JPH11246794A - 粉体塗料用樹脂組成物 - Google Patents

粉体塗料用樹脂組成物

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JPH11246794A
JPH11246794A JP5359298A JP5359298A JPH11246794A JP H11246794 A JPH11246794 A JP H11246794A JP 5359298 A JP5359298 A JP 5359298A JP 5359298 A JP5359298 A JP 5359298A JP H11246794 A JPH11246794 A JP H11246794A
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JP
Japan
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group
component
meth
weight
resin composition
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Pending
Application number
JP5359298A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Masuda
増田  敏幸
Hirosuke Kawabata
裕輔 川端
Katsuyuki Tanaka
克幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来多用されてきた酸−エポキシ架橋によるエ
ステル樹脂やエポキシ樹脂の欠点を克服し、優れた耐候
性を有するだけでなく、従来のアクリル系樹脂では実現
できなかった機械的特性を有する塗膜を得ることがで
き、かつ環境問題をクリアし、さらに低コストで製造可
能な、新たな架橋形式を有する粉体塗料を提供するこ
と。 【解決手段】特定構造のシリル基を含有するビニル系単
量体1〜30重量部、グリシジル基を含有するビニル系
単量体1〜30重量部及びそれら以外の他の共重合可能
なビニル系単量体98〜40重量部からなるビニル系共
重合体100重量部と1分子中に3個以上のカルボキシ
ル基を含有する有機化合物1〜30重量部とを必須成分
とし、前記共重合体は特定構造のシリル基を主たる架橋
性基とし、かつガラス転移温度が40〜100℃で、数
平均分子量が2000〜20000である粉体塗料用樹
脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、粉体塗料用樹脂組
成物に関する。詳しくは、例えば、自動車部品、産業機
械、スチール製家具、建築物内外装、家電用品などに好
適に用いられる粉体塗料用樹脂組成物に関し、さらに詳
しくは、優れた耐水性、外観性、熱硬化性、耐衝撃性な
どを呈するとともに、極めて優れた耐候性を呈する粉体
塗料用樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車部品、産業機械、スチール
製家具、建築物内外装、家電用品などの塗装には、酸−
エポキシ架橋によるエステル樹脂やエポキシ樹脂を主と
して含有する塗料が用いられている。しかし、該塗料は
比較的安価ではあるものの、屋外での使用においては極
端に耐候性が低下するという問題があった。
【0003】屋外での耐候性に優れる塗料としては、フ
ッ素樹脂を用いるものがあるが、この場合、コストが大
きく跳ね上がり、実用的ではないという問題がある。ま
た、地球環境に対する影響が重要視され、溶剤型塗料は
大量の揮発分の発生により敬遠されつつあり、溶剤型塗
料から粉体塗料への置き換えが必要に迫られている。
【0004】粉体塗料で多く使用されているポリエステ
ル系樹脂は塗膜物性のバランスがよいが、耐候性は十分
ではない。一方、耐候性向上のためにアクリル系樹脂が
使用されるが、ポリエステル系樹脂ほどの物性バランス
が得られない。アクリル樹脂はポリエステル樹脂に比べ
ると硬くて脆い傾向があり、機械的特性などはポリエス
テル樹脂にはおよばない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決するためになされたものであり、その目的とする
ところは、上記の従来多用されてきた酸−エポキシ架橋
によるエステル樹脂やエポキシ樹脂の欠点を克服し、優
れた耐候性を有するだけでなく、従来のアクリル系樹脂
では実現できなかった機械的特性を有する塗膜を得るこ
とができ、かつ環境問題をクリアし、さらに低コストで
製造可能な、新たな架橋形式を有する粉体塗料を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の構成から
なる新規な樹脂組成物を提供するものであり、これによ
り上記目的が達成される。 1)(A)成分:下記(a)成分、(b)成分及び
(c)成分からなるビニル系共重合体100重量部 (a)成分:下記一般式(1)で表されるシリル基を含
有するビニル系単量体1〜30重量部 (b)成分:グリシジル基を含有するビニル系単量体1
〜30重量部 (c)成分:前記(a)成分及び(b)成分以外の他の
共重合可能なビニル系単量体98〜40重量部 (B)成分:1分子中に3個以上のカルボキシル基を含
有する有機化合物1〜30重量部 上記(A)成分および(B)成分とを必須成分とし、前
記(A)成分は下記一般式(1)で表されるシリル基を
主たる架橋性基とし、かつガラス転移温度が40〜10
0℃で、数平均分子量が2000〜20000であるこ
とを特徴とする粉体塗料用樹脂組成物。
【0007】
【化2】
【0008】(式中、R1は炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数6〜10のアリール基および炭素数7〜10
のアラルキル基よりなる群から選ばれる少なくとも1種
の基であり、複数個の場合はそれらは同一であっても異
なっていてもよい。Xは水素原子、ハロゲン原子、ヒド
ロキシ基、アルコキシ基、フェノキシ基、チオアルコキ
シ基、アシロキシ基、アミノキシ基、ケトキシメート
基、アミノ基、アミド基、およびアルケニルオキシ基よ
りなる群から選ばれる少なくとも1種の基であり、複数
個の場合はそれらは同一であっても異なっていてもよ
い。aは0〜2の整数である。) 2)前記(A)成分以外の架橋硬化可能な重合体を含
み、かつ前記(A)成分は(A)成分および前記重合体
の総和の20重量%以上100重量%未満であることを
特徴とする前記1)に記載の粉体塗料用樹脂組成物。
【0009】3)前記一般式(1)中のXがアルコキシ
基であることを特徴とする前記1)または2)に記載の
粉体塗料用樹脂組成物。 4)前記(a)成分は、3−(メタ)アクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプ
ロピルトリエトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシ
プロピルメチルジメトキシシランおよび3−(メタ)ア
クリロキシプロピルメチルジエトキシシランよりなる群
から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前
記1)〜3)の何れか1項に記載の粉体塗料用樹脂組成
物。
【0010】5)前記(b)成分は、グリシジル(メ
タ)アクリレート、2−メチルグリシジル(メタ)アク
リレートおよびアリルグリシジルエーテルよりなる群か
ら選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記
1)〜4)の何れか1項に記載の粉体塗料用樹脂組成
物。 6)前記(B)成分の分子量は、200〜2000であ
ることを特徴とする前記1)〜5)の何れか1項に記載
の粉体塗料用樹脂組成物。
【0011】(A)成分は、一般式(1)で表されるシ
リル基を含有するビニル系単量体である(a)成分、グ
リシジル基を含有するビニル系単量体である(b)成分
及びそれら(a)成分及び(b)成分以外の他の共重合
可能なビニル系単量体である(c)成分を共重合させる
ことによって製造される。(a)成分は、一般式(1)
で表されるシリル基を有すれば特に制限はないが、例え
ば、CH2=CHSi(OCH33、CH2=CHSi
(CH3)(OCH32、CH2=C(CH3)Si(O
CH33、CH2=C(CH3)Si(CH3)(OC
32、CH2=CHSi(OC253、CH2=CH
Si(OC373、CH2=CHSi(OC493
CH2=CHSi(OC6133、CH2=CHSi(O
8173、CH2=CHSi(OC10213、CH2
=CHSi(OC12253、CH2=CHCOO(CH
23Si(OCH33、CH2=CHCOO(CH23
Si(CH3)(OCH32、CH2=C(CH3)CO
O(CH23Si(OCH33、CH2=C(CH3)C
OO(CH23Si(CH3)(OCH32、CH2=C
HCOO(CH23Si(OC253、CH2=CHC
OO(CH23Si(CH3)(OC252、CH2
C(CH3)COO(CH23Si(OC253、CH
2=C(CH3)COO(CH23Si(CH3)(OC2
52、CH2=CHCOO(CH23Si(OCH2
2OCH33、CH2=CHCOO(CH23Si(C
3)(OCH2CH2OCH32、CH2=C(CH3
COO(CH23Si(OCH2CH2OCH33、CH
2=C(CH3)COO(CH23Si(CH3)(OC
2CH2OCH32、CH2=C(CH3)COO(CH
22O(CH23Si(OCH33、CH2=C(C
3)COO(CH22O(CH23Si(CH3)(O
CH32、CH2=C(CH3)COO(CH211Si
(OCH33、CH2=C(CH3)COO(CH211
Si(CH3)(OCH32、CH2=CHCH2OCO
(ort−C64)COO(CH23Si(OCH33
(ort−C64は、オルトフェニレン基を示す)、C
2=CHCH2OCO(ort−C64)COO(CH
23Si(CH3)(OCH32、CH2=CH(C
24Si(OCH33、CH2=CH(CH 28Si
(OCH33、CH2=CHO(CH23Si(OC
33、CH2=CHCH2O(CH23Si(OC
33、CH2=CHCH2OCO(CH210Si(O
CH33、CH2=CH(para−C64)Si(O
CH33、CH2=CH(para−C64)Si(C
3)(OCH32(para−C64は、パラフェニ
レン基を示す)、CH2=C(CH3)(para−C6
4)Si(OCH33、CH2=C(CH3)(par
a−C64)Si(CH3)(OCH3 2などのアルコ
キシシリル基含有単量体;CH2=CHCOO(CH2
3Si(CH3)Cl2、CH2=CHCOO(CH23
iCl3、CH2=C(CH3)COO(CH23Si
(CH32Cl、CH2=C(CH3)COO(CH23
Si(CH3)Cl2、CH2=C(CH3)COO(CH
23SiCl3などのハロシリル基含有単量体;CH2
C(CH3)COO(CH23Si(OH)3、CH2
C(CH3)COO(CH23Si(CH3)(OH)2
などのシラノール基含有単量体;CH2=C(CH3)C
OO(CH23Si(OCOCH33などのアセトキシ
シリル基含有単量体が挙げられる。
【0012】これらの中では、特にアルコキシシリル基
含有単量体がコスト、安定性などの点で好ましく、例え
ば、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシ
シラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメ
トキシシラン、および3−(メタ)アクリロキシプロピ
ルメチルジエトキシシランよりなる群から選ばれる少な
くとも1種、またはこれらの2種以上の混合物等があげ
られる。ここで、「(メタ)アクリロキシ」とは、「メ
タクリロキシまたはアクリロキシ」を意味する。尚、後
述において用いられる「(メタ)」の用語もこれと同様
の表記法を意味する。
【0013】これらのシリル基含有ビニル系単量体は、
1種または2種以上を併用してもよく、また、シリル基
含有ビニル系単量体を含むビニル系共重合体(以下、単
に「ビニル系共重合体」という)100重量部中1〜3
0重量部共重合される。好ましく2〜25重量部、より
好ましくは5〜23重量部共重合されるのがよい。シリ
ル基含有ビニル系単量体を共重合する量が、1重量部よ
り少ない場合、樹脂組成物の硬化特性、塗膜の機械的強
度、耐久性に劣り、30重量部を超えた場合、樹脂の貯
蔵安定性が低下する。
【0014】前記(b)成分のグリシジル基を含有する
ビニル系単量体には、特に限定はなく、例えば、グリシ
ジル(メタ)アクリレート、2−メチルグリシジル(メ
タ)アクリレート、アリルグリシジルエーテルなどより
なる群から選ばれる少なくとも1種、またはこれらの2
種以上の混合物等が挙げられる。これらの(b)成分
は、1種または2種以上を併用してもよく、これらの単
量体を用いて得られる(A)成分100重量部中1〜3
0重量部共重合される。好ましくは2〜26重量部、よ
り好ましくは5〜25重量部共重合されるのがよい。
(b)成分を共重合する量が、1重量部より少ない場
合、塗膜の機械的特性に劣り、30重量部を超えた場
合、平滑性が低下する。
【0015】前記(c)成分のその他の共重合可能なビ
ニル系単量体には、特に限定がなく、例えば、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アク
リレート、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート等のビニル系単量体;スチレ
ン、α−メチルスチレン、クロロスチレン、4−ヒドロ
キシスチレン、ビニルトルエン等の芳香族炭化水素系ビ
ニル系単量体;アクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、無水マレイン酸、イタコン酸、無水イタコン酸、ク
ロトン酸、フマル酸、シトラコン酸等のα,β−エチレ
ン性不飽和カルボン酸、スチレンスルホン酸、ビニルス
ルホン酸等の重合可能な炭素−炭素二重結合を有する
酸;あるいは、それらの塩(アルカリ金属塩、アンモニ
ウム塩、アミン塩等);無水マレイン酸等の酸無水物ま
たはそれらと炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルコ
ールとのハーフエステル;ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)ア
クリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト等のアミノ基を有する(メタ)アクリレート;(メ
タ)アクリルアミド、α−エチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド、N−メチルアクリルアミ
ド、アクリロイルモルホリンあるいは、それらの塩酸、
酢酸塩;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ジアリルフ
タレート等のビニルエステルやアリルエステル化合物;
(メタ)アクリロニトリル等のニトリル基含有ビニル系
単量体;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルビニルエーテル、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミド、ヒドロキシスチレン、2−ヒドロ
キシ−3−フェノキシプロピルアクリレート(東亜合成
化学(株)製、商品名:アロニックスM−5700)、
水酸基含有ビニル系変性ヒドロキシアルキルビニル系単
量体等の水酸基含有ビニル系単量体;(メタ)アクリル
酸のヒドロキシアルキルエステル類等のα,β−エチレ
ン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル類
とリン酸エステル基含有ビニル系化合物あるいはウレタ
ン結合やシロキサン結合を含む(メタ)アクリレート等
のビニル系化合物;AS−6、AN−6、AA−6、A
B−6、AK−5などのメタクリロイル基含有マクロモ
ノマー(以上、東亜合成化学(株)製);ビニルメチル
エーテル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、クロロプレ
ン、プロピレン、ブタジエン、N−ビニルイミダゾール
等のその他のビニル系単量体等が挙げられる。
【0016】(A)成分の共重合体は、架橋性基とし
て、一般式(1)で表されるシリル基を有する。該シリ
ル基は分子間を架橋する機能を有する主たる架橋性基で
あるが、(A)成分は、他に架橋性基として(b)成分
のグリシジル基を有することができ、更に所望により例
えば水酸基等の他の架橋性基を有することもできる。
(A)成分中に存在する全架橋性基のうち該シリル基の
個数が50%以上であることが好ましく、70%以上で
あることがさらに好ましく、80%以上であることが特
に好ましい。該シリル基は、(A)成分1分子中に好ま
しくは少なくとも1個、更には2〜10個存在すること
が好ましい。また、該グリシジル基は、(A)成分1分
子中に好ましくは少なくとも1個、更には2〜10個存
在することが好ましい。
【0017】(A)成分を製造する方法には、公知の重
合方法、例えば塊状重合、懸濁重合、溶液重合などが利
用できるが、特に合成の容易さから、過酸化物やアゾ化
合物などのラジカル開始剤を用いた溶液重合が好まし
い。前記溶液重合に用いられる重合溶剤は、炭化水素類
(トルエン、キシレン、n−ヘキサン、シクロヘキサン
など)、酢酸エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチルな
ど)、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプ
ロパノール、n−ブタノールなど)、エーテル類(エチ
ルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテー
トなど)、ケトン類(メチルエチルケトン、アセト酢酸
エチル、アセチルアセトン、ジアセトンアルコール、メ
チルイソブチルケトン、アセトンなど)などの非反応性
の溶剤であれば特に限定はない。
【0018】前記溶液重合に用いられる開始剤として
は、特に制限されるべきものではないが、過酸化ベンゾ
イルや過酸化第三ブチルなどの有機過酸化物、2,2’
−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス
(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、
2,2’−アゾビス(2−シクロプロピルプロピオニト
リル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリ
ル)などのアゾ化合物等のラジカル開始剤等が挙げられ
る。
【0019】前記溶液重合においては、必要に応じてn
−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、
n−オクチルメルカプタン、n−オクタデシルメルカプ
タン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3
−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−メルカ
プトプロピルメチルジメキシシラン、3−メルカプトプ
ロピルメチルジエトキシシラン、(H3CO)3Si−S
−S−Si(OCH33、(H3CO)3Si−S6−S
i(OCH33などの連鎖移動剤を用い、分子量を調節
することができる。特に、アルコキシシリル基を分子中
に有する連鎖移動剤、例えば、3−メルカプトプロピル
トリメトキシシランを用いれば、シリル基含有アクリル
共重合体の末端にアルコキシシリル基を導入することが
できる。
【0020】前記溶液重合において、以上に挙げられた
単量体類、開始剤、連鎖移動剤などを重合溶剤に所定量
投入し、重合を実施し、溶媒を減圧にて除去することに
より、(A)成分が得られる。(A)成分の数平均分子
量は、2000〜20000が好ましく、より好ましく
は3000〜10000なる範囲である。分子量が20
00未満の場合は、塗膜が充分な機械物性を発現するこ
とが困難になり、また20000を越える場合は、塗膜
の平滑性が劣るという問題がある。
【0021】さらに、(A)成分のガラス転移温度は、
40〜100℃が好ましく、より好ましくは50〜80
℃である。40℃より低い場合は、粉体塗料の貯蔵安定
性が劣り、一方、100℃より高い場合は塗膜の平滑性
が劣るという問題がある。(A)成分は水分の作用によ
りシロキサン結合を形成する架橋硬化可能な共重合体で
ある。本発明においては、(A)成分以外の他の架橋硬
化可能な重合体(以下、重合体(A′)ともいう)を
(A)成分と共に併用することができる。該重合体
(A′)は、単独重合体、共重合体を包含するものであ
り、例えばエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル
樹脂、シリコン樹脂等が挙げられ、1種以上用いること
ができる。重合体(A′)は、架橋性基として一般式
(1)で表されるシリル基の他、エポキシ基、水酸基基
等の任意の架橋性基を有することができる。
【0022】重合体(A′)を併用する場合、(A)成
分は(A)成分および重合体(A′)の総和の20重量
%以上100重量%未満用いるのがよく、30重量%以
上が好ましく、50重量%以上が更に好ましく、80重
量%以上が特に好ましい。前記(B)成分である、1分
子中に3個以上のカルボキシル基を含有する有機化合物
としては、分子量が200〜1000であれば、特に限
定なく、例えば、トリメチロールプロパン、トリメチロ
ールオクタン等のトリアルコール類および/またはペン
タエリスリトール等のテトラアルコール類と無水コハク
酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水
フタル酸、4−メチルヘキサヒドロ無水フタル酸等の酸
無水物類との反応物および部分反応物が挙げられる。
【0023】こららの中では、硬化性、塗膜の機械的強
度などの物性バランスの点から、トリメチロールプロパ
ン1molと4−メチルヘキサヒドロ無水フタル酸3m
olの反応物、トリメチロールオクタン1molと4−
メチルヘキサヒドロ無水フタル酸3molの反応物、下
記化3に示すペンタエリスリトール1molと4−メチ
ルヘキサヒドロ無水フタル酸4molの反応物が好まし
い。
【0024】
【化3】
【0025】前記(B)成分は、前記(A)成分100
重量部に対して1〜30重量部使用されるが、好ましく
は2〜20重量部、さらに好ましくは2〜10重量部使
用される。また、前記(A)成分中のグリシジル基の個
数と前記(B)成分の有機化合物中のカルボキシル基の
個数の比は、1:3〜3:1が好ましいが、さらに1:
2〜2:1の範囲が好ましい。
【0026】本発明の粉体塗料用樹脂組成物は、前記
(B)成分中のカルボキシル基が一般式(1)で表され
るシリル基の加水分解・縮合触媒になりうるため、主と
して、(A)成分中の一般式(1)で表されるシリル基
同志の架橋と(B)成分のカルボキシル基と(A)成分
中のグリシジル基との架橋が同時に起こるが、シリル基
同志の架橋をさらにスムーズに進めるために硬化触媒を
添加することができる。
【0027】硬化触媒としては、(A)成分の一般式
(1)で表されるシリル基の加水分解反応を促進し、速
やかに縮合反応を起こしうる硬化触媒であれば特に限定
なく使用でき、有機スルホン酸、有機スルホン酸と含チ
ッ素化合物との混合物または反応物、リン酸またはリン
酸エステル類、有機金属化合物等が挙げられる。硬化触
媒の具体例としては、例えば、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸、p−トルエンスルホン酸、1−ナフタレンスルホ
ン酸、2−ナフタレンスルホン酸などの有機スルホン酸
化合物;前記有機スルホン酸化合物と含チッ素化合物
(例えば、1−アミノ−2−プロパノール、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、2−(メチルアミ
ノ)エタノール、2−ジメチルエタノールアミン、2−
アミノ−2−メチル−1−プロパノール、ジイソプロパ
ノールアミン、3−アミノプロパノール、2−メチルア
ミノ−2−メチルプロパノール、モルホリン、オキサゾ
リジン、4,4−ジメチルオキサゾリジン、3,4,4
−トリメチルオキサゾリジンなど)との混合物または反
応物;リン酸、モノメチルホスフェート、モノエチルホ
スフェート、モノブチルホスフェート、モノオクチルホ
スフェート、モノドデシルホスフェート、ジメチルホス
フェート、ジエチルホスフェート、ジブチルホスフェー
ト、ジオクチルホスフェート、ジドデシルホスフェート
などのリン酸またはリン酸エステル;プロピレンオキサ
イド、ブチレンオキサイド、シクロヘキセンオキサイ
ド、グリシジルメタクリレート、グリシドール、アクリ
ルグリシジルエーテル、3−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキ
シシラン、3−グリシドキシプロピルトリメチルジメト
キシシラン、油化シェルエポキシ(株)製カーデュラ
E、油化シェルエポキシ(株)製のエピコート828、
エピコート1001などのエポキシ化合物とリン酸およ
び/またはモノリン酸エステルとの付加反応物;ヘキシ
ルアミン、ジ−2−エチルヘキシルアミン、N,N−ジ
メチルドデシルアミン、DABCO、DBU、モルホリ
ン、ジイソプロパノールアミンなどのアミン類;これら
のアミン類と酸性リン酸エステルとの反応物;水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ性化合物;ベ
ンジルトリエチルアンモニウムクロリドあるいはブロミ
ド、テトラブチルアンモニウムクロリドあるいはブロミ
ドなどの4級アンモニウム塩、またホスホニウム塩;オ
クチル酸スズ、ステアリン酸スズなどの2価スズ化合
物、ジブチルスズジオクトエート、ジブチルスズジラウ
レート、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジア
セチルアセトナート、ジブチルスズビストリエトキシシ
リケート、ジブチルスズジステアレート、ジブチルスズ
マレートなどのジブチルスズ化合物、ジオクチルスズジ
バーサテート、ジオクチルスズジラウレート、ジオクチ
ルスズジステアレート、ジオクチルスズマレートなどの
ジオクチルスズ化合物などの4価有機スズ化合物;テト
ラメトキシチタン、テトラステアリルオキシチタン等の
有機チタネート化合物;アルミニウムイソプロポキシ
ド、アルミニウムアセチルアセトナート等の有機アルミ
ニウム化合物;ステアリン酸ジルコニア、ジルコニウム
テトラアセチルアセトナート等の有機ジルコニウム化合
物などが挙げられる。
【0028】これらのうち有機チタネート化合物、有機
ジルコニウム化合物が、焼き付け時の硬化性の点から好
ましい。これらの硬化触媒はそれぞれ単独で使用しても
よく、また併用してもよい。これらの硬化触媒の使用量
は(A)成分100重量部に対し、0.01〜10重量
部、さらには0.1〜10重量部が好ましい。10重量
部より多ければ、貯蔵安定性に欠けたり、塗膜の外観が
低下するという問題が生じる。
【0029】本粉体塗料用樹脂組成物には必要に応じ
て、ポリエステル、エポキシ、アクリルなどの樹脂、二
酸化チタン、カーボンブラック、酸化鉄、酸化クロムな
どの無機顔料およびフタロシアニン系、キナクドリン系
などの有機顔料、着色助剤、流展剤や消泡剤、紫外線吸
収剤、帯電防止剤、ブロッキング防止剤などの添加剤を
加えることができる。これらの添加剤の配合割合は必要
特性に応じて適宜選定可能であり、また混合して使用す
ることも可能である。
【0030】粉体塗料の製造は、例えば、加熱ロール、
ニーダーなどの溶融混練機を用い、必要により上記添加
剤を含む本発明の粉体塗料用樹脂組成物を溶融、混練
し、そして冷却した後に、粉砕して調製される。また
は、(A)成分の重合後の溶液に、硬化触媒や顔料、添
加剤などを加えて混合し、本発明の粉体塗料用樹脂組成
物とし、これをスプレードライする方法も使用できる。
【0031】このようにして得られた粉体塗料は、静電
塗装や流動浸漬塗装などの公知の方法により被塗物に塗
布される。塗膜の厚みは必要に応じて適宜選定可能であ
り、通常は20〜200μm、好ましくは40〜150
μmがよい。20μmより薄い場合は、塗膜にムラが生
じやすく、200μmより厚い場合は、塗膜に凹凸がで
きやすくなるという問題がある。
【0032】得られた塗布物は、通常150〜220℃
程度の温度で、5分〜1時間焼き付けることにより、充
分に硬化させることができ、耐候性、耐酸性などの物性
に優れた硬化物(塗膜)を形成することができる。15
0℃より低温の場合や5分より短い場合は、塗膜の硬化
が充分ではなく、220℃より高温の場合や1時間より
長い場合は、作業性が悪くなったり光熱費などのコスト
が上昇するという問題が生じる。
【0033】本発明の組成物は、例えば、アルミサイデ
ィングやフェンスなどの建築内外装用、ガードレールな
どの道路資材、エアコンや冷蔵庫などの家電品などに用
いられる。
【0034】
【実施例】次に、本発明を実施例を用いてより詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に束縛されるものでは
ない。なお、以下に示す部は特に断りのない限り重量部
を示すものとする。また、実施例における分析値、特性
値および塗膜の性能は次の方法により測定又は評価した
ものである。 分析値 (1)ポリマーの数平均分子量 ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法
により測定した。Waters社製600型GPCシス
テムを用いて、クロロホルムを移動相とし、流速を1m
L/minとした。カラム温度は40℃で測定した。ポ
リスチレンを標準試料として数平均分子量を算出した。 (2)ガラス転位温度 示差走査熱量計(DSC、(株)島津製作所製DSC−
50型)を用いて、窒素雰囲気下、昇温速度5℃/mi
nで測定し、決定した。 特性値および塗膜の性能 (1)外観性 目視により、外観性、平滑性を評価した。 ◎:きわめて良好、○:良好、△:つや引け、×:不良 (2)耐候性 サンシャインウェザーメーター3000時間照射後の塗
膜外観を目視により評価した。 ◎:きわめて良好、○:ややつや引け、△:つや引け、
×:割れ、はがれ (3)耐酸性 塗膜を5%の硫酸水溶液に室温下24時間浸せきした後
の塗膜外観を目視により評価した。 ◎:きわめて良好、○:ややつや引け、△:つや引け、
×:割れ、はがれ (4)硬化性 焼き付けを行った組成物1gを200メッシュステンレ
ス金網に包み込み、アセトンに24時間浸漬して、組成
物の重量変化を調べ、重量変化がない場合をゲル分率1
00%とした。 ◎:90%以上、○:90〜80%、△:80〜70
%、×:70%以下 (5)密着性 JISK5400に準じ、碁盤目テープ法により評価し
た。 ◎:欠損部なし、○:欠損部5%以内、△:欠損部5%
〜15%、×:欠損部15%以上 (6)貯蔵安定性 40℃で1ヶ月貯蔵した粉体塗料について、ゲル化の進
行の目安として貯蔵前後でのゲル分率の変化を調べた。 ◎:変化なし、○:5%以内のゲル分率変化、△:5%
〜15%のゲル分率変化、×:15%以上のゲル分率変
化 樹脂製造例1〜4 撹拌機、還流冷却器、窒素ガス導入管および滴下ロート
を備えた反応容器に、トルエン50部を仕込み、窒素ガ
スを導入しながら110℃に昇温した後、表1に示した
共重合成分を含むモノマー混合液を滴下ロートにより5
時間で等速滴下した。混合物の滴下終了後、2,2’−
アゾビスイソブチロニトリル0.5部、トルエン10部
の混合物を1時間で等速滴下した。滴下終了後、110
℃でさらに1時間加熱後、冷却した。樹脂溶液を減圧下
溶媒留去することで、固体状態の樹脂(a−1)〜(a
−4)を得た。
【0035】
【表1】
【0036】比較樹脂製造例1〜3 表2に示した共重合成分を含むモノマー混合液を用い、
樹脂製造例と同様の方法により、固体状態の樹脂(c−
1)〜(c−3)を得た。
【0037】
【表2】
【0038】実施例1〜4 樹脂(a−1)〜(a−4)を用いて、表3の配合(部
数で表示)に従い、それぞれの全成分をドライブレンダ
ー(三井化工機(株)製、商品名ヘンシェルミキサー)
により1分間均一に混合した後、100〜110℃の温
度条件で押出混練機(BUSS社製、商品名BUSSコ
ニーダーPR−46)を用いて溶融混練し、冷却した
後、ジェット粉砕機(セイシン企業(株)製、商品名シ
ングルトラックジェットミルSTJ200)を用いて微
粉砕して、平均粒度30μmの粉体塗料(A−1)〜
(A−4)を製造した。得られた粉体塗料を厚さ0.8
mmのリン酸亜鉛処理鋼板上に膜厚が50〜60μmに
なるように静電塗装機(日本ワーグナー・スプレーテッ
ク(株)製、商品名エアマティックスプレーガンPEM
−C1)を用いて塗装し、180℃で20分間焼き付け
して塗膜を形成した。得られた塗膜の性能を評価した結
果を表3に示した。
【0039】
【表3】
【0040】比較例1〜3 表4に従い、実施例と同様の方法により実施して、粉体
塗料(C−1)〜(C−3)を製造した。また、製造例
と同様に塗装し、得られた塗膜の性能を評価した結果を
表4に示した。
【0041】
【表4】
【0042】
【発明の効果】本発明により、優れた耐候性、耐酸性、
外観性、密着性を有し、環境問題をクリアし、さらに低
コストで製造可能な、新たな架橋形式を有する粉体塗料
を提供することが可能である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)成分:下記(a)成分、(b)成分
    及び(c)成分からなるビニル系共重合体100重量部 (a)成分:下記一般式(1)で表されるシリル基を含
    有するビニル系単量体1〜30重量部 (b)成分:グリシジル基を含有するビニル系単量体1
    〜30重量部 (c)成分:前記(a)成分及び(b)成分以外の他の
    共重合可能なビニル系単量体98〜40重量部 (B)成分:1分子中に3個以上のカルボキシル基を含
    有する有機化合物1〜30重量部 上記(A)成分および(B)成分とを必須成分とし、前
    記(A)成分は下記一般式(1)で表されるシリル基を
    主たる架橋性基とし、かつガラス転移温度が40〜10
    0℃で、数平均分子量が2000〜20000であるこ
    とを特徴とする粉体塗料用樹脂組成物。 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6
    〜10のアリール基および炭素数7〜10のアラルキル
    基よりなる群から選ばれる少なくとも1種の基であり、
    複数個の場合はそれらは同一であっても異なっていても
    よい。Xは水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ア
    ルコキシ基、フェノキシ基、チオアルコキシ基、アシロ
    キシ基、アミノキシ基、ケトキシメート基、アミノ基、
    アミド基、およびアルケニルオキシ基よりなる群から選
    ばれる少なくとも1種の基であり、複数個の場合はそれ
    らは同一であっても異なっていてもよい。aは0〜2の
    整数である。)
  2. 【請求項2】 前記(A)成分以外の架橋硬化可能な重
    合体を含み、かつ前記(A)成分は(A)成分および前
    記重合体の総和の20重量%以上100重量%未満であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の粉体塗料用樹脂組
    成物。
  3. 【請求項3】 前記一般式(1)中のXがアルコキシ基
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の粉体
    塗料用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記(a)成分は、3−(メタ)アクリ
    ロキシプロピルトリメトキシシラン、3−(メタ)アク
    リロキシプロピルトリエトキシシラン、3−(メタ)ア
    クリロキシプロピルメチルジメトキシシランおよび3−
    (メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン
    よりなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特
    徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の粉体塗料用
    樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記(b)成分は、グリシジル(メタ)
    アクリレート、2−メチルグリシジル(メタ)アクリレ
    ートおよびアリルグリシジルエーテルよりなる群から選
    ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1
    〜4の何れか1項に記載の粉体塗料用樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記(B)成分の分子量は、200〜2
    000であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1
    項に記載の粉体塗料用樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017115039A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社フロロテクノロジー プリント配線板用保護コーティング剤
WO2021117760A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 三菱瓦斯化学株式会社 化合物及びその製造方法、樹脂組成物、樹脂シート、多層プリント配線板、並びに半導体装置

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