JPH11243369A - 光ファイバ増幅器 - Google Patents
光ファイバ増幅器Info
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- JPH11243369A JPH11243369A JP10045639A JP4563998A JPH11243369A JP H11243369 A JPH11243369 A JP H11243369A JP 10045639 A JP10045639 A JP 10045639A JP 4563998 A JP4563998 A JP 4563998A JP H11243369 A JPH11243369 A JP H11243369A
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- optical fiber
- optical
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- earth
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる利得が必要な場合に対応でき、しかも
信頼性の高い光ファイバ増幅器を提供する。 【解決手段】 複数の励起光源３−１〜３−Ｎからの励
起光が光スターカプラ８を介して複数の光ファイバ増幅
部９−１〜９−Ｎに供給されるので、波長の異なる励起
光源３−１〜３−Ｎを用いることにより異なる利得が必
要な場合に対応でき、同一波長の励起光源３−１〜３−
Ｎを複数用いることによりいずれかの励起光源３−１が
故障しても他の励起光源３−２〜３−Ｎで補うことがで
きるので、信頼性の高い光ファイバ増幅器の提供を実現
することができる。
信頼性の高い光ファイバ増幅器を提供する。 【解決手段】 複数の励起光源３−１〜３−Ｎからの励
起光が光スターカプラ８を介して複数の光ファイバ増幅
部９−１〜９−Ｎに供給されるので、波長の異なる励起
光源３−１〜３−Ｎを用いることにより異なる利得が必
要な場合に対応でき、同一波長の励起光源３−１〜３−
Ｎを複数用いることによりいずれかの励起光源３−１が
故障しても他の励起光源３−２〜３−Ｎで補うことがで
きるので、信頼性の高い光ファイバ増幅器の提供を実現
することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ増幅器
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の光ファイバ増幅器のブロッ
ク図である。
ク図である。
【０００３】これは、希土類添加光ファイバに光合分波
器を介して励起光源より励起光を入力し、希土類添加光
ファイバで増幅された光の一部の波長帯の光を選択的に
希土類添加光ファイバに巡回帰還するものである。
器を介して励起光源より励起光を入力し、希土類添加光
ファイバで増幅された光の一部の波長帯の光を選択的に
希土類添加光ファイバに巡回帰還するものである。
【０００４】光ファイバの一端（図では左端）より入力
される信号光は、光アイソレータ１を通過し、光合波器
２により励起光源３から入力される励起光と合波して、
光ファイバグレーティングフィルタ４を通過し、希土類
添加光ファイバ５に入力する。
される信号光は、光アイソレータ１を通過し、光合波器
２により励起光源３から入力される励起光と合波して、
光ファイバグレーティングフィルタ４を通過し、希土類
添加光ファイバ５に入力する。
【０００５】ここで、光ファイグレーティングフィルタ
４は、Ｇｅを高濃度に含む光ファイバに高出力短波長レ
ーザ光を照射することにより光ファイバ中に回折格子を
形成したものである。この光ファイグレーティングフィ
ルタ４は、回折格子の周期や格子数を変えることにより
所望の波長、帯域幅の光信号のみ反射させることがで
き、しかもファイバ型であるため、従来の光学部品で構
成した場合に比べて接続損失が少ないという利点があ
る。
４は、Ｇｅを高濃度に含む光ファイバに高出力短波長レ
ーザ光を照射することにより光ファイバ中に回折格子を
形成したものである。この光ファイグレーティングフィ
ルタ４は、回折格子の周期や格子数を変えることにより
所望の波長、帯域幅の光信号のみ反射させることがで
き、しかもファイバ型であるため、従来の光学部品で構
成した場合に比べて接続損失が少ないという利点があ
る。
【０００６】励起光は添加した希土類イオンの励起準位
に相当する波長を有しており、励起光により希土類添加
光ファイバ５で希土類イオンのエネルギー準位の反転分
布が形成される。反転分布が形成された希土類添加光フ
ァイバ５に、信号光が入力されると誘導放出現象が起こ
り、信号光が増幅される。信号光が増幅されると同時に
希土類添加光ファイバ５から自然放出光が放射される。
自然放出光の一部が光ファイバグレーティングフィルタ
４、６の波長で反射され、希土類添加光ファイバ５内で
発振し、希土類添加光ファイバ５が飽和状態となり信号
利得が固定される。この信号利得の大きさは、各光ファ
イバグレーティングフィルタの反射率により決定され
る。希土類添加光ファイバ５で増幅された信号光は、光
アイソレータ７を通過して出力される。光アイソレータ
７は信号光の出力端からの反射光が再び増幅器内に戻り
発振等の不安定状態に陥るのを防止するためのものであ
る。
に相当する波長を有しており、励起光により希土類添加
光ファイバ５で希土類イオンのエネルギー準位の反転分
布が形成される。反転分布が形成された希土類添加光フ
ァイバ５に、信号光が入力されると誘導放出現象が起こ
り、信号光が増幅される。信号光が増幅されると同時に
希土類添加光ファイバ５から自然放出光が放射される。
自然放出光の一部が光ファイバグレーティングフィルタ
４、６の波長で反射され、希土類添加光ファイバ５内で
発振し、希土類添加光ファイバ５が飽和状態となり信号
利得が固定される。この信号利得の大きさは、各光ファ
イバグレーティングフィルタの反射率により決定され
る。希土類添加光ファイバ５で増幅された信号光は、光
アイソレータ７を通過して出力される。光アイソレータ
７は信号光の出力端からの反射光が再び増幅器内に戻り
発振等の不安定状態に陥るのを防止するためのものであ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
光ファイバ増幅器を同じ励起光源から一括して動作させ
る場合、各々の光ファイバ増幅器で異なる利得が必要な
場合には対応することができない。また、１つの希土類
添加光ファイバに対して励起光源の数が１つである場
合、励起光源が何等かの理由で動作しなくなると、増幅
が不可能となり、信頼性に欠けてしまうという問題があ
った。
光ファイバ増幅器を同じ励起光源から一括して動作させ
る場合、各々の光ファイバ増幅器で異なる利得が必要な
場合には対応することができない。また、１つの希土類
添加光ファイバに対して励起光源の数が１つである場
合、励起光源が何等かの理由で動作しなくなると、増幅
が不可能となり、信頼性に欠けてしまうという問題があ
った。
【０００８】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、異なる利得が必要な場合に対応でき、しかも信頼性
の高い光ファイバ増幅器を提供することにある。
し、異なる利得が必要な場合に対応でき、しかも信頼性
の高い光ファイバ増幅器を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、希土類添加光ファイバ、希土類添加光ファ
イバに励起光を入力するための光合分波器及び希土類添
加光ファイバで増幅された光の中の特定の波長帯の光を
選択的に希土類添加光ファイバに巡回帰還させる巡回帰
還手段を有する複数の光ファイバ増幅部と、各光ファイ
バ増幅部に励起光を供給するための複数の励起光源と、
各励起光源からの励起光を各光ファイバ増幅部に供給す
るための光スターカプラとを備えたものである。
に本発明は、希土類添加光ファイバ、希土類添加光ファ
イバに励起光を入力するための光合分波器及び希土類添
加光ファイバで増幅された光の中の特定の波長帯の光を
選択的に希土類添加光ファイバに巡回帰還させる巡回帰
還手段を有する複数の光ファイバ増幅部と、各光ファイ
バ増幅部に励起光を供給するための複数の励起光源と、
各励起光源からの励起光を各光ファイバ増幅部に供給す
るための光スターカプラとを備えたものである。
【００１０】上記構成に加え本発明は、光スターカプラ
の複数の入力ポートにそれぞれ異なる励起光源からの励
起光が入力され、光スターカプラの複数の出力ポートか
らの出力光はそれぞれ異なる光ファイバ増幅器に供給さ
れてもよい。
の複数の入力ポートにそれぞれ異なる励起光源からの励
起光が入力され、光スターカプラの複数の出力ポートか
らの出力光はそれぞれ異なる光ファイバ増幅器に供給さ
れてもよい。
【００１１】上記構成に加え本発明の光ファイバ増幅器
の巡回帰還手段は、希土類添加光ファイバの両端側に設
けられた光ファイバグレーティングフィルタで構成され
てもよい。
の巡回帰還手段は、希土類添加光ファイバの両端側に設
けられた光ファイバグレーティングフィルタで構成され
てもよい。
【００１２】上記構成に加え本発明の光ファイバ増幅器
の巡回帰還手段は、希土類添加光ファイバの両端側に設
けられた光カプラと、両光カプラとの間に接続された光
バンドパスフィルタとで構成されてもよい。
の巡回帰還手段は、希土類添加光ファイバの両端側に設
けられた光カプラと、両光カプラとの間に接続された光
バンドパスフィルタとで構成されてもよい。
【００１３】上記構成に加え本発明の光ファイバ増幅器
の巡回帰還手段は、希土類添加光ファイバの両端側に設
けられた光サーキュレータと、両光サーキュレータとの
間に設けられた光バンドパスフィルタとで構成されても
よい。
の巡回帰還手段は、希土類添加光ファイバの両端側に設
けられた光サーキュレータと、両光サーキュレータとの
間に設けられた光バンドパスフィルタとで構成されても
よい。
【００１４】上記構成に加え本発明の光ファイバ増幅器
の巡回帰還手段は、希土類添加光ファイバの両端が各ポ
ートに接続された多ポート光サーキュレータと、多ポー
ト光サーキュレータの他のポートに接続された光反射器
又は波長選択性光反射器とで構成されてもよい。
の巡回帰還手段は、希土類添加光ファイバの両端が各ポ
ートに接続された多ポート光サーキュレータと、多ポー
ト光サーキュレータの他のポートに接続された光反射器
又は波長選択性光反射器とで構成されてもよい。
【００１５】上記構成によって、複数の励起光源からの
励起光が光スターカプラを介して複数の光ファイバ増幅
部に供給されるので、波長の異なる励起光源を用いるこ
とにより異なる利得が必要な場合に対応でき、同一波長
の励起光源を複数用いることによりいずれかの励起光源
が故障しても他の励起光源で補うことができるので、信
頼性の高い光ファイバ増幅器の提供を実現することがで
きる。
励起光が光スターカプラを介して複数の光ファイバ増幅
部に供給されるので、波長の異なる励起光源を用いるこ
とにより異なる利得が必要な場合に対応でき、同一波長
の励起光源を複数用いることによりいずれかの励起光源
が故障しても他の励起光源で補うことができるので、信
頼性の高い光ファイバ増幅器の提供を実現することがで
きる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。なお、従来例と同様の部材に
は共通の符号を用いた。
図面に基づいて詳述する。なお、従来例と同様の部材に
は共通の符号を用いた。
【００１７】図１は本発明の光ファイバ増幅器の一実施
の形態を示すブロック図である。
の形態を示すブロック図である。
【００１８】光ファイバ増幅器は、複数（Ｎ個）の励起
光源３−１〜３−Ｎと、複数（Ｎ個）の光ファイバ増幅
部９−１〜９−Ｎと、各励起光源３−１〜３−Ｎからの
励起光を各光ファイバ増幅部９−１〜９−Ｎに供給する
ための光スターカプラ８とで構成されている。
光源３−１〜３−Ｎと、複数（Ｎ個）の光ファイバ増幅
部９−１〜９−Ｎと、各励起光源３−１〜３−Ｎからの
励起光を各光ファイバ増幅部９−１〜９−Ｎに供給する
ための光スターカプラ８とで構成されている。
【００１９】光ファイバ増幅部９−１〜９−Ｎは、信号
光を一方向にのみ透過させる光アイソレータ１と、励起
光を合波するための光合波器２と、光合波器２の出力側
にある波長帯の光を選択的に巡回帰還する巡回帰還手段
としての光ファイバグレーティングフィルタ４、６と、
信号光を増幅するための希土類添加光ファイバ５と、戻
り光を防止する光アイソレータ７とで構成されている。
光を一方向にのみ透過させる光アイソレータ１と、励起
光を合波するための光合波器２と、光合波器２の出力側
にある波長帯の光を選択的に巡回帰還する巡回帰還手段
としての光ファイバグレーティングフィルタ４、６と、
信号光を増幅するための希土類添加光ファイバ５と、戻
り光を防止する光アイソレータ７とで構成されている。
【００２０】光ファイバ増幅器１０は、このような構成
によって、複数の励起光源３−１〜３−Ｎからの励起光
が複数の光ファイバ増幅部９−１〜９−Ｎに供給される
ので、波長の異なる励起光源３−１〜３−Ｎを用いるこ
とにより異なる利得が必要な場合に対応でき、複数の同
一波長の励起光源３−１〜３−Ｎを用いることによりい
ずれかの励起光源３−１が故障しても他の励起光源３−
２〜３−Ｎで補うことができるので、信頼性の高い光フ
ァイバ増幅器１０の提供を実現することができる。
によって、複数の励起光源３−１〜３−Ｎからの励起光
が複数の光ファイバ増幅部９−１〜９−Ｎに供給される
ので、波長の異なる励起光源３−１〜３−Ｎを用いるこ
とにより異なる利得が必要な場合に対応でき、複数の同
一波長の励起光源３−１〜３−Ｎを用いることによりい
ずれかの励起光源３−１が故障しても他の励起光源３−
２〜３−Ｎで補うことができるので、信頼性の高い光フ
ァイバ増幅器１０の提供を実現することができる。
【００２１】ここで、希土類添加光ファイバ５は、コア
に希土類元素が添加された光ファイバであり、希土類元
素として、Ｅｒ（エルビウム）、Ｎｄ（ネオジウム）、
Ｙｂ（イットリビウム）、Ｐｒ（プラセオジウム）、Ｃ
ｅ（セリウム）、Ｓｍ（サマリウム）、Ｔｍ（ツリウ
ム）、Ｌａ（ランタン）等を少なくとも一種類含んだも
のである。
に希土類元素が添加された光ファイバであり、希土類元
素として、Ｅｒ（エルビウム）、Ｎｄ（ネオジウム）、
Ｙｂ（イットリビウム）、Ｐｒ（プラセオジウム）、Ｃ
ｅ（セリウム）、Ｓｍ（サマリウム）、Ｔｍ（ツリウ
ム）、Ｌａ（ランタン）等を少なくとも一種類含んだも
のである。
【００２２】信号光の波長は、希土類添加光ファイバ５
に添加された希土類元素に対応しており、例えばＥｒを
用いた場合には励起光の波長は約０．９８μｍ或いは約
１．４８μｍである。
に添加された希土類元素に対応しており、例えばＥｒを
用いた場合には励起光の波長は約０．９８μｍ或いは約
１．４８μｍである。
【００２３】なお、本実施の形態では光増幅部９−１〜
９−Ｎの励起方法として前方励起方式（希土類添加光フ
ァイバ内において信号光の進行方向と励起光の進行方向
とが同一方向となる方式）の場合について説明したが、
これに限定されることはなく、後方励起方式や双方向励
起方式等他の方式を用いてもよい。
９−Ｎの励起方法として前方励起方式（希土類添加光フ
ァイバ内において信号光の進行方向と励起光の進行方向
とが同一方向となる方式）の場合について説明したが、
これに限定されることはなく、後方励起方式や双方向励
起方式等他の方式を用いてもよい。
【００２４】図２は本発明の光ファイバ増幅器の他の実
施の形態を示すブロック図である。
施の形態を示すブロック図である。
【００２５】図１に示した光ファイバ増幅器との相違点
は、巡回帰還手段が、希土類添加光ファイバの両端側に
設けられた光カプラと、両光カプラとの間に接続された
光バンドパスフィルタとで構成されている点である。
は、巡回帰還手段が、希土類添加光ファイバの両端側に
設けられた光カプラと、両光カプラとの間に接続された
光バンドパスフィルタとで構成されている点である。
【００２６】光ファイバ増幅部１１−１〜１１−Ｎは、
信号光を増幅するための希土類添加光ファイバ５と、励
起光を希土類添加光ファイバに入力するための光合波器
２と、光アイソレータ１、７と、増幅された出力光の一
部を分岐する光カプラ１２−１と、特定の波長の光のみ
通過させる光バンドパスフィルタ１３と、光バンドパス
フィルタ１３を通過した光を再び希土類添加光ファイバ
５に入力させるための光カプラ１２−２と、内部発振し
た光信号が出力されるのを防止する光バンドリジェクト
フィルタ１４とで構成されている。
信号光を増幅するための希土類添加光ファイバ５と、励
起光を希土類添加光ファイバに入力するための光合波器
２と、光アイソレータ１、７と、増幅された出力光の一
部を分岐する光カプラ１２−１と、特定の波長の光のみ
通過させる光バンドパスフィルタ１３と、光バンドパス
フィルタ１３を通過した光を再び希土類添加光ファイバ
５に入力させるための光カプラ１２−２と、内部発振し
た光信号が出力されるのを防止する光バンドリジェクト
フィルタ１４とで構成されている。
【００２７】励起光源３−１〜３−Ｎからの励起光は光
スターカプラ８を介して光合波器２に入力され、信号光
は光カプラ１２−２に入力され、増幅された光は光バン
ドリジェクトフィルタ１４から出力される。
スターカプラ８を介して光合波器２に入力され、信号光
は光カプラ１２−２に入力され、増幅された光は光バン
ドリジェクトフィルタ１４から出力される。
【００２８】このような光ファイバ増幅器１５において
も、図１に示した光ファイバ増幅器と同様の効果が得ら
れる。
も、図１に示した光ファイバ増幅器と同様の効果が得ら
れる。
【００２９】図３は本発明の光ファイバ増幅器の他の実
施の形態を示すブロック図である。
施の形態を示すブロック図である。
【００３０】図１に示した光ファイバ増幅器との相違点
は、巡回帰還手段が、希土類添加光ファイバの両端側に
設けられた光サーキュレータと、両光サーキュレータと
の間に設けられた光バンドパスフィルタとで構成されて
いる点である。
は、巡回帰還手段が、希土類添加光ファイバの両端側に
設けられた光サーキュレータと、両光サーキュレータと
の間に設けられた光バンドパスフィルタとで構成されて
いる点である。
【００３１】光ファイバ増幅部１６−１〜１６−Ｎは、
ポートＡからポートＢ、ポートＢからポートＣへの順方
向特性を有する光サーキュレータ１７と、ポートＤから
ポートＥ、ポートＥからポートＦへの順方向特性を有す
る光サーキュレータ１８と、光サーキュレータ１７のポ
ートＢと光サーキュレータ１８のポートＥとの間に接続
された光合分波器２及び希土類添加光ファイバ５と、光
サーキュレータ１７のポートＣと光サーキュレータ１８
のポートＤとの間に直列接続された光減衰器１９及び光
バンドパスフィルタ２０とで構成されている。
ポートＡからポートＢ、ポートＢからポートＣへの順方
向特性を有する光サーキュレータ１７と、ポートＤから
ポートＥ、ポートＥからポートＦへの順方向特性を有す
る光サーキュレータ１８と、光サーキュレータ１７のポ
ートＢと光サーキュレータ１８のポートＥとの間に接続
された光合分波器２及び希土類添加光ファイバ５と、光
サーキュレータ１７のポートＣと光サーキュレータ１８
のポートＤとの間に直列接続された光減衰器１９及び光
バンドパスフィルタ２０とで構成されている。
【００３２】励起光源３−１〜３−Ｎからの励起光は光
スターカプラ８を介して光合波器２に入力され、信号光
は光サーキュレータ１７のポートＡに入力され、増幅さ
れた光は光サーキュレータ１８のポートＦから出力され
る。
スターカプラ８を介して光合波器２に入力され、信号光
は光サーキュレータ１７のポートＡに入力され、増幅さ
れた光は光サーキュレータ１８のポートＦから出力され
る。
【００３３】このような光ファイバ増幅器２１において
も、図１に示した光ファイバ増幅器と同様の効果が得ら
れる。
も、図１に示した光ファイバ増幅器と同様の効果が得ら
れる。
【００３４】図４は本発明の光ファイバ増幅器の他の実
施の形態を示すブロック図である。
施の形態を示すブロック図である。
【００３５】図１に示した光ファイバ増幅器との相違点
は、巡回帰還手段が、希土類添加光ファイバの両端が各
ポートに接続された多ポート光サーキュレータと、多ポ
ート光サーキュレータの他のポートに接続された波長選
択性光反射器とで構成されている点である。
は、巡回帰還手段が、希土類添加光ファイバの両端が各
ポートに接続された多ポート光サーキュレータと、多ポ
ート光サーキュレータの他のポートに接続された波長選
択性光反射器とで構成されている点である。
【００３６】光ファイバ増幅部２２−１〜２２−Ｎは、
ポートＡからポートＢ、ポートＢからポートＣ、ポート
ＣからポートＤ、ポートＤからポートＥへの順方向特性
を有する光サーキュレータ２３と、光サーキュレータ２
３のポートＢとポートＤとの間に直列接続された光合波
器２及び希土類添加光ファイバ５と、光サーキュレータ
２３のポートＣに光減衰器２４を介して接続された波長
選択性光反射器としての光ファイバグレーティングフィ
ルタ２５及び光無反射終端器２６とで構成されている。
なお、波長選択性光反射器の代わりに光反射器を用いて
もよい。
ポートＡからポートＢ、ポートＢからポートＣ、ポート
ＣからポートＤ、ポートＤからポートＥへの順方向特性
を有する光サーキュレータ２３と、光サーキュレータ２
３のポートＢとポートＤとの間に直列接続された光合波
器２及び希土類添加光ファイバ５と、光サーキュレータ
２３のポートＣに光減衰器２４を介して接続された波長
選択性光反射器としての光ファイバグレーティングフィ
ルタ２５及び光無反射終端器２６とで構成されている。
なお、波長選択性光反射器の代わりに光反射器を用いて
もよい。
【００３７】励起光源３−１〜３−Ｎからの励起光は光
スターカプラ８を介して光合波器２に入力され、信号光
は光サーキュレータ２３のポートＡに入力され、増幅さ
れた光は光サーキュレータ２３のポートＥから出力され
る。
スターカプラ８を介して光合波器２に入力され、信号光
は光サーキュレータ２３のポートＡに入力され、増幅さ
れた光は光サーキュレータ２３のポートＥから出力され
る。
【００３８】このような光ファイバ増幅器２７において
も、図１に示した光ファイバ増幅器と同様の効果が得ら
れる。
も、図１に示した光ファイバ増幅器と同様の効果が得ら
れる。
【００３９】以上において本光ファイバ増幅器は、 (1) 希土類添加光ファイバに光合分波器を介して励起光
を入力し、希土類添加光ファイバで増幅された光の中の
特定の波長帯の光を選択的に希土類添加光ファイバに循
環帰還させる光ファイバ増幅部において、励起光源から
供給される励起光を光スターカプラにより複数の光ファ
イバ増幅部の希土類添加光ファイバに分配するので、複
数の光ファイバ増幅部を同じ励起光源を用いて増幅動作
させることができる。
を入力し、希土類添加光ファイバで増幅された光の中の
特定の波長帯の光を選択的に希土類添加光ファイバに循
環帰還させる光ファイバ増幅部において、励起光源から
供給される励起光を光スターカプラにより複数の光ファ
イバ増幅部の希土類添加光ファイバに分配するので、複
数の光ファイバ増幅部を同じ励起光源を用いて増幅動作
させることができる。
【００４０】(2) 光ファイバ増幅器において、２つ以上
の入力ポートと２つ以上の出力ポートとを有する光スタ
ーカプラを用いることにより、複数の励起光源から複数
の光ファイバ増幅部に励起光を供給することが可能とな
り、励起光源に不具合が生じても対処することができる
ので、信頼性が向上する。
の入力ポートと２つ以上の出力ポートとを有する光スタ
ーカプラを用いることにより、複数の励起光源から複数
の光ファイバ増幅部に励起光を供給することが可能とな
り、励起光源に不具合が生じても対処することができる
ので、信頼性が向上する。
【００４１】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【００４２】異なる利得が必要な場合に対応でき、しか
も信頼性の高い光ファイバ増幅器の提供を実現すること
ができる。
も信頼性の高い光ファイバ増幅器の提供を実現すること
ができる。
【図１】本発明の光ファイバ増幅器の一実施の形態を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】本発明の光ファイバ増幅器の他の実施の形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図３】本発明の光ファイバ増幅器の他の実施の形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図４】本発明の光ファイバ増幅器の他の実施の形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図５】従来の光ファイバ増幅器のブロック図である。
３−１〜３−Ｎ 励起光源 ８ 光スターカプラ ９−１〜９−Ｎ 光ファイバ増幅部 １０ 光ファイバ増幅器
Claims (6)
- 【請求項１】 希土類添加光ファイバ、該希土類添加光
ファイバに励起光を入力するための光合分波器及び上記
希土類添加光ファイバで増幅された光の中の特定の波長
帯の光を選択的に上記希土類添加光ファイバに巡回帰還
させる巡回帰還手段を有する複数の光ファイバ増幅部
と、各光ファイバ増幅部に励起光を供給するための複数
の励起光源と、各励起光源からの励起光を各光ファイバ
増幅部に供給するための光スターカプラとを備えたこと
を特徴とする光ファイバ増幅器。 - 【請求項２】 上記光スターカプラの複数の入力ポート
にそれぞれ異なる励起光源からの励起光が入力され、上
記光スターカプラの複数の出力ポートからの出力光はそ
れぞれ異なる光ファイバ増幅器に供給される請求項１に
記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項３】 上記巡回帰還手段は、上記希土類添加光
ファイバの両端側に設けられた光ファイバグレーティン
グフィルタで構成された請求項１又は２に記載の光ファ
イバ増幅器。 - 【請求項４】 上記巡回帰還手段は、上記希土類添加光
ファイバの両端側に設けられた光カプラと、両光カプラ
との間に接続された光バンドパスフィルタとで構成され
た請求項１又は２に記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項５】 上記巡回帰還手段は、上記希土類添加光
ファイバの両端側に設けられた光サーキュレータと、両
光サーキュレータとの間に設けられた光バンドパスフィ
ルタとで構成された請求項１又は２に記載の光ファイバ
増幅器。 - 【請求項６】 上記巡回帰還手段は、上記希土類添加光
ファイバの両端が各ポートに接続された多ポート光サー
キュレータと、該多ポート光サーキュレータの他のポー
トに接続された光反射器又は波長選択性光反射器とで構
成された請求項１又は２に記載の光ファイバ増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10045639A JPH11243369A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 光ファイバ増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10045639A JPH11243369A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 光ファイバ増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11243369A true JPH11243369A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12724948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10045639A Pending JPH11243369A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 光ファイバ増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11243369A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007294931A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ増幅モジュール |
| US8098424B2 (en) | 2006-03-31 | 2012-01-17 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber amplifying module |
| WO2020080144A1 (ja) | 2018-10-18 | 2020-04-23 | 日本電気株式会社 | 光中継器及び光信号の中継方法 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP10045639A patent/JPH11243369A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007294931A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ増幅モジュール |
| US8098424B2 (en) | 2006-03-31 | 2012-01-17 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber amplifying module |
| US8493653B2 (en) | 2006-03-31 | 2013-07-23 | Megaopto Co., Ltd. | Multi-stage optical fiber amplifier with high gain and low duty cycle |
| WO2020080144A1 (ja) | 2018-10-18 | 2020-04-23 | 日本電気株式会社 | 光中継器及び光信号の中継方法 |
| US11405110B2 (en) | 2018-10-18 | 2022-08-02 | Nec Corporation | Optical repeater and optical signal relay method |
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