JPH11260768A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11260768A
JPH11260768A JP7308098A JP7308098A JPH11260768A JP H11260768 A JPH11260768 A JP H11260768A JP 7308098 A JP7308098 A JP 7308098A JP 7308098 A JP7308098 A JP 7308098A JP H11260768 A JPH11260768 A JP H11260768A
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JP
Japan
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wafer
sealing film
resin sealing
alignment marks
semiconductor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP7308098A
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English (en)
Inventor
Takeshi Wakabayashi
猛 若林
Ichiro Mihara
一郎 三原
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハの突起電極またはボール電極が形成さ
れた面に樹脂封止膜を形成しても、ダイシング精度を良
くすることである。 【解決手段】 ウエハ1の上面において外周部及びアラ
イメントマーク4a、4b形成部を除く部分には樹脂封
止膜5が設けられている。すなわち、樹脂封止膜5のア
ライメントマーク4a、4bに対応する部分には円形の
開口部6が設けられている。そして、開口部6を介して
露出されたアライメントマーク4a、4bをカメラで画
像認識し、この画像認識結果に基づいてウエハ1を設計
上の仮想線であるダイシングストリート7に沿ってダイ
シングして個々のチップに分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】突起電極またはボール電極を有する半導
体装置(半導体チップ)の製造方法には、例えば特開平
8−64725号公報に記載されているように、ウエハ
の一の面に設けられた接続パッド上に突起電極またはボ
ール電極を形成し、ウエハの一の面にトランスファモー
ルド法により樹脂封止膜を形成し、この後ウエハをダイ
シングして個々のチップに分割する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような半導体装置の製造方法では、ウエハの一の面
全体に樹脂封止膜を形成しているので、ウエハをダイシ
ングする際の位置合わせをウエハの外形(例えばオリエ
ンテーションフラット)に基づいて行うこととなり、ダ
イシング精度が悪く、品質の良い半導体チップを得にく
いという問題があった。この発明の課題は、ウエハの一
の面に樹脂封止膜を形成しても、ダイシング精度を良く
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る半導体装置は、一の面に接続電極及びアライメントマ
ークが設けられたウエハと、このウエハの一の面におい
て少なくとも前記アライメントマークを除く部分に設け
られた樹脂封止膜とを具備したものである。請求項3記
載の発明に係る半導体装置の製造方法は、一の面に接続
電極及びアライメントマークが設けられたウエハの一の
面において少なくとも前記アライメントマークを除く部
分に樹脂封止膜を形成し、この樹脂封止膜によって被わ
れずに露出されている前記アライメントマークに基づい
て前記ウエハをダイシングして個々のチップに分割する
ようにしたものである。請求項4記載の発明に係る半導
体装置の製造方法は、一の面に接続電極及びアライメン
トマークが設けられたウエハの一の面に樹脂封止膜を形
成し、この樹脂封止膜の前記アライメントマークに対応
する部分に開口部を形成して、この開口部を介して露出
された前記アライメントマークに基づいて前記ウエハを
ダイシングして個々のチップに分割するようにしたもの
である。この発明によれば、ウエハの一の面に樹脂封止
膜を形成しても、この樹脂封止膜によって被われずに露
出されているアライメントマークに基づいてウエハをダ
イシングして個々のチップに分割することができ、した
がってダイシング精度を良くすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1(A)はこの発明の一実施形
態における半導体装置の平面図を示し、図1(B)はそ
のB−B線に沿う断面図を示したものである。この半導
体装置はウエハ1を備えている。ウエハ1は、詳細には
図示していないが、オリエンテーションフラット2を有
するウエハ本体3の上面に設けられた接続パッド上に突
起電極やボール電極等からなる接続電極が設けられ、ウ
エハ本体3の上面の外周部の所定の4箇所に十字状のア
ライメントマーク4a、4bが設けられた構造となって
いる。アライメントマーク4a、4bの配置位置等の詳
細については後で説明する。ウエハ1の上面において外
周部及びアライメントマーク4a、4b形成部を除く部
分には樹脂封止膜5が設けられている。すなわち、樹脂
封止膜5のアライメントマーク4a、4bに対応する部
分には直径数mmの円形の開口部6が設けられている。
なお、図1(A)の格子状の一点鎖線はダイシングスト
リート7を示すが、このダイシングストリート7は樹脂
封止膜5の上面に形成されているものではなく、設計上
の仮想線である。
【0006】このように、この半導体装置では、ウエハ
1の上面に樹脂封止膜5を設けても、樹脂封止膜5のア
ライメントマーク4a、4bに対応する部分に円形の開
口部6を設けているので、この開口部6を介してアライ
メントマーク4a、4bを露出させることができる。こ
の結果、開口部6を介して露出されたアライメントマー
ク4a、4bを図示しないカメラで画像認識し、この画
像認識結果に基づいてウエハ1を設計上の仮想線である
ダイシングストリート7に沿って確実にダイシングして
個々のチップに分割することができ、したがってダイシ
ング精度を良くすることができ、品質の良い半導体チッ
プを得ることができる。
【0007】ここで、アライメントマーク4a、4bの
配置位置等について説明する。ウエハ1のX方向の位置
合わせを行うための一対のアライメントマーク4aは、
オリエンテーションフラット2に平行する線上であっ
て、ウエハ本体3の図1(A)における上下方向中央部
の左右両側に設けられたテグ(TEG)チップ8上に設
けられている。ウエハ1のY方向の位置合わせを行うた
めの一対のアライメントマーク4bは、オリエンテーシ
ョンフラット2に直交する線上であって、ウエハ本体3
の図1(A)における左右方向中央部の上下両側に設け
られた製品とならないチップ9上に設けられている。ま
た、アライメントマーク4a、4bは、接続パッド等の
材料(例えばアルミニウム)と同一の材料によって接続
パッド等の形成と同時に形成されている。さらに、アラ
イメントマーク4a、4bは図示しないパッシベーショ
ン膜によって被われているが、パッシベーション膜は酸
化シリコンや窒化シリコン等の透明なものによって形成
されているので、アライメントマーク4a、4bをカメ
ラで画像認識することができる。
【0008】次に、図1(A)、(B)に示す半導体装
置において樹脂封止膜5の形成方法のいくつかの例につ
いて説明する。第1の形成方法は、図示していないが、
トランスファモールド法により、ウエハ1の上面のほぼ
全体に、アライメントマーク4a、4bに対応する部分
に開口部6を有する樹脂封止膜5を形成する方法であ
る。第2の形成方法は、同じく図示していないが、トラ
ンスファモールド法により、ウエハ1の上面のほぼ全体
に樹脂封止膜5を形成し、この樹脂封止膜5のアライメ
ントマーク4a、4bに対応する部分に、発煙硝酸のよ
うな薬品を用いてあるいはレーザー光を照射して開口部
6を形成する方法である。第3の形成方法は、同じく図
示していないが、印刷法やスピンコート法等により、ウ
エハ1の上面のほぼ全体に樹脂封止膜5を形成し、この
樹脂封止膜5のアライメントマーク4a、4bに対応す
る部分に、発煙硝酸のような薬品を用いてあるいはレー
ザー光を照射して開口部6を形成する方法である。
【0009】なお、以上の形成方法において、ウエハ1
の上面に設けられた突起電極またはボール電極が樹脂封
止膜5によって被われる場合には、樹脂封止膜5の表面
を研磨し、突起電極またはボール電極を露出させるよう
にすればよい。また、このような突起電極またはボール
電極の露出面にメッキを施すようにしてもよい。ところ
で、スピンコート法によりウエハ1の上面のほぼ全体に
樹脂封止膜5を形成する場合には、樹脂封止膜5の膜厚
を突起電極またはボール電極の高さよりも小さくなるよ
うにしてもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ウエハの一の面に樹脂封止膜を形成しても、この樹
脂封止膜によって被われずに露出されているアライメン
トマークに基づいてウエハをダイシングして個々のチッ
プに分割することができるので、ダイシング精度を良く
することができ、品質の良い半導体チップを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施形態における半導体
装置の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 ウエハ 2 オリエンテーションフラット 3 ウエハ本体 4a、4b アライメントマーク 5 樹脂封止膜 6 開口部 7 ダイシングストリート 8 テグチップ 9 製品とならないチップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の面に接続電極及びアライメントマー
    クが設けられたウエハと、このウエハの一の面において
    少なくとも前記アライメントマークを除く部分に設けら
    れた樹脂封止膜とを具備することを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記アラ
    イメントマークは前記ウエハのテグチップと製品となら
    ないチップとのうち少なくとも一方のチップ上に設けら
    れていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 一の面に接続電極及びアライメントマー
    クが設けられたウエハの一の面において少なくとも前記
    アライメントマークを除く部分に樹脂封止膜を形成し、
    この樹脂封止膜によって被われずに露出されている前記
    アライメントマークに基づいて前記ウエハをダイシング
    して個々のチップに分割することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  4. 【請求項4】 一の面に接続電極及びアライメントマー
    クが設けられたウエハの一の面に樹脂封止膜を形成し、
    この樹脂封止膜の前記アライメントマークに対応する部
    分に開口部を形成し、この開口部を介して露出された前
    記アライメントマークに基づいて前記ウエハをダイシン
    グして個々のチップに分割することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の発明において、
    前記アライメントマークは前記ウエハのテグチップと製
    品とならないチップとのうち少なくとも一方のチップ上
    に設けられていることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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