
について設計された「特殊目的」ヘッドを取り付けるた
めの位置を提供する。このような特殊目的ヘッドには、
例えば、オイルレベルスイッチ及びリザーバ充填ポート
を持つ自動再充填ヘッド、監視システムを作動するため
のゲージ、センサ、等を支持する機器ヘッド、オイルを
加熱するための加熱器を持つ加熱ヘッド、及びフィルタ
を持つオイル供給入口ヘッドが含まれる。更に、図1で
わかるように、多数のポートを利用できる場合には、連
結ポート44のうちの一つのポートを、大容積のミスト
を出力するための大径オイルミスト出口ポート46とし
て使用できる。
【0026】キャビネットの側部60、70を図2に示
す。キャビネットの一方の側部60(図2参照)には、
ミスト出口ポート62、電力入口64、電気信号ポート
66、及び圧縮空気入口68を含むユーティリティ連結
部用の開口部が設けられている。
【0027】オイルミスト発生システムの作動状態は、
センサ、スイッチ、等を使用して連続的に監視される。
入口空気供給圧力及び調整済の空気供給圧力を監視する
ため、トランスジューサ等の圧力センサが設けられてい
る。これらのセンサには、オイル圧力センサ76及びミ
スト圧力センサ78が含まれる。リザーバ内のオイルレ
ベルは、フロート型スイッチ等のレベルスイッチ(図示
せず)によって監視される。このスイッチは、好ましい
実施例では、ミストヘッド50に連結されている。オイ
ル温度80、空気温度82、及びミスト温度は、熱電
対、抵抗/温度装置又はトランスミッター、温度計等に
よって監視される。ミスト密度を検出するため、通常は
光学式の装置であるミスト検出器(図示せず)が更に設
けられているのがよい。
【0028】センサは、監視を行うとともに、監視され
ている作動パラメータを監視された値に応じて変化させ
るための操作を開始する作動信号を提供する。例えば、
空気及びオイルの温度を約37.78℃(約100°
F)に維持するため、サーモスタットを繰り返し作動
し、空気加熱器及びオイル加熱器を賦勢する。自動式リ
ザーバ再充填形体では、リザーバ38内へのオイルの流
れは、オイル供給ソレノイドバルブ90をリレーを介し
て作動するフロートスイッチによって自動的に制御され
る。オイルが消費されるに従って、フロートスイッチが
制御信号をソレノイドバルブに提供してバルブを開放
し、次いで閉鎖し、及びかくしてリザーバ38の再充填
状態を自動的に制御する。自動的に制御できる他の作動
変数には、ミスト圧力、ミスト密度、調整された空気圧
力、ミスト温度、及び入口オイル圧力が含まれる。シス
テムの監視された作動状態に基づいた信号は、特定の状
態でシステムを保護するように特定の構成部品を不能に
するための終了コマンドを発生するのにも使用できる。
例えば、過熱保護回路は、空気加熱器及びオイル加熱器
の両方用の高温遮断スイッチを作動する。
【0029】電気的問題が生じた場合に情報及び手動作
業を重複し、機械の専門家による修理を容易にするた
め、機械式のゲージが設けられている。更に、これらの
ゲージは、システムの温度及び圧力を使用者に気付かせ
ることによって、安全上の目的で役立つ。これらのゲー
ジには、オイル入口フィルタ36上に配置された圧力ゲ
ージ、ソレノイドバルブ90と隣接したオイル吸引ライ
ン内に配置された圧力ゲージ54、リザーバ38内に配
置されたミスト圧力ゲージ39、オイルレベルゲージ4
2、リザーバ38内に配置されたオイル温度ゲージ8
0、フィルタ/調整器24上に配置された空気圧ゲージ
25、及びミストヘッド50の近くに配置された加熱空
気温度ゲージ82が含まれるが、これらのゲージに限定
されない。
【0030】本発明によれば、監視されたシステムの作
動状態に基づいて信号及び情報を受け入れ、発生するた
めのデータ処理アッセンブリ100が設けられている。
データ処理アッセンブリ100は、キャビネット12の
内側にあるハウジング102内に収容されている。ハウ
ジング102は、ヒンジ止めされた前アクセスパネル1
04を含む。データ処理アッセンブリ100の電子回路
はハウジング内に配置されており、マイクロプロセッサ
ベース報知器106及びパワーリレー構成部品(図示せ
ず)を含む。ハウジング102の前パネル104が報知
器106を保持し、ハウジング102のバックパネルが
パワーリレー構成部品を保持する。
【0031】データ処理アッセンブリ100は、システ
ムを監視するセンサから入力信号を連続的に受け取り、
これらの信号を処理する。センサの出力信号は、計測さ
れたパラメータに比例するアナログ電圧又は電流信号を
通常は搬送するラインでデータ処理アッセンブリ100
に供給される。信号は、マイクロプロセッサベース報知
器106によって、以下に説明するように、デジタル化
又は他の方法でサンプリングされ且つ処理される。本願
で考えられているように、マイクロプロセッサベース報
知器106は、一般的なプロセス情報を使用者に提供す
るようにプログラムされたソリッドステートシステムで
ある。従来のマイクロプロセッサベース監視/制御シス
テムと同様に、ハードウェア及び電気接続部は従来のも
のであり、図5、図6、及び図7と関連して以下に説明
する特徴及び機能を提供するようにマイクロプロセッサ
を制御するため、アプリケーションがプログラムしてあ
る。適当なマイクロプロセッサベース報知器は、米国カ
リフォルニア州リッチモンドのAMOT制御社から86
30型として入手できる。
【0032】図3で更に容易にわかるように、英数字デ
ィスプレースクリーン108は、報知器が発生したメッ
セージ及び選択された情報をこの情報の提供時に表示す
る。好ましくは、ディスプレー108は、テキストメッ
セージ、使用シンボル、アイコン等を汎用言語として使
用する様々な言語で機能できる。システムの状態を表示
するのに使用された特定の単語は重要でなく、これらの
単語を以下に例として列挙する。同じ情報を提供する他
の単語又はシンボルを、本発明の範疇から逸脱すること
なく使用できる。
【0033】報知器106は、ハウジング102の前側
からアクセスできるキーパッド110を含む。キーパッ
ド110は、使用者が提供するデータをマイクロプロセ
ッサに供給するための複数のボタンを有する。キーの機
能は、データ処理アッセンブリ100の作動に使用され
たプログラムによって割当てられている。キーを押す
と、割り当てられた機能が実施される。4つのボタンに
よって取り囲まれた入力キーを含むキー群112の機能
は、プログラム及び内蔵されたコマンドに応じて変化す
る。使用者は、キーパッドを使用することによって、監
視された作動パラメータのうち任意パラメータの現在値
における状態を含むプロセス情報をユニットに照会でき
る。
【0034】本発明のシステム及び方法では、データ処
理アッセンブリ100は、一般的には、監視された作動
状態の値を、監視された作動変数の各々について予め設
定された最大値及び最小値と比較するように作動する。
照会されたとき、限度設定窓を作動させることができ
る。ディスプレースクリーン108を賦勢し、上文中に
説明した所定の限度状態をその提供時に表示するため、
従来のディスプレーコードを容易に使用できる。その
後、使用者は、限度値を、工場で予め選択された範囲内
に変更できる。
【0035】作動変数が所定範囲外にある場合には、マ
イクロプロセッサベース報知器106が警告信号を自動
的に発する。上文中に説明したように、現在の状態の全
体としての情報は、緑色灯又は赤色灯を使用して提供さ
れ、故障状態は、赤色灯が点灯されている場合に表示さ
れる。かくして、マイクロプロセッサが赤色灯を点灯し
たとき、赤色の警告信号がオペレータに見える。故障状
態を知らせるための他の手段を設けることができ、こう
した手段には、例えば可聴信号及びディスプレースクリ
ーン108に表示されたメッセージが含まれる。警報が
発せられた状況では、使用者は、キーパッドのボタンを
操作し、次いでセンサに基づいたプログラムされた情報
によって段階的に操作することによって、システムに照
会できる。照会プロセスは、監視された作動状態の値並
びに示唆された修理工程を選択的に表示する。これらは
全て、オペレータ/使用者が作動−修理マニュアルを習
得する必要をなくすものである。
【0036】本発明の説明を続ける。マイクロプロセッ
サは、始動時にシステム及び使用者を案内するプログラ
ムされた始動シーケンスを提供するように機能し、始動
がうまく安全に行われるようにする安全保護装置を含
む。全体に参照番号200を附した本発明による始動論
理シーケンスを図5及び図6に示す。始動シーケンス2
00は、電力の提供を開始する図5のパワーオン工程2
02で開始し、システム試験開始工程204をこれに続
いて実行する。システム試験開始工程204の後、外部
表示灯18(一方が赤で一方が緑)が両方とも消灯され
ていることを確認する工程203を実行する。これとほ
ぼ同時に、工程205によってディスプレースクリーン
108(図3参照)に「システム試験(SYSTEM
TEST)」を表示する。次いで、10秒遅延工程の
後、表示灯18が両方とも消灯していることを使用者が
確認する。オペレータは、試験シーケンスが進むに従っ
て、赤色及び緑色の状態表示灯18(図1及び図2参
照)を見ることができる。
【0037】10秒遅延工程207の後、プログラムシ
ーケンスによりプログラム工程209で赤色灯が点灯さ
れ、これとほぼ同時に実行される工程210でディスプ
レースクリーン108に「赤色灯点灯(RED LIG
HT ON)」を表示する。本プログラムシーケンスの
工程の多く(例えば工程209及び210等)は、同時
に又はほぼ同時に実行され、及びかくしてシーケンスを
相互に交換でき、又は組み合わせることができるという
ことは、コンピュータープログラマーには理解されよ
う。
【0038】別の10秒遅延工程211では、赤色灯が
うまく作動していることを使用者が確認し、これをディ
スプレースクリーン108の「赤色灯点灯(RED L
IGHT ON)」のメッセージと比較するのに十分長
い期間に亘って、赤色灯を点灯状態に保持する。10秒
遅延工程211の後、プログラム工程213で赤色灯を
消灯し、工程214でディスプレースクリーン108に
「赤色灯消灯(REDLIGHT OFF)」を表示す
る。
【0039】次の工程216で緑色灯を点灯し、工程2
18でディスプレースクリーン108に「緑色灯点灯
(GREEN LIGHT ON)」を表示する。10
秒遅延工程220では、緑色灯が点灯していることに使
用者/オペレータが気づき、ディスプレースクリーン1
08の「緑色灯点灯(GREEN LIGHT O
N)」メッセージに注目するための時間を提供する。1
0秒遅延工程220の後、工程222及び224で緑色
灯を消灯し、ディスプレースクリーン108に「緑色灯
消灯(GREEN LIGHT OFF)」を表示す
る。
【0040】赤色灯及び緑色灯18の試験後、プログラ
ムシーケンスは、プログラムシーケンスの一部である決
定工程に進み、この工程でオイルリザーバ38(図1参
照)内のオイルレベルを検査し、評価する。オイルリザ
ーバ38は、好ましくは、各フロートにセンサを備えた
3レベルフロートスイッチを有する。即ち、オイルリザ
ーバ内のオイルが多過ぎる場合には、第1レベルセンサ
即ち上レベルセンサが検出する。この上センサは、高レ
ベル警報信号を発し、再充填ポンプを消勢する。これ
は、オイルリザーバ内のオイルが余剰であるためであ
る。組のうちの第2センサ即ち中間レベルセンサは、オ
イルレベルが、オイル充填バルブを開くのに十分低いか
どうかを検出し、所定量のオイルをリザーバ38に加え
る。一度に加えるオイルの量が多過ぎる場合には、ミス
ト化を抑えるのに十分にオイルが冷却される。第2セン
サ即ち中間レベルセンサは、フロートに設けられた永久
磁石によって制御される磁気リードスイッチ(図示せ
ず)であり、リザーバ内に通常の所望レベルのオイルが
維持されるように、少量のオイルの導入を制御するよう
に作動する。リードスイッチは、オイルレベルを非常に
狭い範囲(好ましくは約6.35mm(約1/4イン
チ))内に維持するように、「不感帯」即ち狭幅のヒス
テリシスゾーン内で開閉する。組のうちの第3センサ即
ち低レベルセンサは、ミスト潤滑を受ける機械を保護す
るための方策が講じられる前にリザーバ38内のオイル
供給が消耗してしまうという重大な危険による緊急事態
を引き起こす程、オイルレベルが非常に低いかどうかを
検出する。
【0041】決定工程226では、組のうちの第1オイ
ルレベルセンサを検出し、オイルリザーバ38内のオイ
ルレベルが過剰であるかどうかを判断する。「イエス」
と判断した場合には、工程228で「オイル過剰(TO
O MUCH OIL)」がディスプレースクリーン1
08に表示される。これと同時に、工程230で赤色灯
18が点灯され、工程232でプログラムシーケンスを
停止する。使用者/オペレータは、赤色灯に気づきディ
スプレースクリーン108を眺め、「オイル過剰(TO
O MUCH OIL)」を見る。使用者/オペレータ
は、示唆及び診断補助のため、例えばオイルレベルが明
らかに高レベル警報点よりも上にあることを確かめるた
め、次いで、プログラム工程234でマイクロプロセッ
サのデータベースを照会できる。データベースから得ら
れた診断補助は、全てを含もうとするものではなく、各
状態についての他の診断的示唆を使用できるということ
は理解されるべきである。好ましくは、診断補助は、問
題の原因の可能性に基づく順番で、最もありそうな原因
から始めて進められる。
【0042】オイルレベルが上限にある場合、データベ
ースは、第2センサが故障しているかどうか、又はリザ
ーバのオイル入口ソレノイドバルブが漏れているかどう
かを確かめるため、第1センサ及びリザーバオイル入口
ソレノイドバルブの修理を示唆する。ソレノイドバルブ
が漏れている場合には、これを交換する。オイルレベル
が上限にあり、オペレータが問題に対処できる場合、オ
ペレータは、問題に対処した後、プログラムを指令しそ
のシーケンスを続行する。次の工程236で赤色灯を消
灯し、両灯18が消灯されていることを確認する。
【0043】消灯プログラム工程236の後、又は、オ
イルレベルが高過ぎず、よって決定工程226で「ノー
(否定判定)」と判断した場合、プログラムシーケンス
200が決定工程240に進む。この工程では、組のう
ちの第2中間レベルセンサが、リザーバ38内のオイル
レベルが低過ぎるかどうかを判断する。「イエス(肯定
判定)」と判断した場合には、リザーバ38内のオイル
レベルがオイル追加レベル以下にあり、プログラムシー
ケンスを、リザーバ38の再充填を休止するためのプロ
グラム工程242で停止する。これとほぼ同時にプログ
ラム工程244でディスプレースクリーン108に指令
し、「オイル追加(OIL ADD)」を表示する。こ
れと同時に、工程246でソレノイドバルブを開放し、
オイルをリザーバに加える。この間、両灯18は消灯し
ており(工程247参照)、そのため、オペレータはプ
ログラムシーケンスがオイルを自動的に加えていること
を知り、手動操作を全く必要としない。次のプログラム
工程248では、第2センサが、現在のオイルレベルが
オイル追加レベルにあることを表示した場合、工程25
0でオイル充填バルブを消勢する。工程252でプログ
ラムシーケンスを続行する。
【0044】プログラムシーケンスが工程252の後に
続行される場合又は決定工程240の結果としての出力
が低オイルレベル決定240で「ノー」である場合、プ
ログラムは緊急低オイルレベル決定工程254に進み、
この工程で組のうちの第3低レベルセンサが、リザーバ
38内のオイルレベルが危険な程低いかどうかを判断す
る。この試験は、第3センサの正しい作動についてのチ
ェックに関する第2センサの正しい作動についてのチェ
ックに関する。決定工程254においてオイルレベルが
危険な程低いと判断した場合には、工程256でディス
プレースクリーン108に「オイル追加(OIL AD
D)」を表示する。工程258で赤色灯を点灯する。プ
ログラムシーケンスは工程260で休止する。赤色灯が
点灯しているため、オペレータがディスプレースクリー
ン108の「オイル追加(OILADD)」を見たと
き、オペレータは問題に関与しなければならないという
ことは明らかである。プログラム工程262でマイクロ
プロセッサのデータベースを照会することにより、おそ
らくは、オイルリザーバ38にオイルを手作業で追加し
ながら第2及び第3のフロートスイッチの修理を行うよ
うにオペレータに指示が下される。オペレータは、組の
第2及び第3センサが両方とも適正に機能しており、リ
ザーバ38が十分なオイルで満たされていることを確認
したとき、プログラムシーケンスを続行することをプロ
グラム工程262でマイクロプロセッサに手動で指令す
る。プログラム工程264では、赤色灯が消勢され、プ
ログラムシーケンスが決定工程254にフィードバック
され、緊急低オイルレベルがもはや問題でないことを確
認する。
【0045】決定工程254において「ノー」と判断し
た場合には、緊急低オイルレベル状態になく、シーケン
スは図6への移行円266を通って決定工程268に移
る。この工程では、オイル温度センサに質問がなされ
る。オイルの温度が所定の下設定点(例えば32.2℃
(90°F))以下である場合、データプロセッサは工
程270を実行する。この工程では、赤色灯18が点灯
される。このとき、又はこれとほぼ同時に、プログラム
工程272でオイル加熱器を賦勢し、別のプログラム工
程274でディスプレーにオイル温度信号を送り、ディ
スプレースクリーン108に現在のオイル温度、例えば
「オイル温度##(OIL TEMP##)」を表示す
る。
【0046】システムは次いで、プログラム工程276
で休止し、サーモスタット制御式オイル加熱器でオイル
を暖める。プログラム工程278では、オイル温度を検
出し、オイル温度は所定の低設定点(例えば32.2℃
(90°F))に達する。次のプログラム工程284で
は、ディスプレースクリーン108で「オイル暖(OI
L WARM)」を表示し、プログラム工程286で赤
色灯18を消灯する。次いで、プログラム工程288で
は、マイクロプロセッサにプログラムシーケンスを続行
させる。
【0047】オイルが十分に加熱された後、又はオイル
が最初に十分暖めてある場合には、マイクロプロセッサ
は、オイル温度を所定の上限(例えば51.67℃(1
25°F))と比較するプログラム決定工程292にシ
ーケンスを進める。オイル温度が上限以上である場合に
は、プログラム工程294で赤色灯18を点灯する。こ
れとほぼ同時に、プログラム工程296で「オイル高温
(OIL HOT)」をディスプレースクリーン108
に表示する。このとき、又はほぼこのとき、プログラム
工程298でオイル加熱器を消勢し、即ちオイル加熱器
を切る。オペレータは、赤色灯18を見、更にディスプ
レースクリーン108の「高温オイル(HOT OI
L)」という表示を見る。プログラム工程302でオペ
レータは、「オイル加熱器をチェックせよ」又は「周囲
温度をチェックせよ」等の診断提案をデータベースに照
会する。
【0048】好ましくは、プログラムは、高温状態後に
単に続行されてはならない。「高温オイル」状態中に他
のパラメータが許容範囲を越えていることがある。従っ
て、既にチェック済のパラメータを、始動シーケンスの
続行前に再チェックすることが賢明であると考えられ
る。従って、危険な状態が存在しないことをオペレータ
が確認した後、プログラム工程304でオペレータがプ
ログラムシーケンスを手動で再開するのがよい。プログ
ラムの再開は、プログラム制御をシステム試験工程20
4に戻す移行円306によって実施される。
【0049】好ましくは、オイルが所定の上作用温度
(例えば43.3℃(100°F))以上である場合に
は、ミスト発生プロセスを開始しないのが望ましい。従
って、オイル温度が、決定工程292で警報をトリガー
するのに十分高くない場合でも、オイルが上作用温度以
上でないのが好ましい。従って、決定工程292でオイ
ル温度が危険な程高くはないということが判断された場
合でも、プログラムシーケンスは決定工程292で否定
判定(ノー)の場合、オイル温度が所定範囲内にあるこ
とを決定する工程308に進む。オイル温度が所定の下
作用限度値と上作用限度値との間にない場合には、プロ
グラムシーケンスはループをなしてオイル温度チェック
工程に再び戻る。オイル温度が上作用限度値(例えば4
3.3℃(110°F))と危険な程高い値(例えば5
1.67℃(125°F))との間にある場合には、プ
ログラムシーケンスは、オイルが上作用限度値(例えば
43.3℃(110°F))に冷却するまで無限ループ
に入る。
【0050】最後に、オイル温度が所定の下作用限度値
と上作用限度値との間にある場合には、次のプログラム
工程310により「始動準備完了(OK TO STA
RT)」がディスプレースクリーン108に表示され
る。次いで、プログラムシーケンスは工程312に進
み、ここで「空気バルブ開放(OPEN AIR VA
LVE)」をディスプレースクリーン108に表示す
る。次いで、プログラムシーケンスは工程314で休止
し、この際、使用者は、空気圧調整器24の頂部に設け
られた摘みを使用して空気供給装置を賦勢し、調節す
る。調整した空気圧センサ信号を、オペレータが空気圧
を目で見て調節できるように、ディスプレースクリーン
108に表示する。オペレータが加圧空気バルブの開放
及び調節を完了し、ミスト圧力センサが最小ミスト圧力
(下限以上)を検出したとき、シーケンスを続行する。
【0051】工程314でオペレータが空気バルブを手
動で開放した後、プログラムシーケンスは決定工程31
6に進み、ミスト圧力が下限以上であるかどうかを判断
する。「イエス」と判断した場合には、ミスト圧力は下
限以上であり、プログラム工程318でディスプレース
クリーン108に「始動(START−UP)」が表示
される。プログラム工程320でシーケンスを1分間遅
延し、ミスト発生システム及び空気流を安定させる。1
分間の遅延の後、工程322で緑色灯を点灯する。
【0052】緑色灯の点灯後、又は決定工程316で否
定判定(ノー)がなされた場合、プログラムシーケンス
は、決定工程326に進む。「イエス」と判断した場合
には、ミスト圧力が高過ぎ、プログラム工程328で緑
色灯を消灯し、赤色灯を点灯する。プログラム工程33
0でディスプレースクリーン108に「システム高圧チ
ェック(CHECK SYSTEM−HP)」を表示
し、シーケンスは工程332で停止する。これにより、
オペレータは、「ミストラインの詰まりをチェックせ
よ」、「継手の詰まりをチェックせよ」、及び「圧力調
整器をチェックせよ」といった診断提案について、工程
334中にデータベースを照会する機会を得る。ミスト
ライン中の高圧状態が正された後、オペレータは、工程
334で、プログラムシーケンスを続行することをマイ
クロプロセッサに指令できる。次のプログラム工程33
6で赤色灯を消灯する。
【0053】赤色灯18を工程336で消灯した後、又
はミスト圧力が上限値を越えていない場合には、プログ
ラムシーケンスは別の決定工程340に進み、ここでミ
スト圧力を照会する。ミスト圧力が所定の下限以下であ
る場合には、マイクロプロセッサは工程342を実行
し、赤色灯を点灯する。次のシーケンス工程344で
は、「システム低圧チェック(CHECK SYSTE
M−LP)」をディスプレースクリーンに表示する。プ
ログラムシーケンスは次の工程346で停止する。これ
に続いてオペレータ照会工程348が実行され、オペレ
ータは、「ミストライン及び継手をチェックせよ」及び
「圧力調整器をチェックせよ」 等の診断提案をスクリ
ーンに表示するようにマイクロプロセッサに指令でき
る。低ミスト圧力状態が正された後、オペレータは照会
工程348でプログラムに手動でアドレスし、プログラ
ムシーケンスを続行する。
【0054】プログラム工程348の後、又は決定工程
340で否定判定(ノー)がなされた場合には、プログ
ラムシーケンスは、ミスト圧力が上限と下限との間にあ
るかどうかを確かめる決定工程350に進む。「ノー」
と判断した場合には、ミスト圧力は上限と下限との間に
ないので、シーケンスは決定工程326に戻る。しかし
ながら、「イエス」と判断した場合には、ミスト圧力は
上限と下限との間にあり、工程352で赤色灯を消灯
し、緑色灯を点灯する。工程354では、「始動準備完
了(OK TO START)」のメッセージをスクリ
ーン108に表示する。工程356でプログラムシーケ
ンスに一分間遅延を導入する。一分間の遅延の後、移行
円358で図7のプログラムに移行した後、監視プログ
ラムシーケンス(図7参照)を開始する。次いで、監視
中、オイルミスト発生システムを以下に説明するように
作動する。
【0055】本発明による監視シーケンス400を図7
に示す。ミスト圧力、オイルレベル、ミスト密度、及び
オイル再充填を監視し且つ診断修理するためのシステム
及び方法を以下に説明する。しかしながら、他の作動パ
ラメータを監視でき、本発明を以下に論じるパラメータ
に限定しようとするものではないということは理解され
よう。
【0056】監視シーケンス400の最初の工程402
は、ミスト圧力が所定限度以上であるかどうかを判断す
るための工程である。そうであれば、マイクロプロセッ
サは警報工程404を実行し、このプログラムシーケン
スで赤色灯を点灯する。赤色灯が点灯されているときに
はいつでも緑色灯は消灯されている。これと同時に、工
程406で「高圧(HIGH PRESSURE)」と
いうメッセージをディスプレースクリーン108に表示
する。オペレータ照会工程408では、オペレータはキ
ーパッド110のボタンを操作し、問題の診断方法につ
いての指示を得る。オペレータの照会の結果としてデー
タベースから読みだされたものがディスプレースクリー
ン108に表示され、これに案内されて、オペレータは
一連の修理作業を行う。
【0057】使用者照会工程408で表示された高ミス
ト圧力を正すための診断提案は、「ミストラインの詰ま
りをチェックせよ」、「詰まった継手をチェックせ
よ」、及び「圧力調整器をチェックせよ」である。オペ
レータが高圧の問題を正した後、プログラム工程410
で赤色灯18を消灯し、緑色灯を点灯する。
【0058】高ミスト圧力の問題が解決された後、又は
ミスト圧力が高過ぎなかった場合、次のプログラム工程
416が実行される。この工程は決定工程であり、ミス
ト圧力が所定の下限以下であるかどうかを質問する。
「イエス」と判断した場合には、ミスト圧力は低過ぎ、
警報工程418で赤色灯を点灯する。これと同時に、工
程420で「低圧(LOW PRESSURE)」等の
メッセージがディスプレースクリーン108に表示され
る。オペレータ照会工程422で表示される診断は、
「ミストライン及び継手をチェックせよ」及び「圧力調
整器をチェックせよ」である。オペレータが低圧の問題
を正した後、オペレータは工程422でプログラムシー
ケンスを手動で続行する。工程424で赤色灯を消灯し
緑色灯を点灯する。
【0059】低ミスト圧力の問題が解決された後、又は
ミスト圧力が低過ぎなかった場合、次のプログラム工程
428が実行される。この工程は決定工程であり、リザ
ーバ38内のオイルレベルが所定の上限以上であるかど
うかを質問する。「イエス」と判断した場合には、オイ
ルレベルが高過ぎ、警報工程430で赤色灯を点灯す
る。これと同時に、工程432で「再充填不良(BAD
REFILL)」等のメッセージがディスプレースク
リーン108に表示され、オイル充填ポンプが工程43
4で消勢される。オペレータ照会工程436でディスプ
レースクリーン108に表示される診断提案は、「ソレ
ノイドバルブをチェックせよ」及び「ポンプを消勢する
ために送られた信号をチェックせよ」である。オペレー
タが高オイルレベルの問題を正した後、オペレータは工
程436でプログラムシーケンスを手動で続行する。工
程438で赤色灯を消灯し緑色灯を点灯する。
【0060】高オイルレベルの問題が解決された後、又
はリザーバ38内のオイルレベルが高過ぎなかった場
合、次のプログラム工程442が実行される。この工程
は決定工程であり、リザーバ38内のオイルレベルが所
定の下限以下であるかどうかを質問する。「イエス」と
判断した場合には、オイルレベルが低過ぎ、警報工程4
44で赤色灯を点灯する。これと同時に、工程446で
「オイル喪失(OUTOF OIL)」等のメッセージ
がディスプレースクリーン108に表示され、工程44
8でオイル加熱器を消勢する。オペレータ照会工程45
0でディスプレースクリーン108に表示される診断提
案は、「オイル供給タンクをチェックせよ」及び「オイ
ル供給ラインをチェックせよ」である。オペレータが低
オイルレベルの問題を正した後、オペレータは工程45
0でプログラムシーケンスを手動で続行する。工程45
2では、赤色灯を消灯し緑色灯を点灯する。
【0061】監視シーケンス400の次の工程は、オイ
ル温度監視工程である。第1工程456では、オイル温
度を所定の上限温度と比較する。オイル温度が上限以上
である場合には、警報工程458で赤色灯を点灯する。
次のプログラム工程460では、「高温オイル(HOT
OIL)」のメッセージをディスプレースクリーン1
08に表示し、マイクロプロセッサは、オイル加熱器消
勢工程462を実施する。使用者照会工程336で表示
された診断は、「オイル加熱器を交換せよ」及び「室温
に考慮せよ」である。
【0062】次の工程470は、オイル温度が所定の最
低温度以下であるかどうかを判断する工程である。オイ
ル温度が最低温度以下である場合には、警報工程472
で赤色灯を点灯する。これとほぼ同時に、工程474で
「低温オイル(COLD OIL)」のメッセージをデ
ィスプレースクリーン108に表示する。オペレータが
プログラム工程476で照会を行うと、診断提案が表示
される。ディスプレースクリーン108上の連続的な提
案には、「オイル加熱器を交換せよ」及び「低温のオイ
ルがタンクに加えられているかどうかをチェックせよ」
が含まれる。
【0063】オペレータが低オイル温度の問題を正した
後、又は他の方法で解決した後、オペレータは、工程4
76でプログラムシーケンスを手動で続行する。工程4
78で赤色灯を消灯し緑色灯を点灯する。
【0064】低オイル温度の問題を解決した後、又はリ
ザーバ38内のオイルの温度が低過ぎなかった場合に
は、次の決定工程482を実行する。この工程では、オ
イル再充填ポンプでオイルをリザーバ38に加えるた
め、オイルリザーバ再充填ポンプ信号が余りにも長い時
間に亘って(例えば5分間以上)呼び出されていたかど
うかを質問する。「イエス」と判断した場合には、オイ
ル追加信号が長時間に亘って賦勢されており、工程48
4で赤色灯18を点灯する。これと同時に、工程486
で「オイル漏れ?(OIL SPILL?)」といった
メッセージをディスプレースクリーン108に表示し、
工程487でオイルポンプを消勢する。オペレータ照会
工程488でディスプレースクリーン108に示される
診断提案には、「オイルラインをチェックせよ」、「オ
イル供給タンクをチェックせよ」、及び「再充填ポンプ
をチェックせよ」が含まれる。オペレータがこれに正し
く対処した後、又は何等かの方法でオイルの再充填の問
題を解決した後、オペレータは、工程488でプログラ
ムシーケンスを手動で続行する。工程490で赤色灯を
消灯し、緑色灯を点灯する。
【0065】オイルレベル及びオイル温度と同様に、ミ
スト密度をシーケンス工程494及び506で監視し、
ミスト密度が所定の作用限度レベル以上であるかどうか
或いは以下であるどうかを判断する。決定工程494
で、ミスト密度検出光電セルの出力をサンプリングし、
ミスト密度が所定の最小値以下であることを確認する。
「イエス」と判断した場合には、オイルミストの密度は
最小値以下であり、工程496で赤色灯18を点灯す
る。これとほぼ同時に、工程498でディスプレースク
リーン108に「低ミスト(LOW MIST)」のメ
ッセージを表示する。オペレータが工程500で照会す
るため、プログラムシーケンスが停止する。このとき、
オペレータは、マイクロプロセッサのデータベースに診
断提案を要求できる。このような提案には、「オイル調
節ねじをチェックせよ」、「オイル温度をチェックせ
よ」、及び「オイル取り入れフィルタをクリーニングせ
よ」が含まれる。オペレータが低オイルミストの密度の
問題を解決した後、オペレータは、キーパッド110で
信号を手動で送り、工程500でプログラムシーケンス
を続行する。プログラムシーケンスの次の工程502で
赤色灯18を消灯し、緑色灯を点灯する。
【0066】低ミスト状態が解消された後、又は決定工
程494でミスト密度が低くなかった場合、プログラム
シーケンス400は決定工程506に進み、ミスト密度
が高過ぎるかどうかを判断する。「イエス」と判断した
場合には、ミスト密度が所定の最大値よりも高く、プロ
グラム工程508で赤色灯を点灯する。これとほぼ同時
に、プログラム工程510で「高ミスト(HIGH M
IST)」のメッセージがディスプレースクリーン10
8に表示される。次いで、プログラムシーケンスは工程
512で停止し、オペレータが診断提案に対する要求を
入力できるようにする。このような提案には、「オイル
調節ねじをチェックせよ」、及び「システム圧力をチェ
ックせよ」が含まれる。オペレータが高密度ミスト状態
を解消した後、オペレータは工程512で指令を手動で
入力し、プログラムシーケンスを続行する。プログラム
は工程514に移行し、この工程で赤色灯を消灯し、緑
色灯を点灯する。
【0067】高ミスト圧力工程401から工程514ま
で進むことによって、プログラムは、好ましくは監視プ
ログラム400によってサンプリングされるのが所望
の、オイル−ミストシステムの全てのパラメータをサン
プリングする。従って、監視プログラム400が上手く
実行された後、プログラムシーケンスは、プログラム工
程514の後、又はプログラム工程506で否定判定
(ノー)がなされた場合、プログラム工程402で再び
全て開始される。
【0068】本発明は、主に、使用者に優しい自動式始
動−監視システム及び方法に関するが、本発明のシステ
ム及び方法は、作動パラメータの自動制御を含むように
拡張できるということは理解されよう。制御は、監視で
用いられたのと同じ、マイクロプロセッサを用いたシス
テムによって提供できる。制御もまた提供される場合に
は、マイクロプロセッサは、作動変数を所定限度内に維
持する制御信号を発生するようにプログラムされ、かく
して作動パラメータの自動制御を監視できる。報知器
は、更に、修理を補助するために各警報信号が時間及び
状態のステートメント(statement)とともに記録され
るようにプログラムされている。使用者は、報知器の面
に設けられたキーパッドを使用することによってこの履
歴にアクセスできる。報知器は、これらの事象をシステ
ムのメモリーの限度まで記憶した後、最も古い事象を消
去し、消去した事象を最新の事象と交換する。
【0069】情報の遠隔監視を行うため、電気信号出力
部66は、データアッセンブリ100をデジタルケーブ
ル700を介して遠隔の中央コンピューター701に接
続するためのRS422/485等のコンピューター適
合性ポートからなるのがよいコンピューターは、デスク
トップ型又はラップトップ型である。これにより、使用
者はシステムと双方向通信できる。即ち、使用者はシス
テムを遠隔の場所から監視でき、所望であれば、その場
所からシステムの作動パラメータを変更できる。上文中
に説明した機械式ゲージは、バックアップのため、及び
診断の補助として使用するため、重複データを提供す
る。これにより、各個々のユニットについて、ユニット
のところでパラメータをその場所で変更する必要がなく
なる。更に、データプロセッサは、マイクロプロセッサ
にその場所で又は遠隔の場所で照会できる。
【0070】本発明のオイルミスト発生システムに係る
別の実施例を図4に示す。この実施例は、図1における
のと同様に全体に参照番号10を附したレギュラーユニ
ット及び全体に参照番号600を附した待機ユニットを
含む。待機ユニット600は、空気入口602、及びミ
スト発生ヘッド606及び高容積出口608を備えた予
備オイルリザーバ604を含む。シールされた断路スイ
ッチ610により、待機ユニット600が賦勢される。
図4でわかるように、二つの手動式三方切り換えバルブ
612、614が、レギュラーユニット10及び待機ユ
ニット50の両方に共通で連結されている。一方の三方
バルブ612は、ミスト出口46、608を連結する。
他方の三方バルブ614は、空気供給入口20、602
を連結する。
【0071】これらの三方バルブは、レギュラーユニッ
トが故障した場合、保守中、又はレギュラーユニットが
何等かの理由で一時的に使用されなくなる場合にレギュ
ラーユニットから待機ユニットへの切り換えを行うため
に使用される。使用者は、断路スイッチ610を作動す
ることによって待機ユニットの作動を開始する。この工
程により、待機リザーバ604のオイル加熱器が賦勢さ
れる。レギュラーシステムのオイル加熱器及び待機シス
テムのオイル加熱器は、別々に接続されており、これに
より、使用者は、システムの切り換え時に待機ユニット
の使用準備が直ちに実行されるように待機ユニット内の
オイルを予熱できる。更に、これによって、修理環境に
おける個々のユニットの試験が容易になる。オイルが暖
められている場合、使用者は、三方バルブを手動で廻す
ことによってレギュラーユニットのミスト出口46及び
空気供給入口20を閉鎖し、待機ユニットのミスト出口
608及び空気供給入口602を開放する。待機ユニッ
トは一時的に作動するだけであるため、最小の機器しか
必要としない。更に、図4に示すように、予備リザーバ
604へのオイルの追加は、好ましくは手動で行われ
る。しかしながら、所望であれば、別の共通の三方バル
ブ連結部を再充填オイル源に設けてもよい。図4には端
部と端部とを向き合わせた形体が示してあるが、これら
のユニットは、背部と背部とを向き合わせた形体で、又
は互いに重ねた形体で連結されていてもよいということ
は理解されよう。
【0072】本発明のシステム及び方法は、機械的変更
及び監視技術の発展の両方により、現存のオイルミスト
発生技術に対する大幅な改善である。電気的に危険な環
境中の重要な機械類にオイルミストを確実に提供できる
性能が向上する。本システム及び方法は、補助、及びミ
スト発生及び機械の潤滑の邪魔になることが予想される
システムパラメータに関する警告を、使用者にオンライ
ンで提供する。システム及び方法は、使用者による始動
及び修理補助を行う上で特に適している。マイクロプロ
セッサによって案内された始動プロセスにより、潤滑さ
れるべき機器が潤滑され、良好な品質のオイルミストを
発生し送出するための全ての判断基準が満たされるま
で、作動開始信号がシステムに提供されない。本システ
ムは、システムの故障が予想される状態、及び他の故障
状態が存在することについての警告を発し、特定の故障
状態の場合にシステムを緊急停止できる。使用者は、監
視システムが提供する診断情報により案内される。故障
を迅速に正すため、診断は迅速に行われる。監視シーケ
ンスは、更に、必要とされる入力を使用者に促す。シス
テムの作動マニュアル又は他の技術情報を検討する必要
なしに情報を得ることができる。
【0073】これらの目的の多くは従来から考えられて
きたが、本発明は、これらをマイクロプロセッサをベー
スとした全体システム及び方法で組み合わせた最初のも
のである。更に、始動シーケンス及び監視シーケンスの
枠組み内に或る程度の自由があるけれども、これらのシ
ーケンスは、システム及び潤滑されるべき機械が損傷す
る可能性を最小にする方法で使用者を案内する。方法及
びシステムは、更に、非英数字からなる表示及び双方向
遠隔通信を提供することによって更に高度なものとな
る。使用者は、問題解決工程により、問題をその場所で
又は遠隔の場所で解決する。重大な故障中、又は保守
中、三方バルブにより、待機ユニットへの切り換えが迅
速に行われ、システムの配管が簡単になる。本発明は、
更に、非刺激性マイクロプロセッサ制御を使用すること
によって、リレーに基づいた論理を使用することを減少
するか或いは最小にする。かくして、使用者は、代表的
に必要とされてきた多数の導管及びシールをなくすこと
ができる。マイクロプロセッサ監視を行うことによっ
て、更に安全であり且つ更に効果的なオイルミスト潤滑
システムを低い費用で提供できる。
【0074】本発明をその好ましい実施例に関してかな
り詳細に説明したが、本発明者は、本発明をこれらの実
施例に限定しようとするものではないということは理解
されよう。これは、当業者が、以上の教示に照らして様
々な変更を行うことができるためである。これとは逆
に、本発明者は、添付の特許請求の範囲によって定義さ
れた本発明の精神及び範囲に含まれる全ての変形、変
更、及び等価物をカバーしようとするものである。従っ
て、添付の特許請求の範囲は、これらの改良の要旨を構
成する特徴を含むこれらの変更の全てを含むものと考え
られるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】オイルミスト発生システムの構成要素を収容す
るオイルミスト発生システムキャビネットの立面図であ
る。
【図2】図1に示すオイルミスト発生システムキャビネ
ットの左面の立面図である。
【図3】本発明一実施例によるデータ処理手段及びディ
スプレー装置の立面図である。
【図4】レギュラーオイルミスト発生システム及び待機
オイルミスト発生システムの構成要素を収容するオイル
ミスト発生システムキャビネットの立面図である。
【図5】本発明による自動始動シーケンスの一実施例の
フローダイヤグラムである。
【図6】本発明による自動始動シーケンスの一実施例
の、図5に続くフローダイヤグラムである。
【図7】本発明による自動式作動監視及び診断シーケン
スの一実施例のフローダイヤグラムである。
【符号の説明】
10 オイルミスト発生システム 12 金属製キャ
ビネット 14 耐候扉 16 バックパネ
ルアッセンブリ 17 断路スイッチ 20 空気供給入
口 22 エアフィルタ 24 空気圧調整
器 25 ゲージ 30 空気加熱器 32 チャンバ 34 オイル供給
入口 36 オイルフィルタ 38 オイルリザ
ーバ 40 クリーンアウトポート 42 視認ゲージ 44 連結ポート 46 オイルミス
ト出口ポート 50 ミスト発生ヘッド 52 空気供給導
管 60、70 キャビネット側部 62 ミスト出口
ポート 64 電力入口 66 電気信号ポ
ート 68 圧縮空気入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597172384 7845 Little Avenue,Ch arlotte,North Carol ina 28226,United Stat es of America (72)発明者 マイケル・ダブリュー・テイラー アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 28226,シャーロット,リトル・アベニュ ー 7845

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミスト発生システムにおいて、 加圧空気を供給するための手段と、 液体オイル用リザーバを含む、オイルを供給するための
    手段と、 前記加圧空気供給手段及び前記オイル供給手段に連結さ
    れた、オイルのミストを発生するための手段と、 前記加圧空気供給手段の空気温度、前記オイル供給手段
    のオイル温度、前記リザーバ内のオイルレベル、及び前
    記ミスト発生手段のミスト圧力の現在値を監視し、監視
    された値に基づいてデータ信号を発生するための複数の
    センサと、 前記複数のセンサに機能的に接続されており、監視され
    た値の一つが値の所定範囲内にない場合に、監視された
    値に応じて信号を発生する、前記データ信号を処理する
    ための手段と、 前記データ処理手段が発生した信号に基づいて、プログ
    ラムされたメッセージを表示するための視覚的ディスプ
    レー装置と、 使用者の手動による問い合わせに応答し、システムを適
    切な作動レベルに維持するために所定の行動をとるよう
    に使用者に指示する前記プログラムされたメッセージを
    前記視覚的ディスプレー装置に視覚的に表示させる手段
    とを有する、ことを特徴とするミスト発生システム。
  2. 【請求項2】 前記データ処理手段は、前記監視された
    値の各々を、これらの値の所定範囲の極値である所定の
    値点と比較し、前記監視された値の少なくとも一つが、
    その関連した所定の値点の一方を越えている場合に警報
    信号を発する、請求項1に記載のミスト発生システム。
  3. 【請求項3】 前記表示されたメッセージは、前記警報
    信号の理由を診断し、正すためのメッセージである、請
    求項2に記載のミスト発生システム。
  4. 【請求項4】 前記データ処理手段は、前記監視された
    値に応じて前記システムの始動シーケンスの工程を開始
    し、又は終了する、請求項1に記載のミスト発生システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記視覚的ディスプレー装置によって表
    示された前記メッセージは、非英字の組を含む、請求項
    1に記載のミスト発生システム。
  6. 【請求項6】 キーパッドを更に有し、使用者は、この
    キーパッドを使用して前記監視された値にアクセスでき
    且つシステムを修理するための別のプログラムされたメ
    ッセージを要求できる、請求項1に記載のミスト発生シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 データ信号を伝送するためのコンピュー
    ター適合性通信ポートを更に有し、前記データ処理手段
    は、遠隔の場所に信号を提供する、請求項1に記載のミ
    スト発生システム。
  8. 【請求項8】 前記コンピューター適合性通信ポート
    は、遠隔の場所との双方向通信を提供する、請求項7に
    記載のミスト発生システム。
  9. 【請求項9】 前記コンピューター適合性通信ポート
    は、RS422/485ポートである、請求項8に記載
    のミスト発生システム。
  10. 【請求項10】 前記データ処理手段は、所定範囲の極
    値を構成する値点を設定するための手段を含む、請求項
    1に記載のミスト発生システム。
  11. 【請求項11】 前記値点設定手段はキーパッドを含
    み、このキーパッドによって前記データ処理手段をプロ
    グラムし、前記値点を前記監視された値に対して変更で
    きる、請求項10に記載のミスト発生システム。
  12. 【請求項12】 ミスト発生システムにおいて、 加圧空気を供給するための手段と、 オイルを供給するための手段と、 前記加圧空気供給手段及び前記オイル供給手段に連結さ
    れており、前記空気供給手段に対して共通の連結部を共
    有する、オイルのミストを発生するための二つの別々の
    ミスト発生手段と、 前記ミスト発生手段に対する空気の供給を制御するため
    の三方バルブとを有する、ことを特徴とするミスト発生
    システム。
  13. 【請求項13】 レギュラーユニット及び待機ユニット
    のオイル供給を各々加熱するための別々のオイル供給加
    熱手段と、寒冷な気候中に待機システムを直ちに使用で
    きるようにするため、前記オイル供給加熱手段のいずれ
    か又は両方を賦勢するための手段とを更に含む、請求項
    12に記載のミスト発生システム。
  14. 【請求項14】 ミスト発生システムを監視するための
    方法において、 加圧空気及びオイルをミスト発生手段に供給する工程
    と、 ミストを発生する工程と、 空気供給温度、オイル供給温度、及びミスト圧力の現在
    の値を監視する工程と、 前記監視された値に基づいてデータ信号を発生する工程
    と、 前記データ信号を処理する工程と、 前記データ処理工程に基づいて信号を発生する工程と、 視覚的ディスプレー装置を提供する工程と、 前記監視された値の一つが現在の許容可能な値の範囲外
    にある場合、システムを適切な作動効率に維持するため
    所定の行動をとるように使用者に指示する予めプログラ
    ムされたメッセージを前記視覚的ディスプレー装置に表
    示する工程とを含む、ことを特徴とするミスト監視方
    法。
  15. 【請求項15】 前記信号発生工程は、警報信号を発生
    する工程を含む、請求項14に記載のミスト監視方法。
  16. 【請求項16】 警報事象の記憶を電気的に維持し、修
    理を行う場合に使用者がこの記憶にアクセスできる、請
    求項15に記載のミスト監視方法。
  17. 【請求項17】 前記システムの前記始動シーケンス
    を、前記監視された値に応じて開始する工程及び終了す
    る工程を更に含む、請求項14に記載のミスト監視方
    法。
  18. 【請求項18】 複数のセンサと、オペレータインター
    フェースを持つマイクロプロセッサとを使用し、機械的
    器具の潤滑に使用されるオイルのミストを発生するため
    の装置の始動と関連したパラメータを監視するための方
    法において、 a)オペレータインターフェースを作動し、インターフ
    ェースが作動状態にあることをオペレータに知らせる工
    程と、 b)各センサの出力をセンサの出力の限度値と順次比較
    し、比較されたセンサと関連した、装置の計測されたパ
    ラメータが、このパラメータに関して予め決定された限
    度値以上であることを確かめる工程と、 c)計測され且つ比較されたセンサ出力のパラメータが
    所定の限度値以上でない場合に、比較シーケンスを進め
    る工程と、 d)比較されたセンサ出力のパラメータが所定の限度値
    以上である場合に前記インターフェースを使用し、オペ
    レータに警報を提供し、シーケンスを休止し、限度を越
    えたパラメータをオペレータが正すことができるように
    する工程と、 e)前記インターフェースで、オペレータの要求時に、
    最後に比較したパラメータの限度を越えた状態を正すた
    めの少なくとも一つの診断提案を提供する工程と、 f)オペレータの手動入力に応じて、比較シーケンスを
    続行する工程と、 g)前記シーケンスにプログラムされた最後の比較の
    後、潤滑されるべき機械的器具にオイルミストを提供す
    ることを前記装置に指令する工程とを含む、ことを特徴
    とする方法。
  19. 【請求項19】 前記センサのうちの少なくとも一つの
    センサが、供給された空気の現在の空気温度値を検出
    し、前記センサの前記出力を限度値と比較する工程は、
    空気温度値を空気温度について記憶された所定の最大値
    及び最小値と比較する工程を含む、請求項18に記載の
    ミスト監視方法。
  20. 【請求項20】 前記センサのうちの少なくとも一つの
    センサが、オイル供給の現在のオイル温度値を検出し、
    前記センサの前記出力を限度値と比較する工程は、オイ
    ル温度値をオイル温度について記憶された所定の最大値
    及び最小値と比較する工程を含む、請求項18に記載の
    ミスト監視方法。
  21. 【請求項21】 前記センサのうちの少なくとも一つの
    センサが、現在のミスト圧力値を検出し、前記センサの
    前記出力を限度値と比較する工程は、ミスト圧力値をミ
    スト圧力について記憶された所定の最大値及び最小値と
    比較する工程を含む、請求項18に記載のミスト監視方
    法。
  22. 【請求項22】 前記センサのうちの少なくとも一つの
    センサが、利用可能な液体オイルの量を検出し、前記セ
    ンサの前記出力を限度値と比較する工程は、オイルレベ
    ルを利用可能なオイル量について記憶された所定の最大
    値及び最小値と比較する工程を含む、請求項18に記載
    のミスト監視方法。
  23. 【請求項23】 始動を制御するため、及び機械的器具
    を潤滑するためのオイルのミストを発生するための装置
    の作動を監視するためのシステムであって、前記オイル
    ミスト発生装置は、加圧空気源、液体オイルリザーバ、
    液体オイルを加圧空気流中に噴霧するためのオイルミス
    ト化ヘッド、液体オイル用加熱器、及び装置の様々な部
    分のパラメータを計測するためのセンサを含み、記憶さ
    れたプログラムの工程を実施するため、情報のデータベ
    ースと協働するマイクロプロセッサを有し、このマイク
    ロプロセッサは、オペレータと通信し且つオペレータか
    ら指令を受け入れるためのインターフェースを含む、前
    記制御システムにおいて、 a)マイクロプロセッサ及びその記憶されたプログラム
    を含む、センサの出力を前記データベースに記憶された
    各センサについての限度値と順次比較するための手段
    と、 b)センサの出力がそれらの関連した限度値を越えてい
    ない限り、センサの出力の順次比較を進めるための、マ
    イクロプロセッサを含む手段と、 c)前記比較により、センサの出力がそのセンサについ
    ての限度値を越えていることを示した場合にこれをオペ
    レータに知らせるための、オペレータインターフェース
    を含む手段と、 d)パラメータがその限度値を越えた場合に、記憶され
    たプログラムされた順次比較の実行を停止するための、
    記憶されたプログラム内の手段と、 e)インターフェースのところで入力されたオペレータ
    からの手動要求に応じて、インターフェースのところで
    オペレータに診断提案を提供するための、データベース
    を含む手段と、 f)オペレータからの手動入力に応じてセンサ出力の順
    次比較を続行するための、オペレータインターフェース
    を含む手段とを有する、ことを特徴とする制御システ
    ム。
  24. 【請求項24】 前記センサのうちの一つのセンサが、
    加圧空気源の現在の空気温度値を監視する、請求項23
    に記載のミスト発生システム。
  25. 【請求項25】 前記センサのうちの一つのセンサが、
    オイルの現在のオイル温度値を監視する、請求項23に
    記載のミスト発生システム。
  26. 【請求項26】 前記センサのうちの一つのセンサが、
    リザーバ内のオイルレベルを計測する、請求項23に記
    載のミスト発生システム。
  27. 【請求項27】 前記センサのうちの一つのセンサが、
    発生したミストのミスト圧力値を計測する、請求項23
    に記載のミスト発生システム。
  28. 【請求項28】 キーパッドを含むオペレータインター
    フェースを更に含む、請求項23に記載のミスト発生シ
    ステム。
  29. 【請求項29】 システムと双方向通信するための遠隔
    のコンピューターを含むオペレータインターフェースを
    更に有する、請求項23に記載のミスト発生システム。
  30. 【請求項30】 システムパラメータの視覚的実時間表
    示を提供するための機械式ゲージを更に有する、請求項
    23に記載のミスト発生システム。
  31. 【請求項31】 ミスト発生システムにおいて、 加圧空気を供給するための手段と、 液体オイル用リザーバを含む、オイルを供給するための
    手段と、 前記加圧空気供給手段及び前記オイル供給手段に連結さ
    れた、オイルのミストを発生するための手段と、 前記加圧空気供給手段、前記オイル供給手段、及び前記
    ミスト発生手段の現在の値を監視し、監視された値に基
    づいてデータ信号を発生するための複数のセンサと、 前記センサに機能的に接続されており、監視された値の
    一つが値の所定範囲内にない場合に、監視された値に応
    じて信号を発生する、前記データ信号を処理するための
    手段と、 前記信号を遠隔の場所に伝送し、信号を前記遠隔の場所
    から受け取るためのコンピューター適合性通信ポートと
    を有する、ことを特徴とするミスト発生システム。
  32. 【請求項32】 前記コンピューター適合性通信ポート
    は、RS422/485ポートである、請求項31に記
    載のミスト発生システム。
  33. 【請求項33】 前記データ処理手段は、前記監視され
    た値の各々を、これらの値の所定範囲の極値である所定
    の値点と比較し、前記監視された値の少なくとも一つ
    が、その関連した所定の値点の一方を越えている場合に
    警報を発する、請求項31に記載のミスト発生システ
    ム。
  34. 【請求項34】 遠隔の場所に設けられた視覚的ディス
    プレー装置を更に有し、前記データ処理手段が発生した
    信号は、前記データ処理手段が発生した信号に基づい
    て、プログラムされたメッセージを前記視覚的ディスプ
    レー装置に表示し、 使用者の遠隔の場所からの手動による問い合わせに応答
    し、システムを適切な作動レベルに維持するために所定
    の行動をとるように使用者に指示する前記プログラムさ
    れたメッセージを前記視覚的ディスプレー装置に視覚的
    に表示する手段を更に有する、請求項31に記載のミス
    ト発生システム。
  35. 【請求項35】 前記監視された値に遠隔の場所からア
    クセスし、前記システムの修理を行うための別のプログ
    ラムされたメッセージを要求する手段を更に有する、請
    求項34に記載のミスト発生システム。
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