JPH11252105A - 加入者回線切替方法 - Google Patents

加入者回線切替方法

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JPH11252105A
JPH11252105A JP10052230A JP5223098A JPH11252105A JP H11252105 A JPH11252105 A JP H11252105A JP 10052230 A JP10052230 A JP 10052230A JP 5223098 A JP5223098 A JP 5223098A JP H11252105 A JPH11252105 A JP H11252105A
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貴利 梶原
Masao Hayakawa
雅男 早川
Tetsuya Sahashi
哲也 佐橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加入者回線での障害発生時に、その加入者回
線を予備回線に自動的に、かつ速やかに切替すること。 【解決手段】 障害発生検出元としての交換機111、
または加入者端末101で加入者回線141での障害が
検出された場合、該障害発生検出元により回線141は
予備回線143に自動的に切替された上、回線143を
介し障害発生通知先としての端末101、または交換機
111に障害発生通知が行われる一方、該通知を待っ
て、障害発生通知先では、回線141が回線143に自
動的に切替されるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ交換サービ
ス用の交換ノードに加入者回線を介し加入者端末が収容
されている状態で、その加入者回線に障害が発生した場
合には、その加入者回線が予備加入者回線に自動的に、
かつ速やかに切替されることによって、データ交換サー
ビスが速やかに再開されるようにした加入者回線切替方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでのデータ交換サービスでは、ネ
ットワーク・ノード方式(平成6年1月25日、株式会
社オーム社発行 頁156)に記載されているように、
交換ノード内の各種構成装置に対しては予備装置が用意
された上、それら構成装置のうち、何れかの装置に故障
(以下、障害と称す)が発生した場合には、その装置対
応の予備装置に切替されることによって、障害による通
信断時間の短縮化が図られたものとなっている。しかし
ながら、フレームリレー等のデータ交換サービスでは、
交換ノード側にフレームの順序制御機能や再送制御機能
が具備されていないため、加入者端末側で検出され得る
フレーム抜けやフレーム化け等の加入者回線障害が交換
ノード側では検出され得なく、このような場合には、加
入者からのユーザ申告を待って、初めて加入者回線の切
替が実施されていることから、これがために通信断時間
の増大は避けられないものとなっている。また、たと
え、交換ノード側で何等かの加入者回線故障が検出され
たとしても、通信の回復を図るには、交換ノード、加入
者端末の双方で予備加入者回線への切替を実施する必要
があるものとなっている。網管理者が加入者との間で電
話等により連絡を取り合った上、コマンド投入による予
備加入者回線への切替指示により加入者回線切替が双方
で実施される必要があったものであるが、この場合に
も、通信断からの回復には多くの時間が要されているの
が実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フレームリ
レー等のデータ交換サービスの金融業務等への利用拡大
や複数のデータ交換サービス網の網間接続等に伴い、加
入者回線を含めた通信網全体に対する信頼性確保のニー
ズが高まっているが、このうち、網側については、交換
ノード構成装置の2重化等の高信頼性構成技術の採用や
迂回接続等により信頼性が確保されたものとなってい
る。一方、加入者回線についても、地震や火災、人為的
犯罪、あるいは伝送装置(その加入者回線の両端側に位
置)障害等の信頼性阻害要因から加入者回線が保護され
る必要があり、そのため、交換ノード・加入者端末間に
は加入者回線以外に、予備加入者回線(以下、単に予備
回線と称す)が具備された上、加入者回線障害時には予
備回線への切替が行われているが、既述のように、交換
ノード、加入者端末の双方で予備回線への切替が必要で
あるため、交換ノード構成装置の予備装置への切替に比
し、いきおい、通信断時間の増大化は避けられないもの
となっている。換言すれば、加入者回線の信頼性向上を
図るには、加入者回線障害時での予備回線への切替は、
その障害検出時点から速やかに行われる必要があったも
のである。しかも、既述のように、交換ノード側から加
入者回線障害が検出され得ない場合であっても、ユーザ
からの申告を不要として、自動的に予備回線への切替が
行われる必要があったものである。
【0004】本発明の第1の目的は、データ交換サービ
ス用の交換ノードに加入者回線を介し加入者端末が収容
されている状態で、その加入者回線での障害発生時に、
その加入者回線が予備回線に自動的に、かつ速やかに切
替され得る加入者回線切替方法を供するにある。本発明
の第2の目的は、上記第1の目的に加え、加入者回線が
正常状態にある間、その加入者回線や保守回線によるこ
となく、加入者端末、交換ノード間でその加入者端末に
係る、トラヒック情報を含む保守情報が授受され得る加
入者回線切替方法を供するにある。本発明の第3の目的
は、同じく上記第1の目的に加え、特に加入者端末によ
り加入者回線障害が検出された場合に、障害発生加入者
回線に対する診断結果がその加入者端末から交換ノード
に通知され得る加入者回線切替方法を供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、障害
発生検出元としての交換ノード、または加入者端末で加
入者回線での障害が検出された場合、該障害発生検出元
により障害発生加入者回線は予備回線に自動的に切替さ
れた上、該予備回線、または保守用回線を介し障害発生
通知先としての加入者端末、または交換ノードに加入者
回線に障害が発生した旨の通知が行われる一方、該通知
を待って、障害発生通知先では障害発生加入者回線は予
備回線に自動的に切替されることで達成される。
【0006】上記第2の目的は、加入者回線が正常状態
にある間、予備回線を介し加入者端末、交換ノード間
で、該加入者端末に係る、トラヒック情報を含む保守情
報が授受されることで達成される。
【0007】上記第3の目的は、障害発生検出元として
の加入者端末で加入者回線での障害が検出された場合、
障害発生加入者回線に対する診断が行われ、更に、障害
発生検出元から障害発生通知先としての交換ノードに対
しては、上記診断の結果を含む保守情報が予備回線を介
し通知されることで達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図7より説明する。先ず基本的な実施形態、即ち、交
換ノード・加入者端末間に加入者回線以外に予備回線が
具備されている場合での加入者回線切替方法について説
明すれば、図1はその際でのデータ交換サービス網の一
例での網構成を示したものである。図示のように、本例
では、加入者端末101,102がそれぞれ交換機11
1,112に加入者回線141,142を介し収容され
た上、加入者端末101が交換機111、中継網12
1、交換機112を介し加入者端末102との間でデー
タ交換サービスが行われる場合が想定されたものとなっ
ている。この場合、加入者端末101は本発明に直接係
るものとされ、加入者回線141以外にも予備回線14
3を介し交換機111に収容されたものとなっている。
また、加入者回線141,142それぞれは交換機11
1,112に回線制御装置131,132を介して、予
備回線143はまた、交換機111に回線制御装置13
3を介して収容されているが、これら回線制御装置(加
入者回線上のキャリアダウン等の障害監視機能を具備)
131〜133のうち、回線制御装置131,132各
々には、これに収容されている加入者回線141,14
2のコネクション情報(相手交換機とその交換機内回線
制御装置の情報)がそのメモリ内に設定されるものとな
っている。回線制御装置131,132各々へのコネク
ション情報設定にもとづき、交換機111,112間に
は中継網121経由のコネクションが設定された上、加
入者端末101,102間でのデータ交換サービスが行
われているものである。因みに、回線制御装置133に
は通常、コネクション情報は何等設定されないが、加入
者回線141が障害発生状態に陥った場合に予備回線1
43への切替に備えるべく、コネクション情報設定用メ
モリエリアが確保されたものとなっている。
【0009】さて、本発明によれば、交換機111、加
入者端末101の何れかにより加入者回線141での障
害発生が検出された場合には、その加入者回線141は
予備回線143に自動的に、かつ速やかに切替されるべ
く、交換機111、加入者端末101各々では加入者回
線切替が行われているが、ここで、先ず交換機111に
おける加入者回線切替手順について説明すれば以下のよ
うである。即ち、交換機111では、加入者回線141
での障害が検出されたことに伴い、加入者回線切替要求
が発生すれば、回線制御装置131にそれまで保持され
ていたコネクション情報は回線制御部133に一旦コピ
ーされた後、回線制御装置132,133各々でのコネ
クション情報が順次更新されるが、これにより回線制御
装置132,133間には新たなコネクションが設定さ
れることで、加入者回線切替が実現されているものであ
る。
【0010】次に、加入者端末101における加入者回
線切替について説明するが、その切替を加入者端末10
1の要部機能ブロック構成に関連せしめて説明すれば以
下のようである。即ち、図2に示すように、加入者端末
101は、通常の端末通信機能を有する通信制御部21
1と、交換機との間の保守用信号の授受および障害復旧
処理等の保守機能を有する保守信号制御部212と、通
信制御部211、保守信号制御部212各々と加入者回
線141、予備回線143各々との間の接続を個々に切
替する機能を有する回線スイッチ部213と、加入者回
線141、予備回線143各々での障害検出機能および
回線スイッチ部213への制御機能を有する回線監視制
御部214とから構成されたものとなっている。加入者
端末101では、加入者回線141での障害が検出され
たことに伴い、回線監視制御部214により回線スイッ
チ部213が切替制御されることで、通信制御部211
はそれまでの加入者回線141から、予備回線143に
新たに切替接続されることによって、加入者回線切替が
実現されているものである。
【0011】ここで、加入者端末101にて加入者回線
141での障害が検出された場合での加入者回線切替手
順全体シーケンス例について説明すれば、図3に示すよ
うに、加入者回線141で障害が発生すれば、その旨は
回線監視制御部214にて回線障害、または通信制御部
211にてフレーム抜け等として検出された上、保守信
号制御部212に障害発生が通知されるものとなってい
る(処理301)。この障害発生通知にもとづき、保守
信号制御部212では、予備回線143を介し加入者回
線141上に障害が発生したことが交換機111に通知
されているものである(処理302)。その障害発生通
知を受けた交換機111では、回線閉塞によりそれまで
の通信が中断された上(処理303)、回線制御装置1
31に保持されているコネクション情報が回線制御装置
133にコピーされるものとなっている(処理30
4)。その後、最新の状態にコネクション情報が更新さ
れるべく、現在の回線収容状態が交換機111から交換
機112に保守用フレームとして送信されるが(処理3
05)、交換機112では、受信された保守用フレーム
からの回線収容情報をもとづき、回線制御装置132で
の設定コネクション情報が更新され(処理306)、更
新された自コネクション情報は保守用応答フレーム上に
設定された上、交換機111へ返送されるものとなって
いる(処理307)。交換機111では、その保守用応
答フレーム上のコネクション情報にもとづき、回線制御
装置133での設定コネクション情報が更新されること
によって(処理308)、回線制御装置132,133
間には新規コネクションが設定されているものである。
このように、交換機111側での加入者回線切替は既知
の交換ノード内の装置切替方式と類似であることから、
それ以上の詳細についてはその説明を省略する。
【0012】以上の如くにして、交換機111側での加
入者回線切替が行われた後、交換機111から加入者端
末101に対しては、予備回線143を介し切替完了が
通知されるものとなっている(処理309)。加入者端
末101では、その切替完了通知は保守信号制御部21
2で受信された上、回線監視制御部214による切替制
御下に、回線スイッチ部121での内部スイッチが切替
され、これにより通信制御部211は加入者回線141
から、予備回線143に切替されているものである(処
理310)。切替スイッチによる回線切替は既知の技術
であり、その詳細については省略するが、このようにし
て、加入者端末101での加入者回線切替が行われた
後、保守信号制御部212から交換機111に対して
は、切替完了が通知されるものとなっている(処理31
1)。その切替完了通知にもとづき、交換機111で
は、予備回線143に対する閉塞解除が行われた上(処
理312)、回線閉塞解除通知が完了通知応答として返
送されているが(処理313)、その完了通知応答にも
とづき、保守信号制御部212から通信制御部211に
対しては回線回復が通知されることによって、一時中断
されていた通信が再開されているものである(処理31
4)。
【0013】以上の説明は、加入者端末101にて加入
者回線141での障害が検出された場合でのものである
が、これと同様にして、交換機111にて加入者回線1
41障害が検出された場合にも、交換機111、加入者
端末101各々で加入者回線切替が行われているが、図
4は交換機111にて加入者回線141での障害が検出
された場合での加入者回線切替手順全体シーケンス例を
示したものである。図示のように、加入者回線141に
障害が発生すれば、その旨は回線制御装置131でキャ
リアダウン等として検出されるものとなっている(処理
401)。これにより交換機111では、加入者回線1
41の回線閉塞が行われた上(処理402)、予備回線
143を介し加入者端末101に障害発生が通知される
ものとなっている(処理403)。その障害発生通知は
保守信号制御部212で受信された上、回線監視制御部
214による切替制御下に、回線スイッチ部121での
内部スイッチが切替され、これにより通信制御部211
は加入者回線141から、予備回線143に切替されて
いるものである(処理404)。
【0014】以上の如くにして、加入者端末101側で
の加入者回線切替が行われた後、加入者端末101から
交換機111に対しては、予備回線143を介し切替完
了が通知されているが(処理405)、その切替完了通
知にもとづき、交換機111では、回線制御装置131
に保持されているコネクション情報が回線制御装置13
3にコピーされるものとなっている(処理406)。そ
の後、最新の状態にコネクション情報が更新されるべ
く、現在の回線収容状態が交換機111から交換機11
2に保守用フレームとして送信されるが(処理40
7)、交換機112では、受信された保守用フレームか
らの回線収容情報をもとづき、回線制御装置132での
設定コネクション情報が更新され(処理408)、更新
された自コネクション情報は保守用応答フレーム上に設
定された上、交換機111へ返送されるものとなってい
る(処理409)。交換機111では、その保守用応答
フレーム上のコネクション情報にもとづき、回線制御装
置133での設定コネクション情報が更新されることに
よって(処理410)、回線制御装置132,133間
には新規コネクションが設定されているものである。こ
のようにして、新規コネクションが設定された後、交換
機111では予備回線閉塞解除が行われた上(処理41
1)、加入者端末101に対し予備回線143を介し切
替完了が通知されているものである(処理412)。加
入者端末101では、保守信号制御部212で切替完了
通知が受信されるのを待って、一時中断されていた通信
が通信制御部211で再開されているものである(処理
413)。
【0015】以上からも判るように、交換機111、ま
たは加入者端末101の何れで加入者回線141障害が
検出された場合でも、交換機111、加入者端末101
間では自動的に、かつ速やかに加入者回線141から予
備回線143への切替が実施され得ることから、障害発
生時での通信断時間は極力抑制され得るものである。
【0016】ところで、加入者回線141が正常状態に
ある間、予備回線143を介し加入者端末101、交換
機111間で、その加入者端末101に係る、トラヒッ
ク情報を含む保守情報が双方向に授受され得るものとな
っている。加入者回線141が正常状態にある間、予備
回線143は空き状態にあることから、予備回線143
を利用して加入者端末101、交換機111間で、その
加入者端末101に係る保守情報を授受しようというも
のである。例えば加入者端末101では、単位時間毎で
の送受信フレーム数や廃棄フレーム数等のトラヒック情
報等が収集された後、交換機111、加入者端末101
間で予め定義されている保守用ヘッダが付加された状態
の保守用情報として編集された上、予備回線143を介
し交換機111に送信される場合は、呼処理通信に影響
を与えることなく、加入者端末101から加入者固有の
保守用情報が得られるものである。交換機111ではそ
の保守用情報を、加入者端末101に提供されるサービ
ス内容改善を図る上での母情報として活用し得るもので
ある。
【0017】また、以上の説明では、予備回線143を
介し障害発生通知先としての加入者端末101、または
交換機111に加入者回線141に障害が発生した旨の
通知が行われているが、図5に示すデータ交換サービス
網のように、加入者端末101についての加入者固有情
報(トラヒック情報や課金情報等)転送用の保守用回線
501を介し、その通知が行われるようにしてもよいも
のである。図6にはまた、そのデータ交換サービス網に
おける、本発明に係る加入者端末101の要部機能ブロ
ック構成が示されているが、これによる場合、例えば加
入者端末101で加入者回線141障害が検出されれ
ば、その旨は回線監視制御部214から保守信号制御部
601に通知された上、更に、保守信号制御部601で
はその旨は障害情報として編集された上、保守回線50
1を介し交換機111に通知されているものであり、こ
れ以外の事情は、予備回線143により障害発生通知が
行われている場合と同様とされているものである。
【0018】最後に、障害発生検出元としての加入者端
末101で加入者回線141での障害が検出された場合
に、障害発生検出元によるその加入者回線141に対す
る診断について説明する。交換機111で加入者回線1
41での障害が検出された場合にも同様な診断が行われ
ているが、これについての説明は省略するとして、ここ
では、特に加入者端末101で障害が検出された場合に
ついて説明しようというものであり、その診断機能が具
備された加入者端末101の要部機能ブロック構成を図
7として示す。図示のように、図2に示すものと実質的
に異なるところは、診断実行部715が新たに追加され
たことだけである。これによる場合、回線監視制御部7
14で加入者回線141障害が検出された場合、その旨
は保守信号制御部712に通知された上、保守信号制御
部712により回線スイッチ部713上で予備回線14
3への切替が行われているものである。また、保守信号
制御部712からの要求により診断実行部715では、
加入者回線141に対し折返し試験が実行されるものと
なっている。加入者回線141上に送出された折返しフ
レームは、交換機111における回線制御装置131で
受信された上、加入者端末101方向に折返されるよう
にして折返し試験が行われているものである。この折返
し試験に併せて、診断実行部715ではまた、回線スイ
ッチ部713等に対するヘルスチェック信号によりその
正常性確認試験が実施されたものとなっている。これら
試験結果は診断情報として加入者端末101に一旦記憶
された後、保守情報として保守信号制御部712から予
備回線143を介し交換機111に転送記憶される場合
は、その保守情報より障害箇所や障害要因が容易に特定
された状態として究明され得、その分、保守性の向上が
図れるものである。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1,2に
よる場合は、データ交換サービス用の交換ノードに加入
者回線を介し加入者端末が収容されている状態で、その
加入者回線での障害発生時に、その加入者回線が予備回
線に自動的に、かつ速やかに切替され得、また、請求項
3による場合には、加入者回線が正常状態にある間、そ
の加入者回線や保守回線によることなく、加入者端末、
交換ノード間でその加入者端末に係る、トラヒック情報
を含む保守情報が授受され得、更に、請求項4,5によ
れば、特に加入者端末により加入者回線障害が検出され
た場合に、障害発生加入者回線に対する診断結果がその
加入者端末から交換ノードに通知され得るものとなって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、交換ノード・加入者端末間に加入者回
線以外に予備回線が具備されている、本発明に係るデー
タ交換サービス網の一例での網構成を示す図
【図2】図2は、そのデータ交換サービス網における、
本発明に係る加入者端末の要部機能ブロック構成を示す
【図3】図3は、加入者端末にて加入者回線での障害が
検出された場合での加入者回線切替手順全体シーケンス
例を示す図
【図4】図4は、交換機にて加入者回線での障害が検出
された場合での加入者回線切替手順全体シーケンス例を
示す図
【図5】図5は、交換ノード・加入者端末間に加入者回
線以外に予備回線および保守回線が具備されている、本
発明に係るデータ交換サービス網の一例での網構成を示
す図
【図6】図6は、そのデータ交換サービス網における、
本発明に係る加入者端末の要部機能ブロック構成を示す
【図7】図7は、障害発生加入者回線への診断機能が具
備された加入者端末の要部機能ブロック構成を示す図
【符号の説明】
101…加入者端末、111…交換機、141…加入者
回線、143…予備回線、501…保守回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐橋 哲也 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ交換サービス用の交換ノードに加
    入者回線を介し加入者端末が収容されている状態で、該
    加入者回線に障害が発生した場合に、該加入者回線が予
    備加入者回線に自動的に、かつ速やかに切替されるよう
    にした加入者回線切替方法であって、障害発生検出元と
    しての交換ノード、または加入者端末で加入者回線での
    障害が検出された場合、該障害発生検出元により障害発
    生加入者回線は予備加入者回線に自動的に切替された
    上、該予備加入者回線を介し障害発生通知先としての加
    入者端末、または交換ノードに加入者回線に障害が発生
    した旨の通知が行われる一方、該通知を待って、障害発
    生通知先では障害発生加入者回線は予備加入者回線に自
    動的に切替されるようにした加入者回線切替方法。
  2. 【請求項2】 データ交換サービス用の交換ノードに加
    入者回線を介し加入者端末が収容されている状態で、該
    加入者回線に障害が発生した場合に、該加入者回線が予
    備加入者回線に自動的に、かつ速やかに切替されるよう
    にした加入者回線切替方法であって、障害発生検出元と
    しての交換ノード、または加入者端末で加入者回線での
    障害が検出された場合、該障害発生検出元により障害発
    生加入者回線は予備加入者回線に自動的に切替された
    上、保守用回線を介し障害発生通知先としての加入者端
    末、または交換ノードに加入者回線に障害が発生した旨
    の通知が行われる一方、該通知を待って、障害発生通知
    先では障害発生加入者回線は予備加入者回線に自動的に
    切替されるようにした加入者回線切替方法。
  3. 【請求項3】 データ交換サービス用の交換ノードに加
    入者回線を介し加入者端末が収容されている状態で、該
    加入者回線に障害が発生した場合に、該加入者回線が予
    備加入者回線に自動的に、かつ速やかに切替されるよう
    にした加入者回線切替方法であって、加入者回線が正常
    状態にある間、予備加入者回線を介し加入者端末、交換
    ノード間で、該加入者端末に係る、トラヒック情報を含
    む保守情報が授受されている状態で、障害発生検出元と
    しての交換ノード、または加入者端末で加入者回線での
    障害が検出された場合、該障害発生検出元により障害発
    生加入者回線は上記予備加入者回線に自動的に切替され
    た上、該予備加入者回線を介し障害発生通知先としての
    加入者端末、または交換ノードに加入者回線に障害が発
    生した旨の通知が行われる一方、該通知を待って、障害
    発生通知先では障害発生加入者回線は予備加入者回線に
    自動的に切替されるようにした加入者回線切替方法。
  4. 【請求項4】 データ交換サービス用の交換ノードに加
    入者回線を介し加入者端末が収容されている状態で、該
    加入者回線に障害が発生した場合に、該加入者回線が予
    備加入者回線に自動的に、かつ速やかに切替されるよう
    にした加入者回線切替方法であって、障害発生検出元と
    しての交換ノード、または加入者端末で加入者回線での
    障害が検出された場合、該障害発生検出元により障害発
    生加入者回線は予備加入者回線に自動的に切替された
    上、該予備加入者回線を介し障害発生通知先としての加
    入者端末、または交換ノードに加入者回線に障害が発生
    した旨の通知が行われるとともに、上記障害発生加入者
    回線に対する診断が行われる一方、上記障害が発生した
    旨の通知を待って、障害発生通知先では障害発生加入者
    回線は予備加入者回線に自動的に切替されるようにした
    加入者回線切替方法。
  5. 【請求項5】 データ交換サービス用の交換ノードに加
    入者回線を介し加入者端末が収容されている状態で、該
    加入者回線に障害が発生した場合に、該加入者回線が予
    備加入者回線に自動的に、かつ速やかに切替されるよう
    にした加入者回線切替方法であって、障害発生検出元と
    しての加入者端末で加入者回線での障害が検出された場
    合、該障害発生検出元により障害発生加入者回線は予備
    加入者回線に自動的に切替された上、該予備加入者回線
    を介し障害発生通知先としての交換ノードに加入者回線
    に障害が発生した旨の通知が行われるとともに、上記障
    害発生加入者回線に対する診断が行われる一方、上記障
    害が発生した旨の通知を待って、障害発生通知先では障
    害発生加入者回線は予備加入者回線に自動的に切替され
    た後、障害発生検出元から障害発生通知先に対しては、
    上記診断の結果や障害履歴情報を含む保守情報が予備加
    入者回線を介し通知されるようにした加入者回線切替方
    法。
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