JPH11252440A - 画像を整列させて目標点にカメラを固定する方法及び装置 - Google Patents

画像を整列させて目標点にカメラを固定する方法及び装置

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JPH11252440A
JPH11252440A JP10322296A JP32229698A JPH11252440A JP H11252440 A JPH11252440 A JP H11252440A JP 10322296 A JP10322296 A JP 10322296A JP 32229698 A JP32229698 A JP 32229698A JP H11252440 A JPH11252440 A JP H11252440A
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camera
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Lambert Ernest Wixson
アーネスト ウィクソン ランバート
Robert Mandelbaum
マンデルバウム ロバート
Michael Wade Hansen
ウェイド ハンセン マイケル
Jayakrishnan Eledath
エレダット ジャヤクリシュナン
Deepam Mishra
ミシュラ ディーパム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モータ付きマウント載置カメラを目標点に固定
する方法を提供する。 【解決手段】 シーンを表す複数の画像を受け取り、第
1の座標位置に目標点を含む第1の表示参照画像を複数
の画像から選択し、複数の画像中の現在の画像内で、現
在の画像を第1の表示参照画像に写像する変換を推定
し、変換を使用して現在の画像内の目標点の第2の座標
位置を推定し、現在の画像内の点と第1の表示参照画像
内の点との間の画像スリップを計算し、画像スリップを
カメラを固定する角度補正値に変換し、モータ付きマウ
ントに対して閉ループ制御を使い角度補正を修正し、現
在の画像を第1の表示参照画像に整列させる変換を使用
して現在の画像をワーピングする。このワーピングは、
機械的安定化を使用しても除去できないカメラの動きが
存在する場合も、測定遅延とアクチュエータ遅延のため
にモータ制御の遅延や発振が存在する場合もシーンの安
定な映像を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的には画像処理
システムに関し、更に詳細には、画像を整列させて目標
点にカメラを固定する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機や自動車といった移動乗物からの
シーン(scene、場面)の撮影又はビデオ監視中の一般
的な問題は、どのように、カメラをシーン内の静止目標
にセンタ合せされたままにしておくかということであ
る。このようなセンタ合せは、安定して見えて、見やす
いビデオ映像をもたらすという理由で望ましい。一点に
固定されていないビデオは、プラットホーム(platfor
m)が移動しているためにかなり動く。この動きはビデ
オ映像を「ジッタリ(jittery)(小刻みに震えるよう
に)」に見せ、また所望のシーンの大部分を時には画像
から外してしまうことさえある。この問題は、視野が狭
く且つカメラプラットホームが空中監視等の方位の急激
な変化を受けるような場合に、特に激烈に現れる。
【0003】カメラを一点にセンタ合せしておくという
作業は、一般的に、一点「固定(fixating)」と呼ばれ
る。一点固定の伝統的手法は、主としてカメラを安定に
保持するという機械的な安定化に依存してきた。通常こ
れらの手法は、カメラプラットホームの回転を感知する
ためにジャイロスコープを使い、その回転を補正するす
るためにモータを使用している。しかしながらこのよう
なシステムのコストは回転軸の軸数及び安定化の所望精
度によって急激に増加する。
【0004】最近は、機械的な安定化を補うために電子
的画像整合装置を加える手法がとられている。この装置
は、画像の中心の回りの小画像領域(一般的にはサイズ
が32×32ピクセルの)上で動作し、一つのビデオフ
レームから次のビデオフレームまでのこの領域の並行的
画像移動を推定するために相関整合(correlation mat
ching)を使う。相関整合を使えば、「画像スリップ」
の量を測定できる。画像スリップは、現在の画像の中心
が所望の固定点から移動した距離である。この画像スリ
ップは、カメラを所望の固定点に再度センタ合せするた
めに、角度補正量に変換されて、モータ付きのパン/チ
ルト(pan/tilt)カメラに適用される。こうしてカメラ
固定は、画像スリップを測定するために相関整合を使う
機械的安定化と閉ループパン/チルト制御との組合せに
よって達成され得る。この相関整合手法の暗黙の前提
は、画像内のパッチ(patch)モーションが固定(rigi
d)<x,y>移動を使用して表せるということであ
る。パッチモーションが純粋な平行移動と異なっている
か、或いはパッチが不十分な構造(texture)を含む場
合には、この手法を使用して作成された運動の推定値は
誤差を含むことになるであろう。これらの誤差は時間の
経過に従って累積されるので、このパッチと固定点と
は、目標からドリフトして外れていくであろう。
【0005】よく知られているように、単にビデオ画像
の現在のフレームの各ピクセルの振幅から、記憶された
前のビデオ画像フレーム内の当該ピクセルの振幅を減算
することによって機能させる、静止プラットホームから
移動物体を指示するためのビデオ技術がある。これは、
静止物体を画成していたこれらのピクセルを実質的に除
去するものである。このフレーム差を使う手法に採用で
きるディジタル画像処理技術が、1987年9月8日に
付与された、Anderson等による米国特許第4,692,
806号明細書に開示されており、本明細書に援用され
ている。
【0006】1989年3月にカリフォルニア州アーヴ
ィンで開催されたビジュアルモーション(視覚的運動)
に関するIEEEワークショップでの、「移動カメラに
よる目標追跡、動的運動解析の応用」と題する、Burt等
による論文も本明細書に援用されている。Burt等は、カ
メラが動いている場合は、フレーム差を計算する前に整
列させるために、連続する画像フレームを電子的にシフ
トさせて回転させることによって、結果として得られる
画像の動きを補正することが可能である場合が多いこと
を教示している。電子的整列は、カメラが回転はするが
平行移動はしないとき、或いはカメラの視野の領域内の
物体が比較的奥行きの狭い範囲内に現れるときといっ
た、シーンの動きが比較的小さい視差を含んでいるとき
に有効である単純な画像ワープ(warp)(例えば、アフ
ィン変換)に基づいている。
【0007】更に、1997年5月13日に発行された
BurtとHannaによる米国特許第5,629,988号明
細書の内容も、本明細書に援用されている。この特許
は、処理されて表示されたビデオから望ましくないカメ
ラの動きを除去する方法を開示している。この方法は、
カメラに誘起された動きを決定するために、連続するカ
メラ画像間で、或いは各画像と記憶された参照画像との
間で画像フレームを照合するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
開示のいずれも、選択された目標点がカメラの視野内で
センタ合せを維持すべきであるという、カメラ固定の問
題を取り扱っていない。本発明の画像整列技術は、特に
モータの遅延時間の存在する場合にカメラ固定の問題を
克服することに向けられている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この問題及び他の必要を
満たすため、並びに目的を考慮して、本発明は画像整列
を用いて目標点にカメラを固定するための方法及び装置
を提供する。一実施形態において本方法は、下記のステ
ップを含む。
【0010】即ち、a)一つのシーンを表す複数の画像
を受け取るステップと、b)これら複数の画像の中か
ら、第1の座標位置に目標点を含む第1の表示参照画像
を選択するステップと、c)これら複数の画像の中の現
在の画像から、その現在の画像を第1表示参照画像に写
像する変換を推定するステップと、d)その変換を使用
して現在の画像内の目標点の第2の座標位置を推定する
ステップと、e)現在の画像内の目標点と第1表示参照
画像内の目標点との間の画像スリップを計算するステッ
プと、f)その画像スリップをカメラを固定するための
角度補正量に変換するステップと、g)モータ付きマウ
ントに対して閉ループ制御を使うことによってこの角度
補正を修正するステップと、h)安定な映像を得るため
に現在の画像を第1表示参照画像に整列させるために前
記変換を使用して現在の画像をワーピングするステップ
とを含む。
【0011】前述の一般的説明及び下記の詳細説明は、
本発明に関する例示的説明であって本発明を限定するも
のではないことを理解されたい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、添付図面と関連して読
むと、下記の詳細な説明から最もよく理解される。
【0013】図1は、本発明を実施するために好適な、
目標にカメラを固定する装置100のブロック図を示
す。本装置は、ジンバル付きマウント106上に安定設
置された画像源102と、コンピュータシステム104
と、1個以上の出力装置124と、1個以上の入力装置
126とを含んでいる。画像源102は、ビデオカメ
ラ、赤外線カメラ、或いは一つのシーンを表す一連の2
次元画像を生成するその他のセンサであってもよい。本
装置は一般的にディジタル画像を処理する。従って、画
像源がアナログ画像を生成する場合には、画像源とコン
ピュータシステムとの間でディジタイザ(図示せず)を
使うこともできる。
【0014】汎用コンピュータ104は、画像処理とシ
ーン解析と画像表示とを容易にする。具体的に言えば、
本コンピュータシステムは、データバッファ110と、
中央処理装置(CPU)112と、サポート回路114
と、ランダムアクセスメモリ(RAM)116と、リー
ドオンリーメモリ(ROM)118と、ディスプレイド
ライバ120と、入出力バッファ108とを含んでい
る。更にユーザは、キーボード、マウス、トラックボー
ル、タッチパッド等といった1個以上の入力装置126
を介して、このコンピュータシステムと対話することが
できる。またコンピュータシステムは、コンピュータモ
ニタといった出力装置124に画像を表示する。またそ
の代わりとしてコンピュータシステムは、例えば1区切
りの画像をテレビ信号に変換できる画像処理システムや
コンピュータモニタ上に現れる表示の「ハードコピー」
を出力するプリンタといった他の出力装置と対話するこ
ともできる。
【0015】データバッファ110は、画像源とCPU
との間のデータ速度の等化(フレームバッファリング)
を行う。通常は当該バッファは、先入れ先だし(FIF
O)バッファである。このようなバッファは通常、一つ
の画像源によって生成され得るデータ速度に柔軟に対応
しながら、CPUに一定のデータ速度を供給するために
使用される。
【0016】通常CPU112は、パワーPC、ペンテ
ィアム、その他一般的に入手可能なプロセッサといった
汎用プロセッサである。パワーPCはニューヨーク州ア
ーモンクのIBMの登録商標であり、ペンティアムはカ
リフォルニア州サンタクララのインテル社の登録商標で
ある。本発明のソフトウエアの実施形態は、いずれかの
特定のプロセッサ上で実行することを必要としないの
で、本発明のルーチンは、いかなるタイプのプロセッサ
上でも、また或いは並列処理コンピュータ環境における
複数プロセッサのいかなる組合せ上でも実行できる。更
に、汎用コンピュータを使用せずに実時間画像処理装置
の中でシーン解析を完了することもできる。
【0017】CPU112は、RAM116と、ROM
118と、そして双対プロセッサ(co-processor
(s))、クロック回路、キャッシュ、電源、その他周知
の回路などのサポート回路114等の種々の回路ととも
に動作する。サポート回路はまた、画像ワーパやフィル
タリング回路といった画像処理を高速化するための専用
ハードウエアも含むことがある。このようなフィルタリ
ングチップの一つは、米国特許第5,561,617号
明細書でvan der Wal等によって述べられているPYR
−1回路である。これら種々のコンピュータコンポーネ
ントの動作と相互関係とは本技術ではよく知られいるた
めこれ以上説明はしない。ディスプレイドライバ120
は、ビデオカード、プリンタドライバ、或いはその他出
力装置が必要とする一般的なドライバのソフトウエア又
はハードウエアであってよい。
【0018】RAM116は、本発明のソフトウエア手
段を記憶する。通常、本発明のルーチンは、大容量記憶
装置(図示せず)に記憶されており、CPU112が実
行されるときにRAM116内に一時記憶するために呼
び出される。図1において、本発明は画像整列ルーチン
122に具体的に実現されている。
【0019】入出力(I/O)バッファ108は、コン
ピュータシステム104とジンバル付きマウント106
との間の適当なデータインタフェースを提供する。I/
Oバッファ108は、コンピュータシステム内に常駐し
てもよく、コンピュータシステム外にあってもよいこと
は認められるであろう。画像整列ルーチン122は、パ
ンやチルト時に画像源102の観察角が変えられるよう
に、ジンバル付きマウント106の空間的整列状態を修
正する制御信号をそのマウント106に与える。これ
は、マウント106のパンモータとチルトモータ(図示
せず)がこの修正に比例した速度を達成するように指令
される在来型の比例積分(PI)負帰還ループによって
行うことができる。
【0020】画像整列ルーチン122の説明を、まず定
義から始める。整列の計算時に使われるシーン表面は
「目標面」であり、当該シーンのカメラ内の画像は「目
標画像」である。カメラがセンタ合せされる(固定され
る)べき目標面上の点は、「目標点」である。目標面
は、カメラの視野内に存在するシーンのすべてであって
もよく、また目標点は目標面上に存在すると想定してよ
い。固定動作は、所望の固定点が既知の画像座標(例え
ば画像の中心)になっている画像から始める。この画像
は、以下に示すように、オペレータから与えられること
も、他の情報源から来ることも可能である。この画像
は、参照画像である。
【0021】画像整列ルーチン122は、複数の異なる
視点から見た画像源102からの一連のビデオフレーム
に依存している。この一連のビデオフレームは次のよう
に、 {F0,F1,F2,…Fi,Fj,…Fc,…,Fn} と書くことができる。ここでF0は表示参照フレームで
あり、Fcは現在のフレームである。
【0022】j iMは、フレームFiをワープしてフレー
ムFjを整合させる変換を表すものとする。画像安定化
の問題は、すべての変換t 0Mt∈{1,2,…,N}を
見つけることと、各フレームが表示参照フレームと整列
するようにワープされる、「安定化された」画像、即ち
すべてのt∈{0,1,…,N}に関するt 0M(Ft
を表示することとである。
【0023】時間の経過につれて表示参照フレームとそ
の後に続くフレームとの間に累積される画像の大きな動
きのために(例えば、視点が徐々に変化するために)、
これらのフレーム間の動きを直接推定するのは容易でな
い。従ってr 0Mが推定される整列参照フレームFrが維
持される。現在のフレームFcは、c rMを与えるこのフ
レームFrに整列させられる。所望の変換c 0Mは、従っ
て式(1)によって与えられる。
【0024】
【数1】 c rMが「意味ある(significant)」画像変位が発生し
たことを示すときは何時でも、整列参照フレームは現在
のフレームに取り替えられる。平均ピクセル移動が5ピ
クセルを超えたときは何時でもこれが発生することは認
められるであろう。
【0025】参照フレームを与えれば、現在のフレーム
をその参照フレームに最もよく写像するパラメトリック
画像変換を推定するために電子的多重解像度画像処理法
を使うことができることも認められるであろう。これら
の方法は、本技術分野で今まで説明されてきており、周
知である。このような方法の一つは、1992年のコン
ピュータビジョンに関するヨーロッパ会議の議事録の
「階層的モデルに基づく動き推定」の中でJ.R.Bergen等
によって説明されており、本明細書に援用されている。
【0026】もう一つ別の方法は、1994年のコンピ
ュータビジョンの応用に関するワークショップの「実時
間シーン安定化とモザイク構造」の中でM.Hansen等によ
って説明されており、本明細書に援用されている。更に
第3の方法は、1997年5月13日に付与された特許
第5,629,988号明細書の中でBurt等によって説
明されており、本明細書に援用されている。
【0027】使用される特定のパラメトリック変換が観
察されているシーンのタイプとカメラの動きとに依存す
るということは理解されるであろう。使用される最も典
型的な変換は、平行移動的変換(画像に整列させられる
二つの直交座標方向の各画像変換ごとに1個で合計2個
のパラメータからなる)とアフィン変換(6個のパラメ
ータからなる)である。この推定は、必ずしも現在のフ
レームを参照フレームに直接整列させることによって得
る必要はない。これはまた、参照フレームとして使われ
た画像から開始して、連続するビデオ画像フレーム間の
整列を推定することによっても得られる。このような一
組のフレーム間整列を与えれば現在の画像と参照画像と
の間の整列は、フレーム間整列を順次段階的に行うこと
により導き出せる。画像整列は、1998年6月のコン
ピュータビジョンとパターン認識に関するIEEE会議
の議事録の「精密なカメラの固定と照準のための画像整
列」の中でL.Wixson,J.Eledath,M.Hansen,R.Mandelbau
m,D.Mishraによって述べられている。
【0028】本明細書で説明した実施形態においては、
平均ピクセル移動が5ピクセルを超えるときは何時で
も、r 0M推定はそれをc 0Mに設定することによって更新
される。c 0Mが大きくなると、観察者である人間の混乱
を避けるために表示参照フレームをリセットすることが
しばしば役に立つ。この表示参照フレームは、現在の映
像に対するある明らかな類似性を持っていなくてはなら
ない。このリセットを行うために、表示参照フレームF
0と整列参照フレームFrは両者とも現在のフレームに設
定され、またr 0Mとc rMは両者とも同一に設定される。
このことを、以下に詳細に説明する。
【0029】安定化された3D(立体)表面が平面であ
るとき、フレームi jM間の画像移動は、フレームFi
の点(x’,y’,1)をフレームFj内の点(x”,
y”,1)にワープする式(2)に示すように3×3マ
トリックスとしてモデル化できる。
【0030】
【数2】 ここで
【0031】
【数3】 であり、y”に関しては同様に
【0032】
【数4】 である。ここでi jkは、マトリックスi jMの第k番目
の行を表す。このマトリックスの種々の係数に制約をつ
けることにより、異なるパラメトリック移動モデルを使
うことができる。例えばgとhが0にされると、i jMは
アフィン変換となる。
【0033】一例として、空中査察のときに航空機が、
目標点を中心としてほぼ楕円形に飛び、その結果地表面
が斜めに観察されることがある。カメラの光軸に沿った
航空機の小さな速度は、カメラの狭い視野と結び付き、
画像移動がアフィン変換を使用してモデル化できること
を示唆している。このアフィン移動は、M.Hansen等によ
って説明された、先に参照した実時間多重解像度画像整
列手順を用いて推定される。そこには、カメラに平行移
動とパンとズーミングをさせながら二つの斜めの映像を
整列させるアフィンモデルの有用性が示されている。
【0034】カメラ固定は、閉ループ制御線107とし
て図1に示すカメラの閉ループ制御を電子的安定化と組
み合せることによって達成される。この制御ループは、
式(3)に示すように、センタ合せ誤差eを測定するこ
とによって、即ち現在のフレームFcの中心と表示参照
フレームF0の中心に対応する点の位置との間の画像距
離を測定することによって駆動される。画像の中心が<
0,0>である画像座標系を使うと、
【0035】
【数5】 となる。マトリックス0 cMは、c 0Mを反転することによ
って得られ、これは電子的安定化処理の一部として計算
された。
【0036】センタ合せ誤差eは、パン及びチルトの空
間を画像座標に写像する連鎖の知識を使用して、パン及
びチルトの補正値に変換できる。単純な比例積分(P
I)負帰還ループ内で、パン及びチルトのモータは、こ
の補正に比例する速度を達成するように指令されること
がある。カメラ固定とともに行われる電子的安定化によ
って、単純なPI制御で十分である。これは、測定とア
クチュエータの遅延のために、或いはカメラプラットホ
ームの動揺のために、カメラ固定モータの制御ループが
遅れたり、発振したりしても、安定な映像を与えること
ができる。
【0037】通常なモータ構成がカメラのパン及びチル
トに対してのみ制御可能であり、従って画像の動きが平
行移動的であるときにのみ、即ち光軸を中心とするカメ
ラ回転が存在しないときにのみシーンを安定化できると
いう理由から、モータ固定を電子的安定化で増大するこ
とが有利であることも認められるであろう。電子的画像
整列は、更に複雑なカメラの動きを補正することがで
き、また視差と独立運動とに起因する残余の動きのみを
残して、主面を画像内に静止したまま保持することがで
きる。これは、人間によるか映像処理によるかいずれの
場合にも、精細なシーンの細部の観察を容易にする。電
子的安定化の更なる利点は、オペレータである人間が安
定な表示を使用して視野内に新しい固定点を指定するこ
とが可能になることである。これは、オペレータのシス
テムとの対話を助けることになる。
【0038】固定点の変更は、古いフレームからユーザ
指定のδxとδyだけシフトされた新しい表示参照フレ
ームを与えることによって行うことができる。このシフ
トは、整列参照フレームを表示参照フレームに写像する
変換r 0Mを変えることによって安定化と固定化の処理に
与えることができる。この新しい変換r 0M’は、式
(4)によって示される。
【0039】
【数6】 c 0M’=r 0M・c rMの逆マトリックスは、δxとδyと
に関する中心合せ誤差の測定値、即ち新しい固定点とし
て使うことができる。
【0040】更に、制御ループにおける遅延による固定
誤差を引き入れることを避けるために変換マトリックス
は慎重に取り扱わなくてはならないことは認められるで
あろう。r 0Mが単に同一マトリックスであると再定義さ
れれば、安定化済みの現在のフレームの中心に存在する
ことになった点はどの点でも、新しい固定点になるであ
ろう。この中心点は、システム内のモータの遅延時間の
ために、前の固定点にはならないであろう。この誤差の
導入を避けるために旧固定点が新表示参照画像内の新固
定点になることを保証することが望ましい。これは、現
在の画像内の前の固定点の位置を測定する、センタ合せ
誤差eの推定を使うことによって行うことができる。表
示参照画像を現在の画像で置き換えた後に、前述のよう
に新表示参照フレームをeだけシフトすることによっ
て、前の固定点を新表示参照フレームの中心に持ってく
ることができる。目標に対するこの固定は、式(5)に
示すようにr 0M’を設定することによって維持すること
ができる。
【0041】
【数7】 図2に、画像整列を用いて目標点にカメラを固定する方
法の流れ図を示す。本方法は、ステップ202から始ま
ってステップ220に進む実行可能なソフトウエアルー
チン200として表される。ステップ206〜220
は、この制御ループの各反復ごとに繰り返される。ステ
ップ204でこのルーチンは、複数の入力画像フレーム
を備える。ステップ206で表示参照フレームが選択さ
れる。ステップ208で、現在のフレームは前述のよう
に、表示参照フレームに整列させられる。現在のフレー
ムを表示参照フレームに写像するパラメトリック変換の
係数の大きさが調べられる。選択された係数(例えば、
画像回転に対応する係数)の大きさがあらかじめ決めら
れたしきい値よりも大きければ、ステップ210でこの
表示参照フレームは現在のフレームに置き換えられる。
新表示参照フレーム内の固定点の座標は、前述のよう
に、前表示参照フレーム内の固定点の座標、及び現在の
フレームと前フレームとの間の推定された変換に基づい
ている。
【0042】現在の画像から参照画像への写像が得られ
ると、簡単な数学を用いてこの変換を反転することによ
って参照フレームから現在のフレームへの写像を得るこ
とができる。この写像と、参照画像内の固定点の画像座
標とを使用して、現在の画像内の固定点の画像座標が計
算される。現在のフレームと参照フレームとの間の画像
スリップは、現在のフレーム内の固定点の座標から参照
フレーム内の固定点の座標を減算することによって計算
される。その代わりとして、画像スリップは、推定され
た写像を使用して最初の座標位置を現在の画像の座標系
に変換してから、そこで得られた位置を現在の画像内の
中心点或いはその他の特定点の位置から減算することに
よって計算することもできる。ステップ218で画像ス
リップを計算し終わると、ステップ220で出力として
モータコマンドが計算されて提供される。モータ付きカ
メラプラットホームの機構とプラットホームに対するカ
メラの位置と方位とを表す連鎖の知識を使うことによっ
て、画像スリップは、後続の画像内の固定点の画像座標
が参照フレーム内の画像座標と一致するようにカメラを
再整列させるカメラの角度及び位置の補正値に変換され
る。(これは下記で更に詳細に説明する。)これらのモ
ータは、ロボット学と制御理論でよく知られた二つのコ
ンセプトである位置制御又は速度制御のいずれかを使用
してこの補正値に達するように指令される。このカメラ
固定システムは、再び閉ループ負帰還制御からの原理に
従って、PID又はカルマンフィルタに基づく法則とい
った制御法則を使用して、閉ループ構成で動作する。
【0043】最後に、現在のフレームから参照フレーム
への計算された画像の写像は、現在の画像を電子的に安
定化するためにも使うことができる。これは、計算され
たパラメトリック画像変換によって現在の画像をワーピ
ングすることによってステップ214で達成される。こ
のワープされた画像は、ステップ216で観察用の表示
装置へ、或いは更なる画像処理ステップへと送られる。
電子的ワーピングの実行には種々の重要な利点がある。
ワーピングは、機械的な手法或いは平行移動のみの動き
推定では得られない仕方でシーンを安定化できる。具体
的に言えば、これは、すべての機械的安定化システムで
は安定化できない、軸を中心とするカメラプラットホー
ムの回転に対応する画像回転を補正することができる。
更にこれは、カメラプラットホームの平行移動やカメラ
のズーミングによる画像の倍率変化と斜行を補正するこ
ともできる。また電子的安定化は、カメラの閉ループ制
御が完全でないときでもカメラが完全に固定されている
ように見せることもできる。これは、パン/チルト位置
の符号器の不正確さと、誤差測定の遅れと、モータコマ
ンドが発行された時刻とパン/チルトモータによってそ
のコマンドが実行される時刻との間の長い通信遅延と、
カメラプラットホームの揺れとによって、完全な閉ルー
プ制御が困難になることが多いという理由で重要であ
る。
【0044】これまでは参照画像(フレーム)が変化す
る基本的な固定制御ループについで説明してきた。参照
画像は、ある時間的瞬間に現在の画像を単に捕獲するこ
とによって得られることは理解されるであろう。これは
観察者に有益である。プラットホームが動くにつれてシ
ーンの眺めが変化する。(例えば、地上の固定点を中心
として円形又は楕円形状に飛ぶ飛行機を考えて見るとよ
い。)観察者が安定化された出力を観察できるため、し
かし参照座標系は自分の現在の座標系にある程度類似の
ものにしておくために、参照画像は定期的に交換しなく
てはならない。参照画像を交換する別の理由は、パラメ
トリック変換の大きさが限られたハードウエア画像ワー
プ回路の能力を超えるのを防ぐことである。
【0045】図2に示すアルゴリズムは、本発明の一実
施形態であって、純粋に表示参照画像(フレーム)に基
づく固定を使用している。しかしながら純粋に表示参照
画像(フレーム)に基づく固定を使うと、固定点は所望
の点から「ドリフト」する可能性がある。このドリフト
は、表示参照画像が交換されるたびに(特に新しい表示
参照画像内の固定点の座標が計算されるときに)累積さ
れる画像整列の際の小さな誤差に起因している。従って
第2のタイプの参照画像を「目標」参照画像に追加する
ことが望ましい。「目標」参照画像は、固定点を所望の
点にリセットするために「表示」参照画像の代わりに使
うことができる。こうしてコンピュータシステム104
は、目標参照画像の集まりを記憶しておく。現在のフレ
ームと、カメラ固定の初めに得られた前のフレームとの
間の選択された変換係数が、あるしきい値を超えてお
り、且つ類似の変換を有するその目標参照画像の集まり
の中に既に目標参照画像がなくなっている場合には、そ
の集まりに現在のフレームが追加される。このようにし
てコンピュータシステムは、カメラを固定するときの視
点の変化を反映する一組の目標参照画像を蓄積すること
ができる。例えば固定点を中心として円形又は楕円形状
に飛んでいる航空機のようにカメラプラットホームが、
循環コース上を移動していることもある。このように航
空機がそのコースを循環しはじめると、現在の画像に似
ている目標参照画像が存在する可能性がある。最良の
(即ち、最もよく似ている)目標参照画像は、開始時の
フレームに関する現在の推定済み画像変換を各目標参照
画像とともにストアされている変換と比較することによ
って見つけることができる。表示参照画像内の固定点が
目標参照画像内のその固定点と同じ3D点上に存在する
ようにリセットできるように、表示参照画像は定期的に
その目標参照画像に整列させられるであろう。
【0046】図3に、目標参照画像を使う実施例を示
す。図示のように実行可能ソフトウエアルーチン300
は、入力線326を介して複数の入力画像(フレーム)
を受け取る。これらの入力画像は、モジュール304、
308に与えられる。モジュール308は、図2の実行
可能ソフトウエアルーチン200に関して前に説明した
ように、現在の画像を表示参照画像に整列させる。現在
の画像を表示参照画像に写像するパラメトリック変換の
係数の大きさが、あらかじめ決められたあるしきい値よ
りも大きいということがモジュール322によって決定
されるならば、その表示参照画像は現在の参照画像に置
き換えられる。画像スリップは、モジュール324によ
って測定され、モジュール314によってモータコマン
ドに変換される。上述のようにモータ付きカメラマウン
ト312は、負帰還制御ループ線328を介して機械的
に整列させられる。またモジュール316は現在の画像
を、それが表示参照画像と整列するように、電子的にワ
ープする。この画像は、TVモニタ318に送られる
か、或いは更なる画像処理のために別のモジュール(図
示せず)に送られることもある。これらのモジュールは
すべて、前述のモジュールと同様である。
【0047】現在の画像を目標画像と比較する際に有効
なモジュールを説明する。前に述べたように、目標参照
画像の集まりはデータベース(図示せず)内に存在して
いる可能性がある。この集まりからモジュール302
は、一つの目標参照画像を選択する。これは例えば次の
ようにして行われることができる。固定処理が最初に開
始されたときに各目標参照画像tを前のフレームf、即
ち初期フレームfに整列させる変換t fMは各目標参照画
像tに関連していると仮定する。また現在のフレームc
を初期フレームに整列させる類似の変換c fMが計算され
ると仮定する。(このような両変換は、本出願書で前に
述べた方法に似た方法で変換c rMを段階的に行うことに
よって計算できる。)モジュール302は、その変換t f
Mがc fMに最もよく似ている目標参照画像を選択する。
【0048】目標参照画像を受け取ると、モジュール3
04は、表示参照画像を目標参照画像に電子的に整列さ
せる。モジュール304によって行われるこの整列処理
は、モジュール308によって行われる整列処理と数学
的には類似である。目標参照画像内の所望の固定点はデ
ータベースから知られこととなるので、表示参照画像内
の固定点座標は、目標参照画像内のその固定点と同じ3
D点上に存在するように、計算された整列を使用してモ
ジュール320によってリセットされ得る。モジュール
322は、その画像内の新しい固定点とともに表示参照
画像をモジュール304、308に供給する。画像スリ
ップはモジュール324によって測定され、モータ付き
カメラマウント312を機械的に整列させるためにモジ
ュール314に出力される。
【0049】現在のフレームを目標参照画像の集まりに
追加する方法を、図4に示す。図示のように、実行可能
なソフトウエアルーチン400はステップ402からこ
の方法を開始し、前に述べたと同じ仕方でモジュール4
06の中に一組の入力画像フレームを備えている。モジ
ュール408は、データベース404から一つの目標参
照画像を選択する。選択された目標参照画像に現在の画
像(入力画像フレームからの)を写像するパラメトリッ
ク変換は、モジュール410で得られる。現在の画像と
データベース内のその他の目標参照画像の各々との間で
パラメトリック変換が得られる。この変換の係数が、モ
ジュール412によって決定されるように、あらかじめ
決められたしきい値を超える場合は、モジュール414
によって現在の画像がデータベースの参照画像の集まり
に追加される。モジュール416によって行われる、選
択された目標参照画像に現在の画像のワーピングの方
法、及び、モジュール418によって行われる、画像ス
リップを測定して角度的なモータコマンドを計算する方
法は、前述の方法と同じである。
【0050】カメラが目標を固定するためには、最初に
カメラがその視野内に目標を獲得しなくてはならない。
多くの状況においては、目標点の3D座標とカメラの姿
勢の両者ともほぼ知られている。その結果、単に連鎖を
使うことによってカメラをほぼ目標点に向けることがで
きる。目標の位置が知られているデータベースのシーン
の映像に、結果として得られる画像を整列させることに
よって、照準の精度を上げる(目標参照機構を使用し
て)方法を、以下に説明する。
【0051】空中査察のシナリオでは、所望の目標の測
地座標はGPS又は写真測量法から知られていることが
一般的である。同様に航空機の測地的な位置と方位はそ
れぞれ、機内のGPSとAHRS(Attitude Heading R
eference System、姿勢方位参照システム)装置から知ら
れる。
【0052】目標座標を描くために必要とされるカメラ
のパン及びチルトは、これらの測定値を用いて解決でき
るであろう。第1のステップは、目標と航空機の測地座
標を本明細書で世界座標系Wと呼ぶ3D局地垂直座標系
(LVCS)に変換する。目標の世界座標Wp及び航空
機の世界座標Waは、既知の技法を使用して得ることが
できる。これらは、その4番目の要素が1である4×1
ベクトルとして均等に表すことができる。この世界座標
では、X軸は東を指し、Y軸は北を指し、Z軸は上方を
指す。
【0053】次に、均等な世界座標を航空機を中心とす
る座標系に写像する4×4のマトリックスW AMは、式
(6)、
【0054】
【数8】 によって定義される。ここでRx,y,zはそれぞれ、X
軸、Y軸、Z軸を中心とする時計回りの回転を表し、ま
たΨr、Ψp、Ψhはそれぞれ、AHRS装置で測定され
たロール(roll、横揺れ)、ピッチ(pitch、縦揺
れ)、ヘッディング(heading、偏向揺れ)である。
【0055】目標を撮像するパン角及びチルト角の解を
求めるために世界座標Wpは、カメラターレットの座標
Tpに変換しなくてはならない。このターレット座標
系は、それに関してカメラがパン及びチルトを行う座標
系である。これは、各AHRS軸に正確に平行な台板に
よってターレットを取り付けることは機械的には殆ど不
可能であるため、航空機座標とは異なっており、通常は
僅かな相対的な方位のオフセット(偏り)が存在する。
このオフセットは、狭い視野を使用して目標に照準を合
せるときに重要である。その結果、航空機座標系をター
レット座標系に写像する4×4マトリックスであるA T
を推定しなくてはならない。しかしながら一組の画像と
それらの関連する航空機の姿勢とを記録し、各画像内の
既知の座標で1個の3D点を手動で指定することによっ
A TMの3×3回転成分を推定することは、より容易で
ある。それからこの回転マトリックスは、ホーンの(H
orn’s)4元数算法を使用して推定されなくてはな
らない。(米国光学会雑誌Aの1987年4月号のB.K.
P.Hornによる「単位4元数を用いた絶対方位の閉形式
解」)。ターレット座標系内の目標の均等座標は、A T
W AMとを用いて、式(7)に示すように計算できる。
【0056】
【数9】 それからパン角θとチルト角φは、式(8)又は(9)
よって計算できる。
【0057】
【数10】
【0058】
【数11】 上述のカメラの照準は、本発明の画像整列によって改善
できる。多くの査察シナリオでは、目標の画像が取得さ
れるときの関連航空機の姿勢に結び付いたその目標の画
像は、前の査察飛行から前もって入手可能である。この
ようなデータベース画像では、目標の位置は、手動によ
りオフラインで指定できる。
【0059】あるデータベース画像Fdは、現在のカメ
ラ姿勢が与えられればシーンがどのように見えるかを予
測するためにワープされることができる。そうするため
に、世界座標から画像座標への写像が行われ、またその
逆の写像も行われる。ここでは記号Ωは、位置Waと方
位Ψr、Ψp、Ψhとパン角θとチルト角φと焦点距離f
とからなる観察パラメータの集合を指定するために使わ
れる。
【0060】画像Fiを与えれば、世界座標をFi内の投
影画像座標に写像する3×4マトリックスW iLを次式の
ように形成することができる。
【0061】
【数12】 ここでT CM(θ,φ)は、ターレット座標系をパンとチ
ルトの関数としてのカメラ中心の座標系に写像する4×
4マトリックスであり、またC iMは、均等3D点をカメ
ラの焦点距離の関数として画像平面上の均等2D点に写
像する3×4マトリックスである(その他の固有のカメ
ラパラメータに関しては公称値が想定されている)。
【0062】撮像されている面が平面であると仮定すれ
ば、W iLマトリックスは次のように反転可能である。
【0063】
【数13】 ここでmはW iLのゼロベクトル、M*W iLの4×3右
逆マトリックス、nは世界座標で平面の画像面を定義す
る4×1の法線ベクトルである。本実施形態ではこの表
面は水平な地表面、即ちn=[ 0010] Tであると仮
定した。
【0064】現在の観察パラメータΩiを与えた場合に
シーンがどのように見えるかを予測するために観察パラ
メータΩdを有するデータベース画像Fdをワープする投
影変換d iMは、これらの数学的概念を用いて、下記のよ
うに得ることができる。
【0065】
【数14】 pは、データベース画像Fdd iMによってワープする
ことによって得られる予測画像として定義される。観察
パラメータを測定する際に遅延も較正誤差もなければ、
そしてまたシーンが平面性の仮定を満足するならば、F
pは現在の画像Fiと等しいことになる。しかしながら実
際にはなお、FiとFpとの間には実質的な整列誤差が存
在する。地表面に対する遠近法効果は、適当にモデル化
されるが、これら二つの間にはしばしば可なりの平行移
動的オフセット(偏り)が存在する。これは、遠距離に
離れた目標に対する空中査察シナリオでは、カメラのパ
ン角とチルト角は非常に速く変化することがあり,これ
らの角度の精確な測定が遅延によって損なわれるからで
ある。
【0066】データベース画像Fdでは目標の位置は知
られているから、予測画像Fpにおいてもその位置は分
かる。従って目標参照画像としてFpを使うことによっ
て現在の画像内の目標の位置が分かり、従って固定点の
調整が可能となる。いま述べた方法では予測画像は、カ
メラの現在の位置と現在方位のみではなく、前の画像が
取られた時点におけるカメラの位置と方位についての既
知の情報を使用して前の画像から合成される。多数の前
の画像から構成される一つのモザイク画像、シーンの幾
何学的データベースモデル、シーンの正面写像、又はこ
れらすべての何らかの組合せからも同様に予測画像が合
成できることに注目することは重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル画像処理技術を用いて目標にカメラ
を固定する装置のブロック図である。
【図2】整列のために表示参照フレームを使用して目標
にカメラを固定する方法の流れ図である。
【図3】整列のために表示参照フレームと目標参照フレ
ームとを使用して目標にカメラを固定する方法の流れ図
である。
【図4】目標参照フレームを含む既存のデータベースに
目標参照フレームを追加する方法の流れ図である。
【符号の説明】
102…画像源、104…コンピュータシステム、10
6…マウント、108…I/Oバッファ、110…デー
タバッファ、114…サポート回路、120…ディスプ
レイドライバ、124…出力装置、126…入力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/18 G06F 15/62 380 (72)発明者 ロバート マンデルバウム アメリカ合衆国, ペンシルヴァニア州, フィラデルフィア, パイン ストリー ト 636, ナンバー2 (72)発明者 マイケル ウェイド ハンセン アメリカ合衆国, ニュー ジャージー 州, ローレンスヴィル, タウン コー ト サウス 7233 (72)発明者 ジャヤクリシュナン エレダット アメリカ合衆国, ニュー ジャージー 州, プレインズボロ, クェイル リッ ジ ドライヴ 1001 (72)発明者 ディーパム ミシュラ アメリカ合衆国, ニュー ジャージー 州, プレインズボロ, フォックス ラ ン ドライヴ 4−06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ付きマウントに載置されたカメラ
    を目標点に固定する方法であって、 a)シーンを表す複数の画像を受け取るステップと、 b)第1の座標位置に目標点を含む第1の表示参照画像
    を、前記複数の画像の中から選択するステップと、 c)前記複数の画像の中の現在の画像から、前記現在の
    画像を前記第1の表示参照画像に写像する変換を推定す
    るステップと、 d)前記変換を使用して、前記現在の画像内の前記目標
    点の第2の座標位置を推定するステップと、 e)前記現在の画像内の前記目標点と前記第1の表示参
    照画像内の前記目標点との間の画像スリップを計算する
    ステップと、 f)前記画像スリップを、カメラを固定するための角度
    補正値に変換するステップと、 g)モータ付きマウントに対して閉ループ制御を使うこ
    とによって前記角度補正値を修正するステップと、 h)前記現在の画像を前記第1の表示参照画像に整列さ
    せるために、前記変換を使用して前記現在の画像をワー
    ピングするステップと、含む方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(e)が、前記現在の画像
    内の所定の点の位置から前記第2の座標位置を減算する
    ことによって、前記画像スリップを計算することを含む
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(g)が、PID制御シス
    テムかカルマンフィルタリングに基づく制御システムか
    のいずれかを使用する閉ループ制御を含む請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(h)が、観察用の表示装
    置か画像処理装置かのいずれかに前記ワープされた画像
    を送ることを含む請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(c)が、アフィンモデル
    アルゴリズムか投影モデルアルゴリズムかのいずれかを
    使用して前記変換を推定することを含む請求項1に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 目標点にカメラを固定する場合に、目標
    参照画像のデータベースを維持する方法であって、 a)シーンを表す複数の画像を受け取るステップと、 b)前記データベースから目標参照画像を選択するステ
    ップと、 c)前記複数の画像の中の現在の画像内で、前記現在の
    画像を前記目標参照画像に写像する第1の変換を推定す
    るステップと、 d)前記第1の変換を、前記現在の画像と前記データベ
    ース内の他の目標参照画像との間の他の変換と比較する
    ステップと、 e)前記第1の変換の選択された係数の大きさが、前記
    現在の画像と前記他の目標参照画像の各々との間の変換
    の選択された他のいかなる係数よりも、所定のしきい値
    だけ大きい場合に、前記現在の画像を前記データベース
    に追加するステップと、を含む方法。
  7. 【請求項7】 f)前記変換を使用して前記現在の画像
    内の前記目標点の座標位置を推定するステップと、 g)前記現在の画像内の目標点と前記目標参照画像内の
    目標点との間の画像スリップを計算するステップと、 h)前記画像スリップを、前記カメラを固定するための
    角度補正値に変換するステップと、 i)前記カメラを受けるモータ付きマウントに対して閉
    ループ制御を使うことによって前記角度補正を実行する
    ステップと、 j)前記現在の画像を前記目標参照画像に整列させるた
    めに前記第1の変換を使用して現在の画像をワーピング
    するステップと、を更に含む請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 カメラを目標点に固定する装置であっ
    て、 カメラを固定するためのモータ付きマウントと、 シーンを表す複数の画像を処理するコンピュータプロセ
    ッサとを含み、該コンピュータプロセッサが、 第1の座標位置に前記目標点を含む第1の表示参照画像
    を、前記複数の画像の中から選択する手段と、 前記現在の画像を前記第1の表示参照画像に写像する変
    換を、前記複数の画像の中の前記現在の画像から導出す
    る手段と、 前記変換を使用して、前記現在の画像内の目標点の第2
    の座標位置を推定する手段と、 前記現在の画像内の点と前記第1の表示参照画像内の点
    との間の画像スリップを計算する手段と、 前記画像スリップを、カメラを固定するための角度補正
    値に変換する手段と、 モータ付きマウントを制御することによって前記角度補
    正を実行する閉ループ制御システムと、 前記現在の画像を前記第1の表示参照画像に整列させる
    ために前記変換を使用して前記現在の画像をワーピング
    する手段と、 前記ワープされた現在の画像をカメラの出力画像として
    提示する出力装置と、を含む装置。
  9. 【請求項9】 前記角度補正を修正する手段が、前記コ
    ンピュータプロセッサと前記モータ付きマウントとの間
    に閉ループ制御システムを含み、前記閉ループ制御シス
    テムはPID制御アルゴリズムかカルマンフィルタリン
    グに基づく制御アルゴリズムかのいずれかを使用する請
    求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 媒体上に複数の命令を記憶しているコ
    ンピュータ読み取り可能媒体であって、前記複数の命令
    が、プロセッサによって実行されるときに前記プロセッ
    サに、 a)シーンを表す複数の画像を受け取るステップと、 b)第1の座標位置に目標点を含む第1の表示参照画像
    を、前記複数の画像の中から選択するステップと、 c)前記複数の画像の中の現在の画像から、前記現在の
    画像を前記第1の表示参照画像に写像する変換を推定す
    るステップと、 d)前記変換を使用して、前記現在の画像内の目標点の
    第2の座標位置を推定するステップと、 e)前記現在の画像内の点と前記第1の表示参照画像内
    の点との間の画像スリップを計算するステップと、 f)前記画像スリップを、モータ付きマウントに載置さ
    れたカメラを固定するための角度補正値に変換するステ
    ップと、 g)前記モータ付きマウントに対して閉ループ制御を使
    うことによって前記角度補正を修正するステップと、 h)前記第1の表示参照画像に整列させるために前記変
    換を使用して、現在の画像をワーピングするステップ
    と、を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能
    媒体。
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