JPH11250047A - 筆記データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

筆記データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH11250047A
JPH11250047A JP10066105A JP6610598A JPH11250047A JP H11250047 A JPH11250047 A JP H11250047A JP 10066105 A JP10066105 A JP 10066105A JP 6610598 A JP6610598 A JP 6610598A JP H11250047 A JPH11250047 A JP H11250047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
attribute
stroke
tablet
writing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10066105A
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English (en)
Inventor
Isao Ebisawa
功 海老澤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブレット上で文字を手書き入力すると同様
の感覚でその認識文字の文字属性を指定することで、認
識文字に任意の文字属性を簡単に付加する。 【解決手段】 CPU11は筆記ストロークが記入され
た文字認識フィールドの近傍に位置するタブレット2上
に、その認識文字の文字属性を入力指定するための属性
指定フィールドを設定する。この属性指定フィールド内
に所定のストロークが記入された際に、CPU11は当
該ストロークをその種類に対応する文字属性に変換し、
この文字属性を認識文字に付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タブレット上に
設定されている手書き入力域に記入された筆記ストロー
クを文字認識して認識文字を表示する筆記データ処理装
置およびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の筆記データ処理装置にお
いては、タブレット上に手書き入力された筆記ストロー
クを1文字毎に切り出して文字認識すると共に、文字認
識によって変換された文字コードをテキストメモリに確
定文字として格納するようにしていた。このようにして
手書き入力されたテキストデータにアンダーライン、網
かけ、傍点等を付加したり、太文字、反転等によってテ
キストデータを修飾加工することにより文字列を強調す
る場合には、テキストデータをワードプロセッサ等の文
書処理装置へ転送すると共に、文書処理装置側におい
て、アンダーライン、網かけ、太文字、反転等の属性を
任意に入力指定することにより文字列を強調するように
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、筆記デ
ータ処理装置の他に、文書処理装置を用意する必要があ
ると共に、文書処理装置へ転送したテキストデータを呼
び出して表示出力させてどの部分を強調するかを範囲指
定したのち、属性を指定するという面倒な操作を必要と
する。この発明の課題は、タブレット上で文字を手書き
入力すると同様の感覚でその認識文字の文字属性を指定
することで、認識文字に任意の文字属性を簡単に付加で
きるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、タブレット上に設定
されている手書き入力域に記入された筆記ストロークを
文字認識して認識文字を表示する筆記データ処理装置に
おいて、筆記ストロークが記入された手書き入力域の近
傍に位置するタブレット上に、その認識文字の文字属性
を入力指定するための属性指示領域を設定する領域設定
手段と、この領域設定手段によって設定された属性指示
領域内に所定のストロークが記入された際に、当該スト
ロークをその種類に対応する文字属性に変換する属性変
換手段と、この属性変換手段によって変換された文字属
性を認識文字に付加する属性付加手段とを具備するもの
である。なお、タブレット上に設定されている手書き入
力域に記入された筆記ストロークを文字認識して認識文
字を表示出力させる毎に、前記領域設定手段は筆記スト
ロークが記入された当該手書き入力域の近傍に、その認
識文字の文字属性を入力指定するための属性指示領域を
タブレット上に設定するようにしてもよい。また、前記
属性領域内に所定の筆記ストロークが記入された際に、
前記属性変換手段は、文字属性に対応付けて所定のスト
ロークパターンを記憶する属性変換テーブルを参照する
ことによって当該筆記ストロークを対応する文字属性に
変換するようにしてもよい。更に、手書き記入欄が形成
されている帳票がタブレット上に固定されている状態に
おいて、当該手書き記入欄に記入された情報をタブレッ
ト上の対応する手書き入力域に筆記された筆記ストロー
クとして取り込み、この筆記ストロークを文字認識して
表示する筆記データ処理装置において、前記領域設定手
段は筆記ストロークが記入された手書き入力域の近傍
に、その認識文字の文字属性を入力指定するための属性
指示領域を設定するようにしてもよい。
【0005】請求項1記載の発明においては、タブレッ
ト上に設定されている手書き入力域に記入された筆記ス
トロークを文字認識して認識文字を表示すると共に、筆
記ストロークが記入された手書き入力域の近傍にその認
識文字の文字属性を入力指定するための属性指示領域を
設定する。この状態において、属性指示領域内に所定の
ストロークが記入された際に、当該ストロークをその種
類に対応する文字属性に変換すると共に、変換された文
字属性を認識文字に付加する。したがって、タブレット
上で文字を手書き入力すると同様の感覚でその認識文字
の文字属性を指定することで、認識文字に任意の文字属
性を簡単に付加することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1は筆記データ処理装
置の外観斜視図である。この装置本体1は全体が平板状
に形成され、その前面部には矩形状のタブレット2が配
置されていると共に、小型表示部3・キーボード4が配
置されている。タブレット2は、その帳票5を重ね合せ
た状態において、帳票5を通して加わった筆圧に基づい
てその位置座標を検出することにより筆記ストロークを
入力する感圧式の座標入力装置である。帳票5には予め
文字記入枠5aが印刷形成されており、クリップ6によ
って帳票5がタブレット2上に固定されている状態にお
いて、文字記入枠5aに記入された情報はタブレット2
上の対応する手書き入力域に筆記された筆記ストローク
として取り込まれて文字認識される。表示部3は認識文
字を候補表示したり、メッセージデータ等を表示出力す
る液晶表示装置である。キーボード4はタブレット入力
キー、前候補キー、次候補キー、候補確定キー、終了キ
ー等を有している。ここで、タブレット入力キーはタブ
レット2上に文字を1文字毎に入力する毎にタブレット
入力を指示するキーである。前候補キーや次候補キー
は、文字認識された候補の切り替えを指示するキー、候
補確定キーは表示候補の確定を指示するキー、終了キー
は帳票1枚分の筆記入力が終了した時点で筆記終了を指
示するキーである。
【0007】図2は筆記データ処理装置の全体構成を示
したブロック図である。CPU11はRAM12内にロ
ードされている各種プログラムにしたがってこの筆記デ
ータ処理装置の全体動作を制御する中央演算処理装置で
ある。記憶装置13はオペレーティングシステムや各種
アプリケーションプログラム、データファイル、文字フ
ォントデータ等が予め格納されている記憶媒体14やそ
の駆動系を有している。この記憶媒体14は固定的に設
けたもの、もしくは着脱自在に装着可能なものであり、
フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、R
AMカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリ
によって構成されている。また、記憶媒体14内のプロ
グラムやデータは、必要に応じてCPU11の制御によ
り、RAM12にロードされる。更に、CPU11は通
信回線等を介して他の機器側から送信されて来たプログ
ラム、データを受信して記憶媒体14に格納したり、他
の機器側に設けられている記憶媒体に格納されているプ
ログラム、データを通信回線等を介して使用することも
できる。そして、CPU11にはその入出力周辺デバイ
スであるタブレット2、表示部3、キーボード4がバス
ラインを介して接続されており、入出力プログラムにし
たがってCPU11はそれらの動作を制御する。
【0008】図3(A)はRAM12内の主要構成を示
した図である。RAM12内においてストロークデータ
メモリ12−1はタブレット2上に手書き入力された筆
記ストロークが1文字単位毎に切り出されて格納される
メモリで、CPU11はこのストロークデータメモリ1
2−1内の筆記ストロークを1文字毎に取り出して文字
認識を行う。認識文字メモリ12−2は文字認識によっ
て変換された文字コードを認識文字として一時記憶する
もので、この認識文字は、表示部3に送られて候補表示
される。ここで、次候補キーや前候補キーが操作される
と、それに応じて認識文字の切り替えが行われる。入力
文字メモリ12−3は候補表示されている認識文字が確
定された際に、この認識文字を確定文字として認識文字
メモリ12−2から転送されるもので、その内容は帳票
1枚分の筆記終了まで保持される。フィールド定義メモ
リ12−4は帳票書式に応じてタブレット2上に手書き
入力域(文字認識フィールド)を文字単位毎に定義する
ためのフィールド定義情報を記憶する。
【0009】図3(B)は記憶装置13内に格納されて
いる各種ファイルやテーブルを示し、認識辞書ファイル
RGは文字単位毎に文字パターンと文字コードとを対応
付けて記憶するもので、CPU11はタブレット2上に
設定されている文字認識フィールドに記入された筆記ス
トロークを文字認識する際に認識辞書ファイルRGを参
照し、筆記ストロークをそれに対応する文字コードに変
換する。属性判別テーブルATは認識文字の文字属性を
判定するためのテーブルで、CPU11は筆記ストロー
クが記入された文字認識フィールドの上側近傍に位置す
るタブレット2上に、その認識文字の文字属性を入力指
定するための属性指示領域(矩形の属性指示フィール
ド)を新たに設定し、この属性指示フィールド内に所定
のストロークが記入された際に、属性判別テーブルAT
を参照し、当該ストロークをその種類に対応する文字属
性に変換する。ここで、所定のストロークとは予め決め
られた形状の記号ストロークであり、この記号ストロー
クが筆記された際に、その記号を文字認識するのではな
く、記号の形状(種類)に対応して予め決められている
文字属性を指示するための見せかけのストロークであ
り、以下、文字属性を指示するためのストロークをスト
ロークジェスチャーと称する。図4は属性判別テーブル
ATの内容を示し、属性指示フィールド内に筆記される
ストロークジェスチャーの種類としては、図示の如く、
横線、山折りの折線、谷折りの折線、右上りの斜線、右
下りの斜線が定義されている。そして、各ストロークジ
ェスチャーに対応する文字属性としては、アンダーライ
ン、網かけ、強調、反転、傍点が割り当てられている。
文書ファイルTXは帳票毎にテキストデータを文字属性
と共に記憶保持するテキストメモリであり、その内容は
他のコンピュータへ転送される。帳票書式ファイルFM
は帳票の種類毎にその書式フォーマットを記憶するもの
で、任意の帳票が入力指定された際に、その書式フォー
マットが読み出されてフィールド定義メモリ12−4に
設定される。
【0010】次に、筆記データ処理装置の動作を図5に
示すフローチャートにしたがって説明する。ここで、こ
のフローチャートに記述されている各機能を実現するた
めのプログラムは、CPU11が読み取り可能なプログ
ラムコードの形態で記憶媒体14に記憶されており、そ
の内容がRAM12内のワークメモリにロードされてい
る。図5は筆記データ処理装置の主要動作を示したフロ
ーチャートである。先ず、タブレット2上に任意の帳票
5をクリップ6によって固定した状態において、その帳
票5の種類を選択指定すると(ステップS1)、その種
類に対応する帳票フォーマットが帳票書式ファイルFM
から読み出されてフィールド定義メモリ12−4にセッ
トされると共に、フィールド定義メモリ12−4の内容
に基づいてタブレット2上には文字単位毎に文字認識フ
ィールドが設定される(ステップS2)。この状態にお
いて、キーボード4からのキー入力待ち状態となる。
【0011】いま、帳票5への記入を開始するためにタ
ブレット入力キーが操作されると、ステップS3でその
ことが検出されてステップS4に進み、タブレット2へ
のストローク入力を可能とする。ここで、ストローク入
力が行われると、そのストロークデータをそのままスト
ロークデータメモリ12−1に順次蓄えてゆくと共に
(ステップS5)、ストロークデータメモリ12−1の
内容を順次解析してゆく(ステップS6)。この結果、
属性指示フィールド内へのストローク入力か(ステップ
S7)、文字認識フィールド内へのストローク入力かを
調べる(ステップS8)。いま、文字認識フィールドへ
の記入でなければ、今回のストローク入力を無効とする
が(ステップS13)、図6(A)に示すように帳票5
には複数の文字記入枠5aが印刷形成されており、その
最初の文字記入枠5aに例えば仮名文字「あ」を記入す
ると、その文字記入枠5aに対応してタブレット2上に
設定されている文字認識フィールド内へのストローク入
力であることがステップS8で検出される。すると、こ
の文字認識フィールドから筆記ストロークを1文字分の
データとして切り出すと共に(ステップS9)、この筆
記ストロークに基づいて認識辞書ファイルRGを参照し
て文字認識を行い、認識された文字コードを認識文字メ
モリ12−2にセットする(ステップS10)。そし
て、認識文字を表示部3に送って表示出力させると共に
(ステップS11)、今回筆記ストロークが記入された
文字認識フィールドの上側近傍の位置には、属性指示フ
ィールドが割り当てられる(ステップS12)。そし
て、ステップS3に戻り、以下、タブレット入力キーが
操作されて帳票5内の文字記入枠5aに文字が記入され
る毎に上述の動作が繰り返される。
【0012】図6(B)は帳票5の各文字記入枠5aに
「あ」、「い」、……「お」の文字を順次記入した場合
で、この文字記入枠5aに対応するタブレット2上の各
文字認識フィールドの上側近傍には図中破線で示した矩
形の属性指示フィールドがそれぞれ割り当てられる。図
7(A)は認識文字メモリ12−2の内容を示し、認識
文字メモリ12−2は帳票5上の文字記入枠5aを示す
枠No(1、2、……n)に対応して認識文字コードを記
憶すると共に、その認識文字に対応して指定された文字
属性を記憶する構成となっている。この場合、枠No
(1、2、……5)に対応する認識文字として「あ、
い、……お」が記憶される。また、図8(A)はこの場
合の表示状態で、認識文字「あ、い、……お」が表示さ
れる。
【0013】ここで、筆記者は属性指示フィールドを実
際に目視確認することはできないが、文字記入枠5aの
上側近傍におけるタブレット2上には属性指示フィール
ドが存在していることを意識してその付近に属性の種類
に応じたストロークジェスチャーを記入する。すると、
ステップS7では属性指示フィールド内への記入である
ことが検出されるため、そのフィールド内に筆記された
ストロークジェスチャーを切り出すと共に(ステップS
14)、このストロークジェスチャーに基づいて属性判
別テーブルATを参照し、指示された属性の認識を行う
(ステップS15)。いま、図6(C)に示すように各
文字記入枠5a内における「あ、い、……お」の上側近
傍に5本の横線がそれぞれ記入されたものとすると、文
字属性としてアンダーラインが認識され、各認識文字の
属性として認識文字メモリ12−2に割り当てられてい
ると共に(ステップS16)、認識文字にこの文字属性
を付加して表示出力させる(ステップS17)。図7
(B)はこの場合における認識文字メモリ12−2の内
容を示し、図8(B)はその表示内容を示している。
【0014】一方、図6(D)に示すように各文字記入
枠5a内における「あ、い、……お」の上側近傍に山折
りの折線がそれぞれ記入されたものとすると、文字属性
として網かけが認識される。図8(C)はこの場合にお
ける表示状態を示している。このような属性指定が終る
と、ステップS3に戻り、キー入力待ちとなる。ここ
で、確定キーが操作されたものとすると、ステップS3
でそのことが検出されてステップS17に進み、認識文
字メモリ12−2の内容が入力文字メモリ12−3に転
送される。また、帳票1枚分の筆記が終ったことを指示
するために終了キーが操作されたものとすると、ステッ
プS18に進み、入力文字メモリ12−3の内容が文書
ファイルTXに格納されて登録保存される。
【0015】以上のようにこの筆記データ処理装置にお
いては、帳票書式に応じてタブレット2上に設定されて
いる文字認識フィールドに記入された筆記ストロークを
文字認識して認識文字を表示出力すると共に、筆記スト
ロークが記入された文字認識フィールドの近傍にその認
識文字の文字属性を入力指定するための属性指示フィー
ルドを設定し、この属性指示フィールド内に所定のスト
ロークが記入された際に、当該ストロークに基づいて属
性判別テーブルATを参照し、対応する文字属性に変換
すると共に、変換された文字属性を認識文字に付加する
ようにしたから、タブレット2上で文字を手書き入力す
ると同様の感覚で文字属性を指定することで、認識文字
に文字属性を簡単に付加することができる。この場合、
属性指示フィールドは文字認識フィールドへ筆記ストロ
ークが記入されてそれが認識される毎にその文字認識フ
ィールドの近傍に設定されるので、1文字筆記する毎に
その属性を指示することができる。また、タブレット2
上に帳票5を置いて記入する方式において、帳票5上に
属性記入枠が印刷形成されていなくても、文字記入枠5
aの付近に属性の種類に応じたストロークジェスチャー
を記入するだけで文字属性を指定することができる。
【0016】なお、上述した一実施形態においては、文
字認識フィールドの上側近傍に属性指示フィールドを設
定するようにしたが、文字認識フィールドの下側近傍に
設定したり、上下両方に設定するようにしてもよい。こ
のように1つの文字認識フィールドに対して複数の属性
指示フィールドを設定しておけば、複数種の属性を認識
文字に付加することが可能となる。また、ストロークジ
ェスチャーの種類に応じて指定される文字属性として上
述した一実施形態においては、アンダーライン、網か
け、強調、反転、傍点を例に挙げたが、その他に、アッ
パーライン、文字サイズ、表示色、斜体文字、白抜き文
字、書体等を指定するようにしてもよい。更に、感圧式
タブレットに限らず、表示画面上に透明タブレットを積
層配置した表示式タブレットや電磁誘導式タブレットで
あってもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、タブレット上で文字
を手書き入力すると同様の感覚でその認識文字の文字属
性を指定することで、認識文字に任意の文字属性を簡単
に付加することができるので、従来のように筆記データ
処理装置から文書処理装置へテキストデータを転送する
必要はなく、また、テキストデータを表示出力させた状
態でキー入力操作により、テキストデータのどの部分を
強調するかを範囲指定したのち、属性を指定するという
面倒な操作を必要とせず、タブレット上に手書き文字を
記入しながらその文字属性をタブレット上で指定するこ
とができるので、属性指定を効率良く行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】筆記データ処理装置の外観斜視図。
【図2】筆記データ処理装置の全体構成を示したブロッ
ク図。
【図3】(A)はRAM12の主要構成を示した図、
(B)は記憶装置13内に格納されている各種ファイル
やテーブルを示した図。
【図4】ステップA7の内容を示した図。
【図5】筆記データ処理装置の主要動作を説明するため
のフローチャート。
【図6】タブレット2上に置かれた帳票5への記入状態
を示し、(A)は未記入状態、(B)は帳票5上の各文
字記入枠5a内に文字をそれぞれ記入した例を示し、
(C)は各文字にアンダーラインを付加する場合の属性
指定状態を示し、(D)は各文字に網かけを付加する場
合の属性指定状態を示した図。
【図7】認識文字メモリ12−2の内容を示し、(A)
は図6(B)に示す文字列が記入された場合の認識結果
を示した図、(B)は図6(C)に示す属性が指定され
た場合に、各認識文字に付加された文字属性を示した
図。
【図8】手書き入力によって表示される表示状態を示
し、(A)は図6(B)に示す文字列が記入された場合
の表示状態図、(B)は図6(C)に示す属性が指定さ
れた場合の表示状態図、(C)は図6(D)に示す属性
が指定された場合の表示状態図。
【符号の説明】
2 タブレット 3 表示部 5 帳票 5a 文字記入枠 11 CPU 12 RAM 12−1 ストロークデータメモリ 12−2 認識文字メモリ 12−3 入力文字メモリ 12−4 フィールド定義メモリ 13 記憶装置 14 記憶媒体 RG 認識辞書ファイル AT 属性判別テーブル FM 帳票書式ファイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タブレット上に設定されている手書き入力
    域に記入された筆記ストロークを文字認識して認識文字
    を表示する筆記データ処理装置において、 筆記ストロークが記入された手書き入力域の近傍に位置
    するタブレット上に、その認識文字の文字属性を入力指
    定するための属性指示領域を設定する領域設定手段と、 この領域設定手段によって設定された属性指示領域内に
    所定のストロークが記入された際に、当該ストロークを
    その種類に対応する文字属性に変換する属性変換手段
    と、 この属性変換手段によって変換された文字属性を認識文
    字に付加する属性付加手段とを具備したことを特徴とす
    る筆記データ処理装置。
  2. 【請求項2】タブレット上に設定されている手書き入力
    域に記入された筆記ストロークを文字認識して認識文字
    を表示出力させる毎に、前記領域設定手段は筆記ストロ
    ークが記入された当該手書き入力域の近傍に、その認識
    文字の文字属性を入力指定するための属性指示領域をタ
    ブレット上に設定するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の筆記データ処理装置。
  3. 【請求項3】前記属性領域内に所定の筆記ストロークが
    記入された際に、前記属性変換手段は、文字属性に対応
    付けて所定のストロークパターンを記憶する属性変換テ
    ーブルを参照することによって当該筆記ストロークを対
    応する文字属性に変換するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の筆記データ処理装置。
  4. 【請求項4】手書き記入欄が形成されている帳票がタブ
    レット上に固定されている状態において、当該手書き記
    入欄に記入された情報をタブレット上の対応する手書き
    入力域に筆記された筆記ストロークとして取り込み、こ
    の筆記ストロークを文字認識して表示する筆記データ処
    理装置において、前記領域設定手段は筆記ストロークが
    記入された手書き入力域の近傍に、その認識文字の文字
    属性を入力指定するための属性指示領域を設定するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の筆記データ処理
    装置。
  5. 【請求項5】コンピュータに対して、 タブレット上の手書き入力域に記入された筆記ストロー
    クを文字認識する機能と、 認識文字の文字属性を入力指定するための属性指示領域
    を筆記ストロークが記入された手書き入力域の近傍に設
    定する機能と、 前記属性指示領域内に所定の筆記ストロークが記入され
    た際に、当該ストロークをその種類に対応する文字属性
    に変換する機能と、 前記変換された文字属性を認識文字に付加する機能を実
    現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
JP10066105A 1998-03-03 1998-03-03 筆記データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 Pending JPH11250047A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015046157A (ja) * 2013-07-31 2015-03-12 キヤノン株式会社 情報処理装置、制御方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015046157A (ja) * 2013-07-31 2015-03-12 キヤノン株式会社 情報処理装置、制御方法およびプログラム

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