JPH1124491A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH1124491A
JPH1124491A JP18766097A JP18766097A JPH1124491A JP H1124491 A JPH1124491 A JP H1124491A JP 18766097 A JP18766097 A JP 18766097A JP 18766097 A JP18766097 A JP 18766097A JP H1124491 A JPH1124491 A JP H1124491A
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JP
Japan
Prior art keywords
fixing roller
heat
resistant film
film
temperature detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP18766097A
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English (en)
Inventor
Masanao Ebara
正尚 江原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラをその温度検知部材によって傷付
けること及び温度検知部材の検知精度が悪化することが
なく、フィルムの清掃性が向上する定着装置とする。 【解決手段】 定着ローラ1の表面に、環状にした耐熱
フィルム10を介して温度検知部材11を加圧部材12
で押圧して接触させる。耐熱フィルム10は、一対の支
持ローラ13、14に掛け回して支持させ、定着ローラ
1の回転に従って同方向に回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター、プロッター等の画像形成装置に設け
る定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】画像形
成装置に設ける定着装置においては、定着ローラの温度
を検知するために、定着ローラ表面に接触式の温度検知
部材を当接させる方式が従来より採用されていた。図5
及び図6は、従来から多く用いられている定着ローラへ
の温度検知部材の配置形態を示す断面図である。図中1
が定着ローラ、2、3が温度検知部材、4、5が保持フ
レームである。
【0003】定着ローラ1は、未定着のトナーを転写材
に加熱溶融させて定着するものなので、トナーの粘性や
静電気力によりトナーが定着ローラ1へオフセットする
ことが知られており、そのため定着ローラ1の表面には
離型性のよい四フッ化エチレン等の樹脂がコーティング
されている。ところが四フッ化エチレン等の離型性等を
用いても、トナーの微量なオフセットが発生し、定着ロ
ーラ1に接触している温度検知部材2、3にトナーが付
着し、温度検知の精度を悪化させることがあった。
【0004】図7及び図8は、図5、6に示した温度検
知部材2、3に汚れ6、7が付着した状態を示す斜視図
である。従来から用いられている温度検知部材2、3
は、フレーム4、5等に固定され、定着ローラ1の表面
とは直接的に摺接している。従って、定着ローラ1の表
面上の汚れがせき止められ、温度検知部材2、3の表面
に固着していくことになる。温度検知部材2、3は、同
一箇所で定着ローラ1へ接触しつづけるため、固着した
汚れ6、7により定着ローラ1の表面が傷付けられた
り、温度検知精度が悪化することがある。そこで、温度
検知部材2、3の定期的な清掃や、交換が必要とされて
いた(例えば実開昭59−77161号公報や、実開昭
62−197163号公報参照)。
【0005】そこで本発明は、定着ローラの傷付ける不
具合を解決すること、温度検知部材の検知精度の悪化を
防止すること、及びフィルムの清掃性の効率を向上させ
ることが可能な定着装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の定着装置のうち
請求項1に係るものは、上記目的を達成するために、電
子写真式画像形成装置の定着装置において、定着ローラ
に押し当てて該定着ローラの温度を検知する温度検出部
材を備えるとともに、該温度検出部材と上記定着ローラ
との間に環状にした耐熱フィルムを介在させてなること
を特徴とする。
【0007】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、上記環状の耐熱フィルムの外周面に清掃部
材を摺接させてなることを特徴とする。
【0008】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、上記環状フィルムを一対の支持ローラの間
に掛け回し、上記清掃部材を、上記環状の耐熱フィルム
の上記定着ローラとの接触移動方向下流側の上記支持部
材に上記耐熱フィルムを介して押し当ててなることを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付すに止め重複する説明は省略する。
図1は本発明に係る定着装置の一実施形態の要部を示す
側面図、図2に同斜視図である。本実施形態装置は、定
着ローラ1の表面に環状にした耐熱フィルム10を介し
て温度検知部材11を加圧部材12で押圧して接触させ
ている。耐熱フィルム10は、一対の支持ローラ13、
14に掛け回して支持させてあり、定着ローラ1の回転
に従って同方向に回転するようになっている。もちろ
ん、耐熱フィルム10を定着ローラ1に従動回転させる
と、耐熱フィルム10と定着ローラ1の間にすべりが発
生する場合があるので、図示せぬ駆動機構により定着ロ
ーラ1と同一の周速で回転させるようにしてもよい。そ
の場合、定着ローラ1と連結したギア列による駆動がコ
スト的にも安価であり好ましい。
【0010】図2に示すように、定着ローラ1の軸方向
での耐熱フィルム10の幅lは、温度検知部材11が定
着ローラ1へ押圧される範囲(例えば20mm以内)と
すればよいが、定着ローラ1の表面全体を耐熱フィルム
10で清掃するのであれば、定着ローラ1の軸方向長さ
と同等の幅寸法を有するものを用いればよい。
【0011】耐熱フィルム10には、例えばポリイミド
等の耐熱性を有する樹脂を環状に成形したものを用い得
る。環状、即ちエンドレスであるので、常に定着ローラ
1と従動方向に回転でき、定着ローラ1の表面を傷付け
ることがなくなる。また耐熱フィルム10の外周面全体
を使用することができるので、定着ローラ1からオフセ
ットするトナーの付着等による汚れが分散され、清掃間
隔を長く設定できる。
【0012】図3は本発明に係る定着装置の第2の実施
形態の要部を示す側面図である。この実施形態では、耐
熱フィルム10の移動方向の下流側、即ち定着ローラ1
との接触位置を通過した耐熱フィルム10が巻き掛けら
れている支持ローラ13の隣に、耐熱フィルム10の外
周面を清掃するクリーニングローラ15を配置してあ
る。
【0013】このクリーニングローラ15は、耐熱フィ
ルム10の表面との摩耗により従動回転する構成として
あり、そのため図示せぬ加圧部材によって耐熱フィルム
10及び支持ローラ13へ押圧してある。これにより耐
熱フィルム10の外周面は常に清掃され、トナー付着に
よる温度検出精度の悪化を防止できる。なおクリーニン
グローラ15の表面材質としては、金属、ゴム、フェル
ト、樹脂等を用い得るが、清掃性の面からはゴムが好ま
しい。
【0014】即ち、定着ローラ1へオフセットしたトナ
ーは、耐熱フィルム10との接触面を通過するときに、
耐熱フィルム10の表面へ移動する。これは定着ローラ
1の表面材質と耐熱フィルム10との離型性の違いによ
る作用である。従って耐熱フィルム10の材質は、定着
ローラ1の材質よりも離型性の劣るものを選択する。こ
のような作用で耐熱フィルム10へ移動したトナーは、
定着ローラ1から離れ、耐熱フィルムとともに移動しつ
つ次第に冷えて固化する。従って耐熱フィルム10の外
周面を清掃するには付着したトナーが固化する前に行う
ことが望ましく、上述のように耐熱フィルム10を巻き
掛けた下流側の支持ローラ13の隣に配置するとこの条
件を満たせる。
【0015】図4は本発明に係る定着装置の第3の実施
形態の要部を示す側面図である。この実施形態では、耐
熱フィルム10の外周面に定着ローラ1に対して反対側
でカウンター方向からクリーニングブレード16を摺接
するように配したものである。クリーニングブレード1
6の材質も、金属、ゴム等とする。なお、図示のような
構成とすると、耐熱フィルム10から除去したトナーが
定着ローラ1上に落ちて定着ローラ1を汚染することが
あるので、これを防止する必要がある。この点で、第2
の実施形態のクリーニングローラのほうが経時的な性能
はよい。
【0016】なお第2、第3の実施形態においても、耐
熱フィルム10を定着ローラ1の軸を方向全長に渡る幅
ものとするのであれば、クリーニングローラ15やクリ
ーニングブレード16も耐熱フィルム10の幅寸法と同
等のものとして、耐熱フィルム10の外周面を全面的に
清掃できるようにすることが好ましい。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る定着装置は、以上説明し
てきたように、定着ローラの温度を検知する温度検出部
材と定着ローラとの間に環状にした耐熱フィルムを介在
させるようにしたので、温度検知部材により定着ローラ
表面を傷付けることがなくなるという効果がある。
【0018】請求項2に係る定着装置は、以上説明して
きたように、環状の耐熱フィルムの外周面に清掃部材を
摺接させるようにしたので、上記共通の効果に加え、耐
熱フィルム外周面を常に清掃でき、トナー付着による温
度検知精度の悪化がなくなり、常に良好な画像を提供で
きるという効果がある。
【0019】請求項3に係る定着装置は、以上説明して
きたように、環状フィルムを一対の支持ローラの間に掛
け回し、耐熱フィルムの定着ローラとの接触移動方向下
流側の支持部材に耐熱フィルムを介して清掃部材を押し
当てるようにしたので、上記共通の効果に加え、耐熱フ
ィルムに付着したトナーを冷却固化前に清掃、除去で
き、清掃効率がアップするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の一実施形態の要部を示
す側面図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】本発明に係る定着装置の第2の実施形態の要部
を示す側面図である。
【図4】本発明に係る定着装置の第3の実施形態の要部
を示す側面図である。
【図5】従来の定着ローラへの温度検知部材の配置形態
を示す断面図である。
【図6】他の従来の定着ローラへの温度検知部材の配置
形態を示す断面図である。
【図7】図5に示した温度検知部材に汚れが付着した状
態を示す斜視図である。
【図8】図6に示した温度検知部材に汚れが付着した状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 10 耐熱フィルム 11 温度検知部材 12 加圧部材 13、14 支持ローラ 15 クリーニングローラ 16 クリーニングブレード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真式画像形成装置の定着装置にお
    いて、定着ローラに押し当てて該定着ローラの温度を検
    知する温度検出部材を備えるとともに、該温度検出部材
    と上記定着ローラとの間に環状にした耐熱フィルムを介
    在させてなることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 上記環状の耐熱フィルムの外周面に清掃
    部材を摺接させてなることを特徴とする請求項1の定着
    装置。
  3. 【請求項3】 上記環状フィルムを一対の支持ローラの
    間に掛け回し、上記清掃部材を、上記環状の耐熱フィル
    ムの上記定着ローラとの接触移動方向下流側の上記支持
    部材に上記耐熱フィルムを介して押し当ててなることを
    特徴とする請求項2の定着装置。
JP18766097A 1997-06-27 1997-06-27 定着装置 Pending JPH1124491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18766097A JPH1124491A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18766097A JPH1124491A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1124491A true JPH1124491A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16209961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18766097A Pending JPH1124491A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 定着装置

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JP (1) JPH1124491A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163039A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Kyocera Mita Corp 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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