JPH11239637A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH11239637A
JPH11239637A JP4372298A JP4372298A JPH11239637A JP H11239637 A JPH11239637 A JP H11239637A JP 4372298 A JP4372298 A JP 4372298A JP 4372298 A JP4372298 A JP 4372298A JP H11239637 A JPH11239637 A JP H11239637A
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高明 市原
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智基 田畑
Takuya Hamaguchi
琢哉 浜口
Yoshihiro Sato
義浩 佐藤
Katsuhiko Hayashi
勝彦 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞した遊技球を遊技者の操作により役物の
特定領域に入れることを可能にして遊技者の参加意識を
高め、且つ遊技者が役物に不信感を抱かないで遊技意欲
を高めることができる弾球遊技機を提供することを課題
とする。 【解決手段】 上記課題を解決するための本発明の弾球
遊技機1は、天入口10に入賞した遊技球25がセンタ
−役物12に導かれると、遊技者は操作スイッチ11を
操作して遊技球25をセンタ−役物12の特定領域に導
き、遊技者に大当たりの権利を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の弾
球遊技機に関し、詳しくは、入賞した遊技球を遊技者の
操作によりVゾ−ン等の特定領域に導くことが可能な役
物を備えた弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Vゾ−ン等の特定領域を有する役
物を備えた弾球遊技機は、遊技盤上に射出された遊技球
がその役物に入賞したとき、その役物が予め決められた
動作をして遊技球が偶然、Vゾ−ン等の特定領域に入る
と、大当たりになるというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の弾球遊技機
では、遊技盤上に射出された遊技球が特定領域を有する
役物に入賞したとき、その役物が予め決められた動作を
するものであり、遊技者は遊技球が偶然Vゾ−ン等の特
定領域に入球するのを期待して、ただ見ているだけで、
積極的に参加する機能は設けられていないので参加意識
が低く、例えば遊技球がなかなか特定領域に入らない
と、遊技者は「遊技球が特定領域に入り難いように予め
制御されているのではないか。」と思い込んで不信感が
強くなり、遊技を止めてしまうということが起こり得
る。そのため、遊技者の遊技意欲を高めるという点で限
界があった。
【0004】そこで本発明では、入賞した遊技球を遊技
者の操作により役物の特定領域に導くことを可能にして
遊技者の参加意識を高め、且つ遊技者が役物に不信感を
抱かずに遊技性を向上させることができる弾球遊技機を
提供することを解決すべき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、弾球
遊技機が、入賞した遊技球を遊技者の操作に基づいて特
定領域に導くことが可能な役物を備えることである。
【0006】請求項1の発明によれば、役物に遊技球が
入賞すると遊技者はその遊技球を特定領域に導くように
操作することができるため、遊技者の参加意識を高め、
且つ遊技者は役物に対する不信感を抱かないように遊技
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の弾球遊技機の好適
な実施形態について図面を参照して説明する。なお、図
1は第1の実施の形態の弾球遊技機1の正面図である。
【0008】図1に示すように、この弾球遊技機1は、
従来の一般的なパチンコ機と同様、長方形枠状に成形さ
れた木枠2の前面に額縁状に成形された前枠3が装着さ
れている。この前枠3の上部には、後述する遊技盤8を
透視し得るガラス板を嵌め込み装着した金枠4が開閉可
能に軸着されている。一方、前枠3の下部には、上記金
枠4に隣接して前板5が開閉可能に軸着されている。こ
の前板5の表面には遊技球の受け皿である上皿5aが取
り付けられており、この前板5の下方には、遊技球の受
け皿の一つである下皿6や遊技球を遊技盤上に発射する
ための発射装置(図示せず)に連通するハンドル7等が
装着されている。尚、上述の各構造物は、一般的な弾球
遊技機に装備されているものと同様のものであり、本発
明を何ら特徴付けるものではないので、これらに関する
詳細な説明は省略する。而して、この金枠4の裏面側に
は、本弾球遊技機1においてパチンコ遊技を実施するた
めに必要な遊技用構造物・装置類を備えた遊技盤8が脱
着可能に装着されている。
【0009】図1に示すように、本実施形態に係る遊技
盤8は、従来のものと同様、平板状のパネル部材8aと
当該パネル部材8a上に装着された後述する種々の遊技
用構造物・装置類とから構成されている。このパネル部
材8aの表面には、弾球遊技機1の発射装置(図示せ
ず)から発射された遊技球を遊技盤8上部に誘導するた
めの誘導レール9が円形渦巻き状に装着されている。そ
して、この誘導レール9によって包囲された内側の領域
が本遊技盤8における遊技領域である。この遊技領域の
中央部には、センタ−役物12が組み込まれており、こ
のセンタ−役物12の上部には遊技球が入る天入口10
及び遊技球が天入口10に入ったことを検知するカウン
トスイッチ17が設けられている。また、センタ−役物
12の下側には大入賞口15が配設されている。尚、灰
皿16の横には遊技者が後述のように上記センタ−役物
12を操作するための操作スイッチ11が設けられてい
る。その他、本遊技盤8には遊技内容を決定する種々の
遊技用構造物が配置されている。すなわち、一般入賞口
13,14や、遊技盤8上に射出された遊技球の落下速
度や方向を調節するための多数の遊技釘や風車等が取り
付けられているが、その説明を省略する。
【0010】図2は、前記センタ−役物12の概略的な
構成を説明するための斜視図である。同図に示すよう
に、センタ−役物12の正面壁21にレ−ル22が水平
に取り付けられている。そして、このレ−ル22には磁
石23が同レ−ル22に沿って移動可能に取着されてい
る。磁石23は、ホ−ムポジションHに位置していると
き、前記天入口10に入球した遊技球25が転がってく
ると、この遊技球25を吸着するものである。尚、この
磁石21は図示していないモ−タによりレ−ル22に沿
って左右に駆動される。また、上記正面壁21から突出
したり引き込んだりする3個の障害部材24A,24
B,24Cが設けられている。尚、これらの障害部材2
4A,24B,24Cは、図示していないソレノイドに
より駆動される。上記障害部材24A,24B,24C
の下側には、Vゾ−ン穴27が開口されており、Vゾ−
ン穴27の下段には外れ穴28が開口されている。上記
Vゾ−ン穴27に上記磁石23により運ばれた遊技球2
5が入ると、大当たりとなり、前記大入賞口15が開放
される。そして、大入賞口15に遊技球が10個入賞す
るか、30秒経過すると、大入賞口15が閉じる。尚、
大入賞口15が開放中に、大入賞口15内の特別領域を
遊技球が通過すると、再度、大入賞口15が開放する。
これは最高16回まで繰り返し可能である。また、前記
天入口10から入球した遊技球25の転がり速度を抑制
し、磁石23に吸着させやすいようにするために誘導路
29の端部に突起部30が形成されている。しかしなが
ら、前記天入口10から入球した遊技球25が全て磁石
23に吸着されるとは限らず、突起部30を乗り越え
て、直接、外れ穴28に入るものもある。
【0011】次に、図2〜図4を参照しながらセンタ−
役物12の遊技方法に付いて説明する。遊技者が前述の
ハンドル7を操作して遊技球を連続的に弾いていると
き、前記天入口10に遊技球が入球すると、その遊技球
25がカウントスイッチ17により検知され、且つ誘導
路29により導かれて同誘導路29の先端部まで転がっ
てくる。そして、遊技球25は突起部30で転がり速度
が抑制されるため、ホ−ムポジションHに位置した磁石
23により吸着される(図2参照)。図2に示すように
遊技球25が磁石23に吸着されると、遊技者は前記操
作スイッチ11を操作する。即ち、遊技者が操作スイッ
チ11を押すと、前記モ−タが作動し、磁石23が右に
移動する。そして操作スイッチ11から指を離すとモ−
タが停止し、磁石23が停止する。一方、前記障害部材
24A,24B,24Cは前記ソレノイドの駆動により
ランダムに突出したり引き込まれるように制御されるた
め、遊技者は磁石23に吸着された遊技球25が障害部
材24A,24B,24Cと干渉しないように(図3参
照)操作スイッチ11を操作して磁石23をVゾ−ン穴
27の真上まで移動させる。上記障害部材の干渉無しに
磁石23をVゾ−ン穴27の真上まで移動させることが
できると、磁石23に吸着された遊技球25は、図4に
示すように側壁21Aに当接して磁石23から離れ、V
ゾ−ン穴27に落下する。このように遊技球25がVゾ
−ン穴27に入ると、前述のように大当たりとなり、前
記大入賞口15が開放される。そして、大入賞口15に
遊技球が10個入賞するか、30秒経過すると大入賞口
15が閉じる。そして、大入賞口15が開放中に大入賞
口15内の特別領域を遊技球が通過すると、再度、大入
賞口15が開放する。これは最高16回まで繰り返し可
能となっている。尚、磁石23に吸着された遊技球25
がVゾ−ン穴27の真上まで移動される途中で障害部材
と干渉すると、磁石23から離れて外れ穴誘導路28A
に落下し、外れ穴誘導路28Aを転がって外れ穴28に
入るため、大当たりにはならない。
【0012】上記第1の実施の形態で、遊技者が前記操
作スイッチ11を操作する際、操作有効期間は、前記カ
ウントスイッチ17が遊技球25を検知したタイミング
から10秒以内とする。もし、操作の途中で10秒が経
過すると、前記障害部材24A,24B,24Cが突出
したままとなり、且つ磁石23は勝手に右方向に端部ま
で移動したのち、再びホ−ムポジションHまで自動的に
戻って待機する。このように遊技者の操作時間を制限す
ることにより、遊技者の操作技能の向上により著しくV
ゾ−ン穴27等の特定領域に入賞してしまうことを防ぐ
と共に、途中で遊技を止めて台を離れていった場合で
も、次の遊技者は最初から遊技を始めることができる。
また、遊技者は前記障害部材24A,24B,24Cの
動きを予想しながら磁石23を自分の意志で動かすこと
ができるため、遊技参加意識が高まる。尚、障害部材2
4A,24B,24Cをランダムに動かす手段として、
各障害部材を各ソレノイドで駆動するように構成し、そ
れぞれのソレノイドをソフトウエアでランダムに制御す
る手段や、カムとギアにより一つのモ−タで全ての障害
部材を動かすような機構にすれば、モ−タの回転速度を
可変制御するのみで、簡単にランダム性を実現すること
ができる。
【0013】尚、本発明では、磁石23を常時、ランダ
ムに左右に動くように構成するとともに、障害部材24
A,24B,24Cを遊技者による操作で駆動できるよ
うに構成したセンタ−役物も範疇に入る。この場合、磁
石23の移動方向と移動速度をランダムに制御し、遊技
者は磁石23の動きに対応して障害部材24A,24
B,24Cを引き込ませるように操作する。また、障害
部材24A,24B,24Cのうちの一つを遊技者の操
作で駆動できるようにしてもよい。こうすれば、遊技者
の操作技能の向上により、著しくVゾ−ン穴27等の特
定領域に入賞してしまうことを防ぐことができる。
【0014】次に、第2の実施の形態の弾球遊技機1A
について説明する。図5は上記弾球遊技機1Aの正面図
であり、同図に示すように遊技盤8の中央部に上記セン
タ−役物12Aが配設されている。尚、弾球遊技機1A
の遊技盤8の基本的な構成は図1の弾球遊技機1と同じ
であり、図示はしていないが前述のハンドル7や、上記
センタ−役物12Aを操作するための操作スイッチ11
などが前板に取り付けられている。図6はセンタ−役物
12Aの正面図であり、図7はセンタ−役物12Aの斜
視図、図8はセンタ−役物12Aの側面断面図である。
図5〜図8に示すように、センタ−役物12Aは、上部
左右に羽根51,52が設けられており、ソレノイド5
3により左右に開閉駆動される。また、羽根51,52
が開かれたときに入った遊技球25を停留する停留部5
4が設けられている。この停留部54にはソレノイド5
5が設けられており、ソレノイド55のロッド55Aの
先端部に取着された停留片56で遊技球25が停留され
る。従って、ソレノイド55のロッド55Aが収縮され
ると停留片56がソレノイド55の方向に移動され、停
留されている遊技球25が誘導路57に落下する。
【0015】上記誘導路57の下側には1穴クル−ン5
8が配設されており、1穴クル−ン58の中央部には遊
技球25が排出される穴59が開口されている。そし
て、誘導路57から1穴クル−ン58に落下した遊技球
25は上記穴59の周りを回転したあと、同穴59から
下方に排出される。1穴クル−ン58の下方には衝突部
60が配設されている。この衝突部60は上記1穴クル
−ン58の穴59から排出された遊技球25を衝突させ
て遊技球25の落下速度を低下させるものである。衝突
部60の下側には第1の傾斜板61が配設されており、
衝突部60から落下した遊技球25がこの傾斜板61に
放出される。そして、衝突部60から傾斜板61に放出
された遊技球25は第2の傾斜板62に誘導される。第
2の傾斜板62は中央凹部63の方向に下り傾斜する傾
斜板であり、第1の傾斜板61から第2の傾斜板62に
誘導された遊技球25は中央凹部63に誘導される。
【0016】中央凹部63に誘導された遊技球25を受
け入れる回転体64が中央凹部63に隣接して配設され
ており、この回転体64はモ−タ65により時計方向に
回転されるように構成されている。即ち、図8の側面断
面図に示すように、モ−タ65の出力軸66に第1の歯
車67が取り付けられており、第1の歯車67と噛み合
って回転する第2の歯車68が軸69に取り付けられて
いる。そして、第2の歯車68と噛み合って回転する第
3の歯車70が上記回転体64の回転軸70Aに取り付
けられている。この構成によりモ−タ65が図示してい
ない弾球遊技機制御回路から駆動電力が供給されると、
モ−タ65の出力軸66に取り付けられた第1の歯車6
7が時計方向に回転されるため、第2の歯車68が反時
計方向に回転され同歯車68と噛み合って回転する第3
の歯車70が時計方向に回転される。その結果、回転軸
70Aが時計方向に回転されるため、回転体64が時計
方向に回転される。
【0017】図9は上記回転体64を中心とするエリア
の平面図である。同図に示すように、回転体64は、5
個の凹部71,72,73,74,75を有している。
このうち、凹部71,72,73,74は前記中央凹部
63から遊技球25を受け入れると、その遊技球25を
下壁71A,72A,73A,74Aに載せて外れ穴7
6に導き、図示していない外れ穴誘導壁を乗り越えて遊
技球25をその穴76に入れる。従って凹部71,7
2,73,74を外れ凹部と称する。また、凹部75は
上記のような下壁が無く、前記中央凹部63から遊技球
25が受け入れられると、遊技球25は上記下壁より深
い位置で受け入れられるため、上記外れ穴誘導壁を乗り
越えることなく前記外れ穴76に入らずにVゾ−ン穴7
7に導かれ、同穴77に入る。従って凹部75をVゾ−
ン凹部と称する。遊技球25が上記Vゾ−ン穴77に入
ると、遊技球25は図示していない遊技球検出スイッチ
により検出され、その検出信号が前記弾球遊技機制御回
路に出力されるため、同回路は、遊技球25がこのVゾ
−ン穴77に入ったことを認識することができる。尚、
図10は前記回転体64の平面図であり、同図に示すよ
うに前述の外れ凹部71,72,73,74と、Vゾ−
ン凹部75とが形成されている。
【0018】次に、弾球遊技機1Aの遊技方法に付いて
説明する。遊技者が前述のハンドル7を操作して遊技球
を連続的に弾いているとき、図5に示した左又は右のゲ
−ト81,82を遊技球が通過すると、前記弾球遊技機
制御回路は前記ソレノイド53を駆動制御してセンタ−
役物12Aの羽根51,52を左右に1.0秒間、開放
する。センタ−役物12Aの羽根51,52が左右に開
いた状態で、遊技球25がセンタ−役物12Aに入る
と、その遊技球25は図8に示すように停留部54に停
留される。この状態で遊技者が前述の操作スイッチ11
を操作すると、ソレノイド55のロッド55Aが収縮さ
れ、停留片56がソレノイド55の方向に移動されるた
め、停留されている遊技球25が誘導路57に落下す
る。誘導路57から1穴クル−ン58に落下した遊技球
25は上記穴59の周りを何回か回転したあと、同穴5
9から下方に排出され、前記衝突部60により落下速度
が低下されて傾斜板61に放出される。そして、衝突部
60から傾斜板61に放出された遊技球25は第2の傾
斜板62に誘導されたあと、中央凹部63に誘導され
る。
【0019】中央凹部63に誘導された遊技球25は、
モ−タ65により時計方向に回転されている回転体64
に誘導される。回転体64に誘導された遊技球25が外
れ凹部71,72,73,74のどれかに入ると前述の
ように外れ穴76に入るため、遊技者に対する大当たり
権利は発生しない。しかしながら、回転体64に誘導さ
れた遊技球25が前記V凹部75に入ると、前述のよう
に遊技球25はVゾ−ン穴77に入るため大当たり権利
が発生する。この大当たり権利が発生すると、遊技者は
右回転体83(図5参照)に遊技球が入るように右打ち
をし、その結果、遊技球が右回転体83に入ると大入賞
口50が開放される。ここで、大入賞口50に遊技球が
10個入賞するか、30秒経過すると大入賞口50が閉
鎖される。この状態は、右回転体83に16個の遊技球
が入賞するまで続く。
【0020】以上のように、上記第2の実施の形態の弾
球遊技機1Aのセンタ−役物12Aでは、周期的に動く
回転体64の上部に停留部54を設け、遊技者の操作に
より停留解除できるように構成したため、回転体64の
V凹部75の位置を狙って遊技球25の停留を解除する
ように操作することができるようになり、遊技者の遊技
に対する介入感が出て、遊技に対する参加意識を高める
ことができる。
【0021】その他の手段として、前記停留部54の上
流に遊技球25を検知するカウントスイッチを設け、前
記操作スイッチ11の操作可能期間、即ち停留解除可能
期間を、同カウントスイッチが遊技球25を検知したタ
イミングから回転体64の1周期以内とすれば、遊技者
がV凹部75の位置を狙うことは最大1回のみである。
このため、遊技者の操作技能により、V凹部75への入
賞率が高くなり過ぎてホ−ルの損害が大きくなることを
避けることができる。また、停留部54と回転体64の
間に偶然性の高いクル−ンを設けたため、遊技者の操作
技能によりV凹部75への入賞率が高くなり過ぎてホ−
ルの損害が大きくなることを避けることができる。ま
た、停留部54の解除を操作可能に構成したが、その他
の操作手段として、モ−タなどでクル−ンを振動させる
ように構成することによって遊技球の動きに変化を与
え、遊技者がV凹部75の位置を狙うようにすることが
できる。あるいは遊技者の操作により回転体64の回転
速度や回転方向を変えることができるように構成し、遊
技者がクル−ン上の遊技球の動きを見ながら回転体の速
度や方向を変えてV凹部75の位置を狙うようにするこ
とができる。また、特定領域をVゾ−ンとしたが、これ
に限らず、大当たりの継続回数(ラウンド数)を決定す
るように構成してもよい。例えば、図11に示すよう
に、回転体64の凹部85に遊技球が入った場合は1ラ
ウンド、凹部86に遊技球が入った場合は8ラウンド、
凹部87に遊技球が入った場合は1ラウンド、凹部88
に遊技球が入った場合は16ラウンド継続するように構
成することによって、遊技者が前記停留部54の停留解
除操作をして遊技球を各凹部に入れるとき、凹部88
(16ラウンド)を狙うと隣の凹部85又は87(1ラ
ウンド)に入る確率が高くなるため、一方的に凹部88
(16ラウンド)が狙い打ちされることを防ぐことがで
き、ホ−ルの損害が大きくなることを避けることができ
る。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、役物に遊技球
が入賞すると遊技者はその遊技球を特定領域に導くよう
に操作することができるため、遊技者が役物に対して不
信感を抱くこと無く、遊技者の遊技参加意識を高め、遊
技者の遊技意欲を高めることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の弾球遊技機の正面図であ
る。
【図2】第1の実施の形態の弾球遊技機に装備されるセ
ンタ−役物の構造を概略的に示した斜視図である。
【図3】センタ−役物の作用を説明するための説明図で
ある。
【図4】センタ−役物の作用を説明するための説明図で
ある。
【図5】第2の実施の形態の弾球遊技機の正面図であ
る。
【図6】第2の実施の形態の弾球遊技機に装備されるセ
ンタ−役物の正面図である。
【図7】第2の実施の形態の弾球遊技機に装備されるセ
ンタ−役物の斜視図である。
【図8】第2の実施の形態の弾球遊技機に装備されるセ
ンタ−役物の側面断面図である。
【図9】第2の実施の形態の弾球遊技機に装備されるセ
ンタ−役物の部分平面図である。
【図10】第2の実施の形態の弾球遊技機に装備される
センタ−役物の回転体の平面図である。
【図11】第2の実施の形態の弾球遊技機に装備される
センタ−役物の回転体の変形例を示した平面図である。
【符号の説明】
1,1A 弾球遊技機 11 操作スイッチ 12,12A センタ−役物 15 大入賞口 25 遊技球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 義浩 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 (72)発明者 林 勝彦 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞した遊技球を遊技者の操作に基づい
    て特定領域に導くことが可能な役物を備えた弾球遊技
    機。
JP04372298A 1998-02-25 1998-02-25 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP4300338B2 (ja)

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JP04372298A JP4300338B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 弾球遊技機

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JP04372298A JP4300338B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 弾球遊技機

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