JPH11260121A - 手すり照明装置 - Google Patents

手すり照明装置

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JPH11260121A
JPH11260121A JP10060760A JP6076098A JPH11260121A JP H11260121 A JPH11260121 A JP H11260121A JP 10060760 A JP10060760 A JP 10060760A JP 6076098 A JP6076098 A JP 6076098A JP H11260121 A JPH11260121 A JP H11260121A
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light
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handrail
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Takuo Murai
卓生 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面に熱を持たず、低消費エネルギーで周囲
を照明することができ、光源交換の負荷を解消し、安全
歩行を確保することができる手すり照明装置を得るこ
と。 【解決手段】 複数の発光ダイオード素子2と、発光ダ
イオード素子2を取付けた光源部1と、中空円筒状で透
明または半透明の発光部4と、発光部4内側の上部近傍
に取付けた反射シート6と、発光部4外側の一部を覆う
発光覆部5とにより照明装置本体を構成し、照明装置本
体を設置面10に取り付けてなる手すり照明装置であっ
て、発光ダイオード素子2の発光中心方向が発光面法線
方向とほぼ垂直になるようにして発光部4の片側あるい
は両端に着脱自在に装着した平面円形状の光源部1を備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅や施設などの
階段、一般通路などに用いる手すり照明装置に係り、よ
り詳しくは、周囲を照明する機能を備え、表面が熱くな
らずに安心して握ることができる、高誘目性の省エネ長
寿命で安全歩行用の手すり照明装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8(a)は従来の手すり照明装置の取
付側を示す背面図、図8(b)は図8(a)のE−E断
面図、図8(c)は図8(a)の側面図である。31は
蛍光ランプ、4は蛍光ランプ31を覆う透明あるいは半
透明の手すり本体を兼ねた発光部、32はランプソケッ
トを備えたランプ固定部である。9は壁面10に取り付
けた取付部、11は取付部9とランプ固定部32とを結
合する止めねじである。33は壁面10に取り付けた蛍
光ランプ31を点灯させるための点灯装置である。7は
点灯装置33とランプソケットを結ぶ光源電力搬送線、
8は光源電力搬送線7を収納する光源電力線収納部であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
手すり照明装置によれば、蛍光ランプ31を用いている
ため、歩行を行う際の周囲明るさを確保することができ
る。しかしながら、蛍光ランプ31では、歩行の際に手
すり表面自体に眩しさを感じて安全な歩行を確保できな
い場合があり、また、短時間の使用でも手すり表面が非
常に熱くなってときには触ることができない場合があ
り、さらに、点灯時には少なからず電力を消費し、加え
て、ランプ寿命によるランプ切れの際には照明装置本体
を一度取付面から外して交換するなど、非常に手間がか
かった。
【0004】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、手すり表面に熱を持たず、低消費エ
ネルギーで壁面や足元などの手すり周囲を照明すること
ができ、しかも従来のような光源寿命に起因する光源交
換の負担を解消して、安全歩行を確保することができる
照明機能付きの手すり照明装置を得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の発光ダ
イオード素子と、発光ダイオード素子を取付けた光源部
と、中空円筒状で透明または半透明の発光部と、発光部
内側の上部近傍に取付けた反射シートと、発光部外側の
一部を覆う発光覆部とにより照明装置本体を構成し、照
明装置本体を設置面に取り付けてなる手すり照明装置で
あって、発光ダイオード素子の発光中心方向が発光面法
線方向とほぼ垂直になるようにして発光部の片端あるい
は両端に着脱自在に装着した平面円形状の光源部を備え
た。
【0006】また、複数の発光ダイオード素子と、発光
ダイオード素子を取付けた光源部と、中空円筒状で透明
または半透明の発光部と、発光部内側の上部近傍に取付
けた反射シートと、発光部外側の一部を覆う発光覆部と
により照明装置本体を構成し、照明装置本体を設置面に
取り付けてなる手すり照明装置であって、照明装置本体
に設けた光源部取付口と、発光部内の長手方向中心軸に
沿って配設され光源取付部によって光源部取付口に着脱
自在に取付けた直線状の光源部とを備えた。
【0007】さらに、通路側覆部長さを取付側覆部長さ
よりも長くすると共に通路側覆部長さを取付高さに応じ
たグレアを感じられない長さとした発光覆部を備えた。
また、照明装置本体の発光覆部と反射シートの長手方向
上部に沿って少なくとも1個以上の貫通穴を設けた。さ
らに、表面に複数の刻み部を設けたプリズムレンズシー
トを発光部の内側表面に設け、刻み部を発光部の長手方
向に平行に配設すると共に発光部の内側表面に向けて配
設した。
【0008】また、長手方向に平行に複数の楔部を設け
た発光部を備えた。さらに、明るさセンサと人感センサ
の少なくとも一方と連動して作動する照明装置本体を備
えた。
【0009】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1(a)は本
発明の実施の形態1の取付側を示す背面図、図1(b)
は図1(a)のA−A断面図、図1(c)は実施の形態
1の通路側を示す正面図である。1は平面円形状の光源
部である。2は光源部1に取り付けた複数の発光ダイオ
ード素子(以下、LEDという)で、直流電源駆動であ
るため、一般家庭などにおいて商用電源を用いた場合は
直流変換が必要となる。
【0010】3は光源部1に埋め込まれた点灯回路部
で、LED2を点灯させるための直流変換回路を備えて
いる。この点灯回路部3は、光源部1内に回路を設けて
あるのでそのスペースを十分に取ることができず、非常
に簡単な直流交流変換回路となり、例えば複数個のダイ
オードを用いた整流器などが考えられる。この際のLE
D2の接続は、目的の仕様に合わせて並列でも直列でも
よい。なお、上記の構成では点灯回路部3は光源部1内
に取り付けてあるが、点灯回路部3aに示すように、器
具構成上の都合によって、光源部1と切り離した位置に
設けてもよく、この場合は、スペース的に余裕ができる
ため、安定化回路を含むような直流変換回路の導入も可
能である。
【0011】4は光源部1からの光を発光する発光部で
あり、透明あるいは半透明の中空円筒状のアクリルパイ
プなどで構成され、その両端部(または片側部)には光
源部1が着脱自在に取り付けてある。5は発光部4の外
側表面の一部を覆うようにカバーリングされた発光覆部
で、手すりとしての強度を確保すると共に発光部4から
発する光のグレアを防ぐ役割も持つ例えば加工した金属
によって形成され、片手で握ることができる大きさにな
っている。
【0012】6は光源からの光を反射させて効率よく発
光部4の下方から発光させるために発光部4の内側表面
の上部近傍に接するようにして取り付けた反射シートで
あり、高反射率を有する拡散シートが好ましい。なお、
反射シート6の大きさには限定はないが、反射効果が損
なわれない程度に外見上発光覆部5の長さ以下とするこ
とが好ましい。なお、上記の照明装置本体において、複
数のLED2の発光中心方向は、発光部4の発光面上の
輝度むらを少なくするために、その中心を通り照明装置
本体の長手方向中心軸に並行な軸上にほぼ向くように
(発光面法線方向とほぼ垂直になるように)取り付ける
ことが望ましい。
【0013】7は光源部1に電力を供給する光源電力搬
送線であり、8は光源電力搬送線7を収納する搬送線収
納部で、例えば発光覆部5の長手方向の内側に設けてあ
るが、発光覆部5の外側等に設けてもよい。9は壁面1
0等の設置面に照明装置本体を取り付けるための取付
部、11は取付部9を発光覆部5に取り付けるための止
めねじである。
【0014】上記のように構成した実施の形態1の作用
を説明する。まず、光源電力搬送線7によって電力が供
給され、点灯回路部3(3a)によって光源部1に取付
けた複数のLED2が点灯すると、これらの発光中心方
向は、発光部4の発光面上の輝度むらを少なくするた
め、その中心を通り照明装置本体の長手方向中心軸に並
行な軸上に向く。こうして、発光部4は光源部1からの
光を発光させる。このとき、発光覆部5は発光部4の表
面を覆っているので、発光部光のグレアを防ぎ、反射シ
ート6は光源からの光を反射させて発光部4の下方から
効率よく発光させる。
【0015】実施の形態1によれば、極めて長寿命かつ
低消費エネルギーにより発光部4から周囲に光を放って
照明し、安全歩行を確保することができるとともに、発
光部4の表面に熱を持たないために安心して握りかつ身
体をあずけることができる。
【0016】[実施例]実施の形態1に示す手すり照明
装置を試作して、その照度を測定した結果を記述する。
図1に示す手すり照明装置の長手方向の長さを800m
m、直径を40mmとし、LED2には直径3mm、5
lm/wのレンズ付き素子を片側に24個使用した。発
光部4には直径45mmの透明アクリルパイプを用い、
反射シート6は反射率約97%の白色拡散シートを用い
た。反射シート6及び発光覆部5は、アクリルパイプの
ちょうど円筒半分をカバーする形で用いた。その結果、
発光部4の表面中心から垂直に60cm離した点で10
ルックス、そこから照度計向きを変えずに30cm右へ
移動させた点でも10ルックスを得た(左側も同様)。
【0017】上記の照度値は、LED2の素子数を調整
することによって任意に変えることができる。さらに高
い照度値を望む場合は素子数を増加することになるが、
低い照度値を望む場合は素子に流す電流値を減らせばよ
い。また、LED2は定格で約0.08Wと非常に低消
費エネルギーであり、素子自体が固体発光ということで
長寿命(数時間〜数十万時間)であるという特長があ
る。したがって、従来の蛍光灯の寿命(6千時間程度)
に比して光源交換回数ははるかに激減し、ほぼ交換なし
で使用することが可能となる。
【0018】また、複数個のLEDを用いているため、
小数個の素子が点灯不能になった状態でもそのまま使用
できるという利点がある。光源のメンテナンスが必要な
場合は、光源部1を照明装置本体から取り外すことがで
きるため、メンテナンスを容易に行うことができる。さ
らに、現在、発光波長が赤や緑にピークを持つものでは
素子が非常に安価という利点があるため、省エネ長寿命
の安価な照明装置を得ることができる。また、可視域の
LED2は赤外線をほとんど発しないため、熱を持たな
い素子でもあり、試作品においてその発光部4の表面及
び発光覆部5を握っても熱さは感じられず、熱の面での
安全性が確認された。
【0019】[実施の形態2]図2(a)は本発明の実
施の形態2の取付側を示す背面図、図2(b)は図1
(a)のB−B断面図、図2(c)は実施の形態2の作
用説明図である。1aは複数のLED2の発光中心を下
方に向けて取り付けた直線状の光源部で、発光部4の中
心軸上に配設され、光源電力搬送線7に接続してある。
なお、光源部1aは必ずしも発光部4の中心軸上に配設
する必要はないが、発光部4の下部から効率よく光を取
りだすには、LED2の発光中心を下方に向けてその位
置はできるだけ発光中心付近に配設することが望まし
い。
【0020】12は取付支柱13を介して直線状の光源
部1aに平行に結合した直線状の光源取付部で、照明装
置本体表面の長手方向に沿って直線状に貫設した光源取
付口14に着脱自在に取付けられ、その取付角度は発光
部4の中心軸上を通り壁面10に垂直な面イに対してθ
となるようにしてある。この取付角度θにはとくに制約
はなく、手すり照明器具設計の都合によって定めればよ
い。例えば、光源取付部12を光源覆部5の真上に取付
けたい場合は、取付角度θが90度になるように設定す
ればよい。また、光源部1aの取付支柱13の長さL
は、光源部1aが発光部4の中心軸上に位置するのに必
要な長さとしてある。なお、取付支柱13の長さLにつ
いての条件も特定されるものではない。
【0021】ところで、照明装置本体の表面に貫設した
光源取付口14を詳述すると、図2cに示すように、発
光部4、発光覆部5及び反射シート6にそれぞれ設けた
発光部取付口15と発光覆部取付口16と反射シート取
付口17とから構成されている。そして、光源部1aは
光源取付口14を通して取付け又は取り出しできるよう
になっており、取付け時は光源取付部13を発光覆部5
の発光覆部取付口16に取付けて固定して、光源部1a
を発光部4内側の中心軸に合わせて配設する。18は光
源部1aに電力を供給するための光源側コネクタ、19
は本体側コネクタである。このように、直線型の光源部
1aから発光部4の発光面への距離が発光部4の発光面
上の位置によらず一定なので、発光面上では均一な光分
布を得ることができ、したがって、発光時に発光部4は
輝度均整度が高く、良好な外観を得ることができる。
【0022】その他の構成、作用は、実施の形態1で示
した場合と実質的に同様なので、説明を省略する。実施
の形態2によれば、極めて長寿命かつ低消費エネルギー
によって発光部4から周囲に光を放って照明し安全歩行
を確保することができるとともに、発光部4の表面に熱
を持たないため安心して握りかつ身体をあずけることが
でき、発光部4の表面輝度均整度も非常に高くなる。
【0023】[実施の形態3]図3(a)は本発明の実
施の形態3の取付側を示す背面図、図3bは実施の形態
3の通路側を示す正面図、図3(c)は図3(a)のC
−C断面図である。なお、図3(c)において、点線ロ
は発光部4の中心軸を通り取付面に平行な面を示してい
る。20は発光覆部5の頂点で、発光覆部5の上面と面
ロとの交点である。5aは面ロの取付側に位置する発光
覆部5の取付側覆部、5bは面ロの通路側に位置する発
光部覆部5の通路側覆部であり、実施の形態3では発光
部覆部5における取付側覆部5aと通路側覆部5bの周
方向の長さ、したがって発光部4を覆う範囲を変えてお
り、通路側覆部5bの長さを取付側覆部5aの長さより
長くし、かつ通路側覆部5bを取付高さに応じたグレア
を感じられない長さとして、歩行者からのグレアを低減
するようにしてある。なお、その長さは、手すり本体の
取り付け位置に応じてグレアのないように設定すること
ができる。設定方法は、例えば、実験によって定める方
法や照明学会で推奨するようなグレア算出方法によれば
よい。
【0024】こうして、取付側覆部5aの長さを短くす
ることで、発光部4から取付側に発する光の量を大きく
して、手すり周辺の明るさを増加させることができる。
このことによって、手すり周辺が明るくなり安全に歩行
しやすくなると共に、周囲で反射する光が手すり自体を
照明するので、高齢者でも手すり位置を正確に認識する
ことができる。また、グレアがないように長さを設定し
たので、歩行者から見て手すり自体に眩しさを感じて歩
行を阻害するといったことがない。
【0025】その他の構成、作用は、実施の形態1で示
した場合と実質的に同様なので、説明を省略する。実施
の形態3によれば、取付側に発光する光の量を大きくす
ることができ、また通路側では歩行者から手すりを見た
ときの眩しさを抑えることができる。こうして、手すり
周囲が明るく、またグレアがなく安心して握り、身体を
あずけることが可能となる。
【0026】[実施の形態4]図4(a)は本発明の実
施の形態4の取付側を示す背面図、図4(b)は実施の
形態4の平面図、図4(c)は図4(a)のD−D断面
図である。21は外部から発光部4の表面を視認させる
ために発光覆部5の上部に貫設した少なくとも1つ以上
の直方体形状をなす覆部貫通穴であり、22は覆部貫通
穴21の位置と寸法に合わせて反射シート6に切り抜い
て形成した反射板貫通穴である。こうして、光源部1か
ら発した光は、反射板貫通穴22、覆部貫通穴21を通
過して発光覆部5上において発光が認められる。
【0027】その他の構成、作用は、実施の形態1で示
した場合と実質的に同様なので、説明を省略する。実施
の形態4によれば、発光覆部5を通して手すり表面から
光を放つことができるので、歩行者に手すりの位置を容
易に知らせることができ、高い誘目性を有する。
【0028】[実施の形態5]図5(a)は本発明の実
施の形態5の通路側を示す正面図、図5(b)は図5
(a)の断面図、図5(c)は図5(b)の要部を拡大
した断面図である。23は発光部4の内側表面に装着し
たプリズムレンズシートで、その刻みの伸びる方向が発
光部4の長手方向に平行になるようにし、かつそのシー
ト加工面24を発光部4側に向けてすなわち発光部4の
内側に向かうようにして装着し、発光面下部とくに手す
り中心部における照度を増加するようにしてある。その
他の構成、作用は、実施の形態1で示した場合と実質的
に同様なので、説明を省略する。実施の形態5によれ
ば、発光部4の表面から発せられた光を高い効率で取り
出すことができ、手すりの周囲を広く照明することがで
きる。
【0029】[実施例]実施の形態5に示す手すり照明
装置を試作して、プリズムレンズシート23を図5に示
すように装着した場合の実測照度値を示す。プリズムレ
ンズシート23の条件は、レンズ厚みの最大値が約16
0μm、レンズピッチが約50μmであり、それ以外の
条件は実施の形態1の実施例における説明と同等であ
る。こうして測定した実測照度値によれば、発光部4の
表面中心から垂直に60cm離した点で22ルックス、
そこから照度計向きを変えずに30cm右へ移動させた
点でも10ルックを得た(左側も同様)。すなわち、プ
リズムレンズシート23を装着することによって、手す
り中心で2倍以上の照度を得たことになる。
【0030】[実施の形態6]図6(a)は本発明の実
施の形態6の通路側を示す正面図、図6(b)は図6
(a)の断面図、図6(c)は図6(b)の要部を拡大
した断面図である。25は発光部4の外側表面に楔状に
加工された発光部加工面で、その刻みの伸びる方向が発
光部4の長手方向に平行になるようにし、発光部4から
の光を発光部4の外側に拡散するようにしてある。な
お、実施の形態6では楔加工の詳細寸法は特定しない
が、必要に応じ所望の拡散領域や方向などを決定する設
計を行うことは可能である。上記の説明において、発光
部4の楔状の発光部加工面25は発光部4の外側表面に
設けたが、発光部4の内側表面に設けてもよい。実施の
形態6によれば、発光部4の表面における配光の範囲を
広げることができ、手すり周囲を広く照明することがで
きる。
【0031】[実施の形態7]図7は本発明の実施の形
態7の説明図である。26は階段、27は階段26に隣
接する壁面10に取付けた手すり照明装置である。28
は手すり照明装置をエネルギー面から効率的に運用する
ための照明装置制御ボックス、29は照明装置制御ボッ
クス28に外界の明るさの状態を知らせるための明るさ
センサ、30は照明装置制御ボックス28に通行人の有
無を知らせるための人感センサであり、照明装置制御ボ
ックス28は明るさセンサ28及び人感センサ29の状
態を認識して、手すり照明装置に点灯ONあるいは点灯
OFFの信号、または調光信号を発する。なお、ON,
OFFタイミング、調光レベルなどの設定は、あらかじ
めユーザが自在に調整可能にすることが望ましい。
【0032】こうして、明るさセンサ29を利用、連動
させると、手すり照明装置以外の外光により通路周囲が
明るく照明される場合は、手すり照明装置を非点灯状態
にすることができ、省エネ効果を高めることができる。
また、人感センサ30を利用、連動させると、通路に人
がいない場合も手すり照明装置を非点灯状態にすること
ができ、同じく省エネ効果を高めることができる。さら
に両者を併用すれば、周囲が暗く歩行者がいる場合のみ
手すり照明装置を点灯状態にすることができ、さらなる
省エネ効果を得ることができる。
【0033】実施の形態7によれば、明るさセンサ29
及び人感センサ30のいずれか、あるいは両者と連動し
て動作する構成にしたので、周囲が明るいときや、通行
人がいないときなどに、照明のための無駄な電力を消費
しなくてもよく、センサ仕掛けとすることで従来のよう
なスイッチ点灯消灯操作などの煩わしい行為をしなくて
もよい。また、その分器具としての寿命をのばすことが
でき、本来、LED自体が長寿命であるため、一度設置
したら数十年の間、光源交換をしなくて済むことにな
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、複数の発光ダイオード素子と、発光ダイオード素子
を取付けた光源部と、中空円筒状で透明または半透明の
発光部と、発光部内側の上部近傍に取付けた反射シート
と、発光部外側の一部を覆う発光覆部とにより照明装置
本体を構成し、照明装置本体を設置面に取り付けてなる
手すり照明装置であって、発光ダイオード素子の発光中
心方向が発光面法線方向とほぼ垂直になるようにして発
光部の片端あるいは両端に着脱自在に装着した平面円形
状の光源部を備えた。
【0035】このため、低消費エネルギーで発光部から
光を周囲に放ち安全歩行を確保すると共に、発光部表面
に熱を持たないため安心して握りまた身体をあずけるこ
とができる。また、発光ダイオード素子が長寿命である
ため、従来の蛍光灯に比べて光源交換回数ははるかに激
減し、ほぼ交換なしでの使用が可能である。さらに、複
数個の発光ダイオード素子を用いているため小数個の素
子が点灯不能になった状態でもそのまま使用できる利点
があり、光源部の照明装置本体からの取り外しが可能で
あるためメンテナンスは必要に応じて容易に行うことが
できる。
【0036】また、複数の発光ダイオード素子と、発光
ダイオード素子を取付けた光源部と、中空円筒状で透明
または半透明の発光部と、発光部内側の上部近傍に取付
けた反射シートと、発光部外側の一部を覆う発光覆部と
により照明装置本体を構成し、照明装置本体を設置面に
取り付けてなる手すり照明装置であって、照明装置本体
に設けた光源部取付口と、発光部内の長手方向中心軸に
沿って配設され光源取付部によって光源部取付口に着脱
自在に取付けた直線状の光源部とを備えた。
【0037】このため、低消費エネルギーで発光部から
光を均一に周囲に放ち安全歩行を確保すると共に、発光
部表面に熱を持たないため安心して握りまた身体をあず
けることができる。また、発光ダイオード素子が長寿命
であるため、従来の蛍光灯に比して光源交換回数ははる
かに激減し、ほぼ交換なしでの使用が可能となる。さら
に、複数個の発光ダイオード素子を用いているため小数
個の素子が点灯不能になった状態でもそのまま使用でき
る利点があり、光源部の照明装置本体からの取り外しが
可能であるためメンテナンスは必要に応じて容易に行う
ことができる。
【0038】さらに、通路側覆部長さを取付側覆部長さ
よりも長くすると共に通路側覆部長さを取付高さに応じ
たグレアを感じられない長さとした発光覆部を備えた。
このため、通路側へ発光する光の量を大きくして設置面
側手すりの周囲を明るく照明することができ、さらに通
路側では歩行者から手すりを見たときの眩しさを抑える
ことができるため不快にならない安全歩行照明を行うこ
とができる。
【0039】また、照明装置本体の発光覆部と反射シー
トの長手方向上部に沿って少なくとも1個以上の貫通穴
を設けた。このため、発光覆部、言い換えれば、手すり
表面から光を放つため、歩行者に手すりの位置を確実に
知らせる誘目効果を備えることができる。
【0040】さらに、表面に複数の刻み部を設けたプリ
ズムレンズシートを発光部の内側表面に設け、刻み部を
発光部の長手方向に平行に配設すると共に発光部の内側
表面に向けて配設した。このため、発光部表面から発光
部で発せられた光を高い効率で取り出すことができ、手
すり周囲を広く照明することができる。
【0041】また、長手方向に平行に複数の楔部を設け
た発光部を備えた。このため、発光部表面における配光
の範囲を広げることができ、手すり周囲を広く照明する
ことができる。
【0042】さらに、明るさセンサと人感センサの少な
くとも一方と連動して作動する照明装置本体を備えた。
このため、周囲が明るいときや通行人がいないときなど
は照明のための無駄な電力を消費しなくてもよく、セン
サ仕掛けとすることで従来のようなスイッチ点灯消灯操
作などの煩わしい行為をしなくてもよい。また、その分
器具としての寿命をのばすことができ、本来、発光ダイ
オード素子自体が長寿命であるため、一度設置したら数
十年のあいだ光源の交換をする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の背面図、A−A断面
図及び正面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2の背面図及びB−B断
面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3の背面図、正面図及び
C−C断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態4の背面図、平面図及び
D−D断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態5の正面図、断面図及び
要部の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態6の正面図、断面図及び
要部の断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態7の説明図である。
【図8】 従来の手すり照明装置の背面図、E−E断面
図及び側面図である。
【符号の説明】
1 光源部、2 発光ダイオード素子(LED)、4
発光部、5 発光覆部、5a 取付側覆部、5b 通路
側覆部、6 反射シート、10 壁面、12光源取付
部、14 光源部取付口、15,16,17 貫通穴、
23 プリズムレンズシート、24 シート加工面、2
5 発光部加工面、29 明るさセンサ、30 人感セ
ンサ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光ダイオード素子と、該発光ダ
    イオード素子を取付けた光源部と、中空円筒状で透明ま
    たは半透明の発光部と、前記発光部内側の上部近傍に取
    付けた反射シートと、前記発光部外側の一部を覆う発光
    覆部とにより照明装置本体を構成し、該照明装置本体を
    設置面に取り付けてなる手すり照明装置であって、 前記発光ダイオード素子の発光中心方向が発光面法線方
    向とほぼ垂直になるようにして前記発光部の片端あるい
    は両端に着脱自在に装着した平面円形状の光源部を備え
    たことを特徴とする手すり照明装置。
  2. 【請求項2】 複数の発光ダイオード素子と、該発光ダ
    イオード素子を取付けた光源部と、中空円筒状で透明ま
    たは半透明の発光部と、前記発光部内側の上部近傍に取
    付けた反射シートと、前記発光部外側の一部を覆う発光
    覆部とにより照明装置本体を構成し、該照明装置本体を
    設置面に取り付けてなる手すり照明装置であって、 前記照明装置本体に設けた光源部取付口と、前記発光部
    内の長手方向中心軸に沿って配設され光源取付部によっ
    て前記光源部取付口に着脱自在に取付けた直線状の光源
    部とを備えたことを特徴とする手すり照明装置。
  3. 【請求項3】 通路側覆部長さを取付側覆部長さよりも
    長くすると共に前記通路側覆部長さを取付高さに応じた
    グレアを感じられない長さとした発光覆部を備えたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の手すり照明装置。
  4. 【請求項4】 照明装置本体の発光覆部と反射シートの
    長手方向上部に沿って少なくとも1個以上の貫通穴を設
    けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    手すり照明装置。
  5. 【請求項5】 表面に複数の刻み部を設けたプリズムレ
    ンズシートを発光部の内側表面に設け、前記刻み部を前
    記発光部の長手方向に平行に配設すると共に前記発光部
    の内側表面に向けて配設したことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の手すり照明装置。
  6. 【請求項6】 長手方向に平行に複数の楔部を設けた発
    光部を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の手すり照明装置。
  7. 【請求項7】 明るさセンサと人感センサの少なくとも
    一方と連動して作動する照明装置本体を備えたことを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の手すり照明装
    置。
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