JPH11242588A - プログラムダウンロードシステム、中央局、基地局、プログラムダウンロード方法、ファイルダウンロードシステム及び記録媒体 - Google Patents
プログラムダウンロードシステム、中央局、基地局、プログラムダウンロード方法、ファイルダウンロードシステム及び記録媒体Info
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- JPH11242588A JPH11242588A JP10042278A JP4227898A JPH11242588A JP H11242588 A JPH11242588 A JP H11242588A JP 10042278 A JP10042278 A JP 10042278A JP 4227898 A JP4227898 A JP 4227898A JP H11242588 A JPH11242588 A JP H11242588A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中央局から基地局に通信時間及びコストを抑
えてダウンロードするプログラムダウンロードシステム
を提供する。 【解決手段】 プログラム記憶部１５は最新のプログラ
ムを、差分プログラム保管部１３は最新のプログラムと
１世代前のプログラムとの差分プログラムを、バージョ
ン保管部１１は基地局２のメモリ２１が記憶するプログ
ラムのバージョンを記憶する。バージョン監視部１２
は、プログラム保管部１５が記憶するプログラムを監視
しており、新しいプログラムに更新されたことを検出し
たときに、バージョン保管部１１が記憶するバージョン
と最新のバージョンとが１世代異なるときは、差分プロ
グラム保管部１３が記憶する差分プログラムを基地局２
に送受信制御部１４を介して送信する。送受信制御部２
２は差分プログラムを受信し、ダウンロード制御処理部
２３に供給してメモリ２１が記憶するプログラムに反映
させる。
えてダウンロードするプログラムダウンロードシステム
を提供する。 【解決手段】 プログラム記憶部１５は最新のプログラ
ムを、差分プログラム保管部１３は最新のプログラムと
１世代前のプログラムとの差分プログラムを、バージョ
ン保管部１１は基地局２のメモリ２１が記憶するプログ
ラムのバージョンを記憶する。バージョン監視部１２
は、プログラム保管部１５が記憶するプログラムを監視
しており、新しいプログラムに更新されたことを検出し
たときに、バージョン保管部１１が記憶するバージョン
と最新のバージョンとが１世代異なるときは、差分プロ
グラム保管部１３が記憶する差分プログラムを基地局２
に送受信制御部１４を介して送信する。送受信制御部２
２は差分プログラムを受信し、ダウンロード制御処理部
２３に供給してメモリ２１が記憶するプログラムに反映
させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、中央局と複数の
基地局から構成される通信システムにおいて、中央局か
ら基地局にプログラムをダウンロードするプログラムダ
ウンロードシステム及び方法に関する。
基地局から構成される通信システムにおいて、中央局か
ら基地局にプログラムをダウンロードするプログラムダ
ウンロードシステム及び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のプログラムダウンロードシステム
は、図６に示すように、中央局１０１と、基地局１０２
と、通信回線１０３とから構成され、通信回線１０３を
介して中央局１０１と基地局１０２とが接続されてい
る。図示するように、中央局１０１は、磁気ディスク装
置１１１と、レジス夕１１２と、情報送出制御処理部１
１３と、から構成される。また、基地局１０２は、メモ
リ１２１と、レジスタ１２２と、バージョンチェック処
理部１２３と、ダウンロード制御処理部１２４と、から
構成される。
は、図６に示すように、中央局１０１と、基地局１０２
と、通信回線１０３とから構成され、通信回線１０３を
介して中央局１０１と基地局１０２とが接続されてい
る。図示するように、中央局１０１は、磁気ディスク装
置１１１と、レジス夕１１２と、情報送出制御処理部１
１３と、から構成される。また、基地局１０２は、メモ
リ１２１と、レジスタ１２２と、バージョンチェック処
理部１２３と、ダウンロード制御処理部１２４と、から
構成される。
【０００３】このプログラムダウンロードシステムで
は、基地局１０２は、図示せぬ電源の投入操作等に応じ
て初期立ち上げ処理を開始し、中央局１０１に最新のプ
ログラムのバージョンを要求する。中央局１０１の情報
送出制御処理部１１３は、この要求に応答し、レジスタ
１１２に格納されているプログラムのバージョンを読み
出して基地局１０２に通知する。
は、基地局１０２は、図示せぬ電源の投入操作等に応じ
て初期立ち上げ処理を開始し、中央局１０１に最新のプ
ログラムのバージョンを要求する。中央局１０１の情報
送出制御処理部１１３は、この要求に応答し、レジスタ
１１２に格納されているプログラムのバージョンを読み
出して基地局１０２に通知する。
【０００４】基地局１０２のダウンロード制御処理部１
２４は、中央局１０１から通知されたバージョンと、レ
ジスタ１２２に格納されているバージョンが、一致する
か否かをバージョンチェック処理部１２３に判別させ
る。バージョンが一致しないと判別した場合、ダウンロ
ード制御処理部１２４は、中央局１０１にプログラムの
送信を要求する。中央局１０１の情報送出制御処理部１
１３は、この要求を受信し、磁気ディスク装置１１１が
記憶している最新のプログラムを読み出し、基地局１０
２に送信する。基地局１０２のダウンロード制御処理部
１２４は、中央局１０１から最新のプログラムを受信
し、受信したプログラムをメモリ１２１に格納する。プ
ログラムのダウンロード終了後、基地局１０２は、ダウ
ンロードされたプログラムで立ち上がる。
２４は、中央局１０１から通知されたバージョンと、レ
ジスタ１２２に格納されているバージョンが、一致する
か否かをバージョンチェック処理部１２３に判別させ
る。バージョンが一致しないと判別した場合、ダウンロ
ード制御処理部１２４は、中央局１０１にプログラムの
送信を要求する。中央局１０１の情報送出制御処理部１
１３は、この要求を受信し、磁気ディスク装置１１１が
記憶している最新のプログラムを読み出し、基地局１０
２に送信する。基地局１０２のダウンロード制御処理部
１２４は、中央局１０１から最新のプログラムを受信
し、受信したプログラムをメモリ１２１に格納する。プ
ログラムのダウンロード終了後、基地局１０２は、ダウ
ンロードされたプログラムで立ち上がる。
【０００５】一方、バージョンが一致すると判別された
場合、ダウンロード制御処理部１２４は、バージョンが
一致することを示す一致情報を中央局１０１に送信す
る。一致情報を送信した後、基地局１０２は、メモリ１
２１が格納しているプログラムで立ち上がる。中央局１
０１の情報制御処理部１１３は、一致情報を受信した時
はダウンロード処理を中止する。
場合、ダウンロード制御処理部１２４は、バージョンが
一致することを示す一致情報を中央局１０１に送信す
る。一致情報を送信した後、基地局１０２は、メモリ１
２１が格納しているプログラムで立ち上がる。中央局１
０１の情報制御処理部１１３は、一致情報を受信した時
はダウンロード処理を中止する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このシステムでは、基
地局１０２と中央局１０１とが記憶するプログラムが互
いに異なる場合は、中央局１０１が記憶しているプログ
ラム全体を基地局１０２にダウンロードするため、各基
地局１０２への通信時間が長く、基地局１０２の数が多
い場合などには、通信時間及びそのコストが膨大になっ
てしまう。また、基地局１０２が起動されるタイミング
は任意であり、中央局１０１のプログラムが更新されて
から、基地局１０２が起動されるまでの間は、プログラ
ムが更新されないままになってしまい、中央局１０１の
プログラムの更新から基地局１０２のプログラムの更新
までにタイムラグが生じてしまう。さらに、全ての基地
局１０２のプログラムが更新されるまでの時間が長くか
かると共に各基地局１０２のプログラム更新のタイミン
グがばらついてしまう。このような問題は、プログラム
以外の任意のデータやファイルを更新する場合にも発生
する。
地局１０２と中央局１０１とが記憶するプログラムが互
いに異なる場合は、中央局１０１が記憶しているプログ
ラム全体を基地局１０２にダウンロードするため、各基
地局１０２への通信時間が長く、基地局１０２の数が多
い場合などには、通信時間及びそのコストが膨大になっ
てしまう。また、基地局１０２が起動されるタイミング
は任意であり、中央局１０１のプログラムが更新されて
から、基地局１０２が起動されるまでの間は、プログラ
ムが更新されないままになってしまい、中央局１０１の
プログラムの更新から基地局１０２のプログラムの更新
までにタイムラグが生じてしまう。さらに、全ての基地
局１０２のプログラムが更新されるまでの時間が長くか
かると共に各基地局１０２のプログラム更新のタイミン
グがばらついてしまう。このような問題は、プログラム
以外の任意のデータやファイルを更新する場合にも発生
する。
【０００７】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、中央局から基地局に通信時間及びコストを抑えて
データをダウンロードするダウンロードシステム、中央
局、基地局及びダウンロード方法を提供することを目的
とする。更に、基地局の更新のタイミングのばらつきを
抑えることができるダウンロードシステム、中央局及び
ダウンロード方法を提供することを目的とする。
ので、中央局から基地局に通信時間及びコストを抑えて
データをダウンロードするダウンロードシステム、中央
局、基地局及びダウンロード方法を提供することを目的
とする。更に、基地局の更新のタイミングのばらつきを
抑えることができるダウンロードシステム、中央局及び
ダウンロード方法を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第１の観点に係るプログラムダウンロー
ドシステムは、中央局と複数の基地局から構成され、前
記中央局から前記基地局にプログラムをダウンロードす
るプログラムダウンロードシステムにおいて、前記中央
局は、プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、各
前記基地局が記憶しているプログラムのバージョンを示
すバージョンデータを記憶するバージョン記憶手段と、
前記プログラム記憶手段が記憶しているプログラムが更
新されたときに、前記バージョン記憶手段が記憶してい
るバージョンデータに基づいて、更新されたプログラム
と、更新されたプログラムと前記プログラム記憶手段に
記憶されていた１つ前のバージョンのプログラムとの差
分に相当する差分プログラムとのいずれか一方を各前記
基地局に送信する送信手段と、を備え、各前記基地局
は、前記基地局を動作させるためのプログラムを記憶す
る記憶手段と、前記送信手段が送信した前記プログラム
又は前記差分プログラムを受信し、受信した前記プログ
ラムを前記記憶手段に格納し、受信した前記差分プログ
ラムを前記記憶手段が記憶しているプログラムに反映す
る手段と、を備える、ことを特徴とする。
め、この発明の第１の観点に係るプログラムダウンロー
ドシステムは、中央局と複数の基地局から構成され、前
記中央局から前記基地局にプログラムをダウンロードす
るプログラムダウンロードシステムにおいて、前記中央
局は、プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、各
前記基地局が記憶しているプログラムのバージョンを示
すバージョンデータを記憶するバージョン記憶手段と、
前記プログラム記憶手段が記憶しているプログラムが更
新されたときに、前記バージョン記憶手段が記憶してい
るバージョンデータに基づいて、更新されたプログラム
と、更新されたプログラムと前記プログラム記憶手段に
記憶されていた１つ前のバージョンのプログラムとの差
分に相当する差分プログラムとのいずれか一方を各前記
基地局に送信する送信手段と、を備え、各前記基地局
は、前記基地局を動作させるためのプログラムを記憶す
る記憶手段と、前記送信手段が送信した前記プログラム
又は前記差分プログラムを受信し、受信した前記プログ
ラムを前記記憶手段に格納し、受信した前記差分プログ
ラムを前記記憶手段が記憶しているプログラムに反映す
る手段と、を備える、ことを特徴とする。
【０００９】このような構成によれば、中央局は、プロ
グラムが更新されたときに、予め記憶している各基地局
のバージョンデータに基づいて、更新されたプログラム
又は差分プログラムを、基地局に送信する。各基地局
は、中央局が送信したプログラム又は差分プログラムを
受信し、自己の記憶するプログラムを更新する。このよ
うに、中央局がプログラムを更新した時点で、各基地局
が自己のプログラムを更新するため、基地局がプログラ
ムを更新するタイミングのばらつきを抑えることができ
る。また、差分プログラムを送受信することにより、プ
ログラム全体を通信する場合に比して通信時間を短縮す
ることができる。
グラムが更新されたときに、予め記憶している各基地局
のバージョンデータに基づいて、更新されたプログラム
又は差分プログラムを、基地局に送信する。各基地局
は、中央局が送信したプログラム又は差分プログラムを
受信し、自己の記憶するプログラムを更新する。このよ
うに、中央局がプログラムを更新した時点で、各基地局
が自己のプログラムを更新するため、基地局がプログラ
ムを更新するタイミングのばらつきを抑えることができ
る。また、差分プログラムを送受信することにより、プ
ログラム全体を通信する場合に比して通信時間を短縮す
ることができる。
【００１０】また、前記プログラム記憶手段は、記憶し
ている前記プログラムと１世代前のプログラムとの差分
に相当する差分プログラムを記憶する差分記憶手段を有
し、前記送信手段は、前記プログラム記憶手段が記憶し
ているプログラムが新しいプログラムに更新されたこと
を検出する検出手段と、前記検出手段がプログラムが更
新されたことを検出したときに、前記バージョン記憶手
段が記憶しているバージョンデータが示すバージョンと
前記検出手段が検出した更新後のプログラムのバージョ
ンとに基づいて、各前記基地局が記憶しているプログラ
ムと更新されたプログラムとが２世代以上異なるか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段が２世代以上異な
ると判別した基地局には、前記プログラム記憶手段が記
憶しているプログラムを送信し、１世代のみ異なると判
別した基地局には、前記差分記憶手段が記憶している差
分プログラムを送信する手段と、を備えてもよい。
ている前記プログラムと１世代前のプログラムとの差分
に相当する差分プログラムを記憶する差分記憶手段を有
し、前記送信手段は、前記プログラム記憶手段が記憶し
ているプログラムが新しいプログラムに更新されたこと
を検出する検出手段と、前記検出手段がプログラムが更
新されたことを検出したときに、前記バージョン記憶手
段が記憶しているバージョンデータが示すバージョンと
前記検出手段が検出した更新後のプログラムのバージョ
ンとに基づいて、各前記基地局が記憶しているプログラ
ムと更新されたプログラムとが２世代以上異なるか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段が２世代以上異な
ると判別した基地局には、前記プログラム記憶手段が記
憶しているプログラムを送信し、１世代のみ異なると判
別した基地局には、前記差分記憶手段が記憶している差
分プログラムを送信する手段と、を備えてもよい。
【００１１】上記目的を達成するため、この発明の第２
の観点に係るプログラムダウンロードシステムは、中央
局と複数の基地局とから構成され、前記中央局から前記
基地局にプログラムをダウンロードするプログラムダウ
ンロードシステムにおいて、各前記基地局は、前記基地
局を動作させるためのプログラムを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段が記憶する前記プログラムのバージョ
ンを示すバージョンデータを記憶するバージョン記憶手
段と、前記中央局が記憶している最新のプログラムのバ
ージョンデータを要求するバージョン要求データを前記
中央局に送信する第１の送信手段と、前記中央局から送
信されるバージョンデータを受信し、受信したバージョ
ンデータと前記バージョン記憶手段が記憶している前記
バージョンデータとを比較して、該基地局が記憶してい
るプログラムのバージョンと前記中央局が記憶している
プログラムのバージョンとが等しいか、異なるかを判別
する判別手段と、前記判別手段の判別結果を前記中央局
に送信する第２の送信手段と、前記中央局から送信され
たプログラム又は差分プログラムを受信し、受信したプ
ログラムを前記記憶手段に格納し、差分プログラムを前
記記憶手段が記憶しているプログラムに反映する反映手
段と、を有し、前記中央局は、最新のプログラムと、前
記最新のプログラムと１世代前のプログラムとの差分に
相当する差分プログラムと、を記憶するプログラム記憶
手段と、前記プログラム記憶手段が記憶するプログラム
のバージョンデータを記憶するプログラムバージョン記
憶手段と、前記第１の送信手段が送信したバージョン要
求データを受信し、前記プログラムバージョン記憶手段
が記憶しているバージョンデータを該当する基地局に送
信する第１の応答手段と、前記第２の送信手段により送
信された判別結果を受信し、受信した判別結果がバージ
ョンが等しいことを示している場合に、プログラムを送
信せず、判別結果がバージョンが異なることを示してい
る場合に、前記プログラム記憶手段が記憶しているプロ
グラムと差分プログラムとのいずれか一方を前記基地局
に送信する第２の応答手段と、を備える、ことを特徴と
する。
の観点に係るプログラムダウンロードシステムは、中央
局と複数の基地局とから構成され、前記中央局から前記
基地局にプログラムをダウンロードするプログラムダウ
ンロードシステムにおいて、各前記基地局は、前記基地
局を動作させるためのプログラムを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段が記憶する前記プログラムのバージョ
ンを示すバージョンデータを記憶するバージョン記憶手
段と、前記中央局が記憶している最新のプログラムのバ
ージョンデータを要求するバージョン要求データを前記
中央局に送信する第１の送信手段と、前記中央局から送
信されるバージョンデータを受信し、受信したバージョ
ンデータと前記バージョン記憶手段が記憶している前記
バージョンデータとを比較して、該基地局が記憶してい
るプログラムのバージョンと前記中央局が記憶している
プログラムのバージョンとが等しいか、異なるかを判別
する判別手段と、前記判別手段の判別結果を前記中央局
に送信する第２の送信手段と、前記中央局から送信され
たプログラム又は差分プログラムを受信し、受信したプ
ログラムを前記記憶手段に格納し、差分プログラムを前
記記憶手段が記憶しているプログラムに反映する反映手
段と、を有し、前記中央局は、最新のプログラムと、前
記最新のプログラムと１世代前のプログラムとの差分に
相当する差分プログラムと、を記憶するプログラム記憶
手段と、前記プログラム記憶手段が記憶するプログラム
のバージョンデータを記憶するプログラムバージョン記
憶手段と、前記第１の送信手段が送信したバージョン要
求データを受信し、前記プログラムバージョン記憶手段
が記憶しているバージョンデータを該当する基地局に送
信する第１の応答手段と、前記第２の送信手段により送
信された判別結果を受信し、受信した判別結果がバージ
ョンが等しいことを示している場合に、プログラムを送
信せず、判別結果がバージョンが異なることを示してい
る場合に、前記プログラム記憶手段が記憶しているプロ
グラムと差分プログラムとのいずれか一方を前記基地局
に送信する第２の応答手段と、を備える、ことを特徴と
する。
【００１２】このような構成によれば、基地局は、中央
局が記憶するプログラムのバージョンデータを要求し、
受信したバージョンデータと自己が記憶するバージョン
データとが１世代のみ異なるときに、中央局に差分プロ
グラムを要求する。従って、プログラムの更新の度に、
更新されたプログラム全体を基地局に送信する必要がな
く、通常は、差分プログラムのみを更新すればよく、通
信量を大幅に低減し、パージョンアップに要する時間を
短縮することができる。
局が記憶するプログラムのバージョンデータを要求し、
受信したバージョンデータと自己が記憶するバージョン
データとが１世代のみ異なるときに、中央局に差分プロ
グラムを要求する。従って、プログラムの更新の度に、
更新されたプログラム全体を基地局に送信する必要がな
く、通常は、差分プログラムのみを更新すればよく、通
信量を大幅に低減し、パージョンアップに要する時間を
短縮することができる。
【００１３】前記判別手段は、前記基地局が記憶するプ
ログラムのバージョンと前記中央局が記憶するプログラ
ムのバージョンが１世代異なるか、２世代以上異なるか
を判別する手段を備え、前記反映手段は、前記中央局か
ら送信されるプログラム又は差分プログラムを受信し、
受信したプログラムを前記記憶手段に格納し、受信した
差分プログラムを前記記憶手段が記憶するプログラムに
反映する手段を備え、前記第２の応答手段は、受信した
判別結果がバージョンが１世代異なることを示している
場合に、前記差分記憶手段が記憶する差分プログラムを
基地局に送信し、判別結果がバージョンが２世代以上異
なることを示している場合に、前記プログラム記憶手段
が記憶する前記プログラムを前記基地局に送信する手段
を備える、ようにしてもよい。
ログラムのバージョンと前記中央局が記憶するプログラ
ムのバージョンが１世代異なるか、２世代以上異なるか
を判別する手段を備え、前記反映手段は、前記中央局か
ら送信されるプログラム又は差分プログラムを受信し、
受信したプログラムを前記記憶手段に格納し、受信した
差分プログラムを前記記憶手段が記憶するプログラムに
反映する手段を備え、前記第２の応答手段は、受信した
判別結果がバージョンが１世代異なることを示している
場合に、前記差分記憶手段が記憶する差分プログラムを
基地局に送信し、判別結果がバージョンが２世代以上異
なることを示している場合に、前記プログラム記憶手段
が記憶する前記プログラムを前記基地局に送信する手段
を備える、ようにしてもよい。
【００１４】上記目的を達成するため、この発明の第３
の観点に係る中央局は、通信回線を介して複数の基地局
に接続され、各前記基地局にプログラムをダウンロード
する中央局であって、プログラムを記憶するプログラム
記憶手段と、前記プログラム記憶手段が記憶しているプ
ログラムと１世代前のプログラムとの差分に相当する差
分プログラムを記憶する差分記憶手段と、各前記基地局
が記憶するプログラムのバージョンデータを記憶するバ
ージョン記憶手段と、前記プログラム記憶手段が記憶す
るプログラムと前記差分記憶手段が記憶する差分プログ
ラムが新しいプログラムと差分プログラムに更新された
こと及び更新されたプログラムのバージョンデータを検
出する検出手段と、前記検出手段で前記プログラム記憶
手段が記憶するプログラムが更新されたことを検出した
ときに、前記バージョン記憶手段が記憶するバージョン
データに基づいて、新しいプログラムと更新された差分
プログラムとのいずれか一方を各前記基地局に送信する
送信手段と、を備えることを特徴とする。
の観点に係る中央局は、通信回線を介して複数の基地局
に接続され、各前記基地局にプログラムをダウンロード
する中央局であって、プログラムを記憶するプログラム
記憶手段と、前記プログラム記憶手段が記憶しているプ
ログラムと１世代前のプログラムとの差分に相当する差
分プログラムを記憶する差分記憶手段と、各前記基地局
が記憶するプログラムのバージョンデータを記憶するバ
ージョン記憶手段と、前記プログラム記憶手段が記憶す
るプログラムと前記差分記憶手段が記憶する差分プログ
ラムが新しいプログラムと差分プログラムに更新された
こと及び更新されたプログラムのバージョンデータを検
出する検出手段と、前記検出手段で前記プログラム記憶
手段が記憶するプログラムが更新されたことを検出した
ときに、前記バージョン記憶手段が記憶するバージョン
データに基づいて、新しいプログラムと更新された差分
プログラムとのいずれか一方を各前記基地局に送信する
送信手段と、を備えることを特徴とする。
【００１５】上記目的を達成するため、この発明の第４
の観点に係る中央局は、通信回線を介して複数の基地局
に接続され、各前記基地局にプログラムをダウンロード
する中央局であって、プログラムを記憶するプログラム
記憶手段と、前記プログラム記憶手段が記憶しているプ
ログラムと１世代前のプログラムとの差分プログラムを
記憶する差分記憶手段と、前記プログラム記憶手段が記
憶するプログラムのバージョンデータを記憶するプログ
ラムバージョン記憶手段と、前記基地局から送信される
最新のバージョンデータを要求するデータを受信し、前
記プログラムバージョン記憶手段が記憶するバージョン
データを前記基地局に送信する第１の送信手段と、前記
基地局から送信されるデータを受信し、受信したデータ
が、前記基地局が記憶しているプログラムのバージョン
と前記第１の送信手段が送信したバージョンデータが示
すバージョンとが等しいことを示している場合に、プロ
グラムを前記基地局に送信せず、差分プログラムを要求
していることを示している場合に、前記差分記憶手段が
記憶する差分プログラムを前記基地局に送信し、プログ
ラムを要求していることを示している場合に、前記プロ
グラム記憶手段が記憶するプログラムを前記基地局に送
信する第２の送信手段と、を備えることを特徴とする。
の観点に係る中央局は、通信回線を介して複数の基地局
に接続され、各前記基地局にプログラムをダウンロード
する中央局であって、プログラムを記憶するプログラム
記憶手段と、前記プログラム記憶手段が記憶しているプ
ログラムと１世代前のプログラムとの差分プログラムを
記憶する差分記憶手段と、前記プログラム記憶手段が記
憶するプログラムのバージョンデータを記憶するプログ
ラムバージョン記憶手段と、前記基地局から送信される
最新のバージョンデータを要求するデータを受信し、前
記プログラムバージョン記憶手段が記憶するバージョン
データを前記基地局に送信する第１の送信手段と、前記
基地局から送信されるデータを受信し、受信したデータ
が、前記基地局が記憶しているプログラムのバージョン
と前記第１の送信手段が送信したバージョンデータが示
すバージョンとが等しいことを示している場合に、プロ
グラムを前記基地局に送信せず、差分プログラムを要求
していることを示している場合に、前記差分記憶手段が
記憶する差分プログラムを前記基地局に送信し、プログ
ラムを要求していることを示している場合に、前記プロ
グラム記憶手段が記憶するプログラムを前記基地局に送
信する第２の送信手段と、を備えることを特徴とする。
【００１６】上記目的を達成するため、この発明の第５
の観点に係る基地局は、通信回線を介して中央局と接続
され、前記中央局が記憶するプログラムを受信する基地
局であって、前記基地局は、前記基地局を動作させるた
めのプログラムを記憶する記憶手段と、前記記憶手段が
記憶している前記プログラムのバージョンを示すバージ
ョンデータを記憶するバージョン記憶手段と、前記中央
局が記憶する最新のプログラムのバージョンデータを要
求するデータを前記中央局に送信する第１の送信手段
と、前記中央局から送信されるバージョンデータを受信
し、受信したバージョンデータと前記バージョン記憶手
段が記憶する前記バージョンデータとを比較して、この
基地局が記憶するプログラムのバージョンと中央局が記
憶するプログラムのバージョンが等しいか、１世代異な
るか、２世代以上異なるかを判別する判別手段と、前記
判別手段の判別結果を前記中央局に通知する第２の送信
手段と、前記中央局から送信されるプログラム又は差分
プログラムを受信し、受信したプログラムを前記記憶手
段に格納し、受信した差分プログラムを前記記憶手段が
記憶しているプログラムに反映する格納手段と、を備え
ることを特徴とする。
の観点に係る基地局は、通信回線を介して中央局と接続
され、前記中央局が記憶するプログラムを受信する基地
局であって、前記基地局は、前記基地局を動作させるた
めのプログラムを記憶する記憶手段と、前記記憶手段が
記憶している前記プログラムのバージョンを示すバージ
ョンデータを記憶するバージョン記憶手段と、前記中央
局が記憶する最新のプログラムのバージョンデータを要
求するデータを前記中央局に送信する第１の送信手段
と、前記中央局から送信されるバージョンデータを受信
し、受信したバージョンデータと前記バージョン記憶手
段が記憶する前記バージョンデータとを比較して、この
基地局が記憶するプログラムのバージョンと中央局が記
憶するプログラムのバージョンが等しいか、１世代異な
るか、２世代以上異なるかを判別する判別手段と、前記
判別手段の判別結果を前記中央局に通知する第２の送信
手段と、前記中央局から送信されるプログラム又は差分
プログラムを受信し、受信したプログラムを前記記憶手
段に格納し、受信した差分プログラムを前記記憶手段が
記憶しているプログラムに反映する格納手段と、を備え
ることを特徴とする。
【００１７】上記目的を達成するため、この発明の第６
の観点に係るプログラムダウンロード方法は、中央局が
記憶しているプログラムが更新されたときに、更新され
たプログラムと各基地局が記憶しているプログラムとを
比較するステップと、比較結果に応じて、更新されたプ
ログラムと、更新されたプログラムとその１つ前のバー
ジョンのプログラムとの差分に相当する差分プログラム
とのいずれか一方を各前記基地局に送信するステップ
と、各前記基地局において、前記送信ステップが送信し
た前記プログラム又は差分プログラムを受信し、前記プ
ログラムを格納し、前記差分プログラムを記憶している
プログラムに反映するステップと、を備えることを特徴
とする。
の観点に係るプログラムダウンロード方法は、中央局が
記憶しているプログラムが更新されたときに、更新され
たプログラムと各基地局が記憶しているプログラムとを
比較するステップと、比較結果に応じて、更新されたプ
ログラムと、更新されたプログラムとその１つ前のバー
ジョンのプログラムとの差分に相当する差分プログラム
とのいずれか一方を各前記基地局に送信するステップ
と、各前記基地局において、前記送信ステップが送信し
た前記プログラム又は差分プログラムを受信し、前記プ
ログラムを格納し、前記差分プログラムを記憶している
プログラムに反映するステップと、を備えることを特徴
とする。
【００１８】前記送信ステップは、前記比較ステップが
更新されたプログラムと各基地局が記憶しているプログ
ラムとが２世代以上異なると判別した場合に、更新され
たプログラムを該当する基地局に送信し、１世代のみ異
なると判別された場合に、前記差分プログラムを該当す
る基地局に送信するようにしてもよい。
更新されたプログラムと各基地局が記憶しているプログ
ラムとが２世代以上異なると判別した場合に、更新され
たプログラムを該当する基地局に送信し、１世代のみ異
なると判別された場合に、前記差分プログラムを該当す
る基地局に送信するようにしてもよい。
【００１９】上記目的を達成するため、この発明の第７
の観点に係るファイルダウンロードシステムは、中央局
と複数の基地局から構成され、前記中央局から前記基地
局にファイルをダウンロードするファイルダウンロード
システムにおいて、前記中央局が記憶しているファイル
と各基地局が記憶しているファイルとが１世代異なるか
或いは２世代以上異なるかを判別する判別手段を更に備
え、前記中央局は、前記判別手段が１世代異なると判別
した際に、自己が記憶しているファイルとその１世代前
のファイルとの差分に相当する差分ファイルを該当する
基地局に送信する手段と、前記判別手段が２世代以上異
なると判別した際に、自己が記憶しているファイルを該
当する基地局に送信する手段とを備え、各前記基地局
は、前記中央局から前記差分ファイル又は前記ファイル
を受信し、受信した前記差分ファイルを自己が記憶して
いるファイルに反映して更新し、受信した前記ファイル
を新たなファイルとして記憶する手段を備える、ことを
特徴とする。
の観点に係るファイルダウンロードシステムは、中央局
と複数の基地局から構成され、前記中央局から前記基地
局にファイルをダウンロードするファイルダウンロード
システムにおいて、前記中央局が記憶しているファイル
と各基地局が記憶しているファイルとが１世代異なるか
或いは２世代以上異なるかを判別する判別手段を更に備
え、前記中央局は、前記判別手段が１世代異なると判別
した際に、自己が記憶しているファイルとその１世代前
のファイルとの差分に相当する差分ファイルを該当する
基地局に送信する手段と、前記判別手段が２世代以上異
なると判別した際に、自己が記憶しているファイルを該
当する基地局に送信する手段とを備え、各前記基地局
は、前記中央局から前記差分ファイル又は前記ファイル
を受信し、受信した前記差分ファイルを自己が記憶して
いるファイルに反映して更新し、受信した前記ファイル
を新たなファイルとして記憶する手段を備える、ことを
特徴とする。
【００２０】このような構成によれば、中央局が記憶し
ているファイルと基地局が記憶しているファイルとが１
世代のみ異なるときに、中央局は、基地局に差分ファイ
ルを送信する。従って、中央局は、ファイルの更新の度
に、通常は、差分ファイルのみを送信すればよく、更新
されたファイル全体を基地局に送信する必要がなく、フ
ァイル全体を送信するよりも更新のための通信量を低減
することができる。
ているファイルと基地局が記憶しているファイルとが１
世代のみ異なるときに、中央局は、基地局に差分ファイ
ルを送信する。従って、中央局は、ファイルの更新の度
に、通常は、差分ファイルのみを送信すればよく、更新
されたファイル全体を基地局に送信する必要がなく、フ
ァイル全体を送信するよりも更新のための通信量を低減
することができる。
【００２１】上記目的を達成するため、この発明の第８
の観点に係る記録媒体は、コンピュータを、自己が記憶
しているファイルと他のコンピュータが記憶しているフ
ァイルとが１世代異なるか、２世代以上異なるかを判別
する判別手段と、前記判別手段が１世代異なると判別し
た際に、自己が記憶しているファイルとその１世代前の
ファイルとの差分に相当する差分ファイルを該当する他
のコンピュータに送信する手段と、前記判別手段が２世
代以上異なると判別した際に、自己が記憶しているファ
イルを該当する他のコンピュータに送信する手段、とし
て機能させるためのプログラムを記憶させたことを特徴
とする。
の観点に係る記録媒体は、コンピュータを、自己が記憶
しているファイルと他のコンピュータが記憶しているフ
ァイルとが１世代異なるか、２世代以上異なるかを判別
する判別手段と、前記判別手段が１世代異なると判別し
た際に、自己が記憶しているファイルとその１世代前の
ファイルとの差分に相当する差分ファイルを該当する他
のコンピュータに送信する手段と、前記判別手段が２世
代以上異なると判別した際に、自己が記憶しているファ
イルを該当する他のコンピュータに送信する手段、とし
て機能させるためのプログラムを記憶させたことを特徴
とする。
【００２２】上記目的を達成するため、この発明の第９
の観点に係る記録媒体は、コンピュータを、自己が記憶
しているファイルと他のコンピュータが記憶しているフ
ァイルとが１世代異なる場合に、自己が記憶しているフ
ァイルと他のコンピュータが記憶しているファイルとの
差分に相当する差分ファイルを前記他のコンピュータよ
り送信されてくるファイルを受信し、受信したファイル
を自己が記憶しているファイルに反映する手段と、自己
が記憶しているファイルと他のコンピュータが記憶して
いるファイルとが２世代以上異なる場合に他のコンピュ
ータより送信されてくる、ファイルを受信し、自己の記
憶しているファイルを新たに受信したファイルに更新す
る手段、として機能させるためのプログラムが記憶され
ていることを特徴とする。
の観点に係る記録媒体は、コンピュータを、自己が記憶
しているファイルと他のコンピュータが記憶しているフ
ァイルとが１世代異なる場合に、自己が記憶しているフ
ァイルと他のコンピュータが記憶しているファイルとの
差分に相当する差分ファイルを前記他のコンピュータよ
り送信されてくるファイルを受信し、受信したファイル
を自己が記憶しているファイルに反映する手段と、自己
が記憶しているファイルと他のコンピュータが記憶して
いるファイルとが２世代以上異なる場合に他のコンピュ
ータより送信されてくる、ファイルを受信し、自己の記
憶しているファイルを新たに受信したファイルに更新す
る手段、として機能させるためのプログラムが記憶され
ていることを特徴とする。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かるプログラムダウンロードシステムについて説明す
る。
かるプログラムダウンロードシステムについて説明す
る。
【００２４】（第１の実施の形態）本発明の第１の実施
の形態に係るプログラムダウンロードシステムは、図１
に示すように、中央局１と複数の基地局２と通信回線３
とから構成され、通信回線３を介して中央局１と複数の
基地局２とが接続されている。
の形態に係るプログラムダウンロードシステムは、図１
に示すように、中央局１と複数の基地局２と通信回線３
とから構成され、通信回線３を介して中央局１と複数の
基地局２とが接続されている。
【００２５】中央局１は、図２に示すように、バージョ
ン保管部１１と、バージョン監視部１２と、差分プログ
ラム保管部１３と、送受信制御部１４と、プログラム保
管部１５と、から構成されている。
ン保管部１１と、バージョン監視部１２と、差分プログ
ラム保管部１３と、送受信制御部１４と、プログラム保
管部１５と、から構成されている。
【００２６】バージョン保管部１１は、基地局２が記憶
するプログラムのバージョンを示すバージョンデータを
記憶する。バージョン監視部１２は、中央局１が記憶す
るプログラムのバージョンを示すバージョンデータを記
憶すると共に、任意の時間毎にプログラム保管部１５が
記憶するプログラムのバージョンデータを検出して、プ
ログラム保管部１５が記憶するプログラムが更新された
か否かをチェックする。
するプログラムのバージョンを示すバージョンデータを
記憶する。バージョン監視部１２は、中央局１が記憶す
るプログラムのバージョンを示すバージョンデータを記
憶すると共に、任意の時間毎にプログラム保管部１５が
記憶するプログラムのバージョンデータを検出して、プ
ログラム保管部１５が記憶するプログラムが更新された
か否かをチェックする。
【００２７】差分プログラム保管部１３は、プログラム
保管部１５が記憶する最新バージョンのプログラムと１
世代前のバージョンのプログラムとの差分プログラムを
記憶する。例えば、プログラムのバージョンデータが自
然数で割り当てられているとし、プログラム保管部１５
が記憶するプログラムはバージョンが３であるとする
と、差分プログラムは、バージョン３のプログラムとバ
ージョン３の１世代前のバージョン２のプログラムとの
異なる箇所を抽出したものである。
保管部１５が記憶する最新バージョンのプログラムと１
世代前のバージョンのプログラムとの差分プログラムを
記憶する。例えば、プログラムのバージョンデータが自
然数で割り当てられているとし、プログラム保管部１５
が記憶するプログラムはバージョンが３であるとする
と、差分プログラムは、バージョン３のプログラムとバ
ージョン３の１世代前のバージョン２のプログラムとの
異なる箇所を抽出したものである。
【００２８】送受信制御部１４は、通信回線３を介して
基地局２とデータを送受信する。プログラム保管部１５
は、最新バージョンのプログラムを記憶する。最新バー
ジョンのプログラムを入力する方法は任意であり、例え
ば、フロッピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に
記録されたプログラムを図示せぬドライブ装置からイン
ストールする等の方法で入力される。
基地局２とデータを送受信する。プログラム保管部１５
は、最新バージョンのプログラムを記憶する。最新バー
ジョンのプログラムを入力する方法は任意であり、例え
ば、フロッピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に
記録されたプログラムを図示せぬドライブ装置からイン
ストールする等の方法で入力される。
【００２９】基地局２は、図２に示すように、メモリ２
１と、送受信制御部２２と、ダウンロード制御処理部２
３と、バージョン解析部２４と、バージョン保管部２５
と、から構成される。
１と、送受信制御部２２と、ダウンロード制御処理部２
３と、バージョン解析部２４と、バージョン保管部２５
と、から構成される。
【００３０】メモリ２１は、基地局２を立ち上げるプロ
グラムを記憶する。送受信制御部２２は、通信回線３を
介して中央局１とデータを送受信する。ダウンロード制
御処理部２３は、中央局１から送信されるプログラムを
送受信制御部２２を介して受信すると共に、受信したプ
ログラムをメモリ２１に記憶させる。
グラムを記憶する。送受信制御部２２は、通信回線３を
介して中央局１とデータを送受信する。ダウンロード制
御処理部２３は、中央局１から送信されるプログラムを
送受信制御部２２を介して受信すると共に、受信したプ
ログラムをメモリ２１に記憶させる。
【００３１】バージョン解析部２４は、中央局１から受
信したバージョンデータとバージョン保管部２５が記憶
するバージョンデータとが、同一であるか、１世代異な
るものであるか、２世代以上異なるものであるかを判別
する。例えば、プログラムのバージョンデータが自然数
で割り当てられ、バージョン保管部２５が記憶するバー
ジョンデータがバージョン２を示しているとする。この
とき、中央局１から受信したバージョンデータがバージ
ョン２を示しているとき、同一であると判別され、受信
したバージョンデータがバージョン３を示しているとき
１世代異なるものであると判別され、受信したバージョ
ンデータがバージョン４を示しているときに２世代以上
異なるものであると判別される。バージョン保管部２５
は、メモリ２１が記憶するプログラムのバージョンデー
タを記憶する。
信したバージョンデータとバージョン保管部２５が記憶
するバージョンデータとが、同一であるか、１世代異な
るものであるか、２世代以上異なるものであるかを判別
する。例えば、プログラムのバージョンデータが自然数
で割り当てられ、バージョン保管部２５が記憶するバー
ジョンデータがバージョン２を示しているとする。この
とき、中央局１から受信したバージョンデータがバージ
ョン２を示しているとき、同一であると判別され、受信
したバージョンデータがバージョン３を示しているとき
１世代異なるものであると判別され、受信したバージョ
ンデータがバージョン４を示しているときに２世代以上
異なるものであると判別される。バージョン保管部２５
は、メモリ２１が記憶するプログラムのバージョンデー
タを記憶する。
【００３２】次に、上記構成を備えるダウンロードシス
テムのダウンロード方法について、図３を参照して説明
する。
テムのダウンロード方法について、図３を参照して説明
する。
【００３３】ここでは、理解を容易にするため、中央局
１と基地局２が記憶するプログラムのバージョンは、共
にバージョン２であるとする。
１と基地局２が記憶するプログラムのバージョンは、共
にバージョン２であるとする。
【００３４】中央局１の管理者は、中央局１のプログラ
ムをバージョンアップする場合、プログラム保管部１５
に、バージョン３のプログラムを入力する。また、差分
プログラム保管部１３に、バージョン３のプログラムと
バージョン２のプログラムとの差分プログラムを入力す
る。
ムをバージョンアップする場合、プログラム保管部１５
に、バージョン３のプログラムを入力する。また、差分
プログラム保管部１３に、バージョン３のプログラムと
バージョン２のプログラムとの差分プログラムを入力す
る。
【００３５】バージョン監視部１２は、プログラム保管
部１５に新たに格納されたプログラムのヘッダに含まれ
ているバージョンデータから、更新したプログラムのバ
ージョンが「３」であることを検出し、自己の記憶して
いるバージョンデータ（「２」）と異なっていると判別
する。このため、バージョン監視部１２は、プログラム
保管部１５が記憶しているプログラムが更新されたと見
なし、自己の記憶するバージョンデータをバージョン３
に更新する。バージョン監視部１２は、プログラムのバ
ージョンが更新されたことを検出すると、バージョン保
管部１１から各基地局２が記憶するバージョンデータを
読み出し、各基地局２が記憶するプログラムのバージョ
ンと更新されたプログラムのバージョンとを比較して、
プログラムデータが、同一であるか、１世代異なるもの
であるか、２世代以上異なるものであるかを判別する。
部１５に新たに格納されたプログラムのヘッダに含まれ
ているバージョンデータから、更新したプログラムのバ
ージョンが「３」であることを検出し、自己の記憶して
いるバージョンデータ（「２」）と異なっていると判別
する。このため、バージョン監視部１２は、プログラム
保管部１５が記憶しているプログラムが更新されたと見
なし、自己の記憶するバージョンデータをバージョン３
に更新する。バージョン監視部１２は、プログラムのバ
ージョンが更新されたことを検出すると、バージョン保
管部１１から各基地局２が記憶するバージョンデータを
読み出し、各基地局２が記憶するプログラムのバージョ
ンと更新されたプログラムのバージョンとを比較して、
プログラムデータが、同一であるか、１世代異なるもの
であるか、２世代以上異なるものであるかを判別する。
【００３６】ここで、バージョン保管部１１から読み出
した基地局２が記憶するプログラムのバージョンの
「２」と、バージョン監視部１２が記憶する更新された
プログラムのバージョンの「３」とを比較した結果、１
世代異なるものであると判別され、送受信制御部１４
は、差分プログラムのダウンロード開始を通知する信号
を基地局２に送信する（ステップＳ１）。
した基地局２が記憶するプログラムのバージョンの
「２」と、バージョン監視部１２が記憶する更新された
プログラムのバージョンの「３」とを比較した結果、１
世代異なるものであると判別され、送受信制御部１４
は、差分プログラムのダウンロード開始を通知する信号
を基地局２に送信する（ステップＳ１）。
【００３７】基地局２の送受信制御部２２は、差分プロ
グラムのダウンロードの開始を通知する信号を受信する
（ステップＳ１１）。送受信制御部２２は、プログラム
の受信が可能か否かを判別し、受信可能であれば、差分
プログラムのダウンロードが可能であることを通知する
差分プログラムのダウンロード開始応答を中央局１に送
信する（ステップＳ１２）。
グラムのダウンロードの開始を通知する信号を受信する
（ステップＳ１１）。送受信制御部２２は、プログラム
の受信が可能か否かを判別し、受信可能であれば、差分
プログラムのダウンロードが可能であることを通知する
差分プログラムのダウンロード開始応答を中央局１に送
信する（ステップＳ１２）。
【００３８】中央局１の送受信制御部１４は、差分プロ
グラムのダウンロード開始応答を受信し（ステップＳ
２）、差分プログラム保管部１３が記憶する差分プログ
ラムを、基地局２に送信（ダウンロード）する（ステッ
プＳ３）。
グラムのダウンロード開始応答を受信し（ステップＳ
２）、差分プログラム保管部１３が記憶する差分プログ
ラムを、基地局２に送信（ダウンロード）する（ステッ
プＳ３）。
【００３９】基地局２の送受信制御部２２は、中央局１
から送信された差分プログラムを受信する（ステップＳ
１３）。送受信制御部２２は、差分プログラムの受信に
応答する信号を中央局１に送信する（ステップＳ１４）
と共に、受信した差分プログラムをダウンロード制御処
理部２３に供給する。ダウンロード制御処理部２３は、
メモリ２１が記憶するプログラムを読み出し、受信した
差分プログラムに基づいて、バージョン３のプログラム
を作成し、メモリ２１に格納する。
から送信された差分プログラムを受信する（ステップＳ
１３）。送受信制御部２２は、差分プログラムの受信に
応答する信号を中央局１に送信する（ステップＳ１４）
と共に、受信した差分プログラムをダウンロード制御処
理部２３に供給する。ダウンロード制御処理部２３は、
メモリ２１が記憶するプログラムを読み出し、受信した
差分プログラムに基づいて、バージョン３のプログラム
を作成し、メモリ２１に格納する。
【００４０】中央局１の送受信制御部１４は、基地局２
から送信された差分プログラムのプログラムダウンロー
ド応答を受信し、ダウンロード処理を続ける（ステップ
Ｓ４）。また、送受信制御部１４は、差分プログラム保
管部１３に格納されている差分プログラムのダウンロー
ドを終了すると、ダウンロードの終了を基地局２に通知
する（ステップＳ５）。
から送信された差分プログラムのプログラムダウンロー
ド応答を受信し、ダウンロード処理を続ける（ステップ
Ｓ４）。また、送受信制御部１４は、差分プログラム保
管部１３に格納されている差分プログラムのダウンロー
ドを終了すると、ダウンロードの終了を基地局２に通知
する（ステップＳ５）。
【００４１】基地局２の送受信制御部２２は、中央局１
から送信されたダウンロード終了通知を受信し（ステッ
プＳ１５）、バージョン保管部２５が記憶するバージョ
ンデータをバージョン２からバージョン３に更新する。
また、送受信制御部２２は、受信したダウンロード終了
通知に対応するダウンロード終了応答を、中央局１に送
信する（ステップＳ１５）。このダウンロード処理後、
基地局２は、ダウンロードしたバージョン３のプログラ
ムで再起動する。
から送信されたダウンロード終了通知を受信し（ステッ
プＳ１５）、バージョン保管部２５が記憶するバージョ
ンデータをバージョン２からバージョン３に更新する。
また、送受信制御部２２は、受信したダウンロード終了
通知に対応するダウンロード終了応答を、中央局１に送
信する（ステップＳ１５）。このダウンロード処理後、
基地局２は、ダウンロードしたバージョン３のプログラ
ムで再起動する。
【００４２】中央局１の送受信制御部１４は、基地局２
から送信されたダウンロード終了応答を受信すると共
に、バージョン保管部１１の基地局２が記憶するバージ
ョンデータをバージョン３に更新する。バージョン保管
部１１の更新後、中央局１は、ダウンロード処理を終了
する（ステップＳ６）。
から送信されたダウンロード終了応答を受信すると共
に、バージョン保管部１１の基地局２が記憶するバージ
ョンデータをバージョン３に更新する。バージョン保管
部１１の更新後、中央局１は、ダウンロード処理を終了
する（ステップＳ６）。
【００４３】一方、バージョン保管部１１から読み出し
た基地局２が記憶するプログラムのバージョンと、バー
ジョン監視部１２が記憶する更新されたプログラムのバ
ージョンとを比較した結果、２世代以上異なるものであ
ると判別した場合、送受信制御部１４は、プログラム保
管部１５が記憶するプログラムのダウンロード開始を通
知する信号を基地局２に送信する（ステップＳ１）。
た基地局２が記憶するプログラムのバージョンと、バー
ジョン監視部１２が記憶する更新されたプログラムのバ
ージョンとを比較した結果、２世代以上異なるものであ
ると判別した場合、送受信制御部１４は、プログラム保
管部１５が記憶するプログラムのダウンロード開始を通
知する信号を基地局２に送信する（ステップＳ１）。
【００４４】基地局２の送受信制御部２２は、プログラ
ムのダウンロード開始を通知する信号を受信する（ステ
ップＳ１１）。送受信制御部２２は、プログラムの受信
が可能か否かを判別し、受信可能であれば、プログラム
のダウンロードが可能であることを通知するダウンロー
ド開始応答を中央局１に送信する（ステップＳ１２）。
ムのダウンロード開始を通知する信号を受信する（ステ
ップＳ１１）。送受信制御部２２は、プログラムの受信
が可能か否かを判別し、受信可能であれば、プログラム
のダウンロードが可能であることを通知するダウンロー
ド開始応答を中央局１に送信する（ステップＳ１２）。
【００４５】中央局１の送受信制御部１４は、この応答
信号を受信し（ステップＳ２）、プログラム保管部１５
が記憶する最新のプログラムを、基地局２に送信（ダウ
ンロード）する（ステップＳ３）。
信号を受信し（ステップＳ２）、プログラム保管部１５
が記憶する最新のプログラムを、基地局２に送信（ダウ
ンロード）する（ステップＳ３）。
【００４６】基地局２の送受信制御部２２は、中央局１
から送信されたプログラムを受信する（ステップＳ１
３）。送受信制御部２２は、受信したプログラムをダウ
ンロード制御処理部２３に供給する。ダウンロード制御
処理部２３は、メモリ２１が記憶するプログラムを、送
受信制御部２２から供給されたプログラムに更新する。
から送信されたプログラムを受信する（ステップＳ１
３）。送受信制御部２２は、受信したプログラムをダウ
ンロード制御処理部２３に供給する。ダウンロード制御
処理部２３は、メモリ２１が記憶するプログラムを、送
受信制御部２２から供給されたプログラムに更新する。
【００４７】以後、ステップＳ４〜Ｓ６とステップＳ１
４〜Ｓ１６で説明した処理と同様のダウンロード終了処
理を行い、基地局２は、ダウンロードしたバージョンデ
ータのプログラムで立ち上がる。
４〜Ｓ１６で説明した処理と同様のダウンロード終了処
理を行い、基地局２は、ダウンロードしたバージョンデ
ータのプログラムで立ち上がる。
【００４８】次に、基地局２の電源投入時の動作を図４
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００４９】基地局２は、起動すると初期立ち上げ手順
を開始する。この初期立ち上げ手順において、送受信制
御部２２は、中央局１が記憶するプログラムとメモリ２
１が記憶するプログラムとが同一であるか否かを判別す
るため、中央局１にプログラムのバージョンの通知を要
求するバージョン要求信号を送信する（ステップＳ３
１）。
を開始する。この初期立ち上げ手順において、送受信制
御部２２は、中央局１が記憶するプログラムとメモリ２
１が記憶するプログラムとが同一であるか否かを判別す
るため、中央局１にプログラムのバージョンの通知を要
求するバージョン要求信号を送信する（ステップＳ３
１）。
【００５０】中央局１の送受信制御部１４は、バージョ
ン要求信号を受信し（ステップＳ２１）、受信したバー
ジョン要求信号に応答して、バージョン監視部１２が記
憶しているバージョンデータを基地局２に送信する（ス
テップＳ２２）。
ン要求信号を受信し（ステップＳ２１）、受信したバー
ジョン要求信号に応答して、バージョン監視部１２が記
憶しているバージョンデータを基地局２に送信する（ス
テップＳ２２）。
【００５１】基地局２の送受信制御部２２は、送受信制
御部１４からのバージョンデータを受信し、受信したバ
ージョンデータをバージョン解析部２４に供給する（ス
テップＳ３２）。バージョン解析部２４は、バージョン
保管部２５が記憶するバージョンデータを読み取って、
送受信制御部２２から供給されたバージョンデータと比
較して、中央局１と基地局２が記憶するプログラムが、
同一であるか、１世代異なるものであるか、２世代以上
異なるものであるかを解析する。例えば、バージョン保
管部２５が記憶するバージョンデータがバージョン２を
示し、送受信制御部２２から供給されたバージョンデー
タがバージョン３を示している場合、バージョン解析部
２４は、中央局１が記憶するプログラムと基地局２が記
憶するプログラムとが１世代異なると判別する。この判
別結果に応じて、送受信制御部２２は差分プログラムを
要求する差分プログラム要求信号を、中央局１に送信す
る（ステップＳ３３）。
御部１４からのバージョンデータを受信し、受信したバ
ージョンデータをバージョン解析部２４に供給する（ス
テップＳ３２）。バージョン解析部２４は、バージョン
保管部２５が記憶するバージョンデータを読み取って、
送受信制御部２２から供給されたバージョンデータと比
較して、中央局１と基地局２が記憶するプログラムが、
同一であるか、１世代異なるものであるか、２世代以上
異なるものであるかを解析する。例えば、バージョン保
管部２５が記憶するバージョンデータがバージョン２を
示し、送受信制御部２２から供給されたバージョンデー
タがバージョン３を示している場合、バージョン解析部
２４は、中央局１が記憶するプログラムと基地局２が記
憶するプログラムとが１世代異なると判別する。この判
別結果に応じて、送受信制御部２２は差分プログラムを
要求する差分プログラム要求信号を、中央局１に送信す
る（ステップＳ３３）。
【００５２】中央局１の送受信制御部１４は、基地局２
から送信された差分プログラム要求信号を受信する（ス
テップＳ２３）。送受信制御部１４は、差分プログラム
要求信号に応答して、差分プログラムのダウンロード開
始通知を基地局２に送信する（ステップＳ２４）。
から送信された差分プログラム要求信号を受信する（ス
テップＳ２３）。送受信制御部１４は、差分プログラム
要求信号に応答して、差分プログラムのダウンロード開
始通知を基地局２に送信する（ステップＳ２４）。
【００５３】このダウンロード開始通知の送信後、図３
を参照して説明した方法と同様の方法で中央局１は基地
局２に差分プログラムをダウンロードするための処理を
行う。
を参照して説明した方法と同様の方法で中央局１は基地
局２に差分プログラムをダウンロードするための処理を
行う。
【００５４】一方、バージョン解析部２４が、ステップ
Ｓ３２で受信したバージョンデータと、バージョン保管
部２５が記憶するバージョンデータを比較して、中央局
１が記憶するプログラムと基地局２が記憶するプログラ
ムとが２世代以上異なるものと判別したとき、送受信制
御部２２はプログラムを要求するプログラム要求信号
を、中央局１に送信する（ステップＳ３３）。
Ｓ３２で受信したバージョンデータと、バージョン保管
部２５が記憶するバージョンデータを比較して、中央局
１が記憶するプログラムと基地局２が記憶するプログラ
ムとが２世代以上異なるものと判別したとき、送受信制
御部２２はプログラムを要求するプログラム要求信号
を、中央局１に送信する（ステップＳ３３）。
【００５５】中央局１の送受信制御部１４は、プログラ
ム要求信号を受信し（ステップＳ２３）、プログラムの
ダウンロード開始通知を基地局２に送信する（ステップ
Ｓ２４）。
ム要求信号を受信し（ステップＳ２３）、プログラムの
ダウンロード開始通知を基地局２に送信する（ステップ
Ｓ２４）。
【００５６】このプログラムのダウンロード開始通知の
送信後、図３を参照して説明した方法と同様の方法で中
央局１は基地局２にプログラムをダウンロードするため
の処理を行う。
送信後、図３を参照して説明した方法と同様の方法で中
央局１は基地局２にプログラムをダウンロードするため
の処理を行う。
【００５７】また、バージョン解析部２４がステップＳ
３２で受信したバージョンデータと、バージョン保管部
２５が記憶するバージョンデータを比較して、同一と判
別したとき、送受信制御部２２は解析結果（バージョン
の一致）を中央局１に送信すると共に、基地局２が立ち
上がる。
３２で受信したバージョンデータと、バージョン保管部
２５が記憶するバージョンデータを比較して、同一と判
別したとき、送受信制御部２２は解析結果（バージョン
の一致）を中央局１に送信すると共に、基地局２が立ち
上がる。
【００５８】以上説明したように、この実施の形態のプ
ログラムダウンロードシステム及びプログラムダウンロ
ード方法では、基地局２が記憶するバージョンデータと
中央局１が記憶するバージョンデータとが１世代異なる
時に、中央局１が記憶する差分プログラムを基地局２に
ダウンロードする。従って、中央局１から基地局２に全
体ではなく差分のプログラムを送信するため、中央局
は、データ量を抑えたダウンロードをすることができ、
送信にかかる時間を短縮することができる。
ログラムダウンロードシステム及びプログラムダウンロ
ード方法では、基地局２が記憶するバージョンデータと
中央局１が記憶するバージョンデータとが１世代異なる
時に、中央局１が記憶する差分プログラムを基地局２に
ダウンロードする。従って、中央局１から基地局２に全
体ではなく差分のプログラムを送信するため、中央局
は、データ量を抑えたダウンロードをすることができ、
送信にかかる時間を短縮することができる。
【００５９】上記実施の形態では、中央局１の管理者
が、更新するプログラムと差分プログラムをプログラム
保管部１５と差分プログラム保管部４３に入力するとし
たが、新しいプログラムが入力されたことを検出したバ
ージョン監視部１２が差分プログラムを作成して差分プ
ログラム保管部１３に格納するようにしてもよい。
が、更新するプログラムと差分プログラムをプログラム
保管部１５と差分プログラム保管部４３に入力するとし
たが、新しいプログラムが入力されたことを検出したバ
ージョン監視部１２が差分プログラムを作成して差分プ
ログラム保管部１３に格納するようにしてもよい。
【００６０】（第２の実施の形態）第１の実施の形態で
は、１つの中央局１が記憶するプログラムをバージョン
アップして各基地局にダウンロードするプログラムダウ
ンロードシステムを説明したが、中央局１が複数存在す
るときは、１回の入力で同時に複数の中央局１が記憶す
るプログラムをバージョンアップして各基地局にダウン
ロード可能としたい場合もある。そこで、複数の中央局
に新しいプログラムを配信可能なプログラムダウンロー
ドシステムを説明する。
は、１つの中央局１が記憶するプログラムをバージョン
アップして各基地局にダウンロードするプログラムダウ
ンロードシステムを説明したが、中央局１が複数存在す
るときは、１回の入力で同時に複数の中央局１が記憶す
るプログラムをバージョンアップして各基地局にダウン
ロード可能としたい場合もある。そこで、複数の中央局
に新しいプログラムを配信可能なプログラムダウンロー
ドシステムを説明する。
【００６１】この実施の形態のプログラムダウンロード
システムは、図５に示すように複数の中央局４と、通信
回線５と、センタ６とから構成され、通信回線３を介し
て中央局４と複数の基地局２とが接続され、更に通信回
線５を介して複数の中央局４とセンタ６とが接続されて
いる。
システムは、図５に示すように複数の中央局４と、通信
回線５と、センタ６とから構成され、通信回線３を介し
て中央局４と複数の基地局２とが接続され、更に通信回
線５を介して複数の中央局４とセンタ６とが接続されて
いる。
【００６２】中央局４は、バージョン保管部１１と、バ
ージョン監視部１２と、差分プログラム保管部１３と、
送受信制御部１４と、全プログラム保管部１５と、デー
タ更新処理部４６とから構成される。バージョン保管部
１１と、バージョン監視処理部１２と、差分プログラム
保管部１３と、送受信制御部１４と、全プログラム保管
部１５とは図２を参照して説明したものと実質的に同一
の構成及び機能を備える。データ更新処理部４６は、通
信回線５を介してセンタ６から送信されるデータを受信
し、受信したデータをプログラム保管部１５と差分プロ
グラム保管部１３に供給する。センタ６は、管理者等に
よって入力されたプログラム等のデータを通信回線５を
介して中４に配信する。
ージョン監視部１２と、差分プログラム保管部１３と、
送受信制御部１４と、全プログラム保管部１５と、デー
タ更新処理部４６とから構成される。バージョン保管部
１１と、バージョン監視処理部１２と、差分プログラム
保管部１３と、送受信制御部１４と、全プログラム保管
部１５とは図２を参照して説明したものと実質的に同一
の構成及び機能を備える。データ更新処理部４６は、通
信回線５を介してセンタ６から送信されるデータを受信
し、受信したデータをプログラム保管部１５と差分プロ
グラム保管部１３に供給する。センタ６は、管理者等に
よって入力されたプログラム等のデータを通信回線５を
介して中４に配信する。
【００６３】このような構成のプログラムダウンロード
システムの動作を説明する。
システムの動作を説明する。
【００６４】センタ６は、通信回線５を介して複数の中
央局４に新しいバージョンのプログラムと差分プログラ
ムを配信する。中央局４のデータ更新処理部４６は、セ
ンタ６から配信されたプログラムと差分プログラムを受
信する。データ更新処理部４６は、受信したプログラム
をプログラム保管部４５に、差分プログラムを差分プロ
グラム保管部４３に格納して、プログラムと差分プログ
ラムを更新する。以後、図３及び図４を参照して説明し
た方法で、中央局４は新しいプログラムを基地局２にダ
ウンロードする。
央局４に新しいバージョンのプログラムと差分プログラ
ムを配信する。中央局４のデータ更新処理部４６は、セ
ンタ６から配信されたプログラムと差分プログラムを受
信する。データ更新処理部４６は、受信したプログラム
をプログラム保管部４５に、差分プログラムを差分プロ
グラム保管部４３に格納して、プログラムと差分プログ
ラムを更新する。以後、図３及び図４を参照して説明し
た方法で、中央局４は新しいプログラムを基地局２にダ
ウンロードする。
【００６５】以上説明したように、この実施の形態のプ
ログラムダウンロード方法は、中央局４とセンタ６とが
通信回線５を介して接続され、センタ６が新しいプログ
ラムのデータを中央局４に配信する。従って、複数の中
央局が記憶するプログラムを容易にバージョンアップす
ることができる。
ログラムダウンロード方法は、中央局４とセンタ６とが
通信回線５を介して接続され、センタ６が新しいプログ
ラムのデータを中央局４に配信する。従って、複数の中
央局が記憶するプログラムを容易にバージョンアップす
ることができる。
【００６６】上記実施の形態では、センタ６が通信回線
５を介して各中央局４に新しいプログラムのデータを配
信するとしたが、管理者が中央局４のうちいずれか１つ
の中央局４に新しいプログラムのデータを入力し、入力
された中央局４が他の中央局４に入力された通信回線５
を介して新しいプログラムのデータを配信するようにし
てもよい。
５を介して各中央局４に新しいプログラムのデータを配
信するとしたが、管理者が中央局４のうちいずれか１つ
の中央局４に新しいプログラムのデータを入力し、入力
された中央局４が他の中央局４に入力された通信回線５
を介して新しいプログラムのデータを配信するようにし
てもよい。
【００６７】また、バージョンデータがプログラムにヘ
ッダ情報として登録されているとしたが、プログラムの
新旧の順番がわかればよく、添付形式は任意である。
ッダ情報として登録されているとしたが、プログラムの
新旧の順番がわかればよく、添付形式は任意である。
【００６８】以上の実施の形態では、基地局のプログラ
ムを最新バーションのものに更新するために、中央局か
ら基地局にプログラムからなるファイル又は差分プログ
ラムからなる差分ファイルを転送したが、更新及び転送
の対象は任意である。例えば、更新の対象はマニュアル
などの文書でもよい。例えば、マニュアルのバーション
が最新のものと異なり、その差が１世代の場合に差分の
みを中央局から基地局に送信し、２世代以上異なる場合
に、最新のマニュアル全体を該当する基地局に送信する
ようにしてもよい。また、カラオケ等の音声・楽音デー
タ、アニメーション等の画像データの更新等にもこの発
明を適用することができる。
ムを最新バーションのものに更新するために、中央局か
ら基地局にプログラムからなるファイル又は差分プログ
ラムからなる差分ファイルを転送したが、更新及び転送
の対象は任意である。例えば、更新の対象はマニュアル
などの文書でもよい。例えば、マニュアルのバーション
が最新のものと異なり、その差が１世代の場合に差分の
みを中央局から基地局に送信し、２世代以上異なる場合
に、最新のマニュアル全体を該当する基地局に送信する
ようにしてもよい。また、カラオケ等の音声・楽音デー
タ、アニメーション等の画像データの更新等にもこの発
明を適用することができる。
【００６９】なお、この発明は、専用の中央局１，４及
び基地局２によらず、通信機能を有する任意のコンピュ
ータを中央局１，４又は基地局２として使用可能であ
る。例えば、上述の図３，４に示す処理のうちコンピュ
ータ（又はコンピュータ群）が担当する部分を実行する
ためのプログラムを記録媒体に格納して頒布し、このプ
ログラムの各対応部分をコンピュータに転送してインス
トールし、ＯＳ上で実行することにより、コンピュータ
（群）を基地局２として使用することができる。
び基地局２によらず、通信機能を有する任意のコンピュ
ータを中央局１，４又は基地局２として使用可能であ
る。例えば、上述の図３，４に示す処理のうちコンピュ
ータ（又はコンピュータ群）が担当する部分を実行する
ためのプログラムを記録媒体に格納して頒布し、このプ
ログラムの各対応部分をコンピュータに転送してインス
トールし、ＯＳ上で実行することにより、コンピュータ
（群）を基地局２として使用することができる。
【００７０】なお、ＯＳが処理の一部を分担する場合に
は、記録媒体には、その部分を除いたプログラムを格納
してもよい。この場合も、この発明では、その記録媒体
には、コンピュータが実行する各機能又はステップを実
行するためのプログラムが格納されているものとする。
は、記録媒体には、その部分を除いたプログラムを格納
してもよい。この場合も、この発明では、その記録媒体
には、コンピュータが実行する各機能又はステップを実
行するためのプログラムが格納されているものとする。
【００７１】また、通信回線３と中央局１，４の送受信
制御部１４、基地局２の送受信制御部２２を介してプロ
グラムをコンピュータに頒布してもよい。
制御部１４、基地局２の送受信制御部２２を介してプロ
グラムをコンピュータに頒布してもよい。
【００７２】なお、ＯＳが処理の一部を分担する場合に
は、記録媒体には、その部分を除いたプログラムを格納
してもよい。
は、記録媒体には、その部分を除いたプログラムを格納
してもよい。
【００７３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、中央局は、最新のプログラムと１世代前のプログラ
ムとの差分プログラムを記憶しているので、中央局が記
憶するバージョンデータと基地局が記憶するバージョン
データとが１世代のみ異なると判別したときは、基地局
にプログラム全体ではなくて差分プログラムを送信し、
基地局で、差分プログラムに基づいて自己の記憶するプ
ログラムを更新する。従って、プログラムを全体ではな
く差分プログラムを送信するため、短時間で中央局が記
憶するプログラムを基地局にダウンロードすることがで
きる。
ば、中央局は、最新のプログラムと１世代前のプログラ
ムとの差分プログラムを記憶しているので、中央局が記
憶するバージョンデータと基地局が記憶するバージョン
データとが１世代のみ異なると判別したときは、基地局
にプログラム全体ではなくて差分プログラムを送信し、
基地局で、差分プログラムに基づいて自己の記憶するプ
ログラムを更新する。従って、プログラムを全体ではな
く差分プログラムを送信するため、短時間で中央局が記
憶するプログラムを基地局にダウンロードすることがで
きる。
【図１】本発明の実施の形態に係るプログラムダウンロ
ードシステムの構成を示す図である。
ードシステムの構成を示す図である。
【図２】本発明の実施の形態の中央局と基地局の構成を
示す図である。
示す図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態に係るプログラムダ
ウンロードシステムの動作を説明するための図である。
ウンロードシステムの動作を説明するための図である。
【図４】本発明の第１の実施の形態に係るプログラムダ
ウンロードシステムの動作を説明するための図である。
ウンロードシステムの動作を説明するための図である。
【図５】本発明の第２の実施の形態に係るプログラムダ
ウンロードシステムの構成を示す図である。
ウンロードシステムの構成を示す図である。
【図６】従来のプログラムダウンロードシステムの構成
を示す図である。
を示す図である。
１、４、１０１ 中央局 ２、２０２ 基地局 ３、５、１０３ 通信回線 ６ センタ １１、２５ バージョン保管部 １２ バージョン監視部 １３ 差分プログラム保管部 １４、２２ 送受信制御部 １５ プログラム保管部 ２１、１２１ メモリ ２３、１２４ ダウンロード制御処理部 ２４ バージョン解析部 ４６ データ更新処理部 １１１ 磁気ディスク装置 １１２、１２２ レジスタ １１３ 情報送出制御手段 １２３ バージョンチェック処理部
Claims (12)
- 【請求項１】中央局と複数の基地局から構成され、前記
中央局から前記基地局にプログラムをダウンロードする
プログラムダウンロードシステムにおいて、 前記中央局は、 プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、 各前記基地局が記憶しているプログラムのバージョンを
示すバージョンデータを記憶するバージョン記憶手段
と、 前記プログラム記憶手段が記憶しているプログラムが更
新されたときに、前記バージョン記憶手段が記憶してい
るバージョンデータに基づいて、更新されたプログラム
と、更新されたプログラムと前記プログラム記憶手段に
記憶されていた１つ前のバージョンのプログラムとの差
分に相当する差分プログラムとのいずれか一方を各前記
基地局に送信する送信手段と、 を備え、 各前記基地局は、 前記基地局を動作させるためのプログラムを記憶する記
憶手段と、 前記送信手段が送信した前記プログラム又は前記差分プ
ログラムを受信し、受信した前記プログラムを前記記憶
手段に格納し、受信した前記差分プログラムを前記記憶
手段が記憶しているプログラムに反映する手段と、 を備える、 ことを特徴とするプログラムダウンロードシステム。 - 【請求項２】前記プログラム記憶手段は、記憶している
前記プログラムと１世代前のプログラムとの差分に相当
する差分プログラムを記憶する差分記憶手段を有し、 前記送信手段は、前記プログラム記憶手段が記憶してい
るプログラムが新しいプログラムに更新されたことを検
出する検出手段と、前記検出手段がプログラムが更新さ
れたことを検出したときに、前記バージョン記憶手段が
記憶しているバージョンデータが示すバージョンと前記
検出手段が検出した更新後のプログラムのバージョンと
に基づいて、各前記基地局が記憶しているプログラムと
更新されたプログラムとが２世代以上異なるか否かを判
別する判別手段と、前記判別手段が２世代以上異なると
判別した基地局には、前記プログラム記憶手段が記憶し
ているプログラムを送信し、１世代のみ異なると判別し
た基地局には、前記差分記憶手段が記憶している差分プ
ログラムを送信する手段と、を備える、 ことを特徴とする請求項１に記載のプログラムダウンロ
ードシステム。 - 【請求項３】中央局と複数の基地局とから構成され、前
記中央局から前記基地局にプログラムをダウンロードす
るプログラムダウンロードシステムにおいて、 各前記基地局は、 前記基地局を動作させるためのプログラムを記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段が記憶する前記プログラムのバージョンを
示すバージョンデータを記憶するバージョン記憶手段
と、 前記中央局が記憶している最新のプログラムのバージョ
ンデータを要求するバージョン要求データを前記中央局
に送信する第１の送信手段と、 前記中央局から送信されるバージョンデータを受信し、
受信したバージョンデータと前記バージョン記憶手段が
記憶している前記バージョンデータとを比較して、該基
地局が記憶しているプログラムのバージョンと前記中央
局が記憶しているプログラムのバージョンとが等しい
か、異なるかを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果を前記中央局に送信する第２の
送信手段と、 前記中央局から送信されたプログラム又は差分プログラ
ムを受信し、受信したプログラムを前記記憶手段に格納
し、差分プログラムを前記記憶手段が記憶しているプロ
グラムに反映する反映手段と、 を有し、 前記中央局は、 最新のプログラムと、前記最新のプログラムと１世代前
のプログラムとの差分に相当する差分プログラムと、を
記憶するプログラム記憶手段と、 前記プログラム記憶手段が記憶するプログラムのバージ
ョンデータを記憶するプログラムバージョン記憶手段
と、 前記第１の送信手段が送信したバージョン要求データを
受信し、前記プログラムバージョン記憶手段が記憶して
いるバージョンデータを該当する基地局に送信する第１
の応答手段と、 前記第２の送信手段により送信された判別結果を受信
し、受信した判別結果がバージョンが等しいことを示し
ている場合に、プログラムを送信せず、判別結果がバー
ジョンが異なることを示している場合に、前記プログラ
ム記憶手段が記憶しているプログラムと差分プログラム
とのいずれか一方を前記基地局に送信する第２の応答手
段と、 を備える、 ことを特徴とするプログラムダウンロードシステム。 - 【請求項４】前記判別手段は、前記基地局が記憶するプ
ログラムのバージョンと前記中央局が記憶するプログラ
ムのバージョンが１世代異なるか、２世代以上異なるか
を判別する手段を備え、 前記反映手段は、前記中央局から送信されるプログラム
又は差分プログラムを受信し、受信したプログラムを前
記記憶手段に格納し、受信した差分プログラムを前記記
憶手段が記憶するプログラムに反映する手段を備え、 前記第２の応答手段は、受信した判別結果がバージョン
が１世代異なることを示している場合に、前記差分記憶
手段が記憶する差分プログラムを基地局に送信し、判別
結果がバージョンが２世代以上異なることを示している
場合に、前記プログラム記憶手段が記憶する前記プログ
ラムを前記基地局に送信する手段を備える、 ことを特徴とする請求項３に記載のプログラムダウンロ
ードシステム。 - 【請求項５】通信回線を介して複数の基地局に接続さ
れ、各前記基地局にプログラムをダウンロードする中央
局であって、 プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、 前記プログラム記憶手段が記憶しているプログラムと１
世代前のプログラムとの差分に相当する差分プログラム
を記憶する差分記憶手段と、 各前記基地局が記憶するプログラムのバージョンデータ
を記憶するバージョン記憶手段と、 前記プログラム記憶手段が記憶するプログラムと前記差
分記憶手段が記憶する差分プログラムが新しいプログラ
ムと差分プログラムに更新されたこと及び更新されたプ
ログラムのバージョンデータを検出する検出手段と、 前記検出手段で前記プログラム記憶手段が記憶するプロ
グラムが更新されたことを検出したときに、前記バージ
ョン記憶手段が記憶するバージョンデータに基づいて、
新しいプログラムと更新された差分プログラムとのいず
れか一方を各前記基地局に送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする中央局。 - 【請求項６】通信回線を介して複数の基地局に接続さ
れ、各前記基地局にプログラムをダウンロードする中央
局であって、 プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、 前記プログラム記憶手段が記憶しているプログラムと１
世代前のプログラムとの差分プログラムを記憶する差分
記憶手段と、 前記プログラム記憶手段が記憶するプログラムのバージ
ョンデータを記憶するプログラムバージョン記憶手段
と、 前記基地局から送信される最新のバージョンデータを要
求するデータを受信し、前記プログラムバージョン記憶
手段が記憶するバージョンデータを前記基地局に送信す
る第１の送信手段と、 前記基地局から送信されるデータを受信し、受信したデ
ータが、前記基地局が記憶しているプログラムのバージ
ョンと前記第１の送信手段が送信したバージョンデータ
が示すバージョンとが等しいことを示している場合に、
プログラムを前記基地局に送信せず、差分プログラムを
要求していることを示している場合に、前記差分記憶手
段が記憶する差分プログラムを前記基地局に送信し、プ
ログラムを要求していることを示している場合に、前記
プログラム記憶手段が記憶するプログラムを前記基地局
に送信する第２の送信手段と、 を備えることを特徴とする中央局。 - 【請求項７】通信回線を介して中央局と接続され、前記
中央局が記憶するプログラムを受信する基地局であっ
て、 前記基地局は、 前記基地局を動作させるためのプログラムを記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段が記憶している前記プログラムのバージョ
ンを示すバージョンデータを記憶するバージョン記憶手
段と、 前記中央局が記憶する最新のプログラムのバージョンデ
ータを要求するデータを前記中央局に送信する第１の送
信手段と、 前記中央局から送信されるバージョンデータを受信し、
受信したバージョンデータと前記バージョン記憶手段が
記憶する前記バージョンデータとを比較して、この基地
局が記憶するプログラムのバージョンと中央局が記憶す
るプログラムのバージョンが等しいか、１世代異なる
か、２世代以上異なるかを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果を前記中央局に通知する第２の
送信手段と、 前記中央局から送信されるプログラム又は差分プログラ
ムを受信し、受信したプログラムを前記記憶手段に格納
し、受信した差分プログラムを前記記憶手段が記憶して
いるプログラムに反映する格納手段と、 を備えることを特徴とする基地局。 - 【請求項８】中央局が記憶しているプログラムが更新さ
れたときに、更新されたプログラムと各基地局が記憶し
ているプログラムとを比較するステップと、 比較結果に応じて、更新されたプログラムと、更新され
たプログラムとその１つ前のバージョンのプログラムと
の差分に相当する差分プログラムとのいずれか一方を各
前記基地局に送信するステップと、 各前記基地局において、前記送信ステップが送信した前
記プログラム又は差分プログラムを受信し、前記プログ
ラムを格納し、前記差分プログラムを記憶しているプロ
グラムに反映するステップと、 を備えることを特徴とするプログラムダウンロード方
法。 - 【請求項９】前記送信ステップは、前記比較ステップが
更新されたプログラムと各基地局が記憶しているプログ
ラムとが２世代以上異なると判別した場合に、更新され
たプログラムを該当する基地局に送信し、１世代のみ異
なると判別された場合に、前記差分プログラムを該当す
る基地局に送信する、 ことを特徴とする請求項８に記載のプログラムダウンロ
ード方法。 - 【請求項１０】中央局と複数の基地局から構成され、前
記中央局から前記基地局にファイルをダウンロードする
ファイルダウンロードシステムにおいて、 前記中央局が記憶しているファイルと各基地局が記憶し
ているファイルとが１世代異なるか或いは２世代以上異
なるかを判別する判別手段を更に備え、 前記中央局は、前記判別手段が１世代異なると判別した
際に、自己が記憶しているファイルとその１世代前のフ
ァイルとの差分に相当する差分ファイルを該当する基地
局に送信する手段と、前記判別手段が２世代以上異なる
と判別した際に、自己が記憶しているファイルを該当す
る基地局に送信する手段とを備え、 各前記基地局は、前記中央局から前記差分ファイル又は
前記ファイルを受信し、受信した前記差分ファイルを自
己が記憶しているファイルに反映して更新し、受信した
前記ファイルを新たなファイルとして記憶する手段を備
える、 ことを特徴とするファイルダウンロードシステム。 - 【請求項１１】コンピュータを、 自己が記憶しているファイルと他のコンピュータが記憶
しているファイルとが１世代異なるか、２世代以上異な
るかを判別する判別手段と、 前記判別手段が１世代異なると判別した際に、自己が記
憶しているファイルとその１世代前のファイルとの差分
に相当する差分ファイルを該当する他のコンピュータに
送信する手段と、 前記判別手段が２世代以上異なると判別した際に、自己
が記憶しているファイルを該当する他のコンピュータに
送信する手段、 として機能させるためのプログラムを記憶させたコンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項１２】コンピュータを、 自己が記憶しているファイルと他のコンピュータが記憶
しているファイルとが１世代異なる場合に、自己が記憶
しているファイルと他のコンピュータが記憶しているフ
ァイルとの差分に相当する差分ファイルを前記他のコン
ピュータより送信されてくるファイルを受信し、受信し
たファイルを自己が記憶しているファイルに反映する手
段と、 自己が記憶しているファイルと他のコンピュータが記憶
しているファイルとが２世代以上異なる場合に他のコン
ピュータより送信されてくる、ファイルを受信し、自己
の記憶しているファイルを新たに受信したファイルに更
新する手段、 として機能させるためのプログラムを記憶させたコンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042278A JPH11242588A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | プログラムダウンロードシステム、中央局、基地局、プログラムダウンロード方法、ファイルダウンロードシステム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042278A JPH11242588A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | プログラムダウンロードシステム、中央局、基地局、プログラムダウンロード方法、ファイルダウンロードシステム及び記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11242588A true JPH11242588A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12631586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10042278A Pending JPH11242588A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | プログラムダウンロードシステム、中央局、基地局、プログラムダウンロード方法、ファイルダウンロードシステム及び記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11242588A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100428678B1 (ko) * | 1999-12-27 | 2004-04-30 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 기지국의 운용프로그램 로딩 방법 |
| KR100447176B1 (ko) * | 2001-12-05 | 2004-09-04 | 엘지전자 주식회사 | 이동 통신 시스템에서 다중 버전 패키지의 디렉토리 구조가 기록된 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체 및 그를 이용한 다중 버전 패키지 다운로딩 방법 |
| KR100531843B1 (ko) * | 2002-12-03 | 2005-12-02 | 엘지전자 주식회사 | 무선운용국 프로그램 로딩 장치 및 운용방법 |
| WO2008090618A1 (ja) * | 2007-01-25 | 2008-07-31 | Hitachi Communication Technologies, Ltd. | 無線通信システムおよび無線通信システムにおけるマルチキャストデータの配信方法 |
| JP2016535965A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-11-17 | シャオミ・インコーポレイテッド | 電話インタラクション方法、装置、システム、プログラム、及び記録媒体 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP10042278A patent/JPH11242588A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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