JPH11252613A - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

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JPH11252613A
JPH11252613A JP10053551A JP5355198A JPH11252613A JP H11252613 A JPH11252613 A JP H11252613A JP 10053551 A JP10053551 A JP 10053551A JP 5355198 A JP5355198 A JP 5355198A JP H11252613 A JPH11252613 A JP H11252613A
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JP
Japan
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value
base station
mobile station
predetermined
electric field
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JP10053551A
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Inventor
Osamu Konishi
治 小西
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TSUSHIN HOSO KIKO
NEC Corp
Original Assignee
TSUSHIN HOSO KIKO
NEC Corp
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の移動局へのサービス提供が可能で、常
に移動局の移動速度に応じた適切な無線基地局を選択す
る階層型セル構造の移動体通信システムを提供する。 【解決手段】 移動局50と交信中のマイクロセル基地
局11の受信部13は、移動局からの送信信号を受信し
て受信電界強度を検出し、電界情報を制御部15に通知
する。制御部は、電界情報から2種類の速度情報を生成
するとともに、通信回線の品質劣化を判断する。速度情
報及び品質劣化を知らせる信号は、基地局制御装置40
へと送られる。基地局制御装置は、2種類の速度情報の
それぞれから、移動局の移動速度を判定し、一方又は両
方の判定結果が移動局の高速移動を示すときにマクロセ
ル基地局31へハンドオーバーする。品質劣化が生じた
場合は、移動局の一同速度に応じて高速移動と判断した
場合は、マクロセル基地局へハンドオーバーし、それ以
外の場合はマイクロセル基地局21へハンドオーバーす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムに関し、特に、マイクロセルとマクロセルが共存する
階層型セル構造の移動体通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話システム等の移動体通信システ
ムでは、サービスエリア内を複数のセルに分割し、各セ
ルに、各セルをカバーする無線ゾーンを持つ無線基地局
を配置して、携帯電話等の移動局が現在位置するセルを
カバーする無線基地局との間に無線回線を設定すること
により、サービスエリア内に位置する移動局に、無線通
信サービスを提供している。
【0003】この種の移動体通信システムでは、移動局
が、あるセルから別のセルに移動した場合には、移動元
セルをカバーする無線基地局との間の無線回線を切断
し、移動先セルをカバーする無線基地局との間の無線回
線を設定しなければならない。即ち、移動局がセル間移
動を行った場合には、チャネル切替(ハンドオーバー)
を行わなければならない。
【0004】ところで、移動局の移動速度が高い場合
は、移動速度が低い場合に比べて、隣接するセルへ移動
する回数が増え、ハンドオーバーの頻度が高くなる。即
ち、システムの処理負荷が増加するとともに、通信の瞬
断や切替先のチャネル不足による回線切断等の問題が生
じる。このような問題を防止するためには、セルは大き
いほうがよい。
【0005】一方、限られた周波数資源を効率よく使用
し、より多くの利用者にサービスを提供するためには、
セルを小さくして周波数の繰り返し利用数を大きくする
ほうがよい。
【0006】従来、このような相反する要求を満たすた
めに、サービスエリアをマイクロセルと呼ばれる比較的
小さいなセルで分割するとともに、それよりも大きなマ
クロセルと呼ばれるセルでも分割し(大きさの異なるセ
ルを重畳し)、移動速度が低い移動局はマイクロセルの
無線基地局に、移動速度が高い移動局はマクロセルの無
線基地局に回線接続する、階層型セル構造の移動体通信
システムがある。
【0007】詳述すると、この種のシステムでは、サー
ビスエリアが図3に示しようにセル分割されている。即
ち、このシステムでは、サービスエリアが、比較的大き
なマクロセル301で分割されるとともに、比較的小さ
なマイクロセル302でも分割されている。そして、各
マクロセル301には、それぞれマクロセル用の無線基
地局(図示せず)が配設され、各マイクロセル302に
は、それぞれマイクロセル用の無線基地局(図示せず)
が配設されている。
【0008】全ての無線基地局は、交換局に接続されて
いる基地局制御装置303に接続されている。基地局制
御装置303は、以下のようにして、サービスエリア内
に位置する移動局304といずれかの無線基地局との間
に通信回線(通話チャネル)を設定する。
【0009】即ち、サービスエリア内に位置する移動局
304は、発呼時、着呼時及びハンドオーバー時に、自
身の平均移動速度を検出する。そして、発呼時及び着呼
時には制御チャネルを通じて、ハンドオーバー時には通
話中の通話チャネルを通じて、検出した移動速度を基地
局制御装置303ヘ通知する。
【0010】基地局制御装置303は、発呼時及び着呼
時には、移動局に対して最も受信電界が強いマイクロセ
ル用無線基地局、又はそのマイクロセル用無線基地局を
含むマクロセルの無線基地局のいずれか一方と移動局3
04との間に通話回線を設定する。このとき、移動局3
04の平均移動速度を参照して移動速度が所定値以上で
あればマクロセル用無線基地局を、所定値未満であれ
ば、マイクロセル用無線基地局を選択する。
【0011】また、ハンドオーバー時には、基地局制御
装置303は、移動局304の平均移動速度に応じて切
替先の無線基地局がマイクロセル用か、マクロセル用か
判断する。そして、その判断結果に基づいて、切替先と
なり得る複数のマイクロセル用無線基地局又は切替先と
なり得る複数のマクロセル用無線基地局に対して、ハン
ドオーバーの対象となる移動局304の受信電界の監視
を命じる。その後、各無線基地局の監視結果に基づいて
ハンドオーバー処理を行う。
【0012】以上のように、従来の階層型セル構造の移
動体通信システムでは、移動体の移動速度に応じてマイ
クロセル用無線基地局またはマクロセル用無線基地局が
選択され、移動局との間に通信回線が設定されるように
なっている。
【0013】なお、このような移動体通信システムは、
特開平2−244917号公報に記載されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の階層型セル構造
の移動体通信システムでは、移動局が自身の移動速度を
検出して、基地局制御装置に通知するように構成されて
いる。このため、このような階層型セル構造を採用する
以前に普及した移動局に対しては、速度検出装置を取り
付ける等の改造なくして、このサービスを提供すること
ができないという問題点がある。
【0015】また、従来の階層型セル構造の移動体通信
システムでは、一旦設定された通信回線は、移動局が隣
接するセルに移動した場合にのみチャネル切替されるた
め、隣接セルへの移動がなければ、一旦設定された通信
回線が維持され、移動局の移動速度に応じた適切な無線
基地局への接続が実現されないという問題点もある。
【0016】本発明は、既存の利用者に対しても、移動
局の移動速度に対応する無線基地局が選択される階層型
セル構造の移動体通信システムを提供することを目的と
する。
【0017】また、本発明は、常に移動局の移動速度に
応じた適切な無線基地局が選択される階層型セル構造の
移動体通信システムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、マクロ
セルとマイクロセルとが共存する階層型セル構造を採用
し、前記マクロセルと前記マイクロセルのそれぞれに配
置された無線基地局と、該無線基地局に接続される基地
局制御装置とを有する移動体通信システムにおいて、前
記無線基地局の各々が、交信中の移動局から受信した信
号の電界強度を検出する受信電界強度検出手段と、該受
信電界強度検出手段からの前記電界強度に基づいて前記
移動局の移動速度を判定するための速度情報を生成して
前記基地局制御装置へ通知する速度情報生成手段とを有
し、前記基地局制御装置が、前記速度情報に基づいて、
前記移動局の移動速度を高速または低速と判定する判定
手段と、該判定手段の判定結果に基づいてハンドオーバ
ーを行うチャネル切替制御手段とを有することを特徴と
する移動体通信システムが得られる。
【0019】また、前記無線基地局の各々が、前記電界
強度が所定強度未満になったことを検出して前記基地局
制御装置に通知する回線品質劣化通知手段を有し、前記
チャネル切替制御手段が、前記回線品質劣化通知手段か
らの通知を受けたときにも、前記判定手段の判定結果に
基づいてハンドオーバーを行うようにしたことを特徴と
する移動体通信システムが得られる。
【0020】具体的には、前記速度情報生成手段が、所
定の周期毎に前記電界強度の中央値を求め、求めた中央
値と1周期前の中央値との差分を求めて、前記速度情報
として前記基地局制御装置へ送信し、前記判定手段が、
p個(pは、自然数)の連続する差分のうちq個(q
は、自然数;q≦p)以上が所定の閾値を超えた場合に
前記移動局の移動速度を高速と判断する。
【0021】または、前記速度情報生成手段が、所定周
期毎に、前記電界強度が予め定められた第1の閾値を下
回る回数を計数し、その計数値を前記速度情報として前
記基地局制御装置へ送信し、前記判定手段が、前記計数
値と予め定められた第2の閾値とを比較し、前記計数値
が前記第2の閾値を超えた場合に前記移動局の移動速度
を高速と判断する。
【0022】また、前記速度情報生成手段が、第1の所
定の周期毎に前記電界強度の第1の中央値を求め、当該
第1の中央値を前記速度情報として前記基地局制御装置
へ送信し、前記判定手段が、前記第1の所定周期のn倍
(nは、2以上の整数)の第2の周期毎にn個の前記第
1の中央値の中央値を求めて第2の中央値とし、1周期
前の第2の中央値との差分を求め、p個(pは、自然
数)の連続する差分のうちq個(qは、自然数;q≦
p)以上が所定の閾値を超えた場合に前記移動局の移動
速度を高速と判断するようにしてもよい。
【0023】あるいは、前記速度情報生成手段が、前記
移動局から受信した信号を構成するフレームの長さのm
倍(mは、2以上の整数)に等しい所定周期毎に前記電
界強度の中央値を求め、当該中央値より所定値だけ低い
値を第1の閾値として、前記所定周期毎に、前記電界強
度が前記第1の閾値を下回ることがあったフレームをい
くつ含むか計数して、その計数値を前記速度情報として
前記基地局制御装置へ送信し、前記判定手段が、前記計
数値と予め定められた第2の閾値とを比較し、前記計数
値が前記第2の閾値を超えた場合に前記移動局の移動速
度を高速と判断するようにしてもよい。
【0024】
【作用】本発明の移動体通信システムでは、無線基地局
側で移動局の速度を検出する。即ち、無線基地局は、交
信中の移動局から送信される信号の電界強度を監視す
る。そして、無線基地局は、電界強度に基づいて2種類
の速度情報を生成し、基地局制御装置へ通知する。ま
た、電界強度の低下に基づいて通信回線の品質劣化を基
地局制御装置へ通知する。
【0025】基地局制御装置は、2種類の速度情報のそ
れぞれに基づいて、移動局の移動速度を判定する。そし
て、2つの判定結果のうち、いずれか一方または両方
が、移動局が高速移動していると判断した場合に、マク
ロセルへのハンドオーバーを行い、それ以外の場合は、
マイクロセルへのハンドオーバーを行う。また、通信回
線の品質劣化の通知を受けた場合にも、緯度局の移動速
度の判定を行い、その判定結果に基づいてハンドオーバ
ーを行う。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態に付いて説明する。
【0027】図1に本発明の第1の実施の形態を示す。
この移動体通信システムでは、階層型セル構造を採用し
ており、そのサービスエリアは、マイクロセル及びマク
ロセルによって分割されている。図1では、説明を簡略
化するため、2つのマイクロセル10及び20と、これ
らのマイクロセルをセル内に含むマクロセル30とを示
している。
【0028】各セルには、それぞれのセルをカバーする
無線基地局が設置される。即ち、マイクロセル10及び
20には、それぞれ、マイクロセル基地局11、21
が、マクロセル30には、マクロセル基地局31が配置
されている。
【0029】マイクロセル基地局11,21及びマクロ
セル基地局31は、それぞれ、各セルを指向するアンテ
ナ12,22及び32と、各アンテナ12,22及び3
2に接続された受信部13,23及び33と送信部1
4,24及び34と、受信部及び送信部を制御する制御
部15,25及び35とを有している。また、全ての制
御部15,25及び35は、交換局に接続される基地局
制御装置40に接続されている。
【0030】次に、この移動体通信システムの動作に付
いて説明する。ここでは、移動局50が、現在、マイク
ロセル10内に存在しており、マイクロセル20に向か
って移動しているとする。
【0031】まず、移動局50からの発呼、あるいは移
動局への着呼が発生した場合について説明する。この場
合、各無線基地局の受信部は、移動局50から送信され
た発呼信号、または着呼呼出信号に対する応答信号を受
信した際に、その受信電界強度を検出する。各無線基地
局の制御部は、受信部が検出した受信電界強度を基地局
制御装置40に報告する。
【0032】基地局制御装置40は、各無線基地局から
の受信電界強度を参照して、最も受信電界強度の大きい
無線基地局と選択し、選択した無線基地局と移動局50
との間に通話回線を設定する。通常、基地局制御装置4
0が選択する無線基地局は、現在移動局50が存在する
マイクロセルの無線基地局、図1の場合、マイクロセル
基地局11となる。
【0033】次に、上記のようにして、通話回線が設定
された移動局50の移動に伴うハンドオーバーに付いて
説明する。
【0034】移動局50との間に通話回線が設定された
マイクロセル基地局11の受信部13は、常に、移動局
50からの送信信号を受信するとその受信電界強度を計
測する。そして、受信部13は、計測した受信電界強度
を電界情報として制御部15へ通知する。
【0035】制御部15は、受信部13から受け取った
電界情報に基づいて通信回線の品質劣化が生じているか
否か判定し、通信回線の劣化が生じている場合には、通
信回線品質劣化を基地局制御装置40に通知する。通信
回線品質が劣化したと判定されるのは、例えば、所定期
間にわたり、受信電界強度が所定の閾値を下回った場合
である。
【0036】また、制御部15は、受信部13からの電
界情報に基づき、予め設定された第1の周期毎に、その
電界強度の中央値(RSSI)を求め、求めた中央値を
第1の速度情報として基地局制御装置40へ報告する。
【0037】更に、制御部15は、予め設定された第2
の周期(複数フレームに相当)毎にその中央値を求め、
各周期において、中央値よりも所定値だけ低い値を第1
の閾値として求め、その閾値を電界強度が下回る回数を
フレーム単位で求める。即ち、各フレームに付いて、1
度でも第1の閾値を下回った場合は、“1”、1度も閾
値が下回らなかった場合は“0”と数える。そして、第
2の周期ごとの合計(LCR)を、第2の速度情報とし
て基地局制御装置40へ報告する。
【0038】基地局制御装置40は、マイクロセル基地
局11からの第1及び第2の速度情報に基づいて、移動
局の移動速度を判定する。
【0039】詳述すると、基地局制御装置40は、第1
の周期のn倍(nは、2以上の整数)に等しい第3の周
期毎に、第1の速度情報の中央値(RSSI2)を求め
る。そして、第3の周期毎に、求めた中央値(RSSI
2)と、1周期前の中央値との差分を求める。そして、
求めた差分を、予め定めた第2の閾値と比較する。連続
するp(pは、自然数)周期分の中央値(RSSI2)
のうち、q(p≧q、q:自然数)周期分以上の中央値
が第2の閾値を超えた場合、基地局制御装置40は、移
動局50が高速で移動していると判断し、それ以外の場
合は、低速で移動中または停止していると判断する。
【0040】また、基地局制御装置40は、第2の速度
情報が示す合計回数と予め設定された第3の閾値とを比
較し、合計回数が第3の閾値を超えた場合に、移動局5
0が高速で移動していると判断し、それ以外の場合は、
低速で移動中または停止していると判断する。
【0041】基地局制御装置40は、第1の速度情報に
基づいて、移動局50が高速移動中であると判断した場
合、又は、第2の速度情報基づいて、移動局50が高速
移動中であると判断した場合にマクロセル基地局31へ
のハンドオーバーを実行する。即ち、マイクロセル基地
局11及びマクロセル31に対してチャネル切替の指示
を出す。指示を受けたマイクロセル基地局11及びマク
ロセル31では、それぞれ制御部15,35から送信部
14,34へチャネル切替の指示がなされ、送信部14
は、移動局50に対して切替先のチャネルを通知し、送
信部34は、移動局50との間に通信回線を設定する。
【0042】基地局制御装置40は、あるいは、第1の
速度情報に基づいて移動局50が高速移動中であると判
断し、かつ第2の速度情報基づいて移動局50が高速移
動中であると判断した場合にのみマクロセル基地局31
へハンドオーバーするようにしてもよい。
【0043】以上の動作を行いながら、基地局制御装置
40は、マイクロセル基地局11から通信回線品質劣化
の通知を受けた場合にもハンドオーバー処理を行う。こ
の場合も、移動局50の移動速度が高速であるのか否か
判定して、そのチャネル切替先を決定する。即ち、通信
回線品質が劣化した場合であって、移動局が高速移動し
ている場合には、マクロセル基地局31へハンドオーバ
ーし、移動局が低速移動又は停止している場合は、マイ
クロセル基地局21へハンドオーバーする。
【0044】以上の処理をまとめると、図2(a)のよ
うになる。即ち、基地局制御装置40は、移動局が高速
移動していることを検出すると、マクロセル基地局31
へのハンドオーバーを行う。また、通信回線の品質劣化
を検出した場合には、移動局50の速度に応じてマイク
ロセル基地局21又はマクロセル基地局31へハンドオ
ーバーする。
【0045】移動局50が高速移動中で、マクロセル基
地局31との間に通信回線が設定された場合も、上記の
場合と同様にしてハンドオーバーが行われる。即ち、マ
クロセル基地局31の制御部35は、上述した第1の速
度情報と第2の速度情報とを基地局制御装置40へ送信
する。また、通信回線劣化を検出した場合には、そのこ
とを基地局制御装置40へ通知する。
【0046】基地局制御装置40は、上記と同様の動作
により、移動局の移動速度を判断し、移動速度が低速で
移動または停止していると判断した場合は、マイクロセ
ル基地局11(又は21、受信電界強度の強い方)にハ
ンドオーバーする。ただし、マクロセル基地局31から
マイクロセル基地局11(又は21)へのハンドオーバ
ーは、移動先のマイクロセル基地局11(又は21)に
空きチャネルが存在する場合にのみ行われる。
【0047】また、回線品質の劣化が通知された場合
も、移動局50の移動速度の判定が行われ、その結果に
応じてハンドオーバーが行われる。
【0048】以上の処理をまとめると、図2(b)に示
すようになる。
【0049】図2(b)に示すように、基地局制御装置
40は、移動局が低速で移動しているか停止しているこ
とを検出すると、移動先のマイクロセルを決定して、そ
のセルに空きチャネルが存在すれば、そのマイクロセル
基地局へのハンドオーバーを行う。空きチャネルが存在
しなければハンドオーバーは行わない。また、通信回線
の品質劣化を検出した場合には、移動局50の移動速度
に応じて、マクロセル基地局またはマイクロセル基地局
へハンドオーバーを行う。
【0050】なお、移動局が低速移動または停止してい
ることを検出したとき(通信回線の品質劣化はないもの
とする)のみ移動先の空きチャネルの存在確認を行うよ
うにしたのは、不要な回線断を避けるためである。即
ち、品質劣化の場合は、現チャネルを維持し続けること
が困難で、移動先に空きチャンネルがなければ、いず
れ、回線断とせざるを得ないが、上記場合には、ハンド
オーバーが不可能でも、回線を維持することができるか
らである。
【0051】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。本実施の形態による移動体通信システムは、
各無線基地局及び基地局制御装置の負荷を軽減するため
に、上述した第1の実施の形態のシステムを簡略化した
ものである。その構成は、第1の実施の形態と同じであ
るが、その動作が異なる。
【0052】即ち、このシステムの各無線基地局の制御
部は、第1の所定の周期毎に、受信部から受け取った受
信電界強度の中央値を求め、1周期前の中央値との差分
を求め、第1の速度情報として基地局制御装置へ送信す
る。
【0053】また、各無線基地局の制御部は、第2の所
定周期毎に、受信電界強度が第1の閾値を下回った回数
を計数し、その計数値を第2の速度情報として基地局制
御装置へ送信する。
【0054】基地局制御装置では、無線基地局からの第
1の速度情報を受けて、連続するp(pは、自然数)個
の差分のうちq個(qは、自然数;q≦p)以上が所定
の閾値を超えた場合に移動局の移動速度を高速と判断す
る。
【0055】また、基地局制御装置は、無線基地局から
の第2の速度情報を受けて、第2の速度情報が示す計数
値と予め定められた第2の閾値とを比較し、計数値が第
2の閾値を超えた場合に移動局の移動速度を高速と判断
する。
【0056】その他の動作については、第1の実施の形
態と同様なのでその説明を省略する。
【0057】なお、第1の実施例及び第2の実施例にお
いて、検出周期や、閾値等の値は、セルの大きさなどに
よって任意に設定することができる。即ち、各セル毎に
検出レベルを設定することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、移動局の移動速度を、
無線基地局及び基地局制御装置において判断するように
したことで、既存の移動局に対しても、階層型セル構造
の移動体通信システムのサービスを提供することができ
る。
【0059】また、本発明によれば、常に、移動局の移
動速度を検出しているので、移動局の移動速度に応じて
適切な無線基地局を選択することができる。
【0060】また、本発明によれば、一定周期で受信電
界の中央値を検出するとともに、受信電界の落ち込み回
数をカウントするようにしたことで、より精度の高い移
動局の移動速度判定を行うことができる。
【0061】さらに、通信回線の劣化が生じた場合にも
移動局の速度判定を行うようにしたことで、より適切な
無線基地局の選択ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の移動体通信システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】階層型セル構造の移動体通信システムを説明す
るための図である。
【符号の説明】
10,20 マイクロセル 11,21 マイクロセル基地局 12,22 アンテナ 13,23 受信部 14,24 送信部 15,25 制御部 30 マクロセル 31 マクロセル基地局 32 アンテナ 33 受信部 34 送信部 35 制御部 40 基地局制御装置 50 移動局 301 マクロセル 302 マイクロセル 303 基地局制御装置 304 移動局

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マクロセルとマイクロセルとが共存する
    階層型セル構造を採用し、前記マクロセルと前記マイク
    ロセルのそれぞれに配置された無線基地局と、該無線基
    地局に接続される基地局制御装置とを有する移動体通信
    システムにおいて、前記無線基地局の各々が、交信中の
    移動局から受信した信号の電界強度を検出する受信電界
    強度検出手段と、該受信電界強度検出手段からの前記電
    界強度に基づいて前記移動局の移動速度を判定するため
    の速度情報を生成して前記基地局制御装置へ通知する速
    度情報生成手段とを有し、前記基地局制御装置が、前記
    速度情報に基づいて、前記移動局の移動速度を高速また
    は低速と判定する判定手段と、該判定手段の判定結果に
    基づいてハンドオーバーを行うチャネル切替制御手段と
    を有することを特徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 前記無線基地局の各々が、前記電界強度
    が所定強度未満になったことを検出して前記基地局制御
    装置に通知する回線品質劣化通知手段を有し、前記チャ
    ネル切替制御手段が、前記回線品質劣化通知手段からの
    通知を受けたときにも、前記判定手段の判定結果に基づ
    いてハンドオーバーを行うようにしたことを特徴とする
    請求項1の移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 前記速度情報生成手段が、所定の周期毎
    に前記電界強度の中央値を求め、求めた中央値と1周期
    前の中央値との差分を求めて、前記速度情報として前記
    基地局制御装置へ送信し、前記判定手段が、p個(p
    は、自然数)の連続する差分のうちq個(qは、自然
    数;q≦p)以上が所定の閾値を超えた場合に前記移動
    局の移動速度を高速と判断することを特徴とする請求項
    1又は2の移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 前記速度情報生成手段が、所定周期毎
    に、前記電界強度が予め定められた第1の閾値を下回る
    回数を計数し、その計数値を前記速度情報として前記基
    地局制御装置へ送信し、前記判定手段が、前記計数値と
    予め定められた第2の閾値とを比較し、前記計数値が前
    記第2の閾値を超えた場合に前記移動局の移動速度を高
    速と判断することを特徴とする請求項1又は2の移動体
    通信システム。
  5. 【請求項5】 前記速度情報生成手段が、第1の所定の
    周期毎に前記電界強度の第1の中央値を求め、当該第1
    の中央値を前記速度情報として前記基地局制御装置へ送
    信し、前記判定手段が、前記第1の所定周期のn倍(n
    は、2以上の整数)の第2の周期毎にn個の前記第1の
    中央値の中央値を求めて第2の中央値とし、1周期前の
    第2の中央値との差分を求め、p個(pは、自然数)の
    連続する差分のうちq個(qは、自然数;q≦p)以上
    が所定の閾値を超えた場合に前記移動局の移動速度を高
    速と判断することを特徴とする請求項1又は2の移動体
    通信システム。
  6. 【請求項6】 前記速度情報生成手段が、前記移動局か
    ら受信した信号を構成するフレームの長さのm倍(m
    は、2以上の整数)に等しい所定周期毎に前記電界強度
    の中央値を求め、当該中央値より所定値だけ低い値を第
    1の閾値として、前記所定周期毎に、前記電界強度が前
    記第1の閾値を下回ることがあったフレームをいくつ含
    むか計数して、その計数値を前記速度情報として前記基
    地局制御装置へ送信し、前記判定手段が、前記計数値と
    予め定められた第2の閾値とを比較し、前記計数値が前
    記第2の閾値を超えた場合に前記移動局の移動速度を高
    速と判断することを特徴とする請求項1又は2の移動体
    通信システム。
  7. 【請求項7】 前記速度情報生成手段が、第1の所定の
    周期毎に前記電界強度の第1の中央値を求めるととも
    に、前記移動局から受信した信号を構成するフレームの
    長さのm倍(mは、2以上の整数)に等しい第2の所定
    周期毎に前記電界強度の中央値を求め、当該中央値より
    所定値だけ低い値を第1の閾値として、前記第2の所定
    周期毎に、前記電界強度が前記第1の閾値を下回ること
    があったフレームをいくつ含むか計数して計数値をもと
    め、前記第1の中央値と前記計数値とを前記速度情報と
    して前記基地局制御装置へ送信し、前記判定手段が、前
    記第1の所定周期のn倍(nは、2以上の整数)の第3
    の周期毎にn個の前記第1の中央値の中央値を求めて第
    2の中央値とし、1周期前の第2の中央値との差分を求
    め、p個(pは、自然数)の連続する差分のうちq個
    (qは、自然数;q≦p)以上が所定の閾値を超えた場
    合、または、前記計数値と予め定められた第2の閾値と
    を比較し、前記計数値が前記第2の閾値を超えた場合、
    に前記移動局の移動速度を高速と判断することを特徴と
    する請求項1又は2の移動体通信システム。
  8. 【請求項8】 前記速度情報生成手段が、第1の所定の
    周期毎に前記電界強度の第1の中央値を求めるととも
    に、前記移動局から受信した信号を構成するフレームの
    長さのm倍(mは、2以上の整数)に等しい第2の所定
    周期毎に前記電界強度の中央値を求め、当該中央値より
    所定値だけ低い値を第1の閾値として、前記第2の所定
    周期毎に、前記電界強度が前記第1の閾値を下回ること
    があったフレームをいくつ含むか計数して計数値をもと
    め、前記第1の中央値と前記計数値とを前記速度情報と
    して前記基地局制御装置へ送信し、前記判定手段が、前
    記第1の所定周期のn倍(nは、2以上の整数)の第3
    の周期毎にn個の前記第1の中央値の中央値を求めて第
    2の中央値とし、1周期前の第2の中央値との差分を求
    め、p個(pは、自然数)の連続する差分のうちq個
    (qは、自然数;q≦p)以上が所定の閾値を超えた場
    合であって、かつ前記計数値と予め定められた第2の閾
    値とを比較し、前記計数値が前記第2の閾値を超えた場
    合に、前記移動局の移動速度を高速と判断することを特
    徴とする請求項1又は2の移動体通信システム。
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