JPH11248477A - 音声案内ナビゲーション装置及び音声案内ナビゲーション方法並びに音声案内ナビゲーションプログラムを記録した媒体 - Google Patents

音声案内ナビゲーション装置及び音声案内ナビゲーション方法並びに音声案内ナビゲーションプログラムを記録した媒体

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JPH11248477A
JPH11248477A JP4784798A JP4784798A JPH11248477A JP H11248477 A JPH11248477 A JP H11248477A JP 4784798 A JP4784798 A JP 4784798A JP 4784798 A JP4784798 A JP 4784798A JP H11248477 A JPH11248477 A JP H11248477A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特徴物の説明を含めて、わかりやすい音声案
内を行う。 【解決手段】 ナビゲーション制御部14は、経路が設
定されたときには、所定の案内ポイントにおけるIDサ
イン(特徴物)についてのデータを情報センタ34から
取得し、IDサインデータベース20に記憶しておく。
経路走行中案内ポイントに近づいたときには、IDサイ
ンデータベース20に記憶されているデータに基づきI
Dサインを利用した音声案内を行う。この際、この音声
案内のタイミングをIDサインの位置に対し、自車が適
当な位置に至った時にする。これによって、IDサイン
が見やすい位置で、案内を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に基づい
て抽出した特徴物を利用して案内を行う音声案内ナビゲ
ーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、経路案内のためのナビゲーシ
ョン装置が知られており、広く普及されるようになって
きている。このナビゲーション装置は、通常ディスプレ
イを有し、ここに現在地表示を含む地図を表示すること
を基本とする。また、目的地を設定した場合には、記憶
している地図情報に基づいて、目的地までの最適経路を
探索する。そして、目的地までの経路が設定された走行
においては、経路を常に表示して経路案内を行う。
【0003】また、走行中は、運転者は前方を注視する
ことが必要であり、ディスプレイを注視することはでき
ない。そこで、音声により、右左折などを案内すること
も行われている。すなわち、案内が必要な案内交差点
(分岐点)の手前で「○○m先××交差点を左方向で
す。」等という案内音声をスピーカから出力し、経路を
案内する。これによって、運転者は前方を注視したまま
耳から案内を得ることができる。
【0004】ここで、分岐点の特定には、通常交差点名
が用いられるが、必ずしも分かりやすくない。そこで、
特開平4−1520号公報や特開平4−324321号
公報には、交差点に存在するビル名等の特徴物を案内に
利用することが提案されている。このような特徴物を利
用することによって、運転者に分岐点を分かりやすく説
明でき、より好適な経路案内が行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
特徴物を利用するものは、運転者が特徴物を容易に見い
だすことができることを前提にしている。しかし、自車
両に位置によっては、運転者にとって、特徴物を見つけ
にくい場合も生じる。このような場合には、案内がかえ
ってわかりにくいものになってしまうという問題点があ
った。
【0006】本発明は、上記問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、自車位置と特徴物の位置
関係を考慮することによって、運転者にわかりやすい音
声案内を行うことができる車両用音声案内ナビゲーショ
ン装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両運転者へ
の案内を音声にて行う音声案内ナビゲーション装置にお
いて、道路付近の特徴物の位置データを取得する取得手
段と、前記特徴物の位置に応じて、この特徴物を利用し
た音声による案内の案内開始時期を制御する案内時期制
御手段と、を有することを特徴とする。このように、案
内開始時期を調整できるため、特徴物を確認しやすくな
る。
【0008】また、本発明は、前記案内時期制御手段
は、さらに特徴物の視認性に応じて、前記案内開始時期
を調整することを特徴とする。小さな特徴物を遠くで案
内するために、特徴物を発見できない等という問題の発
生を防止できる。
【0009】また、本発明は、前記取得手段は、特徴物
についてのデータを外部のデータベースから取得するこ
とを特徴とする。特徴物のデータを内部に保持しておく
必要がなく、装置構成を簡略化できる。また、外部のデ
ータベースであれば、これを更新することも比較的容易
である。
【0010】また、本発明は、前記案内時期制御手段
は、特徴物の自車位置からの相対方向に関する案内を前
記音声案内文に加えることを特徴とする。方向について
の案内が入っているため、運転者が特徴物を認識しやす
い。
【0011】また、本発明は、車両運転者への案内を音
声にて行う音声案内ナビゲーション方法において、道路
付近の特徴物の位置データを取得し、取得した特徴物の
位置に応じて、この特徴物を利用した音声による案内の
案内開始時期を決定し、決定された時期になったとき
に、特徴物を含めた音声案内を行うことを特徴とする。
【0012】また、本発明は、音声案内ナビゲーション
装置に車両運転者への案内を音声にて出力させる音声案
内ナビゲーションプログラムを記録した媒体であって、
該音声案内ナビゲーションプログラムは、音声案内ナビ
ゲーション装置に、道路付近の特徴物の位置データを取
得させ、前記特徴物の位置に応じて、前記特徴物を利用
した音声による案内の案内開始時期を決定させ、決定さ
れた時期になったときに、特徴物を含めた音声案内を行
わせることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0014】図1は、一実施形態に係る装置の全体構成
を示すブロック図である。車両には、カメラ10が搭載
されている。このカメラ10はCCDカメラなどで構成
され、車両の前方の画像を取得する。また、カメラ10
には、画像処理部12が接続されており、画像処理部1
2はカメラ10から供給される画像データについて各種
の処理を行う。例えば、カメラ10から供給される画像
データを2値化したり、各種形状を抽出したりし、後述
するナビゲーション制御部14における所定形状のID
サインが存在するか否かの処理を行うための前処理を行
う。なお、この画像処理部において、IDサインが存在
するか否かの判定まで行ってもよい。
【0015】この画像処理部12には、ナビゲーション
制御部14が接続されている。このナビゲーション制御
部14はナビゲーションのための各種処理を行う。この
ナビゲーション制御部14には、現在位置検出のための
DGPS装置16が接続されており、ここから現在位置
情報が供給される。このDGPS装置16はGPS(グ
ローバル・ポジショニング・システム)により得られる
位置情報に、地上の固定局から得られる誤差情報をあわ
せ、比較的正確な位置検出を行う。
【0016】ナビゲーション制御部14には、地図デー
タベース18が接続されている。この地図データベース
18は、経路案内及び地図表示に必要な各種の地図デー
タを記憶するものであり、例えばCDROMで構成され
ている。なお、地図データベース18をRAMなどで構
成し、必要なデータのみを外部から取得し、ここに記憶
することも好適である。さらに、ナビゲーション制御部
14には、IDサインデータベース20が接続されてい
る。このIDサインデータベース20は、交差点などに
おける特徴物である各種の看板などについての形状、大
きさ、これを利用した案内文等を記憶している。このI
Dサインデータベース20は、CDROMなどで構成
し、予め用意しておいてもよいが、必要なものについて
外部から取得して記憶することが好適であり、本実施形
態ではRAMで構成されている。
【0017】また、ナビゲーション制御部14には、デ
ィスプレイ22が接続されていると共に、音声合成部2
4を介しスピーカ26が接続されている。ディスプレイ
22は、経路案内のための各種表示を行う。なお、この
ディスプレイ22の前面にタッチパネルを構成し、表示
に基づいて各種入力が行えるようになっている。また、
音声合成部24は、ナビゲーション制御部14から供給
されるデータに基づいて音声合成を行って音声信号を作
成し、これをスピーカ26に供給することで、スピーカ
26から所望の音声を出力する。
【0018】さらに、ナビゲーション制御部14には、
通信部28が接続されており、この通信部28を介し、
外部とのデータ通信を行う。この通信部28は、例えば
モデムを介して接続された携帯電話機などで構成される
が、電波ビーコンや、光ビーコンとの通信を行う通信機
や、衛星通信を行う通信機などを備えることも好適であ
る。
【0019】車両の通信部(携帯電話機)28は、無線
基地局30、公衆回線網32を介し、情報センタ34と
接続されている。情報センタ34は、各種の情報を記憶
するデータベース36を有しており、車両からのリクエ
ストに応じて、各種のデータを提供する。
【0020】次に、車両において、経路を設定したとき
の動作について、図2に基づいて説明する。まず、経路
設定を行う場合には、通常のナビゲーション装置と同様
に、目的地を設定する。目的地は、地図上で設定した
り、施設名、住所など各種の情報から入力できる。そし
て、この目的地を設定した場合には、地図データベース
18の地図情報を基に最適経路の探索を行い、この結果
に基づいて目的地までの経路が設定される(S11)。
【0021】このようにして経路が設定された場合に
は、この設定された経路において右左折を行う分岐点な
どの案内ポイントについてのデータを抽出する(S1
2)。そして、これら案内ポイントについてのデータを
情報センタ34に送信し、案内ポイントについてのID
サインデータの送信をリクエストする(S13)。
【0022】ここで、案内ポイントについてのデータと
は、分岐点を直接特定するデータであってもよく、ある
いは設定された経路を含むエリアを特定するデータであ
ってもよい。
【0023】情報センタ34では、後述するような動作
により、案内ポイントについてのIDサインデータを用
意し、これを送信してくる。そこで、車両側では送られ
てくるIDサインデータを受信する(S14)。次に、
取得したIDサインデータと、設定された経路とを比較
し、IDサインの位置と、案内ポイントでの右左折の方
向などの相対的なデータを検出する(S15)。そし
て、検出したデータにより、案内文を決定し、IDサイ
ンデータと共に、IDサインデータベース20に記憶す
る(S16)。
【0024】次に、情報センタ34における動作につい
て、図3に基づいて説明する。まず、車両からの案内ポ
イントにおけるIDサインデータのリクエストがあるか
を判定している(S21)。この判定で、YESであれ
ば、提供された案内ポイントについて、IDサインデー
タがあるか否かを判定する(S22)。例えば、分岐点
の案内において、「○○というガソリンスタンドの看
板」等というIDサインがその案内ポイントに関連して
設定してあるかどうかを判定する。
【0025】そして、このS22の判定でYESであれ
ば、IDサインデータをデータベース36から取得する
(S23)。このIDサインデータは、IDサインの形
状についての画像データ、存在位置(緯度、経度、高
さ)、説明文などからなっている。なお、このようなI
Dサインデータは、必ずしも情報センタ34で固定的に
記憶していなくてもよい。例えば、情報センタ34にお
いて、走行する車両から画像データの提供を受け、利用
価値のあるものを自動的に記憶するようにしてもよい。
次に、取得したIDサインデータを車両送信用に処理し
(S24)、これを車両に配信する(S25)。なお、
S22において、データがなければ、S25において、
IDサインデータがない旨のデータを送信する。この場
合、IDサインデータを利用しない交差点名などを送信
するようにしてもよい。
【0026】なお、IDサインがどこになるかについて
データを全て車両側のIDサインデータベース20に記
憶していれば、情報センタ34との通信動作の必要はな
く、上述のようなIDサインデータの記憶のための動作
を全て車両側で行うことができる。また、目的地を情報
センタ34に提供して目的地までの経路の設定、IDサ
インデータの作成までを全て情報センタ34にて行うこ
ともできる。
【0027】次に、経路を設定して走行しているときの
動作について、図4に基づいて説明する。まず、走行中
においては、DGPS装置16からの情報などを基に、
現在位置を常時検出している。そこで、案内ポイントが
500m以内かを判定している(S31)。そして、こ
の判定でYESとなった場合には、案内ポイントについ
てのIDサインデータをIDサインデータベース20か
ら読み込む(S32)。そして、現在位置からIDサイ
ンの方向を特定する(S33)。すなわち、現在位置
(車線を含む)と、IDサインデータによる位置、大き
さなどのデータから現在位置からどの方向にIDサイン
が見えるかを特定する。
【0028】次に、カメラ10によって得た画像と、読
み込んだIDサインの形状についてのデータを比較し、
IDサインについての画像認識を行う(S34)。例え
ば、IDサインが○○ガソリンスタンドの看板であれ
ば、そのロゴのデータと、カメラ10で得た画像につい
ての比較を行う。そして、IDサインが認識できたかを
判定する(S35)。
【0029】この判定で、YESであれば、案内時期を
決定する(S36)。この案内時期の決定は、IDサイ
ンである例えば看板の大きさや見やすさ、さらに車速な
どを考慮して決定する。すなわち、看板などは、車両が
走行している際に、目に入りやすいタイミングがある。
そこで、そのタイミングで、案内文が出力されるよう
に、案内時期を決定する。すなわち、S15で検出した
自車位置とIDサインの相対位置により、案内時期を決
定する。
【0030】特に、看板などのIDサインは、他のビル
の陰になったりして見えないタイミングもある。そこ
で、IDサインが見えるタイミングを選ぶことが重要で
ある。さらに、案内文の出力には、ある程度の時間がか
かる。そこで、車速に応じて、案内の出力開始時期を変
更することも好適である。また、IDサインには、非常
にわかりやすいものもあれば、あまりわかりやすくない
ものも存在する。非常にわかりやすいものであれば、案
内ポイントにおける通常の経路案内のタイミングで単に
IDサインを含めた案内を行えばよい。一方、それほど
わかりやすくなければ、IDサインについての説明も含
め、若干早めに案内を行うことが好適である。また、看
板などの大きさに応じて案内のタイミングを変更するこ
とも好適である。
【0031】そして、案内時期にきたかを判定し(S3
7)、案内時期にきた場合にIDサインを利用した案内
を実施する(S38)。例えば、「○○ガソリンスタン
ドの先の交差点を右方向です。」等という案内を実施す
る。ここで、IDサインが通常のタイミングにおいて見
えないような場合に、「もう少し進むと○○ガソリンス
タンドが見えてきますので、その先の交差点を右方向で
す。」等という案内を行うことも好適である。
【0032】さらに、IDサインの存在する方向を案内
文に含めることも好適である。例えば、「右前方の○○
ガソリンスタンドの先の交差点を右方向です。」、「正
面に見える○×自動車の販売店の交差点を右方向で
す。」、「前方ちょっと左方向に見える××レストラン
の看板の手前の信号を左方向です。」等という案内が行
える。
【0033】また、案内ポイントの交差点に至る間に、
複数のIDサインを含めることも好適である。例えば、
「左側の○○ガソリンスタンドを通り過ぎ、××レスト
ランの手前の交差点を左方向です。」等という案内もで
きる。なお、案内ポイントの交差点をすぎたときには、
次の案内ポイント(または最終目的地)についての案内
を行うことが好適である。例えば、「この先しばらく
は、○○方面に向けて直進です。」等という案内を出力
する。
【0034】なお、S35においてNOであり、IDサ
インを認識できなかったときには、通常の案内を行う
(S39)。例えば、「300m先、○○交差点を左方
向です。」等という案内を出力する。
【0035】また、このような音声出力する案内文は各
種あり、基本的に外部からテキストデータで取得する。
そこで、音声合成部24で音声信号を得る。
【0036】このように、本実施形態によれば、IDサ
インの位置に応じて、案内のタイミングを決定する。従
って、IDサインがよく見えるような自車位置にきたと
きに、IDサインを利用した案内文を出力することがで
きる。また、車速に応じて案内タイミングを調整するこ
とで、より好ましいタイミングでの案内が行える。さら
に、案内文にIDサインの見える方向についての言葉を
加えることで、IDサインを運転者が認識しやすくな
る。また、IDサインの大きさ、見やすさなどに応じ
て、案内のタイミングを調整することで、よりIDサイ
ンを認識しやすくすることができる。
【0037】また、本実施形態では、IDサインを画像
認識できた場合に、IDサインを利用した案内を行う。
このため、違法駐車の車や建物の改築などの都合で、I
Dサインが見えない場合に、これを利用した案内が行わ
れてしまうことを防止できる。また、情報センタ34が
常に走行している車両から画像データをもらいIDサイ
ンについてのデータを更新しておけば、常に最新の情報
を用いた案内を行うことができる。
【0038】さらに、目的地への案内では、目的地周辺
のIDサインを用いて、最終目的地に近い案内が可能に
なる。特に、最終目的地は、各種店舗、施設、駐車場等
の場合も多く、IDサイン自体が、最終目的地となる場
合も多い。このような場合には、最終目的地そのものへ
の案内が行える。
【0039】また、ナビゲーション制御部14における
上述のような動作は、ROMなどに記憶してあるプログ
ラムを実行することで達成される。しかし、このプログ
ラムは、外部からロードしてEEPROMに記憶するこ
となども好適である。このようなロードするプログラム
は、CDROMなどに記憶して提供したり、通信で提供
することなどが可能である。特に、情報センタ34がナ
ビゲーション制御部14の通信で提供することも好適で
ある。また、最初のプログラムは、ナビゲーション装置
14に予め記憶しておき、これをCDROMや、通信で
バージョンアップすることも好適である。さらに、地図
データベース18にプログラムを記憶しておくことも好
適である。
【0040】なお、IDサインとしては、建物等も有
り、この場合には、三次元データを持っておき、見える
方向に応じて、形状データを変更することが好ましい。
また、上述の案内は、交差点などを案内ポイントとした
が、単に通過する地点における確認用の案内にIDサイ
ンを利用することも好適である。また、昼間と夜間で
は、見やすいIDサインが異なることも多いため、明る
さに応じて、IDサインを変更することも好適である。
【0041】さらに、ドライバの視認しやすい目標物
(IDサイン)についてのデータを取得して音声案内を
行うことも好適である。この場合、目標物についてのデ
ータは、必ずしも外部から取得せず、車載の地図データ
ベース18などに記憶されているものを読み出して取得
してもよい。また、必ずしも画像認識する必要もない。
【0042】例えば、図5に示すような経路を走行する
場合において、ドライバにとって視認しやすい「レスト
ラン○×」、「○○ガソリンスタンド」などをIDサイ
ンとして利用する。そして、「レストラン○×から50
0m先の交差点を左折です。」、「○○ガソリンスタン
ドの次の交差点を左方向です。」などという、案内ポイ
ント(交差点分岐、合流など)までの距離やそこまでの
分岐点数などの相対的な表現を含めた案内を行う。この
ように、案内ポイント周辺の目標物に限らず、経路上に
ある確実に視認できる目標物を利用した案内を行うこと
で、わかりやすい案内が行え、ドライバの安心感を向上
させることができる。
【0043】さらに、単純な道なりの走行中において、
走行中においてドライバの視認しやすい目標物を利用し
て案内を行うことも好適である。例えば、図6に示すよ
うに、従来から行われている「しばらく10km程道な
りです。」などという案内に代え、または加えて、「×
×駅から50km程直進が続きます。」などという目標
物を利用した案内を行う。これによって、ドライバの安
心感を向上させることができる。なお、このような案内
は、ドライバの運転心理安定のために行うものであり、
煩わしさを感じない程度の頻度(数分に1回)で行うこ
とが好ましい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特徴物の存在位置に応じて案内の開始時期を調整するた
め、適切なタイミングで特徴物を利用したわかりやすい
案内を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成を示すブロック図である。
【図2】 経路設定時のフローチャートである。
【図3】 センタにおけるフローチャートである。
【図4】 走行時におけるフローチャートである。
【図5】 案内の具体例を示す図である。
【図6】 案内の具体例を示す図である。
【符号の説明】
10 カメラ、12 画像処理部、14 ナビゲーショ
ン制御部、16 DGPS装置、18 地図データベー
ス、20 IDサインデータベース、22 ディスプレ
イ、24 音声合成部、26 スピーカ、28 通信
部、30 無線基地局、32 公衆電話回線、34 情
報センタ、36 データベース。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両運転者への案内を音声にて行う音声
    案内ナビゲーション装置において、 道路付近の特徴物の位置データを取得する取得手段と、 前記特徴物の位置に応じて、この特徴物を利用した音声
    による案内の案内開始時期を制御する案内時期制御手段
    と、 を有することを特徴とする音声案内ナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記案内時期制御手段は、さらに特徴物の視認性に応じ
    て、前記案内開始時期を調整することを特徴とする音声
    案内ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の装置におい
    て、 前記取得手段は、特徴物についてのデータを外部のデー
    タベースから取得することを特徴とする音声案内ナビゲ
    ーション装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載の装
    置において、 前記案内時期制御手段は、特徴物の自車位置からの相対
    方向に関する案内を前記音声案内文に加えることを特徴
    とする音声案内ナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 車両運転者への案内を音声にて行う音声
    案内ナビゲーション方法において、 道路付近の特徴物の位置データを取得し、 取得した特徴物の位置に応じて、この特徴物を利用した
    音声による案内の案内開始時期を決定し、 決定された時期になったときに、特徴物を含めた音声案
    内を行うことを特徴とする音声案内ナビゲーション方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法において、 前記特徴物についてのデータを外部のセンタから通信で
    取得することを特徴とする音声案内ナビゲーション方
    法。
  7. 【請求項7】 音声案内ナビゲーション装置に車両運転
    者への案内を音声にて出力させる音声案内ナビゲーショ
    ンプログラムを記録した媒体であって、 該音声案内ナビゲーションプログラムは、音声案内ナビ
    ゲーション装置に、道路付近の特徴物の位置データを取
    得させ、 前記特徴物の位置に応じて、前記特徴物を利用した音声
    による案内の案内開始時期を決定させ、 決定された時期になったときに、特徴物を含めた音声案
    内を行わせることを特徴とする音声案内ナビゲーション
    プログラムを記録した媒体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の媒体において、 前記音声案内ナビゲーションプログラムは、さらに特徴
    物の視認性に応じて、前記案内開始時期を調整させるこ
    とを特徴とする音声案内ナビゲーションプログラムを記
    録した媒体。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の媒体におい
    て、 前記音声案内ナビゲーションプログラムは、特徴物につ
    いてのデータを外部のデータベースから取得させること
    を特徴とする音声案内ナビゲーションプログラムを記録
    した媒体。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか1つに記載の
    媒体において、 前記音声案内ナビゲーションプログラムは、特徴物の自
    車位置からの相対方向に関する案内を前記音声案内文に
    加えさせることを特徴とする音声案内ナビゲーションプ
    ログラムを記録した媒体。
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