JPH11255768A - 抗ウイルス剤の製造方法 - Google Patents

抗ウイルス剤の製造方法

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JPH11255768A
JPH11255768A JP10056756A JP5675698A JPH11255768A JP H11255768 A JPH11255768 A JP H11255768A JP 10056756 A JP10056756 A JP 10056756A JP 5675698 A JP5675698 A JP 5675698A JP H11255768 A JPH11255768 A JP H11255768A
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JP
Japan
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amino
hydroxymethyl
bis
methylpurine
chloro
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Withdrawn
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JP10056756A
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English (en)
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Noriyasu Kataoka
範康 片岡
Toshihiro Matsuzawa
俊博 松沢
Masanori Yatagai
正宣 谷田貝
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗ウイルス剤の製造において、クロマトグラ
フィー精製等の煩雑な操作を行わず、かつ医薬品として
の品質を十分満たすことができる工業的な製造方法を提
供することである。 【解決手段】 2−アミノ−6−クロル−9−[(1’
S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)
シクロプロパン−1’−イル]メチルプリン、及び2−
アミノ−6−クロル−7−[(1’S、2’R)−
1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン
−1’−イル]メチルプリンの混合物から、晶析により
2−アミノ−6−クロル−9−[(1’S、2’R)−
1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン
−1’−イル]メチルプリンを選択的に分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗ウイルス剤として有用
な核酸誘導体の製造方法に関する。さらに詳しくは、プ
リン塩基をアルキル化して得られる核酸誘導体の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】下記一般式(1)で示される2−アミノ
−9−[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒド
ロキシメチル)シクロプロパン−1’−イル]メチルプ
リン及び下記一般式(2)で示される9−[(1’S、
2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シク
ロプロパン−1’−イル]メチルグアニンは、強い抗ウ
イルス活性を有することが知られている(特開平5−7
8357号公報、特開平6−227982号公報)。
【0003】
【化9】
【0004】上記化合物(1)及び(2)は、保護され
たプリン塩基をアルキル化することにより得られるプリ
ン塩基のN−7位及びN−9位のアルキル化体をシリカ
ゲルクロマトグラフィーにより精製し、脱保護等を行っ
て目的の化合物を製造する事が知られている(特開平6
−80670号公報、特開平7−316155号公
報)。上記のように、プリン塩基とアルキル化剤との縮
合反応による抗ウイルス剤の製造の際、プリン塩基のN
−7位及びN−9位の双方にアルキル化反応が起こるこ
とが一般に知られている。通常目的とする化合物はN-
9位置換体であるので、これらを分離する目的で、従来
カラムクロマトグラフィーによる分離操作が必要であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
一般式(1)及び(2)で示される抗ウイルス剤の製造
において、クロマトグラフィー精製等の煩雑な操作を行
わず、かつ医薬品としての品質を十分満たすことができ
る工業的な製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく研究を行った結果、2−アミノ−9−
[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシ
メチル)シクロプロパン−1’−イル]メチルプリン
(1)、又は2−アミノ−9−[(1’S、2’R)−
1’、2’ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−
1’−イル]メチルグアニン(2)の製造において、プ
リン塩基である2−アミノ−6−クロルプリンとアルキ
ル化剤である(3−オキサ−2−オキソビシクロ[3.
1.0]ヘキサン−1−イル)メタノールの水酸基を脱
離基で置換した化合物とを縮合して得られる、下記一般
式(3)で示される2−アミノ−6−クロル−9−
[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシ
メチル)シクロプロパン−1’−イル]メチルプリン及
び副生成物で、そのN−7位異性体で下記一般式(4)
で示される2−アミノ−6−クロル−7−[(1’S、
2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シク
ロプロパン−1’−イル]メチルプリンをシリカゲルク
ロマトグラフィーで分離することなく、(3)及び
(4)のラクトン部分を還元して得られる下記一般式
(5)で示される2−アミノ−6−クロル−9−
[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシ
メチル)シクロプロパン−1’−イル]メチルプリン及
び下記一般式(6)で示される2−アミノ−6−クロル
−7−[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒド
ロキシメチル)シクロプロパン−1’−イル]メチルプ
リンの混合物を、水又はイソプロパノールより晶析する
とにより、目的とするN−9位異性体のみが結晶として
析出し、これを分離することによりN−9位置換体の化
合物(5)を高純度で得られることを見いだし、さらに
これを加水素分解して化合物(1)を得るか、もしくは
核酸塩基の6位のクロル基を加水分解して化合物(2)
が得られることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
【0007】
【化10】
【0008】すなわち、本発明は下記一般式で示される
2−アミノ−6−クロル−9−[(1’S、2’R)−
1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン
−1’−イル]メチルプリン(5)、及び下記一般式で
示される2−アミノ−6−クロル−7−[(1’S、
2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シク
ロプロパン−1’−イル]メチルプリン(6)の混合物
から、晶析により2−アミノ−6−クロル−9−
[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシ
メチル)シクロプロパン−1’−イル]メチルプリン
(5)を選択的に分離することを特徴とする、2−アミ
ノ−6−クロル−9−[(1’S、2’R)−1’、
2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’
−イル]メチルプリン(5)の精製方法である。
【0009】
【化11】
【0010】なお、晶析において、溶媒として水又はイ
ソプロピルアルコールを用いることにより、効率的に精
製を行うことができる。
【0011】また、本発明は2−アミノ−9−[(1’
S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)
シクロプロパン−1’−イル]メチルプリン(1)、又
は2−アミノ−9−[(1’S、2’R)−1’、2’
−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’−イ
ル]メチルグアニン(2)の製造において重要な中間体
となる、下記一般式(5)で示される2−アミノ−6−
クロル−9−[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス
(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’−イル]メ
チルプリン(5)である。
【0012】
【化12】
【0013】なお、本発明は上記化合物(5)及び
(6)の光学異性体の混合物の精製にも有効である。す
なわち、2−アミノ−6−クロル−9−[(1’R、
2’S)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シク
ロプロパン−1’−イル]メチルプリン、及び2−アミ
ノ−6−クロル−7−[(1’R、2’S)−1’、
2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’
−イル]メチルプリンの混合物から、晶析により2−ア
ミノ−6−クロル−9−[(1’R、2’S)−1’、
2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’
−イル]メチルプリンを選択的に分離することを特徴と
する、2−アミノ−6−クロル−9−[(1’R、2’
S)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプ
ロパン−1’−イル]メチルプリンの精製方法である。
この場合も、溶媒として水又はイソプロピルアルコール
を用いることにより、効率的に精製を行うことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の原料となる2−アミノ−
6−クロル−9−[(1’S、2’R)−1’、2’−
ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’−イ
ル]メチルプリン(5)及び2−アミノ−6−クロル−
7−[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロ
キシメチル)シクロプロパン−1’−イル]メチルプリ
ン(6)の混合物は、2−アミノ−6−クロルプリンに
(3−オキサ−2−オキソビシクロ[3.1.0]ヘキサ
ン−1−イル)メタノールの水酸基に脱離基を導入した
化合物とを反応させて得られる2−アミノ−6−クロル
−9−(3’−オキサ−2’−オキソビシクロ[3.1.
0]ヘキサン−1’−イル)メチルプリン(3)と2−
アミノ−6−クロル−7−(3’−オキサ−2’−オキ
ソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1’−イル)メチル
プリン(4)の混合物のラクトン部分を還元することに
より得られる。
【0015】詳述すると、まず、2−アミノ−6−クロ
ルプリンを例えばN,N−ジメチルホルムアミド等の溶
媒中、炭酸カリウム等の塩基存在下、(3−オキサ−2
−オキソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−イル)メ
チルメタンスルホナート等の(3−オキサ−2−オキソ
ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−イル)メタノール
の水酸基に脱離基を導入した化合物と反応させ、炭酸カ
リウム等の不溶物を濾過後、濾液を濃縮し、これにエタ
ノールを過剰量加えて結晶を析出させることにより縮合
生成物のN-9位置換体とN-7位置換体の混合物を得
(特開平7−316155号公報、特開平7−8273
2号公報)、さらにこの混合物を単離した後、エタノー
ルや水等の溶剤に懸濁させて、これに水素化ホウ素ナト
リウム等の還元剤を加え反応させることにより目的とす
る、2−アミノ−6−クロル−9−[(1’S、2’
R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプ
ロパン−1’−イル]メチルプリン(5)及び2−アミ
ノ−6−クロル−7−[(1’S、2’R)−1’、
2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’
−イル]メチルプリン(6)の混合物を得ることができ
る。このときの化合物(5)と(6)の比は、反応条件
にもよるが、おおよそ70:30〜90:10である。
【0016】還元反応の還元剤を水素化ホウ素ナトリウ
ムで行った場合は、反応温度を10℃から40℃、好ま
しくは30℃で一晩撹拌させて反応を行い、反応終了
後、未反応の水素化ホウ素ナトリウムを例えば6モル/
リットル塩酸水溶液等の酸により不活化し、析出した塩
を分離して得られる濾過液を苛性ソーダ水溶液等のアル
カリによりpHを中性(pH6.0〜7.0)付近に調
製し、これを濃縮したものを晶析のための原料として用
いることができる。
【0017】次に、目的とする化合物(5)を得るに
は、上記で得られた化合物(5)と(6)の混合物に水
又はイソプロパノールを加え溶解させ、冷却することに
より析出する化合物(5)を分離し、結晶を洗浄をすれ
ばよい。このとき晶析溶剤として加える水またはイソプ
ロパノールの量は、目的とする化合物(5)の初期濃度
を水の場合、5〜20wt.%、好ましくは9〜12wt.%、
イソプロパノールの場合、5〜15wt.%、好ましくは7
〜10wt.%となるように設定すればよい。なお、原料で
ある化合物(5)と(6)の混合物中の化合物(5)の
量は、液体クロマトグラフィーで求めることができる。
このとき、不純物の含量や、化合物(5)及び(6)の
割合にもよるが、晶析溶剤を加えても溶解しないときは
60℃〜80℃に加温すればよい。
【0018】化合物(5)と(6)の混合物に晶析溶剤
を加えた溶液から、化合物(5)の結晶を析出するに
は、この溶液を緩やかに冷却し、目的物(5)の結晶が
析出したら、さらに冷却して熟成を行えばよい。このと
き、冷却しすぎると、不要である化合物(6)も同時に
析出してしまうので、冷却するする温度は化合物(6)
の効率的な除去を考えると、3〜8℃、好ましくは4〜
7℃がよい。なお、結晶が析出する前に25℃以下で一
晩撹拌することにより収率を向上させることができる。
また、晶析に際し、種晶を加えてもよい。析出した結晶
を濾過等通常の方法を用いて単離することにより、高純
度の2−アミノ−6−クロル−9−[(1’S、2’
R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプ
ロパン−1’−イル]メチルプリン(5)を得ることが
できる。この際のN-7位異性体(6)の混入はHPL
C分析で1エリア%以下である。
【0019】ここで還元反応の溶剤として水を用いた場
合、後で述べるように化合物(5)と(6)の混合物か
ら(5)を選択的に晶析して(5)を精製する工程に於
いて水を用いると最も効率的であるので、還元反応溶媒
から晶析溶媒に至るまで水を溶媒として一貫して用いる
事が可能なため、工業的なプロセスとして有用である。
【0020】なお、晶析溶媒にメタノールを選択した場
合では、回収率が著しく低く利用できない。又、N−ヘ
キサン及びエーテルでは化合物(5)及び(6)の溶解
度が著しく低いため、晶析溶媒としては同様に利用する
ことができない。
【0021】また、縮合反応後に晶析を実施し、化合物
(3)及び(4)の混合物を分離する方法も考えられる
が、化合物(3)及び(4)は例えばアセトニトリルな
どに対する溶解度にほとんど差がないため、晶析により
N-7位置換体を完全に淘汰することはできないので困
難であった。
【0022】以上のようにして得られた中間体(5)の
6位クロル基の加水素分解(脱ハロゲン化)を行えば抗
ウイルス剤(1)が合成でき、また、6位クロル基の加
水分解反応を行えば抗ウイルス剤(2)へと導くことが
できる。
【0023】抗ウイルス剤(1)はこの上記で得られた
中間体(5)のクロル基を加水素分解し、脱クロル化す
ることにより得られる。例えば、5%パラジウム−炭素
又は10%パラジウム−炭素、好ましくは5%パラジウ
ム−炭素と水素、又はギ酸トリエチルアミン又はギ酸ア
ンモニウムのような水素源、好ましくはギ酸アンモニウ
ムなどで加水素分解することにより得ることができる。
尚、水素を用いて加水素分解反応を行う際には、系中に
トリエチルアミン等のような塩基を加える必要があり、
塩基を加えない時には、プリン骨格のイミダゾール環の
過還元反応が生じる。加水素分解反応は例えば、化合物
(5)をメタノール又はエタノール溶媒に溶解させ、こ
れに5%パラジウム−炭素を触媒量(好ましくは2モル
%対化合物(5))加え、ギ酸アンモニウムを1〜3モ
ル当量、好ましくは1.1〜1.3モル当量(対化合物
(5))加えて加熱(好ましくは60℃程度)撹拌する
ことにより、化合物(1)を得ることができる。
【0024】抗ウイルス剤(2)は、上記で得られた化
合物(5)を酸、好ましくは6モル/リットル塩酸水溶
液又はアルカリ溶液、好ましくは1モル/リットル水酸
化ナトリウム水溶液などで加水分解し、これを取り上げ
ることにより得ることができる。例えば、化合物(5)
を6モル/リットル塩酸水溶液に加えて、加熱(好まし
くは60℃)撹拌することにより目的物を得て、反応終
了後、これを濃縮して水酸化ナトリウム水溶液で中和晶
析し、析出した結晶を分離することで抗ウイルス剤
(2)を得ることができる。
【0025】尚、化合物(3)及び(4)の混合物を加
水素分解し、下記一般式で示されるN-9位置換体
(7)及びN-7位異性体(8)として、続いてラクト
ン部分の還元反応を行い抗ウイルス剤(2)へと導く経
路も考えられるが、これは中間体である化合物(7)に
おいて水及びアルコールでの晶析によりN-7位異性体
(8)が完全に淘汰することができないので、工業的な
製造方法として採用することができない。
【0026】
【化13】
【0027】同様に、化合物(3)及び(4)の混合物
を加水分解し、以下の下記一般式で示されるN-9位置
換体(9)及びN-7位異性体(10)へと導き、この
ラクトン部分を還元して抗ウイルス剤(2)へと導く経
路も考えられるが、化合物(9)と(10)の混合物か
らの晶析による分離は不可能であることから、製造プロ
セスとしては不利である。
【0028】
【化14】
【0029】この様に、化合物(7)及び(8)、化合
物(9)及び(10)を経る製造経路では、N-7位置
換体の分離除去が完全に行われないため、抗ウイルス剤
(1)及び(2)の最終原体中に、それぞれの対応する
N-7位異性体が混入してしまうという問題があった。
【0030】
【発明の効果】本発明により、抗ウイルス剤(1)及び
(2)の製造中間体である化合物(5)を高純度で得る
ことが可能となり、て煩雑なカラムクロマト操作を必要
としないの工業的な製造方法を提供することができた。
【0031】
【実施例】以下に、実施例によって本発明の詳細を説明
する。なお、液体クロマトグラフィーの分析は下記の条
件で行った。 カラム :YMC AM−302 , 150×4.6mmI.D 流量 :1.0ml/min 溶離液 :A液 0.1%TFA水溶液、B液 90%アセトニトリル水溶液 (含、0.1%TFA)グラジュエント
【0032】(実施例1) 2−アミノ−6−クロロ−
9−(3’−オキサ−2’−オキソビシクロ[3.1.
0]ヘキサン−1’−イル)メチルプリン(3)の合成 (方法1)N、N−ジメチルホルムアミド溶媒を使用す
る方法 2−アミノ−6−クロロプリン42.3g(249.4m
mol)及び炭酸カリウム34.5g(249.4mmo
l)を含むN, N−ジメチルホルムアミド溶液1.5l
を60℃で1時間撹拌し、これに(3−オキサ−2−オ
キソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−イル)メチル
メタンスルホナート50.3g(244.0mmol)を
加えた。投入後、反応温度を70℃に昇温し3時間撹拌
した。3時間後、この反応液を室温下で冷却して十分冷
えた後、不溶性固体を濾過により除去し、濾過液を真空
ポンプを用いてN, N−ジメチルホルムアミド溶液を留
去し、黄色シロップを得た。このシロップに99.5%
エタノール溶液250mlを加えて、激しく撹拌するこ
とにより、化合物(3)及び化合物(4)がガム状に析
出したスラリー液を得た。このスラリー液のエタノール
を留去して、シロップとした後再度、99.5%エタノ
ールを250ml加えて、室温で撹拌することにより化
合物(3)及び化合物(4)が結晶として析出したスラ
リー液を得た。結晶を分離し、99.5%エタノールで
結晶を洗浄して、これを取り上げ、加熱乾燥することに
より化合物(3)及び化合物(4)の混合物を淡黄色固
体として55.62g得た。化合物(3)の含量は75
wt.%、化合物(4)の含量は14wt.%であり目的
とする標記の化合物(3)を収率61%で得た。得られ
た化合物は特開平7−316155に記載されている物
性データと同じであった。
【0033】(方法2)アセトニトリル溶媒中で反応行
う方法 2−アミノ−6−クロロプリン11.76g(69.35
mmol)及び炭酸カリウム28.76g(208.05
mmol)を含むアセトニトリル溶液400mlを70℃
油浴中で1時間撹拌した後、これに(3−オキサ−2−
オキソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−イル)メチ
ルメタンスルホナ−ト14.3g(69.35mmol)
を加えた。投入後、反応温度を80℃に昇温して4時間
加熱撹拌した。撹拌後、反応液を室温下で冷却し、十分
に冷えた後、不溶性の固体を濾過により除去し、濾過液
を352g得た(化合物(3)の含量は3.66wt
%)。 この濾過液が35.94gになるまでアセトニ
トリルを留去し、濃縮晶析を行った。化合物(3)及び
N-7位異性体(4)の混合物の固体が析出した後、濾
過液を5℃で15時間撹拌冷却し、濾過分離を経て目的
とする化合物(3)及び副生成物(4)の混合物を1
4.69g得た(化合物(3)の含量は79wt.%, 化
合物(4)の含量は19wt.%であり、目的物(3)
の収率は60%であった)。
【0034】(実施例2) 2−アミノ−6−クロロ−
9−[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロ
キシメチル)シクロプロパン−1’−イル]メチルプリ
ン(5)の合成 (方法1)エタノール溶媒を使用した方法 化合物(3)及びそのN-7位異性体(4)の混合物5
9.0g(化合物(3)として178.9mmol)を9
9.5%エタノール溶液1500mlに懸濁させ、これ
を5℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム15.6g
(2モル当量、対化合物(3))をゆっくり加えた。投
入後、反応液を25℃に昇温して一晩撹拌した。 HP
LCにより原料の消失を確認し(化合物(5)の収率は
96%)た後、残存している水素化ホウ素ナトリウムを
6モル/L塩酸水溶液69.0mlを氷浴下で滴下して
分解した。析出した塩を分離し、ろ過液を2モル/L水
酸化ナトリウム水溶液で中和し(pH7.0±0.5)、
エタノール溶媒が残留しなくなるまで減圧下加熱、濃縮
しシロップを75.68g得た。このシロップを水35
0mlに加熱(50℃)撹拌させて溶解させて(晶析濃
度11wt.%)、一晩室温で撹拌し、引き続き5℃で
晶析を行った(最終母液濃度3wt.%)。結晶を分離
し、冷水(25ml2回)により洗浄し、減圧下加熱
(50℃)乾燥して目的物を37.19g(含量95w
t.%、晶析回収率76%)得た。こうして得られた化
合物は特開平5−78357に記載されたデーターと一
致した。分析データーを参考までに以下に記す。 性状:白色固体 1H-NMR(300MHz,DMSO−d6):δ0.44
ppm(t, J=5.4Hz, 1H),0.93(dd, J=4.9, 8.6Hz, 1H), 1.
32(m, 1H), 3.29-3.44, 3.58-3.64(m, 4H), 3.99(d, J=
14.1Hz, 1H), 4.06(d, J=14.0Hz, 1H), 4.7(bs, 2H),
6.88(bs, 2H),8.18(s, 1H) MS(ESI):284.1(MH+)
【0035】(方法2)水溶媒を使用した方法 化合物(3)及びN-7位異性体(4)の混合物230
mgに水5.0mlを加え懸濁させ、これに室温下で水
素化ホウ素ナトリウム74mgをゆっくり加えた。反応
液を室温で一晩撹拌し、標記化合物(5)及びそのN-
7位異性体(6)を含む反応液を得た。この反応液を、
6モル/l塩酸水溶液で後処理し、中和後、方法1に示
した晶析条件になるように水を留去し、晶析を行うこと
で標記化合物(5)を得た。
【0036】(実施例3) 2−アミノ−9−[(1’
S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)
シクロプロパン−1’−イル]メチルプリン(1)の合
成 (方法1)ギ酸アンモニウムを用いた方法 化合物(5)(含量98.8wt%)10.0gと5%パ
ラジウム−炭素(wet.品、水分含量48%)4.73g
を含むエタノール溶液(99.5%)100mlにギ酸
アンモニウム2.67gを加えて、80℃油浴下で加熱
撹拌した。HPLCで原料(5)の消失を確認後、反応液を
室温付近に冷却し、セライト濾過した。濾液を濃縮して
乾燥後、標記化合物(1)の白色固体を9.51g(含
量82.7wt%)得た(収率96%)。本方法により
得られた化合物(1)の物性値は文献(特開平5−78
357号公報)に一致した。分析データーを参考までに
以下に記す。 性状:白色固体 1H-NMR(300MHz,DMSO−d6):δ0.43
ppm(t, J=5.2Hz, 1H),0.93(dd, J=8.6, 4.9Hz, 1H), 1.
30(tt, J=8.5, 6.2Hz, 1H), 3.31(dd, J=12.1, 4.7Hz,
1H), 3.35(m, 1H), 3.42(dd, J=12.1, 6.0Hz, 1H), 3.6
1(dt, J=11.8,6.0Hz, 1H), 3.97(d, J=14.1Hz, 1H), 4.
08(d, J=14.0Hz, 1H), 4.57(t, J=5.3Hz, 1H, D2O exch
angeable,-OH), 4.68(dd, J=5.8, 4.8Hz, 1H, D2O exch
angeable, -OH), 6.48(br, 2H, D2O exchangeable, -NH
2), 8.11(s, 1H), 8.57(s, 1H) 13C-NMR(75MHz,DMSO−d6):δ14.0p
pm, 24.5, 26.5, 47.3, 60.5, 60.7, 126.6, 142.7, 14
8.8, 153.3, 160.4 HRMS(FAB、DMSO−PEG):m/z250.12
94(250.1304 calcd.for C11H16N5O2, M+H)
【0037】(方法2)水素源として水素ガス(トリエ
チルアミン添加)を用いた方法 化合物(5)153mgをメタノール6mlに溶解さ
せ、続いて5%パラジウム−炭素(3モル%、対化合物
(5)、水分含有品)81mg、トリエチルアミン0.
074mlを加え、水素ガス雰囲気下(常圧)で撹拌し
た。室温で26時間撹拌した後、セライト濾過により5
%パラジウム−炭素を分離して、濾液を濃縮し、乾燥し
て標記化合物(1)を得た(収率94%)。本方法によ
り得られた化合物(1)の物性値は文献(特開平5−7
8357号公報)に一致した。
【0038】(方法3)水素源としてギ酸トリエチルア
ミンを用いた方法 化合物(5)150mgをメタノール3mlに溶解さ
せ、続いて5%パラジウム−炭素(3モル%、対化合物
(5)、水分含有品)98mg、トリエチルアミン0.
37ml及びギ酸0.1mlを加えて60℃バス浴下で
加熱撹拌した。2時間後、セライト濾過により5%パラ
ジウムー炭素を濾過分離して、濾液を濃縮して乾燥して
標記化合物(1)を得た(収率94%)。本方法により
得られた化合物(1)の物性値は文献(特開平5−78
357号公報)に一致した。
【0039】(実施例4) 9−[(1’S、2’R)
−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパ
ン−1’−イル]メチルグアニン(2)の合成 (方法1)酸性水溶液による加水分解 化合物(5)0.97gを6モル/l塩酸水溶液15m
lに加え、60℃で1.5時間加熱、撹拌した。反応液
を4mlに濃縮後、6モル/l水酸化ナトリウム水溶液
で反応液を中和し、中和晶析を行った。目的物(2)を
含む晶析液を5℃に冷却して一晩撹拌した後、濾過、水
洗浄して標記化合物(2)の白色固体を0.78g得
た。本方法により得られた化合物(2)の物性値は文献
(特開平6−80670号公報)に一致した。
【0040】(方法2)アルカリ水溶液による加水分解 化合物(5)0.2gを1モル/l水酸化ナトリウム水
溶液10mlに加え、60℃で加熱撹拌することによ
り、目的物(2)を得た。本方法により得られた化合物
(2)の物性値は文献(特開平6−80670号公報)
に一致した。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式で示される2−アミノ−6−
    クロル−9−[(1’S、2’R)−1’、2’−ビス
    (ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’−イル]メ
    チルプリン(5)、及び下記一般式で示される2−アミ
    ノ−6−クロル−7−[(1’S、2’R)−1’、
    2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’
    −イル]メチルプリン(6)の混合物から、晶析により
    2−アミノ−6−クロル−9−[(1’S、2’R)−
    1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン
    −1’−イル]メチルプリン(5)を選択的に分離する
    ことを特徴とする、2−アミノ−6−クロル−9−
    [(1’S、2’R)−1’、2’−ビス(ヒドロキシ
    メチル)シクロプロパン−1’−イル]メチルプリン
    (5)の精製方法。 【化1】
  2. 【請求項2】 晶析溶剤が水又はイソプロピルアルコー
    ルである請求項1記載の精製方法。
  3. 【請求項3】 晶析溶剤が水である請求項1記載の精製
    方法。
  4. 【請求項4】 下記一般式(5)で示される2−アミノ
    −6−クロル−9−[(1’S、2’R)−1’、2’
    −ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン−1’−イ
    ル]メチルプリン。 【化2】
  5. 【請求項5】 下記一般式(1)で示される化合物の製
    造方法において、 【化3】 2−アミノ−6−クロルプリン及び(3−オキサ−2−
    オキソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−イル)メチ
    ルメタンスルホナートを縮合して得られる下記一般式
    (3)、及び(4)で示されるの混合物のラクトン部分
    を還元し、 【化4】 得られる下記一般式(5)、及び(6)の混合物から、 【化5】 晶析により化合物(5)を選択的に分離し、加水素分解
    を行うことを特徴とする製造方法。
  6. 【請求項6】 下記一般式(2)で示される化合物の製
    造方法において、 【化6】 2−アミノ−6−クロルプリン及び(3−オキサ−2−
    オキソビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−イル)メチ
    ルメタンスルホナートを縮合して得られる下記一般式
    (3)、及び(4)で示されるの混合物のラクトン部分
    を還元し、 【化7】 得られる下記一般式(5)、及び(6)の混合物から、 【化8】 晶析により化合物(5)を選択的に分離し、核酸塩基部
    の6位クロル基の加水分解を行うことを特徴とする製造
    方法。
  7. 【請求項7】 2−アミノ−6−クロル−9−[(1’
    R、2’S)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)
    シクロプロパン−1’−イル]メチルプリン、及び2−
    アミノ−6−クロル−7−[(1’R、2’S)−
    1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン
    −1’−イル]メチルプリンの混合物から、晶析により
    2−アミノ−6−クロル−9−[(1’R、2’S)−
    1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパン
    −1’−イル]メチルプリンを選択的に分離することを
    特徴とする、2−アミノ−6−クロル−9−[(1’
    R、2’S)−1’、2’−ビス(ヒドロキシメチル)
    シクロプロパン−1’−イル]メチルプリンの精製方
    法。
  8. 【請求項8】 晶析溶剤が水又はイソプロピルアルコー
    ルである請求項7記載の精製方法。
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