JPH11250569A - 記録媒体のドライブ制御システム、及び記録媒体のドライブ制御方法 - Google Patents

記録媒体のドライブ制御システム、及び記録媒体のドライブ制御方法

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Publication number
JPH11250569A
JPH11250569A JP5042798A JP5042798A JPH11250569A JP H11250569 A JPH11250569 A JP H11250569A JP 5042798 A JP5042798 A JP 5042798A JP 5042798 A JP5042798 A JP 5042798A JP H11250569 A JPH11250569 A JP H11250569A
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JP
Japan
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control
unit
recording
hdd
drive
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5042798A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Arai
淑之 新井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH11250569A publication Critical patent/JPH11250569A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体を複数機器で共用する場合の制御の
交錯の防止。 【解決手段】 第1、第2の機器が接続された状態にお
いて、第2の制御手段(CPU11)は、あくまでも禁
止手段によって第1の制御手段(CPU51)の記録媒
体(HDD54)に対するアクセスが禁止された状態に
おいてのみ、その記録媒体にアクセスできるようにする
(F202〜F204)。禁止手段は、両機器が接続さ
れることに応じて、第1の制御手段によるドライブ手段
の制御の実行を禁止する(F104〜F106)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機器が接続
された際の、一方の機器内の記録媒体に対するドライブ
制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば2つの電子機器がデータ通信可能
に接続された状態で、その一方の電子機器A内の記録媒
体(例えばハードディスク)に対して、他方の電子機器
Bからデータファイルの記録・再生を実行できるように
することを考える。この場合、基本的には電子機器Aの
制御部がハードディスクの制御を行うものであるため、
電子機器Bの制御部は、電子機器Aの制御部と通信を行
い、電子機器Aの制御部を介してハードディスクの書込
や読出を行うことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような場
合に、電子機器Bの制御部が、電子機器Aの制御部を介
さずに、直接電子機器Aのハードディスクにアクセスし
て書込や読出を行うことができるようにすると、システ
ム動作上、好適な場合がある。
【0004】しかしながら、両機器の制御部のそれぞれ
が、一方の機器内のハードディスクに直接アクセスでき
るようにすると、次のような問題が生ずる。例えば電子
機器Aと電子機器Bが接続されていない状態で、電子機
器A内のハードディスクに対して電子機器Aの制御部が
アクセスを行っている最中に、電子機器Aと電子機器B
が接続されて、電子機器Bの制御部がアクセス可能状態
となったとする。この状態では、電子機器Aの制御部が
アクセスを行っている最中に、電子機器Bからのアクセ
スが実行されてしまったり、両機器の制御部が動作電圧
が異なる場合などは、ハードディスクが動作中のモード
のまま供給される電源電圧が変動してしまうような自体
が発生する可能性もある。このようなことから、ハード
ディスク上で実ファイルデータや管理情報が不適切な状
態とされてしまい、適切な記録再生動作が不能となった
り、また最悪の場合はハードディスクがクラッシュして
しまうおそれもある。
【0005】これらの自体を防ぐには、機器を接続する
際には、ハードディスクに対する動作が停止されるよう
な操作をユーザーが実行するようにすればよいのである
が、例えばオーディオ・ビジュアル機器などで、より手
軽かつ簡易な使用性を実現したい場合は、ユーザーにこ
のような操作を求めることは好ましくなく、またユーザ
ーによる停止操作を求めたとしても、ユーザーの使用上
のケアレスミスを完全に防止することは不可能である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、第1、第2の機器がデータ通信可能に接続
された状態で、その第1の機器内の記録媒体に対して、
第2の機器から直接データファイルの記録・再生を実行
できるようにする場合において、ハードディスク等の記
録媒体にデータ的もしくはハード的な破損などの事故が
生じないようにするとともに、そのためにユーザーに特
別な手間を要求することを必要としないような技術を提
供することを目的とする。
【0007】このために第1の機器は、内蔵型もしくは
着脱可能な記録媒体に対するドライブ手段と、ドライブ
手段による前記記録媒体の記録再生動作を制御すること
のできる第1の制御手段と、第2の機器との間でデータ
通信可能に接続できる第1の接続手段と、第1の制御手
段による前記ドライブ手段の制御の実行を禁止すること
のできる禁止手段とを備えるようにする。また第2の機
器は、第1の接続手段に対応して接続される第2の接続
手段と、第2の接続手段が第1の接続手段と接続される
とともに、禁止手段によって第1の制御手段によるドラ
イブ手段の制御の実行が禁止されている際において、ド
ライブ手段による記録媒体の記録再生動作を制御するこ
とのできる第2の制御手段とを備えるようにする。即
ち、第1、第2の機器が接続された状態において、第2
の制御手段は、あくまで禁止手段によって第1の制御手
段の記録媒体に対するアクセスが禁止された状態におい
てのみ、記録媒体にアクセスできるようにする。
【0008】また、この禁止手段は、第1の接続手段と
第2の接続手段とが接続されることに応じて、第1の制
御手段によるドライブ手段の制御の実行を禁止する。ま
た、接続の際に、第1の制御手段の制御によってドライ
ブ手段がデータの書込もしくは消去など、記録媒体上で
のデータ変更を伴う動作を実行中であった場合は、禁止
手段は、その書込もしくは消去などの動作が完了した後
に、第1の制御手段によるドライブ手段の制御の実行を
禁止する。つまり、ユーザーの特別な操作によらず、両
機器の接続、及び動作状況に応じて禁止処理を実行す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の記録媒体のドライ
ブ制御システム、及び記録媒体のドライブ制御方法を実
現する実施の形態として、一般ユーザーがパーソナル情
報サーバとして使用できる記録再生装置10と、その記
録再生装置10と接続できる携帯装置50について説明
していく。なお、記録再生装置10は、通信回線を介し
た情報配信システムとして組み込まれることもでき、そ
の情報配信システムとしての情報センタ1と記録再生装
置10のシステム構成についても述べる。説明は次の順
序で行う。 1.情報配信システムの概要 2.記録再生装置及び携帯装置の外観例 3.記録再生装置の内部構成 4.携帯装置の内部構成 5.接続の際の処理
【0010】1.情報配信システムの概要 図1は情報配信システムの概要を示すものである。この
情報配信システムは、基本的には、一般ユーザーが家庭
2などで用いる記録再生装置10と、記録再生装置10
の使用に関する情報サービス組織としての情報センタ1
とから構成される。情報センタ1と記録再生装置10
は、通信回線3を用いて各種情報の通信が可能とされて
いる。通信回線3は例えばISDN回線などの公衆回線
網としてもよいし、当該システムのための専用回線網な
どを構築してもよく、その回線の形態は特に限定されな
い。また通信衛星4や各家庭2に設置したパラボラアン
テナ5などを利用した衛星通信回線を構成し、情報セン
タ1と記録再生装置10との情報通信が可能とされるよ
うにしてもよい。
【0011】一般ユーザーが使用する記録再生装置10
は、詳しくは後述するが、内部に大容量のデータファイ
ル格納部(例えば図3のハードディスクドライブ15)
を備えるとともに、CD、MDなどのパッケージメディ
アのドライブ機能や、他の機器からのデータ入力機能、
通信回線を介したデータ入力機能などを備えており、C
D、CD−ROM、MDなどのユーザーが購入したメデ
ィアから再生されるオーディオデータ、ビデオデータ、
その他の各種データや、他の機器や通信回線から入力さ
れる各種データを、それぞれファイルとして格納してい
くことができる。
【0012】そして格納されたファイル(例えば音楽等
を1曲単位で1つのファイルとして格納している)につ
いては、ユーザーが任意に再生させることなどが可能と
なる。従って、例えば多数のCDを有するユーザーが、
全CDの全楽曲をそれぞれ1つのファイルとして記録再
生装置10内に格納しておけば、わざわざCD等を選び
出して装填しなくても、所望の楽曲等の再生を実行させ
ることができる。
【0013】このような記録再生装置10に対して、情
報センタ1は有料又は無料で各種の情報を提供すること
ができる。例えば記録再生装置10に格納されている楽
曲等のファイルに関連する情報として、曲名、アーティ
スト名、歌詞などのテキストデータ、楽曲イメージやア
ーティストの画像などの画像データ、アーティストのイ
ンターネットホームページのアドレス(URL:Unifor
m Resource Locator)、著作権に関する情報、関係者名
(作詞者、作曲者、制作者等)・・・・などの情報を提
供することができる。例えば記録再生装置10ではこれ
ら情報センタから提供された情報を曲のファイルと対応
させて格納しておき、表示出力に利用するなど各種動作
を行うことができる。場合によっては情報センタ1はオ
ーディオデータ自体、即ち楽曲等を記録再生装置10に
送信し、ファイルとして格納させることで、いわゆるパ
ッケージメディアとしてのCD等とは異なった楽曲等の
販売システムを構築することも可能である。
【0014】またユーザーが使用する装置として、記録
再生装置10と接続可能な携帯用の記録再生装置50
(以下、携帯装置という)がある。この携帯装置50に
ついても詳しくは後述するが、内部にオーディオデータ
等のファイルを格納することができるデータファイル格
納部(例えば図4のハードディスクドライブ(又はフラ
ッシュメモリ)54)を備える。そして記録再生装置1
0と接続された際に、記録再生装置10内に格納されて
いるファイル(楽曲等)を、この携帯装置50内のデー
タファイル格納部に複写又は移動させることができる。
もちろん、逆に携帯装置50内のデータファイル格納部
に格納されたファイルを、記録再生装置10内のデータ
ファイル格納部に複写又は移動させることも可能であ
る。
【0015】ユーザーは記録再生装置10内に格納され
たファイルのうち任意のファイルを携帯装置50に移動
又は複写させることで、そのファイルを携帯装置50で
利用することができる。例えば携帯装置50を使用する
際に、その日に聴きたいと思った楽曲のファイルを移動
させることで、例えば外出先でそれらの曲を聴くことな
どが可能となる。
【0016】2.記録再生装置及び携帯装置の外観例 記録再生装置10及び携帯装置50の外観例について図
2に示す。なお、ここで説明するのはあくまでも一例で
あり、各機器の外観やユーザーインターフェース構成
(操作や表示のための構成)、記録再生装置10と携帯
装置50の接続形態などは他にも各種の例が考えられ
る。
【0017】図2に示すように記録再生装置10は例え
ばユーザーの家庭での使用に適するように、いわゆるラ
ジカセ型の機器とされている。もちろんコンポーネント
タイプでもよい。この記録再生装置10には、ユーザー
が各種操作を行うための各種の操作子Kaとして、操作
キーや操作つまみ、ジョグダイヤルと呼ばれる回動プッ
シュ式のキーなどが、機器前面パネルなどに設けられて
いる。またユーザーに対する出力部位として、再生音声
等を出力するスピーカ35や、各種情報を表示出力する
表示部24が設けられる。表示部24は例えば液晶パネ
ルなどで形成される。
【0018】また、ユーザーが所有するCD方式のディ
スク(オーディオCD、CD−ROM、CDテキストな
ど)を記録再生装置10で再生させたり、後述する内部
のハードディスクにデータダビング等を行うために、C
D方式のディスクを挿入するCD挿入部17が設けられ
る。同様に、ユーザーが所有するMD方式のディスク
(オーディオMD、MDデータなど)を記録再生装置1
0で再生/再生させたり、内部のハードディスクにデー
タダビング等を行うために、MD方式のディスクを挿入
するMD挿入部18が設けられる。
【0019】また、他の機器との接続を行うための各種
の端子taが用意される。これらは、マイクロホン、ヘ
ッドホンの接続に用いられる部位とされたり、他のオー
ディオビジュアル機器やパーソナルコンピュータ等と接
続できるライン接続端子、光デジタル接続端子、インタ
ーフェースコネクタ等とされている。
【0020】また、ユーザーの操作入力の手段として
は、上記操作子Ka以外に、キーボード90やリモート
コマンダー91を用いることができる。キーボード90
は端子taとしてのキーボード用コネクタを介して接続
して用いるようにしたり、或いは赤外線送信部をキーボ
ード90に搭載した場合は、キーボード90からの操作
情報を赤外線無線方式で出力し、受光部21から記録再
生装置10に入力させることもできる。リモートコマン
ダー91は例えば赤外線方式で操作情報を出力する。そ
してその赤外線信号による操作情報は受光部21から記
録再生装置10に入力される。なお、キーボード90を
無線方式とする場合の操作情報の出力や、リモートコマ
ンダー91からの操作情報の出力は、赤外線ではなく電
波を用いるようにしてもよい。
【0021】また記録再生装置10にはPCMCIAス
ロット39が形成され、PCMCIAカードを装着して
のデータのやりとりが可能とされている。
【0022】携帯装置50は、ユーザーが携帯して使用
を行うことに好適なように小型軽量の機器とされる。こ
の携帯装置50には、ユーザーが各種操作を行うための
各種の操作子Kbとして、操作キーなどが設けられてい
る。図示していないが、もちろんジョグダイヤルなどを
設けてもよい。またユーザーに対する出力部位として、
再生音声等を出力するスピーカ68や、各種情報を表示
出力する表示部57が設けられる。表示部57は例えば
液晶パネルなどで形成される。
【0023】また、他の機器との接続を行うための各種
の端子tbが用意される。これらは、マイクロホン、ヘ
ッドホンの接続に用いられる部位とされたり、他のオー
ディオビジュアル機器やパーソナルコンピュータ等と接
続できるライン接続端子、光デジタル接続端子、インタ
ーフェースコネクタ等とされている。例えばユーザーが
携帯して音楽等を聴く場合は、スピーカ68から音声を
再生させる他、ヘッドホン92を端子tbのうちのヘッ
ドホン用端子に接続することで、ヘッドホン92を用い
て音楽等を聴くことができる。
【0024】記録再生装置10と携帯装置50を接続す
ることで、記録再生装置10と携帯装置50の間で各種
データ通信(オーディオデータ等の実ファイルデータ
や、それらの通信時の処理のための制御データなどの通
信)が可能とされる。この例では、記録再生装置10
に、コネクタ27を有する装着部MTが設けられ、この
装着部MTに携帯装置50を装填することで両機器が接
続されるものとしている。携帯装置50が装着部MTに
装填されると、携帯装置50の下部に設けられたコネク
タ60と、装着部MT内のコネクタ27が接続された状
態となり、このコネクタ60,27を介して両機器の間
のデータ通信が行われる。なお、記録再生装置10と携
帯装置50の接続は、通信ケーブルを用いたライン接続
方式としたり、もしくは赤外線等を利用した無線接続方
式としてもよい。
【0025】3.記録再生装置の内部構成 続いて記録再生装置10の内部構成例を図3で説明す
る。この記録再生装置10には、パネル操作部20とし
てプッシュ式や回動式の操作子が設けられている。ここ
でいう操作子とは、図2に示した各種操作子Kaに相当
する。つまり機器筐体上に形成される各種操作子であ
る。なお、図2では説明していなかったが、表示部24
に操作キー表示を行うとともに表示部24上でのタッチ
検出機構を設けることで、タッチパネル操作子を形成し
てもよく、その場合のタッチパネル操作子も図3でいう
パネル操作部20に含まれるものとなる。このパネル操
作部20が操作されることにより、記録再生装置10の
各種動作を実行させるための操作信号が送出され、記録
再生装置10はこの操作信号に応じて動作される。
【0026】また、例えば記録されるオーディオ情報に
対応する曲名、アーティスト名等の入力を容易にするた
めに、上記したようにキーボード90やリモートコマン
ダー91を利用することができるが、USB(universal
serial bus)端子ta6にキーボード90を接続するこ
とで、キーボード90による入力が可能となる。即ちキ
ーボード90からの入力信号(操作信号)はUSB端子
ta6を介してUSBドライバに供給されることで、記
録再生装置10の内部に取り込むことができる。なお、
図3における各種の端子ta1〜ta7は、それぞれ図
2に示した端子taのうちの1つに相当する。
【0027】またリモートコマンダー91からの赤外線
による操作信号(及びキーボード90が赤外線出力を行
う場合の操作信号)は、その赤外線操作信号は受光部2
1で光電変換され、赤外線インターフェースドライバ2
2に供給されることで、記録再生装置10の内部に取り
込むことができるようにされている。
【0028】なお、赤外線インターフェースドライバ2
2、或いはUSBドライバ23を介してデータ転送出力
を行うように構成してもよい。
【0029】この記録再生装置10には通常のパーソナ
ルコンピュータの構成であるRAM13、ROM12、
フラッシュメモリ14が設けられており、CPU11に
より記録再生装置10の全体の動作制御が行われる。ま
た各ブロック間でのファイルデータや制御データの授受
はバスB1を介して行われる。
【0030】ROM12にはパネル操作部20が操作さ
れることにより入力される入力信号(もしくはキーボー
ド90やリモートコマンダー91からの入力信号)に応
じて記録再生装置10の動作を制御するプログラム等が
記憶されている。またRAM13、フラッシュメモリ1
4にはプログラムを実行する上でのデータ領域、タスク
領域が一時的に確保される。または、ROM12にはプ
ログラムローダーが記憶されており、そのプログラムロ
ーダーによりフラッシュメモリ14にプログラム自体が
ロードされることも可能である。
【0031】CD−ROMドライブ17にはCD方式の
光ディスク(オーディオCD、CD−ROM、CDテキ
スト等)が、上記CD挿入部17から装着されると共
に、1倍速或いはより高速、例えば16倍速、32倍速
で光学ピックアップにより光ディスクに記憶される情報
が読み出される。またMDドライブ17にはMD方式の
光ディスク又は光磁気ディスク(オーディオMD、MD
データ等)が上記MD挿入部18から装着されると共
に、光学ピックアップによりディスクに記憶される情報
が読み出される。もしくは装填されたディスクに対して
情報の記録を行うことができる。なお、本例ではCD−
ROMドライブ17、MDドライブ18を設けた例をあ
げているが、このいづれか一方のみを設けたり、もしく
は情報が記憶されているメディアとして他のメディア
(例えばMOディスクと呼ばれる光磁気ディスクや他の
方式の光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等)に
対応するドライブが設けられてもかまわない。
【0032】この記録再生装置10の内部の大容量の格
納手段としては、ハードディスクに対して情報の記録再
生を行うハードディスクドライブ(hard disk drive :
以下HDDという)15が設けられている。例えばCD
−ROMドライブ17やMDドライブ18から読み出さ
れるオーディオ情報などを、HDD15においてファイ
ル単位(例えば1曲が1ファイル)で格納できる。
【0033】また、オーディオデータに関してATRA
C2方式(Adaptive Transform Acoustic Coding 2)の
圧縮エンコードを行うエンコーダ28、及びオーディオ
データに関してATRAC2方式の圧縮に対するデコー
ドを行うデコード29が設けられる。エンコーダ28、
デコーダ29はCPU11の制御に応じて、供給された
オーディオデータに関するエンコード、デコードを行
う。また処理対象となっているオーディオデータを一時
的に格納するためのバッファメモリ16が設けられる。
バッファメモリ16はCPU11の制御によりデータの
書込/読出が行われる。
【0034】例えばCD−ROMドライブ17でディス
クから読み出されたオーディオデータをHDD15に格
納する場合、HDD15にオーディオデータを記憶する
前処理として、バッファメモリ16にディスクから読み
出されたオーディオデータが一時記憶されると共に、そ
のオーディオデータがエンコーダ28に供給されてAT
RAC2方式のエンコードが行われる。さらにエンコー
ダ28でエンコードされたデータがバッファメモリ16
に再び一時記憶され、最終的にHDD15にエンコード
されたオーディオ情報が蓄積されることになる。
【0035】なお本例では、エンコーダ28によりAT
RAC2方式でエンコードされたオーティオデータがH
DD15に蓄積されるようにしているが、例えばCD−
ROMドライブ17から読み出されるデータがそのまま
HDD15に蓄積されるようにしてもかまわない。
【0036】エンコーダ28では、CD−ROMドライ
ブ17に装着されるメディアから読み出されたデータが
エンコードされるだけではなく、マイクロホンが接続さ
れたマイク端子ta3からアンプ32を介して入力され
るオーディオ信号、或いは他のCDプレーヤ等の機器が
接続されたライン入力端子ta2から入力されるオーデ
ィオ信号が、A/D変換器31を介して入力されるよう
に構成されており、これらの入力されたオーディオデー
タもエンコーダ28によりエンコードすることができ
る。更に、光デジタル端子ta4に接続された外部機器
(例えばCDプレーヤ等)から入力されたデータがIE
C958(International Electrotechnical Commission
958) エンコーダ30を介してエンコーダ28に入力さ
れるように構成され、このように光デジタル方式で入力
されたデータもエンコーダ28によりエンコードでき
る。
【0037】そして、これらのように外部機器から入力
されたデータをエンコーダ28でエンコードした後に、
そのエンコードされたデータをHDD15にファイル単
位で格納できるようにされている。
【0038】なおエンコーダ28のエンコードアルゴリ
ズムとしてはATRAC2(商標)を用いたが、情報圧
縮されるエンコードアルゴリズムであればよく、ATR
AC(商標)、MPEG(moving picture coding exper
ts group) 、PASC(precision adaptive sub-band c
oding)、TwinVQ(商標)、RealAudio
(商標)、LiquidAudio(商標)等であって
もかまわない。
【0039】また記録再生装置10には、通信回線3と
して、通信端子ta5に接続される外部ネットワークで
あるインターネット、TELネットワーク、ケーブルT
V、ワイヤレスネットワーク等に接続可能なインターフ
ェースであるモデム19が備えられている。そしてモデ
ム19を介して遠隔地のサーバにリクエスト信号、或い
はCD−ROMドライブ17に装着されるメディア情
報、ユーザID、ユーザ情報、ユーザ課金情報等が送出
される。
【0040】外部ネットワークのサーバ(通信回線3で
通信可能なサーバ)側ではユーザIDによる照合処理、
課金処理、ディスク情報からの音楽付加情報、例えば曲
のタイトル、アーティスト名、作曲家、作詞家、歌詞、
ジャケットイメージ等の検索が行われ、ユーザがリクエ
ストした所定の情報を記録再生装置10側へ返信するよ
うに制御される。ここで、音楽に対する付加的な関連情
報を返信する例を示したが、ユーザがリクエストする曲
情報が直接外部ネットワークからダウンロードされるよ
うに構成してもよい。また、メディア情報に対応して曲
情報が返信されるように構成して所定のメディアのボー
ナストラックが配信により取得されるように構成しても
良い。
【0041】HDD15に蓄積されたオーディオ情報
は、デコーダ29によりデコードされ、D/A変換器3
3、アンプ34を介してスピーカ35により再生出力す
ることができる。もしくはヘッドホン端子ta1にヘッ
ドホンを接続することで、ヘッドホンより再生出力させ
ることができる。ここではデコーダ29はATRAC2
方式のデコードを行うものとしているが、エンコーダ2
8のエンコードアルゴリズムに対応するデコードアルゴ
リズムであればよい。また、ここでエンコード及びデコ
ードはハードウェアを持たず、CPU11によるソフト
ウェア処理であってもよい。
【0042】更に、HDD15に蓄積されるオーディオ
データ等のファイルをユーザが管理、制御するためのイ
ンターフェースとして、図2にも示したように表示部2
4が設けられているが、表示部24は表示ドライバ25
によって表示駆動される。表示部24ではCPU11の
制御に基づいて所要の文字、記号、アイコン等が表示さ
れる。また表示部24にはオーディオファイル(なお、
楽曲等のオーディオデータが記録されたファイルを説明
上オーディオファイルという)などに対応するフォル
ダ、或いはジャケットイメージが表示され、マウス、ペ
ン、ユーザの指で触れる等の、パネル操作部20に該当
することになるポインティングデバイスによる操作が可
能とされる。例えば表示上でユーザーが指示したオーデ
ィオファイルが再生されるような動作が可能となる。
【0043】また表示部24での表示を用いて、選択さ
れたオーディオファイルの消去や、外部機器(例えば携
帯装置50)への複写、移動等も制御可能である。或い
は、表示部24は、CD−ROMドライブ17に装着さ
れるメディアのTOC(table of contents) 情報を基に
インターネット上のWWW(world wide web)サイトから
検索された関連情報としてのhtml(hyper text mark
up laguage) 文書がグラフィック表示されるように構成
され、更に通常のインターネットブラウザとしても使用
可能となっている。
【0044】また記録再生装置10では、IEEE13
94インターフェース37、IEEE1394ドライバ
36を介して、端子ta7に接続された各種機器やシス
テム、例えば衛星放送用のIRD、MDプレーヤ、DV
Dプレーヤ、DVプレーヤ等からオーディオ情報が取り
込まれるように構成されている。更なる付加機能として
PCMCIA(Personal Computer Memory Card Interna
tional Association) スロット39がPCMCIAドラ
イバ38を介して設けられ、PCMCIAカードが装着
可能となっており、外部記憶装置、その他のメディアド
ライブ、モデム、ターミナルアダプタ、キャプチャボー
ド等様々な周辺機器の拡張が容易である。
【0045】さらに図2で説明したように記録再生装置
10には携帯装置50と接続する際のコネクタ27が設
けられている。コネクタ27と、携帯装置50側のコネ
クタ60とが接続されることにより、CPU11はイン
ターフェースドライバ26及びラインL1を介して携帯
装置50側と各種のデータ通信が可能となる。また、ス
イッチ40、コネクタ27を介してラインL2が、コネ
クタ60、即ち携帯装置50側に接続されるように構成
されている。このラインL2とは、CPU11が、後述
する携帯装置50内のHDD51に対して直接アクセス
を行うためのアクセスラインとされる。例えばHDD1
5に蓄積されているオーディオファイルをHDD51に
転送して書込を行うことなどの際に用いられる。但し、
通常はスイッチ40がオフとされていることにより、ラ
インL2は切断されている。
【0046】4.携帯装置の内部構成 続いて、携帯装置50の内部構成例を図4に示す。記録
再生装置10と携帯装置50は、コネクタ27とコネク
タ60が接続されることで、電気的に接続されることに
なるが、この状態で記録再生装置10のインターフェー
スドライバ26と、携帯装置50のインターフェースド
ライバ59がラインL1を介して接続され、両機器の間
での制御データ等の通信が可能とされる。また同時にラ
インL2が接続されることになるが、このラインL2は
携帯装置50内においてスイッチ69の端子t11に接
続されている。
【0047】携帯装置50にはパネル操作部56として
プッシュ式、回動式のキー等が設けられている。即ち図
2に示した各種の操作子Kbがパネル操作部56に相当
する。パネル操作部56としての操作子Kbが操作され
ることにより携帯装置50の動作を指示するための操作
信号が制御バスB2に送出され、携帯装置50はこの操
作信号に応じた動作を行う。
【0048】また、記録再生装置10と同様に携帯装置
50においても通常のパーソナルコンピュータの構成で
あるRAM53、ROM52が設けられており、CPU
51により携帯装置50の全体の動作が制御される。ま
た各ブロック間のファイルデータや制御データの授受は
バスB2を介して行われる。
【0049】ROM52には、パネル操作部56が操作
されることにより入力される操作信号に応じて携帯装置
50が実行すべきプログラム等が記憶されており、RA
M53にはプログラムを実行する上でのデータ領域、タ
スク領域が一時的に確保される。なお記録再生装置10
と同様にフラッシュメモリが搭載されてもよく、またバ
ス構成は限定されるものではない。
【0050】この携帯装置50の内部の格納手段として
は、内蔵のハードディスクに対して情報の記録再生を行
うハードディスクドライブ(HDD)54が設けられて
いる。通常はスイッチ69が端子t51に接続されてい
ることにより、HDD54に対してはCPU51からの
アクセスラインが構築されており、CPU51の制御に
よってデータファイルの書込や読出が行われる。但し、
携帯装置50が記録再生装置10と接続され、かつ記録
再生装置10のスイッチ40がオンとされ、さらにスイ
ッチ69が端子t11に切り換えられた場合は、上記の
ラインL2を介して記録再生装置10のバスB1とHD
D54が接続されることになる。この場合、HDD54
に対して、記録再生装置10のCPU11が直接アクセ
スを行うことが可能となり、例えばHDD15から読み
出したオーディオファイルなどを、HDD54において
ファイル単位(例えば1曲が1ファイル)で格納させる
ことなどが可能となる。なお、HDDに代えて例えばフ
ラッシュメモリなどを格納手段として用いてもよい。
【0051】また、記録再生装置10と同様に、オーデ
ィオデータに関してATRAC2方式のエンコードを行
うエンコーダ61、及びオーディオデータに関してAT
RAC2方式のデコードを行うデコード62が設けられ
る。エンコーダ61、デコーダ62はCPU51の制御
に応じて、供給されたオーディオデータに関するエンコ
ード、デコードを行う。また処理対象となっているオー
ディオデータを一時的に格納するためのバッファメモリ
55が設けられる。バッファメモリ55はCPU51の
制御によりデータの書込/読出が行われる。
【0052】例えばATRAC2方式でエンコードされ
ていないオーディオデータがインターフェースドライバ
59を介して記録再生装置10から供給され、それをH
DD54に格納する場合、HDD54にオーディオデー
タを記憶する前処理として、バッファメモリ55にオー
ディオデータが一時記憶されると共に、そのオーディオ
データがエンコーダ61に供給されてATRAC2方式
のエンコードが行われる。さらにそのエンコードされた
データがバッファメモリ55に再び一時記憶され、最終
的にHDD54にエンコードされたオーディオ情報が蓄
積されることになる。
【0053】なお、本例では記録再生装置10における
HDD15ではATRAC2方式でエンコードされたオ
ーディオファイル等が格納されているとしており、従っ
てHDD15に格納されていたオーディオファイルがイ
ンターフェースドライバ59を介して供給され、それを
HDD54に格納する場合(即ち曲等のデータファイル
の複写又は移動を行う場合)は、エンコーダ61での処
理は必要ない。ところが、記録再生装置10のCD−R
OMドライブ17等に装着されるメディアから読み出さ
れるオーディオデータ(圧縮処理されていないデータ)
が直接インターフェースドライバ59を介して入力され
るようにしてもよく、このような場合に、HDD54に
オーディオデータを記録するための処理として、上記の
ようにエンコーダ61によるエンコードが行われること
になる。
【0054】また本例では、エンコーダ61によりAT
RAC2方式でエンコードされたオーティオデータがH
DD54に蓄積されるようにしているが、例えば圧縮処
理されていないデータがそのままHDD54に蓄積され
るようにしてもよい。
【0055】圧縮処理のためにエンコーダ61にオーデ
ィオデータを供給する部位としては、上記インターフェ
ースドライバ59以外に、マイク端子tb3、ライン入
力端子tb2、光デジタル端子tb4なども設けられて
いる。なお、図4における各種の端子tb1〜tb4
は、それぞれ図2に示した端子tbのうちの1つに相当
する。
【0056】エンコーダ61では、マイクロホンが接続
されたマイク端子tb3からアンプ65を介して入力さ
れるオーディオ信号、或いは他のCDプレーヤ等の機器
が接続されたライン入力端子tb2から入力されるオー
ディオ信号が、A/D変換器64を介して入力されるよ
うに構成されており、これらの入力されたオーディオデ
ータもエンコーダ28によりエンコードされることがで
きる。更に、光デジタル端子tb4に接続された外部機
器(例えばCDプレーヤ等)から入力されたデータがI
EC958エンコーダ63を介してエンコーダ61に入
力されるように構成され、このように光デジタル方式で
入力されたデータもエンコーダ61によりエンコードで
きる。
【0057】そして、これらのように外部機器から入力
されたデータをエンコーダ61でエンコードした後に、
そのエンコードされたデータをHDD54にファイル単
位で格納できるようにされている。
【0058】なおエンコーダ61のエンコードアルゴリ
ズムとしてはATRAC2に限らず、他の情報圧縮され
るエンコードアルゴリズム、例えばATRAC、MPE
G、PASC、TwinVQ、RealAudio、L
iquidAudio等であってもかまわない。
【0059】HDD54に蓄積されたオーディオ情報
は、デコーダ62によりデコードされ、D/A変換器6
6、アンプ67を介してスピーカ68により再生出力す
ることができる。もしくはヘッドホン端子tb1にヘッ
ドホンを接続することで、ヘッドホンより再生出力させ
ることができる。ここではデコーダ62はATRAC2
方式のデコードを行うものとしているが、エンコーダ6
1のエンコードアルゴリズムに対応するデコードアルゴ
リズムであればよい。また、エンコード及びデコード処
理は、ハードウェアを持たず、CPU51によるソフト
ウェア処理であってもよい。
【0060】更に、HDD54に蓄積されるオーディオ
データ等のファイルをユーザが管理、制御するためのイ
ンターフェースとして、図2にも示したように表示部5
7が設けられているが、表示部57は表示ドライバ58
によって表示駆動される。表示部57ではCPU51の
制御に基づいて所要の文字、記号、アイコン等が表示さ
れる。また表示部57にはオーディオファイルなどに対
応するフォルダ、或いはジャケットイメージが表示さ
れ、マウス、ペン、ユーザの指で触れる等の、パネル操
作部20に該当することになるポインティングデバイス
による操作が可能とされるようにしてもよい。例えば表
示上でユーザーが指示したオーディオファイルがHDD
54から読み出されてスピーカ35等から再生されるよ
うな動作が可能となる。また表示部57での表示を用い
て、HDD54上での選択されたオーディオファイルの
消去や、外部機器(例えば記録再生装置10)への複
写、移動等も制御可能である。
【0061】なお図2で説明したように携帯装置50
は、記録再生装置10の装着部MTに装着されることに
より記録再生装置10とのデータ送受信が可能とされて
いるが、非接触型のインターフェースでもよく、例えば
IrDA等を用いても構わない。また、図示していない
が、記録再生装置10には充電電流供給部が備えられて
おり、装着される携帯装置50に対して充電電流を供給
し、携帯装置50の動作電源となる充電式バッテリーに
対して充電が行われるように構成されてもよい。
【0062】5.接続の際の処理 以上のように構成される記録再生装置10と携帯装置5
0では、それぞれ格納されているファイル(楽曲等のオ
ーディオデータ)を相互に複写(コピー)又は移動(ム
ーブ)することができる。即ち、記録再生装置10のH
DD15に格納されているファイルを携帯装置50のH
DD54に複写又は移動させたり、逆に携帯装置50の
HDD54に格納されているファイルを記録再生装置1
0のHDD15に複写又は移動させることができる。
【0063】なおここで、複写とは、複写した際に複写
元のHDDと複写先のHDDにおいてファイルが並存す
る状態、つまり記録再生装置10と携帯装置50の両方
で再生可能な状態とする処理をいい、一方、移動とは、
複写元のHDDからは再生が不能な状態とする処理をい
う。本例ではオーディオファイルに関してはHDD15
とHDD54の間で相互に移動が可能であるものとす
る。
【0064】そしてこのような記録再生装置10及び携
帯装置50を所有するユーザーは、前述したように自分
が所有する例えばCDなどのパッケージメディアに収録
されている楽曲等を、記録再生装置10内のHDD15
にダビング記録しておくことで、その格納されている楽
曲(オーディオファイル)から選択的に再生させたり、
携帯装置50に移動させて外出先で楽しむといったよう
なことができる。
【0065】携帯装置50に所望のオーディオファイル
を移動させる際には、まずユーザーは携帯装置50を装
着部MTに装着して、両機器を接続状態とする。そして
HDD15内のオーディオファイルとして1又は複数の
所望のオーディオファイルを選択し、HDD54への移
動を実行させる操作を行う。するとCPU11は、ファ
イル移動のための処理を実行し、それによってユーザー
の望んだ移動処理が行われるわけであるが、この移動処
理の際には、CPU11はHDD54に対して直接アク
セスを実行するようにしている。そしてCPU11から
のHDD54に対する直接アクセスが行われる際におい
て、CPU51のHDD54に対する制御と交錯しない
ようにするため、両機器が接続された際には、CPU1
1、CPU51で図5のような処理が行われることにな
る。なおステップF101〜F110はCPU51の処
理を、またステップF201〜F206はCPU11の
処理を示している。
【0066】図5の処理は、携帯装置50の装着部MT
への装着、即ちコネクタ27,60の接続の検出に応じ
て実行される。接続検出は、メカニカルスイッチ機構で
接続状態を検出したり、或いはコネクタ27,60を介
した信号の送受信等によりCPU11,51が互いに接
続を検知するようにすればよい。
【0067】両機器の接続はファイル移動のために行う
ものとした場合、まず記録再生装置10のCPU11で
は、接続が行われたことに応じてステップF201でユ
ーザーの操作による指示の取込を行う。つまり移動する
ファイルの指示や移動実行の指示を取り込む処理を行
う。続いてステップF202でアクセス権の受け取りを
待機する。つまりステップF201での移動指示を受け
付けた後であっても、アクセス権を受け取るまでは処理
を実行しない。アクセス権とは、HDD54に対して直
接記録又は再生動作を制御する権利であるとする。
【0068】通常は携帯装置50内のHDD54はCP
U51の制御によって動作されるものであるため、スイ
ッチ69は端子t51に接続されており、またCPU5
1がアクセス権を有するものとされている。ここで両機
器の接続があった際には、携帯装置50側では、まずス
テップF101で、その接続が行われた際にHDD54
に対する記録処理又は消去処理を実行中であるか否かを
判断する。もし記録処理又は消去処理を実行中であるの
なら、ステップF102として処理を続行させる。そし
てステップF103で処理が完了されたと判断された
ら、ステップF104に進んで、HDD51を停止状態
とする。一方、ステップF101で記録処理又は消去処
理の実行中でないとされる場合、即ちHDD54が再生
中又は停止中である場合は、ステップF104に進み、
再生中であればその処理を中断させて停止状態とする。
なお、ステップF104では、HDD54に対する処理
中断等に応じて必要であればデータ退避などの処理も行
うことになる。
【0069】続いてステップF105では、CPU51
はスイッチ69を端子t11に切り換え、つまりCPU
51は、物理的にHDD54をアクセス不能状態に切り
離す処理を行う。さらにステップF106で、ラインL
1を介したデータ通信により、CPU11に対してアク
セス権を譲渡する旨を送信する。つまりCPU11に対
してHDD54へのアクセスを許可する処理を行う。
【0070】アクセス権を譲渡する旨を、ラインL1に
よる通信を介して受け取ったCPU11は、ステップF
202からF203に進み、スイッチ40をオンとす
る。この時点で、ラインL2を介してHDD54がバス
B1と直接接続されたことになり、つまり物理的に、C
PU11からHDD54に対してアクセス可能な状態と
なったことになる。
【0071】そしてこの時点では、上記CPU51によ
るステップF106までの処理で、HDD54は停止状
態であり、かつCPU51による制御からも切り離され
ているため、CPU11がHDD54にアクセスするこ
とに問題はなく、従ってステップF204としてファイ
ル移動処理を実行することになる。
【0072】なお、CPU51側では、ステップF10
6でアクセス権を譲渡した後は、ステップF107で表
示部57にHDD54が動作不能状態にあることをユー
ザーに提示する。即ち携帯装置50単位でのHDD54
の使用としての再生、記録、消去などが不能であること
をユーザーに伝えるようにする。そしてCPU11から
アクセス権が返されるのをステップF108で待機する
ことになる。
【0073】CPU11によるステップF204のファ
イル移動処理は、例えば図6のように行われる。まずC
PU11はステップF250で、指定されたファイル、
つまりステップF201で受け付けたユーザーの指示に
よって移動を指定された1又は複数のオーディオファイ
ルについて、その容量を検出する。次にステップF25
1で、CPU11は携帯装置50側のHDD54での空
き容量を検出し、携帯装置50への移動が要求されてい
るオーディオファイルの容量と比較する。この場合、H
DD54の空き容量はCPU11が、直接HDD54上
の管理ファイルをアクセスすることで判別できるが、ラ
インL1を用いたCPU51との通信により、CPU5
1から空き容量の情報を受け取るようにしてもよい。
【0074】もし移動すべきオーディオファイルに対し
てHDD54の空き容量が足りず移動不能と判別された
場合は、ステップF252で、HDD54に格納されて
いるオーディオファイルを削除する処理を行う。この処
理も、CPU11が直接HDD54を制御することで実
行できる。HDD54からのオーディオファイルの削除
方法(削除するファイルの選別)としては、例えばユー
ザーによる再生回数の少ないものを順に消去するように
したり、記録された時期の日付の古いものから順に消去
する等の方法が考えられる。また、このような自動消去
の際にユーザーの許可なく消去されることにより、ユー
ザーにとって重要なファイルが消去されてしまう可能性
もあるので、表示部24、表示部57に警告表示がされ
るようにしてユーザの確認を得るようにしてもよい。
【0075】ステップF251で移動可能と判断された
場合、及び移動不能と判断されてステップF252の処
理を行った後は、ステップF253に進んでファイルの
転送処理が行われる。即ちHDD15からラインL2を
介してHDD54に所定のオーディオファイルが転送さ
れ、記録される。
【0076】さらに移動処理であるため、ステップF2
54でHDD15において、移動対象となったオーディ
オファイルに関して再生禁止フラグを設定し、HDD1
5においては、記録されてはいるが再生できないファイ
ルとして扱うようにする。なお、ステップF254にお
いて移動対象となったオーディオファイルを実際にHD
D15から消去するようにしてもよい。
【0077】ステップF254で再生禁止フラグが設定
されることで、仮想的に所定のオーディオファイルは記
録再生装置10から携帯装置50に移動されるので、オ
ーディオファイルは常に一つしか存在しないように管理
され、不正コピーが防止されるような効果も有する。ま
たHDD15からHDD54という、共に高速アクセス
メディア間のデータ移動であることや、ATRAC2な
どのエンコード/デコード処理は不要であることなどの
ため、その移動処理は瞬時に完了でき、例えば複数の楽
曲としてのオーディオファイルを移動させる処理なども
非常に短時間で完了できる。
【0078】以上の図6の処理が行われることで、図5
のステップF204としてのHDD15からHDD54
へのファイル移動が実現される。ファイル移動処理を完
了したら、CPU11はステップF205でスイッチ4
0をオフとして、ラインL2を切断する。つまりバスB
1からHDD54を切り離す。そしてステップF206
として、ラインL1を介した通信により、CPU51に
対してアクセス権を譲渡する旨を通知する。
【0079】CPU51は、アクセス権の譲渡の旨を受
け取ったら処理をステップF108からF109に進
め、スイッチ69を端子t51に接続させ、つまりHD
D54がバスB2に接続された通常状態とする。これに
よってCPU51は再びHDD54に対するアクセスが
可能となり、ステップF110ではユーザーに対して表
示部57で、携帯装置50自体でのHDD54の動作が
可能となった旨を提示する。
【0080】以上の処理が行われることで、ユーザー
は、両機器を接続させて自分の所有する楽曲(即ちHD
D15に格納したファイル)のうちで、聴きたい曲を選
択して携帯装置50側(即ちHDD54)に移動させ、
外出先で再生を楽しむなどといった使用が可能となる。
そして、接続を行う際には、ユーザーは携帯装置50の
動作状態を何ら気にする必要はない。つまりファイル移
動を行おうとしたときに、携帯装置50の電源オン/オ
フ、再生中、記録中、消去中などの動作状態を全く気に
することなく、記録再生装置10に接続しても、図5の
処理によりHDD54に対して制御が錯綜したり、動作
中に動作電源電圧が変動するといったことなどは生じな
いため、全く問題のないものとなる。即ちユーザーの手
間をかけないとともに、HDD54のデータ的もしくは
ハード的な破損防止を実現できる。
【0081】ところで、上記例ではオーディオファイル
の移動を行う場合の処理について説明したが、複写を行
うものとする場合は、図6のステップF254の処理が
実行されないものとすればよい。また、HDD54から
HDD15へファイル移動(又は複写)を行う場合も、
図5と概略同様の処理がCPU11、CPU51によっ
て実行されればよい。即ち接続に応じてアクセス権がC
PU11側に譲渡されるとともにラインL2が接続さ
れ、CPU11がHDD54にアクセス可能とすること
で、HDD54からHDD15へのファイル移動又は複
写が、安全に行われる。さらに、上記例では携帯装置5
0側のHDD54が、CPU11、CPU51で共用で
きるような例としたが、記録再生装置10側のHDD1
5に対して、CPU11、CPU51で共用できるよう
な例も同様に考えられる。
【0082】また、オーディオファイルの移動/複写に
限らず、ビデオデータファイル、テキストファイル、ア
プリケーションファイルなど、あらゆるデータの書込、
読出のためのHDD54等の記録媒体の共用方式として
本発明は適用できる。もちろん上記例のような据置型の
記録再生装置10と携帯装置50という機器間だけでな
く、据置型機器同志、携帯装置同志、或いは他の種の機
器の相互間でも本発明は適用できる。また、上記例では
共用される記録媒体をハードディスク(HDD54)と
したが、これに代えて、着脱可能な記録媒体としての光
ディスク、光磁気ディスク、相変化光ディスクなどを用
いるようにしてもよい。
【0083】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明で
は、第1、第2の機器が接続された状態において、上記
例におけるCPU11に相当する第2の制御手段は、あ
くまでもスイッチ69のような禁止手段によって第1の
制御手段(CPU51)の記録媒体(HDD54)に対
するアクセスが禁止された状態においてのみ、その記録
媒体にアクセスできるようにしている。従って、1つの
記録媒体に対して複数の制御手段からの制御が交錯しな
いようにされ、それによるデータ破壊や媒体の破損とい
ったことの発生を防止できるという効果がある。さら
に、接続の際に、ユーザーが第1の機器でのドライブ手
段の動作を停止状態とする(もしくは停止状態を確認す
る)ということも必要なく、ユーザーに負担のないシス
テムとすることができる。
【0084】また、禁止手段によって第1の制御手段に
よるドライブ手段の制御の実行が禁止されている際にお
いて、第2の制御手段は、格納手段から読み出したデー
タファイルを記録媒体へ記録させるように制御を行うこ
とで、両機器間でのデータの移動又は複写という動作
が、制御の交錯なしに安全に実行できることになる。
【0085】また禁止手段は、第1の接続手段と第2の
接続手段とが接続されることに応じて、第1の制御手段
によるドライブ手段の制御の実行を禁止すること、つま
り接続自体をアクセス権移行のトリガとすることで、最
も効率的な動作を自動的に実現できる。また接続の際
に、ドライブ手段がデータの書込もしくは消去などのデ
ータ変更を伴う処理を実行中であった場合は、禁止手段
は、その書込もしくは消去などの動作が完了した後に、
第1の制御手段によるドライブ手段の制御の実行を禁止
するようにすることで、実行されていた記録内容、消去
内容等を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態が含まれる情報配信システ
ムの説明図である。
【図2】実施の形態の記録再生装置及び携帯装置の説明
図である。
【図3】実施の形態の記録再生装置のブロック図であ
る。
【図4】実施の形態の携帯装置のブロック図である。
【図5】実施の形態の記録再生装置と携帯装置の接続の
際の処理のフローチャートである。
【図6】実施の形態の記録再生装置から携帯装置へのフ
ァイル移動処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報センタ、3 通信回線、10 記録再生装置、
11 CPU、12ROM、13 RAM、14 フラ
ッシュメモリ、15 HDD、16 バッファメモリ、
17 CD−ROMドライブ、18 MDドライブ、1
9 モデム、20 パネル操作部、22 赤外線インタ
ーフェースドライバ、23 USBドライバ、24 表
示部、25 表示ドライバ、26 インターフェースド
ライバ、27 コネクタ、28 エンコーダ、29 デ
コーダ、30 IEC958エンコーダ、31 A/D
変換器、32 マイクアンプ、33 D/A変換器、3
4 アンプ、35 スピーカ、36 IEEE1394
ドライバ、37 IEEE1394インターフェース、
38 PCMCIAドライバ、39 PCMCIAスロ
ット、51 CPU、52 ROM、53 RAM、5
4 HDD、55バッファメモリ、56 パネル操作
部、57 表示部、58 表示ドライバ、59 インタ
ーフェースドライバ、60 コネクタ、61 エンコー
ダ、62デコーダ、63 IEC958エンコーダ、6
4 A/D変換器、65 マイクアンプ、66 D/A
変換器、67 アンプ、68 スピーカ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の機器と第2の機器からなり、 前記第1の機器は、 内蔵型もしくは着脱可能な記録媒体に対するドライブ手
    段と、 前記ドライブ手段による前記記録媒体の記録再生動作を
    制御することのできる第1の制御手段と、 前記第2の機器との間でデータ通信可能に接続できる第
    1の接続手段と、 前記第1の制御手段による前記ドライブ手段の制御の実
    行を禁止することのできる禁止手段とを備え、 前記第2の機器は、 前記第1の接続手段に対応して接続される第2の接続手
    段と、 前記第2の接続手段が前記第1の接続手段と接続される
    とともに、前記禁止手段によって前記第1の制御手段に
    よる前記ドライブ手段の制御の実行が禁止されている際
    において、前記ドライブ手段による前記記録媒体の記録
    再生動作を制御することのできる第2の制御手段と、 を備えていることを特徴とする記録媒体のドライブ制御
    システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の機器は、データファイルを格
    納した格納手段を有し、前記第2の制御手段は、前記格
    納手段に対するデータファイルの記録再生動作を制御で
    きるように構成されるとともに、 前記第2の接続手段が前記第1の接続手段と接続される
    とともに、前記禁止手段によって前記第1の制御手段に
    よる前記ドライブ手段の制御の実行が禁止されている際
    において、前記第2の制御手段は、前記格納手段から読
    み出したデータファイルを前記ドライブ手段によって前
    記記録媒体へ記録させるように制御を行うことを特徴と
    する請求項1に記載の記録媒体のドライブ制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記禁止手段は、前記第1の接続手段と
    前記第2の接続手段とが接続されることに応じて、前記
    第1の制御手段による前記ドライブ手段の制御の実行を
    禁止することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体の
    ドライブ制御システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の接続手段と前記第2の接続手
    段とが接続された際に、前記第1の制御手段の制御によ
    って前記ドライブ手段が前記記録媒体上でのデータの変
    更を伴う動作を実行中であった場合は、前記禁止手段
    は、そのデータの変更を伴う動作が完了した後に、前記
    第1の制御手段による前記ドライブ手段の制御の実行を
    禁止することを特徴とする請求項3に記載の記録媒体の
    ドライブ制御システム。
  5. 【請求項5】 内蔵型もしくは着脱可能な記録媒体に対
    するドライブ手段を有する第1の機器と、該第1の機器
    とデータ通信可能に接続できる第2の機器からなるシス
    テムにおいて、 前記第1の機器内に設けられる第1の制御手段によって
    前記ドライブ手段が制御可能とされている状態から、前
    記第1の制御手段が、前記第1の機器と前記第2の機器
    の接続を検出する検出手順と、 前記検出手順での接続検出に応じて、前記第1の制御手
    段による前記ドライブ手段に対する制御を禁止する禁止
    手順と、 前記禁止手順による禁止処理の後に、前記第2の機器内
    に設けられる第2の制御手段による前記ドライブ手段の
    制御を許可する許可手順と、 が実行されることを特徴とする記録媒体のドライブ制御
    方法。
JP5042798A 1998-03-03 1998-03-03 記録媒体のドライブ制御システム、及び記録媒体のドライブ制御方法 Withdrawn JPH11250569A (ja)

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