JPH11249382A - コロナ帯電装置 - Google Patents

コロナ帯電装置

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JPH11249382A
JPH11249382A JP4720998A JP4720998A JPH11249382A JP H11249382 A JPH11249382 A JP H11249382A JP 4720998 A JP4720998 A JP 4720998A JP 4720998 A JP4720998 A JP 4720998A JP H11249382 A JPH11249382 A JP H11249382A
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JP
Japan
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electrode
electric field
charging device
corona
field side
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JP4720998A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Furukawa
和彦 古川
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被帯電物の微粒子に対してばらつきが少な
く、大きな帯電量を安定して付与できるコロナ帯電装置
を提供する。 【解決手段】 イオンを発生させる強電界側の電極30
aと、前記生成されたイオンを引き寄せる対向電極30
bとを備え、コロナ放電時に前記強電界側の電極30a
で発生されたイオンを被帯電物に付着させることにより
帯電させるコロナ帯電装置において、前記強電界側の電
極30a及び対向電極30bは被帯電物の搬送方向に長
軸を持ち、前記対向電極30bは前記強電界側の電極3
0aに対して均等な位置で前記強電界側の電極30aを
囲んで構成されてなり、該対向電極30bの断面形状
は、円形あるいは多角形で形成されてなることで実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微粒子を帯電させ
るコロナ帯電装置に係わるもので、詳しくは、画像記録
装置内で色剤粒子を帯電させて静電的に制御したり、空
気清浄装置内で微粒子を帯電させて静電的に制御したり
するものである。
【0002】
【従来の技術】慣性力の小さい微粒子は、帯電させるこ
とにより静電力で一義的に制御でき、この静電力による
制御は装置が比較的小型、簡単、クリーン、エネルギー
が小さい、制御精度が高い、高速制御が可能等の多くの
利点があるため様々な分野で利用されている。例えば、
1μm程度の粉体微粒子の帯電においては、安定的に均
一に摩擦することなく比較的簡単に帯電できる方法とし
てコロナ帯電が用いられている。この方法は、画像記録
装置、静電塗装、電気集塵機、空気清浄機などの分野で
提案、実用化されている。
【0003】以下にコロナ帯電装置の具体的な構成を図
11から図13を用いて説明する。尚、矢印は被帯電物
の移動方向を示している。
【0004】図11の帯電装置は、先端の尖った電極3
0aと平板状電極30bからなり、強電界側の電極30
aの近傍で発生したイオンIが対向電極30bに移動す
る時に、電極30aと電極30bの間(矢印Aの方向)
に搬送されてくる被帯電物の微粒子Cpsに付着するこ
とにより帯電される。
【0005】図12の帯電装置((a)は断面を、
(b)は側面を示す)は、数十μmのワイヤ電極30a
と平板状電極30bからなり、強電界側の電極30aの
近傍で発生したイオンIが対向電極30bに移動する時
に、電極30aと電極30bの間(矢印Aの方向)に搬
送されてくる被帯電物の微粒子Cpsに付着することに
より帯電される。
【0006】図13は上記図12の帯電装置を画像記録
装置に適用した一例を示したものである。
【0007】この画像記録装置は、色剤を加熱し気化す
る加熱装置10、前記気化された色剤を帯電する帯電装
置30、前記帯電された色剤を記録すべき画像データに
対応した電気信号に応じて断続的に吐出する吐出装置5
0が一体化されて構成された印字ヘッド1からなる。前
記加熱装置10は加熱用の電気ヒータ10bを含み、前
記帯電装置30はワイヤ形状等の放電電極部30aとプ
レート形状の対向電極部30bからなる。さらに前記吐
出装置50は記録媒体RM上に吐出孔90を介して帯電
した色剤を吐出誘導するために、記録媒体RMの背面に
は背面電極部50cを配置し、吐出孔90の周囲には物
理的もしくは電気的に前記色剤の吐出を制御する、いわ
ゆるシャッター機能を有する中間電極部50a(50a
1、50a2、50a3)を配置し、画像データに対応
した電気信号の入力に対して対応する信号を出力して前
記中間電極部50a(50a1、50a2、50a3)
をシャッター機能的に制御を行なう中間電極駆動制御部
50eとから構成されている。また前記中間電極部50
a(50a1、50a2、50a3)の周囲は絶縁板5
0dから構成されている。
【0008】印字ヘッド1の内部には、粉体インクIp
が蓄えられている。印字ヘッド1の下部には、インクI
pを加熱するための加熱装置10が備えられており、印
字時には、加熱装置10によりインクIpが200℃に
加熱され、気化される(気化されたインクIpgとな
る)。印字ヘッド1の上半分の部分には、前記加熱され
気化した後インクIpgが冷却され固化・凝集したイン
ク粒子Ipsを帯電する帯電電極30として、50〜8
0μmのワイヤ電極(強電界側の電極30a)が備えら
れており、前記微粒子化されたインク粒子Ipsは、強
電界側の電極30aに+5kVの電圧を印加する(対向
電極30bは0Vの電圧とする)ことにより帯電され
る。印字ヘッド1の上部には、インク粒子Ipsを吐出
するための吐出孔90としてφ300μmの孔が、さら
にその吐出孔90の周囲を囲むように内径φ300μm
の中間電極50a(50a1、50a2、50a3)が
設けられている。帯電されたインク粒子Ipsは、背面
電極50cと中間電極50a(50a1、50a2、5
0a3)に所定の電圧を印加することにより吐出孔90
より記録媒体RMに吐出制御される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記各帯
電装置には以下のような問題がある。
【0010】図11に示す構成では、尖起状電極30a
から平板状対向電極30bへのイオンIが存在する空間
が小さいため、被帯電物の微粒子Cps全てをこの空間
に搬送するのが困難であることや、帯電時間が短いため
帯電量が小さいことや、電極間のイオン密度が著しく異
なるため帯電量のばらつきが少なくなる帯電を行うこと
が困難という問題点がある。
【0011】図12に示す構成では、ワイヤ電極30a
から平板状対向電極30bへのイオンIが存在する空間
は被帯電物の微粒子Cpsの搬送方向と垂直な方向には
大きくすることはでき、微粒子Cpsをこの空間に搬送
するのが幾分容易となるとともに、これによって全く帯
電されない微粒子Cpsの割合は少なくできる。しか
し、搬送方向そのものにおいては上記図11の場合と同
様の問題点を有している。
【0012】また、上記問題点以外にも微粒子を帯電す
る際、強電界側の電極30aにはグレーディエント力に
より微粒子が付着し、均一性や安定性などを含む帯電能
力が劣化してしまう問題もある。
【0013】このように帯電量のばらつきや不安定な動
作は、制御性の悪化として直ちに現れ、例えば画像記録
装置に用いた場合には、得られる画像の品質を損なうと
いった問題を発生させる。
【0014】そこで本発明は、上記問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的とするところは、
微粒子に対してばらつきが少なく大きな帯電量を安定し
て付与できるコロナ帯電装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載に
係るコロナ帯電装置は、イオンを発生させる強電界側の
電極と、前記生成されたイオンを引き寄せる対向電極と
を備え、コロナ放電時に前記強電界側の電極で発生され
たイオンを被帯電物に付着させることにより帯電させる
コロナ帯電装置において、前記強電界側の電極及び対向
電極は被帯電物の搬送方向に長軸を持ち、前記対向電極
は前記強電界側の電極に対して均等な位置で前記強電界
側の電極を囲んで構成されてなることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項2記載に係るコロナ帯電装
置は、請求項1記載のコロナ帯電装置において、対向電
極の断面形状は、円形あるいは多角形であることを特徴
とする。
【0017】本発明の請求項3記載に係るコロナ帯電装
置は、請求項1記載のコロナ帯電装置において、コロナ
放電時にイオンを発生させる強電界側の電極は、長軸方
向にワイヤを螺旋状に巻回してなることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項4記載に係るコロナ帯電装
置は、請求項1記載のコロナ帯電装置において、コロナ
放電時にイオンを発生させる強電界側の電極は、長軸方
向にワイヤを螺旋状に巻回してなり、該電極の芯部は発
熱体からなることを特徴とする。
【0019】本発明の請求項5記載に係るコロナ帯電装
置は、請求項1乃至4のいずれか記載のコロナ帯電装置
において、コロナ放電時にイオンを発生させる強電界側
の電極は、該電極端部に抵抗発熱体を接続してなること
を特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるコロナ帯電
装置について図面を参照しながら説明する。
【0021】(第1の実施例)図1は、本発明の第1の
実施例のコロナ帯電装置の構成図である。
【0022】図1の(a)は側面構造、(b)は断面構
造、(c)は側面でのイオン発生状況を示し、矢印Aは
被帯電物の微粒子Cpsの搬送方向を表している。帯電
装置30の長軸は空気の流れの方向となり、流れの方向
に対する断面方向には軸対称な円形形状の構造になって
いる。イオンを発生させる強電界側の電極30aは数十
μmのタングステンワイヤ300a、発生したイオンを
引き寄せる対向電極30bは内径20mmで厚さ1mm
の中空円筒状の導体が用いられる。対向電極30bの円
筒状の導体の材料は、加工性から例えばアルミニウムが
選ばれ、強電界側の電極30aのタングステンワイヤ3
00aは対向電極30bの中心に懸架されている。例え
ばワイヤ電極300aに−5kv、対向電極30bに0
vの電圧を印加するマイナス放電を行った場合は、図1
(c)に示しように−イオンIがワイヤ電極300a近
傍から対向電極30bに移動する際、上記イオンIはワ
イヤ電極300aと対向電極30bの間に搬送されてき
た微粒子Cpsに付着(衝突)し、該微粒子Cpsを帯
電させる。
【0023】この構成では、図1(b)に示すように電
界分布がワイヤ電極の軸回りに対称で、強電界側の電極
30a近傍で発生したイオンIは周囲、つまり360度
全方向に均等に移動していくため、微粒子Cpsの搬送
位置によるばらつきもかなり低減される。さらに被帯電
物の微粒子Cpsの流れの方向が帯電装置30の長軸と
なるため、帯電時間を長くとることができ、これによっ
て帯電量を増大することができる。また軸長さの調整に
より帯電量を制御することも可能である。しかし、帯電
装置の長軸から見た場合、位置による放電のばらつきが
発生するいう問題点は存在する。
【0024】尚、ここではワイヤ電極300aに−5k
v、対向電極30bに0vの電圧を印加したが、それに
限定されることなく、電極300aに0v、電極30b
に+5kvの電圧を印加してもよいし、上記電圧値以外
のマイナス放電でもよい。
【0025】また逆に、ワイヤ電極300aに0v、電
極30bに−5kv印加するプラス放電を行った場合に
は、電極300aの周囲で発生した+イオンIが電極3
0bに移動し、上記イオンIは強電界側の電極30aと
対向電極30bの間に搬送されてきた微粒子Cpsに付
着(衝突)し、該微粒子Cpsを帯電させる。この構成
の場合も、上記マイナス放電の場合と同じ効果が得られ
る。
【0026】尚、上記ではワイヤ電極300aに0v、
対向電極30bに−5kvの電圧を印加したが、それに
限定されることなく、電極300aに+5kv、電極3
0bに0vの電圧を印加してもよいし、上記電圧値以外
のプラス放電でもよい。
【0027】また、本実施例では強電界側の電極30a
として数十μmのタングステンワイヤを用いたが、それ
に限定されるものではない。さらにそれを直線上に伸ば
した形状で構成しているが、この形状もこれに限定され
るものではない。
【0028】(第2の実施例)図2は、本発明の第2の
実施例のコロナ帯電装置の構成図である。
【0029】本実施例においては、対向電極の断面形状
を多角形としたものとする。尚、対向電極の断面形状は
多角形化した特徴の構造を取るが、ここでは説明の都合
上正方形を例に取り説明する。図2の(a)は側面構
造、(b)は断面構造、(c)は側面でのイオン発生状
況を示し、矢印Aは被帯電物の微粒子Cpsの搬送方向
を表している。
【0030】帯電装置30の対向電極30bは、内径2
0mmに外接し厚さ1mmの中空四角柱状の導体が用い
られる。対向電極30bの四角柱状の導体の材料は、加
工性から例えばアルミニウムが選ばれ、強電界側の電極
30aのタングステンワイヤ300aは対向電極30b
の中心に懸架されている。
【0031】本構成ではイオンが存在する空間は前記第
1の実施例とほぼ同じであるが、構造が四角柱であるこ
とから、実際には図2(b)に示すようにある断面で見
たときのイオン密度は前記第1の実施例に比べてばらつ
きが発生する。そのため、微粒子が搬送される位置によ
っては帯電量にばらつきが生じてしまう。しかし、被帯
電物の搬送方向を強電界側の電極及び対向電極の長軸方
向に設けているため、上記問題は実用上誤差の範囲内に
収まってしまう。
【0032】また、本実施例においても前記実施例と同
様にマイナス放電でも、プラス放電の場合においても同
様の効果が得られる。
【0033】(第3の実施例)図3は、本発明の第3の
実施例のコロナ帯電装置の構成図である。
【0034】本実施例においては、前記第1及び第2の
実施例と同じ部分の説明は省略し、異なっている部分の
みを説明する。前記第1及び第2の実施例においては、
強電界側の電極を数十μmのタングステンワイヤを直線
上に伸ばした形状で構成していたが、本実施例において
はその構成を螺旋状に巻き回した例について説明する。
尚、対向電極の断面形状は、特に限定はしないが、ここ
では説明の都合上前記第1の実施例の図1と同じ円形を
用いることにする。図3の(a)は側面構造、(b)は
断面構造、(c)は側面でのイオン発生状況を示し、矢
印Aは被帯電物の微粒子Cpsの搬送方向を表してい
る。
【0035】帯電装置30の強電界側の電極30aとし
て直径が数十μmの金属ワイヤ300aが用いられ、金
属ワイヤ300aは例えばABS樹脂でできたφ4mm
の中実棒からなるワイヤ支持体30cの周囲を2mmピ
ッチで巻かれている。ワイヤ300aとワイヤ支持体3
0cとからなる強電界側の電極30aは、対向電極30
bの中心に懸架されている。
【0036】この構成では、イオンIはワイヤ300a
から見えている対向電極30bの方向へのみ向かうた
め、放電点が規則的に列びワイヤ位置によるイオン生成
量のばらつきが低減される。そのため、前記第1及び第
2の実施例で発生していた放電ばらつきの問題はかなり
改善できる。この結果、微粒子Cpsの搬送方向に対し
て垂直な断面を帯電装置の入口から出口まで見たとき、
イオンIは等しく空間を移動しているため、微粒子Cp
sの帯電装置への搬送位置にかかわらず、帯電装置から
搬出されたときには等しく帯電されている。また、強電
界側の電極30aの構造が簡単な部材で製作できるた
め、コストの低減化が図れる利点も有している。
【0037】また、本実施例においても前記各実施例と
同様にマイナス放電でも、プラス放電の場合においても
同様の効果が得られる。
【0038】(第4の実施例)図4は、本発明の第4の
実施例のコロナ帯電装置の構成図である。
【0039】本実施例は、前記第1から第3の実施例と
同じ部分の説明は省略し、異なっている部分のみを説明
する。尚、本実施例は説明の都合上前記第3の実施例を
もとにしたが、これに限定されるものではない。
【0040】図4は側面構造を示し、矢印Aは被帯電物
の微粒子Cpsの搬送方向を表している。
【0041】異なっている部分は、強電界側の電極30
aを構成しているワイヤ支持体30cは、その表面が絶
縁処理されたセラミックヒーター30dをなし、必要に
応じて該ヒーター30dをON/OFFするための制御
装置30eを設けていることである。
【0042】通常、コロナ放電が起こる場すなわち不平
等な電界が発生している場では微粒子は高電界側に引き
寄せられる。搬送時の流れの乱れ、微粒子の熱運動等の
原因により、高電界側の電極に微粒子が付着すると、イ
オン発生能力が劣化し、均一性も悪化する。そのため、
本実施例の構成では付着した微粒子を再度気化させるこ
とにより、ワイヤ電極300aを初期の状態にリフレッ
シュすることができ、その結果安定的に均一な帯電を行
うことができる。
【0043】尚、ヒーター30dのコントロールは放電
電圧特性から電極の汚れを検知する検知手段を設けて検
知することでON/OFFしてもよいし、動作時間によ
り定期的にON/OFFしてもよいし、動作中は常時O
Nにしておいてもよい。
【0044】本実施例においては、消費電力が増える問
題はあるものの、電極に汚れが発生しにくいため、初期
のイオン発生能力が維持でき、長期にわたって安定した
動作を保証することができる。また副次的には高電界側
の電極近傍の温度が上昇するため、イオン生成のための
電子やイオンの熱運動エネルギーが増加し、放電サイド
から見るとイオン発生効率が高くなるという効果も合わ
せて持つ。
【0045】尚、本実施例においても前記各実施例と同
様にマイナス放電でも、プラス放電の場合においても同
様の効果が得られる。
【0046】(第5の実施例)図5は、本発明の第5の
実施例のコロナ帯電装置の構成図である。
【0047】本実施例は、前記第1から第4の実施例と
同じ部分の説明は省略し、異なっている部分のみを説明
する。尚、本実施例は説明の都合上前記第3の実施例を
もとにしたが、これに限定されるものではない。
【0048】図5は側面構造を示し、矢印Aは被帯電物
の微粒子Cpsの搬送方向を表している。
【0049】異なっている部分は、強電界側の電極30
aを構成している金属ワイヤ300aの端部に抵抗発熱
体30gが接続されていることである。
【0050】例えばワイヤ電極300aに−5kv、対
向電極30bに0vの電圧を印加するマイナス放電を行
った場合は、図3(c)に示すのと同じように−イオン
Iがワイヤ電極300a近傍から対向電極30bに移動
する際、上記イオンIは強電界側の電極30aと対向電
極30bの間に搬送されてきた微粒子Cpsに付着(衝
突)し、該微粒子Cpsを帯電させる。これと同時に抵
抗発熱体30gにも電流が流れ、この部分はジュール熱
により発熱し、熱伝導によりワイヤ電極300aも順次
加熱される。これによりワイヤ電極300aへの微粒子
Cpsの付着を防止でき、長期にわたって安定した動作
を保証することができる。ワイヤ材料は熱伝導性の良い
銅等が用いられるが、強度等を考慮するとタングステン
などが好ましい。
【0051】尚、ワイヤ電極300aには通常高電圧が
印加されるため、抵抗発熱体30gを選ぶ際には抵抗値
等の設定に若干の注意を要する。つまり、前記抵抗等の
値は設定温度とその温度での放熱量から決まる消費電力
と印加電圧から求まる。また高抵抗の抵抗発熱体30g
が調整困難な場合は、調整用抵抗30fを追加すること
もできる。
【0052】上記ではマイナス放電の場合の例を説明し
たが、プラス放電の場合においても同様の効果が得られ
る。
【0053】また、強電界側の電極30aのワイヤ電極
300aの構成形状は、螺旋形状のもので説明したが、
それに限定されるものではなく、例えば直線形状のもの
であってもよい。その場合においても上記と同様の効果
が得られる。
【0054】以上、本実施例においては、精密な帯電の
均一性が必要な場合についての説明を行ったが、必要で
ない場合は、ワイヤ支持体30cを用いずに前記第1あ
るいは第2の実施例の懸架方法を用いてもよい。
【0055】(第6の実施例)本実施例では、本発明の
コロナ帯電装置を画像記録装置の印字ヘッドに適用した
一例を説明する。コロナ帯電装置としては、帯電精度の
必要要求に応じて前記第1乃至第5のいずれかの実施例
の帯電装置を用いてもよい。
【0056】図6は、その構成図である。尚、ここで
は、説明の都合上コロナ帯電装置として前記第4の実施
例のものを用いたが、これに限定されるものではない。
【0057】画像記録装置の印字ヘッド1は、電気ヒー
タ10bを含む加熱装置10、造粒装置20、2種類の
電極30a、30bからなる帯電装置30、整流装置4
0、シャッター機能をつかさどる中間電極50a(50
a1、50a2)と背面電極50cとを含む吐出装置5
0、搬送装置60から構成されている。
【0058】インクポット10aの内部には、粉体色剤
Cpが蓄えられている。インクポット10aの下部に
は、粉体色剤Cpを加熱するための電気ヒータ10bを
含む加熱装置10が備えられている。加熱装置10に続
くところには、加熱され気化した色剤Cpgを凝集、造
粒する造粒装置20が備えられており、造粒装置20の
流路壁面には例えば高耐熱樹脂フィルムに若干の導電性
を付与しジュール熱により発熱する面状発熱体20aが
備えられている。造粒装置20に続くところには、色剤
粒子Cpsを帯電するための帯電装置30が備えられて
いる。帯電装置30に続くところには整流部40が備え
られ、例えば複数の整流板40aが配置されている。整
流部40に続くところには吐出装置50が備えられ、吐
出装置50には、色剤粒子Cpsを吐出するための吐出
孔90としてφ300μmの孔が設けられ、さらにその
吐出孔90の周囲を囲むように内径φ300μmの中間
電極50a(50a1、50a2)が絶縁板50dの両
面に設けられている。さらに記録媒体RMが搬送できる
ように絶縁板50dからギャップをおいて背面電極50
cが設けられている。吐出装置50に続くところには、
例えばDCマイクロファンのような搬送装置60が設け
られている。このような構造によって、色剤粒子を上記
一連の装置に矢印B方向に順次搬送することで循環でき
る仕組みとしている。
【0059】次に、上記のように構成された画像記録装
置の印字ヘッド1内部の動作について説明する。
【0060】スタンバイ時にDCマイクロファン60a
を始動させることにより、チャンバ内の空気を矢印B方
向に移動させる。印字時には、加熱装置10により粉体
色剤Cpが200℃に加熱され、気化される。色剤とし
ては、有色のインクを用いる場合、イエローでは、アン
トライソチヤアゾール系、キノフタロン系、ピラゾロナ
ゾ系、ピリドンアゾ系、スチリル系等を用い、マゼンタ
では、アントラキノン系、ジシアノイミダゾール系、チ
アジアゾールアゾ系、トリシアノビニル系等を用い、シ
アンでは、アゾ系、アントラキノン系、ナフトキノン
系、インドアニリン系等を用いることができる。
【0061】色剤Cpが気化し造粒装置20に搬送され
ると、冷却され固化、凝集し色剤粒子Cpsとなる。面
状発熱体20aを用いずに自然に冷却される場合には、
平均粒径0.8μmの色剤粒子Cpsが生成された。一
方、面状発熱体20aにより造粒装置20を加熱し、色
剤を徐冷する場合には色剤粒子Cpsの粒径を制御する
ことが可能となる。次に色剤粒子Cpsは帯電装置30
に搬送される。帯電装置30では、強電界側の電極30
aの周囲で空気のイオン化が起こる程度の電位差を、ワ
イヤ電極300a、対向電極30bの2つの電極間に持
たせることにより、電極300a近傍でイオンが発生
し、電気力線に従ってイオンは電極30bに移動する。
このとき色剤粒子Cpsと衝突、付着し、色剤粒子Cp
sは帯電する。具体的には例えばワイヤ電極300aに
0v、対向電極30bに+5kvを印加すると、−イオ
ンが電極300aから電極30bに移動するので色剤粒
子Cpsはマイナスに帯電する。一方、制御装置30e
からのコントロール信号によりセラミックヒーター30
dはON/OFFされる。ヒーター30d面が色剤の融
点以上になると金属ワイヤ300aに付着していた色剤
粒子は再度気化し搬送されていく。帯電した色剤粒子C
psを含む空気の流れは整流部40に設けられた整流板
40aにより整流され吐出装置50に搬送される。吐出
装置50では中間電極50a(50a1、50a2)と
背面電極50cに所定の電圧を印加することにより、吐
出孔90を介して記録媒体RMに吐出制御される。具体
的には例えば中間電極50a(50a1、50a2)に
は記録すべき画像データの電気信号に対応した中間電極
駆動制御を有したコントロール部50eの出力信号によ
り、0vまたは−500vの電圧を印加し、背面電極5
0cには+1.0〜+2kVの電圧を印加する。ここ
で、吐出孔90に形成される電界により、中間電極50
a1、50a2の両方の電圧が0vの時のみ帯電した色
剤粒子Cpsが吐出され、記録媒体RMに記録される。
【0062】実際の画像記録装置では図7に示すように
印字ヘッド1は、シリアルヘッドとして用いられ、上記
動作を行いながら、ライン方向に走査され、画像が記録
媒体RMに形成される。
【0063】尚、上記帯電装置30ではマイナス放電の
場合を説明したが、プラス放電でもよいし、また各電極
に印加する電圧は上記値に限定されるものではない。
【0064】本実施例のように、色剤粒子Cpsを生成
(加熱、造粒)、帯電、吐出する装置10、20、3
0、50と前記各装置に色剤粒子Cpsを順次搬送する
装置60を設けたことにより、生成された色剤粒子Cp
sは確実に各装置を経るため、色剤の利用効率の向上や
帯電量の均一化が図られる。
【0065】色剤の利用効率の向上に関しては、チャン
バ内は見かけ上密閉性が高いため、チャンバ内の空気は
流速ばらつきの小さい状態でチャンバ内、つまり前記一
連の各装置10、20、30、40、50を循環させる
ことにより、記録に使用されなかった色剤粒子Cpsを
再度利用できる。記録に使用されなかった色剤粒子Cp
sは帯電量が少ない割合が高いので、これらの色剤粒子
Cpsは再度帯電装置30に搬送されることにより帯電
量が増加される。その後記録に使用されことから使用効
率が向上される。また帯電量も大きくなるので、吐出速
度が向上し、結果的には記録速度の向上につながる。
【0066】色剤粒子の帯電の均一化に関しては、以下
の理由によるものである。
【0067】1)コロナ放電が起こる場すなわち不平等
な電界が発生している場では微粒子は高電界側に引き寄
せられる。搬送時の流れの乱れ、微粒子の熱運動等の原
因により、電極に微粒子が付着すると、イオン発生能力
が劣化し均一性も悪化するが、本実施例に示すように、
高電界側の電極30aにヒーター30dを巻き付けて支
持し、必要に応じてヒーター30dをONし、付着した
色剤粒子Cpsを再度気化させることにより、電極30
aを初期の状態にリフレッシュすることができる。その
結果安定的に均一な帯電を行うことができる。
【0068】2)造粒装置20により、帯電時に色剤は
固体の粒子となり、帯電装置30で発生させた空気イオ
ンが電気力線に従って移動し色剤粒子Cpsに衝突する
ことによって帯電させることが可能なため、気化した色
剤Cpのほぼ全量を帯電することができ帯電効率を非常
に向上することができる。
【0069】3)搬送装置60により、色剤粒子Cps
は空気の流れに乗って搬送されるため、イオン風に引き
ずられて対向電極30bに付着する量をかなり低減する
ことができる。
【0070】ここで帯電効率を測定したところ、図8に
示すように前記従来例(図13)の構成における測定結
果bにおいては帯電されない色剤粒子Cpsが多く存在
するが、本実施例の構成における測定結果aにおいては
帯電量のばらつきはあるものの全く帯電されない色剤粒
子Cpsはほとんどなかった。
【0071】(第7の実施例)本実施例では、本発明の
コロナ帯電装置を空気清浄機に適用した一例を説明す
る。コロナ帯電装置としては、帯電精度の必要要求に応
じて前記第1乃至第5のいずれかの実施例の帯電装置を
用いてもよい。
【0072】図9は、その構成図であり、矢印Cはダス
トを含んだ空気の吸入方向を表している。尚、ここで
は、説明の都合上コロナ帯電装置として前記第1の実施
例のものを用いたが、これに限定されるものではない。
【0073】空気清浄機は、ダストDを含んだ空気を清
浄機内に搬送するための吸入装置60と、比較的大きな
ダストDを予め除去するためのフィルタ70と、前記フ
ィルタ70では除去されない微小なダストD1を帯電さ
せるための複数の帯電装置30と、前記帯電装置30で
帯電されたダストD2を捕集するための捕集装置80と
から構成されている。吸入装置60は、空気を吸入でき
る吸気用ファン60bであれば特に限定はしない。フィ
ルタ70は、例えばポリエチレンフィルムで編まれたも
のでもよい。捕集装置80は、平行平板電極80a、8
0bが5mmの間隔をおいて対をなし、それが複数個で
構成されている。
【0074】次に上記のように構成された空気清浄機の
動作について説明する。
【0075】吸気用ファン60bの動作により、矢印方
向にダストDを含んだ空気は空気清浄機内に搬送され
る。搬送された空気はフィルタ70を通過し、このとき
比較的大きなダストは物理的な付着によりフィルタ70
に捕集され、空気より取り除かれる。ここでフィルタ7
0の編み目の大きさはあまり細かいとダストによる目詰
まりを起こし、長期に渡って安定して使用できなくな
る。そのため、適度な大きさにする必要がある。その
後、フィル70にて比較的大きなダストが取り除かれた
空気は帯電装置30に搬送される。
【0076】帯電装置30では、例えばワイヤ電極30
0aに+3kv、対向電極30bに0vの電圧を印加す
るプラス放電を行っており、図示していないが+イオン
Iがワイヤ電極300a近傍から対向電極30bに移動
する際、上記イオンIはワイヤ電極300aと対向電極
30bの間に搬送されてきたダストの粒子D1に付着
(衝突)し、該ダストの粒子D1を帯電させる。その
後、帯電したダストD2は捕集装置80に搬送される。
【0077】捕集装置80では、対をなす電極80a、
80bに対してそれぞれ+2kv、0vの電圧が印加さ
れており、図示していないが対をなす電極80a、80
b間に形成された電界により、プラス帯電されたダスト
の粒子D2は電極80bに向かって移動し、最終的には
電極80bに付着し、捕集される。
【0078】尚、上記ではプラス放電を用いて説明を行
ったが、マイナス放電でもよい。ただし、マイナス放電
の場合プラス放電と同量のイオンが発生するため電圧が
低くなるという利点はある。しかし、放電時のオゾン発
生量がプラス放電よりも1オーダー程度多くなるため、
その臭気や人体への影響を考慮するとプラス放電の方が
望ましい。
【0079】また、捕集装置80の電極対80a、80
bへの印加電圧は、帯電装置30の電極300a、30
bと同じ極性、つまり上記の場合は電極300aの+3
kvと電極80aの+2kvとは同じ極性、であるよう
にすることにより、それぞれ個別に高圧電源を用意する
必要がなく、1つの高圧電源でまかなえる。さらに、電
極80aと電極80bに印加する電圧を例えば動作ごと
に変えてもよい。このように、電極対80a、80bへ
の印加電圧を交互に入れ替えることによって、電極対8
0a、80bの間に形成される電界の方向が変わるた
め、帯電したダストD2が各々の電極にほぼ均等に付着
することから、より長期に渡って安定的な動作が可能と
なる。
【0080】以上のことから、本空気清浄機ではばらつ
きが少なく、帯電量が大きいダストの帯電が行えるの
で、ダストの捕集効率つまり清浄性能が向上できた。
【0081】上記構成では捕集装置80として電極対を
使用したが、それに限定されるものではない。例えば、
ダストの帯電量が増加し、ばらつきが少なくなることか
ら、図10(a)に示すようなハニカム状(蜂の巣ある
いは段ボールの断面形状)に形成されたアルミ箔あるい
はSUS箔等からなる導体を接地したものや、同じくハ
ニカム状に形成され、エレクトレット化されたフッ素系
樹脂やPET等の樹脂フィルムを貼り合わせたエレクト
レットフィルムを用いることができる。接地した導体を
用いた場合、帯電したダストがハニカム内部を通過する
際、鏡像力により導体に付着し、捕集される。またエレ
クトレットフィルムを用いた場合、図10(b)に示す
ようにダストの帯電極性と逆の極性の面がハニカム内面
側となるように構成する。例えば、ダストD2がプラス
帯電している場合には外面がマイナスとなるように2枚
のフィルムを貼り合わせて形成する。これによって、帯
電したダストD2がハニカム内部を通過する際、静電力
により導体に付着し、捕集される。
【0082】捕集装置80を上記構成とすることで、特
に外部に電源を必要としないという利点と、ダストを捕
集する面積が大きくできるため、長期に渡って安定した
動作が可能という利点を持っている。
【0083】以上、ここまで挙げた各実施例は本発明の
主旨を変えない限り、上記記載内容に限定されるもので
はない。
【0084】
【発明の効果】本発明のコロナ帯電装置は、各請求項に
おいて以下の効果が得られる。
【0085】本発明の請求項1、2においては、発生し
たイオンは360度全方向に均等に移動するため、帯電
のばらつきがかなり低減され、さらに微粒子は長軸方向
に搬送されるため、均一で大きな帯電量を安定して付与
できる帯電動作を実現することができる。
【0086】本発明の請求項3においては、放電点が規
則的に列びワイヤ位置によるイオン生成量のばらつきが
低減されることから、帯電装置から搬出されたときには
非常に均一で大きな帯電量が付与された帯電微粒子が生
成される。また、構造自体も簡単な部材で製作できるた
め、コストの低減化が図れる効果も持っている。
【0087】本発明の請求項4、5においては、リフレ
ッシュ機能により、イオン発生能力を劣化すること無し
に安定的に均一な帯電動作を実現することができる。ま
た副次的には放電サイドからのイオン発生効率が高くな
るという効果も合わせて持っている。
【0088】以上のことから本発明によれば、微粒子を
ばらつきが少なく、大きな帯電量を安定して長期的に付
与できる帯電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による帯電装置の第1の実施例を説明す
るための構成図である。
【図2】本発明による帯電装置の第2の実施例を説明す
るための構成図である。
【図3】本発明による帯電装置の第3の実施例を説明す
るための構成図である。
【図4】本発明による帯電装置の第4の実施例を説明す
るための構成図である。
【図5】本発明による帯電装置の第5の実施例を説明す
るための構成図である。
【図6】本発明による帯電装置を適用した画像記録装置
の印字ヘッドの一実施例を説明するための構成図であ
る。
【図7】本発明による帯電装置を適用した画像記録装置
の全体構成を説明するための図である。
【図8】本発明による帯電装置を適用した画像記録装置
及び従来技術の画像記録装置における色剤粒子の帯電量
分布を示した図である。
【図9】本発明による帯電装置を適用した空気清浄機の
一実施例を説明するための構成図である。
【図10】本発明による帯電装置を適用した空気清浄機
内の捕集装置の一例を説明するための構成図である。
【図11】従来の帯電装置の一例を説明するための構成
図である。
【図12】従来の別の帯電装置の一例を説明するための
構成図である。
【図13】図12の従来の帯電装置を応用した画像記録
装置の印字ヘッドの一例を説明するための構成図であ
る。
【符号の説明】
10 加熱装置 20 造粒装置 30 帯電装置 30a 強電界側の電極 300a ワイヤ電極 30b 対向電極 30c ワイヤ支持体 30d ヒーター 30e ヒーター制御装置 30f 調整用抵抗 30g 抵抗発熱体 40 整流装置 50 吐出装置 60 搬送装置 70 フィルタ 80 捕集装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオンを発生させる強電界側の電極と、
    前記生成されたイオンを引き寄せる対向電極とを備え、
    コロナ放電時に前記強電界側の電極で発生されたイオン
    を被帯電物に付着させることにより帯電させるコロナ帯
    電装置において、 前記強電界側の電極及び対向電極は被帯電物の搬送方向
    に長軸を持ち、 前記対向電極は前記強電界側の電極に対して均等な位置
    で前記強電界側の電極を囲んで構成されてなることを特
    徴とするコロナ帯電装置。
  2. 【請求項2】 対向電極の断面形状は、円形あるいは多
    角形であることを特徴とする請求項1記載のコロナ帯電
    装置。
  3. 【請求項3】 コロナ放電時にイオンを発生させる強電
    界側の電極は、長軸方向にワイヤを螺旋状に巻回してな
    ることを特徴とする請求項1記載のコロナ帯電装置。
  4. 【請求項4】 コロナ放電時にイオンを発生させる強電
    界側の電極は、長軸方向にワイヤを螺旋状に巻回してな
    り、該電極の芯部は発熱体からなることを特徴とする請
    求項1記載のコロナ帯電装置。
  5. 【請求項5】 コロナ放電時にイオンを発生させる強電
    界側の電極は、該電極端部に抵抗発熱体を接続してなる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のコロ
    ナ帯電装置。
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