JPH11260491A - 感震電源遮断器 - Google Patents
感震電源遮断器Info
- Publication number
- JPH11260491A JPH11260491A JP19354298A JP19354298A JPH11260491A JP H11260491 A JPH11260491 A JP H11260491A JP 19354298 A JP19354298 A JP 19354298A JP 19354298 A JP19354298 A JP 19354298A JP H11260491 A JPH11260491 A JP H11260491A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adapter
- magnet
- earthquake
- power supply
- electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】感震電源遮断器を電気機器本体に内蔵している
機器等を含めて、地震等災害時には電気機器及び電源コ
ード等の破損や短絡により、通電火災の発生が起こりう
る。よって、本発明の感震電源遮断器を取り付け電気機
器の通電火災を防止する。 【構成】電源のコンセントと接続される第一のアダプタ
ーと電気機器のプラグと接続される第二のアダプタから
構成され、第一、第二のアダプタのいずれか一方には感
震時に極性が生じる磁性体か、極性が変わる磁石を、他
方にはその磁石と吸引及び反発する磁石を設け、感震時
には双方の磁石の極性が同じくなり反発力により第一、
第二のアダプタは離脱し電気機器への通電が遮断される
感震電源遮断器。
機器等を含めて、地震等災害時には電気機器及び電源コ
ード等の破損や短絡により、通電火災の発生が起こりう
る。よって、本発明の感震電源遮断器を取り付け電気機
器の通電火災を防止する。 【構成】電源のコンセントと接続される第一のアダプタ
ーと電気機器のプラグと接続される第二のアダプタから
構成され、第一、第二のアダプタのいずれか一方には感
震時に極性が生じる磁性体か、極性が変わる磁石を、他
方にはその磁石と吸引及び反発する磁石を設け、感震時
には双方の磁石の極性が同じくなり反発力により第一、
第二のアダプタは離脱し電気機器への通電が遮断される
感震電源遮断器。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、地震等の振動発生時に
家電機器類への電気供給を自動的に遮断する機構を有し
た、プラグとコンセント間を中継するアダプターであ
り、一般家庭並びに各施設の安全防災に関する。
家電機器類への電気供給を自動的に遮断する機構を有し
た、プラグとコンセント間を中継するアダプターであ
り、一般家庭並びに各施設の安全防災に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気機器対応の感震電源遮断器として、
コンセント埋込み方式が登録実用新案公報第３０１７２
９７号として提示されている。しかしながら、この装置
取付のための電気工事の繁雑と、その工事に要する費用
が過多が問題となっていた。
コンセント埋込み方式が登録実用新案公報第３０１７２
９７号として提示されている。しかしながら、この装置
取付のための電気工事の繁雑と、その工事に要する費用
が過多が問題となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気器具の中
で、感震電源遮断器の付いている器具に於ても、地震等
発生時には機器本体の落下転倒で電源コードの圧迫等で
短絡過熱による火災が生じる危険性があった。まして感
震電源遮断器の付いていないテレビや冷蔵庫等の機器に
おいては、機器本体から発生する危険性は著しく増大す
る課題を有していた。
で、感震電源遮断器の付いている器具に於ても、地震等
発生時には機器本体の落下転倒で電源コードの圧迫等で
短絡過熱による火災が生じる危険性があった。まして感
震電源遮断器の付いていないテレビや冷蔵庫等の機器に
おいては、機器本体から発生する危険性は著しく増大す
る課題を有していた。
【０００４】本発明は、振動感知時に自動的に電気供給
を遮断する内部機構を有した電源プラグ前に取付けるア
ダプターであり、電気器具の電源プラグを抜取ることと
同様の結果となる機構装置である。この装置は、地震発
生時の電気器具本体と電源コードの障害による火災発生
を未然に防止出来る装置である。
を遮断する内部機構を有した電源プラグ前に取付けるア
ダプターであり、電気器具の電源プラグを抜取ることと
同様の結果となる機構装置である。この装置は、地震発
生時の電気器具本体と電源コードの障害による火災発生
を未然に防止出来る装置である。
【０００５】本発明の目的は、既設又は新規の電気機器
類の安全防災上の欠点の改善を、繁雑且つ費用のかさむ
電気工事を要せずに、より簡便確実に提供することにあ
る。
類の安全防災上の欠点の改善を、繁雑且つ費用のかさむ
電気工事を要せずに、より簡便確実に提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、供給電源側コンセントと電気機器の電源プラ
グ間に磁石内蔵の第一、第二のアダプターを設け、振動
感知時自動的に磁石の極性が揃う機構をもたせた。
本発明は、供給電源側コンセントと電気機器の電源プラ
グ間に磁石内蔵の第一、第二のアダプターを設け、振動
感知時自動的に磁石の極性が揃う機構をもたせた。
【０００７】
【作用】上述した構成からなる本発明の感震電源遮断器
は、第一、第二のアダプターの磁石の極性は通常時は異
なっているか、あるいはどちらか一方が無磁性となって
おり、両アダプターは吸引接続され電気機器への通電は
維持される。そして、振動感知時には電気あるいは機械
的作用等で、第一、第二のアダプターの吸引面の磁石の
極性が同じになり反発力により接続は解除される。
は、第一、第二のアダプターの磁石の極性は通常時は異
なっているか、あるいはどちらか一方が無磁性となって
おり、両アダプターは吸引接続され電気機器への通電は
維持される。そして、振動感知時には電気あるいは機械
的作用等で、第一、第二のアダプターの吸引面の磁石の
極性が同じになり反発力により接続は解除される。
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１に於て電源コンセント１と電気機器５の電源プラグ
４との間に第一アダプター２と第二アダプター３を介し
通電されている状況を示した。
図１に於て電源コンセント１と電気機器５の電源プラグ
４との間に第一アダプター２と第二アダプター３を介し
通電されている状況を示した。
【０００８】図２は、振動感知した後、第一アダプター
２と第二アダプター３が分離分割し家電機器への通電が
停止した状態を示した。
２と第二アダプター３が分離分割し家電機器への通電が
停止した状態を示した。
【０００９】図３は、第一アダプター２と第二アダプタ
ー３の断面図と電気回路を示す第一の実施例である。
ー３の断面図と電気回路を示す第一の実施例である。
【００１０】同図において、本実施例の感震電源遮断器
は、第一アダプター２と第二アダプター３によって構成
されている。第一アダプター２は、ソケットとプラグの
機能を有し、ソケット側に永久磁石６を内蔵している。
は、第一アダプター２と第二アダプター３によって構成
されている。第一アダプター２は、ソケットとプラグの
機能を有し、ソケット側に永久磁石６を内蔵している。
【００１１】第二アダブター３もソケットとプラグの機
能を有し、プラグ側に電磁石７を内蔵し、感震スイッチ
８及び整流器９、電磁石コイル１０とで構成されてい
る。整流器９の極性は、第一アダプター２の永久磁石６
の極性と同極となるように接続され、整流方式は半波又
は全波のいずれかとする。
能を有し、プラグ側に電磁石７を内蔵し、感震スイッチ
８及び整流器９、電磁石コイル１０とで構成されてい
る。整流器９の極性は、第一アダプター２の永久磁石６
の極性と同極となるように接続され、整流方式は半波又
は全波のいずれかとする。
【００１２】第一アダプター２のソケットに第二アダプ
ター３のプラグが挿入接続され永久磁石８により第二ア
ダプター３は吸引接続されている。
ター３のプラグが挿入接続され永久磁石８により第二ア
ダプター３は吸引接続されている。
【００１３】次に、上述した構成からなる本実施例の感
震電源遮断器の着脱動作について説明する。図１におい
て、通常時、第一アダプター２と第二アダプター３は永
久磁石６の吸引力により両アダプターの接続は維持さ
れ、電気機器５への通電は継続される。この場合、図３
に示す感震スイッチは開いており、第二アダプター３の
電磁石コイル１０には通電されていない。
震電源遮断器の着脱動作について説明する。図１におい
て、通常時、第一アダプター２と第二アダプター３は永
久磁石６の吸引力により両アダプターの接続は維持さ
れ、電気機器５への通電は継続される。この場合、図３
に示す感震スイッチは開いており、第二アダプター３の
電磁石コイル１０には通電されていない。
【００１４】図２は、地震等の振動発生時に、感震電源
遮断器の第二アダプター３が第一アダプター２から離脱
し電気機器への通電が遮断された状態を示したが、この
場合、図３に示す感震スイッチ８が閉じ、供給電源が整
流器９を経て電磁石コイル１０に通電されて、電磁石７
の外面に第二アダプター２の永久磁石６外面と同極性が
生じ離脱することになる。
遮断器の第二アダプター３が第一アダプター２から離脱
し電気機器への通電が遮断された状態を示したが、この
場合、図３に示す感震スイッチ８が閉じ、供給電源が整
流器９を経て電磁石コイル１０に通電されて、電磁石７
の外面に第二アダプター２の永久磁石６外面と同極性が
生じ離脱することになる。
【００１５】図４は、電源コンセント１側の第一アタプ
ター２側に電磁石７を、電気機器側の電源プラグ用第二
アダプター３に永久磁石６を配置した第二の実施例であ
る。
ター２側に電磁石７を、電気機器側の電源プラグ用第二
アダプター３に永久磁石６を配置した第二の実施例であ
る。
【００１６】図５は、図４の構成に於て電磁石用電源と
して蓄電池１１を使用した第三の実施例である。
して蓄電池１１を使用した第三の実施例である。
【００１７】図６は、図５の構成に於て第一アタプター
２側に永久磁石６を、電気機器側の電源プラグ用第二ア
ダプター３に電磁石７を配置した第四の実施例である。
２側に永久磁石６を、電気機器側の電源プラグ用第二ア
ダプター３に電磁石７を配置した第四の実施例である。
【００１８】図７は、第一アタプター２、第二アダプタ
ー３双方に電磁石７を配置した第五の実施例である。
ー３双方に電磁石７を配置した第五の実施例である。
【００１９】図８は、第一アタプター２、第二アダプタ
ー３の双方に永久磁石６を配置した第六の実施例であ
り、極性反転機構１２を備えた実施例である。
ー３の双方に永久磁石６を配置した第六の実施例であ
り、極性反転機構１２を備えた実施例である。
【発明の効果】本発明は、以上の構成とされているの
で、下記効果をもたらすことになる。
で、下記効果をもたらすことになる。
【００２０】電気機器の電源コード等に破損があった場
合でも、災害復旧後の通電によって起こる二次災害を、
防止することができる。
合でも、災害復旧後の通電によって起こる二次災害を、
防止することができる。
【００２１】転倒した電気機器自体の保護・防備にな
る。
る。
【００２２】災害復旧後の通電で、電動機械等の誤動作
を未然に防止できる。
を未然に防止できる。
【図１】感震電源遮断器の使用時の外観図である。
【図２】感震電源遮断器が作動し通電が停止した時の状
態図である。
態図である。
【図３】感震電源遮断器の断面及び電気回路図であり第
一の実施例である。
一の実施例である。
【図４】感震電源遮断器の断面及び電気回路図であり第
二の実施例である。
二の実施例である。
【図５】感震電源遮断器の断面及び電気回路図であり第
三の実施例である。
三の実施例である。
【図６】感震電源遮断器の断面及び電気回路図であり第
四の実施例である。
四の実施例である。
【図７】感震電源遮断器の断面及び電気回路図であり第
五の実施例である。
五の実施例である。
【図８】感震電源遮断器の断面及び電気回路図であり第
六の実施例である。この場合は磁石反転機構１２を内蔵
している。
六の実施例である。この場合は磁石反転機構１２を内蔵
している。
１ 電源コンセント ２ 第一アダプター ３ 第二アダプター ４ 電源プラグ ５ 電気機器 ６ 永久磁石 ７ 電磁石 ８ 感震スイッチ ９ 整流器 １０ 電磁石コイル １１ 蓄電池 １２ 磁石極性反転機構
Claims (1)
- 【請求項１】電源のコンセントと接続される第一のアダ
プターと電気機器のプラグと接続される第二のアダプタ
ーから構成され、第一、第二のアダプターのいずれか一
方には感震時に極性が生じる磁性体か、あるいは極性が
変わる磁石を、他方にはこの磁性体あるいは磁石と吸引
及び反発する磁石を設けてあり、感震時に磁石の反発力
で電気機器への通電を遮断することを特徴とする感震電
源遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19354298A JPH11260491A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 感震電源遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19354298A JPH11260491A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 感震電源遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11260491A true JPH11260491A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=16309812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19354298A Pending JPH11260491A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 感震電源遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11260491A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005235729A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-09-02 | Eastern Sources Housewares (Hong Kong) Ltd | 電気器具 |
| JP2007097307A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Kawamura Electric Inc | 住宅用分電盤 |
| WO2014088215A1 (ko) * | 2012-12-07 | 2014-06-12 | Hwang Yoon-Hong | 플러그형 콘센트 커버 세트 및 그 세팅 방법 |
| CN104852208A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-08-19 | 杨培基 | 一种安全用电插头 |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP19354298A patent/JPH11260491A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005235729A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-09-02 | Eastern Sources Housewares (Hong Kong) Ltd | 電気器具 |
| JP2007097307A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Kawamura Electric Inc | 住宅用分電盤 |
| WO2014088215A1 (ko) * | 2012-12-07 | 2014-06-12 | Hwang Yoon-Hong | 플러그형 콘센트 커버 세트 및 그 세팅 방법 |
| CN104852208A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-08-19 | 杨培基 | 一种安全用电插头 |
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