JPH11242465A - 画像表示装置および画像表示の制御方法 - Google Patents

画像表示装置および画像表示の制御方法

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JPH11242465A
JPH11242465A JP10073431A JP7343198A JPH11242465A JP H11242465 A JPH11242465 A JP H11242465A JP 10073431 A JP10073431 A JP 10073431A JP 7343198 A JP7343198 A JP 7343198A JP H11242465 A JPH11242465 A JP H11242465A
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liquid crystal
image
voltage
display device
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JP10073431A
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English (en)
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Tadaya Yahara
肇也 矢原
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SNK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな消費電力で画像を表示し得る画
像表示装置及び画像表示装置の制御方法を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 本発明は、前記液晶表示装置は、所定
の表示データ電圧を1水平期間中の0個乃至N個分の期
間のうちのいずれかの期間に前後の水平期間のうちのど
ちらかと連続するタイミングで印加させ、(N+1)階
調の表示を行うことを特徴とする画像表示装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームに登場する
キャラクタ等の画像を表示する画像表示装置および画像
表示の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像表示装置は、例えばゲーム
装置を例にとると、ゲームプレーヤに対しゲームの進行
に応じた画像を表示するための液晶表示装置を有する。
【0003】この液晶表示装置は、予めメモリ内に記憶
された複数の画像データを、ゲームプログラムの進行中
に、ゲームプレーヤの入力等に応じて順次画像として表
示させることにより、画像があたかも動いているように
(つまり動画を)表示させるものである。
【0004】液晶表示装置は、液晶を挟み込んだ2枚の
ガラス板を有する構造となっている。このガラス板の内
表面には、ITO等からなる線状の電極が列状に備えら
れており、2枚のガラス板はこれら電極が平面視マトリ
クス状(縦線を表示データ電極、横線をコモン電極とい
う)となるように取着されている。電極線が平面視交わ
る点及びその周辺部分を、液晶セルという。
【0005】また、画像データを液晶表示装置にて表示
するには、液晶表示専用の駆動用IC等の制御手段を必
要とする。この制御手段は、まず、画像回路から直列的
に順次送られる画像データを、1画面(1フレーム)に
相当する分一旦記憶する。その後に、1コモン電極分
(液晶表示装置の横一列の液晶セルに対応する分)づつ
まとめて画像データをライン状に記憶し、該画像データ
がライン状にまとまる都度、当該画像データに応じた表
示データ電圧を1コモン電極分同時に印加させていく。
次画面以降の画像データも同様の方法で行い、これを高
速に繰り返し行うことにより、液晶表示装置にて画像を
あたかも動いているように表示させている。
【0006】尚、液晶中の液晶分子は、表示データ電圧
とコモン電圧との差により、安定した姿勢になろうと変
化する。この姿勢の変化に応じて、液晶表示装置を透過
する光量は変化するので、ある部分では明るく、また、
ある部分では暗く表示されることになる。従って、液晶
表示は、液晶分子の姿勢に応じた明暗により画像を表示
させているのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような画像表
示装置では、液晶表示の制御手段は、画像データを一旦
フレーム状に(1枚の画面分)記憶し、これを順次液晶
表示装置へ送るといったデータの転送速度が非常に速い
制御方法を行っている一方、その分回路構成が非常に複
雑になるとともにコストが高価なものとなっている。
【0008】近年、画像表示装置は、携帯が可能な携帯
用ゲーム機等をはじめとして非常に小型化及び低コスト
化が進んでおり、これに伴って回路構成が簡単であり且
つコストが安価な制御手段を用いたものが望まれてい
る。また、例えば、携帯用ゲーム機等の携帯用機器につ
いては、電源として乾電池やボタン電池等を用いる場合
が多く、電池交換の面倒さや電池購入等によるコスト高
をできるだけ抑えるために、液晶表示を行う場合でも、
できるだけ消費電力が小さな画像表示の制御が望まれて
いる。
【0009】本発明は、上記のような問題を解決し得る
画像表示装置および画像表示の制御方法を提供すること
を課題とする。
【0010】
【発明を解決するための手段】請求項1の発明は、ゲー
ムを進行させるゲームプログラム、複数の画像データ及
び音データを予め記憶したメモリから、ゲームの進行に
応じて前記複数の画像データのうちの適当な画像データ
を液晶表示装置に順次転送し、当該液晶表示装置にて画
像を動いているように表示させる画像表示装置であっ
て、画像を表示する液晶表示装置と、ゲームプレーヤが
ゲームの進行に応じて操作するためのキー入力部と、前
記複数の画像データを前記液晶表示装置へ順次転送させ
る制御手段とを備え、当該制御手段は、複数のコモン電
極を順次1つずつ選択し当該選択したコモン電極に所定
のコモン電圧を印加するコモン電極駆動回路と、1水平
期間をN個の期間に分割し当該分割した期間の各々に対
応する表示データ電圧を表示データ電極に印加するデー
タ電極駆動回路とを有し、前記液晶表示装置は、所定の
表示データ電圧を1水平期間中の0個乃至N個分の期間
のうちのいずれかの期間に印加させ、分割パルス幅変調
により(N+1)階調の表示を行うことを特徴とする画
像表示装置を提供するものである。
【0011】請求項2の発明は、画像を表示する液晶表
示装置と、当該液晶表示装置へ前記複数の画像データを
順次転送させる制御手段とを備え、当該制御手段は、複
数のコモン電極を順次1つずつ選択し当該選択したコモ
ン電極に所定のコモン電圧を印加するコモン電極駆動回
路と、1水平期間をN個の期間に分割し当該分割した期
間の各々に対応する表示データ電圧を表示データ電極に
印加するデータ電極駆動回路とを有する画像表示装置で
あって、前記液晶表示装置は、所定の表示データ電圧を
1水平期間中の0個乃至N個分の期間のうちのいずれか
の期間に前後の水平期間のうちのどちらかと連続するタ
イミングで印加させ、分割パルス幅変調により(N+
1)階調の表示を行うことを特徴とする画像表示装置を
提供するものである。
【0012】請求項3の発明は、複数の画像データのう
ちの適当な画像データを液晶表示装置へ順次転送し、当
該転送される画像データをもとに、複数のコモン電極を
順次1つずつ選択し当該選択したコモン電極に所定のコ
モン電圧を印加し、1水平期間をN個の期間に分割し当
該分割した期間に対応する表示データ電圧を前記コモン
電圧の印加に応じて表示データ電極に印加し、分割パル
ス幅変調により(N+1)階調の表示を行う画像表示の
制御方法であって、所定の表示データ電圧を、1水平期
間中の0個乃至N個分の期間のうちのいずれかの期間に
前後の水平期間と連続するタイミングで印加させること
を特徴とする画像表示の制御方法を提供するものであ
る。
【0013】本発明における1水平期間とは、1コモン
電極にコモン電圧を印加する時間のことをいう。
【0014】また、本発明では、1水平期間を分割する
個数(N個)が大きい程、より多階調表示を行うことが
可能となる。1水平期間の分割は、均等のものに限らな
い。尚、Nは2以上の整数とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本実施の形態について、画
像表示装置として携帯用ゲーム機を例にとり、図を参照
しつつ説明するが、本発明はこれに限定されるものでな
い。
【0016】図1は、本実施の形態における携帯用ゲー
ム機の機能を示す機能ブロック図である。
【0017】この携帯用ゲーム機2は、ゲームのプログ
ラムの進行に応じてゲームプレーヤがキー入力を行いゲ
ームをプレイするものであって、ゲームプログラム3b
を記憶したメモリカートリッジ1と電気的に接続させ、
メモリカートリッジ1のゲームプログラム3bを進行さ
せるものである。
【0018】メモリーカトリッジ1は、先述したゲーム
のプログラム3bと、複数の画像データ3aと、複数の
音データ3cとを予め記憶したメモリ3を備える。
【0019】携帯用ゲーム機2は、ゲームプログラム3
bを進行させるRAM4と、メモリ3の画像データ3a
を画像として表示させる液晶表示装置5と、音データ3
cを音として再生させる音再生ユニット6と、プレーヤ
の意思を自身が入力するためのキー入力部7と、メモリ
3のゲームプログラム3bの進行を命令し、このゲーム
プログラム3bの進行及びキー入力部7を介したゲーム
プレーヤのキー入力に応じて、複数の画像データ3aの
うちの適当な画像データ3aを液晶表示装置5へ転送
し、複数の音データ3cのうちの適当な音データ3cを
音再生ユニット6へ転送させるCPU8とを含む機能を
有し、これら機能を可動させる図示しない電池(電源)
を備えている。
【0020】次に、液晶表示装置5の詳細について説明
する。
【0021】図2は、本実施の形態における液晶表示装
置5の機能を示す機能ブロック図である。
【0022】液晶表示装置5は、画像を表示する液晶表
示パネルを有する。符号11は液晶表示パネルである。
この液晶表示パネル11は、液晶を挟み込んだ図示しな
い2枚のガラス板を備える。一方のガラス板の内表面に
は縦方向に列状に延びる複数の表示データ電極X(X1
〜Xi)が列状に並設され、他方の内表面には横方向に
延びる複数のコモン電極Y(Y1〜Yi)が列状に並設
されている。2枚のガラス板は、電極X、Yが平面視マ
トリクス状となるように貼着されており、これら電極
X、Yの交点が1つの液晶セルAとなる。この液晶セル
Aにおいては、各電極X、Yに印加される電圧の差分を
変化させることにより、液晶中の液晶分子を所望の姿勢
に変化させ、液晶表示パネル背後の反射板(図示せず)
に反射し当該液晶表示パネルを透過する外光の光量(表
示輝度)を設定している。
【0023】表示データ電極Xは、表示データ制御回路
14及びデータ電極駆動回路15と電気的に直列接続さ
れている。
【0024】表示データ制御回路14では、携帯用ゲー
ム機2から転送された画像データ3aを、(液晶表示パ
ネル11にて画像として表示するための)表示データと
して順次データ電極駆動回路15へ転送する。
【0025】データ電極駆動回路15では、表示データ
制御回路14内の表示データを、各表示データ電極(X
1〜Xi)に対応するように順次蓄積し、後述するコモ
ン電極Yの一列分が蓄積された時点で、並列的に同時に
各表示データ電極(X1〜Xi)へロードすることが可
能である。また、データ電極駆動回路15は、電圧生成
回路16と電気的に接続されている。この電圧生成回路
16は、表示データに応じた表示データ電圧(表示オン
電圧もしくは表示オフ電圧のどちらか一方の電圧)を表
示データ電極Xに印加させるものである。この表示デー
タ電圧の印加は、コモン電極Y(Y1〜Yi)の一列毎
に行うことが可能となっている。
【0026】各コモン電極(Y1〜Yi)には、コモン
電極駆動回路17が個別に電気的に接続されており、表
示データ電圧が表示データ電極Xへ印加されるタイミン
グに合わせて、電圧生成回路16から生成されるコモン
電圧をコモン電極Yの一列毎に印加する。この表示デー
タ電圧及びコモン電圧の印加タイミングは、タイミング
信号生成回路18により決定される。
【0027】次に、液晶表示パネル11において画像を
表示させる制御方法について説明する。
【0028】図3は、液晶表示装置を駆動させるフロー
を示すフローチャート図である。
【0029】まず、画像データ3aを、ゲームプログラ
ム3bの進行に応じてCPU8の命令により、表示デー
タ制御回路14へ転送する。転送された画像データ3a
は、表示データ制御回路14内で各表示データ電極X
(X1〜Xi)に対応する(1列のコモン電極分の)記
憶テーブル14aに順次格納されラインメモリとなる。
記憶テーブル14aは、2つ設けられており、同時に2
列のコモン電極Y分(例えばY1とY2)のラインメモ
リを所持できる。
【0030】そして、1列目のラインメモリが一方の記
憶テーブル14a1内にすべて格納された後には、2列
目のラインメモリが他方の記憶テーブル14a2内に格
納される。このとき、一方の記憶テーブル14a1に既
に格納された1列目のラインメモリは、順次直列的にデ
ータ電極駆動回路15へ転送される。1列目のラインメ
モリがデータ電極駆動回路15にすべて転送されると、
次に他方の記憶テーブル14a2に格納された2列目の
ラインメモリを、データ電極駆動回路15へ転送する。
これと同時に、一方の記憶テーブル14a1に3列目の
ラインメモリを格納する。このような操作が繰り返し行
われる。
【0031】次に、データ電極駆動回路15に転送され
た1列目のラインメモリは、各表示データ電極X(X1
〜Xi)の各々に対応する複数のラッチテーブル15a
内に順次直列的に表示データとして格納される。そし
て、1列目の表示データは、各ラッチテーブル15aに
すべて格納された後に、タイミング信号生成回路18か
らのクロック信号の出力タイミングに合わせて並列的に
1度に各表示データ電極Xへロードされる。この表示デ
ータ電極Xへのロードは、電圧生成回路16から生成さ
れる表示データに応じた表示データ電圧を、表示データ
電極Xへ印加することにより行われる。また、このと
き、1列目のコモン電極Y1には、上記クロック信号の
出力タイミングに合わせて所定のコモン電圧が印加され
る。尚、他の列のコモン電極(Y2〜Yi)にも、上記
所定のコモン電圧とは異なる値のコモン電圧が印加され
る。
【0032】このような表示データ電極Xへの表示デー
タ電圧の印加を、所定のコモン電圧が印加されるコモン
電極Yの一列毎に順次高速に行い、全コモン電極Yに対
して行った後に、再び一列目のコモン電極Y1に行い、
これを繰り返し行う。これにより、画像表示を1画面毎
に連続的に取り替えてあたかも画像が動いているように
表示させるのである。
【0033】図4は、液晶表示パネル11のある液晶セ
ルAに対して、1水平期間C中に印加される電圧の波形
の1例を示したものである。
【0034】上記1水平期間とは、1つのコモン電極
(例えばY1)にコモン電圧を印加している際に、1つ
の液晶セルに表示データ電圧を印加させる時間のことを
いう。
【0035】本実施の形態では、1水平期間Cをほぼ均
等に3分割し、各分割された期間に応じた表示データ電
圧を表示データ電極Xに印加する。すなわち、1水平期
間C中に3回表示データ電圧を印加するのである。
【0036】本実施の形態では、1水平期間をほぼ均等
に3分割しているが、これに限定されるものでなく、分
割数は3分割に限らず2分割以上であればよく、また、
1水平期間を均等に分割せずに各分割された期間の長さ
を変える(例えば、1水平期間Cを0.15C、0.3
C及び0.55Cの各期間に分割する)ことも可能であ
る。
【0037】表示データ電圧は、1水平期間C中に3回
印加することが可能であるので、例えば、2ビットから
なる表示データを用いた場合でも、この所定の表示デー
タ電圧を1水平期間C内に0回、1回、2回及び3回の
うち印加させる回数を選択することにより、4種類の電
圧実効値を得ることができ、これに応じて4階調の表示
を行うことが可能となる。
【0038】すなわち、例えば、表示データ電圧値を、
HI(10V)とLO(8V)の2種類として、3回と
もHIを印加したときにオン表示(a)、2回がHIで
1回がLOを印加したときに2/3表示(b)、1回が
HIで2回がLOを印加したときに1/3表示(c)、
3回ともLOを印加したときにオフ表示(d)させるこ
とが可能であり、合計4種類の表示、すなわち4階調表
示を行うことが可能となる。
【0039】また、仮に、1水平期間中の各分割された
期間を不均等としてN分割する場合は、2のN乗の階調
表示が可能となる。
【0040】このように、本実施の形態では、1水平期
間を複数の期間に分割し、タイミング信号生成回路18
からのクロック信号に応じて、各分割された期間に表示
データ電圧を選択して印加させることにより、多階調表
示を行うのである。
【0041】従って、本発明の画像表示装置によれば、
構成が簡単であり且つ低コストのラインメモリ形式の回
路構成を有する制御用IC(制御手段)を用いながら、
多階調表示を行わせることが可能となる。
【0042】特に、携帯用ゲーム機においては、回路構
成を簡単化し低コスト化することが望まれているが、本
実施の形態のものは、低コストであるラインメモリ形式
の制御手段を用い、且つ、表示が鮮明な多階調表示を行
うことが可能である。
【0043】また、液晶中の液晶分子は、電圧を印加さ
れたと同時に直ぐに姿勢を変化させるものでなく、ある
一定の時間を経過した後にその姿勢を安定した状態とす
るので、表示データ電圧を印加させるタイミングも若干
クロック信号の出力タイミングよりも速くしておくこと
が好ましい。
【0044】ここで、液晶分子への電圧印加方法につい
て詳しく述べる。
【0045】液晶分子は、ある一定時間にかかるトータ
ル電圧差(以下、電圧実効値と称する)によってその姿
勢が変化する。
【0046】図5は、液晶分子の動き(縦軸)と電圧実
効値(横軸)との関係を示す。図5において、S’、
S”は各々別の安定姿勢状態である。
【0047】図5に示すとおり、液晶分子は、電圧実効
値が低いときに安定した姿勢で動かず、電圧実効値があ
る一定の値(V1)になると別の安定状態に向かって動
きはじめ、ある実効値(V2)に達すると別の安定状態
となる。
【0048】しかし、液晶分子は、長時間連続して同一
電圧差の電界をかけ続けると2極分解して所定の動きを
しなくなる。しかも、液晶分子は、印加される電圧差の
符号がプラス・マイナスに関係せずに電圧実効値により
その動きが決定される。そこで、液晶表示を行う場合の
印加電圧には、交流電圧が用いられる。
【0049】次に、従来の液晶表示制御における電圧印
加について、本発明との比較を明確にするために説明す
る。
【0050】すなわち、従来では、先ず、コモン電極Y
1を選択ラインとし当該コモン電極Y1に対して所定の
コモン電圧0Vを印加し、同時にその他のコモン電極
(Y2〜Yi)を非選択ラインとし当該他のコモン電極
(Y2〜Yi)に9Vの電圧を印加する。
【0051】液晶表示を行う際の消費電力は、液晶表示
パネルにおける2枚のガラス板間をコンデンサ部分とみ
ると、コンデンサの容量、電圧実効値の2乗、周波数お
よび1/2の積で決定される。このように電圧実効値の
大きさは、消費電力に大きく影響するので、例えば、選
択ライン時のみに高電圧差の生じた電界をかけるより
も、非選択ライン時に微少な電圧差の生じた電界をかけ
ておいた方が、消費電力をかなり抑えることができるの
で、非選択ライン上の各液晶セルに対しても電圧差の生
じた電界をかけている。
【0052】コモン電極Yへのコモン電圧印加に合わせ
て、表示データ電極X2に所定の表示データ電圧10V
を印加する。その他の表示データ電圧として8Vを用
い、表示データ電極(X1、X3〜Xi)の各々に印加
する。このときの各液晶セルにかかる電圧差を示したの
が図6(a)である。
【0053】次に、コモン電極Y2に対して所定のコモ
ン電圧10Vを印加し、同時にその他のコモン電極(Y
1、Y3〜Yi)に1Vのコモン電圧を印加する。同時
に表示データ電極X2に所定の表示データ電圧0Vを印
加する。その他の表示データ電圧として2Vを用い、表
示データ電極(X1、X3〜Xi)の各々に印加する。
図6(b)は、このときの各液晶セルの電圧差を示した
ものである。
【0054】さらに、コモン電極Y3に対して0Vの電
圧を印加し、同時にコモン電極(Y1、Y2、Y4〜Y
i)に9Vの電圧を印加する。同時に表示データ電極X
3、Xiに所定の表示データ電圧10Vを印加する。そ
の他の表示データ電圧として8Vを用い、表示データ電
極X1,X2に印加する。図6(c)は、このときの各
液晶セルの電圧差を示したものである。
【0055】以上のような手順で、選択ラインとしてコ
モン電極をY4、Y5(図示はしていないが)……Yi
と選択していく。図6(d)は、選択ラインとしてコモ
ン電極Yiを選択した際の各液晶セルの電圧差を示した
ものである。
【0056】図6に示すとおり、所定の表示データ電圧
10V、0Vを、コモン電極Yの選択ラインが変わる毎
に交互に、所望の表示データ電極Xに印加し、その他の
表示データ電極へ表示データ電圧8V、2Vを交互に印
加する。
【0057】また、所望のコモン電圧0V、10Vを、
コモン電極Yの選択ラインが変わる毎に交互に、所望の
コモン電極Yに印加し、非選択ラインのコモン電極Yへ
コモン電圧9V、1Vを交互に印加する。
【0058】各液晶セルのうち、最小の電圧差は1Vで
あり、最大の電圧差は10Vとなっていることから、バ
イアス比が1:10となっていることがわかる。
【0059】そして、本発明では、上述したように1水
平期間をN分割して各分割期間毎の表示データ電圧のH
I、LOW(例えば、所定の表示データ電圧が10V、
その他の表示データ電圧が8Vの場合にはHIが10
V、LOWが8V)を選択することにより、(N+1)
階調表示を行う。
【0060】図7(a)は、図6中の表示データ電極X
2とコモン電極Y3とが交差する液晶セルについて、従
来の1水平期間中の表示データ電圧の印加状態を示し、
また、図7(b)は、従来の電圧差の変化を説明するた
めの説明図である。
【0061】図7(a)において、縦軸は表示データ電
圧(HI,LO)V、横軸は時間Tであり、また、図7
(b)において、縦軸は電圧差E、横軸は時間Tであ
る。
【0062】しかし、従来は、この図7(a)からわか
るように、上記(N+1)階調表示を行うのに、表示デ
ータ電圧がHIとLOWの場合で、非選択ラインにおい
て液晶セルにかかる電圧差の符号が変わる。このように
電圧差の符号が変わると、周波数が高くなるので、消費
電力は非常に大きくなってしまうとともに、液晶セル充
放電時の電極抵抗の電圧降下のための電圧実効値の降下
によるシャドーウィングが生じたり、コントラスト比が
落ちて画像品質が劣化しやすくなる。
【0063】また、消費電力に関して言えば、特にゲー
ム装置が電源として電池を用いるような携帯用ゲーム機
の場合には、頻繁に電池を交換しなければならず非常に
面倒であるという問題が発生する。
【0064】そこで、本発明は、1水平期間をN分割し
(N+1)階調表示を行うに際して、次のような電圧印
加を行う。図8は、本発明の一実施の形態であり、図7
(a)及び図7(b)との比較を説明するための説明図
である。
【0065】すなわち、従来ではデータ電圧をHI、L
Oの繰り返しで印加するのに対して、本発明ではHI、
LO、LO、HIの繰り返しで表示データ電圧を印加す
る。
【0066】これにより、1ラインのコモン電極毎に電
圧差の符号を反転(1コモン反転)させずに、2ライン
のコモン電極毎に電圧差の符号を反転(多コモン反転)
させるようにするのである。この結果、周波数は低くな
り、これに伴って消費電力を低くすることが可能になる
とともに、先述した抵抗電極の電圧降下を抑えてシャド
ーウィングを生じにくくし、画像品質を良好なものとす
ることが可能になる。
【0067】また、本発明においては、低消費電力ゆえ
バイアス比を上げることにより、良好な画像品質に加え
てコントラスト比を上げ、より一層良好な画像品質を提
供することが可能となる。
【0068】本実施の形態では、液晶表示パネルにおけ
る表示領域以外の領域(ブランク領域)にも仮想コモン
電極を配設している。ブランク領域のコモン電極を選択
ラインとしているとき(ブランキング期間)には、次画
面の表示データ電圧の準備をデータ電極回路で行い、円
滑なデータ転送処理を行っている一方、この期間の全コ
モン電極上における液晶セルの電圧実効値を0とし周波
数を低くすることにより消費電圧を抑えている。また、
本実施の形態では、2ラインのコモン電極毎に電圧差の
符号を反転させるようにしているが、これに限定される
ものでなく、複数ラインのコモン反転を行ってもよい。
【0069】次に、本実施の形態における携帯用ゲーム
機の構造について説明する。
【0070】図9は、本実施の形態に用いる携帯用ゲー
ム機を示す平面図であり、また、図10は、本実施の形
態に用いる携帯用ゲーム機を示す下端面図である。
【0071】この携帯用ゲーム機は、上述した種々の機
能を収納するケース体21を備えている。このケース体
21表面において長手方向のほぼ中央部分には、ゲーム
プレーヤに対してゲームの進行に応じた画像を表示させ
る液晶表示パネル11が配設されている。液晶表示パネ
ル11は、ケース体21における短手方向の中央線(図
中の一点鎖線)Cよりもやや上側に偏って位置するよう
に配設されている。
【0072】また、液晶表示パネル11の左右両側に
は、ゲームプレーヤが自身の意思を入力するためのキー
入力部7が配設されている。キー入力部7は、液晶表示
パネル11の左側に位置するコントローラ7aと、同右
側に位置する2つの押しボタン7bと、押しボタン7b
の上側に位置するスタート/ポーズキー7cを備える。
コントラーラ7aは上下左右の4ヶ所に押圧ポイントを
有する。コントローラ7a及び押しボタン7b(2つの
押しボタンの中心位置)(図中の三点鎖線D)は、液晶
表示パネル11の中央線Cよりもやや上側に位置するよ
う配設されている。しかも、コントローラ7a及び押し
ボタン7bは、液晶表示パネル11を挟んでほぼ対称配
置されている。これにより、ゲームプレーヤは、左右両
側の手の平をケース体21の両側面に接触させて保持し
たときに、両側の親指の腹がキー入力部7に位置するよ
うになり、キー操作が極めてしやすくなる。液晶表示パ
ネル11は、先述したとおりケース体21表面における
長手方向のほぼ中央部分に配設されているが、若干コン
トローラ7a側の位置(つまり左側に偏った位置)に配
設されているので、ケース体21の表面においてコント
ローラ7a側に比して押しボタン7b側近傍の面積が大
きくなるように形成されている。ゲームプレーヤは、2
つの押しボタン7bのうちの適当な方を比較的に速い速
度で任意に選びつつ押してゲームを進めていく場合があ
る。このような速い速度で2つの押しボタン7bを交互
に操作するには、本実施の形態のように押しボタン7b
近傍の面積を大きくして、押しボタン7bの間隔距離を
ある程度大きくすることにより操作性を向上することが
可能である。一方、押しボタン7bの間隔距離が小さす
ぎると、操作性が悪くなってしまう。
【0073】さらに、コントローラ7aの上側には、ゲ
ームプレーヤの手動により操作が可能な電源スイッチ2
2が配設されている。電源スイッチ22は、ゲームプレ
ーヤがある一定時間(例えば2秒間)押し続けると、O
N作動するように設定されている。これにより、ゲーム
プレーヤが誤って瞬間的に電源スイッチ22を押しても
ON作動せず、無駄な電源の消費を防ぐことが可能とな
っている。さらに、この電源スイッチ22の右側には、
LED装置等からなる発光装置40が配設されている。
これにより、例えば、液晶表示パネル11において、後
述する液晶表示パネル11のコントラスト用のボリュー
ムが最も暗くなっており画像がほとんど見えない状態で
あっても、ゲームプレーヤは、電源スイッチ22がON
作動しているか直ぐに判断できるので、電源スイッチ2
2の作動状況がわからないままに、電源のON状態が続
いて電源を無駄に消費させることが少なくなる。
【0074】また、コントローラ7aの下側には、スピ
ーカ6aからの音をゲームプレーヤに聞こえやすくする
ための複数の長穴24が配設されている。
【0075】ケース体21の内部には、以下に示す機能
が配設されている。
【0076】押しボタン7bの裏側には、電源である単
3型の乾電池(電源)22aが2個並設されている。ま
た、スピーカ6aの裏側には、略円形状薄型の補助電池
(電源)22bが配設されている。この補助電池22b
は、図1の機能ブロック図には図示しなかったが、携帯
用ゲーム機2内に設けられた時計表示回路やメモ記憶回
路を電源スイッチ22のON作動とは無関係に常に可動
させるために設けられている。時計表示回路は、例え
ば、日本時間の表示や世界各地の時間の表示等を目的に
設けられている。メモ記憶回路は、例えば、ゲームに関
係しない仕事やプライベートの用事をキー入力によりメ
モしこれを記憶させ見たいときに表示させることを目的
に設けられている。近年、電子機器は、多くの機能を有
することが望まれる場合が多い。反面、上記のような機
能を含んだゲーム装置は従来存在せず、本実施の形態に
おけるゲーム装置では、状況に応じてゲームを行ったり
上記の機能を使ったりして、その使い方をゲームプレー
ヤ自身がその都度決めることが可能となる。
【0077】また、ケース体21の内部でありその下端
面には、次のような機能が配設されている。まず、左側
よりスピーカ6aより再生される音量を変化させるため
の音量ボリューム27、ケース体21内の乾電池22a
及び補助電池22b以外に外部から電源を取り入れるた
めの外部電源用アダプタ28、イアホン用アダプタ2
9、及び液晶表示パネル2に表示される画像の濃淡を変
化させる表示用ボリューム30が配設されている。音量
ボリューム27及び表示用ボリューム30は、ゲームプ
レーヤの手動による操作で変化させることが可能であ
る。
【0078】また、ケース体21の両側面には、ゲーム
プレーヤが手動で操作するような機能が存在しないの
で、ゲームプレーヤが左右両手で保持しながらゲームを
行う際に、例えば手が誤って表示用ボリューム30に接
触して液晶表示パネル11上の画像が全く見えなくなる
等が無くなり、良好にゲームを進めることが可能とな
る。
【0079】また、図示はしないが、ケース体21の上
端面には、その長手方向における略中央部に、メモリー
カートリッジ1を挿入するための挿入口が穿設されてい
る。挿入口の奥部分には、メモリーカートリッジ1と電
気的に接続させるコネクタが配設されている。
【0080】また、ケース体21の上端面の左側部分に
は、他のゲーム装置と電気的に接続させる(例えば、無
線ユニットと電気的に接続させるための無線ユニット用
の)アダプタ31が配設されている。
【0081】本実施の形態では、ゲーム装置として携帯
用ゲーム機を用いたが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、液晶表示装置を備えたゲーム装置であればよ
く、特に小型化されたゲーム装置に効果を奏する。
【0082】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、液晶表示装置
の画面上に表示する1枚分の画像データを、1度に転送
するフレームメモリを内蔵した駆動ICを用いることな
く、コストの安価なラインメモリを内蔵した駆動ICの
みで駆動させることにより、多階調表示を行うことが可
能な画像表示装置を提供できる。
【0083】請求項2の発明によれば、周波数は低くな
り、これに伴って消費電力を低くすることが可能になる
とともに、先述した抵抗電極の電圧降下を抑えてシャド
ーウィングを生じにくくし、画像品質を良好なものとす
ることが可能な画像表示装置を提供できる。
【0084】請求項3の発明によれば、周波数を低く
し、これに伴って消費電力を低くすることが可能になる
とともに、先述した抵抗電極の電圧降下を抑えてシャド
ーウィングを生じにくくし、画像品質を良好なものとす
ることが可能な画像表示の制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における携帯用ゲーム機の機能を
示す機能ブロック図である。
【図2】本実施の形態における液晶表示装置の機能を示
す機能ブロック図である。
【図3】液晶表示装置を駆動させるフローを示すフロー
チャート図である。
【図4】1水平期間中に液晶表示パネルのある液晶セル
に印加される電圧の波形の1例を説明した説明図であ
る。
【図5】液晶分子の動きと電圧実効値との関係を説明す
るための説明図である。
【図6】本実施の形態における各液晶セルにかかる電圧
実効値の変化を説明するための説明図である。
【図7】選択ライン上のある液晶セル、非選択ライン上
のある液晶セルにおける1水平期間内のデータ電圧の印
加状態を説明するための説明図である。
【図8】データ電圧としてHIを選択したデータ電極X
上の各液晶セルにおける、電圧の印加状態を説明した説
明図である。
【図9】本実施の形態に用いる携帯用ゲーム機を示す平
面図である。
【図10】本実施の形態に用いる携帯用ゲーム機を示す
下端面図である。
【符号の説明】
1 メモリカートリッジ 2 携帯用ゲーム機 3 メモリ 3a ゲームプログラム 3b 画像データ 5 液晶表示装置 7 キー入力部 8 CPU 11 液晶表示パネル 14 表示データ制御回路 15 データ電極駆動回路 17 コモン電極駆動回路 18 タイミング信号生成回路 X 表示データ電極 Y コモン電極 株式会社エス・エヌ・ケイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲームを進行させるゲームプログラム、
    複数の画像データ及び音データを予め記憶したメモリか
    ら、ゲームの進行に応じて前記複数の画像データのうち
    の適当な画像データを液晶表示装置に順次転送し、当該
    液晶表示装置にて画像を動いているように表示させる画
    像表示装置であって、 画像を表示する液晶表示装置と、ゲームプレーヤがゲー
    ムの進行に応じて操作するためのキー入力部と、前記複
    数の画像データを前記液晶表示装置へ順次転送させる制
    御手段とを備え、当該制御手段は、複数のコモン電極を
    順次1つずつ選択し当該選択したコモン電極に所定のコ
    モン電圧を印加するコモン電極駆動回路と、1水平期間
    をN個の期間に分割し当該分割した期間の各々に対応す
    る表示データ電圧を表示データ電極に印加するデータ電
    極駆動回路とを有し、 前記液晶表示装置は、所定の表示データ電圧を1水平期
    間中の0個乃至N個分の期間のうちのいずれかの期間に
    印加させ、(N+1)階調の表示を行うことを特徴とす
    る画像表示装置。
  2. 【請求項2】 画像を表示する液晶表示装置と、当該液
    晶表示装置へ前記複数の画像データを順次転送させる制
    御手段とを備え、当該制御手段は、複数のコモン電極を
    順次1つずつ選択し当該選択したコモン電極に所定のコ
    モン電圧を印加するコモン電極駆動回路と、1水平期間
    をN個の期間に分割し当該分割した期間の各々に対応す
    る表示データ電圧を表示データ電極に印加するデータ電
    極駆動回路とを有する画像表示装置であって、 前記液晶表示装置は、所定の表示データ電圧を1水平期
    間中の0個乃至N個分の期間のうちのいずれかの期間に
    前後の水平期間のうちのどちらかと連続するタイミング
    で印加させ、(N+1)階調の表示を行うことを特徴と
    する画像表示装置。
  3. 【請求項3】 複数の画像データのうちの適当な画像デ
    ータを液晶表示装置へ順次転送し、当該転送される画像
    データをもとに、複数のコモン電極を順次1つずつ選択
    し当該選択したコモン電極に所定のコモン電圧を印加
    し、1水平期間をN個の期間に分割し当該分割した期間
    に対応する表示データ電圧を前記コモン電圧の印加に応
    じて表示データ電極に印加し、(N+1)階調の表示を
    行う画像表示の制御方法であって、 所定の表示データ電圧を、1水平期間中の0個乃至N個
    分の期間のうちのいずれかの期間に前後の水平期間と連
    続するタイミングで印加させることを特徴とする画像表
    示の制御方法。
JP10073431A 1997-10-15 1998-03-06 画像表示装置および画像表示の制御方法 Pending JPH11242465A (ja)

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TW89219638U TW474202U (en) 1997-10-15 1998-10-14 Game machine
TW88215983U TW527949U (en) 1997-10-15 1998-10-14 Game machine
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1341150A1 (en) * 2002-02-28 2003-09-03 STMicroelectronics S.r.l. Method for driving LCD modules with scale of greys by PWM technique and reduced power consumption
WO2004097785A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-11 Cambridge Display Technology Limited Pwm driver for a passive matrix display and corresponding method
JP2008033338A (ja) * 2007-08-16 2008-02-14 Fujitsu Ltd 表示素子駆動方法

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