JPH11246399A - 脂質代謝改善組成物 - Google Patents

脂質代謝改善組成物

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JPH11246399A
JPH11246399A JP10051021A JP5102198A JPH11246399A JP H11246399 A JPH11246399 A JP H11246399A JP 10051021 A JP10051021 A JP 10051021A JP 5102198 A JP5102198 A JP 5102198A JP H11246399 A JPH11246399 A JP H11246399A
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curcumin
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lipid metabolism
hydroxy
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JP10051021A
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Keita Someya
慶太 染矢
Haruo Miyazawa
陽夫 宮澤
Akira Asai
明 浅井
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリグリセリド低下作用を有する人体に対し
ても安全な脂質代謝改善組成物を提供する。 【解決手段】クルクミン及びその誘導体から選ばれた少
なくとも1種を有効成分として含有することを特徴とす
る脂質代謝改善組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリグリセリド低
下作用を有する人体に対しても安全な脂質代謝改善組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トリグリセリド、コレステロ
ールに代表される脂質類の血中及び臓器中での含有濃度
上昇は、動脈硬化や脂肪肝等の成人病誘発の危険因子と
考えられている。
【0003】従来における、抗脂血薬としては、例え
ば、プロバスタチン、クロヒブレート、ニコモール、デ
キストラン硫酸、ニコチン酸トコフェロール等が知られ
ているが、これらの有する副作用及び効果の点でいずれ
も十分に満足するものとは言い難いのが現状である。
【0004】一方、クルクミン及びその誘導体は、ショ
ウガ科多年生草であるターメリック(Curcuma longa
L.)に代表される熱帯、亜熱帯系の植物群に含まれてい
るものである。ターメリックは、これまでに、食用のス
パイス、食用、衣料用の着色剤として用いられる他、特
にアジア地域において薬用として用いられており、その
薬理作用としては胆汁分泌促進作用(利胆作用)、内蔵
(肝臓、膵臓)機能増強作用、抗炎症作用、止血作用、
健胃作用が知られているが、その薬効と個々の薬効成分
との関係は未だ完全には明らかにされていないものであ
る。
【0005】他方、特開平7―149628号公報に
は、ショウガ科多年生草であるクスリウコン(Curcuma
xanthorrhiza)由来のα−クルクメン(C1522)がト
リグリセリド低下作用を有することは知られているが、
その化学構造はクルクミン(C21206)とは明らか
に異なるものである。また、これまでに知られているク
ルクミンの有する生理作用としては、抗酸化作用、発癌
抑制作用の他にコレステロール低下作用の報告〔Intern
at.J.Vit.Nutr.Res.,Vol.61,p364(1991)〕があるが、ク
ルクミン及びその誘導体がトリグリセリド低下作用を有
することは未だ知られていないものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
現状等に鑑み、これを解消しようとするものであり、ト
リグリセリド低下作用を有する人体に対しても安全な脂
質代謝改善組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
等を解決すべく鋭意検討を行った結果、ショウガ科多年
性草であるターメリック系の植物群等に含まれる特定成
分が肝臓中のトリグリセリドの蓄積を抑制する作用を有
すると共に、人体に対しても安全性が高いことを見い出
すことにより、上記目的の脂質代謝改善組成物を得るこ
とに成功し、本発明を完成するに至ったのである。すな
わち、本発明の脂質代謝改善組成物は、クルクミン及び
その誘導体から選ばれた少なくとも1種を有効成分とし
て含有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。本発明の脂質代謝改善組成物は、クルク
ミン及びその誘導体から選ばれた少なくとも1種を有効
成分として含有することを特徴とするものである。
【0009】本発明に用いるクルクミンは、1,7−ビ
ス−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)ヘプタ
−1,6−ジエン−3,5−ジオンであり、また、クル
クミン誘導体としては、例えば、デメトキシクルクミン
〔4−ヒドロキシ−シンナモイル−(4−ヒドロキシ−
3−メトキシ−シンナモイル)メタン〕、ビスデメトキ
シクルクミン〔ビス−(4−ヒドロキシ−シンナモイ
ル)メタン〕等が挙げられる。これらは化学合成又はい
ずれの植物由来のものでも使用することができる。例え
ば、ショウガ科多年生草のターメリック(Curcuma long
a L.)のほか、マンゴージシジャー、インド産アロール
ート、ガジュツ、黄色ガジュツ、黒色ガジュツ、ガラン
ガール等の植物からクルクミン及び/又はその誘導体を
抽出することができる。本発明では、クルクミン及びそ
の誘導体から選ばれた少なくとも1種は純粋な化合物を
使用することができるが、これに限定されるものではな
く、医薬品、食品として不適当な不純物を含有しない限
り半精製、または粗製のクルクミン及び/又はその誘導
体を使用することもできる。例えば、上記ターメリック
からの粗クルクミン抽出物には、通常、クルクミンが3
7重量%(以下、単に「%」という)、デメトキシクル
クミン7%、ビスデメトキシクルクミン5%が含まれ、
この粗クルクミン抽出物を使用してもよく、また、この
クルクミン抽出物からクルクミンなどを100%に精製
したものを使用してもよい。
【0010】本発明に用いるクルクミン及びその誘導体
から選ばれた少なくとも1種の調製方法としては、例え
ば、従来から公知の方法が採用できる。例えば、タ−メ
リックを平均粒径250〜500μmに粉砕をし、親水
性溶媒、具体的には、エタノール、アセトン、エチレン
ジクロライドを用いてソックスレー法もしくは冷却濾過
法等で抽出物を得、次いで、本抽出物を減圧蒸留、ケイ
酸カラムを用いて精製する方法等が挙げられる。
【0011】本発明の脂質代謝改善組成物は、上述した
クルクミン及びその誘導体から選ばれた少なくとも1種
を有効成分として、すなわち、1種(単独)又は2種以
上を有効成分として含有するものであり、例えば、医薬
品又は飲食物(品)等として用いることができる。医薬
品として用いる場合は、上記クルクミン及びその誘導体
か選ばれた少なくとも1種、または必要に応じて他の脂
質代謝改善剤と併用して、経口投与、静脈注射、皮下注
射、筋肉注射、座剤による直腸投与等の種々の方法で投
与することができる。また、その投与量も投与経路、回
数によりコントロールできるので、症状にあわせて広範
囲に変えることができ、例えば、医薬品として用いる場
合は、成人一日当り15μg〜300mg/kg体重、
好ましくは、1mg〜30mg/kg体重とすることが
望ましい。
【0012】更に、本発明の脂質代謝改善組成物は、そ
の製剤化に当り、上記クルクミン等の有効量に適当量の
無毒性担体を配合し、任意慣用の製造方法を用いて投与
用製剤等に調製することができる。経口投与用に調製す
る場合は、軟カプセル、高カプセル、錠剤、顆粒剤、細
粒剤、散剤、有効成分持続適開放剤、液剤、懸濁剤等に
調製され、非経口投与する場合は、注射剤、点滴剤、座
剤等に調製される。
【0013】この場合、製剤化するに際しては、無毒性
担体として、例えば、ショ糖エステル、脂肪酸モノグリ
セリド、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、レシチン等の界面活性剤、アラビ
ヤガム、ゼラチン、ソルビット、トラガカントガム、ポ
リビニルピロリドン等の結合剤、蔗糖、乳糖、デンプ
ン、結晶セルロース、マンニット、軽質無水ケイ酸、ア
ルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシ
ウム、合成ケイ酸アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸
水素ナトリウム、リン酸水素カルシウム、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、賦形剤、ステアリン酸マグ
ネシウム、タルク、硬化油等の滑沢剤、食塩、サッカリ
ン、オレンジ油、カンゾウエキス、クエン酸、ブドウ
糖、メントール、ユーカリ油、リンゴ酸、等の矯味剤、
矯臭剤、ココナッツ油、オリーブ油、ゴマ油、落花生
油、大豆油、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ベニバナ油、
大豆リン脂質等の懸濁剤、湿潤剤、酢酸フタル酸セルロ
ース(CAP)などのセルロース、糖類等の炭水化物誘
導体、アクリル酸メチル・メタアクリル酸共重合体、二
塩基酸モノエステル類等のポリビニル誘導体、その他の
皮膜形成剤、コーティング助剤などの成分を用いて慣用
の方法で調製され、使用に供される。
【0014】また、粘膜適用の製剤、更に注射剤も慣用
の方法によって調製されるが、注射用蒸留水に懸濁或い
は乳化させる方法を採用する場合は、懸濁化剤として、
例えば、大豆油、落花生油、中鎖脂肪酸トリグリセリド
等が使用でき、また乳化剤として、例えば、ショ糖脂肪
酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、プロピレングリコ
ール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、レシ
チン等を使用できる。
【0015】本発明の有効成分となるクルクミン及びそ
の誘導体か選ばれた少なくとも1種を飲食品として用い
る場合は、上記クルクミン等の有効量に、すなわち、成
人一日当り15μg〜300mg/kg体重、好ましく
は、1mg〜30mg/kg体重となる有効量に適当量
の飲食品原料、特に、クルクミンを本来実質的に含有し
ない飲食品原料に加えて、一般の飲食品の製造方法によ
り加工製造することができる。この際、食品の種類、形
態は特に限定されず、例えば、飲料、冷菓、ゼリー、揚
げ麺、ウィンナーソーセージ、魚肉ソーセージ等に調製
することができる。特に、蛋白質、アミノ酸、脂質、ビ
タミン、微量元素等のバランスの取れた組成の健康食
品、機能性食品、栄養補助食品、特定保険用食品等に本
発明の有効成分であるクルクミン及びその誘導体か選ば
れた少なくとも1種を含有したものは、高脂血症、動脈
硬化症、糖尿病、脂肪肝、心筋梗塞等の疾患の予防、改
善の面で特に好ましい。
【0016】このように構成される本発明の脂質代謝改
善組成物は、脂質のβ−酸化促進系酵素の活性増強によ
り脂質代謝を促進し、臓器中のトリグリセリドを低下せ
しめる脂質代謝改善効果に優れたものである(この点に
関しては更に試験例等で説明する)。また、有効成分と
して含有するクルクミン及びその誘導体か選ばれた少な
くとも1種は、従来より、食品又は生薬として食用等さ
れているターメリック等に含まれる成分であるので、安
全性の面でも特に問題がなく、かつ、副作用の心配もな
い。更に、本発明の脂質代謝改善組成物は、種々の摂
食、投与方法が可能であるので投与方法、投与量を調節
でき、更にまた、大量の使用や、他の脂質代謝改善剤や
抗脂血剤との併用も可能である。従って、本発明の脂質
代謝改善組成物は、高脂血症、動脈硬化症、糖尿病、脂
肪肝、心筋梗塞等の疾患の予防、治療に有効であり、上
述の如く、医薬品の他、飲食品等にも応用することがで
きるものとなる。
【0017】
【実施例】以下、試験例及び実施例を挙げて、本発明を
更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。試験例及び実施例のクルクミン
は、下記製法により得た精製物を使用した。約40メッ
シュに粉砕したターメリック末100gからアセトンを
用いたソックスレー抽出にて粗抽出物4gを得た。この
粗抽出物をアセトン−エタノール・グラジュエント液を
用いたケイ酸カラムクロマトグラフィーにより、精製物
2.8gを得た。
【0018】〔試験例1〕8週令のddY系雄性マウス
を1週間普通食(F−2、船橋農場製)で馴化飼育後、
15%大豆油を含む合成飼料(AIN−76)を基本飼
料とし、無添加群(対照群)、1%クルクミン添加群
(発明群)、1%赤唐辛子ヘキサン抽出物添加群(比較
群1)、1%ローズマリーヘキサン抽出物投与群(比較
群2)を1群18匹で自由摂取の投与形態にて1週間飼
育した。その後24時間の絶食後動物を頸椎脱臼にて屠
殺後肝臓を摘出し、Folchらの方法に準じ脂質を抽
出後市販の分析キットを用いて肝臓中のトリグリセリド
量を測定した。この結果を下記表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】(表1の考察)上記表1から明らかなよう
に、本発明範囲となる発明群の1%クルクミンを含有し
たものは、マウスの肝臓中トリグリドの蓄積を抑制し、
その効果は他の比較群1、2の香辛料抽出物と比較して
著しく高いことが判明した。
【0021】〔試験例2〕8週令のSD系雄性ラットを
1週間普通食(F−2、船橋農場製)で馴化飼育後、1
5%大豆油を含む合成飼料(AIN−93G)を基本飼
料とし、無添加群(対照群)、0.2%クルクミン添加
群(発明群1)、1%クルクミン添加群(発明群2)を
1群6匹で自由摂取の投与形態にて2週間飼育した。そ
の後24時間の絶食後動物を頸椎脱臼にて屠殺後肝臓を
摘出し、上記試験例1と同様に肝臓中のトリグリセリド
量を測定した。また、同時に脂肪酸合成酵素活性を基質
添加後の酸化型NADPH量(NADPH−oxd)で
測定し、β−酸化促進系酵素としてアシルCoAオキシ
ダーゼ活性を基質添加後の過酸化水素発生量を酸化型ロ
イコジクロロフルオロエッセイン(LDCF−oxd)
の発色量で換算することにより測定した。これらの結果
を下記表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】(表2の考察)上記表2から明らかなよう
に、本発明範囲となる発明群1、2の0.2%、1%の
クルクミンを含有したものは、対照群と較べ、脂肪酸合
成酵素活性に大きな変化を及ぼさなかったのに対し、β
−酸化促進系酵素であるアシルCoAオキシダーゼ活性
の増強効果とラット肝臓中トリグリセリドの蓄積抑制効
果が認められ、これらの効果はクルクミン添加濃度に依
存的なものであった。
【0024】〔実施例1〜12〕以下に、本発明に用い
るクルクミンを有効成分として含有する脂質代謝改善組
成物として、注射剤、座剤、ソフトカプセル、クッキ
ー、ドレッシング、食品添加物(クルクミン製剤)、飲
料用シロップ、アイスクリーム、ゼリーキャンディー、
鯛煎餅、揚げ麺、ウインナーソセージを例示する。
【0025】〔実施例1:注射剤の調製〕 クルクミン 100g ステアリン酸モノグリセリド 100g ピーナッツ油 200g ショ糖グリセリンステアリンエステル 50g アスコルビン酸ステアレート 20g 注射用蒸留水 9530g 上記組成で常法により注射剤を調製し、1アンプル10
mlずつ充填した。
【0026】 〔実施例2:座剤の調製〕 サリチル酸メチル 0.0350g ファマゾールT−115(商品名、日産化学社製) 2.0000g クルクミン 0.0100g 上記組成で常法により座剤を調製した。
【0027】〔実施例3:ソフトカプセルの調製〕 クルクミン 10g コーン油 25g 抽出トコフェロール 1g アスコルビン酸パルミテート 5g ゼラチン 52g 上記組成で常法により軟カプセル、50個を調製した。
【0028】〔実施例4:クッキーの調製〕 クルクミン 0.1g 大豆サラダ油 263g 砂糖 225g 卵 63g 牛乳 20g 薄力粉 425g 塩 2g 上記組成で常法によりクッキーを調製した。
【0029】〔実施例5:ドレッシングの調製〕 ナタネサラダ油 65.5g 食酢 25g 食塩 0.6g グルタミン酸ソーダ 0.4g コショウ 0.1g 洋ガラシ 0.1g クルクミン 0.1g タマネギ汁 2.5g レモン汁 3.8g 上記組成で常法によりドレッシングを調製した。
【0030】〔実施例6:食品添加物(クルクミン製
剤)の調製〕 クルクミン 20g グリセリン脂肪酸エステル 7g 中鎖脂肪酸トリグリセリド 1.5g ソルビトール 45g アラビアガム 0.7g エタノール 6.5g 水 19.3g 上記組成で常法によりクルクミン製剤を調製した。
【0031】〔実施例7:飲料用シロップの調製〕 リンゴ果汁 3kg 果糖ブドウ糖液糖(75%) 30kg クエン酸 0.2kg DL−リンゴ酸 0.05kg クルクミン製剤(実施例6) 0.2kg 水 16.55kg 上記組成で常法により飲料用シロップを調製した
【0032】〔実施例8:アイスクリームの調製〕 全脂加糖練乳 12.25kg 無塩バター 7.5kg 生クリーム 3kg 脱脂粉乳 5.5kg 砂糖 4kg 水飴 12.5kg 食塩 0.05kg 安定剤 0.3kg 乳化剤 0.35kg バナナエッセンス 0.15kg クルクミン製剤(実施例6) 0.1kg 水 54.3kg 上記組成で常法によりアイスクリームを調製した。
【0033】〔実施例9:ゼリーキャンディーの調製〕 寒天末 3kg グラニュー糖 32kg 水飴 50kg 水 1000kg オレンジエッセンス 0.15kg クエン酸 0.5kg クルクミン製剤(実施例6) 0.1kg 上記組成で常法によりゼリーキャンディーを調製した。
【0034】〔実施例10:鯛煎餅の調製〕 鯛すり身 300g えびすり身 60g 食塩 12g 白砂糖 15g グルタミン酸ソーダ 10g デンプン 600g クルクミン製剤(実施例6) 3g 上記組成で常法により鯛煎餅を調製した。
【0035】〔実施例11:揚げ麺の調製〕 準強力粉 100kg 食塩 0.5kg かん水 0.5kg クルクミン製剤(実施例6) 0.3kg 水 30kg 上記組成で常法により揚げ麺を調製した。
【0036】〔実施例12:ウインナーソーセージの調
製〕 豚肉 540g 豚脂 160g 氷水 300g リン酸塩 3g 食塩 16g 亜硝酸ナトリウム 0.05g L−アスコルビン酸ナトリウム 0.4g グルタミン酸ナトリウム 2g デンプン 40g クルクミン製剤(実施例6) 0.5g 上記組成で常法によりウインナーソーセージを調製した
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、優れたトリグリセリド
低下作用を有する人体に対しても安全な脂質代謝改善組
成物が提供される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クルクミン及びその誘導体から選ばれた
    少なくとも1種を有効成分として含有することを特徴と
    する脂質代謝改善組成物。
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