JPH11261074A - 半導体装置およびその作製方法 - Google Patents

半導体装置およびその作製方法

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JPH11261074A
JPH11261074A JP8294798A JP8294798A JPH11261074A JP H11261074 A JPH11261074 A JP H11261074A JP 8294798 A JP8294798 A JP 8294798A JP 8294798 A JP8294798 A JP 8294798A JP H11261074 A JPH11261074 A JP H11261074A
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film
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Hisashi Otani
久 大谷
Hiroki Adachi
広樹 安達
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線と配線とを良好なオーミック接触で接続
するためのコンタクト構造を提供する。 【解決手段】 ゲイト配線104とその上層に形成され
た取り出し配線113とを電気的に接続するコンタクト
部105では、コンタクトホールがアルミニウム膜10
9を貫通して形成され、取り出し配線113とバルブ金
属膜108とが接してオーミック接触を実現している。
この様な構造とすることで、簡易な手段で信頼性の高い
コンタクト構造を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は薄膜半導体を用い
た薄膜トランジスタ(以下、TFTと呼ぶ)の配線接続
の方法に関する技術である。本願発明はTFTを利用す
る全ての半導体装置に対して有効である。
【0002】
【従来の技術】近年、ガラス基板上に形成された複数の
TFTで半導体回路を構成し、その回路で映像表示の制
御を行う液晶表示装置が注目されている。この様な半導
体装置を構成するTFTは様々な構造が報告されてい
る。
【0003】例えば本出願人による特開平7−1353
18号公報では、ゲート配線としてアルミニウムを主成
分とする薄膜(アルミニウム合金とも呼ぶ)を用い、ゲ
ート配線の周囲が陽極酸化膜(アルミナ膜)で保護され
たTFT構造が開示されている。なお、本明細書中でア
ルミニウムを主成分とする薄膜とは、いわゆる高純度ア
ルミニウムの様に極めて不純物が少ない様な薄膜をも含
む。
【0004】同公報記載のTFT構造とした場合には、
ゲート配線と取り出し配線とを接続するためにアルミナ
膜をエッチングする工程が必要となる。本出願人は当
初、アルミナ膜のエッチングに際してバッファードフッ
酸と呼ばれるエッチャント(フッ化アンモニウムとフッ
化水素酸とを混合した溶液)を使用していた。
【0005】ところが、バッファードフッ酸はアルミナ
(代表的にはAl2O3 )とアルミニウムとの間の選択比が
小さく、アルミナ膜だけでなくその下のゲート配線まで
もエッチングしてしまうという問題があった。その様子
を図2に示す。
【0006】図2において、201は絶縁表面を有する
基板、202は酸化シリコン膜でなる絶縁膜(活性層上
ではゲート絶縁膜として機能する)、203はアルミニ
ウム合金でなるゲート配線、204はゲート配線203
を陽極酸化して得られたアルミナ(陽極酸化)膜であ
る。
【0007】アルミナ膜204の上面の一部をバッファ
ードフッ酸でエッチングしていくと、まずゲート配線2
03が露出する。通常は基板面内である程度の分布をも
ってエッチングされるのでオーバーエッチングをしてア
ルミナ膜204を完全に除去することが必要となる。
【0008】この時、オーバーエッチングが多すぎると
ゲート配線203がバッファードフッ酸にエッチングさ
れてしまう。最悪の場合にはエッチング穴205がゲー
ト配線203を貫通して絶縁膜202まで達する場合も
起こりうる。
【0009】この様な状態となると、206(太線)で
示される様なゲート配線203の断面のみで取り出し配
線(図示せず)と接触することになる。一般的なコンタ
クトホールの径が数ミクロンであるのに対して、ゲート
配線の膜厚が数百nmであることを考えると、図2に示す
状態ではゲート配線と取り出し配線との接触面積が通常
の1/100程度にまで小さくなってしまう。
【0010】即ち、図2に示す様な状態となってしまう
と極端に配線同士の接触面積が減り、殆ど電気的な接続
が不可能な状態となる。従って、TFTを動作させるこ
とができなくなり、回路自体の誤動作を招いてしまう。
【0011】また、もしも絶縁膜202の下にTFTの
活性層が存在する様な構造(TFT上でゲート電極と取
り出し配線とのコンタクトをとる場合など)があれば、
取り出し配線と活性層とがショートしてしまうこともあ
りうる。
【0012】そこで、本出願人は上述のバッファードフ
ッ酸の代わりに特殊なエッチャントを用いるプロセスを
開発した。本出願人が使用したエッチャントはリン酸:
硝酸:酢酸:水=85:5:5:5の割合で混合した溶
液10リットルに対して、クロム酸溶液550グラム
(クロム酸300グラム、水250グラム)を混合した
エッチャントである。本出願人はこれをクロム混酸と名
付けている。
【0013】このクロム混酸溶液は陽極酸化膜であるア
ルミナ膜はエッチングするが、アルミニウム膜はエッチ
ングしないという選択性を有しており、その性質を利用
してアルミナ膜のみを選択的にエッチングすることが可
能である。
【0014】この様に、現状では特殊なエッチャントに
よってゲート電極と取り出し配線とを接続するためのコ
ンタクトホールを形成している。この方法は確かに歩留
りも高く、良好なオーミック接触を実現できる。
【0015】しかしながら、体に害を及ぼす可能性のあ
る重金属クロムを大量に用いる必要があるという点で、
クロム混酸を利用したプロセスは工業上、望ましいもの
ではない。その様な理由からクロム混酸に替わる代替エ
ッチャントの開発が急がれているが、現状ではその様な
エッチャントは見つかっていない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、クロム混
酸に替わるエッチャントの開発と平行してTFT構造の
方面からクロム混酸を使用しないプロセスの開発を検討
した。
【0017】本願発明は、アルミナとアルミニウムとの
積層構造からなる配線及び電極と当該配線及び電極に電
気的に接続する配線との良好なオーミック接触を、クロ
ム混酸を使用することなく実現させることを課題とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する発明
の構成は、第1の配線と、絶縁膜を挟んで前記第1の配
線よりも上の層に形成された第2の配線と、前記第1の
配線と前記第2の配線とを電気的に接続するためのコン
タクトホールと、を構成に含む半導体装置であって、前
記第1の配線はバルブ金属膜上にアルミニウムを主成分
とする薄膜を設けた積層構造からなり、前記第2の配線
は前記アルミニウムを主成分とする薄膜を貫通して形成
された前記コンタクトホールを介して前記バルブ金属膜
と接していることを特徴とするものである。
【0019】上記構成においてバルブ金属とは、アノー
ド的に生成したバリアー型陽極酸化膜がカソード電流は
流すがアノード電流は通さない、即ち弁作用を示す様な
金属を指す。(電気化学便覧 第4版;電気化学協会
編,p370 ,丸善,1985)。
【0020】本願発明で用いるバルブ金属膜はバッファ
ードフッ酸によるエッチングレートが低い、即ち耐フッ
酸性を持っていることが必要である。その様な要件を備
えた材料としては、代表的にはタンタル(Ta)、ニオ
ブ(Nb)、ハフニウム(Hf)、ジルコニウム(Z
r)などが挙げられる。
【0021】特にタンタルはアルミニウムを主成分とす
る薄膜と同じ電解溶液で陽極酸化できることが確認され
ており、本願発明に好適である。また、モリブデンタン
タル(MoTa)の様なタンタル合金を用いることも可
能である。
【0022】また、上記構成をアクティブマトリクス型
液晶表示装置に当てはめて見ると、第1の配線とは複数
のTFTにゲート信号を供給するゲート配線に相当し、
第2の配線とはゲート配線に対して外部からの信号を伝
達する配線(取り出し配線と呼ぶ)に相当する。
【0023】本願発明の要旨は、アルミニウムを主成分
とする薄膜の下に耐フッ酸性を有するバルブ金属膜を設
ける点にある。
【0024】こうすることでアルミニウムを主成分とす
る薄膜をバッファードフッ酸でエッチングしてもバルブ
金属膜がエッチングストッパーとして機能するのでそれ
以上のエッチングの進行を防ぐことができる。
【0025】さらに、バルブ金属膜と第2の配線との間
で良好なオーミック接触が取れるので、第1の配線と第
2の配線との間でコンタクト不良が生じる様なことも防
ぐことが可能である。
【0026】以上の様に、半導体装置の構造的な改良に
よってクロム混酸など工業上の取扱いが困難なエッチャ
ントを使用することなく、アルミニウム配線との良好な
オーミック接触を実現できる点が本願発明の効果であ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態について図
1を用いて説明する。図1(A)において、101はT
FTの活性層、102、103は活性層101とソース
電極又はドレイン電極とのコンタクト部(ソース/ドレ
インコンタクト部)、104はゲート配線である。な
お、ゲート配線104が活性層101と重なる部分は特
にゲート電極と呼ぶ場合もある。また、105はゲート
配線104と取り出し配線(図示せず)とのコンタクト
部(ゲートコンタクト部)であり、本願発明はこのゲー
トコンタクト部105の構造に関する技術である。
【0028】図1(A)をA−A’で切断した断面図を
図1(B)に示す。図1(B)において、106は絶縁
表面を有する基板、107は酸化シリコンでなる絶縁膜
であり、その上にバルブ金属膜108とアルミニウム膜
(アルミニウムを主成分とする薄膜)109との積層構
造でなるゲート配線104が設けられている。
【0029】ここでバルブ金属膜108の膜厚は5〜30
0nm (好ましくは10〜100 nm、さらに好ましくは20〜50
nm)とすれば良い。
【0030】膜厚が5nm以下となるとエッチングストッ
パーとして効果的に機能しなくなる恐れがある。また、
膜厚が 300nm以上となるとゲート配線104のトータル
膜厚が厚くなりすぎてゲート配線を他の配線が乗り越え
る際に断線を起こしたりする危険性が高まるので好まし
くない。
【0031】また、バルブ金属膜108の膜厚を10〜10
0 nmとしておけば陽極酸化によってバルブ金属膜の端部
は完全に酸化物となる。バルブ金属膜108のエッチン
グストッパーとしての機能と、端部が完全に酸化される
膜厚(マージンを含めて)を考慮するとバルブ金属膜1
08の膜厚は20〜50nm程度が好ましいと言える。
【0032】この様にバルブ金属膜の膜厚を設定してお
けば、最終的にゲート配線104は異なる2種類の陽極
酸化膜で覆われた形となる。具体的にはバルブ金属膜1
08の端部が陽極酸化によって金属オキサイド膜110
に変化し、アルミニウム膜109の周囲には陽極酸化に
よってアルミナ膜111が形成される。
【0033】なお、バルブ金属膜108の膜厚が100 nm
以上であると金属オキサイド膜110の下層にバルブ金
属膜が残ってしまう場合もあるが、本願発明の効果を何
ら妨げる要因とはならない。
【0034】そして、ゲート配線104を覆って層間絶
縁膜112を設け、ゲートコンタクト部105に対応す
る部分にコンタクトホールを開けて引き出し配線113
を形成する。コンタクトホールの形成にはバッファード
フッ酸を用い、層間絶縁膜112、アルミナ膜111、
アルミニウム膜109の順に連続的に除去する。
【0035】この時、バルブ金属膜108はバッファー
ドフッ酸ではエッチングされないので、バルブ金属膜1
08がストッパーとなってエッチングが止まる。
【0036】コンタクトホールを形成したら、金属膜で
なる取り出し配線113を形成してバルブ金属膜108
とのオーミック接触を実現する。勿論、アルミニウム膜
109とも接触するが、断面のみで接することになるの
でオーミック接触には殆ど寄与しないと考えられる。
【0037】この様にゲート配線104をバルブ金属と
アルミニウムとの積層構造とすることで、バッファード
フッ酸を用いてコンタクトホールを形成できる点が本願
発明の最も大きな特徴である。即ち、クロム混酸の様に
取扱いの難しいエッチャントを使用する必要なく、入手
及び管理が容易なバッファードフッ酸を用いることがで
きるので工業上非常に有効である。
【0038】なお、本願発明を実施することでTFT構
造も特徴的なものとなる。図1(A)のTFT部をB−
B’で切断した断面図を図1(C)に示す。
【0039】図1(C)に示すTFT構造は本出願人に
よる特開平7−135318号公報に開示されたTFT
構造と殆ど同じであるので詳細な説明は省略するが、同
公報と異なる点はゲート電極がバルブ金属膜108とア
ルミニウム膜109との積層構造でなる点にある。
【0040】この場合、バルブ金属膜108はアルミニ
ウム膜109の成分物質がゲート絶縁膜107を通って
活性層101へと流出(拡散)することを防ぐブロッキ
ング層としても機能する。この様なアルミニウムの拡散
は熱処理や静電気による発熱によってアルミニウム合金
が流動性をもつことによって引き起こされる場合が考え
られるが、アルミニウム膜の下地にバルブ金属膜を設け
ることでその様な拡散を防ぐことが可能である。
【0041】また、114、115はそれぞれ導電膜か
らなるソース配線、ドレイン配線であり、図1(B)に
示した取り出し配線113と同一材料で、同一層に形成
される。これら配線にはチタンとアルミニウムとの積層
膜等を用いれば良い。
【0042】以上の構成でなる本願発明について、以下
に記載する実施例でもって詳細な説明を行うこととす
る。
【0043】
【実施例】〔実施例1〕本願発明の実施例について図3
を用いて説明する。まず、絶縁表面を有する基板301
として絶縁膜を表面に設けたガラス基板を用意する。他
に熱酸化膜を形成したシリコン基板、石英基板、酸化シ
リコン膜を設けたセラミックス基板などを用いることが
できる。
【0044】次に、基板301上にTFTの活性層とな
る島状半導体層を形成する。本実施例では特開平7−1
30652号公報記載の技術によって形成されたポリシ
リコン膜で活性層302を形成する。
【0045】なお、ポリシリコン膜の形成方法はレーザ
ーアニールを用いた方法など公知のあらゆる手段を用い
ることができる。また、Six Ge1-x (0<X<1)で示
されるシリコンゲルマニウム膜を用いても良い。
【0046】次に、活性層302を酸化シリコンでなる
絶縁膜303で覆い、その上に20nmのタンタル膜304
aと、2wt% のスカンジウムを含有したアルミニウム膜
304bとの積層構造からなるゲート配線304を形成
する。
【0047】なお、図3(A)では向かって左側のゲー
ト配線と右側のゲート配線とが別々に記載されている
が、実際には図1(A)に示した様に同一体である。そ
して、向かって左側のゲート配線304は最終的には活
性層302と重なってTFTのゲート電極として機能す
る。また、向かって右側のゲート配線304は後に外部
端子と接続するためのコンタクト部となる。
【0048】こうして図3(A)の状態が得られる。な
お、図示しないがこの状態ではゲート配線304上にパ
ターニングに用いたレジストマスクが残してある。
【0049】図3(A)の状態が得られたら、次に特開
平7−135318号公報に記載された技術を利用して
多孔質状の陽極酸化膜305を形成する。
【0050】多孔質状の陽極酸化膜305は3%シュウ
酸水溶液中で陽極酸化することにより得られる。また、
この時、タンタル膜304aは殆ど陽極酸化されずにそ
のまま残存する。陽極酸化条件の詳細は同公報を参照す
れば良い。多孔質状の陽極酸化膜のエッチングが終了し
たら、ゲート配線のパターニングに用いたレジストマス
ク(図示せず)を除去する。
【0051】そして3%酒石酸のエチレングリコール溶
液中で陽極酸化することにより緻密な陽極酸化膜306
を10〜30nmの厚さに形成する。この陽極酸化条件も特開
平7−135318号公報を参照すれば良い。この緻密
な陽極酸化膜306は次の工程でアルミニウム膜304
bをエッチャントから保護する効果をもつ。なお、本明
細書中においてアルミナ膜とは、この緻密な陽極酸化膜
を指す。
【0052】次に、ゲート配線304及び多孔質状の陽
極酸化膜305をマスクとして絶縁膜303をエッチン
グする。エッチングはCHF3 ガスを用いたドライエッ
チング法により行う。絶縁膜303のエッチングが終了
したら、多孔質状の陽極酸化膜305を除去する。
【0053】陽極酸化膜305の除去にはリン酸:硝
酸:酢酸:水=85:5:5:5(体積%)の割合で混
合したエッチャントを用いるが、このエッチャントでは
アルミニウム膜304bとの選択比が取れない。しかし
ながら、この前工程で緻密な陽極酸化膜306をアルミ
ニウム膜304bの表面に形成してあるので、アルミニ
ウム膜304bがエッチングされることを防ぐことがで
きる。
【0054】次に多孔質状の陽極酸化膜305を除去し
た後、再び3%酒石酸のエチレングリコール溶液中で陽
極酸化することにより緻密な陽極酸化膜306の膜厚を
厚くし、 100〜150 nm厚の緻密な陽極酸化膜307を形
成する。
【0055】またこの時、タンタル膜304aのうち露
出した部分も完全に陽極酸化されて酸化物(TaX y
で示されるタンタルオキサイド)308となる。こうす
ることでゲート配線304の周囲はタンタル膜の酸化物
(タンタルオキサイド膜)308及びアルミニウム膜の
酸化物(アルミナ膜)307に囲まれ、その後の工程で
エッチャントなどからゲート配線を保護する役割を果た
す。
【0056】次に、一導電性を付与する不純物イオンの
添加工程を行う。Nチャネル型TFTを作製するにはリ
ン又は砒素を添加し、Pチャネル型TFTを作製するに
はボロン又はガリウムを添加する。これら不純物イオン
の添加はイオンインプランテーション法、プラズマドー
ピング法、レーザードーピング法のいずれかの手段を用
いれば良い。
【0057】また、CMOS回路を構成する様な場合に
はレジストマスクを利用して不純物イオンを打ち分けれ
ば良い。
【0058】この工程は加速電圧を2度に分けて行う。
1度目は加速電圧を80keV程度と高めに設定して行
い、2度目は加速電圧を30keV程度と低めに設定し
て行う。こうすることで1度目はタンタルオキサイド膜
308と絶縁膜303の下にも不純物イオンが添加さ
れ、2度目はタンタルオキサイド膜308と絶縁膜30
3とがマスクとなってその下には不純物イオンが添加さ
れない。
【0059】この様な不純物イオンの添加工程によりT
FTのソース領域309、ドレイン領域310、低濃度
不純物領域(LDD領域)311、チャネル形成領域3
12が形成される。なお、各不純物領域に添加される不
純物イオンの濃度は実施者が適宜設定すれば良い。(図
3(D))
【0060】不純物イオンの添加工程が終了したら、フ
ァーネスアニール、ランプアニール、レーザーアニール
又はそれらを併用して熱処理を行い、添加された不純物
イオンの活性化を行う。
【0061】次に、酸化シリコン膜でなる層間絶縁膜3
13を1μmの厚さに形成する。次いで、層間絶縁膜3
13をパターニングしてコンタクトホール314〜31
6を形成する。このコンタクトホールの形成は次の様に
して行う。
【0062】まず、橋本化成株式会社製のLAL500
と呼ばれるエッチャントを用いて層間絶縁膜313をエ
ッチングする。LAL500はフッ化アンモニウムとフ
ッ化水素酸と水とを混合したバッファードフッ酸に数%
の界面活性剤を添加したエッチャントである。勿論、他
のバッファードフッ酸でも良い。
【0063】ここで用いるバッファードフッ酸は酸化シ
リコン膜を比較的に速い速度でエッチングできることが
好ましい。層間絶縁膜313は1μmと厚いのでエッチ
ングレートの速い方がスループットの向上につながる。
【0064】こうして層間絶縁膜313をエッチングし
た時点ではソース領域309、ドレイン領域310及び
陽極酸化膜307が露出している。ここでフッ化アンモ
ニウムとフッ化水素酸と水とを2:3:150(体積
%)で混合した薄いバッファードフッ酸を用いてエッチ
ングを進行させる。
【0065】このバッファードフッ酸ではシリコン膜、
即ちソース領域309及びドレイン領域310は殆どエ
ッチングされない。しかし、アルミナである陽極酸化膜
307はエッチングされ、その下のアルミニウム膜30
4bもエッチングされる。最終的にはタンタル膜304
aまでエッチングが到達した時点でエッチングが止ま
り、図3(E)に示す様なコンタクトホール316が形
成される。
【0066】こうして図3(E)の状態が得られたら、
導電膜でなるソース配線317、ドレイン配線318を
形成し、同一材料でもってゲート配線304と電気的に
接続する取り出し配線319を形成する。(図3
(F))
【0067】本実施例ではソース配線317、ドレイン
配線318及び取り出し配線319を構成する導電膜と
してチタン/アルミニウム合金/チタンからなる3層構
造の配線を利用する。こうすることで反応性の高いアル
ミニウム膜をチタンで保護しつつ低抵抗な配線を実現す
ることができる。勿論、本実施例に適用しうる導電膜は
これに限定されるものではない。
【0068】以上の様な工程を経て、図3(F)に示す
様な構造のTFTが完成する。また、本実施例の構成に
よれば図3(F)に示す様な構造でゲート配線と取り出
し配線との電気的な接続が達成される。
【0069】本実施例の構成では、コンタクトホール3
16を形成する際にタンタル膜304aがエッチングス
トッパーとして機能するのでプロセスの制御性及びマー
ジンが大幅に改善される。
【0070】即ち、従来問題となっていたオーバーエッ
チングの如きコンタクト不良を防ぐことができる。ま
た、従来例で述べたクロム混酸の様に工業上の取扱いが
困難なエッチャントを必要とせず、容易に管理できるバ
ッファードフッ酸を使えるいう事は経済的にも有利であ
る。
【0071】〔実施例2〕本実施例では、実施例1とは
別の工程でTFTを作製する場合の例を示す。説明には
図4を用いる。
【0072】まず、実施例1の工程に従って図3(A)
の状態を得る。次に特開平7−135318号公報に従
って多孔質状の陽極酸化膜401を形成する。多孔質状
の陽極酸化膜401を形成したら、CHF3 ガスによる
ドライエッチングを行い、自己整合的に絶縁膜402を
形成する。(図4(A))
【0073】この時、ゲート配線304上にはパターニ
ングに使用したレジストマスク(図示せず)が残ってお
り、ドライエッチングの際にはこのレジストマスクがマ
スクとして機能することになる。
【0074】なお、絶縁膜402を形成した後で、活性
層302の表面に薄い酸化膜(図示せず)を設けておく
ことが望ましい。この様にすると次の陽極酸化工程で活
性層であるシリコン膜が直接電解溶液に晒されないため
電解溶液からの汚染等を防ぐことができる。なお、薄い
酸化膜の形成方法は公知の手段によれば良い。
【0075】次に、前述のレジストマスクを除去した
後、3%酒石酸のエチレングリコール溶液中で陽極酸化
を行い、10〜30nmの薄く緻密な陽極酸化膜403を形成
する。詳細な条件は特開平7−135318号公報を参
照すれば良い。この時、タンタル膜304aの表面も陽
極酸化されるが、多孔質状の陽極酸化膜401が邪魔と
なって酸化速度は遅いと考えられる。(図4(B))
【0076】緻密な陽極酸化膜403を形成したら、多
孔質状の陽極酸化膜401を除去する。この除去工程に
は実施例1で説明したエッチャントを使用すれば良い。
(図4(C))
【0077】次に、再び3%酒石酸のエチレングリコー
ル溶液中で陽極酸化することにより緻密な陽極酸化膜4
03の膜厚を増加させ、最終的に 100〜150 nmの膜厚の
緻密な陽極酸化膜404を形成する。また同時に、タン
タル膜304aも完全に陽極酸化されてタンタルオキサ
イド405となる。(図4(D))
【0078】この後は、実施例1の工程に従えば図3
(F)に示した様な構造のTFT及びゲート配線と取り
出し配線とのコンタクト部が完成する。
【0079】〔実施例3〕本実施例では、実施例1、2
とは別の工程でTFTを作製する場合の例を示す。説明
には図5を用いる。
【0080】まず、実施例1の工程に従って図3(A)
の状態を得る。次に特開平7−135318号公報に従
って多孔質状の陽極酸化膜501を形成する。多孔質状
の陽極酸化膜501を形成したら、その上のレジストマ
スク(図示せず)は除去しておく。(図5(A))
【0081】次に、3%酒石酸のエチレングリコール溶
液中で陽極酸化を行い、 100〜150nm 厚の緻密な陽極酸
化膜502を形成する。詳細な条件は特開平7−135
318号公報を参照すれば良い。この時、タンタル膜3
04aにも高電圧が印加されて、ほぼ完全に陽極酸化さ
れる。(図5(B))
【0082】この時、タンタル膜304aはタンタルオ
キサイド503に変化するが、タンタル膜が完全にタン
タルオキサイドとなる様に条件設定に注意する必要があ
る。陽極酸化が不十分であると、タンタルオキサイド5
03の下層にタンタル膜が残り、そこがゲート電極と同
等の機能を持ってしまうため、その下に形成されるLD
D領域の効果を損なってしまう恐れがある。
【0083】緻密な陽極酸化膜502、タンタルオキサ
イド503を形成したら、CHF3ガスによるドライエ
ッチングを行い、自己整合的に絶縁膜504を形成す
る。そして、ドライエッチングが終了したら、多孔質状
の陽極酸化膜501を除去する。この除去工程には実施
例1で説明したエッチャントを使用すれば良い。(図5
(C))
【0084】この後は、実施例1の工程に従えば図3
(F)に示した様な構造のTFT及びゲート配線と取り
出し配線とのコンタクト部が完成する。
【0085】〔実施例4〕本願発明の構成は、TFTに
限らずシリコン基板を利用して形成されたMOSFET
に対しても適用することが可能である。本願発明をMO
SFETに適用した場合の例を図6に示す。
【0086】図6において、601はシリコン基板、6
02はフィールド酸化膜、603はソース領域、604
はドレイン領域、605は一対のLDD領域である。な
お、それ以外の構造については、実施例1で説明した構
造とほぼ同じであるので説明は省略する。また、MOS
FETをウェル構造の内部に作製する様な構造としても
良い。
【0087】この様に、本願発明は配線同士のコンタク
ト構造に関する技術であるため、TFTに対してもMO
SFETに対しても適用することができる。また、TF
TやMOSFETの様な半導体装置だけでなく、陽極酸
化膜で保護されたアルミニウム配線と異なる層に形成さ
れた導電膜とを電気的に接続する構造を必要とする場合
に対して本願発明を適用することは有効である。
【0088】〔実施例5〕本願発明の構成は、絶縁表面
を有する基板上に画素マトリクス回路とドライバー回路
とを一体形成したアクティブマトリクス型液晶表示装
置、EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置、イメ
ージセンサなどの電気光学装置に適用することができ
る。
【0089】特に、ドライバー回路ではあるTFTのド
レイン配線が他のTFTのゲート配線に接続される様な
構造も多々あるため、ゲート配線と取り出し配線とを接
続するコンタクト部は非常に多くなる。
【0090】本願発明はその様な箇所に好適な技術であ
り、簡易な工程で良好なオーミック接触を実現すること
ができ、製造コストの向上、製造歩留りの向上、信頼性
の向上を図ることができる。
【0091】なお、本実施例に示した電気光学装置はT
FTを利用して機能するため半導体装置の範疇に含まれ
るものとする。
【0092】〔実施例6〕本願発明は実施例5に示した
様な表示装置だけでなく、機能回路を集積化した薄膜集
積回路(または半導体回路)に適用することもできる。
例えば、マイクロプロセッサ等の演算回路や携帯機器用
の高周波回路(MMIC:マイクロウェイブ・モジュー
ル・IC)などに用いても良い。
【0093】さらには、TFTとMOSFETとを組み
合わせて三次元構造の半導体回路を構成し、超高密度に
集積化されたVLSI回路を構成する場合においても、
本願発明のコンタクト構造は非常に有効である。
【0094】なお、本実施例に示す様な薄膜集積回路は
TFTで構成されているため半導体装置の範疇に含まれ
るものとする。
【0095】〔実施例7〕本実施例では、実施例5や実
施例6に示された表示装置や半導体回路を搭載した電子
機器(応用製品)の一例を図7に示す。なお、電子機器
とは半導体回路または表示装置を搭載した製品と定義す
る。
【0096】本願発明を適用しうる電子機器としてはビ
デオカメラ、電子スチルカメラ、プロジェクター、ヘッ
ドマウントディスプレイ、カーナビゲーション、パーソ
ナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイルコンピュー
タ、携帯電話、PHS等)などが挙げられる。
【0097】図7(A)は携帯電話であり、本体200
1、音声出力部2002、音声入力部2003、表示装
置2004、操作スイッチ2005、アンテナ2006
で構成される。本願発明は音声出力部2002、音声出
力部2003、表示装置2004等に適用することがで
きる。
【0098】図7(B)はビデオカメラであり、本体2
101、表示装置2102、音声入力部2103、操作
スイッチ2104、バッテリー2105、受像部210
6で構成される。本願発明は表示装置2102、音声入
力部2103、受像部2106等に適用することができ
る。
【0099】図7(C)はモバイルコンピュータ(モー
ビルコンピュータ)であり、本体2201、カメラ部2
202、受像部2203、操作スイッチ2204、表示
装置2205で構成される。本願発明はカメラ部220
2、受像部2203、表示装置2205等に適用でき
る。
【0100】図7(D)はヘッドマウントディスプレイ
であり、本体2301、表示装置2302、バンド部2
303で構成される。本発明は表示装置2302に適用
することができる。
【0101】図7(E)はリア型プロジェクターであ
り、本体2401、光源2402、表示装置2403、
偏光ビームスプリッタ2404、リフレクター240
5、2406、スクリーン2407で構成される。本発
明は表示装置2403に適用することができる。
【0102】図7(F)はフロント型プロジェクターで
あり、本体2501、光源2502、表示装置250
3、光学系2504、スクリーン2505で構成され
る。本発明は表示装置2503に適用することができ
る。
【0103】以上の様に、本願発明の適用範囲は極めて
広く、あらゆる分野の電子機器に適用することが可能で
ある。また、電気光学装置や半導体回路を必要とする製
品であれば全てに適用できる。
【0104】
【発明の効果】本願発明を実施することで、アルミナ膜
で保護されたアルミニウム膜にコンタクトホールを形成
する際に重金属クロムを含むエッチャントを使用する必
要がなくなる。そのため、工業的に安全な製造プロセス
を構築することができる。
【0105】また、入手及び管理の容易なバッファード
フッ酸をエッチャントとして上記コンタクトホールを形
成するため、経済的にも非常に有益である。
【0106】さらに、コンタクトホールの形成時にエッ
チングストッパーが存在するためオーバーエッチングに
よるコンタクト不良などを防ぐことができる。即ち、コ
ンタクト部の製造歩留りが向上し、TFTが完成した後
の信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 TFT構造及びゲート配線とのコンタクト
部の構造を示す図。
【図2】 コンタクト不良の様子を示す図。
【図3】 TFT及びゲート配線とのコンタクト部の
作製工程を示す図。
【図4】 TFTの作製工程を示す図。
【図5】 TFTの作製工程を示す図。
【図6】 本願発明を適用したMOSFETの構造を
示す図。
【図7】 電子機器の一例を示す図。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の配線と、 絶縁膜を挟んで前記第1の配線よりも上の層に形成され
    た第2の配線と、 前記第1の配線と前記第2の配線とを電気的に接続する
    ためのコンタクトホールと、 からなるコンタクト構造を構成に含む半導体装置であっ
    て、 前記第1の配線はバルブ金属膜上にアルミニウムを主成
    分とする薄膜を設けた積層構造からなり、 前記第2の配線は前記アルミニウムを主成分とする薄膜
    を貫通して形成された前記コンタクトホールを介して前
    記バルブ金属膜と接していることを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】絶縁表面を有する基板上に形成された複数
    のTFTと、 前記複数のTFTにゲート信号を供給するゲート配線
    と、 絶縁膜を挟んで前記ゲート配線よりも上の層に形成され
    た取り出し配線と、 前記ゲート配線と前記取り出し配線とを電気的に接続す
    るためのコンタクトホールと、 を構成に含む半導体装置であって、 前記ゲート配線はバルブ金属膜上にアルミニウムを主成
    分とする薄膜を設けた積層構造からなり、 前記取り出し配線は前記アルミニウムを主成分とする薄
    膜を貫通して形成された前記コンタクトホールを介して
    前記バルブ金属膜と接していることを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記バ
    ルブ金属膜とはタンタル膜であることを特徴とする半導
    体装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2において、前記ゲ
    ート配線の周囲は前記バルブ金属膜の酸化物及び前記ア
    ルミニウムを主成分とする薄膜の酸化物に囲まれている
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】第1の配線を形成する工程と、 絶縁膜を挟んで前記第1の配線よりも上の層に第2の配
    線を形成する工程と、 前記第1の配線と前記第2の配線とを電気的に接続する
    ためのコンタクトホールを形成する工程と、 を構成に含む半導体装置の作製方法であって、 前記第1の配線はバルブ金属膜上にアルミニウムを主成
    分とする薄膜を設けた積層構造で構成され、 前記第2の配線は前記アルミニウムを主成分とする薄膜
    を貫通して形成された前記コンタクトホールを介して前
    記バルブ金属膜と接続されることを特徴とする半導体装
    置の作製方法。
  6. 【請求項6】バルブ金属膜上にアルミニウムを主成分と
    する薄膜を設けた積層構造で構成される第1の配線を形
    成する工程と、 前記第1の配線を覆う絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜をエッチングしてコンタクトホールを形成す
    る工程と、 前記コンタクトホールを介して前記バルブ金属膜と接続
    される第2の配線を形成する工程と、 を有し、 前記コンタクトホールは、前記絶縁膜及び前記アルミニ
    ウムを主成分とする薄膜を貫通して形成されることを特
    徴とする半導体装置の作製方法。
  7. 【請求項7】請求項5または請求項6において、前記バ
    ルブ金属膜とはタンタル膜であることを特徴とする半導
    体装置の作製方法。
  8. 【請求項8】請求項5または請求項6において、前記ゲ
    ート配線の周囲には前記バルブ金属膜及び前記アルミニ
    ウムを主成分とする薄膜を陽極酸化して得られる陽極酸
    化物が形成されることを特徴とする半導体装置の作製方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102665537A (zh) * 2009-11-11 2012-09-12 卡兹欧洲公司 用于动脉血压监测器的袖带
JP2015079265A (ja) * 1999-10-29 2015-04-23 株式会社半導体エネルギー研究所 電子装置
US9290695B2 (en) 2013-04-19 2016-03-22 Joled Inc Method for manufacturing a thin-film semiconductor device using an etching solution for an aluminum oxide film

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