JPH11261594A - パケット優先受信処理方法 - Google Patents
パケット優先受信処理方法Info
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- JPH11261594A JPH11261594A JP7358198A JP7358198A JPH11261594A JP H11261594 A JPH11261594 A JP H11261594A JP 7358198 A JP7358198 A JP 7358198A JP 7358198 A JP7358198 A JP 7358198A JP H11261594 A JPH11261594 A JP H11261594A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】優先パケット受信時、処理を待ち合わせること
なく即時に処理を行うことを可能としたパケット優先受
信処理方式の提供。 【解決手段】送信側は、送信するパケットに優先順位情
報を書き込むＭＰＵと、パケットデータを書き込まれた
順に伝送路に送信するパケット送信部を有し、受信側
は、パケットデータを受信し、受信処理完了まで保持し
ておくバッファと、パケット内に付加されている、パケ
ットの優先順位情報を認識し、ＭＰＵに対して割り込み
信号を送出する割り込み要求デバイスと、を備えたパケ
ット受信部と、割り込み要求デバイスからの割り込み信
号レベルに応じた割り込み処理を実行するＭＰＵを有す
る。
なく即時に処理を行うことを可能としたパケット優先受
信処理方式の提供。 【解決手段】送信側は、送信するパケットに優先順位情
報を書き込むＭＰＵと、パケットデータを書き込まれた
順に伝送路に送信するパケット送信部を有し、受信側
は、パケットデータを受信し、受信処理完了まで保持し
ておくバッファと、パケット内に付加されている、パケ
ットの優先順位情報を認識し、ＭＰＵに対して割り込み
信号を送出する割り込み要求デバイスと、を備えたパケ
ット受信部と、割り込み要求デバイスからの割り込み信
号レベルに応じた割り込み処理を実行するＭＰＵを有す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット優先受信
処理方法に関し、特にＭＰＵ割り込みを用いたパケット
優先受信処理方法に関する。
処理方法に関し、特にＭＰＵ割り込みを用いたパケット
優先受信処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＡＡＬ−５（ＡＴＭアダプテーションレ
イヤのレベル５）を用いたＡＴＭ（非同期転送モード）
インタフェースのパケットデータ通信優先制御方法とし
て、例えば特開平９−２３２４４号公報には、プロセッ
サ負荷を増やすことなく優先パケットの優先送信を効率
的に行えることを目的として、送信側で非優先パケット
を送信中に優先パケットの送信要求があった場合、非優
先パケットの送信済みデータを前半パケットａ、未送信
のデータを後半パケットｂに分割し、分割されたことを
示すコードを付け、前半パケットａ送信完了後、優先パ
ケットを送信し、その後、後半パケットｂを送信し、受
信側ではコードを監視し前半パケットａを受信しても受
信完了処理を保留し、次に受信した優先パケットの処理
を行い、その後、後半パケットｂを受信した時点で、前
半パケットａと後半パケットｂを一緒にしたパケットと
して処理を行うことにより、優先パケットの優先処理を
行うようにした方法が提案されている。
イヤのレベル５）を用いたＡＴＭ（非同期転送モード）
インタフェースのパケットデータ通信優先制御方法とし
て、例えば特開平９−２３２４４号公報には、プロセッ
サ負荷を増やすことなく優先パケットの優先送信を効率
的に行えることを目的として、送信側で非優先パケット
を送信中に優先パケットの送信要求があった場合、非優
先パケットの送信済みデータを前半パケットａ、未送信
のデータを後半パケットｂに分割し、分割されたことを
示すコードを付け、前半パケットａ送信完了後、優先パ
ケットを送信し、その後、後半パケットｂを送信し、受
信側ではコードを監視し前半パケットａを受信しても受
信完了処理を保留し、次に受信した優先パケットの処理
を行い、その後、後半パケットｂを受信した時点で、前
半パケットａと後半パケットｂを一緒にしたパケットと
して処理を行うことにより、優先パケットの優先処理を
行うようにした方法が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法は下記記載の問題点を有している。
た従来の方法は下記記載の問題点を有している。
【０００４】第１の問題点は、受信側において一つのパ
ケットを受信している最中では、優先的に処理を行いた
いパケットがあっても、受信中パケットの処理が終了す
るまで、待ち合わせなければならない、ということであ
る。
ケットを受信している最中では、優先的に処理を行いた
いパケットがあっても、受信中パケットの処理が終了す
るまで、待ち合わせなければならない、ということであ
る。
【０００５】その理由は、データ受信において、受信処
理に対して割り込みをかけることができない、ためであ
る。
理に対して割り込みをかけることができない、ためであ
る。
【０００６】第２の問題点は、特定のパケットを優先的
に通信するにあたって、送信側、及び受信側において、
それぞれ、非優先パケットを分割、及び再合成する処理
が必要とされ、処理が複雑となり、かつ遅くなる、とい
うことである。
に通信するにあたって、送信側、及び受信側において、
それぞれ、非優先パケットを分割、及び再合成する処理
が必要とされ、処理が複雑となり、かつ遅くなる、とい
うことである。
【０００７】その理由は、パケット受信処理が到着した
パケット順に行われ、優先パケットは、送信時におい
て、一はやく送信する必要があり、非優先パケット送信
中に優先パケット送信要求が生じた場合において、この
非優先パケットを前半パケット及び後半パケットに分割
する処理を行っているためである。
パケット順に行われ、優先パケットは、送信時におい
て、一はやく送信する必要があり、非優先パケット送信
中に優先パケット送信要求が生じた場合において、この
非優先パケットを前半パケット及び後半パケットに分割
する処理を行っているためである。
【０００８】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、優先パケット受信
時、処理を待ち合わせることなく即時に処理を行うこと
を可能としたパケット優先受信処理方法を提供すること
にある。
なされたものであって、その目的は、優先パケット受信
時、処理を待ち合わせることなく即時に処理を行うこと
を可能としたパケット優先受信処理方法を提供すること
にある。
【０００９】本発明の他の目的は、優先パケットの受信
処理を簡略化し、高速化するパケット優先受信処理方法
を提供することにある。
処理を簡略化し、高速化するパケット優先受信処理方法
を提供することにある。
【００１０】本発明のさらに他の目的は、優先パケット
の送信及び受信処理を簡略化し、高速化するパケット優
先制御方式を提供することにある。
の送信及び受信処理を簡略化し、高速化するパケット優
先制御方式を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明のパケット優先受信処理方法は、以下のような特徴を
有する。 （１）受信したパケットデータ内に付加されている優先
順位を認識し該優先順位に応じたレベルの割り込み信号
を、受信パケットデータを処理するＭＰＵに対して送信
することでパケットの優先受信処理を行う。 （２）前記ＭＰＵが一つのパケットデータを受信処理中
であっても、前記ＭＰＵに対する割り込み信号のレベル
により、現在処理中の割り込みレベルよりも優先順位の
高いパケットを受信した場合、前記ＭＰＵは該優先順位
の高いパケットの受信処理に処理を切り換える。 （３）前記パケットには送信側で優先順位情報が付加さ
れる。
明のパケット優先受信処理方法は、以下のような特徴を
有する。 （１）受信したパケットデータ内に付加されている優先
順位を認識し該優先順位に応じたレベルの割り込み信号
を、受信パケットデータを処理するＭＰＵに対して送信
することでパケットの優先受信処理を行う。 （２）前記ＭＰＵが一つのパケットデータを受信処理中
であっても、前記ＭＰＵに対する割り込み信号のレベル
により、現在処理中の割り込みレベルよりも優先順位の
高いパケットを受信した場合、前記ＭＰＵは該優先順位
の高いパケットの受信処理に処理を切り換える。 （３）前記パケットには送信側で優先順位情報が付加さ
れる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明のパケット優先制御方式は、その好
ましい実施の形態において、受信側は、パケットデータ
を受信し、受信処理完了まで保持しておくバッファ（図
１の１−４、１−５、１−６）と、パケット内に付加さ
れている、パケットの優先順位情報を認識し、ＭＰＵに
対して割り込み信号を送出する割り込み要求デバイス
（図１の１−７）と、を備えたパケット受信部（図１の
１−８）と、割り込み要求デバイスからの割り込み信号
レベル（図１の１−９、１−１０）に応じた割り込み処
理を実行するＭＰＵ（図１の１−１１）と、を有する。
に説明する。本発明のパケット優先制御方式は、その好
ましい実施の形態において、受信側は、パケットデータ
を受信し、受信処理完了まで保持しておくバッファ（図
１の１−４、１−５、１−６）と、パケット内に付加さ
れている、パケットの優先順位情報を認識し、ＭＰＵに
対して割り込み信号を送出する割り込み要求デバイス
（図１の１−７）と、を備えたパケット受信部（図１の
１−８）と、割り込み要求デバイスからの割り込み信号
レベル（図１の１−９、１−１０）に応じた割り込み処
理を実行するＭＰＵ（図１の１−１１）と、を有する。
【００１３】また、本発明のパケット優先制御方式は、
その好ましい実施の形態において、送信側は、送信する
パケットに優先順位情報を書き込むＭＰＵ（図１の１−
１）と、パケットデータを書き込まれた順に伝送路（図
１の１−３）に送信するパケット送信部（図１の１−
２）と、を有する。
その好ましい実施の形態において、送信側は、送信する
パケットに優先順位情報を書き込むＭＰＵ（図１の１−
１）と、パケットデータを書き込まれた順に伝送路（図
１の１−３）に送信するパケット送信部（図１の１−
２）と、を有する。
【００１４】本発明の実施の形態においては、送信側で
付加された優先順位情報をもつパケットを受信した際
に、受信側の割り込み要求デバイスが、その優先順位に
応じたレベルの割り込み信号をＭＰＵに送出する。現在
受信処理中のパケットよりも高いレベルの割り込み信号
であれば、ＭＰＵの処理は、当該割り込みの元となった
高い優先順位をもつパケットの受信処理に移行し、その
処理が終了した後、再び先ほど処理が割り込まれたパケ
ットの受信処理に復帰する。これにより、一つのパケッ
トを受信処理中であっても、優先パケットを受信時に即
時、受信処理を行うことができる。
付加された優先順位情報をもつパケットを受信した際
に、受信側の割り込み要求デバイスが、その優先順位に
応じたレベルの割り込み信号をＭＰＵに送出する。現在
受信処理中のパケットよりも高いレベルの割り込み信号
であれば、ＭＰＵの処理は、当該割り込みの元となった
高い優先順位をもつパケットの受信処理に移行し、その
処理が終了した後、再び先ほど処理が割り込まれたパケ
ットの受信処理に復帰する。これにより、一つのパケッ
トを受信処理中であっても、優先パケットを受信時に即
時、受信処理を行うことができる。
【００１５】また本発明の実施の形態では、優先的に処
理を行いたいパケットに対して、送信側で高い優先順位
を付加するだけでその目的を達することができるため、
送信処理及び受信処理を簡略化し、高速化することがで
きる。
理を行いたいパケットに対して、送信側で高い優先順位
を付加するだけでその目的を達することができるため、
送信処理及び受信処理を簡略化し、高速化することがで
きる。
【００１６】
【実施例】次に、上記した本発明の実施の形態について
さらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面
を参照して詳細に説明する。
さらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面
を参照して詳細に説明する。
【００１７】図１を参照すると、送信側として、ＭＰＵ
（マイクロプロセッサユニット）１−１は、パケット送
信部１−２に対して優先順位を付加したパケットを書き
込む。
（マイクロプロセッサユニット）１−１は、パケット送
信部１−２に対して優先順位を付加したパケットを書き
込む。
【００１８】パケット送信部１−２は、ＭＰＵ１−１に
よって書き込まれたパケットを、書き込まれた順番に従
って伝送路１−３に送信する。
よって書き込まれたパケットを、書き込まれた順番に従
って伝送路１−３に送信する。
【００１９】受信側として、パケット送信部１−８は、
伝送路１−３よりパケットを順番に取り込むバッファ１
−４、１−５、１−６を備え、各バッファは、パケット
を取り込んだ後、受信処理を完了するまで内容を保持し
ている。
伝送路１−３よりパケットを順番に取り込むバッファ１
−４、１−５、１−６を備え、各バッファは、パケット
を取り込んだ後、受信処理を完了するまで内容を保持し
ている。
【００２０】割り込み要求デバイス１−７は、各バッフ
ァ１−４〜１−６にパケットが取り込まれた時点で、パ
ケット内に書かれている優先順位を判別し、この優先順
位に応じた割り込み信号をＭＰＵ１−１１に対して送信
する。
ァ１−４〜１−６にパケットが取り込まれた時点で、パ
ケット内に書かれている優先順位を判別し、この優先順
位に応じた割り込み信号をＭＰＵ１−１１に対して送信
する。
【００２１】本実施例では、ＭＰＵ１−１１への割り込
み信号は優先順位に対応して二本あり、このうち割り込
み信号１−９は優先順位１に対応した信号であり割り込
みレベル１、割り込み信号１０は優先順位２に対応した
信号で割り込みレベル２である。
み信号は優先順位に対応して二本あり、このうち割り込
み信号１−９は優先順位１に対応した信号であり割り込
みレベル１、割り込み信号１０は優先順位２に対応した
信号で割り込みレベル２である。
【００２２】ＭＰＵ１−１１は、割り込み要求デバイス
１−７から受けた割り込み信号の割り込みレベルにより
割り込み処理を行う。すなわち、割り込み要求デバイス
１−７からの割り込み信号のレベルが、現在行っている
割り込み処理よりも高い割り込みレベルであった場合、
それに応じた割り込み処理を実行する。
１−７から受けた割り込み信号の割り込みレベルにより
割り込み処理を行う。すなわち、割り込み要求デバイス
１−７からの割り込み信号のレベルが、現在行っている
割り込み処理よりも高い割り込みレベルであった場合、
それに応じた割り込み処理を実行する。
【００２３】次に図１を参照して、本実施例の受信処理
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【００２４】送信側のＭＰＵ１−１は、通常送信する非
優先パケットの優先順位として「１」をパケット内に書
き込み、パケット送信部１−２に送ることで通信を行
う。
優先パケットの優先順位として「１」をパケット内に書
き込み、パケット送信部１−２に送ることで通信を行
う。
【００２５】優先パケットを送信する場合は優先順位を
「２」としてパケット内に書き込み、同様の処理を行
う。
「２」としてパケット内に書き込み、同様の処理を行
う。
【００２６】優先順位の数値が高いほど、受信時のパケ
ット処理は優先され、ここでは例としてパケットデータ
１には優先順位１を、パケットデータ２にも優先順位１
を、パケットデータ３には優先順位２をそれぞれ書き込
み、順にパケット送信部１−２に送る。
ット処理は優先され、ここでは例としてパケットデータ
１には優先順位１を、パケットデータ２にも優先順位１
を、パケットデータ３には優先順位２をそれぞれ書き込
み、順にパケット送信部１−２に送る。
【００２７】パケット送信部１−２は、ＭＰＵ１−１か
ら送られたパケット順に伝送路１−３に対して送信を行
い、パケットデータ１、パケットデータ２、パケットデ
ータ３の順に伝送路１−３に対して送信する。
ら送られたパケット順に伝送路１−３に対して送信を行
い、パケットデータ１、パケットデータ２、パケットデ
ータ３の順に伝送路１−３に対して送信する。
【００２８】受信側は、伝送路１−３よりパケットを取
り込み、順番にパケットデータ１をバッファ１−４、パ
ケットデータ２をバッファ１−５、パケットデータ３を
バッファ１−６にそれぞれ格納する。
り込み、順番にパケットデータ１をバッファ１−４、パ
ケットデータ２をバッファ１−５、パケットデータ３を
バッファ１−６にそれぞれ格納する。
【００２９】割り込み要求デバイス１−７は、バッファ
にパケットが取り込まれた時点でパケット内に書かれて
いる優先順位を判別し、それに応じた割り込み信号をＭ
ＰＵ１１に対して送信する。
にパケットが取り込まれた時点でパケット内に書かれて
いる優先順位を判別し、それに応じた割り込み信号をＭ
ＰＵ１１に対して送信する。
【００３０】バッファ１−４に取り込まれたパケットデ
ータ１からは優先順位１を認識し、レベル１の割り込み
信号１−９を、バッファ１−５に取り込まれたパケット
データ２からも同様に優先順位１を認識し、レベル１の
割り込み信号１−９をＭＰＵ１−１１に対して送信す
る。バッファ１−６に取り込まれたパケットデータ３か
らは優先順位２を認識し、レベル２の割り込み信号１−
１０をＭＰＵ１−１１に対して送信する。
ータ１からは優先順位１を認識し、レベル１の割り込み
信号１−９を、バッファ１−５に取り込まれたパケット
データ２からも同様に優先順位１を認識し、レベル１の
割り込み信号１−９をＭＰＵ１−１１に対して送信す
る。バッファ１−６に取り込まれたパケットデータ３か
らは優先順位２を認識し、レベル２の割り込み信号１−
１０をＭＰＵ１−１１に対して送信する。
【００３１】ＭＰＵ１−１１は、割り込み要求デバイス
から受けた割り込み信号に応じた割り込み処理を行い、
レベル１割り込み信号１−９ではレベル１割り込み処理
を、レベル２割り込み信号１−１０ではレベル２割り込
み処理を行う。また、現在割り込み処理を行っている場
合、これよりも高いレベルの割り込み処理が発生すれ
ば、そちらの処理を先に処理した後に、元の処理に復帰
し、現在処理している割り込みのレベルと同じか低いレ
ベルの割り込み処理が発生した場合は発生した処理を保
留する。
から受けた割り込み信号に応じた割り込み処理を行い、
レベル１割り込み信号１−９ではレベル１割り込み処理
を、レベル２割り込み信号１−１０ではレベル２割り込
み処理を行う。また、現在割り込み処理を行っている場
合、これよりも高いレベルの割り込み処理が発生すれ
ば、そちらの処理を先に処理した後に、元の処理に復帰
し、現在処理している割り込みのレベルと同じか低いレ
ベルの割り込み処理が発生した場合は発生した処理を保
留する。
【００３２】次に図２を参照して、本実施例において、
割り込み要求デバイス１−７から割り込み信号を受けた
ＭＰＵ１−１１の処理の流れを説明する。
割り込み要求デバイス１−７から割り込み信号を受けた
ＭＰＵ１−１１の処理の流れを説明する。
【００３３】割り込み要求デバイス１−７は、各バッフ
ァ１−４〜１−６にパケットが取り込まれた時点で、パ
ケット内に書かれている優先順位に応じた割り込み信号
をＭＰＵ１−１１に対して送信する。
ァ１−４〜１−６にパケットが取り込まれた時点で、パ
ケット内に書かれている優先順位に応じた割り込み信号
をＭＰＵ１−１１に対して送信する。
【００３４】この場合、まずバッファ１−４にパケット
データ１が取り込まれると、その中の優先順位１を認識
し、ＭＰＵ１−１１に対してレベル１の割り込み信号１
−９を送信する。割り込み信号１−９を受けたＭＰＵで
はバッファ１−４に取り込まれているパケットデータ１
の受信処理を開始する。
データ１が取り込まれると、その中の優先順位１を認識
し、ＭＰＵ１−１１に対してレベル１の割り込み信号１
−９を送信する。割り込み信号１−９を受けたＭＰＵで
はバッファ１−４に取り込まれているパケットデータ１
の受信処理を開始する。
【００３５】その後、バッファ１−５にパケットデータ
２が取り込まれると、同様に、その中の優先順位１を認
識し、ＭＰＵ１−１１に対してレベル１の割り込み信号
を送信する。しかし、この場合、先に同じレベルの割り
込みにより、パケットデータ１の受信処理が行われてい
る最中であるため、割り込みは保留される。
２が取り込まれると、同様に、その中の優先順位１を認
識し、ＭＰＵ１−１１に対してレベル１の割り込み信号
を送信する。しかし、この場合、先に同じレベルの割り
込みにより、パケットデータ１の受信処理が行われてい
る最中であるため、割り込みは保留される。
【００３６】次にバッファ１−６にパケットデータ３が
取り込まれると、割り込み要求デバイス１−７はその中
の優先順位２を認識し、ＭＰＵ１−１１に対してレベル
２の割り込み信号１−１０を送信する。
取り込まれると、割り込み要求デバイス１−７はその中
の優先順位２を認識し、ＭＰＵ１−１１に対してレベル
２の割り込み信号１−１０を送信する。
【００３７】割り込み信号１−１０を受けたＭＰＵ１−
１１は、直ちにレベル２の割り込み処理として、バッフ
ァ１−６に取り込まれているパケットデータ３の受信処
理を行い、受信処理が完了した旨を上位プログラムに報
告し、レベル２の割り込み処理を終了する。これにより
優先パケットをバッファに取り込んだ直後に処理するこ
とができる。
１１は、直ちにレベル２の割り込み処理として、バッフ
ァ１−６に取り込まれているパケットデータ３の受信処
理を行い、受信処理が完了した旨を上位プログラムに報
告し、レベル２の割り込み処理を終了する。これにより
優先パケットをバッファに取り込んだ直後に処理するこ
とができる。
【００３８】レベル２割り込み処理が終了すると、ＭＰ
Ｕ１−１１の処理は元のパケットデータ１の受信処理に
復帰し、受信処理が完了すると、その旨を上位プログラ
ムに報告する。
Ｕ１−１１の処理は元のパケットデータ１の受信処理に
復帰し、受信処理が完了すると、その旨を上位プログラ
ムに報告する。
【００３９】引き続いてバッファ１−５に取り込まれて
いるパケットデータ２の受信処理を行い、受信処理が完
了すると上位プログラムに報告する。
いるパケットデータ２の受信処理を行い、受信処理が完
了すると上位プログラムに報告する。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
記記載の効果を奏する。
【００４１】本発明の第１の効果は、一つのパケットを
受信処理中であっても、優先的に処理したいパケットの
受信処理を行うことができる、ということである。
受信処理中であっても、優先的に処理したいパケットの
受信処理を行うことができる、ということである。
【００４２】その理由は、受信側でパケット受信時に、
パケット内に付加されている優先順位に応じた割り込み
信号を割り込み要求デバイスがＭＰＵに送信し、ＭＰＵ
では割り込み信号のレベルに応じて受信パケットの処理
を行うようにしたためである。
パケット内に付加されている優先順位に応じた割り込み
信号を割り込み要求デバイスがＭＰＵに送信し、ＭＰＵ
では割り込み信号のレベルに応じて受信パケットの処理
を行うようにしたためである。
【００４３】本発明の第２の効果は、優先パケットを含
むパケット通信の受信処理を簡略化し、高速化すること
ができる、ということである。
むパケット通信の受信処理を簡略化し、高速化すること
ができる、ということである。
【００４４】その理由は、本発明においては、優先パケ
ットの受信処理をＭＰＵの割り込みによって行うため、
特別な処理機能を具備することなく、優先パケット受信
処理を実現することができるためである。
ットの受信処理をＭＰＵの割り込みによって行うため、
特別な処理機能を具備することなく、優先パケット受信
処理を実現することができるためである。
【００４５】本発明の第３の効果は、優先パケットを含
むパケット通信の送信処理を簡略化し、高速化すること
ができる、ということである。
むパケット通信の送信処理を簡略化し、高速化すること
ができる、ということである。
【００４６】その理由は、本発明においては、優先して
処理を行いたいパケットに対して、パケット内に高い優
先順位を付加するだけでよく、特別な処理機能を具備す
ることなく、優先パケット受信処理を実現することがで
きるためである。
処理を行いたいパケットに対して、パケット内に高い優
先順位を付加するだけでよく、特別な処理機能を具備す
ることなく、優先パケット受信処理を実現することがで
きるためである。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図２】本発明の一実施例におけるＭＰＵ処理の流れを
説明する模式図である。
説明する模式図である。
１−１ 送信側ＭＰＵ １−２ パケット送信部 １−３ 伝送路 １−４，１−５，１−６ パケット受信バッファ １−７ 割り込み要求デバイス １−８ パケット受信部 １−９ レベル１割り込み信号 １−１０ レベル２割り込み信号 １−１１ 受信側ＭＰＵ
Claims (5)
- 【請求項１】受信したパケットデータ内に付加されてい
る優先順位を認識し該優先順位に応じたレベルの割り込
み信号を、受信パケットデータを処理するＭＰＵに対し
て送信することで、パケットの優先受信処理を行う、こ
とを特徴とするパケット優先受信処理方法。 - 【請求項２】前記ＭＰＵが一つのパケットデータを受信
処理中であっても、前記ＭＰＵに対する割り込み信号の
レベルにより、前記ＭＰＵで現在処理中の割り込みレベ
ルよりも優先順位の高いパケットを受信した際に、前記
ＭＰＵは、該優先順位の高いパケットの受信処理に切り
換える、ことを特徴とする請求項１記載のパケット優先
受信処理方法。 - 【請求項３】前記パケットには送信側で優先順位情報が
付加されることを特徴とする、請求項１又は２記載のパ
ケット優先受信処理方法。 - 【請求項４】送信側装置が、送信するパケットに優先順
位情報を書き込むプロセッサと、 パケットデータを前記プロセッサで書き込まれた順に伝
送路に送信するパケット送信手段と、を備え、 受信側装置が、前記伝送路からパケットデータを受信
し、受信処理完了まで保持しておく記憶手段と、 前記記憶手段に蓄積された前記パケットデータ内に付加
されているパケットの優先順位情報を認識し該優先順位
に応じたレベルの割り込み信号を送出する割り込み要求
手段と、 前記割り込み要求手段からの割り込み信号のレベルに応
じた割り込み処理を実行するプロセッサと、 を備え、 前記受信側のプロセッサが受信パケットデータを処理中
であっても、優先順位の高いパケットを受信した場合
に、前記受信側のプロセッサは、前記割り込み要求手段
から送出された、現在処理中の割り込みのレベルよりも
レベルの高い割り込み信号を受け付け、前記優先順位の
高いパケットの受信処理に処理を切り換える、ことを特
徴とするパケット優先制御方式。 - 【請求項５】前記割り込み要求手段から送出された割り
込み信号のレベルが、前記受信側のプロセッサで現在処
理している割り込みのレベルと同じかまたは低いレベル
である場合、前記送出された割り込み信号に対応する受
信パケットデータの処理は保留される、ことを特徴とす
る請求項４記載のパケット優先制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7358198A JPH11261594A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | パケット優先受信処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7358198A JPH11261594A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | パケット優先受信処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11261594A true JPH11261594A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13522422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7358198A Pending JPH11261594A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | パケット優先受信処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11261594A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016111424A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、およびプログラム |
-
1998
- 1998-03-06 JP JP7358198A patent/JPH11261594A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016111424A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、およびプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991005 |