JPH11239161A - リング型ネットワークシステムおよびそのフレーム伝送方法 - Google Patents

リング型ネットワークシステムおよびそのフレーム伝送方法

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JPH11239161A
JPH11239161A JP3945098A JP3945098A JPH11239161A JP H11239161 A JPH11239161 A JP H11239161A JP 3945098 A JP3945098 A JP 3945098A JP 3945098 A JP3945098 A JP 3945098A JP H11239161 A JPH11239161 A JP H11239161A
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JP
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node
frame
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multiplexed
node priority
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JP3945098A
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Hisafumi Hatamori
壽文 畑森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末インタフェースに応じてマルチフレーム
数が固定されてしまうという課題があった。 【解決手段】 端末回線I/F20のデータを基準に応
じたSTM−1フレーム数を1マルチフレームとしたV
C−4フレームのデータ部に直接多重すると共に、それ
ぞれのVC−4フレームのPOHのZ4バイトにSTM
−1フレーム数に応じたフレーム番号を多重し伝送路1
に送出するマスタノード10と、その送出されたフレー
ムを受信し、そのZ4バイトに多重されたフレーム番号
に応じてVC−4フレームのデータ部に多重されたデー
タを受信処理するスレーブノード12とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のノード間
伝送路の一部または全てにSDH網を使用し、SDHフ
レームのデータ部にデータを時分割多重するリング型ネ
ットワークシステムおよびそのフレーム伝送方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリング型ネットワークシ
ステムは、1個のマスタノードと複数のスレーブノード
とが伝送路を介してリング状に接続されており、そのリ
ング内のデータ伝送に使用されるフレームは、1マルチ
フレーム=4または24フレームから成り、その1フレ
ームは270×9個のタイムスロットからなるSTM−
1フレームから成るものである。一方、電話音声等の1
チャネル分は64kbpsでディジタル化され、一般に
ディジタル0次群と呼ばれている。ディジタルネットワ
ークでは、多数の信号を多重し伝送交換するのが一般的
で、多重化の階層構造にSDHと呼ばれる多重技術が使
用される。
【0003】通常、64kbpsの音声回線をSDH網
に多重する場合は、64kbpsのデータを24ch分
多重してオーバヘッドを加えてVC−1(27バイト)
と呼ばれるフレームを構成し、そのVC−1フレームを
28個多重してさらに9バイトを加えてVC−3(76
5バイト)と呼ばれるフレームを構成し、そのVC−3
フレームに18バイトを加え、それを3個分集めてST
M−1と呼ばれる155.52Mbpsのフレームを構
成する。
【0004】また他に、64kbpsの音声回線をSD
H網に多重する場合は、64kbpsのデータを30c
h分多重して、2.048Mbpsのフレームを構成
し、そのフレームを4個分集めて8.448Mbpsの
フレームを構成し、そのフレームを4個分集めて34.
368Mbpsのフレームを構成し、さらにそのフレー
ムを4個分集め139.264Mbpsのフレームに9
バイトを加えてVC−4と呼ばれるフレームを構成し、
それにオーバヘッドを付けてSTM−1と呼ばれる15
5.52Mbpsのフレームを構成する場合もある。こ
のように、STM−1フレームに64kbpsの信号を
多重する場合は、上記のような手順で多重していく必要
がある。
【0005】また、スレーブノードは受信したSTM−
1フレームに従属同期し、自ノードに接続された回線デ
ータをSTM−1フレームのデータ部分から分離多重し
た後に伝送路を介して次のスレーブノードまたはマスタ
ノードに送出し、さらに、上記マスタノードは、受信し
たSTM−1フレームとそのマスタノード自身で生成し
た時分割フレームとの間でリング遅延補正を行うように
し、マスタノードとスレーブノード間伝送路またはスレ
ーブノードとスレーブノード間伝送路の一部または全て
にSDH網を利用していた。尚、上記のように、STM
−1フレームは、1マルチフレームを4または24フレ
ームとする方式があり、それ以外には対応していない。
また、従来技術の参考文献として特開平5−14556
6号公報があり、この公報では、1マルチフレームを2
0フレームとする方式が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のリング型ネット
ワークシステムは以上のように構成されているので、6
4kbpsのデータを階層的に多重していく必要があ
り、64kbpsを一気に155.52Mbpsに多重
することはできず、その階層多重のためにLSIを数段
経由する必要があり、回路的に増加してしまうという課
題があった。また、64kbpsを一気に155.52
Mbpsに多重できたとしても、マルチフレームに対応
した端末インタフェースを使用する場合は、その端末イ
ンタフェースに応じてマルチフレーム数が固定されてし
まう。例えば、STM−1フレームでは、VC−4のP
OH(パスオーバヘッド)の中のH4バイトをマルチフ
レーム同期パタンとしていたため、ITU−Tで定めら
れている1マルチフレーム=4フレームまたは1マルチ
フレーム=24フレームという構成しか実現できないと
いう課題があった。また、クロックマスタとなるノード
は予め固定的に設定しておく必要があるなどの課題があ
った。さらに、マルチフレームを実現すると各ノードで
マルチフレームの遅延補正が行われるため、ノード内で
の遅延時間が増えるという課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、端末回線インタフェースのデータ
を一気にリング内のデータ帯域に多重できると共に、既
存の端末インタフェースに応じてマルチフレーム数を設
定可能なリング型ネットワークシステムおよびそのフレ
ーム伝送方法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリング型
ネットワークシステムは、端末回線インタフェースのデ
ータを基準に応じたSTM−1フレーム数を1マルチフ
レームとしたVC−4フレームのデータ部に直接多重す
ると共に、それぞれのVC−4フレームのパスオーバヘ
ッドの第1のユーザチャネルにSTM−1フレーム数に
応じたフレーム番号を多重し伝送路に送出するマスタノ
ードと、その送出されたフレームを受信し、その第1の
ユーザチャネルに多重されたフレーム番号に応じてVC
−4フレームのデータ部に多重されたデータを受信処理
するスレーブノードとを備えたものである。
【0009】この発明に係るリング型ネットワークシス
テムは、各ノードに、自ノードのノード優先順位番号を
設定するノード優先順位設定部と、STM−1フレーム
のVC−4フレームのデータ部に端末回線インタフェー
スのデータを直接多重すると共に、VC−4フレームの
パスオーバヘッドの第2のユーザチャネルにノード優先
順位設定部により設定されたノード優先順位番号を多重
し、伝送路に送出するフレーム生成部と、各ノードのう
ちの1個のノードのフレーム生成部から第2のユーザチ
ャネルにそのノードのノード優先順位番号を多重して伝
送路に送出された場合に、そのフレームを受信し第2の
ユーザチャネルからノード優先順位番号を抽出するノー
ド優先順位抽出部と、ノード優先順位設定部により設定
された自ノードのノード優先順位番号とノード優先順位
抽出部により第2のユーザチャネルから抽出されたノー
ド優先順位番号とを比較し、優先順位の高い方のノード
優先順位番号を第2のユーザチャネルに多重し、ノード
優先順位番号の比較の結果、複数回同一である場合にそ
の自ノードをクロックマスタノードとし、その他のノー
ドをクロックスレーブノードとするノード優先順位比較
部とを備えたものである。
【0010】この発明に係るリング型ネットワークシス
テムは、VC−4フレームのパスオーバヘッドに第1の
ユーザチャネルと第2のユーザチャネルとを備え、スレ
ーブノードでは、第1のユーザチャネルに多重されたフ
レーム番号に応じてVC−4フレームのデータ部に多重
されたデータを受信処理し、また、ノード優先順位比較
部では、第2のユーザチャネルから抽出されたノード優
先順位番号に応じてクロックマスタノードとクロックス
レーブノードとを指定するものである。
【0011】この発明に係るリング型ネットワークシス
テムは、スレーブノードに、受信されるVC−4フレー
ムと送信するVC−4フレームとの位相差を最小にする
遅延補正バッファを備えたものである。
【0012】この発明に係るリング型ネットワークシス
テムは、ノード優先順位設定部として、各ノードのノー
ド優先順位を設定するネットワーク管理装置と、そのネ
ットワーク管理装置の操作に応じて各ノードに設けられ
たレジスタ部にソフトウェアによりノード優先順位を設
定可能なノード内管理プロセッサ部とを備えたものであ
る。
【0013】この発明に係るリング型ネットワークシス
テムは、バックアップ用伝送路を有し、クロックスレー
ブノードがクロックマスタノードの故障を検出した場合
に、そのクロックスレーブノードのフレーム生成部によ
り第2のユーザチャネルに最低の優先順位のノード優先
順位番号を一定時間、多重し伝送路に送出し、各ノード
のノード優先順位比較部においては、ノード優先順位番
号の比較に応じて、新たなクロックマスタノードを決定
するものである。
【0014】この発明に係るリング型ネットワークシス
テムは、ノードにクロック同期装置からのクロック入力
機構を設け、ネットワーク管理装置は、この外部からの
クロックが正常な場合には、そのクロック入力機構が設
けられたノードのノード優先順位を高くするものであ
る。
【0015】この発明に係るリング型ネットワークシス
テムのフレーム伝送方法は、基準に応じたSTM−1フ
レーム数を1マルチフレームとし、VC−4フレームの
パスオーバヘッドの第1のユーザチャネルにSTM−1
フレーム数に応じたフレーム番号を多重可能な時分割多
重フレームとし、マスタノードは、時分割多重フレーム
を生成し、自ノードに接続された端末回線インタフェー
スのデータを、VC−4フレームのデータ部に直接多重
すると共に、それぞれのVC−4フレームのパスオーバ
ヘッドの第1のユーザチャネルにそのSTM−1フレー
ム数に応じたフレーム番号を多重し伝送路に送出して、
スレーブノードは、時分割多重フレームを受信し、第1
のユーザチャネルに多重されたフレーム番号に応じてV
C−4フレームのデータ部に多重されたデータを受信処
理するものである。
【0016】この発明に係るリング型ネットワークシス
テムのフレーム伝送方法は、VC−4フレームのパスオ
ーバヘッドの第2のユーザチャネルにノード優先順位番
号を多重可能な時分割多重フレームとし、各ノードのう
ちの1個のノードから第2のユーザチャネルにそのノー
ドのノード優先順位番号を多重して伝送路に送出された
場合に、そのVC−4フレームを受信しその第2のユー
ザチャネルからノード優先順位番号を抽出して、予め設
定されたノード優先順位番号と比較し、優先順位の高い
方のノード優先順位番号を第2のユーザチャネルに多重
して伝送路に送出し、ノード優先順位番号の比較の結
果、複数回同一である場合にその自ノードをクロックマ
スタノードとし、その他のノードをクロックスレーブノ
ードとするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるリ
ング型ネットワークシステムを示すブロック構成図であ
り、図において、10はマスタノード、11,12はス
レーブノードであり、これらはリング型光ネットワーク
伝送路(伝送路)1で結ばれている。20はマスタノー
ド10およびスレーブノード12に設けられたITU−
TG−703等の基準に応じた端末回線I/F(端末回
線インタフェース)、21は回線伝送路、22はTDM
である。また、30,31はマスタノード10およびス
レーブノード11,12におけるZ5バイト生成部およ
びZ5バイト受信部を示している。
【0018】図2はこの発明の実施の形態1によるリン
グ内のデータ伝送に用いられるフレームを示す概念図で
あり、この図2全体でSTM−1フレームを示し、この
STM−1フレームには端末回線I/F20からのデー
タを直接多重可能な1個のVC−4フレームが設けられ
ている。また、STM−1フレームは、270バイト×
9行のタイムスロットから成り、ITU−TG−703
の基準の場合は、6フレームを1マルチフレームとして
いる。SOHは9バイト×9行のタイムスロットから成
るセクションオーバヘッドであり、同期および制御等の
ための固定した値が設定されるチャネルである。また、
POHは1バイト×9行のタイムスロットから成るパス
オーバヘッドであり、ユーザが自由に利用できるユーザ
チャネルを有する。この実施の形態1では、そのパスオ
ーバヘッドのユーザチャネルのZ5バイト(第1のユー
ザチャネル)に基準に応じたフレーム番号を設定するも
のである。例えば、ITU−TG−703の基準の場合
は、6フレームを1マルチフレームとしているので、各
STM−1フレームのVC−4フレームのZ5バイトに
は、VC−4フレーム順に0〜5のフレーム番号を設定
する。
【0019】図3はこの発明の実施の形態1による各ノ
ードの詳細を示すブロック構成図であり、図において、
50はノードに受信されたデータのSTM−1フレーム
の同期を取るSTM−1フレーム同期検出部、51はS
OHの解析を行うSOH終端部、52はPOHの解析を
行うPOH終端部、53はPOHのZ5バイトからフレ
ーム番号を抽出するマルチフレーム同期検出部である。
54,55は抽出されたフレーム番号に応じて、受信処
理を行う遅延補正フレームパルス/マルチフレームパル
ス生成部および多重分離メモリ部である。56,57は
端末回線インタフェースであり、図1の端末回線I/F
20に相当するものである。また、58はPOHのZ5
バイトにフレーム番号を挿入するマルチフレーム同期パ
タン挿入部、59はPOHの生成を行うPOH生成部、
60はSOHの付加を行うSOH付加部、61はSTM
−1フレームを送信するSTM−1フレーム同期パタン
付加部である。なお、POH生成部59、SOH付加部
60、およびSTM−1フレーム同期パタン付加部61
により、フレーム生成部を構成する。
【0020】次に動作について説明する。図1におい
て、TDM22により時分割多重されたディジタルデー
タは、回線伝送路21を通り端末回線I/F20で終端
される。例えば、端末回線I/F20にITU−TG−
703に対応した1.544Mbpsのデータが受信さ
れる場合、6フレーム毎に8ビットの各データのLSB
が信号用ビットとして割り当てられているために6フレ
ームで1マルチフレームとしなければならない。マスタ
ノード10は、図2に示したフレームを生成すると共
に、端末回線I/F20に受信された時分割多重された
ディジタルデータをVC−4フレームに多重して、さら
に、自らのタイミングで0〜5のフレーム番号をZ5バ
イト生成部30により生成し、VC−4フレーム順にP
OHのZ5バイトにフレーム番号を挿入する。そして、
マスタノード10からリング型光ネットワーク伝送路1
を介してフレームをスレーブノード11に転送する。端
末回線I/F20の無いスレーブノード11では、Z5
バイトからフレーム番号を抽出し、そのフレーム番号を
自ノードのマルチフレーム番号とし、ある一定期間蓄積
後、その受信されたフレームを次ノードに転送する。さ
らに、端末回線I/F20のあるスレーブノード12で
は、Z5バイトからフレーム番号を抽出し、その抽出さ
れたフレーム番号に応じて上記VC−4フレームのデー
タ部に多重されたデータを受信処理し、端末回線I/F
20から回線伝送路21を介してTDM22に送信す
る。
【0021】図3はそれらマスタノード10およびスレ
ーブノード12の詳細な構成を示すものであり、ノード
に受信されたデータはSTM−1フレーム同期検出部5
0によりSTM−1フレームの同期を取り、SOH終端
部51でSOHの解析を行い、POH終端部52でPO
Hの解析を行う。また、マルチフレーム同期検出部53
により、図2に示したPOHのZ5バイトからフレーム
番号を抽出し、抽出したフレーム番号に応じて遅延補正
フレームパルス/マルチフレームパルス生成部54およ
び多重分離メモリ部55にて受信処理を行う。さらに、
マルチフレーム同期パタン挿入部58および遅延補正フ
レームパルス/マルチフレームパルス生成部54により
送信タイミングを生成し、POH生成部59によってフ
レーム番号をZ5バイトに挿入し、SOH付加部60お
よびSTM−1フレーム同期パタン付加部61を経由
し、フレームが送信される。ここで、マスタノード10
の場合は、マルチフレーム同期パタン挿入部58におい
て同期パタン生成が自ノードタイミングにより生成さ
れ、スレーブノードの場合は、マルチフレーム同期検出
部53で受信パタンにより生成される。このようにし
て、全ノードが同一のパタンによりマルチフレーム同期
が取れる。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、64kbpsを一気に155.52Mbpsに多重
することができ、そのためLSIの回路構成を簡素化す
ることができると共に、64kbpsの信号を直接にV
C−4フレームに多重する構成でも、既存端末で用いら
れていた各種マルチフレームに対応することが可能とな
り、変換装置など必要とせず簡単に端末と接続すること
ができる。尚、上記実施の形態1では、ITU−TG−
703の基準を対象として説明したために6フレームを
1マルチフレームとしたが、他の基準を対象にする場合
は、その基準に応じたフレーム数を1マルチフレームと
すれば良く、任意のフレーム数に対応可能である。
【0023】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるリング型ネットワークシステムを示すブロッ
ク構成図であり、図において、32はVC−4フレーム
のPOHのZ4バイト(第2のユーザチャネル)に設定
されたノード優先順位番号とノード優先順位設定部によ
り設定されたノード優先順位番号とを比較するZ4バイ
ト受信比較部である。その他の構成は、図1と同一なの
でその重複する説明を省略する。
【0024】図5はこの発明の実施の形態2による各ノ
ードの詳細を示すブロック構成図であり、図において、
62は受信したVC−4フレームのZ4バイトからノー
ド優先順位番号を抽出するZ4バイト抽出部(ノード優
先順位抽出部)、63は自ノードのノード優先順位番号
を設定するノード優先順位設定部、64は抽出されたノ
ード優先順位番号と設定されたノード優先順位番号とを
比較するZ4バイト比較部(ノード優先順位比較部)、
65はクロック選択部、66はクロック生成部である。
その他の構成は、図3と同一なのでその重複する説明を
省略する。
【0025】次に動作について説明する。図4におい
て、TDM22により時分割多重されたディジタルデー
タは、回線伝送路21を通り端末回線I/F20で終端
される。各ノード10〜12は立ち上げ時は全てクロッ
クマスタノードであるとする。マスタノード10は自ら
のタイミングで0〜255のノード優先順位番号をPO
HのZ4バイトに多重する。ここで、ノード優先順位番
号は、小さい方が優先順位が高いものとする。各ノード
においては隣接するノードから受信したZ4バイトのノ
ード優先順位番号と予めノード優先順位設定部63によ
り設定された自ノードのノード優先順位番号とを比較す
る。
【0026】その比較手順の詳細を図5を参照しながら
説明する。まず、Z4バイト抽出部62において、PO
HのZ4バイトからノード優先順位番号を抽出し、その
抽出されたノード優先順位番号とノード優先順位設定部
63において予め設定されたノード優先順位番号とをZ
4バイト比較部64において比較し、Z4バイトから抽
出したノード優先順位番号の方が大きい場合は、ノード
優先順位設定部63により設定されたノード優先順位番
号をPOH生成部59においてZ4バイトに多重し、ノ
ード優先順位設定部63で設定されたノード優先順位番
号よりも抽出したノード優先順位番号の方が小さいか等
しい場合は、抽出したノード優先順位番号をPOH生成
部59において多重し、次ノードに送信する。その後、
ノード優先順位設定部63により設定されたノード優先
順位番号と抽出したノード優先順位番号とが同じ値であ
ることが複数回続けばそのノードをクロックマスタノー
ドとし、クロック選択部65によりクロック生成部66
のクロックを使用し、その他のノードはスレーブノード
とし、STM−1フレーム同期検出部50が抽出した受
信クロックを使用する。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、従来技術ではクロックマスタノードとなるノードを
予め固定的に設定しておく必要があったが、予めノード
優先順位設定部63により設定されたノード優先順位番
号に応じて、クロックマスタノードをどのノードにする
か設定することができる。
【0028】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3によるリング型ネットワークシステムを示すブロッ
ク構成図であり、図において、35はZ4/Z5バイト
受信部であり、図3に示したマルチフレーム同期検出部
53、遅延補正フレームパルス/マルチフレームパルス
生成部54、およびマルチフレーム同期パタン挿入部5
8と、図5に示したZ4バイト抽出部62、ノード優先
順位設定部63、およびZ4バイト比較部64を合わせ
た機能を持つものであり、実施の形態1と実施の形態2
の両機能を有するものである。従って、Z4バイトを評
価して得られるクロックマスタノードとなったノードが
マルチフレームノードとして動作するものである。その
他の構成は、図1または図4と同一なのでその重複する
説明を省略する。
【0029】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、実施の形態1と実施の形態2の両機能を有すること
により、クロックマスタ機能とマルチフレームマスタ機
能を自動的にまた同時期に決定することができ、マルチ
フレームマスタノードの決定を意識する必要がないの
で、管理の省力化が図れる。
【0030】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4によるリング型ネットワークシステムを示すブロッ
ク構成図であり、図はリングネットワークの部分のみを
示すものであり、図において、36は受信されるVC−
4フレームと送信するVC−4フレームとの位相差を最
小にする遅延補正バッファを有するZ5バイト転送部で
ある。
【0031】次に動作について説明する。実施の形態2
と同等の機能により、決定した1つのマスタノード以外
の全てのクロックスレーブノードでは、マルチフレーム
でもスレーブノードとなり、スレーブノードでは、Z5
バイト転送部36内の遅延補正バッファを有し、受信す
るVC−4フレームと送信するVC−4フレームとの位
相差を最小にするように制御することにより、ノード中
継時間の遅延時間を最短とすることができる。
【0032】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、遅延補正バッファを有するZ5バイト転送部36に
より、受信するVC−4フレームと送信するVC−4フ
レームとの位相差を最小にするように制御でき、ノード
内の転送遅延時間を短くすることができる。
【0033】実施の形態5.図8はこの発明の実施の形
態5によるリング型ネットワークシステムを示すブロッ
ク構成図であり、この図8は実施の形態2で説明した図
4において、各ノードのノード優先順位番号を設定する
管理装置(ネットワーク管理装置)40を備えたもので
ある。また、図9はこの発明の実施の形態5による各ノ
ードの詳細を示すブロック構成図であり、この図9は実
施の形態2で説明した図5において、ノード優先順位設
定部63に該当する構成を変更したものであり、図にお
いて、41はノード優先順位番号が設定されるレジスタ
部、42はCPUバス、43は管理装置40の操作に応
じてレジスタ部41にソフトウェアによりノード優先順
位番号を設定可能なCPU装置(ノード内管理プロセッ
サ部)である。
【0034】次に動作について説明する。管理装置40
は、管理装置40の接続されているCPU装置43とデ
ータ交換し、CPUバス42を通してノード内のレジス
タ部41に、図5のノード優先順位設定部63と同等の
機能となるように設定を行うことができる。また、管理
装置40は、CPU装置43間通信を使用して他ノード
のレジスタ部41を変更することも可能であり、結果と
して管理装置40が全てのノードのノード優先順位番号
を設定することができる。
【0035】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、管理装置40において、全てのノード優先順位番号
を一カ所で設定でき、設定変更により一カ所からクロッ
クマスタノードを変更でき、メンテナンス性を良くする
ことができる。
【0036】実施の形態6.図10はこの発明の実施の
形態6によるリング型ネットワークシステムを示すブロ
ック構成図であり、図において、2はバックアップ用伝
送路である。この実施の形態6は、クロックマスタノー
ドに故障が発生した場合に、新たなクロックマスタノー
ドを決定し、バックアップ用伝送路2を用いて復旧する
ものである。
【0037】次に動作について説明する。図10に示す
ように、クロックマスタノード10において故障が発生
した場合に、隣のクロックスレーブノード11がクロッ
クマスタノード10から伝送されたフレームの異常から
そのクロックマスタノード10の故障を検出する。故障
を検出したクロックスレーブノード11では、バックア
ップ用伝送路2を用いて、他のクロックスレーブノード
11に対して一定時間障害を伝え、その期間全ノード1
1はクロックマスタノードとなり、電源立ち上げ時と同
等の状態となる。さらに、故障を検出したクロックスレ
ーブノード11では、自らのタイミングで最大値である
255のノード優先順位番号を、即ち、最低の優先順位
のノード優先順位番号をPOHのZ4バイトに多重し、
他の全ノード11に一定時間、即ち、故障を検出したク
ロックスレーブノード11を起点として少なくとも2回
転送信する。他の全ノード11では、図5に示した、立
ち上げ時と同様に、ノード優先順位設定部63により設
定された自ノードのノード優先順位番号とZ4バイト抽
出部62によりZ4バイトから抽出されたノード優先順
位番号との比較に応じて、上記故障したクロックマスタ
ノード10以外の新たなクロックマスタノードを決定す
る。
【0038】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、クロックマスタノード10で故障が発生しても、新
たなクロックマスタノードを決定し、バックアップ用伝
送路2を用いて復旧することができる。
【0039】実施の形態7.この発明の実施の形態7
は、各ノードに内部クロックを設けると共に、あるノー
ドには外部クロック(クロック同期装置)からのクロッ
ク入力機構を設けた場合に、図8および図9に示したよ
うな、管理装置40では、この外部クロックが正常な場
合には、そのクロック入力機構が設けられたノードのノ
ード優先順位を高くするように、外部クロックが異常な
場合には、内部クロックを選択するようにしたものであ
る。
【0040】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、外部クロックが正常な場合には、その外部クロック
を有するノードがクロックマスタノードに決定されるよ
うにしたので、より精度の高いクロックを有するクロッ
クマスタノードを決定できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、64
kbpsを一気に155.52Mbpsに多重すること
ができ、そのためLSIの回路構成を簡素化することが
できると共に、64kbpsの信号を直接にVC−4フ
レームに多重する構成でも、既存端末で用いられていた
各種マルチフレームに対応することが可能となり、変換
装置など必要とせず簡単に端末と接続することができる
効果が得られる。
【0042】この発明によれば、予めノード優先順位設
定部により設定されたノード優先順位番号に応じて、ク
ロックマスタノードをどのノードにするか設定すること
ができる効果が得られる。
【0043】この発明によれば、クロックマスタ機能と
マルチフレームマスタ機能を自動的にまた同時期に決定
することができ、マルチフレームマスタノードの決定を
意識する必要がないので、管理の省力化が図れる効果が
得られる。
【0044】この発明によれば、受信するVC−4フレ
ームと送信するVC−4フレームとの位相差を最小にす
るように制御でき、ノード内の転送遅延時間を短くする
ことができる効果が得られる。
【0045】この発明によれば、全てのノード優先順位
を一カ所で設定でき、設定変更により一カ所からクロッ
クマスタノードを変更でき、メンテナンス性を良くする
ことができる効果が得られる。
【0046】この発明によれば、クロックマスタノード
で故障が発生しても、新たなクロックマスタノードを決
定し、バックアップ用伝送路を用いて復旧することがで
きる効果が得られる。
【0047】この発明によれば、その外部クロックを有
するノードが優先的にクロックマスタノードに決定され
るようにしたので、より精度の高いクロックを有するク
ロックマスタノードを決定できる効果が得られる。
【0048】この発明によれば、64kbpsを一気に
155.52Mbpsに多重することができ、そのため
LSIの回路構成を簡素化することができると共に、6
4kbpsの信号を直接にVC−4フレームに多重する
構成でも、既存端末で用いられていた各種マルチフレー
ムに対応することが可能となり、変換装置など必要とせ
ず簡単に端末と接続することができる効果が得られる。
【0049】この発明によれば、予めノード優先順位設
定部により設定されたノード優先順位番号に応じて、ク
ロックマスタノードをどのノードにするか設定すること
ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるリング型ネッ
トワークシステムを示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるリング内のデ
ータ伝送に用いられるフレームを示す概念図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による各ノードの詳
細を示すブロック構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるリング型ネッ
トワークシステムを示すブロック構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による各ノードの詳
細を示すブロック構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるリング型ネッ
トワークシステムを示すブロック構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるリング型ネッ
トワークシステムを示すブロック構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5によるリング型ネッ
トワークシステムを示すブロック構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による各ノードの詳
細を示すブロック構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態6によるリング型ネ
ットワークシステムを示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 リング型光ネットワーク伝送路(伝送路)、10
マスタノード、11,12 スレーブノード、20 端
末回線I/F(端末回線インタフェース)、40 管理
装置(ネットワーク管理装置)、41 レジスタ部、4
3 CPU装置(ノード内管理プロセッサ部)、59
POH生成部(フレーム生成部)、60SOH付加部
(フレーム生成部)、61 STM−1フレーム同期パ
タン付加部(フレーム生成部)、62 Z4バイト抽出
部(ノード優先順位抽出部)、63 ノード優先順位設
定部、64 Z4バイト比較部(ノード優先順位比較
部)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個のマスタノードと複数のスレーブノ
    ードとがリング状に接続され、それらノード間の伝送路
    にSDH時分割多重方式によるフレームが伝送されるリ
    ング型ネットワークシステムにおいて、端末回線インタ
    フェースのデータを、1個のVC−4フレームを有する
    STM−1フレームであり、且つ基準に応じたSTM−
    1フレーム数を1マルチフレームとしたVC−4フレー
    ムのデータ部に直接多重すると共に、それぞれのVC−
    4フレームのパスオーバヘッドの第1のユーザチャネル
    にそのSTM−1フレーム数に応じたフレーム番号を多
    重し、上記伝送路に送出するマスタノードと、上記伝送
    路を介して上記マスタノードから送出されたフレームを
    受信し、上記VC−4フレームのパスオーバヘッドの第
    1のユーザチャネルに多重されたフレーム番号を抽出し
    て、その抽出されたフレーム番号に応じて上記VC−4
    フレームのデータ部に多重されたデータを受信処理する
    スレーブノードとを備えたことを特徴とするリング型ネ
    ットワークシステム。
  2. 【請求項2】 1個のマスタノードと複数のスレーブノ
    ードとがリング状に接続され、それらノード間の伝送路
    にSDH時分割多重方式によるフレームが伝送されるリ
    ング型ネットワークシステムにおいて、上記各ノードに
    は、自ノードのノード優先順位番号を設定するノード優
    先順位設定部と、1個のVC−4フレームを有するST
    M−1フレームであり、そのVC−4フレームのデータ
    部に端末回線インタフェースのデータを直接多重すると
    共に、そのVC−4フレームのパスオーバヘッドの第2
    のユーザチャネルに上記ノード優先順位設定部により設
    定されたノード優先順位番号を多重し、上記伝送路に送
    出するフレーム生成部と、上記各ノードのうちの1個の
    ノードのフレーム生成部からVC−4フレームのパスオ
    ーバヘッドの第2のユーザチャネルにそのノードのノー
    ド優先順位番号を多重して上記伝送路に送出された場合
    に、そのフレームを受信しその第2のユーザチャネルか
    らノード優先順位番号を抽出するノード優先順位抽出部
    と、上記ノード優先順位設定部により設定された自ノー
    ドのノード優先順位番号と上記ノード優先順位抽出部に
    より第2のユーザチャネルから抽出されたノード優先順
    位番号とを比較し、優先順位の高い方のノード優先順位
    番号を上記VC−4フレームのパスオーバヘッドの第2
    のユーザチャネルに多重するように上記フレーム生成部
    に指令し、ノード優先順位番号の比較の結果、複数回同
    一である場合にその自ノードをクロックマスタノードと
    し、その他のノードをクロックスレーブノードと指令す
    るノード優先順位比較部とを備えたことを特徴とするリ
    ング型ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 各ノードには、自ノードのノード優先順
    位番号を設定するノード優先順位設定部と、1個のVC
    −4フレームを有するSTM−1フレームであり、且つ
    基準に応じたSTM−1フレーム数を1マルチフレーム
    としたVC−4フレームのデータ部に端末回線インタフ
    ェースのデータを直接多重すると共に、VC−4フレー
    ムのパスオーバヘッドの第2のユーザチャネルに上記ノ
    ード優先順位設定部により設定されたノード優先順位番
    号を多重し、伝送路に送出するフレーム生成部と、上記
    各ノードのうちの1個のノードのフレーム生成部からV
    C−4フレームのパスオーバヘッドの第2のユーザチャ
    ネルにそのノードのノード優先順位番号を多重して上記
    伝送路に送出された場合に、そのフレームを受信しその
    第2のユーザチャネルからノード優先順位番号を抽出す
    るノード優先順位抽出部と、上記ノード優先順位設定部
    により設定された自ノードのノード優先順位番号と上記
    ノード優先順位抽出部により第2のユーザチャネルから
    抽出されたノード優先順位番号とを比較し、優先順位の
    高い方のノード優先順位番号を上記VC−4フレームの
    パスオーバヘッドの第2のユーザチャネルに多重するよ
    うに上記フレーム生成部に指令し、ノード優先順位番号
    の比較の結果、複数回同一である場合にその自ノードを
    クロックマスタノードとし、その他のノードをクロック
    スレーブノードと指令するノード優先順位比較部とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載のリング型ネットワ
    ークシステム。
  4. 【請求項4】 スレーブノードに、受信されるVC−4
    フレームと送信するVC−4フレームとの位相差を最小
    にする遅延補正バッファを備えたことを特徴とする請求
    項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のリング型
    ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 ノード優先順位設定部は、各ノードのノ
    ード優先順位を設定するネットワーク管理装置と、その
    ネットワーク管理装置の操作に応じて各ノードに設けら
    れたレジスタ部にソフトウェアによりノード優先順位を
    設定可能なノード内管理プロセッサ部とを備えたことを
    特徴とする請求項2から請求項4のうちのいずれか1項
    記載のリング型ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 バックアップ用伝送路を有し、クロック
    マスタノードから伝送されたフレームに応じてクロック
    スレーブノードがそのクロックマスタノードの故障を検
    出した場合に、そのクロックスレーブノードのフレーム
    生成部によりVC−4フレームのパスオーバヘッドの第
    2のユーザチャネルに最低の優先順位のノード優先順位
    番号を一定時間多重し、伝送路に送出し、各ノードのノ
    ード優先順位比較部においては、ノード優先順位設定部
    により設定された自ノードのノード優先順位番号とノー
    ド優先順位抽出部により第2のユーザチャネルから抽出
    されたノード優先順位番号との比較に応じて、上記故障
    したクロックマスタノード以外の新たなクロックマスタ
    ノードを決定することを特徴とする請求項2から請求項
    5のうちのいずれか1項記載のリング型ネットワークシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 ノードにクロック同期装置からのクロッ
    ク入力機構を設け、ネットワーク管理装置は、この外部
    からのクロックが正常な場合には、そのクロック入力機
    構が設けられたノードのノード優先順位を高くすること
    を特徴とする請求項5記載のリング型ネットワークシス
    テム。
  8. 【請求項8】 1個のマスタノードと複数のスレーブノ
    ードとがリング状に接続され、それらノード間の伝送路
    にSDH時分割多重方式によるフレームが伝送されるリ
    ング型ネットワークシステムのフレーム伝送方法におい
    て、上記リング内のデータ伝送に用いられるフレーム
    は、1個のVC−4フレームを有するSTM−1フレー
    ムであり、且つ基準に応じたSTM−1フレーム数を1
    マルチフレームとし、そのVC−4フレームのパスオー
    バヘッドの第1のユーザチャネルにそのSTM−1フレ
    ーム数に応じたフレーム番号を多重可能な時分割多重フ
    レームとし、上記マスタノードは、上記時分割多重フレ
    ームを生成し、自ノードに接続された端末回線インタフ
    ェースのデータを、上記基準に応じたSTM−1フレー
    ム数に対応したVC−4フレームのデータ部に直接多重
    すると共に、それぞれのVC−4フレームのパスオーバ
    ヘッドの第1のユーザチャネルにそのSTM−1フレー
    ム数に応じたフレーム番号を多重し、上記伝送路に送出
    して、上記スレーブノードは、上記伝送路を介して上記
    マスタノードから送出された時分割多重フレームを受信
    し、上記VC−4フレームのパスオーバヘッドの第1の
    ユーザチャネルに多重されたフレーム番号を抽出して、
    その抽出されたフレーム番号に応じて上記VC−4フレ
    ームのデータ部に多重されたデータを受信処理すること
    を特徴とするリング型ネットワークシステムのフレーム
    伝送方法。
  9. 【請求項9】 1個のマスタノードと複数のスレーブノ
    ードとがリング状に接続され、それらノード間の伝送路
    にSDH時分割多重方式によるフレームが伝送されるリ
    ング型ネットワークシステムのフレーム伝送方法におい
    て、上記リング内のデータ伝送に用いられるフレーム
    は、1個のVC−4フレームを有するSTM−1フレー
    ムであり、そのVC−4フレームのパスオーバヘッドの
    第2のユーザチャネルにノード優先順位番号を多重可能
    な時分割多重フレームとし、各ノード毎に予めノード優
    先順位番号が設定され、電源立ち上げ時に各ノードは、
    自ノード内のクロックで動作し、上記各ノードのうちの
    1個のノードからVC−4フレームのパスオーバヘッド
    の第2のユーザチャネルにそのノードのノード優先順位
    番号を多重して上記伝送路に送出された場合に、そのV
    C−4フレームを受信しその第2のユーザチャネルから
    ノード優先順位番号を抽出して、上記予め設定されたノ
    ード優先順位番号と比較し、優先順位の高い方のノード
    優先順位番号を上記VC−4フレームのパスオーバヘッ
    ドの第2のユーザチャネルに多重して上記伝送路に送出
    し、ノード優先順位番号の比較の結果、複数回同一であ
    る場合にその自ノードをクロックマスタノードとし、そ
    の他のノードをクロックスレーブノードとすることを特
    徴とするリング型ネットワークシステムのフレーム伝送
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628674B1 (en) 1999-02-17 2003-09-30 Fujitsu Limited Apparatus depending on timing source for synchronization
JP2015126331A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 Necプラットフォームズ株式会社 通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム
JP2018141714A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 日本電信電話株式会社 時刻同期システムおよび時刻同期方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628674B1 (en) 1999-02-17 2003-09-30 Fujitsu Limited Apparatus depending on timing source for synchronization
JP2015126331A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 Necプラットフォームズ株式会社 通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム
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